2017.6.30
『心に響くことば(3)』
苦しいから
逃げるのではなく
逃げるから
苦しくなる
この世はいやなことばかり
それでも
やらねばならぬことばかり
どうせやるなら
喜んでやろう
だって
私の人生だもの
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2017.6.29
『心に響くことば(2)』
人間は
ぬくぬく し始めると
ろくな仕事はできぬ
追いつめられると
バカ力が
出るもんだ
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2017.6.28
『心に響くことば(1)』
アジサイを観に埼玉県嵐山町にある金泉寺を訪問した。寺の裏山には山肌いっぱいの
アジサイが見事に咲き誇っていた。そのアジサイの根元に、3〜5本に1基ほどの看板が。
そこには、さまざまな心に響くことばが添えられていた。今日から数回に分けて紹介したい。
皆さんそれぞれの感じ方でご覧になっていただくため、筆者のコメントは無しとします。
耕しもせず
蒔きもしないで
他人の収穫を うらやむな
思った通りには ならないが
やった通りには なる
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2017.6.27
『中学の部活』
中学生の人格形成のために重要とされる部活動、ともすれば、指導者の熱心さあまりの行き過ぎた指導が問題になったりする。
何のための部活なのかが見えなくなるような事件が有ったりするのは残念だが、中学生の子どもたちの成長にとって重要な活動
であることは、自身の中学生時代を振り返っても理解できる。ところが今、部活の指導を担う教師の勤務の問題が働き方改革に伴って問題視
されている。横浜市の公立中学校では、月に1回の一斉休養日をつくる施策を設けたそうだ。情熱を持って、好きでやっている
とは限らない場合も有る。部活動は普通の場合、3年生の2学期からは引退する種目が多いが、吹奏楽部は、卒業演奏会をやる
ところが多く、卒業式まで活動が続く。筆者の2人の子どもたちがそうだった。
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2017.6.26
『ダルビッシュVSまーくん』
6月24日、メジャーリーグのヤンキーズ対レンジャーズの試合が有った。ニューヨークヤンキーズの田中は9個の三振、テキサス
レンジャーズのダルビッシュは10個の三振、投手戦になったが、結果は2−1でヤンキーズがサヨナラ勝ちした。ファンにとっては
心が躍る試合だったに違いない。16年前に米国西海岸に旅行した時のこと、アナハイムの球場でイチローと野茂投手の対戦を
見たことがあった。観戦する日本人が多かったが、どっちも応援し、投げ込む野茂、打つイチローに興奮した。日本人意識を丸出し
にして応援、“日本人”を意識した出来事が有った。日本人が海外で活躍する姿、なかなかいいものだ。ダルビッシュもまーくんも、
イチローも、もっともっと活躍して欲しい。
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2017.6.25
『梅雨前線』
6月下旬になって、やっと梅雨らしい天候になって来た。梅雨入り宣言のあとしばらく、
宣言に対抗するように毎日快晴が続いた。
梅雨前線が南の海上に居座りつづけたことによるらしい。テレビに出て来る気象キャスターさんたちは、釈明に追われた。
6月末になってやっとこの梅雨前線が日本列島にかかって来た。梅雨はうっとおしいが、これが無いと夏がやって来ない。
沖縄は梅雨明けを宣言したが、関東地方はまだしばらく明けの宣言は出ないだろう。北海道は梅雨が無い、ということで、
3年前に北海道旅行をした。日なたはじりじり暑いが、カラっとして気持ちのいい気候だった。雨が降るのは構わないが、
大雨が続いて水害が出るような天候にはなって欲しくない。
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2017.6.24
『都議会選挙』
東京都民ではないが、都議選の結果が少し気になる。7月2日の投票まで舌戦が続く。相次ぐ政権与党の不祥事と不遜な態度で
自民党は危機感を覚えているだろう。総理大臣の応援演説は要らない、と現役議員が断ったとか、イメージの悪さ払拭に腐心して
いるようだ。都議選の結果がのちの国政に影響して、政権交代などの流れに発展する、という傾向があるようだから、当事者たちは
必死だろう。どうも小池さんに流れが傾いているような気がするが、この再自民党には下野してもらったほうが、お灸になるだろう。
キチンと市民を向いた政治をして欲しいし、権力を握ったからといって、何様かと思うような行動をとって欲しく無い。視野が上に有る
人はいつも末端で何が起きているか、嗅覚で嗅ぎ取った政治をしてもらいたいものだ。
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2017.6.23
『81歳の男性の夢』
NHKの人気番組、鶴瓶の家族に乾杯、地域の“普通の人たち”との偶然の出会いを
通して家族の姿を浮き彫りにする番組、おもしろいので毎週見ている。それぞれの地域の話題を絡めて市井の人たちの生きざまが見えて来る。今週月曜日は福島県棚倉町を訪問する旅だった。81歳の高齢の方が出演、背筋がピンと伸びて若々しい。登山をし、
ウォーキングで身体を鍛えているとのこと、この方には、棚倉町の自宅から那須岳まで徒歩で行って登頂することを夢に見ているという。
距離にして約70キロ、車だと登山口まで3時間くらいの道のりだが、それにしてもすごい。距離のことではなく、
そういった夢を持ち、そのために身体を鍛えているという事実。確かにとてもさわやかな目をしていたし、若々しい印象だった。
この方から大きなパワーをいただいた気がした。見習いたい。
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2017.6.22
『謝る総理』
あまりにもやりたい放題、権力の笠のもとに、野党の人たちを小ばかにしたような発言、みなぎる自信、過剰な驕り、ついに彼は
自身を反省した。与党の家老が諫言したに違いない。このままでは与党が下野しかねない、と。記者会見で自らの答弁内容を反省した。
当然のごとく支持率が大きく下がっている。筆者としてはもっと下がって欲しい。
自業自得の反省をして欲しい。今までこんな政権が有っただろうか。しかし、
これも国民が選挙で選んだ結果だ。来月の東京都知事選挙の結果が今後の政局に大きく影響して来るのだろうが、政治というのは、どこの国でも
権力者が自分を保身するために、庶民の機嫌取りをするのが意思決定の重要なファクターとなる。
それを無くしていくために、市民がもっと力を貯えなくてはならないのだ。しかし、
さまざまな利権がうごめく政治家と市民の関係、なかなか大きな変革は難しい。
しかし、あきらめるのはまだ早い。
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2017.6.21
『今日は夏至』
寒い、寒いと思っていたら、陽光が心地よく感じられ、桜が咲き、青葉が美しくなり、梅雨に
入り、今日は夏至。梅雨に入ってもカラカラ天気が続いていたが、昨日は西日本で大雨、今日は近畿から関東地方にかけて大雨の予報だ。夏至と言えば1年で一番昼が長い日だ。今は関東地方では、19時頃までまだ明るい。日本列島は東から西まで長いので、西と東で日の出と日の入りの時刻がだいぶ違う。出張などで違った地域に行くと、少し体内時計がずれた気がする。米国東海岸に行った時は夜の10時でも明かるいのに戸惑った。夏至を境に少しずつ暮れるのが早くなる。季節は確実に巡ってくる。
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2017.6.20
『Mrs.からMs.へ』
1975年は国際婦人年だった。メキシコで開催されたこの会議で「平等・発展・平和」をテーマとし、国際連合が女性の地位向上
を目指して、国際婦人年とすることを決めた。今でこそ男女共同参画などということばがあり、男女間の権利や人権が平等に
近づきつつある。毎年3月8日は国際女性デーと決まっている。女性の人権を配慮して、Mrs.:ミセスとMis:ミスと使っていた
のを、Ms.:ミズ、と標記しだしたものこの年と言われている。男女共同参画と言えば、国内各地に男女共同参画センターなるものが
つくられ、男女間の権利の平等に対する啓発を行っている。政府が進める女性活躍社会の実現などもその一環だ。男性も女性も、
