きょうの気になるワードのページ
きょうの気になるワード(ちゅうさん流の解釈)
新聞・テレビ・週刊誌・どこかの掲示板・電車の中吊りなど、オヤッと思ったワードや
フレーズをヒントに、筆者の体験や気づいたことを加えて毎日コメントしています。
2008年4月21日から書き続けています。
2015年6月以前は、文末でLINKしています。
2015.12.31
『甘酒』
正月に味わってみようと思って甘酒をつくって見た。酒粕でつくるものではなく、麹を使う作り方だ。
田舎で、冬になるとばあちゃんが、炭火の掘りこたつでつくっていたのを覚えている。めったに無い甘い
ごちそうなので、出来上がりが楽しみだった。米1.5合をお粥炊きにする。60度まで冷まして麹を
入れる。麹はスーパーなどで200グラム入りを買って来る。麹をお粥に混ぜ、炊飯器のふたを開け、ふき
んをかけて保温モードで待つこと10時間、独特の香りを放ち、お粥のでんぷんが糖に変わって、甘く
なっている。お湯で薄めて飲むとぶどう糖とミネラル分が豊富な健康飲料となる。この甘酒を活用して
、大根のべったら漬けを漬けるつもりだ。
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2015.12.30
『今年の消費者問題』
国民生活センターがまとめた今年の消費者問題10大ニュースが発表された。その中に3つ詐欺事件の多発が
挙げられた。ますます巧妙化する詐欺の手口に、警察や消費生活センタの努力の先を行く手口が考えられる。
犯人たちがこういった手口に費やす知恵をもっと社会の役にたつことに使ってくれたら、と思う。相も変わらず、
高齢者たちがひかっかる。年末には1回め2千万円、2回め8千万円を見ずしらずの人に手渡し、計1億円を
だまし取られてから気が付く、という結末だ。被害に遭った方には気の毒だが、よくもそんな大金を持っている
もんだ、という驚きのほうが大きい。マイナンバー詐欺や公的機関を語る詐欺、だまされないよう、細心の
危機管理意識を持っていなければならない。
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2015.12.29
『酒粕』
この時期、新酒とともに、できたての酒粕が手に入る。アルコールを含むので、冷蔵庫での保存がしやすい。
コクやうま味を引き出す逸材とも言われる。魚介みそ鍋に途中で入れると濃厚な味になるという。ギョーザの
皮に包んでト―スターで焼いて塩とオリーブオイルをかけるとビールのつまみにいいという。知ったかぶりの
レシピを書いたが、受け売り!。早速搾りたての酒粕を手に入れてレシピを試してみよう。
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2015.12.28
『有馬記念』
27日は競馬の祭典、有馬記念レースが開催された。午後3時50分ゲートが開いた。2分30秒あまりの
レースを制したのは8番人気のゴールドシアター、1番人気のゴールドシップは8番手という結果だった。
今年の有馬記念レースは、1週間ほど前からテレビでお馴染みの人気のタレントを使ったコマーシャルを
新聞の一面広告で展開していた。今まで競馬の広告が新聞に出ていたかなあ、と思って眺めていた。競馬が
単なる金儲けのためのギャンブルではないことをPRしていたが、金がかかるから面白いはずなのに。
筆者は競馬などのギャンブルは全くだめ。この年末、ジャンボ宝くじで夢を見るだけだ。
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2015.12.27
『クリスマス翌日の満月』
12月25日、クリスマスの日は満月だった。珍しい巡り合わせらしい。たまたま、NHKの番組で日本の
宇宙開発が民間でも考えられるようになり、ベンチャー企業が月にロボットを着陸させ、地球からコント
ロールしてロボットに仕事をさせて、月の成分を調べる、というのをやっていた。それを見た翌日(26日)
の朝6時40分頃、、ウォーキングの途中美しい光景を目にした。西の空に満月が沈んで行く。雲の切れ目から
満月が顔を出し、西に沈むと同時に朝日が東の空から顔を出した。この日、この時間しか見られない景色に
感動。早起きは三文の得、の諺を想い出した
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2015.12.26
『大学入試の改革』
今の大学入試の有り方に、将来の日本を担う人材育成の観点から危機感を抱く声が多い中、その改革の議論が
されている。12月21日、文部科学省の改革会議が中間報告をした。総論的には、暗記主義の試験から
受験者の思考力、想像力、論理展開力などを見極めよう、そして2019年の実施まで段階移行する、というものだ。
学生の暗記力よりも物事を組み立てて行く思考力や知恵を見極めようというのは歓迎すべきことだ。しかし、
択一式でやったことによるコンピュータでの採点ができなくなることで、評価の裁量が採点官に依存されること、
、採点に時間がかかることなど、多くの問題が残る。予備校などでも、今までのビジネスが通じなくなる
ことで、対応が急がれている。何より、受験生が何をよりどころにするかで迷ってしまう。改革をしなければな
らないのはわかるが、各論の議論がこれから重要になる。
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2015.12.25
『駅伝男女優勝』
12月20日、京都の都大路を男女の高校生が駆け抜けた。全国高校駅伝大会が開催され、午前女子の部、午後
男子の部が行われた。男子強豪の世羅高校は女子の部でも出場、何とダークホースの世羅高校が優勝した。
午後の男子の部は多分、プレッシャーだったろう。しかし、この重圧を跳ね除けて男子も優勝した。広島県
世羅町は人口1万7千人の町だそうだが、すごいことだ。監督の岩本さんは50歳、この高校のOBだそうだ。
母校の陸上強化のために招聘されて11年、男女同時優勝は22年ぶりだそうだ。しかし、同じ監督で
男女とも優勝は初めての出来事だという。すごいことだ。
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2015.12.24
『CLT工法』
今、木の建築物が脚光を浴びている。木造と言えば火災の危険性があるし、強度の関係から高層の建物には
向かないとされて来た。しかし、一昨日決まった新国立競技場のような木造建築の新しい工法が開発されて
いる。日本の山は木が多いが、活用されないために山が荒れ放題という話を聞く。活用が広がって行けば林業の
活性化にもなる。CLTとは、Cross(交差する)、Laminated(張り合せる)、Timber(木材)の意味で、1本の木
ではなく、貼り合わせた集成材のことだ。コンクリートよりも人に優しい木のぬくもりで、これからの建物が変わっ
て行くことだろう。
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2015.12.23
『ノームコア』
また新しい用語が出て来た。造語で『ノームコア』。訳はあとにして、イメージで行くと、アップル社の
ジョブ・スティーブ氏が新製品のプレゼンテーションをする時にモノトーンの衣服を身に着けている。黒っぽい
ハイネックのシャツに、黒っぽいパンツ、色合いやデザインに派手さは全く無い。このイメージが「ノームコア」
だそうだ。ファッショ界が作り出したトレンドだ。“ノーマル”+“ハードコア”の造語だそうだ。いたって
シンプルなファッションがもて出した。ニューヨーク発らしい。世の中今やスローライフといわれるくらい、
派手さやきらびやかさが流行らず、シンプルな生き方が注目される。ファッションの世界もそれを目指しているの
だろう。筆者は5年前から黒やグレー系のファッションをしているのだが、ノームコアの先端を行っていたのかも
しれない。
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2015.12.22
『冬至』
今日は冬至、立冬・小雪・大雪と来て、冬至だ。太陽の位置が一番低い。従って、冬至の影は一番長い。
この日、東京の日中の時間は9時間45分だ。冬至から先は毎日少しずつ日が長くなる。冬至と言えば
柚子湯に南瓜・小豆粥。南瓜を食べると、脳卒中(中風)や風邪にならないとか金運が上がると言われて
いるそうだ。「南瓜=なん金」「冬至=湯治」等、語呂合わせも良い。柚子湯に入ると身体がポカポカ
になる。近所のスーパー銭湯では柚子がいっぱい湯船をプカプカしている。わが家では庭の柚子をもいで、
すぐ入れる。香りがたまらない。
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2015.12.21
『門松』
ホームセンターに行くと、新年用品がいっぱい売ってある。大きなところだと、門松なんかも売っている。
門松は、松に精霊が宿ることから新年の飾りを松と御幣で行うそうだ。加えて代々栄えるように橙、
長寿になるように海老、お金持ちになるように黄金の藁、などいろいろその昔、知恵を重ねて今の形が
あるらしい。
わが家の門松
はここ20数年自作の門松。今日から作り始めた。まず藁で菰をつくる。根元に巻きつけるために
長さ1.5メートルほどの菰が必要だ。今年は何と、藁は息子のところからもらって来た。息子が田圃づくり
の会に入っていて、今年は100キロのお米が収穫できたそうだ。まさか農家でも無い息子から藁をもらう
なんて考えても居なかった。門松の完成予定は12月26日(友引)、28日には玄関先に鎮座する。
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2015.12.20
『クリスマスパーティー』
趣味のスクエアダンスクラブ、今年で17周年に
なる。毎年このシーズンには例会でクリスマスパーティーを開く。昨夜のパーティーはポットラック方式
(会員がそれぞれ料理や食べ物を持ち込む)で実施。始まる前にみんなでモールや電飾を思い思いに飾り、
パーティーが始まる。コスチュームはクリスマスバージョンで華やか。サンタの衣装も居る。40人のパーティーは熱気むんむん。
気心知れた仲間のパーティーは心から楽しめる。
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2015.12.19
『クリスマスプレゼント』
家族・友人・恋人などにクリスマスプレゼントを考えている人も多いかと思う。先日のテレビで、
もらうとしたら何が良い?という答えに、若い人たちは“お金”と答えている人が4割も居た。いやはや、
プレゼントもここまで来たら、楽しみは無い。プレゼントというのは、相手が何を欲しがっているのか、
何を贈ったら喜んでくれるかを想像しながら買ったり手作りしたり、相手にサプライズを提供してその意味があるものと
解釈するのは筆者だけだろうか?お金を包んでプレゼント、確かにお金をもらったら誰でも喜ぶだろう。
ところが、お金はもらって嬉しいだけで、相手の心に対する喜びは半減だ。プレゼントをするのに、相手
に対して“何が良い?”と聞く人が居る。相手が本当に喜ぶものを贈ろうという配慮だろうが、これも筆者
に言わせると、送る側のドキドキ感が無いので、好きでは無い。読者の方々はどんなタイプだろう。
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2015.12.18
『JASRACの独占状態が変わる?』
JSRAC(日本音楽著作権協会)は、音楽著作権を管理する団体だ。音楽著作権というのは、音楽は芸術文化の
ひとつとして、知的財産権を持つことから、その著作権が管理されなければならない。公正なルールで音楽
が利用されるよう、JASRACが管理しているのだ。身近によくあることだが、街のレコード店からCDを購入し、流行りの曲だから、客集めの
ために使う、となれば、この音楽が商売のために使われたことになり、著作権料をJASRACに支払わなければ
ならない。個人で聴くには問題ない。買ったCDの曲をお店の中で流した、これもNG、コピーして誰かに
あげた、これもNG。そのようなことを管理するのがJASRACだ。しかし、メジャーな音楽をたくさん
出しているAVEXレーベルがJASRAC加盟から抜ける、というニュースが有った。独占状態の
JASRACは変わるのだろうか。
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2015.12.17
『今年の漢字』
今年の漢字が1文字選ばれ、毎年発表されるが、今年は発表の様子があまりニュースにならなかった。
今年の漢字は「安」が選ばれた。 毎年この発表をする
日本漢字能力検定協会は、2009年に法人内の経理の不正疑惑で
大きなニュースになったが、まだきちんとした透明性の有る報告が成されていないようだ。そういった経緯で
今年の漢字がニュースにならなかったのかどうかはわからない。2009年「新」、2010年「暑」、2011年「絆」
、2012年「金」、2013年「輪」、2014年「税」と選ばれている。この発表に立ち会うのは、京都の清水寺の
管主で、毎年揮毫する。安心の安ではなく、不安の安だそうだ。来年は安心の安になって欲しいものだ。
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2015.12.16
『テーマパーク』
USJ(ユニバーサルスタジオ・ジャパン)の入場者が東京ディズニーランドの入園者を上回ったというニュース
が有った。ディズニーランドがディズニーの物語をモチーフにした展示に対し、USJはアメリカ映画の1シーン
をモチーフにした映画シーンの体験型展示、どちらもファンタジーとスリルの連続に異次元の体験ができる。
非日常型のアミューズメントパークだから、どちらも異次元の世界にどっぷり浸って楽しめるのが良い。
パークを出ると、匂い、光、雑踏、車の洪水、事件などがいっぱいある現実の世界。世界各地で起こっている
テロなど、間違っても、この平和なテーマパークで起きることなど無いことを祈りたい。
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2015.12.15
『高齢者サロン』
市内には60を超える高齢者サロンが有る。自治会単位に地域のボランティアの人たちが自主的に運営している。
概ね70代から80代、時には100才近い人も居る。地域の自治会館や公民館を活用し、お茶菓子を用意し、
三々五々集まってお楽しみ会を始める。筆者はいくつかのサロンからお招きでサロンのひと時を進める。
持物はギター、タンバリンやマラカスなどのパーカッション、ゲーム用の小道具、PA(音響装置)。
懐かしい歌をうたいながらその歌にまつわるトークを交え、参加者の想い出を重ねて行く。歌にはそれぞれの
想い出やできごとが重なる。手足を動かす軽い運動やゲームを交えて1時間のつどいが終わり、参加者も
お手伝いのボランティアも心地よい笑顔になれる。こうやって集まれるのは身体が動いて認知機能が問題なくて
自宅で暮らす人。しかし、そうでない高齢者のほうが多いのだ。
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2015.12.14
『年賀状』
7年連続で、年賀状の売り上げ枚数が減少だそうだ。代替手段のメディア普及、年賀状文化離れ、
いろいろな理由で出す人が少なくなって来た。筆者のように、かたくなに1月1日の朝届いて、近況を
知らせる、というスタイルもあれば、そういうことを必要としないスタイルも有る。憂いた日本郵便は、あの手
この手で売り上げ向上の努力をしている。スマホと連動した賀状制作で自分で印刷しなくても、ポストに出しに行か
なくても年賀状が届くサービス、年賀状にQRコードを入れて印刷し、これをスマホで見ると、音と動画が出て
来るサービス、いろいろ知恵を絞っている。小生はこれから裏面のデザイン、印刷、コメント書きをする。クリ
スマスまでには投函、が目標だ。
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2015.12.13
『今年の流行語・爆買い』
今年もさまざまな流行語が生まれたが、毎年年末に発表される流行語大賞、『爆買い』と『トリプルスリー』
に決まった。東京都内のBカメラ、売り場のワンフロアを外国人観光客目当てのフロアとした。薬、水筒、
家電、美容家電、化粧品が並び、連日多くの観光客が買い物かご一杯に買っている。このBカメラではカラオケ
の店S社と合弁で1,2階が土産もの売り場、上階がカラオケルーム、更にこの部屋には日本食のサービスを
するというから、爆買いと爆遊びがひとつの建物でできるようになる。多分流行ることだろう。
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2015.12.12
『新築より中古』
住宅の売れ行きが鈍っているが、今売れているのは新築よりも中古住宅だそうだ。きれいにリフォームすれば
見栄えも良い。が、購入者は見えないところまで考えているだろうか。確かに住宅建材の進化で壁や床は
きれいで安い材料が多い。新築と見間違えるくらいのリフォーム効果だが、幹線から引きこまれる水道やガス
のパイプ、台所から下水に流れるパイプ、壁の中の断熱材、柱の白ありなどの被害、などなど目に見えな
いところで入居後に高額な補修代が発生しないのか心配だ。購入時の割安感の裏側を心配してしまう。
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2015.12.11
『アルフレッド・アドラー』
『幸せの3要素は 自分自身が好きかどうか 良い人間関係を 持っているかどうか そして、人や社会に
貢献しているかどうかだ』、アルフレッド・アドラーの名言だ。オーストリア生まれの心理学者だが、今密かに
アドラーの心理学の本が売れているという。アドラーに限らず、人生論を説いた本が売れる、というのは、
その裏側に人生に迷える人がたくさん居る、と見ることもできる。混沌とした現代社会、人間関係の希薄化
で面と向かって思いをぶつけられる人が学校や職場や家庭に居ないことの裏返しかもしれない。
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2015.12.10
『地域創生学部』
大正大学に来年から地域創生学部が設立される。安倍内閣が推し進める地域創生にフォーカスして若い人
を育てる、というプランだ。ちょっぴり新しいキーワードに乗って学生を集めようとしているのでは?という
勘ぐりも働くが、ここは素直に大正大学の施策が、これからの地域を担う若い学生の育成をしてくれることを
期待しよう。いや?。でも地域創生というのは、外からのパワーで創生できるものではなく、その地域に地に足
をつけている人が自ら立ち上がることを誘発するものではないか。都会からの目線で地方創生、などと
言っても所詮絵に描いた餅になりそうだ。だから、大正大学の学生の集め方にも工夫をしなければならない。
やがてこの学部出身の若者が地元に帰って自治体に採用されたり、地元にNPOを立ち上げて行動できる
ような人材育成をして欲しい。
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2015.12.9
『カレンダー』
カレンダーを求める時期になった。このところ、今までもらっていた馴染みのお店から届かなくなった。
経費節減なんだろう。しかし、100均を覗くと、結構使い易いカレンダーを売っている。わが家の居間用
カレンダーは数字が大きくて、スケジュールを書き込めるスペースが大きくて、六曜が付いていて、というのが
条件、何種類かもらっても、そういう条件に合うものを活用していた。先日、100均に寄ったら、カレンダ
コーナーがあり、さまざまな種類を置いている。条件にぴったりなものが見つかって、早速買った。
空白のところには、カミさんは黒で、筆者は赤でスケジュールを書き込み、互いに、今日はどこに何時に出か
けるかがわかるようになっている。時々出かける予定を忘れていたりするが、『今日は〇があるんじゃないの?』
なんて秘書(かみさん)のチェックが入る。
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2015.12.8
『駐車場シェア』
ディズニーランドの周辺にある個人の居宅、駐車場スペースが空いているご自宅でその駐車場を
DLに遊びに来た客に提供する。駐車場代金が提供した人に入る。こういった流れが活用されて
いるという。当然個人宅で募集行為などできないからそれをマネジメントする
業者が居る。スペースが有効に活用されるなら、
貸主・利用者にとってもメリットがある。広大なDLの駐車場は、週末・平日を問わず満車状態だから、
いい仕組みだ。
ビジネスの種はいろんなところに転がっている。
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2015.12.7
『オレンジリボン』
12月1日から人権週間だ。最近、子どもたちの人権を踏みにじる事件が各地で起きている。実の親による
虐待など、信じられない事件が多い。教師や福祉施設の職員からの虐待のニュースも多い。未来を担うこどもたちの
尊い人権が傷付けられたら、後々まで深い傷として残るに違いない。大人の役割は、子どもたちが健やかに
育ち、身心逞しく生きられるように援助することにある。地域社会の縁が希薄になったことも影響している
かもしれない。人と人が繋がる地域社会から、個と個がさまざまな方向を向き、あたたかな人間関係を育めない
社会になっていることも負の要因となっていそうだ。子どもたちを育む行動をするための
オレンジリボン運動が各地で盛んに行われている。
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2015.12.6
『手帖』
そろそろ来年の手帳を求めなければならない。筆者の手帳は“こだわり”の手帳で。ここ20年来ずっと
同じものを求めている。タナベ経営という出版社が出している小さな手帖で、スーツの胸ポケットにちょうど
入る。どこにでも売っているものではないので、わざわざ銀座のイトーヤまで出かける。カバーは黒の皮製、
これも20年使っている愛用のもの。どこに行くにもこの手帖を持って歩く。年末には、買って来たこのリフ
ィール手帖を自分流に加工する作業と来年の予定を書き込む作業が有る。小さな透明ポケットを付け、ポスト
イットをいつでも取り出せるように貼り付け、去年から持越しの付箋を貼り直す。今年の手帳売り場は新製品が
増え、3千アイテムもあるそうだ。売り場はいつも大混雑している。
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2015.12.5
『COP21』
地球温暖化防止への新たな枠組みを議論する
国連気候変動枠組み条約締約国会議
が11月30日始まった。テロ事件が有ったパリでの開催に、各国の首脳が集まるとあって、厳戒態勢の中始まった。
各国首脳150人の集合写真は横に長い壮観なものだった。立ち位置に名前が書いてあったらしく、安倍総理大臣は
ずっと下を向いて自分の位置を確認していた。この立ち位置も気になるところだ。誰が決めたのだろう。
軍用機撃墜事故があったトルコとロシアの政治情勢なども考えなければならない。プーチンさんは集合写真には
居なかったようだ。今回のCOP21は、温暖化防止の決意を固くするのに、後が無いような空気を感じる。今までは
開発途上国がそっぽを向いていたが、中国を始め、新たな決意でこの会議に臨んでいる。良い成果が出る
ように願いたい。
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2015.12.4
『青春歌謡』
青春時代に流行った歌を聞くと、あの頃が蘇る。懐かしい。元気が出る。今陽子(恋の季節)、西城秀樹
(ヤングマン)、辺見マリ(経験)、あべ静江(水色の季節)、尾藤イサオ(明日のジョー)、大野真澄
(学生街の喫茶店)、植田芳暁(思い出の渚)、などなど、どれも筆者がティーンエイジャーの頃に流行った曲だ。
こういった歌手を組み合わせた“同窓会コンサート”なるものが全国の市民会館などで開催されている。
入場料も5千円程度なので、比較的リーズナブルだ。
団塊世代を中心にした多くのファンが懐かしさに感動する。歌にはそれぞれの人生ステージの想い出やできごと
が重なる力が有る。たまにはこういうコンサートもいいものだ。
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2015.12.3
『コミュニティの再生』
全労災が10月31日、有楽町朝日ホールで
コミュニティ再生と地方創生
というタイトルのシンポジウムを開いた。売れっ子の大学教授のコーディネートで、3名のシンポジストが熱く
語っている。会場に行くことはできなかったが、そのレポートを後日読んだ。地方創生が安倍内閣の目玉として
掲げられ、大臣まで設けていろいろな政策を行っている。筆者は「コミュニティー」という横文字を使った議論
が進んで行くことに、どうもピンと来ない。「地域」と言えばいいのに、横文字にすることで、「創生」をくっつけて
何か新しい文化をつくろうとしているような気がする。だいたい学者はすぐに欧米の事例を引き合いに、〇国ではこうなって
いる、日本は遅れている、ってな論調になりがちだ。今までのものを捨て去り、新しいものをつくるのは得意な
大和民族だ。しかも東京発のものを全国に展開して行く。それが経済的に良いような流れ。地域にはその地域にしか無い、
その地域でしかできないものがいっぱいある。だいたい「地方」などと言う上から目線で発
言している。
筆者の反骨精神をくすぐる今のやり方、ちょいと疑問だ。
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2015.12.2
『1億総活躍』
安倍総理大臣が打ち上げた花火、
1億総活躍
、この実現のための国民会議が開かれた。このコラム10月4日にも書いたが、耳障りの良いフレーズだ。1億の中にはさまざまな
状況に置かれた人が居る。活躍したくても活躍できない人も居る。国民会議ではさまざまな立場から意見が出たようだが、これって
間もなく始まる人権週間なんかも併せて考えるといいかも知れない。国内にはさまざまな人権問題が内在、その解決のほうが先と思
えるような、個人の幸せ獲得を害する不条理な圧力を受けている人がいっぱい居る。国民会議では刑務所に入っている人の強制施設
の充実、障がい者の自立のための福祉政策向上、女性の活躍を訴える声、などなどそれぞれの立場から意見が拡散しているようだ。
1億総活躍の前に国民総幸福度を上げる政策をやって欲しいと筆者は願う。こどもたちが夢を持てない今の地域社会を変えて
行くこともまた大事だ。ネット社会などなかったが、地域でみんなが助け合った昭和の時代が懐かしい。
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2015.12.1
『おせちを買う』
おせち料理、今は買うものになっている。わが家の味が無くなり、料理屋さんがつくった味が主流、とは寂しい限りだ。コンビニや
デパートなどの商戦が始まっている。都内のデパートなどでは2万円もするのが飛ぶように売れるという。最近はスペイン風だとか
イタリア風などというのも人気が有るというから、おせちを食べる、ということだけが和の分化で、食の内容は受け継がれていない。
せっかく和食が世界遺産になっているのだから、素材や味、作り方を文化として残しておかねばならないのに。スペインでは、年末に
葡萄12個を食べる習慣になっているので、葡萄が入っている、とかイタリア風にはレンズ豆が入っおり、イタリアの文化でレンズ豆が
お金に似ているので、食べる習慣があるのだ、とか外国文化と日本文化のごちゃまぜになっている。ちょっと寂しくない?
