■独りになりたい時は高い山に行きます
人一倍仲間と共にさまざまな行動をするのが好きな割に、独りに
なりたい、と思う時もあります。そんな時には1泊か2泊で山に
行きます。最初は単独行はつまらないし、何かあった時に怖い、とい
うイメージだったのですが、これがなかなか良いことだとわかりました。
自己責任で何でもやらなければならないし、ぽつんと独りで居る時には
自身を冷静に見つめることができます。それに大自然と対峙する自分の
何ともちっぽけな存在に気が付く時、日常生活のこまごまとした現実
など、すべてを忘れた開放感に浸れる時間の流れに身を任すことができ
ます。それでいて、途中の道すがら会う人たちとあいさつしたり、山小
屋で初めて会った人と語らう時の楽しみもあります。
写真でもわかる通り「カッパ」を着る時が多いのです。どうやら雨男のようです。