差別の無い扱いとなる社会が望ましいのだが、社会構造や習慣や文化を、もっと変えていかなければならないことを痛感する。
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2017.6.19
『ホタル』
子どもの頃、夕方になると家の前にホタルの光がいっぱい見られた。ホタルは餌なるカワニナが住む、水がきれいなところでない
と育たない。
♪あっちの水は苦いぞ、こっちの水は甘いぞ、という歌が有ったが、人の手によらない、自然がたくさん有る場所でなければ
ならない。皇居のお堀の石垣はその昔から残っているので、そんなに水がきれいかと言えばそうでもないところだが、コケが
生えたりしてホタルの生育環境が、どちらかと言えば良いらしい。環境省では幼虫の放流などやっているようだが、毎年これを
楽しみにしている人が多いそうだ。北の丸公園では5月末から6月初めにかけてヘイケボタルの淡い光が確認できるようだ。
♪蛍の光窓の雪…という歌は、ホタルの光や雪による反射光で勉学に勤しむことを表した歌だそうだが、こうこうと照らす現代社会の
照明は、なんと無粋な光なのかと思ってしまう。
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2017.6.18
『ウソをついたら鬼に舌を抜かれる』
子どもの頃、おじいちゃんによく言われたもんだ。お天道様はいつも見ていて、それを鬼に教えてしまうんじゃ、だから嘘はすぐ
バレてしまう。それが怖くてウソはつけなかった。阿部さんか菅さんか知らないけど、いったん文部科学省がウソをついてしまったから、
そのウソを隠すために、またつじつまの合わないウソをつかなければならなくなってしまった。それが怖くて共謀罪の国会議決で目をくらまそう、なんていう見え透いたことを平気でやってしまう。これからどんなウソをついて切り抜けようとしているのか。
アメリカでは大統領、日本では総理大臣、権力者はいつもずるいことをしてしまう。だから政治不信になってしまう。
いったい、子どもたちにこれからどういう道徳教育をすりゃあいいのだろう。
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2017.6.17
『物忘れ・その2』
“能活”が重要、と説くのは、久保田競(くぼたきそう):大脳生理学の権威、京都大学名誉教授:85歳だ。1年で5ミリリットル分の脳が減って行くそうだが、
使うほどに減り方が少なく、よく働かせることが大事だと説く。
いくつかの連動した動きを行うのがいいそうだ。例えば楽器を演奏する、
これは楽譜を見て楽器を弾く。そして耳で聞いてリズムに合っているか判断する。
聴いてくれる人が居れば褒められて達成感。万が一間違えても次は間違えないぞ〜、
という目標につながる。クッキングもいいそうだ。何をつくろうかな?
という設計図を描き、材料を調達、買いに行ってもいいし、冷蔵庫にあるものでもいい。
切る、煮る、炒めるなどの作業を手順化し、一緒にいろいろな動作をこなす。
できたものを味わう。これ、すごくいいそうだ。脳活には睡眠と食事も重要だとのこと、
規則正しい睡眠と栄養のバランス。最近、気クッキングを始めて良かった、
と独りほくそ笑んでいる。
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2017.6.16
『物忘れ』
2階に物を取りに行く。部屋に入ったとたんに、「何を取りに来たんだっけ?」思い出せない。下に降りる、「あっ、そうだった!」
また2階に取りに行く。情けなくなってしまう。友人に話したら、やっぱり同じ経験をしているという。「なんだ、自分だけじゃない
んだ」と妙に安心する。年齢のせいにはしたくないが、それもあるだろう。鍵や携帯が無くなって、よく探し物をする。いつもおいて
おくところは決まっているのだが、ちょっと無意識に置いてしまったりする。誰かに声をかけられたり、何か思い出して別のことを
していると、つい意識の中に無いところにおいてしまい、お探しタイムになる。携帯電話は鳴らせば在り処がわかることが多いが、鍵
はそういうわけにはいかない。友人は携帯に鍵をくっつけている、と言っていた。意識して、物を置くようにしよう。2階に行く時は
意識して階段を登ろう。
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2017.6.15
『ヒアリみつかる』
毒性の強い蟻ヒアリが神戸港で見つかった。数百匹居たというから怖い。本来日本に居ないアリ、中国からの輸入物に入っていたらしい。
こういった外来種は輸入したものに紛れ込んでいるから恐ろしい。刺されると、痛く感じ、その後発熱、死に至ることもあるという。
もともと日本にはなかった植物や動物が繁殖する例は今までもあった。河川に住み、今は普通に見られるブラックバス、秋になると
黄色い色で、見た目きれいな背高あわだちそう、これらは繁殖力が強いので、国内の在来植物や動物に影響を与えてしまう。ヒアリは増える前に
絶って欲しいものだ。
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2017.6.14
『梅シロップ』
梅酒や梅シロップづくりのシーズンだ。今年はつくらないの?と家内に聞いてみたら、昨年つくったのが一杯あるから…、という
答え。確かに冷蔵庫に保管はしているが、そんなにしょっちゅう飲むものではないから、あまり減らない。作る時は結構多く作って
しまうものだし、意識して飲むようにしないと、今はいろんな飲み物が多いから、なかなか減るもんじゃない。甘酒などもつくるが、
残ってしまって飲めなくなったりする。かりん酒、ゆずシロップなど冷蔵庫に入っているが、スペースを占有しているだけのものが
ある。体にいいから、とはいうものの、わが家では生活の一部になる飲み物ではない証拠だ。しかし、作ったものはもったいない。
心して飲むようにしよう。
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2017.6.13
『ダムカレー』
カレーのご飯をダムの擁壁に見立て、カレールーをダムの水に見立てる。このカレーが各地の街おこしクッキングメニューとして
工夫されているそうだ。ダムがあるところと言えば、山の中の、どちらかと言えば過疎地、その地で観光客を呼び寄せるための
工夫として、住民が知恵を絞ってカレーのメニューを考える。ダムの形の型をつくって、この型にご飯を詰めて皿に盛る。
ご飯には野菜や果物などで模様付け、カレーの味や色にも工夫。ある町では、底のほうにウインナーがごはんに刺さっており、
これを抜くとカレーがドワーっと流れ込む仕掛け。これだと食べる楽しみもある。そのうち、ダムカレー巡りなどのツアーが
できるもかも。ダム女子、なんていうことばもできるかもしれない。
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2017.6.12
『テレビ放送が変わる』
ラジオ放送が大きく変わって来た。スマホで全国のローカル局の放送がネットを通して聴くことができる。同じような現象がテレビでも
起きようとしている。今までの放送の概念がネット環境と技術の進歩で大きく変わるだろう。素人には何がなんだかわからない。
チャンネル争いなんてことばも今は死語になったし、録画する、なんてことも必要の無い時代だ。技術の進歩がすごすぎて、
ブルーレイのCDがなぜDVDで観られないのか、ブルートスの機械はいったいどうなっているのか、ちんぷんかんぷんだ。
市民が必要としていない技術のほうが先歩きして、世の中がものすごいスピードで変わっている。ついて行けない。
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2017.6.11
『巨人の連敗』
ジャイアンツが記録的な連敗、12連敗を記録してやっと勝った。先日の試合など、3塁線の打球がファウルラインに出る
だろうとボールを見てたら、出ないで内野で止まってしまった。これなど、まさに消極的プレーだ。ナインは勝てない試合で、みんなが
弱気になっている。勢いがない。高橋監督はきっと、逃げ出したいに違いない。しかし、かつての長嶋監督もそうだったように、
いつも雨とは限らない。一方、大方の前評判を覆して楽天がトップを独走状態にしようとしている。チームの勢いというのはすごい。
選手個々人の力を合わせたチーム野球というのはああいったパワーを引き出してくれるのだろう。それにしても、楽天に活躍を予想
しなかった解説者、責任を取れ!ジャイアンツの活躍を予想したせ人、責任を取れ!でも、ペナントレース後半戦があるから
まだわからないか!