わが家ではおせち用の黒豆を栽培、これが美味いのだ。料理の種類は少ないが、こだわりの素材と味が正月の楽しみだ。
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2015.11.30
『キャンピングカー』
*18日から日付けが10月のままでした。ちょっとしたミス、お詫び申し上げます。
今日まで全く気付かず、友人のご指摘で気が付きました。恥ずかしい…。
アウトドア派の筆者はず〜〜っとキャンピングカーが欲しくてたまらなかった。ワゴン車タイプの屋根にベッドルームがあって、
室内にソファとキッチンがあるやつだ。これだと、思い立った時にキャンピングに出かけられる。実は日本一周の旅にこれで行くのが
夢だった。しかし、考えて見たら、年中キャンピングをするわけでは無い。キャンピングカーで買い物に行ったり役所や郵便局に行く
わけではない。だいいち、わが家の駐車場の屋根につかえてしまう。そう考えたらキャンピングカーよりワゴン車のほうがいい、と思った。だから
日本一周の旅もワゴン車(ホンダ・モビリオスパイク)で済んだ。ところが、最近、娘夫婦がハイエースのキャンピングカーを買ったのだ。
試乗してみたら、なかなかいい。また欲しくなりそうだ。
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2015.11.29
『選挙権年齢引き下げ』
来年6月から選挙権年齢が引き下げられ、18歳以上の人が投票できることになる。各地の高校では有権者となるための教育が行われて
いるようだ。各政党はこれに合わせて選挙戦の戦略を変えて行かなければならない。今の選挙は、投票率30%、など普通に有るが、
有権者の30%で首長や議員を決めるのはいささかどうかと思う。若い人たちにそんな風潮を真似して欲しくない。きちんと選挙権を
行使して自分の意思を政治に反映していかなければならない。各政党は18歳、19歳の若者に対して、どんなマニフェストを出して
くれるか、楽しみだ。
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2015.11.28
『セロトニンとオキシトシン』
セロトニンが話題になっている。ストレスを減らして心の安定を保つ物質だが、日光浴やリズミカルな運動、咀嚼に
よって体内で生成される。これは食品の摂取やサプリメントで補うことができる。牛乳やチーズなどの乳製品、豆腐や納豆
などの大豆類、カツオや鮪、ナッツ類が良いそうだ。サプリメントもいろいろ出回っている。大流行りだ。
オキシトシンという物質、愛情ホルモンと言われるが、これは体内でしか生成されない。オキシトシンが不足すると、
不安や喪失感に襲われ、人間関係がうまく行かない、という研究がある。。スキンシップや他人に親切にすると、オキシトシンが
増えるそうだ。この2つのホルモン、日常生活には欠かせないもの、努力してホルモンバランスのコントロールが
できそうだ。
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2015.11.27
『道の駅』
全国に道の駅がどんどん増えている。高速道路のサービスエリアの機能
を持ち、地元が出資して運営母体をつくり、地元産の土産物や生鮮食品などを販売している。今やここの野菜販売のノウハウが
スーパーマーケットなどに広がり、活用されるようになった。生産者の顔が見える売り方は安心して購入できる。ドライブする人
だけでなく、新鮮なものが安いから、地元の人も朝早く買いに集まる。大変な賑わいのところも有る。道の駅には産地直送販売機能
の他、トイレ、情報提供、観光案内、食事提供などの機能があり、地元の雇用創出の場にもなっている。幹線道路には5キロ先、
2キロ先、1キロ先などの看板が掲げられ、案内してくれる。中には日帰り温泉施設も併設しているところもある。温泉地では無料
の足湯を提供しているところもある。国土交通省が応援して、地元の街興しの思いと重なり、どんどん広がっている。
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2015.11.26
『階段の効果』
最近、公共スペースの階段にさまざまなメッセージを書いているのをよく見かける。心理学者の話によると、目線と同じところの
メッセージは訴求効果が高いのだそうだ。階段は一歩一歩登るから、1段ずつ違ったメッセージが程よいタイミングで目に飛び込んで
来る。これを応用して埼玉県のS市役所では庁舎の階段に健康に関するメッセージを1段ずつ表示したそうだ。市民が通る度に目に
入る。これで医療費の削減に繋がったらすごいことだ。階段を登ることは足腰を鍛えるのに大きな効果が有る。どこに行っても
エスカレータやエレベータが整備され、車で移動することが増え、人間本来の“歩く”という必要な動作が少なくなってきている。
階段を利用したいものだ。
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2015.11.25
『東京モーターショーでの話題』
10月29日から11月4日まで、第44回東京モーターショウが開催された。ネットには、本来の趣旨とは違う、下世話な
コンパニオン写真集などが出回っている。どこの国のモーターショウも、車の横にいるおねえさまに関心を持つ人がいるもんだ。
車が好きな人にとっては、ヨダレが出るような展示会、今年の目玉は、ITを駆使した運転技術のサポート。自動運転に関心が
行ったような気がした。いかに燃費を安くするか、いかに事故を無くすか、いかに快適に車に乗るか、が自動車メーカーにとっては
最大の課題、それをIT技術が支えて行く、ということだ。高速道路などは自動運転だけで走行可能な技術が実用化されているが、
狭い日本の市街地の自動運転には、いくつかの課題が有る。加えて法律の整備もしなければならない。もし、自動運転の車が
事故になったら、責任は運転者か車会社か、など法整備も残っている。世の中は今までの法律では追いかけられないスピードで
進化している。
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2015.11.24
『英和辞典の最後の単語は?』
英和辞典の最後の単語は何だろう?素朴な疑問から、なんか気になってみて見た。変なことに疑問を持つものだ。因みに大修館GENIUS
英和辞典では、ZZZだった。三省堂のCONCISE英和辞典もそうだった。マンガなどによく出て来るが、いびきの音だ。じゃあ一番最初の
単語は、「a」。良〜く読んでみると、a ひとつとっても深い意味が有る。辞書は読み物としても面白い。因みに国語辞典の最後の
単語は、“-んぼう”だった。「あわてんぼう」とか「おこりんぼう」とかの時に使うことばだ。一番最初のことばは……?
それは読者に調べてもらおう。ネットの辞書も早く検索できて良いが、辞書をパラパラめくって文字の探検に行くのも面白いものだ。
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2015.11.23
『懲りずに偽装』
マンションの杭うち偽装、千葉県警の交通死亡者数偽装、食品の産地偽装、大企業の企業会計偽装、ドイツの有名車の排気ガスデータ
偽装、よくもまぁ、企業、警察、官民を問わず、国内外を問わず、人をだます偽装が蔓延している。それは辿って行くと全部、金と権力
に繋がる。決まって釈明会見が行われ、
“今後このようなことがないよう、再発防止に努めます”とお決まりのセリフでトップが頭を下げる。そんなこと、庶民が信じる
はずが無い。裏切られた信頼は、そう簡単に回復するものではない。
金も権力も人間が執着する。そうすると倫理観を捨てて誤った方向に行ってしまう。人間の弱い部分に悪魔が入り込む。
組織の場合は、個人がいくら強固な倫理観を持っても、それを阻止することができない場合が有る。それは日頃から組織として
集団で悪魔に対抗する精神を涵養しておかなければならない。大企業の企業会計偽装の例では、コンプライアンスを重視してCSRを
専門にする組織をつくった。しかし、組織としてのチェック機能が働かず上役の指示に従わざるを得なかった。仏つくって魂入れず、
だ。
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2015.11.22
『運動会の復活』
企業の運動会、その昔(1970年代)は会社の運動会が花盛りだった。秋になると職場単位に運動会の実行委員が
駆け回り、職場対抗競技の選手を集め、応援団を組織し、昼休みや終業後に練習した。運動会で勝つことは事業部の名誉
であり、勝つことに賭けることで職場のまとまり、士気は上がった。当日は家族みんなを連れて事業部対抗競技に燃えた。
勝っても負けても反省会では盛り上がった。それが長引く業績の低迷期に入って、経費の無駄遣いと言われ、廃止をするところが
ほとんど。ところが、ここに来て企業の運動会が復活しだした。社員間のコミュニケーションを深めるには、職場でまとまって
行動する運動会が相応しい、というわけだ。昔と違うところは、自分たちが工夫して準備をするのでは
なく、運動会の実施をマネジメントする会社に丸投げで、楽しさを提供してもらう点だ。筆者に言わせると、準備という
プロセスが有るから組織風土が良くなるのに!と言いたい。時代は変わった。
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2015.11.21
『一人っ子政策の転換』
中国がついに一人っ子政策を見直した。一人っ子政策の当然の結果として、その先には若年層が減って人口ピラミッドの
構成に変化をもたらし国力が低下する、ということになる。わが日本は一人っ子では無いが、少しずつ少しずつ人口が減って
いる。高齢化率は上がり続け、総人口が減る、どう見ても社会に与える影響は大きい。2030年には高齢化率が30%を
超えるとの予測、人口問題は、中国にとっても日本にとっても、政治・経済の大きな課題だ。
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2015.11.20
『東大でAO入試』
東京大学がAO入試を行う、というニュースが有った。東大と言えば、そう誰でも受験できない難関の入試だが、高い偏差値を
持っていないと受験すらできないところだ。AO入試で、個性が有るユニークな人材を獲得したい、という大学側の意向はなんかわかる
気がする。偏差値が高い学生は結構なことだが、知識と同時に、考えること、知恵を出すことが求められる現代社会では
偏差値だけでは良い人材が集まらないことを意味している。平均的に生きるか、どこか突出した部分できらりと光るか、見極める
入試の試験官の目利き度が試される。IQ(知能指数)と同時にEQ(心の知能指数)も鍛えるような教育システムがこれから
必要になって来るだろう。
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2015.11.19
『国と地方の争い』
沖縄の基地移転問題がこじれている。戦後70年、沖縄県民の置かれた立場は尊重しなければならない。「なんで沖縄だけが
日米同盟の前線基地にならなければならないか」という沖縄県民の長年の思いが背景にある。国は今まで沖縄振興策と
いう形で、お金をつぎ込むことで基地問題を解決して来た。例えは悪いが、原発というやっかいな施設をつくる時に地元にカネ
を落とし、地元経済を支える施策に似ている。今回、県知事は金では動かないぞ、と明言しているのだ。明らかに上から目線
の政府とこれからどう渡り合うか、見守りたい。基地問題そのものを国民の一人として考えて行かなければならないと思っている。
以前、横田基地がある東京都福生市に住んでいた時に航空機騒音で悩まされたことを想い出す。
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2015.11.18
『日本一周の旅仕上げ編(最終回)その24・自宅まで850キロ』
広島を過ぎて福山市まで来れば、日本一周の旅は終了だ。昨年、四国一周お遍路巡りをした帰りは、しまなみ海道を通って
福山西インターから山陽自動車道で帰ったから、ここまで来れば日本一周の旅は完成だ。福山西インター通過の瞬間は朝の5
時頃、充実感に浸り、NHKラジオ深夜便のゆったりしたナレーションに浸る。自宅まで850キロの帰り道。慎重な安全運転を
心に誓う。最後に家に着くまで気が抜けない。インターに入る前に給油したから、途中1回の給油で足りた。高速の
ガソリンは異常に高いから、本当は給油したくないのだが、致し方無い。因みに下道では最安121円/L、平均で130円くらい、
最後に給油した伊勢湾岸道路の土山SAでは151円/Lだった。概ね100キロに1回の休憩、眠くなった時は15分だけ仮眠をすれば
頭と目がクリアになる。山陽自動車道、新名神自動車道、伊勢湾岸自動車道、東名自動車道、首都高速、常磐自動車道を通って
自宅に夕刻に到着。総走行距離4250キロの旅が、たくさんの想い出と共に終わった。
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2015.11.17
『日本一周の旅仕上げ編その22・平和への祈り』
今回の旅で“ここは絶対に行く”と決めていたところがあった。広島の原爆資料館
だ。10年ほど前に訪れたことがあるが、その頃に比べると関心度は今は相当高い。きちんと学習しておきたかった。紅葉が見事な
大きな公園に原爆ドームや資料館、記念のモニュメントが配置されている。中学生や高校生の姿が多い。修学旅行生だろうか。
解説のボランティアガイドさんが丁寧に説明している。北米、ヨーロッパ、アジア系の外国人も多かった。最近の映像技術を
使った上手な説明もあり、平和を理解するにはとてもいい展示スペースだ。資料館を出ると、新しい建物が飛び込んで来る。
原爆死没者追悼平和祈念館が最近公開されるようになった。時間をかけて見たい祈りのスペースだった。
今回の旅、ここが最終地になった。
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2015.11.16
『日本一周の旅仕上げ編その21・岩国と言えば錦帯橋』
木組みのアーチ型橋、熊本県の通潤橋は石づくりの橋だが、こちらは、
木組みの大きな橋近くに行って下から眺めて見ると、
精巧なつくりに驚く。材料の板が複雑に組まれ、大きな構造体をつくってあるし、雨水が沁みこなないような継ぎ目を
隠す仕組みも有る。広い河原が駐車場になり、車を停められ、屋台も出ている。橋の真下から眺めることができた。この橋を
観光客が歩いて渡っている。先人の知恵に関心することしきり。遠くには丘の上に城がある。渡橋と城の観光セットで
入場料500円だ。岩国市には錦帯橋課というのが有るが、多分橋のメンテナンスや観光のマネジメントを担っているのだろう。
行って良かった。
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2015.11.15
『日本一周の旅仕上げ編その20・関門大橋通過』
九州最後の停泊地は、大分県中津市の道の駅中津、国道10号線に面した
大きな道の駅だった。隣は福岡県豊前市だ。九州最後の夜なので、スーパーでいつもの夜食よりも高めの夕食を買った。
いつもは発泡酒のビールだが、これもラガービールにして九州最後の夕食を飾った。翌日は朝4時の出発、一路九州
自動車道に入った。高速道路はいつも使わないのだが、早い時間に宇部市まで行きたかったのだ。九州に入る時には
関門トンネルを15分かけてくぐったのだが、高速道路は1分あまり。まだ夜が明けていないので、周囲の景色が見えないのが
残念だ。関門橋を通った時は、何かこみあげるものが有った。九州1周の旅をやってしまったのだ。
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2015.11.14
『日本一周の旅仕上げ編その19・国東半島と宇佐神宮』
別府で"うみたまご"と呼ばれる水族館施設に立ち寄る。国道を挟んで猿山で有名な高崎山が有る。小学生の遠足だろうか、
大勢が芝生にシートを拡げてお昼を食べている。うみたまごを観て、早々に国東(くにさき)半島に向かう。大分空港を右に見て国道213号線を走るが、
にわかに雨が降り出し、雨脚が強くなった。九州に来て7日めに初の雨。国東半島一帯は、大分姫島ジオパークに指定
されている景勝地が多いのだが、何も見えない。ただ走るだけ。半島付け根の宇佐市に着いたのが午後4時。宇佐神宮を参拝。
ここは全国の八幡神社の総社だ。雨も上がって広い境内を散策。故郷の神社も八幡神社だったので二礼四拍一礼をして拝む。
宇佐神宮と出雲大社だけは二礼二拍一礼ではなく、二礼四拍一礼だという。今回、旅の初めに出雲大社も参拝しているので、
柏手の数が違う神社を両方参拝できたのは、何かご利益が有るかも。ご朱印をいただいて宇佐市をあとにした。
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2015.11.13
『日本一周の旅仕上げ編その18・やってしまった〜』
昨年、北海道の道の駅でバッテリー切れでJAFのお世話になってしまった。その悪夢が九州でも起こるとは…。
美しいフェニックス街道を通り過ぎて、延岡市、佐伯市、津久見市、白杵市と順調に走行、大分県に入った。コンビニ
のコーヒーを買って、と余裕で
道の駅さがのせきに到着。四国の愛媛県から細長く伸びている佐田岬が10キロほど先、という場所だ。
海風が気持ちいい。次のコースをナビで確認してさて出発、と思ってエンジンをかけたが、何とセルが起動しない。
バッテリー上りだ。出発前、行きつけのガソリンスタンドで、
バッテリーがそろそろ交換時期ですね、とは言われていたが、寿命が近いバッテリーに過大な負荷がかかったらしい。
すぐにJAFの救援窓口にTEL、1時間待ちで救援車が来てくれた。思い切ってバッテリーの交換もしてもらい、
1万円の出費、致し方ない。JAFの担当者の方は30代中ごろと思われる親切な方で助かった。JAFの会員で良かった。
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2015.11.12
『日本一周の旅仕上げ編その17・フェニックス街道』
宮崎と言えばフェニックス。♪君〜は今日から〜妻と言う名の僕の恋人〜という『フェニックス・ハネムーン』を
デューク・エイセスが流行らせ、新婚旅行のメッカとして一世を風靡した。国道220号線を日南市から宮崎市に向かう。
片側2車線道路の中央分離帯にず〜〜〜〜っとフェニックスが植栽され、見事な風景、下は美しい芝生、こんな美し道路、
全国どこにも無かった。「維持管理コスト、相当かかってるだろうなぁ」何て余計なことを考えてしまう。台風が多い地域なのに、