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2017.6.10
『アンタッチャブル』
映画「アンタッチャブル」を観た。古いアメリカ映画だが、往年の名作を上映している映画館に行った。時代は1930年代のアメリカ・
シカゴの街、禁酒令の法律が施行されたが、酒を密輸して金儲けするギャングの親分、アル・カポネ。警察、司法、行政を金で買収
して好き勝手に何でもできる体制が街の中に有った。ここの税務官僚に就任した男が脱税の容疑でアル・カポネを追い詰めるストーリ
ーだ。ついにしっぽをつかみ、裁判になるのだが、それまでの道のりは険しい。暗殺されかかるし、仲間が殺されて行く。しかし、
税務Gメンの熱意で裁判が進行し、アル・カポネは裁判に負ける。何か、今の自民党政権がアル・カポネ、それを追い詰めるのが
蓮舫さん、に見えたが、ちょっと頼りない。しかし、悪はいつかはしっぽを出す。追い詰めて欲しい。しっぽを掴んで欲しい。
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2017.6.9
『原子力機構のあるまじきエラー』
またしても放射線を扱う人たちのエラーが出た。信じがたい内部被ばく。ニュースで多く取り上げられているが。当事者の間に
今回の事故が大事故だったことが共有されているか疑問だ。担当者は記者会見で、「想定を超えることでして…」と発言した。
どんな想定をしていたのだろうか?原子力機構という公的機関はどうも信頼性に欠けることばかりやっているようで、原子力安全
委員会は彼らにサジを投げたような発言をしている。事故の内容が近隣の住民に十分に知らされていないし、内部被ばくが当事者に
どんな影響を与えて行くのかを明確に説明していない。原子力推進の立場にある人たちには、常に安全神話にもとずく楽観視論と、
事故が有った時の隠ぺい体質がつきまとう。いつもいうことだが、自然界に無いものを扱っているのだから、絶対はあり得ない。
どんな想定をしても想定を超えることはあり得る。福島第一の事故が証明しているではないか!
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2017.6.8
『麦秋』
麦農家では5月末から6月初め、梅雨入りの前に麦の刈り入れを行う。近所の麦畑も刈り入れが終わって、そこだけが秋の様相。
麦は春から初夏にかけて黄金色に実る。初夏なのに秋の様相だから、俳句の世界では初夏の季語として“麦秋”を使う。
寒い冬の間、じっと耐えて耐えて、しかも麦踏みとしてふんずけられ、ひたすら春を待ちわびる。そんな麦の生き方に自分
を重ね、麦のようになりたいと思う。思えば生まれ故郷の秋田の冬もそんな感じだ。毎日がどんよりとした鉛色の空、
外は寒風吹きすさむ吹雪の日々。日照が極端に少ない。じっと家の中で過ごす日々はひたすら春を待ちわびる。
そんな情景を歌ったのが、「北国の春」だ。♪白樺〜青空、南風〜、となる。古い歌では「かあさんのうた」だ。
♪かあさんが よなべをして てぶくろあんでくれた おとうはどまで わらうちしごと…まさに東北の冬の家の中の情景だ。
麦秋からそんなことを思い出した。
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2017.6.7
『3010運動』
環境省が推進する運動に、「3010運動」というのがあるそうだ。これはごみの削減をする運動で、特に飲食店から出る
食べ残しのゴミを減らそうという面白い試みだ。食材ゴミを減らすために、乾杯のあとの30分間、お開きの前の10分間
は自分の席で飲食しようというもの。宴会はコミュニケーションが大きな目的、お酌をして回ったり、席を移動しておしゃべり
したりが多い。そうなると、テーブルに料理が食べないで残ってしまう。これはよくわかる現象だ。3010で自席で飲み食いすれば
料理はちゃんと食べるし、ごみは減る、というものだ。ホテルのビュッフェスタイルの食材もかなり残っているようだ。
足りなければ苦情が出るから、つい多めに用意する、ということを何とか工夫できないものだろうかと思う。ゴミを減らすことも
重要だが、食料自給率が悪いのに、食材を輸入して、加工して、出たごみを重油で燃やしている、という負の連鎖を止めなくては
ならない。
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2017.6.6
『パソコン不調』
今朝からパソコンが不調で困ってしまった。新しいノートパソコンに3月に買い替え、サクサクと調子よくやっていたのだが、
オンラインでなんだかんだのバージョンアップとやらを勝手にやってくれるので、そのままにしていたら、極端にメールの
処理が遅くなってしまった。本人の知らない間に、本人の同意なしにソフトウエア会社は勝手に人のパソコンをいじくれるのだから
たまったものではない。ウイルススキャンをしているので、変ないたずらはしないだろうが、こっちの必要性くらい聞いてくれても
いいものを!勝手にパソコンのデータがいじられる事件が頻繁に起こっているが、中学生くらいの子どもが悪さをするソフトを
流通させるのだから、すごいと思う。こういった知識や行動力を別のところで社会貢献に生かして欲しいものだ。
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2017.6.5
『父の日』
今年は18日(日)が父の日。毎年母の日には子どもたちからプレゼントが有るが、どうも父の日は音沙汰が無い場合が多い。
そんな中、昨日娘から、少し早いけど…と言って長い紙袋をもらった。「きっとワインに違いない」と皮算用。持ってみたら
すごく軽いじゃないか!。ワインじゃなかった。楽しみに開けてみたら、皮のキーホルダー。しゃれている。ジーンズが多いので、
ベルトに止めることができるものを選んでくれたのだ。何とセンスが良い!嬉しかった。たまたま旅先で買って来たものを渡そうと
思っていたので、孫の分も含めて渡す。物々交換のようだったが、プレゼントはいくつになってもうれしいものだ。父の日を
考えていてくれただけで嬉しい。
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2017.6.4
『虫歯予防デー』
6と4でムシ、虫歯にかけて、今日は虫歯予防デーだ。日本歯科学会が1928年から実施していたというから、歴史がある記念週間だ。
口腔衛生週間というのが正式名称らしい。社会人の間ではこの週間はあまり意識されていないが、幼稚園や小学校では虫歯
に対する啓発活動がいろいろ行われる。歯は大事だ。筆者は親譲りであまり歯が強くない。虫歯がいたるところに有った。
高齢になってから歯槽膿漏が進み、何本か奥歯が欠損している。日常、歯磨きなどにかなり神経を使っているが、どうも
磨き方がうまくないらしい。大事にしていきたい。
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2017.6.3
『大学の社会的責任』
大学が"社会的責任"と言い出した。何故だろう?企業の社会的責任は2000年代初めにもてはやされた。当時、企業の不正事件が
相次いだ。その免罪符として社会的責任を言い出した。経団連の主導だった。そういった、似たような動きを今大学が言い出
した。大学の力、大学力は社会的責任だという。大学は優秀な学生を育て、社会に送り出すのが、大学の社会的責任。
これは当たり前のこと、何故、社会的責任などと敢えて言わなければならないか。それは、大学で新しく
獣医学部を設立したいと言うことで、総理大臣が疑惑をかけられるような事態が起きるからだ。学問の府が不正するような
大学だったとしたら、ろくな学生が育たないと思う。
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2017.6.2
『パリ協定脱退』
世界2位の排出ガス産出国アメリカが、パリ協定を脱退することを表明した。おおよそ文明国らしからぬ行為、アメリカ第一主義
を掲げる大統領の勘違いした行為に首をかしげたくなる。いわば、自治会に入っていたが、自分にはメリットがあまり無いので、
突然辞めたい、隣の人もメリットが無いって言っているし、と言って来た。自治会費も払わないし、役員も引き受けない。
もしこういう方がいらっしゃったらどうするだろう。たぶん、自分勝手な人がいるなぁ、と思うだろう。地域社会の中に、こういった
人が居ると、互いの生活に影響を与える。同じことを国際社会で米国がやっている。それでいてアメリカ第一などと公言するのは
いかがなものだろう。
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2017.6.1
『就職活動解禁』
今日から、来年3月に大学を卒業する学生たちの就職活動が正式に解禁となる。
きちんとこの決まりを守っている企業はバカをみるような、水面下のリクルーティングが
すでに行われており、3割の学生はすでに内定をもらっている、という情報がある。
働き手不足で、学生側の売り手市場に有る中、企業は優秀な学生の獲得にしのぎを削って
いるのだろう。学生諸君は、自分の目標に向かって頑張って欲しいものだ。
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2017.5.31
『長寿のうた♪』
昨日の健康のうたが好評だったので、今日は長寿のうた。
線路は続くよどこまでのメロディーで
♪我らが人生 60から
心も体も 元気です
70でお迎えが 来たときは
ただいまお留守と 言いなさい
♪われらが人生 70から
いつもニコニコ ほがらかに
80でお迎え 来たときは
まだまだ早いと 言いなさい
これ、5番まで有る。
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2017.5.30
『健康マーチ♪』
この歌詞を365歩のマーチでうたってみよう。
♪健康は 歩いてこない
だから自分で 作るのさ
味噌汁一杯 梅干し一個
たまごがひとつで 腹八分
人生は ワンツーパンチ
手を取り 肩組み 助け合い
塩気は少し 控えめに
りんごも みかんも 食べましょう
野菜たべて 牛乳飲んで
ワンツー ワンツー
胸を張って 歩こう
これ、2番まである。
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2017.5.29
『うんこ漢字ドリル』
今年3月に文響社から発売された、小学生向けの漢字ドリルうんこ漢字ドリルが評判だ。
1年生用から6年生用までラインナップ、すべての漢字に“うんこ”が活用されていて、こどもたちが楽しみながら漢字に
取り組めるよう工夫されている。
例えば、うんこをあらわす記<ごう>を考えました。出席番<ごう>順にうんこを提出する。という問題で“号”を覚えさせる
というもの。思わず笑ってしまう例題が多い。よくここまで考えたもんだなぁと思う。
6年生までに習う3018文字にすべて“うんこ”が入っているものだ。発売してまだ2か月というのに、すごい話題だ。
こどもたちの勉強を楽しくやらせようとする仕掛けに、教育現場では「下品」だとか「表現が許せない」とか議論はあるだろうが、
漢字を覚えるのが目的だから、このアイディア、筆者は賛同する。こどもたちは、“うんこ”とか“ちんちん”とか、下の話に
興味を持つ。いじめに発展しないようにうまく使えば、効果があるだろう。
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2017.5.28
『君はひとりじゃない』
相次ぐ子どもたちの自死。ほとんどのケースはいじめの問題が絡んでいる。あわてて学校が記者会見する。「自殺に追い込むような
実態は無かった」と。追って市や県の教育委員会が記者会見する。「自殺に至るようないじめの実態は無かった」と。そして県知事が
お出ましになって、教育委員会がそう言っているが、再度調査をさせる。そのあとで、前言を翻す教育委員長の発言。決まったパターン
の繰り返し。各所の責任者が責任逃れの言い訳をする。責任の所在を追及することは重要かもしれないが、もっと重要なのは、
そういった状況に置かれている子どもたちをいかに救うか、そしてそういった状況になる前にいかに子どもたちの環境を整えるか、
にある。人と人の関係性が希薄な現代社会、子どもと言わず大人も孤独な人が多い。ひとりひとりが社会を担うという存在感を
持ってもらうためには何が必要かを考えることが重要だと思うが。
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2017.5.27
『山手線』
数週間ぶりに山手線に乗った。何と新しい型の車両だった。鉄道ファンならよだれが出そうな感じ。最近の駅ホームに当たり前の
ようになって来たホームドアにきちんと対応している斬新なデザイン。従来はお腹のところに路線を表す色(山の手線=鶯色、
京浜東北線=青、中央線=オレンジ…)がお腹のところだとホームドアで見えないので、上部屋根のすぐ下に色表示、中の吊り輪も
山手線の色、座席の色が山手線の色、座席上の広告が液晶画面、通路にデザイン科された模様で座った人が足を投げ出さない工夫、
などなどデザインもしゃれていた。しかし、座った人が全員スマホを眺めているすがたは変わっていなかった。これ、なんか滑稽だ。
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2017.5.26
『きな臭さ』
学校関係の疑惑2件に総理大臣や総理の奥さんが深く関わっていたのではないか、という疑惑が国会で取り上げられている。スキャンダルとして社会からも関心を持たれ、ニュースでも多くの時間を割いている。国民から見れば、そんなスキャンダルよりも
もっと別の重要な政治課題があるでしょう!と言いたい。ひとえに莫大な権限を持ち、怖いもの知らずの自民党政治を何とか引きずり落としたい、
という野党側の思惑が絡み、こういったスキャンダルを政治ネタにしていることにある。
スキャンダルは明らかにしなければならないが、そこに集中して、国民のほうを見ていない永田町の論理には閉口する。
また、きな臭さを権力で覆い隠してはならない。権限を行使して忖度を求める権力者は、いつかしっぽを出すに違いない。
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2017.5.25
『世界遺産に躍る』
ユネスコが管理する世界遺産、世界遺産条約に基づき、1972年に採択されたものだ。日本はこの条約に1992年批准した。現在日本の
登録件数は20件、そのうち16件が文化遺産、4件が自然遺産という内訳だ。自然遺産は、屋久島、白神山地、知床など。文化遺産は
姫路城、原爆ドーム、富士山、白川郷など。遺産登録のための誘致合戦が激しく展開される。そして決定すると地元では大いに湧き上
がる。観光資源としての大きな価値が期待できるからだ。しかし、近年の誘致は世界的に多数の件数が名乗りを上げ、認定は難しい状況の
ようだ。遺産登録を推し進める考え方とはまた一線を画し、観光地化することで世俗的になるのを良しとしない考え方の人もまた居る
という。地域起こしするよりも、静かに保存して行こう、という派の人たちもいるようだ。
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2017.5.24
『有料老人ホーム』
新聞の1面に有料老人ホームの大きな広告。大手企業が多く参入している。高齢者福祉の事業を立ち上げ、体力のある企業がここに
多く参入している。耳元がかゆくなるようなサービスが羅列してある。それを各地に展開している。そのホームの名前はまず間違いなく
カタカナの横文字。耳に響きが良いフランス語が多い。問題はそこでのサービスが高齢者の自立を支援してくれるような内容かどうかだ。
食事や清掃など、場合によっては、さまざまな生活支援の過剰サービスが、本人がやるべきことまでやってくれると、本人の自立を
妨げることになる。自分のことは工夫して自分でやる、困ったことは友達どおしで助け合う、ということが自立の本来の姿なのだから。