こんなに背の高いフェニックス、倒れないのだろうか。日南フェニックス街道と呼んでいるが、途中に“道の駅フェニックス”があり、
景色が美しい中、ひと休みにとても良いところだった。
土産品もオリジナル製品が多く、小生は孫にウッドのおもちゃを買った。
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2015.11.11
『日本一周の旅仕上げ編その16・鹿児島湾一周、雄大な桜島』
時々噴火をして周囲に火山灰でいたずらする桜島、実に美しい。噴火が有るので緑の木々は無い。茶色のボタ山のような
感じだ。南九州市から鹿児島市に入ると鹿児島湾(錦江湾)沿いに国道10号線が走っている。湾岸を走る国道沿いに桜島の周囲の
景色が少しずつ形を変える。垂水市の道の駅たるみずから見る桜島の景色は雄大、
足湯に浸かりながら桜島が眺められる。日帰り温泉施設が有ったが、開店前で入れず、足湯を楽しんだ。美しい山容が時として
恐ろしい自然に代わるなど、穏やかな景色からは想像できなかった。道路沿いのお墓や石碑に屋根がかけてある。多分
火山灰よけなのだろう。ここから先、大隅半島を一周しようと思ったが、あまりにも距離が長く、時間がかかりすぎるので、
バイパスして宮崎県を目指した。
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2015.11.10
『日本一周の旅仕上げ編その15・同好の士、金峰町道の駅』
九州4泊目は、南薩摩市の道の駅金峰木花館。水俣に立ち寄ったあと
阿久根市、薩摩川内市と国道3号線を南下、この日は1日で350キロ走り、着いたのが夕方だった。道の駅には、同じ車中泊の
車が結構停泊している。だいたい窓に銀レフシートを貼って光が車内に入らないようにしてる。筆者の車は居住スペースの
四方に手作りの遮光カーテンを吊り下げられるようにしているので、内部は真っ暗になる。同好の士と話したりすることは
余り無いが、同じような旅をしている人が居るんだ、と思うと嬉しくなってしまう。車のナンバーは、北海道、東北、関東、
甲信越、中部、近畿、中国、四国、九州、沖縄のナンバーも見る。キャンピングカーで停泊している人も居る。キャンピングカーの
人はだいたい60〜70代のご夫婦が多い。
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2015.11.9
『日本一周の旅仕上げ編その14・水俣病資料館』
大正末期には水俣で魚が浮いたり奇形の魚貝類が見つかったりしていたのに、当時の企業側も政府も何も対策を講じず、
企業と漁業組合は和解金を支払うことでこの問題を先送りしていた。ということを、水俣市にある水俣病資料館で知った。
裁判が続けられ、提訴していた水俣病を支援する会が勝利をしたのが平成5年、その3年後、国は今までの非を総理大臣が
原告に詫びる、という形で謝罪した。大正・昭和・平成と、実に70年も放置された市民の生きる権利は、あまりにも悲惨な
実態を負の遺産として
残した。経済成長優先で進めて来た国策の被害は、あまりにも大きかった。水俣市の隣は薩摩川内市、ここには原発が有る。美しい
水俣湾にそぐわない建物だ。地域に巨額の経済効果をもたらすことで、市や県は納得している。福島第一原発のような負の影響を
ないがしろにした安全神話で経済成長
を狙う今の政府、奇しくも水俣市と隣り合った薩摩川内市には水俣病の患者が、まだ居るというのに。
経済成長という名のもとに同じ過ちを繰り返してはならないのに。
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2015.11.8
『日本一周の旅仕上げ編その13・錦秋の山道』
通潤橋から水俣市に出ようと思い、ナビに従った。しかし、この道はクネクネとカーブが続き、狭い山道、少し心細くなるも、
山道の紅葉が美しい。九州まで来て紅葉を見るとは思わなかった。72候の中に楓蔦黄(もみじつたきばむ)という表現が有るが、
日光のイロハ坂にも匹敵する錦秋の美だった。
とにかく道は狭くて大変、眺めは最高。慎重に運転した。後で確認したら1300M地帯の山の峠道だった。
最高峰の五家壮という峠を越えると
広い道になった。途中、五木の子守唄の里、五木村を通るが。ここで買ったそば粉、打って食べるのが楽しみだ。
五木村の千枚田は借り入れが終わったばかりで、おだがけ(竿に稲をかけて天日干しにする)してあった。
今普通に買って食べている米は刈り入れ、則脱穀、乾燥機で強制乾燥、という流れだが、天日干しのコメは味
がまったく違う。値段も高い。道の駅でお米の試食をしたが、美味い、香りが良い、だった。
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2015.11.7
『日本一周の旅仕上げ編その12・阿蘇の麓の千枚田』
通潤橋という、阿蘇山麓に広がる千枚田に水の恵みをもたらす
水路橋
が有る。高さ20メートルのアーチ型の橋だが、
この橋を水路が通っている。石垣のアーチ型の橋から放水されるのだが、常時ではなく、放水時間が決まっているらしい。
残念ながら放水は見られなかったが、この橋と千枚田(刈り取りが終わって天日干しのおだがけが見られた)の
コントラストが“日本の風景”といった趣だ。
水路の上をひと巡りするミニトレッキングコースがあり、一巡したが、ここにも
千枚田に水をきちんと流す昔の人の知恵が散りばめられていて、関心することしきり。今は重機を使ってコンクリートを流して、
という工事だが、素材の石を切り出し、運び、人間の手で高さ20M、幅75Mにわたってアーチ橋を掛け、水路を通したことに
感動だ。
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2015.11.6
『日本一周の旅仕上げ編その11・クマモンに会いに熊本城へ』
雲仙から熊本に向かう。熊本城に行けばクマモンに会えるのでは、というミーハーな発想だった。熊本市内まで行くには停泊した
雲仙小浜温泉から約100キロ、有明海沿いに走らなければならない。土曜日の走行だから、渋滞を気にしたが、途中は
だいじょうぶ。だが、熊本市内で渋滞に出会う。城のパーキングも満車状態。遠く離れた3の丸駐車場にやっと入れた。
クマモンに会おうなんてミーハーで考えたのだが、無理だった。お土産やのクマモンのぬいぐるみで我慢する。因みに
人気のクマモンだけにクマモングッツは押しなべて高価だ。熊本城は広くて、美しくて、強固に作られた要塞として、
説明書きを見れば見るほど先人の知恵に驚かされる美観と機能性に優れた建物だった。城主の加藤清正公のすごいとこ
ろを垣間見た。
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2015.11.5
『日本一周の旅仕上げ編その10・雲仙小浜温泉の恵み』
夕陽を見ながら露天風呂に入りたいなぁ、と思っていた。念ずれば通じるものなり。雲仙岳の裾野にある小浜温泉は
街の中いたるところから蒸気が噴出している温泉天国だった。この温泉を利用した蒸し焼きの施設で、トウモロコシ、さつまいも、
魚、肉などを持って行けば、蒸してくれる場所が温泉街中心部にあり、湯気がもうもうと出ている。源泉から出たお湯はそのまま
流れて、無料の足湯になっている。海岸線にあるこの温泉からのお湯を利用した無人の立ち寄り湯を発見、近くのお店で
300円の入浴券を買えば入れる露天風呂だ。時間は夕方5時少しすぎ、この季節の日没は5時45分頃なので、ひとまずザブン
と入る。畳4枚ほどの浴槽だが、泉温41度くらい、気持ちいい。誰も居ない貸し切り状態の露天風呂から沈む夕陽が見える。
海は凪、夕陽の光が海面を走る。贅沢な風呂だった。ここで停泊するから、すぐに冷たいビールが飲めた。
至福のひととき、雲仙の恵みに感謝。
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2015.11.4
『日本一周の旅仕上げ編その9・松島もいいが、九十九島もまた良い』
佐世保市に向かう国道204号線は美しい海岸線を走る道路だ。ここは西海国立公園となっていて、圧巻は九十九島
と呼ばれる多くの島々の景観。東北の松島が美しい景観だったが、ここも松島にひけを取らない美しさだ。米国の
軍艦が接岸することで知られている佐世保港、この日も原子力空母が立ち寄ったとのことでニュースが流れていた。
佐世保港の近くに、サンフランシスコのフィッシャーマンズワーフに似たしゃれた観光船着き場が有った。広い
ウッドデッキの周囲にしゃれたカフェや土産物屋が並んでいる。行った日は記念日とかで駐車料金が無料の日だった。
ラッキー!。九十九島はここからも真近かで見られるが、近くの高台に展望所が3か所ある。中でも高さ240Mの赤崎岳
山頂からのパノラマは絶景だ。自然の織りなす風景は心を癒してくれる。
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2015.11.3
『日本一周の旅仕上げ編その8・和と洋の見事な調和』
北九州市・福岡市で学んだ、朝のラッシュに巻き込まれない方法として、朝の通勤時間帯を避けて、少し早目に立ち寄りたい
ところに行くことにした。平戸に行った時は大成功。まず平戸城、美しい城だ。朝の6時50分、何と城に朝日が差し込んでいる。
内緒だが、入場料が取られるのにゲートに人が居ないので無料で拝観できた。ラッキー!お金を払わずに入場。ちょっと気が
咎めるが、早起きは三文の得だと思おう。城の近くにザビエル教会、ここも朝早いので
誰も居ない。静かだ。道すがら通学する女学生と“おはよう”と挨拶。静まり返った礼拝堂も見事な美しさだ。無人で記念品
の販売をしており、200円の本のしおりを買った。小さな押し花をラミネートしたものにコリントの言葉が書いてある。
「神からの恵みと平和があなたの上にありますように」。旅の良い記念になった。坂から見上げるザビエル教会の建物の手前に
重厚な仏閣、坂道には“お寺と教会が見える風景”との表示があった。
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2015.11.2
『日本一周の旅仕上げ編その7・唐津城の石垣修復工事』
旅は主に海岸線の道路をたどって行くので、必ず灯台に出会う。昨年までは灯台との出会いが楽しみだったが、今年は
城との出会いもまた楽しみになった。
唐津市の唐津城は見下ろす海の景色が最高。美しい城だったが、
石垣の修復現場が興味を誘った。石組みをいったん解体し、基礎を固めた上で再度復元するとの説明書きだったが、
今はコンピュータで強度計算して、重機を使って最新技術でできる。しかし、昔は構造計算をどうやってやったのだろう、
あの重い石をどうやって運び、どうやってきれいに積んでいったのだろう、という疑問にかられる。昔の人の知恵は
すごいものだ。唐津城、平戸城、熊本城、どこも美しい城だった。特に熊本城は圧巻、加藤清正の力と智慧に感服した。
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2015.11.1
『日本一周の旅仕上げ編その6・大宰府天満宮』
菅原道真公を祀る学問の神様、大宰府天満宮、行くんじゃ無かったと反省。境内に所狭し
と掛けられた絵馬を見ると、若い人たちの学問に賭けるエネルギーを感じさせてもらったが、ものすごい喧騒の中を
人を縫って歩くような感じだった。修学旅行の小・中・高校生、中国・台湾・フィリピンなどの外国の人が大きな声で
しゃべっている。総じてマナーがよろしくない。車を停める駐車場探しに苦労した割には“落ち着き”の無い
参拝で、ひととおり拝んだあと、ご朱印を頂戴して早々に退散した。道真公も、こう毎日観光客の波に対応するのは
かなわん、と思っているに違いない。
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2015.10.31
『日本一周の旅仕上げ編その5・関門トンネル』
その昔は多分、渡船で下関から門司まで渡ったのだろう。昭和33年に海底トンネルが完成し、車と人道ができたそうだ。
今は山陽自動車道と九州自動車道が関門大橋でつながっていて、わずか1分あまりで通過できる。旅では高速を使わない筆者
は、関門トンネルを使った。朝7時頃、通行料150円を払って通過、多くの車は回数券を出していたから、多分北九州あたり
まで通勤で使っているのだろう。3.5キロを15分位でのろのろと通った。北九州側の出口を出たとたん、“九州に入ったんだ”
という、こみ上げるものがあったが、工業地帯の北九州市は車が多い。渋滞の連続だった。九州一周が渋滞から始まるとは。
隣が福岡市、ここも渋滞がすごい。なかなか抜けられなかった。大きな都市を通過するには朝夕の通勤時間帯は避けたほうが
良いことを学んだ。
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2015.10.30
『日本一周の旅仕上げ編その4・花燃ゆの萩』
NHK日曜の大河ドラマ効果で観光客が多い山口県萩市。萩はドラマ開始前から有名な観光地でもあった。萩に行く前に
ちょっと津和野にも立ち寄った。ここも和の雰囲気が漂う歴史の街並みを残したところだった。こういった場所には
お蕎麦屋さん、藍染めの店、伝統工芸品の店、麹屋、酒屋などが似合う。市内には、花燃ゆの桃太郎旗がそこここには
ためき観光客にアピールしているが、やりすぎの感。景観を損なっている。松下村塾の建物が残る松陰神社は平日にも
関わらず、観光客が多い。夕方だったせいか、ちょっと酔っ払い気味の年輩の男性グループ(観光バスで移動している
団体は、だいたいバスの中で一杯やり、バスから降りた時にはアルコールの匂いぷんぷん、という団体が多い)、大きな
声でしゃべっている年輩のお嬢様方、そしてここにも中国や台湾やインドネシアの外国人観光客が多い。ちょっと興ざめ
の雰囲気。ご朱印帳には“至誠、はぎ”と浄書して下さった。隣の東光寺は静かな佇まいに毛利家の墓所があり、人が少な
く落ち着いたところ。ゆっくり般若心経を唱えてお参りできた。
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2015.10.29
『日本一周の旅仕上げ編その3・人が居ない出雲大社』
大きな石の鳥居をくぐったのが朝の7時。前泊した松江市の道の駅を早朝に出発し、向かった。この時間帯に出雲大社
に参拝するなど通常のパック旅行などの場合はあり得ないことだ。山陰ではこの時期、日の出が6時半頃、うっそうとした
鎮守の森に陽光が差し、冷気とともに荘厳な佇まいだ。参道が広くて長い。参拝する地元の人がちらほら。
人があまり居ない神社の境内に玉砂利を踏む音が響く。手水をとったあと、本殿で二礼四拍一礼。打った柏手が心地
よく本殿に響く。ご朱印帳に記帳いただいて神社をあとにする。参拝しに来た若い女性とひと言ふた言交す。なぜかみんな良い顔をして柔らかい
声で、気持ちが通い合ったような気になる。縁結びの神様の力なのだろうか。門前町もまだひっそりとして朝支度
するお店の方もちらほら。大鳥居の目の前にスターバックスが有る。店のつくりも目立たないように周囲に馴染む
和風の構え。確か、高野山に行った時もファミリーマートの店構えが周囲に馴染んでいた。こういった店のデザインと
営業のコンセプト、大事なことだ。
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2015.10.28
『日本一周の旅仕上げ編その2・米子からスタート』
昨年8月末には北陸の海岸線を夕陽を楽しみながら富山・石川・福井・岐阜・滋賀・京都・鳥取を廻ったが、米子で
終わっていた。今回は米子から島根・山口方向にスタート。自宅から何しろ850キロもあるから、スタート地点に行くまで
が1日がかり。米子の手前に鳥取砂丘が有るが、昨年初めて見た感動の自然美が忘れられず、再度訪問。やはり来て
良かった、と思うところだった。米子までの道すがら、海岸と反対側に大山の美しい山容が見える。山登りもする
筆者は“足がうずく”が、今回の旅ではその時間が取れないので、ぐっと堪える。松江の美しい街並みを通り過ぎて出雲大社に
向かった。八百万の神様が集まる場所を一度参拝したかった。
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2015.10.27
『日本一周の旅仕上げ編その1、山陰・山陽・九州一周の旅』
車で日本一周をする、という小さな夢を持っていたが、辿るルートの最後に、九州一周と山陰・山陽が残っていた。
10回に分けて日本列島を一筆書きに周遊したが、総走行距離5万キロ、すべて道の駅での車中泊。3年かけて終わってみると、実行前は壮大な
プランだったが、“やってしまった”という感だ。昨年は7月31日から8月19日まで20回にわたって、
北海道一周の旅
をアップしたが、今回も今日から20回にわたって、九州・山陰・山陽の旅のエピソードを綴ってみたい。
一番最初は2013年9月の伊豆半島の旅だった。この旅を皮切りに主に
半島の旅で本州をつなぎ、四国・北海道・九州と
周遊した。
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2015.10.26
『紙の辞書』
紙の辞書は当たり前なのに、今は“紙の辞書”と敢えて断る必要が有るくらい、ネットの辞書が当たり前になってしまった。
ネットの辞書にも無料のものと有料のものが有るが、国語辞典や英和辞典など、日常の用途だったら、よほど専門的な用語
を必要とする以外は無料の辞書で十分だ。そういえば、筆者も“紙の辞書”は結構持っているが、最近使っていない。
紙には紙なりの良さが有って、携帯性や付箋を貼る、メモをしておくなど便利だが、辞書業界の人も「ネットのほうが便利ですよ!」
という位だから、時代は変わったものだ。新語がどんどん出て来る変化の多い時代に合わせて、辞書の更新も対応が大変だという。
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2015.10.25
『野に咲く黄色い花』
この時期、野原が黄色く色づく。花粉症の人は鼻がうづくに違いない。セイタカアワダチソウの花だ。遠目に見るときれい
だが、この花、繁殖力が強く、日本の野原を席巻してしまった。花は良い色をしているが、茎は硬くて抜こうにも抜けない。
多くの花粉がそこいら中に飛ぶから、増える勢いも早い。休耕地などは、2年もすれば真黄色になってしまう。こういった
繁殖力の強い帰化植物、まだたくさんあるようだが、在来種が勢力を奪われないように管理しなければ…。
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2015.10.24
『首都高』
1964年、東京オリンピックに向けて開通した首都高速道路、継ぎ足し、修理を繰り返して今の姿がある。狭い、カーブ多い、
行き先方面多い、ジャンクション多い、で運転が非常に難しい。慣れた人は車の間をすいすいすり抜けて通って行く。
何度通っても怖い道路だ。朝夕は首都高速道路ではなく、首都高速駐車場といった体で、激しい渋滞で車が駐車場のように
停まっている。首都高環状線を中心に、地方に伸びる高速が繋がる。首都高の外側には外郭環状線、北関東環状道路、と
環状道路が整備され、車での往来が便利になって来た。
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2015.10.23
『大人のランドセル』
ランドセルは日本の文化だ。近頃、日本に旅行に来た外国人が珍しがって買って行く、そしてランドセルをファッションとして
活用する、ということがあることをニュースで見たことがある。都内のデパートなどでは、外国人客向けにディスプレイしている
ところもあるそうだ。ランドセルの専門メーカー、土屋鞄製造所が新発売したのは、大人向けのランドセル。本革を使って
10万円だそうだ。ビジネスマンがスーツの上にディパックを背負うのが普通になった昨今、なんか流行りそうな予感だ。
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2015.10.22
『いじめ』
いじめの問題は学校を中心として、大きな社会的課題として論じられている。いじめは、何も学校に限ったことでは
なく、大人になってからも会社、家庭、地域などでも存在する。いわゆる“〇〇ハラスメント”と呼ばれるのがそうだ。
さまざまな原因があろうが、いじめの対象になった人には想像もつかない精神的ショックがつきまとう。
中学でいじめについてアンケートをした新聞社のデータが有った。いじめは無くせる=10%程度、ある程度無くせる=20%
程度、あまりなくせない=15%程度、なくせない=55%程度という結果だった。中1の男の子、「ノリでやったのだが、相手は
嫌がることがあるとわかった」、中2の女の子、「いじめられたらいじめ返すのが、私の中であたりまえ」。中3の男の子
「いじめは無くならないと思っている限り無くならない、いろんな人の意見を聞いて、自分の考えを出すことが大事」、中3の女の子、
「自分に関係無いからじゃなくて目を背けて来ただけだった」と答えている。いじめられたくないし、いじめたくない、は誰でも
心の奥底に有るのだろうが、混沌とした人間社会、どういじめと向き合って行ったらいいのか、難しい課題だ。
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2015.10.21
『子どもの貧困率世界で11番目』
OECD(経済協力開発機構)加盟する34か国の子どもの貧困率ランキングを発表した。それによると、日本は11番目だという。
国際平均の13.7%を上回り、15.7%だったそうだ。厚生労働省が出した貧困率の数値が使われたとのことだ。
米国は20.5%、最も低いのはデンマークで、3.8%だった。ところで、この貧困率、計算式がある。
世帯収入から国民ひとりひとりの所得を計算して並べた時、真ん中の人の所得の半分(貧困線)に届かない人の割合で、
こどもの貧困率とは、18歳未満でこの貧困線に届かない暮らしをしている子どもの割合を言うそうだ。ちょっと分かりにくいが
所帯の収入が平均値以下で暮らす子どもの割合、と言える。すべてが経済指標で判断されるのは問題があるが、OECDらしい
指標を発表している。
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2015.10.20
『ことばの力』
語彙の豊富な人が居る。美しい表現をするのを聞くと、“なるほどな〜”と関心してしまう。知らなかったことを恥ずかしく
思うことすらある。言葉が乱れ、美しい日本語や方言が消えていることを憂う。朝日新聞社とベネッセコーポレーションが実施する
語彙・読解力検定があることを以前、この
コラムに書いたが、新聞にその練習問題が出ていた。5択でその意味を選ぶ、「鶴の一声」(4級)、「屋上屋を架す」(3級)
「造詣が深い」(準2級)、「秋波を送る」(準1級)。最近の用語の意味を5択で答える「パラリンピック」(4級)、
「原料や製品を適正価格で輸入し、開発途上国に生産者や労働者の生活を守る仕組み」(3級)、「ホスピス」(2級)、
「特定秘密保護法に基づく特定秘密の指定や解除が適切に行われているかをチェックする役職の人」(1級)。あなたはいくつ
わかっただろうか。
かなり難しいものもある。
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2015.10.19
『宮沢賢治』
雨ニモマケズ カゼニモマケズ… 有名な宮沢賢治の農民詩だ。岩手県花巻市に記念館がある。1896年生まれ、37才でこの世を
去るまで大きな業績を残した。記念館には彼の著作の童話や詩、遺品がたくさん展示されている。「世界がぜんたい幸福にならない
うちは個人の幸福はあり得ない」とう宇宙観の思想に共鳴する。この瞬間にも戦争におびえ、逃げ惑う人、内戦で家を失い、難民と
なって見ず知らずの土地に逃避する人、たいせつに守り抜いて来た遺産が一瞬の間に破壊されていること。さまざまな哀しみが
世界中で起こっている。貧困に苦しむ人と富裕層の格差もある。そんな中でもNGOの活動や社会貢献に興味を示し。肩肘張らない
行動をする若者も多くはないが増えて来ている。一筋の光明を見る思いだ。
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2015.10.18
『レコードの復活』
昔、買い集めたLPレコードが押し入れに鎮座している。しばらくレコードを聞く機会が無い。レコードの次に流行したのがCDだが今は
音楽の世界ではCDが主流、すっかりデジタル音楽になってしまった。最近ではプレーヤーにUSB端子が付いていて、レコードを
デジタル録音できるものも有る。しかし、あえてレコードで聴くマニアが増えているそうだ。CDには無い、アナログのシャリシャリ
音が良い、というマニアが居るらしい。筆者の目下の課題は、レコードを無駄にしないよう、パソコンで再生できる音楽ファイルにして
残すこと、それとカセットテープに貯めた音楽や音のコレクションをデジタル化することだ。
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2015.10.17
『医療事故』
20年ほど前、身近なところで、医療事故で若い人を亡くした経験が有る。その当時は医師の説明にただ耳を傾ける
しか無く、医療の知識が無い一般の市民には医師の言うまま受け入れるしか無かった。医療事故が報道されることが多いが、
報道まで至っていない事故も数多いものと想像する。一般市民が聞いても信じられないくらい、あり得ないような
事案もある。しかし、一般的には知識の無い患者側が医師に従うだけだ。これでは医療の現場は改善されて行かない、
とのことで、医療事故調査制度が10月1日から施行された。
患者が泣き寝入りしないような制度運営をきちんと行ってもらいたいものだ。
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2015.10.16
『バッター液』
あまり聞きなれない用語だし、ことばの響きがちょっとよろしく無い。これ、料理で使う用語だ。小麦粉を水で溶いた液体
を言う。つまり天ぷらを揚げる時の衣を付ける溶液だ。このバッター液が今主婦の間で話題だそうだ。料理に興味があり、
夕食などの調理も行う筆者にとっても馴染みのものだが、
クックパッド
という料理レシピの人気ホームページでも話題となっている。
コロッケをつくる時、普通はジャガイモベースの種に小麦粉を付け、卵を溶いたものにくぐらせ、パン粉を付けて揚げる
のだが、バッター液を付けると、コロッケが油の中で破裂したりしなくなり、サクっと仕上がる。卵も使わず、手間が
省ける。こういった使い方がたくさん発表されて、バッター液が見直されて来た。
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2015.10.15
『スマホ首のストレッチ』
何度も書いていることだが、「電車に乗って座席を見ると、7人掛けの席の7人全員が鳥小屋の鶏が餌をついばむような
光景でスマホをいじっている」。この姿勢、実は肩凝りや首筋の痛みとなってスマホユーザーを苦しめているらしい。
そこで考案されたのがスマホ首ストレッチ体操。肩や首のこわばりを無くし、心も楽になる、という触れ込みだ。
首のストレッチ=脇の奥に反対の手で指を入れ、筋肉を掴む→つかんだほうの腕を水平に伸ばす→腕のほうの顎を斜め上に上げる
、これを30秒かけてやるのだそうだ。
もうひとつ、心地よく動く体にするストレッチ=小指と親指で輪をつくり、反対の手の小指と親指で手首の突起を押える→
押えられたほうの肘を直角に曲げ、顔を正面に向けたまま捻る、これを30秒間。
スマホばかりでは無く、どんな動作でも同じ姿勢を長時間やっていると、身体のどこかにしわ寄せが行く。特にスマホは眼も
酷使するから、気をつけなければならない。
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2015.10.14
『1964東京五輪第二の人生』
タイトルが少しオーバーだが、解体された国立競技場の椅子が再利用された話だ。いろいろ揉めている新国立競技場の建設
計画だが、今は更地になっている解体された前国立競技場、3回ほどフィールドに立ったことがある。“ここで東京オリ
ンピックが開催されたんだ”と思うと万感に迫るものがあった。その競技場で使われていた観客席の椅子が、岩手県
北上市の北上陸上競技場に移設されたそうだ。据え付けは、公募されたボランティアがお手伝い、椅子の裏には参加した
ボランティアの名前がフェルトペンで書かれたという。来年の岩手国体のメイン会場になるそうだから、思いのこもった
競技場になった。とてもいい企画をしたもんだ。こういうのを、まさにオリンピックレガシーと言えるのではないか。
ハードの部分よりもハートの部分で人々に引き継がれていくことが、2020オリンピックでも有って欲しい。
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2015.10.13
『災害から1か月』
関東・東北豪雨災害から1か月あまり、被害にあった常総市では必死の復旧作業が続いているが、しだいにニュースの数
が減って来て、情報が不足するようになって来た。当事者の方たちはまだまだ、家の片づけや当面の生活再建に向けて
大きな課題を抱え、苦しんでいる。1か月たっても、まだ430人あまりが避難生活をしている。財産や思い出の品などを
全て失い、生活の場も無くなって途方に暮れる、被災された方々の思いは想像を絶するものだろう。農業者の被害もまた
大きい。収穫寸前の田圃は、泥まみれの腐った稲、1台数百万もするベンツよりも高い農機具は使えなくなり、
来年の稲作ができるかどうかも保証が無い。常総市民は今、大きな苦しみと戦っている。
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2015.10.12
『医療費40兆円』
10月8日、日刊紙で2013年度の医療費が40兆円を超えたことが報道された。赤ちゃんからお年寄りまで、1人あたり
31万4700円というから、途方もない金額だ。もし、この金額、ひとりあたり1000円削減すれば1.3兆円が別の用途に活用
されることになる。医療費の増加傾向は深刻な国家会計の課題だ。高齢社会となり、病院に行く高齢者が多い。そこで、
医者通いしない元気な高齢者を育てようと、文部科学省、厚生労働省、国土交通省、自治省などが総がかりでさまざまな
施策を打ち出してる。新しくできたスポーツ庁なども、国民がスポーツに親しみ、健康を維持するための施策を担っている。
肉体的、精神的な健全高齢者づくりが重要な課題となって来た。
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2015.10.11
『埼玉県民・山梨県民』
2人の日本人ノーベル賞のニュースが、先週、明るいニュースとして報じられた。2日連続のいいニュースだった。
街頭インタビューは山梨県民、埼玉県民の喜びの映像をたくさん放映した。郷土意識丸出しのこういった思いを
市民が発するのは微笑ましくも、県民意識がそんなに強いのか、と再確認させられるニュースだった。もちろん、
出身の小学校、中学校、高校、大学なども一躍注目される存在となった。山梨の大村智さんなどは、小学校の同級生に
『学校時代はそんなに頭が良い存在ではなかった』などと言われる始末。高校野球や国体などにみられるように、
いい意味での県民意識の競い合いで地域が盛り上がるならば、歓迎したいところだ。
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2015.10.10
『東京オリンピック』
52年前のこの日、東京オリンピックの開会式が開かれた。最高の秋晴れの中で聖火台に火が灯る情景を、小学校の
職員室に集まってモノクロテレビの映像に食い入るように見入った記憶がある。まだテレビなど全戸に普及していない田舎暮らし
の筆者には夢のまた夢の映像だった。高度経済成長の証を世界に見せつけるように、新幹線の開通、首都高速の開通などを
経て、世界に日本の姿を誇らしげに披露した。10月10日が開会式に選ばれたのは、晴れの特異日だったから、という説がある。
オリンピックは大成功、その後の日本が脈々と歩み続ける原動力となった。4年後はいったいどんな大会になるのだろう。
始まる前のさまざまなゴタゴタで、開催が決まった瞬間の国民の歓喜は、意気消沈してしまった。こういった原因を作った
脆弱なマネジメントを改善しなければ。まだまだいろんな不祥事が連続するかもしれない。新生スポーツ庁の動きにも注目したい。
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2015.10.9
『町内会』
自治会や町内会、このところの自然災害多発の現場では、自治会や町内会がきちんと整備されて機能しているところと、
そうでない所では防災、災害時の対応、災害後の対応に大きな差が出て来る。“いざ”となった時には人のつながり、
互いの助け合いが大きな力になる。都市部では、特にマンションなどでは隣の居宅に居る人、上下の人との交流などほとんど無く、
隣の人の顔も見たことが無い、というところも多い。煩わしい人づきあいなど不要で、自分流の生活を謳歌したい人には
都合が良い空間だが、所詮人は1人では生きて行けない。困った時には近所に“助けて〜”と言える関係が大切になる。
こういったことを日頃から意識してやっておく必要がある。いざ、という時にはこれが力になるのだ。助け合いの文化は
意識して築き上げなければならない。町内会や自治会、確かに面倒だが、面倒さを克服した時、地域の未来が開けて来る。
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2015.10.8
『デジタル新聞』
最近は新聞社がデジタル新聞を宣伝している。スマホで簡単に新聞や本を読めるようになって利便性が増した。スマホやタブレット
端末を必要としない、ガラ系の携帯電話で十分な筆者はその恩恵に預かれないが、新聞社側でもさまざまなメリットが有ってコマー
シャルしているのだ。新聞は1家に1部だが、デジタル新聞は1人に1部となる。1人から500円徴収したら結構な利益が出る。
デリバリや配達のコストも大幅に削減できる。1家に1台の電話(家電というらしい)が無くなり、携帯に変わっているように、
新聞もそうなるのだろうか。しかし、紙の新聞の文化は残したい。お気に入りの記事に蛍光ペンでマークする、切り取ってスクラップして
自分なりに保管する、包み紙に変身する、敷物として活用する、などいろいろに生活に根差している部分が多い。
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2015.10.7
『ヤクルト14年ぶり』
ヤクルトおばさんが足取り軽く配達していると思ったら、セ・リーグで優勝したからなのだ、とわかった。ヤクルトと言えば、
今はあまり飲まないが、子どもの頃、あの独特の容器を一気飲みし、“どうしてこんなに少ないの?”と思ったものだ。
ヤクルトの優勝は、小生にはあまり興味とするところではないが、しばらく低迷していた球団が久々にリーグ優勝、という、
こういった場面設定が面白い。しかも、監督は球団監督で一番若い44歳だ。こういう若い監督がどうやってチーム力を
作り上げるマネジメントをしたのか、ということに興味津々だ。監督のマネジメントによって、選手は持っている力以上の
ものを発揮したり、持っているものを出しきれなかったりする。野球の試合は監督の采配が大きなウエイトを占める。
人が人を動かす世界なのだ。成績不振を理由に球団を去る監督も居る。決して能力が無いわけではない。脳力が発揮でき
なかった訳でもない。さまざまな条件が複雑に作用してペナントレースの結果が決まる。日本シリーズまで、まだまだ面白い
場面が続く。
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2015.10.6
『スポーツ庁』
文科科学省の中にスポーツ庁が設立されたが、
ここの初代長官に、ソウルオリンピック背泳ぎの金メダリスト、鈴木大地氏が任命された。余計なことだが、サラリーは事務次官
クラスで、年収1800万円だそうだ。ずいぶんもらうものだ。それはさておき、スポーツ庁は、2020年東京オリンピック・パラリンピック
を睨んで設立されたことは言うもでも無い。ただ、オリンピックのようなトップアスリートの行政を担うだけでなく、スポーツを
国民の健康づくりや地域づくりに資する、とう役割も担う。高齢社会になって、医療費のかからない、認知症の人を出さない地域
社会づくりをスポーツの力で発揮しようというものだ。これをバックアップするのが
スポーツ基本法だ。東京都などでは具体的な目標を掲げた。
2020年までに都民の70%が週に1回スポーツができる環境を作ろう、というものだ。なかなか良いことだ。
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2015.10.5
『マイナンバー』
マイナンバー法が今日5日から施行される。国民ひとりひとりに番号が振られ、その番号でさまざまな行政手続きなどの
サービスが受けられる、とのふれこみだが、自分にとってどんなメリットが有るのかが良く見えない。行政事務などは
確かに簡素化されるだろう。個人の番号があり、その番号で個人が特定されるのは、銀行の講座、クレジットカード、
ポイントカード、会社などの社員番号などさまざまな体系の番号が使われているから、これらの事務と管理のために必要