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2017.5.23
『切手収集』
郵便料金が6月から値上げになる。はがきが52円から62円、2割以上の値上げだ。一番稼げるところを値上げする魂胆らしい。
82円の封書はそのまま、定形外のA4サイズが送れるのは値上げ、企業や団体など、郵便物を扱うところは収支に大きく響くことだろう。
このところ、郵便物を出す時は、今まで収集した記念切手を使うようにしている。切手収集に全く興味が無くなったからだが、
昔、苦労して集めた切手でも、郵便物に貼れば、額面通りの価値しか無い。ゆうパックを送る時は、郵便局の職員には
申し訳ないが、切手で支払う。そうすると、10枚以上になる切手を職員が丁寧に貼ってくれる。面倒な客だと思われているかもしれない。
中には、「お客さん、切手もったいないですよ」とご親切に教えてくれる人もいる。しかし、筆者にとっては額面の金額に
しか見えない。昨今の記念切手が数多く発売されるのを見ると、記念切手の価値も、もはや無いのでは、と思える。
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2017.5.22
『原発再稼働』
関西電力の高浜原発4号機が5月17日に再稼働した。懲りない電力行政の担当者たちだ。お金の価値優先の考え方で再稼働の決断、
これは絶対に将来のツケとなって返ってくる。安全神話で塗り立て、地元にお金を落とす、そして利権が絡む。そこまでして発電し
なければならない、今の湯水のごとく電力を使う仕組みを維持しなければならないのか。使用済み燃料がたまり続けているが、処理
ができなくて困っている。誰が責任を取るの?将来の国民に責任を先送りしている無責任行政だ。世の中、お金の価値だけでは
測れないことがいっぱいあるのに、何故誰もそれを止められないのだろう。頭の良い人たちの論理は、狂っている。
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2017.5.21
『律儀』
テレビニュースをにぎわしていることばに、3日前から「律儀」というキーワードが多い。良いニュースの中で良い意味に使われているが、
久しくこの言葉を聞いていなかった気がする。秋篠宮真子さまの婚約のニュースが流れたが、マスコミは相手の小室圭さんを追いかけている。
まだ正式な婚約ではないが、ほぼ決定という中で彼の応対が非常に感じよく、
マスコミの取材を礼儀正しくさらりと交わしているようだ。
近所の人たちや大学の同級生たちも“律儀”と評している。筆者が映像で見た、彼に対する感想も同じだ。礼儀正しい、マナーをわきまえている、相手の気持ちを尊重する、といったことが律儀につながっている。これを機会に律儀な人が増えてくれればいいし、
若者に、小室さんの行動様式を真似て欲しい。
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2017.5.20
『ひよっこ』
NHKの朝の連続ドラマひよっこ、面白い。タイトルミュージックの“若い力”と、
バック映像も昭和の香りがプンプンして良い。何より筆者が住む茨城県からドラマが始まった。茨城なまり、筆者の出身秋田なまりがオンパレードで、
毎朝ウルウルさせてくれる。朝食を食べながらの番組、最近に無い出来だ(と思っている)。
目が離せない。昭和40年代はこんなにも人情が有って人間関係が濃い時代だったんだなぁ。と、ドラマだけでなく、青春時代がこのころだった筆者にとって、
毎朝がタイムスリップだ。この50年の間に、世の中が無機質になった。
時代の変化は恐ろしい感じがする。
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2017.5.19
『年だから…』
どうも体が付いて行かない、若い頃は出来たのになぁ、と思う。「年だからなぁ」と思って自分を慰める。新しいことに挑戦する。
なかなか覚えられない。昔はすぐに覚えられたんだけど…。「年だからなぁ」と思って自分を慰める。ホラほら、あれ、アレだよ。
記憶をたぐるが、なかなか出て来ない。参ったなぁ…。「年だからなぁ」と思って自分を慰める。2階に物を取りに行く。あれっ?
何取りに来たんだっけ?階段を降りて元の場所に行くと思い出す。「年だからなぁ」と思って自分を慰める。医者に行く。お医者さん
曰く、「年齢のせいですよ」と、これは許せない。医者にとって「年だから」は伝家の宝刀だ。年だから、はあまり思わないように、
考えないようにはしているつもりだ。老け込む思考は身体も老けて行くから。
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2017.5.18
『働き方改革』
働き方がこんなにも社会問題になったことは無かった。官民を挙げて残業の削減、労働時間の短縮に頭をひねっている。それと
いうのも、欧米諸国に比べて労働時間が長いことが問題になったこと、長時間勤務が高じて自殺問題にまでなったこと、一部の
企業で残業手当が支給されなかったこと、などが発端だ。昭和30年代後半から40年代の高度経済成長期、振り返ってみると、
イケイケドンドンでこういったことなど、考える余裕も無かったし、泣き言は言ってられなかった。土曜日も良くて半ドンだった。
世の中が変わったからこういった問題に発展するのだろうか?働き方改革に反対するものではないが、一部の大手企業が残業無し
で6時になったら電気を消して締め出す、とかパソコンの電源が6時に自動的に切れるようになっているだとか、おおよそ現実とは
掛けな離れたパフォーマンスがされているニュースを見るにつけ、疑問符が頭をよぎる。
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2017.5.17
『人口知能』
次々にプロの囲碁名人や将棋名人を破る人口知能、ゲームの世界だけでなく、生活の道具にも人口知能が応用されだした。
今までの経験値を学習して最適な解を見出し、次のアクションをコンピュータが判断して行うものだが、すごい世の中になった
ものだ。人間にある、過去の失敗やよくない事例を繰り返し行わず、目的に合った、都合がいい方向に自ら判断して行って
しまうものだ。
従来のコンピュータだったら、人間があらかじめ想定したことにしか対応できなかったが、自らのロジックを状況に合わせて
変えてしまうという技術はすごい。こういった技術がよくない方向に利用されないことを祈りたい。
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2017.5.16
『著作権』
JASRAC:日本音楽著作権協会 は、音楽教室で使う曲の著作権使用料を徴収する、と発表した。これに対し、音楽教室を広くビジネス展開している ヤマ〇 と カ〇イ 楽器は提訴をして著作権が発生がするかどうかを、司法の場で争う構えを見せている。
法的なことに何も造詣が無い筆者は、JASRACの言い分はおかしいのでは、と考える。音楽は
いったい誰のためにあるのか?ということを考えれば自明だ。著作権が保護されなければならないことは理解している。しかし、広く音楽が文化として普及し、人々が幸福になるのを手助けする文化的価値が有ることに対してお金を巻き上げる(という表現に近い)ことはいいことなのかどうか、なのだ。文化的価値として大きな意味を持つ音楽を、金の材料として考えて欲しくない。
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2017.5.15
『沖縄返還から45年』
昨日、5月15日は、沖縄返還から45年の記念日だったそうだ。沖縄と言えば、40年前に新婚旅行に行ったところだ。当時は、すっかり日本の制度が根付いていたが、
テレビなどでアメリカの統治下の状況などを見ると、沖縄県民は、戦争の影響で昔も今でも
大変な思いをして暮らしている。戦争の最中にも大量の市民が犠牲になるなど、
特殊な戦争犠牲を強いられている。現地に行かない限り、沖縄県民の苦労はわからない。
基地問題は国内でも横田、座間、三沢などで起きているが、当事者にとっては大きな課題だが、
少し離れたところだと、あまり知る由は無い。日米安保条約というアメリカの傘の下で生きている私たちだが、戦後70年以上たっても、
米国と日本の力関係は変わらず、その制約下でわれわれは暮らしているのだ。
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2017.5.14
『自転車ナビ』
スマホで簡単にカーナビの機能が使えるようになった。ロードバイクブームに乗って、スマホで道を調べながらサイクリングする人が増えた。
ところが、カーナビの機能だから自動車道を案内する。最近のバイパスなどの道は自動車とオートバイ、それも125CC以上のオートバイ、
などの指示があるところが増えた。こういった道に自転車が進入するケースが相次いでいるらしい。道路にはきちんと表示が出ているのだが、なかなか目に付かないのかもしれない。
当の自転車ライダーは、ナビが案内したから走っている、
と言う人がほとん-どのようだ。国土交通省が対策に乗り出した。
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2017.5.13
『“いいね”で一喜一憂』
最近ブログを始めた。クッキングメニューの大手サイト『COOK PAD』に
ちゅうさんの男の夕食というブログを立ち上げた。
定年を機に、夕食づくりに挑戦しているが、この内容をブログで発信してみようと思った。実はCOOK PADの株を少し持っていて、
株主優待がこのサイトのプレミアム会員の内容を利用できる、というものだった、
ということが動機。
このブログ、書き込みすると、読者の何人かが“いいね”マークを付けてくれる。実はこれが快感なのだ。
SNSなどのネットサービスで“いいね”をたくさんもらうために、フェイクニュースなどを流す、なんてニュースが有ったが、
“いいね”の快感がいいのだろう。世の中をよくする方向の“いいね”が広がって欲しいものだ。
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2017.5.12
『大相撲のチケットが買えない』
5月14日、大相撲夏場所(両国国技館)のチケットが販売開始された。稀勢の里の横綱昇進で、連日満員御礼、切符がなかなか手に入らないようだ。
14日の発売日、国技館のチケット売り場に並んだ人が誰もチケットを手にできなかった、という異例の事態が起きたそうだ。
長時間並んだ人たちは、きっと怒ったに違いない。実は、この発売2時間前からコンビニとネットでの販売が開始され、完売になってしまったとのことだ。
ちょっと解せない事態だ。ネットでは売価の2倍近い価格で取引されている。
ほんとうに見たい人ではない人が買い、転売で儲けようという人がチケットを手に入れている、ということだ。いわゆるダフ屋行為、残念な事態だ。
来場所からは協会が善処してくれることを期待したい。
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2017.5.11
『JRの進化』
久々に東海道新幹線に乗った。京都経由で取材先の大津市膳所に向かった。しばらく電車に乗っていなかったのだが、電車の運行システムが進化していることに気がついた。
まず、JRの駅に番号がついたこと、例えば東京駅はJY01(たぶん、Yは山の手線の
意味だと思う。隣の神田はJY02となる。駅の表示や電車内の表示にこの番号が付いている。外国人客などが駅名を意識せず、
番号で認識できる。新幹線の座席にはパソコン用のコンセント。パソコンというより、スマホの充電用と考えたほうがいいかな?
電池を気にせず、新幹線の中でパソコンが使えた。京都駅のキヨスク、何とセブンイレブンが運営している。なるほど、こっちのほうがJRの利益が上がるはずだ。
貨物列車を見た。全部の車両が宅配便会社のマーク付き。
陸上輸送は、運転手不足や温暖化の影響を避けるために、
貨車輸送に変わって来ていることは知っていたが、現実を始めて目にした。
それにしても山手線の電車の車内、異様な光景だ。座っている人がほとんど全員、
スマホとにらめっこ。鳥小屋のブロイラーを連想させる現代的な風景だった。
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2017.5.10
『自国第一主義』
トランプ大統領のアメリカ第一主義、国民は大きな支持をしているようだが、ひとつの国が自分主義を掲げることは、世界にとっていいことなのかどうか、これは自明だ。
例えば、自分が住む地域に利己主義な人が居て、ごみの出し方のルールを守らない、騒音を
まき散らす、自治会など参加しない、など地域のさまざまなことで上手に共存できないとしたら、大変なことになってしまう。
“村八分”になってもおかしく無い。トランプ大統領はこれと同じことをやっている。米国民が今、危機感を持っていることに、
地球温暖化に対する政策や行動が全く無くなってしまったこと。
ヨーロッパでもこういった潮流が生まれて来た。我が国第一主義が及ぼす影響は、これから地球という大きな課題に接した時に困った
ことになってしまう。
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2017.5.9
『カラオケがプレゼンテーションルームに』
カラオケ店を全国で展開する「ビッ〇エコー」が新しいビジネスを始めた。カラオケルームでプレゼンテーションという、
有ってしかりの新ビジネスだ。さまざまな企画や提案を相手にプレゼンする場合は多い。都内などでは会議室が無い時に貸会議室を高い料金で借りることが有る。
ここに目をつけたものだ。昼はどちらかと言えば稼働率は低い。必要なホワイトボードや電源コードは貸出してくれるというから、利用しやすい。
パソコンからTVモニターに直接つなげば映像も見られる。コーヒーなどのドリンクサービスも受けられる。広〜い会議室などよりも、狭いカラオケルームでリラックスしながら
コミュニケーションを図れる。いいサービスだと思う。
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2017.5.8
『忖度』
忖度ということばがこうも多く取り上げられて無かったことがような気がする。先日、政治の世界で阿部総理の奥さんが深く関わって
いたのではないか、という証人喚問の答弁で出て来たことばだ。あまり使わない言葉だけに、その意味や使い方が話題になった。
筆者の予感では、今年の流行語大賞を取りそうな気がする。忖度(そんたく)=他人の気持ちを推し量ること、「相手の心理
を忖度する」というような使い方をする。籠池さんは、阿部総理の奥さんが関わったことにより、官僚が総理の奥さんの心を
推し量り、動いてくれた、ということを証人喚問で答弁したものだ。こういった日本的表現を用いて答弁する彼は、
かなりの(悪どい)頭脳を持っていると見た。
英語への翻訳が難しかったという。日本的文化の言葉だから仕方がない。
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2017.5.7
『貸し切りバスの値段』
夜行バスに乗ると、“怖いな〜”と思うことがある。格安バスが多いので、安全対策は大丈夫だろうか?という疑問だ。
数年前までは、貸し切りバスを予約する時、ディスカウントを交渉すると、何とか予算に合わせてくれた。でも今は
バス事故の多発に国土交通省が規制を設け、ディスカウントしないで安全対策をするよう義務づけた。従って、運賃が
大幅に高くなった。バス運輸業界は熾烈な競争にさらされていて、運航する小規模な会社は大規模な旅行会社から提示
されるコストを実現するために苦労しているようだ。法令違反している会社がまだ3割も有ったという。安全はすべてに
優先しなければならないのに。
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2017.5.6