なことはわかる。しかし、どういった場面で活用するのかはまだまだこれから開発されるとのこと。11月中旬までに
通知されるというが、各自治体では郵送できない人や住民登録と違うところに住んでいる人にどうやって届けるか、頭を
悩ませている。電話詐欺などの犯罪に使われる可能性もあり、もらう方も管理をきちんとやらなければならない。
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2015.10.4
『1億総活躍社会』
安倍総理が次の内閣で新しいポストをつくった。1億総活躍担当大臣。聞こえはいいが、一体何を成そうとしているのか、
軽くて美しい言葉がずらずら並んだ演説だが、よく見えない。世の中には活躍したい人も居る。活躍しなくてもいいから静かに
暮らしたい人も居る。活躍しても目標に近づかず、うなだれている人が居る。活躍しなくても自分流の生き方で満足している人
も居る。“活躍”の定義をこれからやって行くのだと思うが、活躍させて経済効果を生むような社会づくりに傾いて行くのでは、
という懸念が残る。経済優先の社会が現在のさまざまな社会問題を引き起こしているのは誰もが承知の事実。
LOHASという暮らし方は、スピードを上げなくても、お金をがむしゃらに稼がなくても、他人と比べた価値設定
をしなくても、インターネットやスマホが無くても、生きて行ける社会だ。
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2015.10.3
『東京防災の冊子』
9月1日(防災の日)以降、1300万人の東京都民全員に東京防災
という黄色の防災ハンドブックを東京都が郵送で届けた。制作料、送料等で20憶4千万円の経費をかけたというが、
内容を見ると、具体的な行動指針が網羅されており、東京都もなかなか粋なことをする。という印象だ。舛添知事の鶴の
一声というから、
凄いことだ。他の自治体からも大きな反響が有るというから、首都東京の今回の行動、水面に波紋を起こす効果が有った
ことは確実だ。各地で天変地変の災害が多いこの時期にタイムリーだった。しかし、9月28日に書いたが、正常性のバイアス
という人間の心の魔物をどう克服して行くか、という問題がある。それに、こういった災害をよりミニマムにするために
は地域社会の連携、支え合いがまた必要不可欠なこととして浮かび上がる。一朝一夕には出来上がらない、この部分の
日常の仕組みづくりも課題だ。
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2015.10.2
『がってん!』
木曜日夜8時、NHKの長寿番組ためしてガッテン、17年も続く長寿番組だ。
健康、医学、食、暮らしなど身近な話題で納得できるストーリーに仕上げているので、人気が高いのだろう。この番組で
血液サラサラになるには玉ねぎ、と放送するや翌日はスーパーの野菜売り場から玉ねぎが消える。汚れ落としに炭酸ソーダ
がいい、と放送されるや、薬屋から炭酸ソーダが無くなる、といった現象が続く。すごい番組だ。一番多いのが健康に関する
話題、肩凝り、咳、頭痛、関節の痛みなど、多くの人が抱える問題を平易に解説する。最近では再放送コマが多い。また、
前はこう放送したが、今はこんなふうに解釈が変わった、などのプログラムもある。番組も進化しているのだ。それにしても、
この番組の裏側を想像すると、情報やデータ集めに相当苦労しているだろうなあ、と思ってしまう。
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2015.10.1
『立ち飲み』
しゃれた立ち飲み屋が街に増えている。若い頃は焼き鳥しか無い立ち飲み屋に行ってよく飲んだ記憶がある。ここでは
お勘定は食べた串の本数を数え、飲んだ酒の種類を表すチップを数えてする。立って飲むわけだから、長居はしない。
客の回転も速い。小一時間ちょっと、といって同僚と入るからだらだら飲んでいない。最近の店は焼き鳥やもつ煮ではなく、
チーズだったり、缶詰めだったり、飲物はワインしか無かったり、メニューがしゃれている。この立ち飲み、ルーツは
屋台にあるのではないかと思っている。今流に言えばファストフードの店なわけだ。カウンターに譲り合って斜めに立
って飲んだ頃が懐かしい。
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2015.9.30
『ROPPONGI HALLOWEEN』
ハロウィーン・デーは10月31日。これは本場の日付け、日本では10月になったらハロウィーン商戦が始まる。ここ10年位
の間にすっかりクリスマス商戦前の盛り上がりとなって来た。ハロウィーンには仮装がつきものだが、日本の行事には仮装の
習慣があまりないからかも知れないが、ハロウィーンは実に陽気に盛り上がる。クリスマスもそうだが、宗教や言われなど
関係無しに庶民が楽しむイベントになっている。ま、目くじら立てることは無いかもしれないが、
六本木ハロウィーンは、六本木の商店街振興会が企画、港区が後援する企画だ。昨年は8
万人がパレードに参加した、というからすごい。仮装してみんなで、パレード、なんて想像しただけでウキウキする。
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2015.9.29
『難民』
ヨーロッパでは難民の受け入れをどうするかで、EU諸国の対応が分かれ、政治の世界が苦悩している。シリアからの難民受
入れがキャパシティーを超えている。そもそも難民が生まれる背景は紛争だ。何も関係ない一般市民が人権を奪われ、難民
として着の身着のままで他の国に逃れなければならない不幸、生きることに希望をかけて逃げ惑う姿は平和日本では信じがたい
光景だ。戦争や紛争では、イデオロギーの対立でどちらに勝利が有ってもどっちも不幸になるのが見えている。失うものが
大きすぎる。しかし、悲しいかな人間が起こす対立、権力者が起こす暴挙を抑えるスベが無い。
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2015.9.28『正常性バイアス』
関東・東北豪雨水害は、未曽有の爪あとを残した。常総市での被害についてさまざまな検証作業が行われる中、人間の持つ悲しい
習性に着目する研究もされ出した。それは、
正常性のバイアスという
心理的な魔物についてだ。社会心理学、防災心理学で良く使われることばだ。今回の水害では、避難所に退避した
多くの人が語っているという。『今まで60年生きているけど、ひどい雨でも水害は無かった』、『決壊した場所から6キロ
も離れているので、大丈夫だと思った』、『夜中に避難指示があったけど、まさかと思って寝ていた』、『自分のところ
は危なくないと思っていた』などなど、緊急避難した人たちから、こうした声が聞かれたそうだ。これが正常性のバイアスだ。
バイアス=偏見とう訳だが、危機状態になった時、大変さから逃避するために危機状態でも、“正常の範囲だ”と自分の心を
甘くしてしまい、危機に対応できなくなってしまうことを言うそうだ。あるある、地震が多いので、多少の揺れでも動じず、
『震度4くらいかな?』と思って逃げもしない自分が居る。まさしく筆者の心には正常性バイアスが潜んで居る。こわいこわい。
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2015.9.27『家族』
NHKの連続朝ドラ、“まれ”が昨日で終了した。あまりTVを見ない筆者も毎朝楽しみにしている。最近の連続ドラマは、結構
視聴者の人気を集める。NHKも頑張っている。半年ごとに、前の放送が終了して余韻があるうちに始まるものだから、
“まれ”が始まった今年4月当初、前の作品“まっさん”の翌週から始まった時は、テーマ音楽、画面など、しっくりと来ない
部分があった。連続ドラマは半年単位だから、
これは宿命のことと、制作側も覚悟しているのかもしれない。放送開始から2か月、3か月たつと、今回のドラマもお茶の間に
定着する。“ん?前回のドラマは何だっけ?”と忘れるくらいに今のドラマに集中できる。“まれ”が終わった今、このドラマは
さまざまな家族の絆を描きたかったんだなぁ、ということがわかった。遅い気づきかもしれないが、家族を通してこのドラマが
展開していたことを思う。さまざまな家族の有りようが有ったが、どれも良い描き方だった。そして輪島という地域に家族が
根ざして、今流行りの言葉でいうならばコミュニティー、いやそんな軽いことばではなく、地縁という強い人間の絆
を作り上げていたのだ。
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2015.9.26
『外国人観光客』
秋葉原によく行く。街を歩いている人の半分は外国人だ。しゃべっていることばもさまざま。アジア、ヨーロッパ、北アメリカ
などさまざま。今年の外国人旅行者が9月中旬まで1342万人を超えて、過去最高の、昨年1年間の数値を上回った、というニュース
が9月17日に報じられた。年末までに1900万にを超えるだろう、との予測だ。年初めにビザの発給要件を緩和した中国からの観光
客が最も多いという。観光地の公共施設では英語・中国語・韓国語の案内標記が必ずされている。円安の傾向がいつまで続くかに
よるが、政治の世界ではいろいろバッシングを受けている日本も旅行面では違う評価、いたしかゆしだが、経済効果では大いに
貢献してくれているから、歓迎すべきだろう。
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2015.9.25
『老衰死』
死の形態にはいろいろあるが、2000年以降長寿化とあいまって、老衰死が増えているそうだ。高齢になって自然に身体の機能が衰え、食べ
物を受け付けなくなり、
自然が成すままに息を引き取るということで、穏やかな最期だそうだ。だが、病院や施設ではなかなかそうは行かない。いわゆる延命措置
を講じて少しでも永く生きるようにするのが医師の役割だから、最期はチューブが身体に装着される、ということも珍しくない。本人が生
前にきちんと延命措置をしないで欲しい、と伝えてあれば、家族から医師や病院にそのことが伝えられる。筆者も、もし病気や怪我に遭わ
ず、衰弱するまで生きていたとしたら、延命治療はして欲しくないと思っているし、家族にも伝えてある。老衰する人がどこで亡くなって
いるかを調べたデータでは、年々自宅が減って、病院、福祉施設が増えている。誰もが望む、自宅での死はなかなか難しい事情だ。病院や
施設から葬儀場に直行というケースが多いという。
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2015.9.24
『老いの楽しみ』
どうやら自分がもうすぐ高齢者(法律で言うところの65才)の域に達することから、“老い”とか“終活”などの文字には
目や耳が反応するようになって来た。新聞の読者投稿に“老いの楽しみ”に関するものがこのところ多い。シルバーウィーク
だからなのだろうが、投稿によると、いきいき、はつらつと生きている内容が多い。もっとも、こういった投稿欄に寄せるような
人はそれなりの指向で生きている人なのだろうから、致し方ない。内閣府の調査では、高齢者は何歳くらいから?ということに対
して、70才がボーダーとの回答が多かったそうだ。年齢では判断できない、という人が10%位居た。男女の平均寿命が84才
という世界一の長寿国日本、いきいきした高齢者で無いと、医療費が嵩んで大変なことになる。厚生労働省や文部科学省、最近できた
スポーツ庁などは、元気な高齢者づくりの政策にやっきだ。誰でも病気せずに、元気に、笑顔で歳を重ねたいのだ。
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2015.9.23
『シルバーウィーク』
19日(土)からシルバーウィークが始まった。今年は21日(日)から祝日が3日間続き、勤務先が5連休になる
人も多いらしい。少し涼しくなって行楽地にも出かけやすいから、高速道路の下り渋滞が有ったようだ。今日は
のぼり渋滞が続くだろう。ちょうどお彼岸の中日も入っているから、お墓参りに行く人も多かったようだ。筆者
も田舎の秋田に墓参りに来ている。1年に1回くらいはご先祖さまに手を合わせるくらいしないと申し訳ない気が
する。シルバーウィークとは考えたものだ。高齢時代となり、65歳以上が全国平均で26%という時代にぴったりの
日々だ。このところ、年齢を気にした懐古調の記事が多くなるが、お許しを…。
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2015.9.22
『回らない寿司』
一世を風靡した回転寿司、今はあまり人気が無い。クルクル回って自分が欲しいものが目の前に現れるのを楽しみにした
もんだが、客が好みのものをカウンターに注文して、それに応えるような方式が定着してから、回っているものを取るより、
注文して握りたての新鮮なものを食べたい客が増えた。廻っているのが少なくなり、客の需要は減った。回転寿司業界は
パラダイムシフトが求められた。かといって、伝統的な寿司屋スタイルには持って行けない。考えたのは、回すのではなく、
客席までジェットレーンで運ぶものの出現だ。店員が客席まで運ぶ形態に改めた店もあるというから、従来思考の顧客サー
ビスが戻って来ているのだろう。
コンベア技術は日本が誇るもの。回転方式は今は海外で人気なのだそうだ。
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2015.9.21
『昭和に思う』
われら、昭和に生まれた者として、昭和の香りは懐かしい思い出がいっぱい詰まっている。この忙しい現代社会とは違った時間の
流れ、価値観、夢、希望、家族が暮らしの中にあった。そんな昭和の写真展が、今月いっぱい東京都港区の
東京ミッドタウンで開催されている。昭和には、今の時代に
無かった“いい文化”がいっぱいあった。今流行りのことばで言うならば、スローライフの世界だった。スマホもインターネット
も無かった。高速道路網も無かった。大規模な物流網も無かった。外国に行くのは珍しかった。車など金持ちの家にしか無かった。
遊ぶ道具は自分たちで工夫してつくった。地域がみんなでこどもたちの成長を見守った。町内に誰が住んでいて、どこの家にこど
もが何人居て名前は何ていうか、知っていた。こどもたちは親を尊敬していた。学校ではいじめはあったが、カラっとしたいじめ
だった。自殺者なんて珍しかった。写真展に行けない方には、小学館が発行している『われら腕白小僧〜昭和のこどもたち〜』が
おすすめ。石井美智子さんがつくった人形が、“あった、あった、こんなことあったなぁ”と思いださせてくれる。
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2015.9.20
『孫』
孫は可愛い。筆者には孫が4人、全員女の子だ。♪孫♪という歌が流行ったのは20年も前になる。当時カラオケで
歌った記憶があるが、もう20年も前になるんだ!と思った。その頃は孫が居なかったが、自分に孫が出来てみると、この
歌の意味がよ〜く心に沁みる。9月15日夜の
NHK歌謡コンサートにこの歌をヒットさせた大泉逸郎さんが
出演、ヒット当時のお話や、その時に生まれたお孫さん(今20才)が顔を見せてくれた。♪なんで そんなに
可愛いのかよ 孫と言う名の 宝物〜♪ いい歌だ。
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2015.9.19
『盗み』
近所で空き巣被害が多い。警察から防犯メールをもらっているが、この手の注意情報が多い。最近は農家の収穫物の被害だ。
一所懸命種を蒔き、病害虫に合わないよう世話をし、悪天候から守り、収穫の喜びを味わって納屋に保管しておいた新米が
ごっそり無くなってしまった、農家の人はこの怒りをどこに向けたらいいのだろう。収穫前のぶどう、梨、リンゴなども被害
が多い。中には畑のとうもろこしやキャベツが一夜にして無くなった、などもある。盗んだ先はどうなっているのか?おそらく
買う闇業者、闇仲買人などの大きな組織が暗躍しているのだろう。水害で被災した住宅に空き巣に入られる被害も常総市で
起きていて、警察では24時間体制で警備している。人の不幸に乗じて私腹を肥やすなど考えられない愚かな行為だ。
自宅の車庫から高級車ばかり夜中に盗まれる、という被害も多い。今までには無かった信じられない被害が多い。
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2015.9.18
『お風呂屋さんの勇気』
常総市の隣が守谷市、その隣が取手市だ。この取手市にあるスーパー銭湯によく行くので、メール会員となっている。
9月12日(土)1通のメールが有った。“常総市にお住まいの方を9月12日(土)と13日(日)の2日間無料で
ご招待します。どうぞ常総市にいらっしゃるお知り合いに声をかけて下さい”というものだ。公に発表してしまうと、
予想を超える人が殺到し、パニックになってしまう。こういった案内だったら、静かに情報が伝わりそうだ。被災地に
欲しい支援物資をマスコミで流すと、必要なくなってからでも集まり続けて、事務局では困り果ててしまう、という現象がある。
好意で始めたことでも、被災地にしてみれば労力になってしまう、ということが良くあることだ。こういうことを静かに始めた
スーパー銭湯、なかなか勇気が有る行動だ。多分来場者が多く居たのだろう。無料招待日を1日延期、というメールが
再度流れた。
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2015.9.17
『高校生の勇気ある行動』
秋葉原駅、つくばエクスプレスの地下からの出口で9月13日(土)、終日黄色い女子高生の声が響き渡った。『常総市の水害に対し、
募金をお願いしま〜す!』持っているのぼり旗を見ると、“守谷市商工会”と書いてある。守谷市は常総市の隣の市、水害の
直後から避難者を受け入れたり救助ヘリコプターの発着陸基地を提供して来た自治体だ。高校生たちはTシャツにジャージー姿。
見た感じ守谷高校の運動系の部員なのだろう。すごいことだ。水害から3日めでこういった支援の行動ができる若者が居る。
つくばエクスプレスは被害に遭った常総市の人たちの足となる路線だから、都内に通勤する被災された方も居るはずだ。
ボランティアとして行動する若者たちを応援したい。
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2015.9.16
『軌道修正の勇気ある行動』
小泉元首相が久しぶりに記者会見を開いた。テーマは“原発反対”だった。福島第一原発事故から4年半、一貫してこの発言
を繰り返している。“お前、前に総理大臣だった時に原発を積極的に推進しておいて、何をいまさらそんなことを言うんだ!”
という声が聴こえて来るが、その時はその時の立場で判断していた。しかし、間違いだった、と気づいた時から自分ができる
ことで声を大にして言える、その潔い姿勢が好感を持てる。どこかの方みたいに、数百億も建築コストが上がっているのに
軌道修正できなかったり、みんながおかしい、と思っているデザインの正当性ばかり主張して、時間的なロスと経費の無駄遣い
するようなこととは違う。人間誰でも間違いを起こす可能性はある。しかし、間違いに気が付いたら
いかに早く過去の流れを軌道修正してダメージを最低限にできるか、が問われる。筆者の立場だったら、阿部さんの原発推進の
説明よりも、小泉さんの原発反対の説明のほうが納得が行く。
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2015.9.15
『便利さのツケ』
スマホのパスワードが盗まれて被害に遭った、などは良く有ること。ネットによる情報取得が便利になり、使うアプリによっては
高額な取引に発展するものもある。犯罪を犯す者はそういったことに熟知して巧妙な手口でパスワードを盗み出す。多くのユーザーは
パスワードの管理など厳格にやっていない。複数のアプリに、似たようなパスワードを使っているから、すぐにバレてしまう。
スマホユーザーは格好のエサだろう。便利な物の裏側には必ず落とし穴が有る。車の自動運転システムにも犯罪行為が有った
という報告が米国で有った。ハッカーが悪さを仕掛けたらしい。コンピュータを介するシステムにはハッカーの存在が有るのだ。
安全運転のための仕組みにハッカーが悪さをする、怖い世の中だ。日本の自動車メーカーはこういった犯罪に対して、独自の
防御機能を備えているそうだ。
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2015.9.14
『新聞広告』
高い新聞代を払って、見たくも無い広告を見せつけられているような気がする。多くは通信販売、食品会社や製薬会社のサプリメン
ト、格安旅行、車、などなど。一面を使ったもの、2面見開きで大判を見せつけるもの、数ページにわたった同じ会社の系統だった
もの、新聞社が企画する企画広告というもの。とまあ、さまざま。新聞社は読者が必要かどうかは関係なく、広告代で儲けて
いるのだ。たまには、気の利いた会社がメッセージ広告を掲載する。8月31日の“野菜の日”に出したキューピー食品の広告は
カラー刷りの素晴らしいデザインと気の利いたメッセージが盛り込まれて有った。
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2015.9.13
『法の番人が法を犯す』
司法試験の問題漏えいに関わるM大学教授、自らの手でこの試験の厳格さにピンホールを開けてしまった。司法界に与えたショック
は大きかったろう。教授が若い女性の受験に対して行った行動、全くの好意で行ったとは考えられない。裏で何が有ったかは
だいたい想像が付く。仮にこの事態が大きく取り上げられなかったとしても、合格していたとして、この学生の今後は黒く塗られた人生、何も
良いことは無いはずだ。そういった若い女性の人生を狂わせたこの悪魔の存在は許せるものでは無い。利害が絡むことを悪い方向に
持って行こうとする心理は人間の弱いところだ。この教授は当然の如く、大学の名誉を傷付けたとして
懲戒解雇、退職金や退職手当を棒に振ってしまった。家族も当然居たろうに、家族がかわいそうだ。
しかし、一度立ち止まって前後のことを理性で判断すれば、まともな人間なら
やらないはずだ。
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2015.9.12
『まさかの坂』
人生には登り坂と下り坂が有るが、第三の坂で“まさかの坂”が有るという。最近頻繁に起こる自然災害がそれだ。
今までになかった現象が続く。昨日の茨城県常総市の
鬼怒川堤防の決壊、午後1時半頃に決壊、午前中まで普通に暮らしていた人たちが、午後はベランダでヘリコプターの救助を待つ
とは、思いも寄らなかったに違いない。まさかの坂だ。午前中、気象庁は緊急に警告していた。しかし、経験値で判断する人間の
行動の性、まさかは考えない。このところの異常気象は経験値で推し量れない現象が続く。だから被災された方々は、今までこんな
ことなかった!と一様に言われる。洪水から一夜明けて秋晴れの一日だが、知り合いの自動車修理工場を経営する人は工場が水没、
昨年新築したばかりの家は床上浸水という“まさか”に遭ってしまった。普通の生活に戻るまでしばらく苦労が続く。まさかの坂は
他人事では無い。
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2015.9.11
『ヘルスツーリズム』
聞きなれない言葉だが、ツーリズムという言葉が入っているので、旅行に関することだな、という想像は付く。
旅行は旅行でも、物見遊山の旅行ではなく、健康志向の人が旅行を通して健康回復や治療効果や健康増進ができる
というメニューが組み込まれた旅行だそうだ。新しい旅行の形態ゆえに、旅行会社がきっと絡んでいると思われるが、
日本ヘルスツーリズム振興機構というNPO法人が立ちあげられ、
各地にヘルスツーリズム基地をつくる活動や企画に対する表彰活動などを行っている。少し前には『エコツーリズム』
が流行り、環境保護活動と旅行がドッキングした企画がいっぱいあった。身心のリフレッシュと同時に身体の
機能が改善できる旅行は、誰が考えても行きたくなる企画だ。
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2015.9.10
『グルコサミン』
何か聞きなれないことばでも、マスコミに出て来ると自分の耳に馴染むことばに変わって行って、それを肯定するようになるから
不思議なものだ。それは多くはカタカナ言葉が多い。身体にいい食品成分や薬などに多い。
グルコサミンもそのひとつ。何しろ、食品メーカーや
薬メーカーが目の色を変えて開発、宣伝、販売している。膝などの間接痛に悩む高齢者が多いが、軟骨の損傷で痛む人が多い。これに
効くのがグルコサミンだという。とにかく、痛くない人にはわからない(あたりまえ?)苦しみなのだ。筆者も足首の軟骨が減って
悩んでいる。毎日飲み続けることになるから、金額も嵩む。でも痛みには代えられない、ということになる。コマーシャルにも力が入り、
全国のさまざまな改善事例が数多く紹介されている。ほんとうかどうかは、広告を見た人が判断すればいいのだが、ちょいとマユツバ
ものも有るから、よ〜〜く判断した方がよさそうだ。
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2015.9.9
『終活の断捨離』
断捨離、ついつい家の中が物で溢れ、捨てようとしてもなかなか捨てられない、という現象をやめて、必要な物だけ残して、
暮らしをシンプルにしよう、という行動が
断捨離。衣類、雑貨、道具、本、家具、などなどが家の中にたくさん
鎮座している。1軒の家の中に有る物を全部出して、世界中を比べてみると、日本の家の中が一番多くの物で溢れて居るという。
開発途上国は鍋釜と寝具しか無い、というから想像がつく。物を持つことが幸せな時代はとっくに過ぎた。最近は高齢者が
行く先を考えて、孫子に自分が逝ったあとの片づけをさせたくない、といって家の中を整理し始める人が多いという。
因みに整理とは、捨てることなのだ。断捨離などという前に、物を買わないことだ。なんて偉そうに言えない。想い出の物で
溢れている筆者の部屋をまず、どうにかしなければならない。
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2015.9.8
『アンガーマネジメント』
余り馴染みが無いことばだが、今注目を集めている。アンガーマネジメントとは
人間の怒りをどのようにコントロールして行くか、という心理的な感情コントロールのひとつの手法だ。むかつく、いらいらする、
などの感情はどうやって心の中に生まれ、それは何故自分の心に宿るかを知ることによって、むかつきを無くすのではなく、それと
上手に付き合い、いい方向に持って行く、と言う術だ。怒りやむかつきは、自分の心の中にある、「こうあるべきだ」いう
感情と、相手が起こす行動のギャップができると生じるという。それは、価値観の違いが原因なのだ。人間は自分の価値観をベースに
考え、行動する。従って、自分がそう思っても、相手はそう受け取らなかったり、こっちの期待値と違う行動をしてしまう。
あたりまえのことのようだが、そのギャップに出くわした時、イラっとするし、何故?と思って相手に対して怒りの感情を持ってしまう。
そういった些細なことに気づき、相手との価値観のギャップをどう埋めて行くかがコントロールできるのだそうだ。人それぞれの生きる
パラダイムは違うのはわかっていても、なかなか難しい行動だ。今、企業や学校などでこの講座が人気だそうだ。
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2015.9.7
『過払い金の請求』
AM・FMラジオで過払い金取り戻しの相談に関するコマーシャルが多い。借金問題は〇〇、といった法律事務所の宣伝だ。
こういったコマーシャルを行うということは、相当な利益を出せる商売だということだろう。裏返せば、謝金地獄に陥ってしまい、
何とかして取られすぎた利息を取り返そう、という人が多いということだ。新聞広告にも、週刊誌のコマーシャル記事に
似せたデザインでデカデカと出ている。この背景には最高裁で過払い金が法律的に認められ取り戻せる、という判例が出た
かららしいが、法律事務所はここに目を付けたのだ。頭の良い人は儲ける仕組みを考えるものだ。借金がいくら減って、
いくら取り戻せるか、5分で診断します。が売りのようだ。
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2015.9.6
『リケジョにドボジョ』
なんだか訳のわからない言葉、多分、新語だろうなとの想像は付く。リケジョは割合使われ出したことばだ。
理系の大学を卒業して、今までは男性が多かった専門的な技術職に付く女性をリケジョという。企業などでは、技術系や
研究職に女性の進出が目覚ましい。ドボジョとは、これも今まで男性の職場だった建築や土木工事などの仕事に就く女性
を言う。土木現場で監督をする若い女性を最近見かけるようになった。そもそも仕事に就くのに男性や女性などの区別を
無くそうというのが、法律で定められた、いわゆる
男女雇用機会均等法だ。こういった言葉でくくる
のも何か変な感じだ。世の中はどうも言葉をつくり、そこに枠組みを作ろうとする。今、建築土木企業では、中学生など
に仕事の現場を見学してもらったりする、ドボジョの卵を育てる活動が盛んだそうだ。土木系の労働人口が不足してるのだ。
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2015.9.5
『100均』
100円ショップのことを100均という。ひところ、この意味が分からなくて娘に効いたことがあった。「100円ショップの
ことよ!」と教えてもらった。その100均、店をブラブラするだけで楽しい商品がいっぱいある。最近では100円だけでなく、
200円、300円のものも有ったりする。中には市販で90円のものを100均で売ってたりするから、注意しなければならない。
しかし、なんでこんなに安く売れるのか(つくれるのか)不思議だ。まがいものが有るかと思いきや、結構品質には気をつけて
いるようだ。買い物かごには、ついついいろんなものが入ってしまう。その100均の商品を、某TV局でイタリアに持参し、
人気をチェックしたそうだ。1位・アイロンをかける時のグローブ(ダイソー)、2位・ふりふり海苔巻(ダイソー)、3位・
簡単密封シーラー(キャンドゥ)だったそうだ。外国人へのおみやげなどに100均が喜ばれるかもしれない。
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2015.9.4
『快眠セラピスト』
眠ることは重要だ。が、なかなか寝られない、と悩む人も居る。ぐっすりと寝て、すっきりと目が覚めた1日は心地よい。
なかなか寝られない、どうも睡眠が浅い、目覚めが悪い、となると1日が憂鬱になったりする。睡眠はとても大切だ。
なかなか良い眠りができない、という人に精神的な支えになろうという職業に、快眠セラピスト、という仕事が有る。
カウンセリングをし、良い眠りのためのアドバイスをする人のことだ。心の持ちようを変えるという方法が有る。適度な
運動をして身体に心地よい疲れを残す、心地よい音楽に浸る、適度なアルコールを摂る、布団や枕の工夫をする、
入浴の方法を変える、など色々な方法が有るらしい。筆者は昼食後15分の午睡をするように心がけている。この
15分が午後の行動をシャキっとさせてくれる。
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2015.9.3
『100才のお祝い』
100才になると、厚生労働省から銀杯が届く。これを今までの純銀から銀メッキ製に変えることになったそうだ。
100才人口が増えたからだな…と直感したが、やはり当たっていた、来年100才を迎える人は全国で3万5千人になるそうだが、
1963年(昭和38年)にこの制度をつくった時が150人だったそうだ。今年度は3万2千人に配り、2億7千万円の経費がかか
ったそうだ。純銀製だと、1個7600円だが、メッキ製だと3800円だそうだ。厚生労働省には、外部有識者から取りやめの進言
が有ったそうだが、全国で楽しみにしている人が多い。ということから、制度は残すことにしたという。ちょいと粋な計らいだ。
来年度は約1億5千万円を盛り込んであるという。こういうお金なら新国立競技場やエンブレム問題の
無駄遣いなどより、はるかに国民の理解を得やすいのだ。
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2015.9.2
『食品表示法改正』
この4月から食品表示法が改正され、2020年までに栄養成分の表示が義務付けられることになった。
栄養成分表示
とは、その食品に含まれる栄養成分がどのくらい有るのか、という情報を表示することで、熱量(カロリー)の
他、タンパク質、脂質、炭水化物、ナトリウム、の5種類を表すものだ。中でもナトリウムは、食塩の量で、
新しい表示ではわかり易くなった。日本人は食塩の採り過ぎなので、従来よりもわかり易くしたということだ。
食品を購入する時に、いちいちこの表示を見て決めるわけではいと思うが、同じようなものだったら、これを見比べて…
など役立ちそうだし、ダイエットや病気で栄養コントロールしなければならない人には大いに役立つ仕組みだ。
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2015.9.1
『子どもの生きる力』
夏休みが終わって2学期が始まった。この時期に自殺をする子どもが多い、ということがニュースになっている。筆者が
子どもの頃は、夏休み明けの初日は宿題や自由研究の成果を持って登校するのが楽しみだった。学校に行きたくない、など
無かった。そういうクラスメートも居なかった。今の学校はどうなっているのだろうか。夏休みモードから学校モードに
変わる時に自殺、子どもたちが希望を持って生き抜いて行こうという力は無くなったのだろうか。簡単に自殺してしまう
風潮を悲しく思う。現代社会、さまざまな要因が有ろうが、我慢する心、自分を信じる心、他人を敬う心、などが備わらない
学校生活になっているのが問題かもしれない。親や地域社会、学校の教師などが子どもたちときちんと向き合わないことも
原因なんだろう。子どもたちの心が彷徨っているようでは健全な社会とは言えない。
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2015.8.31
『野菜の日』
8月31日はゴロ合わせで
野菜の日。
1983年に全国青果物商業協同組合連合会などが制定したそうだ。野菜に関係ある企業や
商業施設などでさまざまなイベントが開かれる。野菜を自家栽培している筆者にとって興味深い日だ。8月を過ぎると、
さまざまな秋野菜の種蒔きが始まる。NHKテレビで“野菜の時間”として初心者向けの家庭菜園の技術を放映する
くらい、ベランダ栽培など身近な野菜栽培になって来た。種を蒔いて、その種から芽が出て緑の葉っぱを食べたり、
赤や黄色の果実ができたりするから、楽しいに違いない。第一、自分でてしおにかけて栽培した野菜が
食べられる訳だから楽しみも倍加だ。野菜の日を記念してキューピー食品が野菜クイズをやっていた。
玉ねぎは何故丸いか?、かぼちゃは何故固いか?、おくらはどうしてネバネバするか?、きゅうりのイボは何の
ためにあるのか?、レタスから出る白い液体は何か?、などなど掲載されていた。植物にはちゃんとワケが有って
それぞれの機能を発揮しているんだ、がわかった。
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2015.8.30
『ことばの力』
語彙・読解力検定の受験申込みが始まったそうだ。朝日新聞社とベネッセコーポレーションが企画した。1級から4級まで
有るというから、アナウンサー、声優、文筆家なでは挑戦のし甲斐があるかも知れない。筆者もそうだが、語彙が少なくて、
こんな時にはどう表現したらいいのだろう?と思うことが多い。小説なんか読んでいると、「なるほどなぁ、こんなにうま
い表現が有るんだ」とか、「言い得て妙だなぁ」と思う時が多い。美しい日本語に触れる機会もそう多くない。テレビなど
見ていると、変なことばのオンパレードだ。若いタレントなどが発する,
訳のわからないことばなど、すぐに流行して若者が
真似してしまう。テレビに出る人ほど、ことばに責任を持って欲しいのだが。『真逆』、『ぜんぜん、良いよ』などのことば、
アナウンサーも使っている。ことばの力は人間力のひとつだ。
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2015.8.29
『サメの北上』
茨城県沖で8月はじめにサメが目撃され、海水浴場が一時遊泳禁止になった。太平洋沿岸ではその後あちこちでサメの
目撃が確認され、海水浴場では対応に追われた。8月末になって今度は北海道苫小牧沖で漁網にひっかかっている1メートル
超のサメが捕獲された。どうやら、いつもは烏賊の群れを追いかけているらしいのだが、今年は海水温の上昇で烏賊が東北
沿岸で不漁、北海道沖に移動していて、サメはこれを追っているのではないかという。各地の海水浴場では例年の10%から
20%の客の落ち込みが有ったというから大きな打撃だ。漁業関係者もサメによる漁網の被害が無ければいいと話しているという。
地球温暖化はこんな身近な生活にも影響を及ぼしている。
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2015.8.28
『高齢者ホーム』
昨日は近くの高齢者ホームを訪問して来た。月に一度、ハワイアンバンドで訪問、施設の方々と
お楽しみ会を開いている。ここには、入居している人、デイサービスで来ている人、さまざまな人が居る。
さまざまな事情を抱えながらもこういった施設で生活する人が本当に幸せなのか?といつも考えさせられる。
施設では高齢者一人一人自発的に何かしているかといえば、そうでは無い。施設が提供するサービスを
享受しているだけだ。享受と言えば聞こえは良いが、サービスを与えられているだけの人が多い。
食事、入浴、レクリエーション、生活行動が自分で考え、自分で選択して行うようになっていない。
大勢の入居者に対して安全に、健康的にサービスを提供しようとしたら、どうしてもこうならざるを
得ないとは思うが、自由に自分で決め、自分で好きなものを選べることが尊厳だと思うが、
施設にはそれが無い。それは高齢者ホームの問題ではなく、現代的な地域社会の課題が高齢者に
しわよせとして降りかかっているのでは、とも思える。
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2015.8.27
『笑い』
イギリスの小説家、ウィリアム・サッカレーは言っている。『A good laugh is a sunshine in a house.』
直訳すれば、『明るい笑顔は太陽の輝きだ』となるだろうか。笑うことが良いことは誰でも知っている。いつも
ニコニコして暮らしている人が居る。いつも強張った顔で暮らしている人がいる。どっちの人のほうに
人が集まるかは明白だ。だけど、笑えない時もある。笑うことができない国もある。それは人々を不幸にする
事件や災害や紛争が有った時だ。そんな時はなかなか前を向いてニコリとすることはできない。
だけど、いつもニコニコできる心のゆとりを持っていたいなあ、といつも思う。
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2015.8.26
『持ち時間』
日本人の平均寿命は男女合せて83才強、83才まで生きたとして、24時間×365日×83年で、約73万時間を保有することになる。
このうちの4分の1が大学を卒業するまで、半分が働いて定年退職するまで、4分の1がリタイアしたあとの高齢になって
からの時間となる。学校を出るまでを、自分の人生の畑を耕す時間として“耕作期”、働いている期間を“実りの時期”、リタイア
してからの時間を“収穫期”と名付けた。筆者は今、収穫期の入り口を入ったとこだ。収穫期だから、実りの時期にたっぷり蓄え
た養分がいっぱい詰まった“実”をもいで、その味わいを堪能することになる。だから、実りの時期をやっと終えて、さあこれか
ら何か新しいことをするぞ、だと、また種蒔きからやらなければならないものとなる。収穫期期には、たっぷりと実らせておい
たものを楽しむほうが、より豊かな時間となる。
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2015.8.25
『あたりまえ』
あたりまえの生活が何て幸せなんだろう、そう思えるのは、あたりまえを失った時…
井村和清さんの詩にはそう書いている。4年前の東北大震災でふるさとを失った人たちが未だ仮設住宅で
暮らしている。“あたりまえ”の生活を奪われて、あたりまえの暮らしができなくなっている。政府は
そろそろ自立したのだから、といって支援を徐々に減らしている。多くの天災で避難生活を余儀なくされた
人たちも、当たり前の生活を奪われている。ごはんが食べられて、風呂に入られて、ぐっすり眠れて、
好きなことができる。そんなあたりまえをみんなは喜ばない。井村さんはそれを嘆く。
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2015.8.24
『夏山』
友人が劔岳
に登って来た、と自慢げに言う。確かに山行きが好きな人にとっては一度は登ってみたい難所の山だ。
2998Mと標高も高い部類、それに垂直に切り立った50Mほどの岩登り、頂上の絶景、素晴らしい。
筆者は2009年に2度目のアタックで登頂した。新宿から富山県側の室堂まで夜行バスで行けば朝の
6時頃には到着、そこから登り始める。切り立った岩がすごい、とガイドブックに書いてあるし、
友人に聞いてもすごいところだ、というので、決死の覚悟で自宅を出発したのを覚えている。
“ちゃんと家に帰れるかな?”と真剣に考えたものだ。いつも単独行なので自宅では家内が心配している。
この時ばかりは、『安全な山だから、心配ないよ』と嘘をついてしまった。
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2015.8.23
『おいしい野菜』
筆者は自分で食べる野菜を自給自足している。農薬を使わないで自然の摂理に従った栽培だから、色や形は
スーパーで売っているものには叶わない。しかし、目に見えないところの味は格別だ。野菜には必ず虫が
付く。葉っぱに穴の開いていない野菜が有るとしたらまず農薬で虫を殺している。虫が死ぬか、毛嫌いする
くらいの薬を散布する。例えばキャベツ、穴があかないキャベツは薬を食べているようなものだ。
これを防ぐにはメッシュのトンネルをかけ、モンシロチョウからキャベツを守る。農家がこんなことを
していたんでは商売にならない。家庭菜園は商売じゃないから面倒でも手間暇かけて