『今年の高山』
5月の大型連休で高い山に行った人は、残雪の多さに驚いたに違いない。筆者も山形の月山行きの計画をしたが、アイゼンが無いと登れないという。危ないので中止した。 今年は雪解けが遅いという。冬の雪の量が特に多かった訳でも無いが、3月の春先に冷えた気候が続き、なかなか暖かくならなかったことから、雪溶けが遅いのだそうだ。そうなると、春の芽吹き、虫や鳥の動き、作物の生育などにも影響がある。地球温暖化の影響なのだろうか。
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2017.5.5
『ルーティーン』
ラグビーの五郎丸選手がキックをする前に、独特の一定の恰好をしてから助走に入る。
ボールは確実にマーカーの中に吸い込まれるように入る。五郎丸選手はメンタルトレーナーと
相談してこの動作をルーティーンとして決めたのだそうだ。
これをやることによって、平常心になり、成功のイメージが広がるのだそうだ。こういった、
自身の最高のパフォーマンスにするための一定の動作をルーティーンという。
ルーティーンは何も、スポーツ選手に限ったことではない。誰でも自身の行動や生き方の中で
なにがしかのルーティーンをしているはずだ。筆者の朝のルーティーンは、まずラジオ体操、
しっかりと動く。そしてホットコーヒーを一杯飲む。ブログの入力をする、朝食をとる前に
般若心経を唱える、朝食のあと、NHKの連続ドラマを見る。これ、ルーティーンというより、決まった生活習慣といった感じだ。
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2017.5.4
『同じ本を2度読む』
最近、本は買わず市の図書館から借りて来て読む。読み始めて、「なんか読んだ記憶があるなぁ」と思っていたら、やはり2年ほど前に借りて読んだ本だった。「こんなこともあるん
だなぁ」という経験を前にもしている。図書館の数ある本の中から、たまたま取り出した本
を2度借りて2度読む。これは何かの縁かもしれない、と思うよりも、たぶん自分がいつも
行く書架が興味のあるままに立ち止まると同じ関心のある書架の前で手を出して取る本が、
似たような興味度で同じ、ということになる。不思議なものだ。意識の中では、
読みたい欲求がそこに行っている、ということになる。これからも有るかもしれない。
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2017.5.3
『いい涙』
年齢のせいなのか、涙腺が緩くなった。朝の連ドラ「ひよっこ」に涙し、新聞記事に目頭が熱くなった。その新聞記事とは、朝日新聞の
4月23日朝刊に掲載された「じじと160通、私の宝物」という、さいたま市に住む中学3年生の女の子と、70歳のおじいちゃん
の文通による心の交流をした記事だった。筆者も孫から手紙やプレゼントをよくもらう。自分の体験とダブらせて読んだ。おじいちゃ
んは癌で今年亡くなって手紙の交流は絶えたが、それは女の子の宝ものだという。きっとこの女の子の心の財産となって長く彼女の
人生に寄り添うことだろう。SNSが進化してスマホでバーチャルな情報のやりとりが普通の時代にあって、生身の息遣いが聞こえる
手紙や電話はもっと有ったほうがいい。
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2017.5.2
『PTA役員』
学校のPTA、親と学校が子どもの教育環境をよくするためのさまざまな意見交換、行事、学校や教師との折衝などを行う任意団体
と理解している。子どもの頃、PTA会費を学校に持って行ったことを覚えている。このPTAの役員選出で今の時期にさまざまな
もめごとが有る。役員に誰がなるか、という問題だ。率先してPTA役員活動をやり、その名声で市議会議員になる人が居る。PTA
役員になりたくないというので、総会を休む人が居る。役員をやりたくなくてPTAを脱会する人が居る。なかなかことがうまく運ば
ないようだ。PTAに限らずざまざまなサークルや協会などに、役回りをしたくないから、と入らない人が居る。人が集まる社会では
誰かがとりまとめの労を行わなければならず、率先する人が居ればいいのだが、その決定にあたって大方何某かの問題が起こる。
自治会の役員などは、“持ち回りで誰もがやる”などのルールをつくっているところもある。組織は無くてはならない。そしてそれを
スムーズに運用するために、誰かが役をこなさなければならない。
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2017.5.1
『九州の鳥が都内で暮らす』
地球温暖化、ということがさまざまな自然現象に現れているようだ。「リュウキュウサンショウクイ」という鳥が都内の公園で
見つかったそうだ。越冬したのでは、という観測だが、もしそうだとしたら、九州で生息していたのがその生息域を気象条件が違う
東京まで拡大している、ということになる。地球温暖化で都内の気候が変化しているから、と見る研究者が居る。蝶やトンボにも
同じような現象があるというから、環境の変化が生態系に影響しているのでは、と考えられる。生き物が耐寒性を身につけたのでは、
と逆の発想をする研究者もいるらしいが、生態系の変化は遠からず人間の生活にも影響して来る課題だから、その研究と取り組み
には目が離せない。
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2017.4.30
『パラダイムシフト』
その時代や分野において、当然と考えられていた認識や価値観が、革命的・劇的に変化することをパラダイムシフトという。
トランプ大統領の米国大統領当選、誰も予測していなかった。しかし、当選して彼の政治手法により、米国の政治、関係する国々との
交渉が劇的に変化した。フランスの大統領選の結果次第ではまた大きな変化が予想される。政治の世界では大きな変化の潮流がある。
今までの常識が通用しなくなることは政治の世界だけでなく、さまざまな分野で起きる。今までの流れに安穏としていた人たちは
慌てふためく。新しい潮流に乗る人たちは“ここぞ”と動き回る。翻って日本の政治、自民党一強のやりたいほうだい、これに歯止めを
かける人がいない、パラダイムシフトどころか、逆戻り政治、国を憂いてしまう。物事の進歩は、対抗する相手が居て、そこに議論が
生まれ、社会に支持された者が残って行く、というところにあるのだが。7月の都議会選挙、小池新党によるパラダイムシフトは有るの
だろうか。
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2017.4.29
『ツーデーマーチ』
ツーデーマーチとは、2日間をかけてウォーキングのイベントを行い、各地から集まった参加者がウォーキングで交流するイベント。
スリーデーマーチというものもある。日本歩け歩け協会では、国内各地で催しを
実施している。このところのウォーキングブーム、歩いている人をよく見かける。実は筆者も歩くのが好きだ。家を出て約7キロ・
1万歩以上歩かないと、歩いた気がしない。本当は、歩くよりも走りたいのだが、フルマラソンを29回走ったところで、
外科医からドクターストップ。左足の軟骨が減っているので、これ以上走らないほうがいいと言われ、ウォーキングとサイクリングに
切り替えた。いつも同じコースを行くのだが、季節の移ろいが感じられてなかなかいいものだ。
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2017.4.28
『わからない、も立派な答え』
歌手の加藤登紀子さんが担当するコラムに、「答えられない質問には答えなくてもいい。“わからない”も立派な答え」と
書いてあった。これ、共感する。何でも立て板に水のごとく答える人がいる。スピード時代の現代では必要なことだと思うが、
そういう人は答えを出すのが早いだけでなく、出さなければならない、と思ってよく考えもしない発言をしているのでは、と