美味い野菜を食うために労力を惜しまない。
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2015.8.22
『空き墓地』
空き家の問題が各地で顕在化し、条例をつくって空家の管理をする、空家の斡旋をする、などが出て来
ている。空家の問題もさることながら、今日のキーワードは空き墓地。こういった表現が適切かどうか
わからないが、墓地の管理を何もせず、草ぼうぼうのお墓が増えて来ているそうだ。特に地方の墓地
などで、誰もお墓詣りに来ず、草が伸びほうだいのところが増えているらしい。13日は迎え火をして
ご先祖の霊を家に迎え、16日に送り日をして送り出す、などしてもらえない霊があちこちで彷徨って
いるわけだ。高齢化と言ってしまえばそこまでだが、空き墓は神聖な御霊の宿る場所でこういった
環境の悪化が周囲に悪影響を及ぼす。多分、寺や宗教団体がこれからの課題として対策を考えるだろう。
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2015.8.21
『夢』
朝の連続ドラマ希(まれ)、主人公がパティシエになる
夢を持ってさまざまな事態に遭遇するストーリーだ。
父親もまた、夢をもってさまざまな新規事業に意欲を燃やす。高校野球もそうだ。全国4000校の球児たちが
甲子園という夢に向かって勝ち抜き、県代表になり甲子園へとコマを進める。夢を持つ者は目の輝きが違う。
夢を持つ者はまっしぐらに突き進み、困難に立ち向かってもそれを突き崩すエネルギーを持つ。何歳になっても
生きている限り、夢を持つことが大切だ。小さな夢を積み重ねて行けば、やがて大きな夢が叶って行く。
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2015.8.20
『牛乳パック開くのが大変』
新聞の投書欄に、51才の女性の方から投書が有った。「牛乳パック開くのが大変」とある。彼女は友人からそのことを
聞き、“なるほど、リサイクルに協力するのもいいけど、確かに大変”と思ったそうだ。頸椎を傷め、腕が思うように
動かなくなった彼女は、今までだったら何とも思わなかったことができにくくなって来た、という。メ―カーには
そういったことを工夫してもらいたい、というのだ。確かにそうだ。そういったことをユニバーサルデザインという。
交通バリアフリー化で駅のエレベーターやエスカレーターは障がい者や高齢者だけでなく、誰でも便利に使えるように
なった。シャンプーとコンディショナーの容器に点字のようなエンボスがあれば、頭を洗う時に眼を閉じていても
誰にでも区別できる、ホームページを見る時、文字の大きさを変えられるメニューがある、など、社会に少しずつ浸透
して来た。牛乳パック、筆者も開きやすくして欲しいと思う。
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2015.8.19
『今どきの子ども』
起きるのが遅い、元気が無い、すぐお腹が痛くなる。これ、現代っ子の特徴らしい。概して体力が無いのだ。理由は
いろいろあろうが、現代の暮らしぶりが影響しているのは間違いない。だいたいスマホを持ってるから、部屋に籠って
ゲームをしたりメールをしたりしているうちに、生活が不規則になる。食べるものは添加物が入ったコンビニの弁当
だったりファストフードのハンバーガーだったり、食べる時間も遅かったり。子ども時代にやらなければならない、
身体づくりが成されていないから、やわな身体になってしまう。学校の朝礼などでは、ちょっと長くなると
ばたばた倒れてしまうらしい。こういった子どもの異変に親たちが気が付かないらしいのだ。そうか、親の世代も
違った文化と価値観で育っていたんだ。
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2015.8.18
『未病』
未病が今医療の世界で大きな課題になっているらしい。未病とは、健康未満、病気以上の健康状態のことを言うそうだ。
いわば、病気予備軍だ。未病アプリというのが有って、携帯端末でそのチェックができるものがあるようだが。何でも
自分の感覚に頼らないで外部情報をうのみにして暮らす現代生活がそもそも未病を増やしているのではないか。心や
身体のセンサーを感度が良いアンテナにしておく必要が有るが、不規則な暮らし、食生活、運動などきちんとやっていれば
アンテナはいつも磨かれて行くのに、これを錆びさせている人が多い。アプリなどに頼らずとも、自分の身心のいちばん
良い状態を知っていれば、そうでない時の対処法がわかるというものだ。
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2015.8.17
『山の安全』
昨年の御嶽山の噴火で、山に入る時のマナーが大きく考えさせられた。新聞の投書欄などでは、山に行くのは
自己責任だから、自分が責任を持って、などと偉そうなことを投書している人が居る。しかし、自分が責任を
持っても、いざ遭難などの事故があったら、あなたは何もできないのだ。周囲が捜索活動をし、地元の警察や
消防団員が寝食も忘れて救助活動をするのだ。だから自己責任などと言わず、きちんと登山届を出し、山に行
く前に体力を整え、コースを良く調べ、天候が急変したら引き返す、こういったすべての行動を行ってこそ、
山に行けるのだ。中高年の山行き人口激増、ただ流行に乗るだけでなく、やるべきことをやっておくことが
最も重要だ。
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2015.8.16
『OS』
パソコンのオペレーティングシステム(OS)がまた新しくなる。Windows8.1にやっと慣れたと思ったら、今度は
Windows10がリリースされている。OSはハッカーやウィルス犯罪に対応するとか、ネットワーク機能の向上に合わせて
バージョンアップが繰り返されるが、そのメモリー容量がどんどん大きくなって重くなる。操作法も少しずつ変わる。
ユーザーは付いて行くのが大変だ。今回のwindows10は来年7月までは無料でアップデートできるようだ。ただ、安定す
るまでは、一部のアプリケーションにアクセスできなくなるなどの障害が必ず出る。筆者はまだ更新作業をやろうとは思
っていない。
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2015.8.15
『終戦』
戦後70年経ってさまざまな公文書が明らかになって来た。70年経って、今まで口を閉ざして来た人たちが語り
出した。アメリカ軍の公文書、帝国海軍の公文書、今まで知られていない戦時中の生々しい実態がさまざまに
明らかになって来た。
NHKなどでは、こういった記録をつなぎ合わせ、戦争とはいったい何だったろうか、当時の国民感情はどうだったか、
軍部は何をもくろんでいたかが克明にわかって来た。80才以上の方々は戦時下を生き抜き、今何が必要かを考え
ている。が、思い出すのもつらいだろう。がゆえに今まで自分の心の中に封印して来たのだ。そんな中、
今までは言えなかったが、今自分が語らなければならない、という気持ちになっている方が多い。伝えることは重要だ。
テレビ、映画で戦争を扱ったものがこの夏多い。阿部総理大臣の戦後70年談話、強権な阿部論で行くはずだったが、
自民党の人気急落でだんだん政治的にトーンダウンしている。やはり、政治を動かせて行くのは国民の声だ。
あきらめてはいけない。ひとりひとりが声を出すことだ。あきらめてはいけない。
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2015.8.14
『それでも稼働』
今日はぼやきたい。8月11日にも書いたが、それでも治まらないのだ。
川内原発が稼働した。エネルギー事情が様変わりして、猛暑日が10日間も続く夏でもピーク時にまだ
電力の余裕が
ある。原発推進を唱えるのは経済界、原発立地自治体の交付金目当て、雇用目当ての地元企業、それに原発
メーカーだけ。すべて利権が絡み、人類の幸福を考えて居ない安倍政権の無謀が国際的にも批判されている。
福島第一原発事故で故郷を追われて仮設住宅に4年以上暮らすひとたちが11万人も居る。懲りずによくこう
いった政策を行うもんだ。
今や原発推進派の意見よりも反対派の意見が理に適っている。原子力規制委員会が安全性を確認した、などと
うそぶいているが、事故時の避難計画さえできていないというのに…。国民の半数以上が反対しているのに、
政策を決めて、推進して、あとはネバリ強く説明して行く、って順番が違うんじゃない?。
権力を握る者が判断を間違えると大変な事態がまたきっと起きる。
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2015.8.13
『荒手の犯罪』
県警からの防犯メールを受信している。アドレスを登録すれば地域の犯罪・防犯情報がもらえる仕組みだ。最近多いのが
自宅車庫からの車盗難。運転席の小窓を割って鍵を開け、車を持ち去る、という荒手の犯罪だ。高級車ばかり狙われる
ようだ。工事現場からトラックや、パワーショベルも結構盗まれている。この手犯罪の組織が横行しているのだろう。
海外では、保養地の別荘で高級指輪やクレジットカードが何者かに盗まれたが、エアコンのダクト経由で催眠ガスが
注入されたという。怖い世の中だ。安全神話の日本にもこれから何が有るかわからない。
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2015.8.12
『竿屋』
竿屋〜竿竹!とスピーカーから流して住宅地に販売に来る竿竹屋、最近は悪質な業者が居るらしい。世田谷区では
こういった悪質業者が入って来るのが嫌だということで、エアコンも付けず、窓を閉め切った高齢の3姉妹が熱中症
で亡くなった。国民生活センターに入る相談で最近、竿竹屋のトラブルが多いという。2本で千円、といううたい文句に、
呼び止めて設置してもらったら、長さ調整したあと、13万円、とか高額では90万円を取られた、という事例が
有ったらしい。高齢者を狙って、こういった訪問販売のぼったくりがこれから増えそうだ。国民生活センターでは、
困った時は、近所に知らせるか、警察に連絡して欲しい、と言っている。
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2015.8.11
『電力需要』
8月1日から8日まで、全国的に猛暑日が続き、気象観測史上初めての猛暑日の連続だった。しかし、電力需要が
逼迫している、との話題は出なかった。原子力発電所が稼働していないにもかかわらず、電力不足にはならなかった。
企業などではまだ夏休みに入っていないから、業務用電力も普通に不足無く賄われていたことになる。要するに、原発
が無くてもやっていけることを意味している。各地に設置された太陽光発電や風力発電が機能したこと、家庭のソーラー
発電が普及したこと、節電の家電が普及したことなどによる。それでも原発を推進しようとする電力会社はこの事態を
どう説明するのだろうか。
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2015.8.10
『立秋』
8月8日は立秋だった。7月31日から続いた猛暑日が8日間、気象観測史上初めてのこんなに長い猛暑日
だったそうだ。それも24節季の立秋の8月8日、少し暑さが落ち着き、何となくカラッとした涼しい風が吹いた。
季節は確実に巡っているのだなあ、と思う。そういえば、夜には虫の鳴き声が増えた。田圃の稲が黄色く色づいて
来て、稲穂が頭を垂れている。世の中、いろいろ騒々しいことが多いのだが、自然の巡り、四季の移ろいは
淡淡とやって来る。
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2015.8.9
『女性1位、男性3位』
今年の世界の平均寿命をWHO(世界保健機構)が発表した。男性は80歳で3位、同じ順位に
オーストラリア、カナダ、キプロス、イタリア、ノルウエーなどが入っている。女性は87歳で単独トップ、男女平均では
84歳で単独トップだ。寿命が短い国は男女ともシェラレオネの46歳、46歳と言えば、日本の昭和初期くらいの年齢だ。
医療の問題、紛争の問題、食糧や水の問題を抱えていることがわかる。日本では男と女では7歳も寿命が違うのは何でだ
ろう。確立として、男性のほうが女性よりも早く死ぬということだ。考えて見れば、女性は男性よりも生活能力が有るから
男に先立たれても生きていけるが、男が独りになったら大変なことになってしまう。そのために、男性も家事能力や
生活能力を鍛えておかねばならない。
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2015.8.8
『人間の分際』
学生の分際で…、そんなことできる分際では無い、分際をわきまえろ、などという使われ方がされるが、作家の曽野
綾子さんが人間の分際という本を上梓した。出版社の
幻冬舎というのは、売れ筋の本を連発する気鋭の会社だ。曽野さんは、人間には分際が有る、とこの本で言っている。
出版社のコピーライトは、“60年以上世の中を見て来た著者の知恵を凝縮した一冊”とうたっている。洗礼もした
経験なカトリック教徒だから、宗教をテーマにした著書も多い。時々、彼女の発言が社会的に物議をかもす時もある。
この本は、人と同じにならなくてもいい、自分らしく生きよ。自分の生き方に哲学を持て、と言っているような気が
する。分際=身の程と辞書では解説している。
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2015.8.7
『オワハラ』
セクハラ、パワハラ、マタハラ…さまざまなハラスメントは人権侵害になる。人が幸福になる権利を侵害するこれらの
ハラスメントに、また新たなオワハラ
が加わった。今年は大学生の就職活動解禁が8月1日以降となった。今までは十分な期間が有ったから、内定をもらっても
、それを受け入れるか、いや、もう1社受けておこうか、などの選択肢が有った。今年は期間が無いから早く意思決定
しないことには、内定から決定まであやふやな態度だと学生側も、企業側も困ってしまう。企業は少しでも優秀な生徒に内定を
早く決めてもらいたい。そこで、企業は何とかして学生を引き留めようと力を出す。これが就活終われハラスメント=オワハラ
というわけだ。学生からは、企業の引き留め策が強引だ、などと苦情が出ている。企業側も今年は売り手市場だから
苦戦しているのだ。
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2015.8.6
『あれから70年』
広島に原子爆弾が投下されてから70年、今年も灼熱の広島平和記念公園で平和記念式典が開かれる。当時のさまざまな記録が
少しずつ公開され、事実が明らかにされるにつれ、あの戦争の本質は一体何だったろうか、と問われる。今や国民総幸福
度が議論される時代、戦争当時は何が幸福だったのだろうか。何のために国民が耐乏の中何を目指したのだろうか。
国民を鼓舞した当時の軍事色の代償はあまりにも大きかったのだ。議論中の安保法案はそういった懸念の上に立っている。
しかし、日米安全保障条約が結ばれた頃の世界情勢が大きく変わっている中、日本はどうやって自立して行けばいいの
だろうか。ただ賛成、反対というだけではなく、日本をどうやって幸福度が高い国にして行くかの議論が重要だ。
広島の原爆資料館を見ただけで、価値観が変わる経験をした。その上にたってわたしたちが、子どもたちに何を残せるか、
国際情勢を踏まえたプランが必要になって来る。
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2015.8.5
『警察学校のオープン・キャンパス』
オープン・キャンパスと言えば、大学が受験を希望する高校生にキャンパスを見学してもらい、学校への理解を深め
ようという取り組みだ。少子化の時代、そしてさまざまな大学が乱立する時代に学生集めが大変な学校側の切り札だ。
そのオープン・キャンパスを警察学校がやっているというから驚きだ。県警からの防犯メールの受信登録をしている
が、このメールにオープン・キャンパスの案内が有った。警察音楽隊の演奏会、白バイの模範走行、機動隊のデモ訓
練など、夏休みの子ども向けが主な目的かと思ったが、“来春、高校大学を卒業予定の方、卒業後就職されていない?
方、是非ご来場ください”とある。警察学校も入隊する人集めに苦労しているようだ。
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2015.8.4
『みんな違ってみんないい』
金子みすずの誌に、「みんな違ってみんないい」というのが有った。日本人はどうも、みんな違うことを避ける傾向に
あるようだ。学校でも社会でもみんなと違うと村八分、みんな同じでなければならない遺伝子が強い。いじめの原因も
そこにあることが多い。こどもの頃から、みんな同じになることを躾けられて来ているのだ。個性を尊重する、などと
言ってもそれは掛け声だけで、ひとりひとり違うのを均そうという作用が働き、自分を押し殺してしまう。「えっ?信
じられな〜い」と感じる時がある。それは自分の価値観と違った現象が起きた時、ただ自分の尺度と違っただけで、相
手はそれが流儀だったり大切だったりする。相手を認めることは難しい時が有るが、そこから相手の理解が始まる。
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2015.8.3
『薬の広告』
薬屋に行く。抗加齢(アンチエイジング)のためのサプリメント、腰や肩の痛み快復のための薬がところせましと
並んでいる。薬業界も高齢者ビジネスに攻勢をかけている。高齢になると、ひざ、肩、腰などに痛みを訴える人が増える。
どうしても関節にキシミが出て来るからだ。40肩が最近では60歳くらいで出て来るらしい。60歳で40肩と
診断され、喜ぶのはまずいそうだ。これらの関節の痛みに効く薬は漢方処方のものが多く、結構高い。漢方の薬は
即効性ではないから長い間服用することになる。薬代もばかにならない。
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2015.8.2
『抒情歌』
荒城の月、ふるさと、月の砂漠、我は海の子、みかんの花咲く丘、夏の想い出、紅葉、雪、七つの子……
タイトルを見ただけで♪メロディが頭に浮かぶ。懐かしい日本の風景が浮かぶ。こういった日本の風景やしきたりを
うたった局のジャンルを抒情歌という。教育カリキュラムの改訂で音楽の時間に取り上げられなくなった抒情歌が
多く、子どもたちが知らない歌が増えた。こういった歌を持って高齢者ホームを時々訪問する。ギター1本の伴奏で
入居者の方々と歌う。生まれも育ちも違う環境を経て来た高齢の人たちにとって、共通の風景が蘇り、大きな声で
うたったり、認知症の人でも表情が変わったりする。うたの持つ力だ。
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2015.8.1
『訪日外国人40%増』
環境庁所管の日本宣伝組織“日本政府観光局”が今年上半期の外国人の訪日が914万人と過去最高を記録した
と発表した。登別温泉に行った時は中国語のオンパレードだった。立山室堂に行った時はタイ語があちこ
ちから聞こえた。みんな信じられないような大きな声でしゃべっている。
クールジャパン計画の成果なのかどうかわからないが、とにかく外国人が多いな、と思える。
東京や大阪では、ビジネスホテルが予約できない状況が続いているそうだが、外国人旅行客のエージェン
トが早々にホテルを押さえてしまうらしい。観光地ではトイレや案内表示に日本語・英語・中国語が目立つ。
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2015.7.31
『病院向けロボット』
ロボットと言えば、人の形をして歩行する、のようなイメージだが。最近注目されているのが、介護サポートや
作業サポートのロボットだ。例えば、足の筋力が低下した人の足に装着し、歩行や物を持ち上げるサポートをする
ロボット、リハビリ訓練をサポートするロボット、介護職の人の職業病、腰痛を防ぐためのアシスト
を行うロボットだ。技術の進化は目覚ましくコストも少しずつ安くなりつつある。
リース契約で費用処理する方法もあるそうだ。ロボットと言えば、我々の世代は
『鉄腕アトム』だった。その夢が今
叶いつつある。
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2015.7.30
『地域の盆踊り大会中止』
暑中になると、盆踊り太鼓が聞こえて来て、老いも若きも浴衣にうちわ持参で学校のグラウンドに集まったものだ。
櫓が組まれ、和太鼓の打ち手が拍子よく音頭に合わせてバチを裁く。こんな光景が世田谷区のある地域ではできなく
なったそうだ。『盆踊り大会を実施したら何がおきるかわからないぞ』、という強迫メールが有ったという。
地域の行事として今まで何でもなくやっていたことが、できなくなることが良くある。今までのしきたりに関係ない
住民が転居してきたりすると、保育所の音がうるさい、と言って訴えたり、こういった、今まで地域社会に当たり前
に有った行事や文化などを良しと思わない住民から苦情が出たりする。寂しい限りだ。
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2015.7.29
『ごみの分別』
ゴミの分別方式が市町村によって違う。ゴミ処理の仕組みは市町村単独で行う場合、いくつかの市町村が広域組合
を結成して措置する場合、いろいろあるが、それぞれの自治体や広域組合のルールが違う。こっちの市では細かく資源
ごみとして紙や瓶を分類して廃棄、隣の町では燃えるものと燃えないものにだけ分けて…という具合だ。ゴミを出すほう
は分別など面倒でやってられない。でも、その場合分別は処理場で税金を使ってやっているとか、高度な焼却設備を
持っていて、燃料を使って焼却処分している、など裏がどうなっているかを知る必要がある。いずれにしても当事者が
きちんと分類して廃棄するか、税金を使って当事者の負担を軽減しているか、のようだ。ゴミはできるだけ出さないよう
にするのが良いが、商品の売り方や梱包の仕組みを変えなければならない部分もあり、ドイツのように、もっと社会として
ゴミ減量の仕組みづくりに取り組み、上流から減量するシステムを作らなければならないのだ。
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2015.7.28
『コンビニでプラカード印刷』
安保法案のデモ、全国の模様がニュースで流れる。東京でも福岡でも、仙台でも同じプラカードを持ってデモに
参加している。ニュースを見て少し不思議に思った。みんな自宅でファイルを受け取ってプリントアウトして持参
しているのか〜、と思った。しかし、最近はコンビニの複写機で簡単にこのプラカードがつくれるように
なっているらしい。らしい、というのはまだこのサービスを受けたことが無いから。便利な世の中になったものだ。
1枚がモノクロだったら20円、カラーだったら150円というから、まあ出せるお金だ。デザインなどもスマホで
簡単に検索でき、そのアドレスを入れるだけという。コンビニも新たなビジネスの種をお客からいただいたような
ものだ。
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2015.7.27
『カードの整理術』
ポイントカードを何枚持っていますか?コンビニ・ス―パー・薬屋・家電量販店・DIY店・ファストフード店・ファミレス・
財布の中にはカードだらけ、どれがどれだっけ?と膨らむ厚さと格闘する人が多い。財布の中のカードを整理する術が必要だ。
ポイントカードだけでは無い。クレジットカード、医者の診察券、まあ多いこと。特にポイントカードについては、
便利そう、と思って無料だからつくっちゃえ、と思いがち。実は筆者の財布も結構ふくらんでいる。では使っているものは?と
振り返って見ると、せいぜい2,3枚だ。整理しなければならない。整理とは、捨てることなり、だ。
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2015.7.26
『総文祭』
総文祭とは、全国高校総合文化祭のことをいう。
今年で39回を数えるそうだ。7月28日から8月1日まで滋賀県で開かれるという。スポーツの世界ではインタ
ーハイというのがあるが、文化部のインターハイと言える行事だ。22部門もあるというから、さまざまな伝統芸能
や演劇、百人一首、絵画、民族舞踊など高校生たちが日頃練習に磨きをかけた技術を競う。想像しただけで高校野球
と並ぶ、若者たちの爽やかな行動が目に浮かぶ。素晴らしいイベントだ。おもしろい部門では、弁論、新聞、放送な
どの部門がある。特別支援学校の部門も用意されている。
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2015.7.25
『ユースホステルの生き残り』
青年期にはユースホステルのペアレンツになりたい、と本当に憧れた時が有った。宿泊する若者とひと時を共にし
若者の声に耳を傾け、第三者として彼らのサポートをする。夕食後にはミーティングと称して宿泊者と談話したり
ゲームをしたりして過ごす。こういったユースホステルの有り方が今の若者には歓迎されないようだ。格安で泊ま
れて交友をする仕掛けそのものが時代に合っていないということなのだろうか。日本ユースホステル協会というのがあるそうだが、
昨年は220棟、40年前には580棟を超えていたというから隔世の感だ。それでも今乗っているホステルは
さまざまな努力をして生き残りを懸けているそうだ。
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2015.7.24
『汚染水海へ』
台風11号が接近し、福島第一原発の排水路が溢れ、汚染水が海に流れ出した、というニュースが目立たないながら
報道された。社会は今、このニュースよりも安保法案や国立競技場などのニュースに偏っているので、目立たなかった
のは東京電力にとっては不幸中の幸い。稼働を目指す原発、審査中の原発にとってもヒヤっとするニュースだった
に違いない。扱いは小さいが、すごく大きい事件だ。オリンピック招致にあたって、安倍総理は放射能の影響は収束している、
と言った。そんな訳は無いことを今回の事故は意味している。脆弱な環境化で事故の対応に当たっている現場では、
台風ひとつでこんなことになっている。東京電力が悪いだけでは無いが、原子力行政の当事者たちは、悲しいかな
まだ懲りない安全神話に呪縛されている。
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2015.7.23
『又吉さん芥川賞』
又吉直樹さんの「火花」が芥川賞を受賞した。すでにこの小説はベストセラーになっていたが、販売にも更に拍車
がかかって来た。久々の出版界の活気かもしれない。デジタル人気で本屋さんに行かないで、ファイルをダウンロードして
いつでも読める、などのデジタル社会が出版界を脅かしている。加えて読書をしない人が増え、新聞などのマスコミでは
本を読むことの広報活動が盛んだ。小学校などでも活字離れを無くそうと、本の魅力を伝える活動が各地で行われている。
若者に人気がある又吉さんの行動が、本離れした人たちを本屋さんに引き寄せることに繋がれば良いのだが。
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2015.7.22
『韓国ツアー』
韓国モニターツアー、羽田発3日間2万円の日刊紙1ページカラー広告が目に留まった。一時は韓流ブームで特に
女性ツアー客が引きも切らなかったのだが、韓国の懲りない日本バッシングで国民感情も冷えているのだろう。
旅行客が減っているに違いない。隣人を根掘り葉掘りのスキャンダルまみれにする政治家の政策には困ったものだ。
国交正常化50年という年に、両国が笑顔で互いに祝うことができないのは残念だ。冷えるのは早い。暖めるには相当な
努力と時間を要する。
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2015.7.21
『吹奏楽コンクール』
筆者のこどもたち2人は吹奏楽部に入っていた。家の中に楽器がいろいろと置いてあったことや、筆者の音楽好き
が遺伝したかな?と親として勝手に思い込んでいる。普通の部活は夏くらいに最上級生が活動をリタイアするのだが、
吹奏楽部は卒業式前後に定期演奏会を行うのが常、だから受験期になってもまだ部活を続けている。親としては
複雑な思いに駆られる。しかし、30人から40人の編成で自分のパートを持ち、チームワークでひとつの曲を
完成させていく吹奏楽部の活動には、この時期にしかできない仲間との協働作業に大きな意味を見出す。全国吹奏楽
コンクールの地区予選が今各地で行われている。
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2015.7.20
『相撲がおもしろい』
大相撲名古屋場所が連日満員御礼だそうだ。相撲界の疑惑問題で一時客離れが起こって以来、日本相撲協会は
協会の改革に努力した。それが実って来たのだろう。何といっても強い人気力士が次から次に出て来る。
スター力士が登場することで客足が伸び、マスコミ報道が増える。今場所は何といっても、照の富士。連日、館内
を沸かせている。番付表を見ると、少し悲しくなってしまう。日本人よりもモンゴル勢が上位を占めているのだ。
日本人でなくても…というわけには行かない。マスコミ報道では、あえて、出身は日本です、などど言うほど
外国人が多い。あれだけの日本語をペラペラ数年のうちにしゃべってしまいのがすごい。車会社の会長など
何年いても日本語を全く話さない。下から這い上がって行く世界と上から目線の世界の違いなのだろうか。
そんなことはどうでもいいが、わが郷土力士の稀勢の里(日本人)に頑張ってもらいたい。
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2015.7.19
『企業の組織的不正』
電気メーカーのT社が巨額の不正経理操作を行い、粉飾決算を発表した。その後の報道を見ると、内部では
深い組織の亀裂や権力闘争が有ったような感じだ。何が有ったかはわからないが、社会を欺くことは絶対に
有ってはならない。企業の社会的責任が声高に語られ、T社にもCSR(企業の社会的責任を担う)部門をつくり、
優秀なスタッフが居たにも関わらず、経営者がいけない。部下は上司に従い、白をも黒と言わされる運命が組織だ。
経団連の広報を司る経済広報センターが、企業のイメージを上げるためのさまざまな企画広報を展開している。
その経団連には昔、T社出身の名経営者、土光敏夫さんが会長として職責を担った。T社から石川島播磨に行っても
経営手腕を発揮した。家ではメザシを食べる質素な生活が庶民の共感を呼び、経営のポリシーに有った。日常
生活もそうだが、背伸びしてはいけない。等身大の行動が求められる。
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2015.7.18
『与党の驕り』
政権が民主党に変わった時、自民党の中では驕りを戒める発言が多く有った。自民党が返り咲いた時にも権力
を持ったからと言って驕りに走ることが無いように、との幹部のメッセージがあった。そして今、権力の驕り
でさまざまな横暴をやってのけている。きっとまた野党に成り下がってしまうことだろう。国民の気持ちを少しでも
汲もう、という姿勢なのか、巨額の建設費でやり玉に挙がっている国立競技場の設計を白紙に戻すことを決定した。
つい先日、今からでは設計変更は間に合わないので、コストアップのまま進める、と発言したばかりなのに、
内閣支持率に陰りが予想されるとなると、コロっと前言を翻す。福祉政策の
切り捨てや年金の減額などやっている時に900億円もの巨額を無駄に出費するなど、誰が考えてもおかしい。最初
からわかっていることなのに、何故まともな頭で考えないのか。ここが市民の感覚と永田町論理の違いだ。
安保法制にしても、国民はもっと声をあげていかなければならないのだ。こんな与党政治家を許す訳には行かない。
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2015.7.17
『世界遺産』
明治期の産業振興遺産が世界遺産登録された。地域では万歳をして喜ぶ。なぜ喜ぶか?それは、知名度が上がる
ことで観光資源としての価値が上がるからだ。世界遺産になったからといって、何が変わる訳でもない。国内の
世界遺産は、文化遺産が15件、自然遺産が4件になったそうだ。世界中の合計は千か所を超えたそうだ。
観光産業が一気に活気づき、ツアー商品が増え、観光客が押し寄せる。こんなことでいいのか?と疑問を投げかける
識者も居る。日本人がブランド指向の人が多いのと同じで、こういったブランドに目が行ってしまうことへの
警鐘だ。この遺産、単なる商業主義への恩恵だけでなく、きちんと文化が継承され、守られて行くような仕組みなら
いいのだが。一過性の観光ブームに乗ったものなど、そのうち廃れてしまう。
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2015.7.16
『公共施設のCS』
このところの自治体や国の機関などの公共施設窓口対応がなかなか良い。企業などでは顧客満足度(CS)を
高めるためのさまざまな施策や教育を行ってホスピタリティの向上に努める。民間のいいところを公共施設でも
真似てやるようになったのは好ましいことだ。役所や公民館などの電話応対や窓口での言葉遣い、所作、お客さんを
待たせないテキパキした態度など、垣間見られる。電話応対などでも、きちんと応対者の名前を名乗ったりする。
互いに気持ち良くなれるいことはどんどん実践して欲しい。
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2015.7.15
『暑い!』
ここ2,3日の猛暑、まだまだこれから、もっと暑くなるとは思うが、暑い!。昨日は全国で熱中症で救急搬送された
人が1,065人、死亡した人が3人居たそうだ。特に高齢者が自宅で症状を発する人が多いと聞く。各地の高齢者見守り関係の方々
がご自宅に出向いて対応のためのアドバイスをしたり、首に巻く吸熱用のタオルを配ったりしているようだ。体温
調整が難しくなる高齢の方々には注意が必要だ。自治体や公共施設などでは節電もさることながら、個々の家庭の電力
消費を抑制するために、施設に集まって避暑をしながら市民が集うことをやっているところがある。なかなか良い発想だ。
この暑い中、外歩きの仕事をする人には大変な苦労が伴う。
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2015.7.14
『痴漢抑止シール』
満員電車の中での痴漢行為抑止のため、埼玉県警が考案したシールがお目見えするようだ。スマホにこのシールを貼りつけて
おき、何かあった時にそのシールの上紙をはがし、犯人の手や衣服にシールを当てると、×印が付き、なかなか落ちないインク
なのだそうだ。一見、“なかなかいいんじゃない?”と思いがちだが、悪用もされるんじゃないかと心配だ。みんなが善意に
使うとは限らないのがこの社会。冤罪も生まれる可能性が有る。埼玉県では年間250件以上の痴漢被害届があり、ここ5年間増え
続けているという。通勤時の満員電車は痴漢にとっては格好の場所なのだろうが、筆者の経験によれば、そういった冤罪に
巻き込まれないための男性側の自衛策が必要な場面が多い。何もしてないのに、隣の女性からジロリと見られたりした経験が有る。
埼玉県警の秘策、うまく行けばいいのだが。
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2015.7.13
『新国立競技場』
2020オリンピックで使われる新国立競技場の施工が承認された。コンペティションで選ばれたデザインが、当初の予算よりも765億円も
上積みした2520億円で決まった。桁が違う施工費をよくもこんな簡単な方法で決めたものだ。最後には首相の決断だというが、デザイン
にこだわって経費を考えない無茶なプランはいったいどうなってんだろう。あり得ない。オリンピックの実施にあたっては、見栄を張らず、レガシー
を残した形で国民の賛同を持って行うのがその筋であるはずなのに、シンボルである競技場が最初からこんなに政治の力が作用する形で
進められるのはいかがなものだろう。オリンピック準備に向けて、まだまだ紆余曲折が出てくることが予想される。
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2015.7.12
『テレビが面白くない』
もともと、あまりテレビを見るほうでは無い。眼を奪われるのが嫌いなのだ。どちらかと言えばラジオ派かもしれない。
聞こえて来る音に情景を想像しながら他のことを“ながら”でできるからだ。しかし、何かに集中している時には
無音が良いので、ラジオもスイッチを入れない。テレビで見るのは、NHK朝のニュース、朝の連続ドラマ、鶴瓶の家族に乾杯、
火曜コンサート、ニュースウォッチ9、野菜の時間、こんな程度だ。あれっ?気がつくとみんなNHKだ。そう、民放はお笑い芸人が出て来て
うるさいトークで盛り上がるのが多くてつまらない。新聞の番組らんを見ると、タイトルにはびっくりマークだらけ、
少しでも多くの視聴者を囲みたい心理なのだろう。とにかく、安い制作費用で視聴者を稼ごう、という番組が多いことは確か。
制作現場の人も苦労しているのだと思うが、もっと視る人を感動させる番組を流して欲しいものだ。
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2015.7.11
『ミニマリスト』
生活に必要な物を持つことをミニマムにして、豊かな生活をする人を
ミニマリストというそうだ。若い世代に
そういったライフスタイルを心掛ける人が増えて来ているらしい。物があふれる社会、なんでもかんでも買い
あさったり、ブランド品を追い求めたりせず、持物を最小限にした暮らしをすると、家の中がスッキリし、
その分、心の中にもゆとりで出るのだそうだ。100円ショップなんか行くと、安いこともあって、あれもこれも、
結構買い物バスケットがいっぱいになったりする。こういった衝動買いもしない、物を最初から持たないから
断捨離(だんしゃり:物を捨てたくないことを断つ、どんどん捨てるの意)なんかも必要無い。ウ〜ン物があふれて
ガラクタだらけの筆者の部屋も変えなくては…。とは思うのだが…。
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2015.7.10
『ひまわり8号』
新しいお天気衛星
ひまわり8号が7月7日11時から運用開始となった。今まで気象観測に活用しているひまわり6号は11月に
役割が終了するという。新しい8号では、観測の性能が飛躍的に良くなり、気象映像がカラー化されたのは世界的
に注目されている技術だそうだ。気象情報の精度が更に向上することが期待されている。だが、人間が空を見上げ
たり、風や雲の動き、雨が降りそうな臭い、など五感でこれからの天気を感じるアナログ情報も大事にして行かな
いといけない。
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2015.7.9
『心理カウンセラー』
生涯学習市民講座、大学の社会人講座、カルチャーセンターの講座などで、
心理カウンセラー養成講座が人気だ。何故、こんなに
人気があるのかわからない。混沌とした現代社会で悩みを抱える人が周囲に多いからなのだろうか。一向に減らない
自殺者が多いからなのだろうか。こういった講座では、独自の資格検定をしてライセンスを与えるところが多い。
〇〇協会心理カウンセラー2級、などという資格を発行して検定料と資格更新料を稼ぐビジネスだ。
うつ病や心の病になる人が多いから、こういった資格を社会に役立ててもらいたい。しかし、世の中心理カウン
セラーだらけになったらたまったものではない。人の心のカウンセリングをするなど、そう生易しいものではない
と思うのだが。
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2015.7.8
『7月1日の1秒』
7月1日の午前9時直前に1秒間、うるう秒が挿入された。その日は24時間と1秒になったわけだ。地球の自転速度の
ズレを調整する意味があるそうだ。コンピュータシステムなどに支障を来たさないように、システムを保守する人たちが
気を遣ったようだが、特に大きな支障の報告が無いから、エラーは皆無だったかもしれない。世の中のさまざまな
コンピュータシステムは正確なクロックに基づいて動いているから。大きな障害に直結する不安が有った。こういった
手間のかかることに対し、国際機関などでは、うるう秒の廃止の議論もされているという。
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2015.7.7
『ISS補給ロケット』
今日は七夕、織姫と彦星が1年に一度出会うロマンが宇宙で実現する。そんなロマンとは逆の事件が起きている。
米国のロケット打ち上げ失敗事故が続いているのだ。ISS(国際宇宙ステーション)への水や食料、実験機器などを運ぶ
無人補給船がまた爆発事故を起こした。ステーションには今2人の飛行士が滞在中だというが、あと4か月の備蓄が
あるという。ここ2か月でロシア、日本の補給船の打ち上げが予定されているそうだから、個々に期待がかかる。
そもそも米国2回、ロシア1回の失敗は何が原因だったのか解明されていないのだそうだ。宇宙計画に暗雲が立ち
込めそうだ。原点に返ると、宇宙計画そのものは、夢が有るのだが、人類は宇宙を征服して何を求めようというの
だろう。そう思って莫大な資金の投資をしていることを今一度振り返ったほうがいいかもしれない。
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2015.7.6
『水出し緑茶』
緑茶をミキサーにかけて粉にする。これに冷水を注いで冷たい緑茶をつくれば、茶葉のごみが出ないばかりか、
お茶の成分をそのまま取り込める、友人に聞いてやってみたら、これが美味い!。後日談だが、この作り方には
科学的な根拠があるそうだ。
ためしてガッテンでやっていた。緑茶と言えばカテキン
が健康に良い、と話題だし、ペットボトル
茶にも大きく表示されている。しかし、このカテキンがお茶の渋みの元となるそうだ。水出しすると
テアニン
という成分が出て旨みを増すのだそうだ。最近は緑茶にハーブや香りのする植物
を入れて楽しむ方法もあるらしい。水出し緑茶、暑い夏を乗り切るのに役立ちそうだ。
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2015.7.5
『免許更新』
8月が誕生日、今年は運転免許の更新の年なので、県の公安委員会から更新のはがき通知が来た。何とか5年間
無事故無違反なのでゴールド免許の更新ができそうだ。国内には自動車免許を持っている人が8,186万人居るそうだ。
免許の種類も大型やけん引などがあるからこの数字になる。このうち、70歳以上の保有者が10.7%、運転免許の
法律で言う高齢者は10人に1人だ。75歳を超えると認知症の検査項目が増え、更新時には講習を受けなければ
ならなくなる。
スーパーの駐車場で杖をついて足元おぼつかない高齢の方が車に乗ったとたん、急発進でブィ〜〜ン!など、よく
目にする。咄嗟の判断能力、反射神経、だいじょうぶなのだろうか?高速道路の逆走事故
の7割は70歳以上というから危ない、危ない。こうも高齢になって車を運転せざるを得ない今の社会構造にも
よるものかもしれない。地元の商店は軒並みシャッター通り、郊外のショッピングモールまで車で行かなければ
ならない、医者へ行くにも足が無い、という構造が問題なのかもしれない。加えて平均余命の伸び、公安当局も対策
に頭を悩ませているようだ。
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2015.7.4
『お土産名菓』
出張や旅行に行く。帰り際に駅ビルの土産物屋で家族、知人、職場などにお土産を買う。地方に行った時にその
土地のイメージのお菓子を買う。
名古屋だったらういろう
、北海道だったら白い恋人
、沖縄だったらちんすこう
、広島だったら紅葉饅頭
、岩手だったら南部せんべい
、山梨だったら信玄餅…といった
具合。選ぶのは、その地域の代名詞みたいなブランドを持ったお菓子、漬物、果物、山海産物などなどだ。
昔から有る有名なものもある。最近になって地域興しで名を馳せたものもある。いずれも地域を代表するブランドに
するまで長い年月を要する。ある日、テレビ番組でブレーク、なんてこともたまにある。「名物に美味いものなし」
などと昔は言ったかもしれないが、今の名物はまずければ人気が落ちるから、それは無い。しかし、価格を見ると、
概してお高い。土産ものを買う心理につけ込んでいるんだろうな、きっと。
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2015.7.3
『妖怪ウォッチ』
妖怪ウォッチがアンパンマンの人気を抜いたそうだ。玩具メーカーの発表だから、少しマユツバものかもしれないが。
筆者は残念でならない。だって、アンパンマンは自分の顔を
ちぎって困った人を助けるヒーロー。ヒーローと言えば、敵を殴り、なぎ倒し、悪者を暴力で追放する正義の
見方、でもアンパンマンは争い事をしないヒーローだ。戦闘シーンは一切無い。こういう姿を子どもたちに
見せたい、と願った作者のやなせたかしさんだ。
妖怪ウォッチも悪くはない。番組に出て来る歌や踊り、人気が出るように計算し尽されたエッセンスが散りば
められたが商業主義が垣間見られるが。今の子どもたちの親にもっとアンパンマンを支持して欲しい。
時代は写ろうものだから、
新しい人気者が出て来るのは避けられない。しかし、アンパンマンの行動が意味するところはみんなに知って
欲しいし、子どもたちに受け継いで欲しい。
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2015.7.2
『心の琴線』
昨日、茨城県下妻市の社会福祉協議会が主催するボランティア交流会に参加して来た。「みんなのパワーをつなげよう」
というテーマで2時間の講座を進めた。参加者は、市内でボランティアを行う人たち、その中に2人の視覚障がいの方
が居た。1人の方は筆者と同郷の秋田出身ということで、秋田弁で盛り上がった。もう1人の方はご主人と息子さんの
3人で参加、張りのある明るい声と笑顔が素敵な方で歌が上手な方だった。その方が他の皆さんから促され、
アカペラで歌った。いつもはギターで弾き語りだそうだが、楽器は持っていなかった。
素敵な歌詞は、筋ジストロフィーの方からもらった詩に曲をご自身が付けたのだそうだ。この歌が心に残った。
その返礼に筆者は持っていたオカリナで、
アメージンググレースを吹いた。彼女から拍手を
もらった。何だかわからないが互いの気持ちが通じた気がした。筆者の心の琴線がピン!と弾かれた気がした。
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2015.7.1
『今日の気になるページ、8年目』
このページ、開始したのが2008年4月、途中1年間休筆した期間があるので、実質は6年間続いたことに
なる。365日、毎日更新が原則だが、旅行に出たり研修に参加したりした時だけ休筆となる。
6×350日としても2000以上のタイトルを書いたことになる。ちゅうさん流のカラーで思いを綴る。
ネタ探しが結構大変だが、それをすることによってトレンディーなことばとか、ニュースが気に
なるから、社会の最新事情の学びのチャンスにもなっている。オヤ?と思っても知らなければ書け
ないので調べる。嘘や背伸びはしないから調べるにもインターネットの特定サイトだけでなく
、広範囲に斜め読みする。ここにちゅうさん流の解釈をしてオピニオンをまぶすわけだが、串刺し
してみると、環境・ビジネス・政治・芸能・健康・食・スポーツ・
などなどさまざまなことに付け加えるコメントに類似性があるようだ。読み返してみると面白い。
毎年1月1日と7月1日にはファイルを束ねてストックし、メニューを変更する。
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