も思える。考える余裕を与えない現代社会もまずいが、それを許容する社会でも有って欲しい。誰でもすぐに答えを探せるわけで
はないのだから。じっくり考えて発言したり動いたりする人がいるのだから。加藤さんはそのことを言っているのかもしれない。
答えが有っても、答えるのがつらい人が居る。答えたくてもどう答えていいかわからない人が居る。そういう人たちに、自分に
素直になって、『わからない』と言う勇気を持ってもらいたいのではないだろうか。
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2017.4.27
『JR福知山線事故から12年』
あの衝撃の事故から12年が経ったという。1両の通勤電車の乗客107人が亡くなり、562人が怪我をしたという忌まわしい事故
だった。一瞬にして信じられない惨事が起こった。被害に遭われた方々、ご家族の方々のその後の12年はやりきれない日々だった
ことだろう。さまさまな事件、災害が起こる。風化させてはならない、と誰もが思う。しかし、日々の出来事に流されて次第に
社会の意識から遠ざかってしまう。しかし、節目節目に思い起こす時間を設定することはいいことだ。忌まわしい思いを
再燃させることになるかもしれないが、被害に遭った人たちを追悼する機会になる。
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2017.4.26
『尾崎豊人気』
若くして亡くなった尾崎豊さん、亡くなって25年になるそうだ。4月25日が命日だったそうで、尾崎さんの好きだっだ場所に
多くのファンが集まって追悼したそうだ。高校3年で中退し、社会や学校に抵抗する歌を作り続け、自由を求めるカリスマ歌手
としてその地位を築いた。ホンネをなかなか言えない社会にあって、彼の詞や歌から勇気をもらい続けている人が多く居る。
25年たっても、すごいパワーで人を惹きつけることに驚く。
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2017.4.25
『ミッフィー』
何とも愛らしいウサギのキャラクター“ミッフィー”、最近ご無沙汰だったが、ひところ子どもたちに読んで聞かせた。
目と口しかない、単純な顔立ち。オランダのデザイナー、ディック・ブルーナー氏がつくり、日本には昭和39年に紹介された
そうだ。そういえば、孫にはまだ読んで聞かせていなかったっけ。今度来た時には本棚から取り出して読んであげよう。
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2017.4.24
『夕陽が美しい』
朝陽や夕陽は神々しく心に響くものがある。旅に出ると、その土地の日の出と日の入りの時刻を調べ、海岸沿いに行く。
出そうで出ない、沈みそうで沈まない。地平線や水平線にかかると、アッという間に出て来る、沈む。どちらかと言えば、
夕陽よりも朝陽のほうが好きだ。今日は電車の中から夕陽が見えた。それも終点に到着の直前、鉄橋を渡っている時に沈みかけた。
大きな真っ赤な夕陽だった。長椅子に座って、窓の向こうに見えたが、美しかった。もし前の席に誰か座っていたら見えなかった。
もし、鉄橋の上でなかったら、建物の影で見えなかった。もしこの時刻の電車に乗っていなかったら見えなかった。もし
雲がかかっていたら見えなかった。そんな“もし”をすべてクリアーしてこの夕陽が見られた。幸せな瞬間だった。
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2017.4.23
『♪幸せなら手をたたこう』
好きな歌だ。ギターを持って、うたごえの集いの中でみんなで歌う。みんなが幸せな顔をする。〜手をたたこう〜のところを
“足ならそう”、“両手あげよう”、“笑いましょう”、“ウィンクしよう”、“キスしよう!!!”などと変えて歌って行くと
手拍子とともに盛り上がる。一人ずつ何か違う動作を言ってもらったりするのも面白い。もじもじして、なかなか言えない人には、
こちらから、“考えよう!”とか“迷いましょう”などとサポートすると、本人も救われる。夢中で拍手して歌うものだから
すっかり手が赤くなってポカポカしてくる。子どもでも高齢者でも楽しめる。スペイン民謡だそうだが、1964年に発売された。
坂本九ちゃんが歌った。九ちゃんが聞いたうろ覚えの曲を、いずみたく氏(作曲家)のところに行って楽譜を起こしたのだそうだ。
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2017.4.22
『高齢の受刑者が増えている』
全国に刑務所は72か所、刑の内容や男女、年齢などでそれぞれの機能を持っているが、刑務所の役割は犯罪を犯した人を収監し、
刑に服する中から社会復帰をしてもらう役割がある。その刑務所に暮らす人は約6万5千人(2010年末のデータ)だという。
年々、受刑者は減少傾向にある中、高齢者の数は増えているのだそうだ。高齢受刑者の社会復帰をするNPOなどもできているが、高齢に
なって身寄りが無い、人のつながりが無い、などから、刑期を終えて出所しても、娑婆で生きるよりも刑務所のほうが暮らし易い、
といいうことで再犯により、再び入所する人が増えているのだそうだ。複雑な思いだ。
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2017.4.21
『マラソン代表選考』
4月18日、日本陸連はオリンピック・マラソン代表の決定にあたって、レースの結果で決める、という発表をした。今まではレース
の結果はもちろんだが、加えて陸連内部での選考の審議が行われていた。ところが具合が悪いことが出て来た。社会の認識と選考会議
の結果が一致せず、選考過程の透明化が望まれていた。人間が会議で決めるとなると、少なからず恣意的な結果を招くことがある。
さまざまな理由があることなのだろうが、陸連はそれをやめると決断した。やや遅い決断ではあるが、いいことだと筆者は思う。
選考のためのレースを新設するという。最もわかりやすい方法だ。
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2017.4.20
『定年後の夫婦関係』
朝刊にこのタイトルの記事が有った。男性が定年になったあと、奥さんとの関係をどう組み立てて行くか、という内容だった。筆者は定年
になって5年になるが、かみさんとの関係はあまり変わっていない。仕事が現役の頃から割合さまざまなことを分担した暮らしをして
来た。家事なども分担、特に定年後は
夕食を支度するようになり、筆者のレパートリーが増えた。家事は女性がやって、男性はでき
ない、家という家が多いようだ。趣味のサークルで同年代の女性が多いが、「おとうさんが家事が苦手で…、とか自由に外出できなくて…」という方が結構多い。
奥さんが全部やって、男性は何もできない人もいるようだ。たまに奥さんが旅行などで居ないと困ってしまう。先立たれたらどうするの!
と思ってしまう。余計なお世話か!
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2017.4.19
『見守り役の犯行』
松戸市で起きたリンちゃんの事件、犯行がこどもたちが日ごろ接している見守り役を行っている、馴染みのある“おじさん”の犯行
だった。犯人は被害者が通っていた小学校の保護者会の会長や少年補導員を行っていたという。信じられない衝撃の事実が浮かびあがった。
こどもたちにどう説明したらいいのか、信頼するおじさんが信頼できなくなることを説明できない。犯人に何が有ったのだろう。
今まで全国的に行われていたボランティアによる子どもたちの登下校の見守り活動を見直さなければならない事態だ。
こどもたちに大人を信じさせることが難しくなった犯行だ。困ったものだ。
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2017.4.18
『新おもてなしマーク』
新しい
おもてなしマークを経済済産業省が発表した。JRのマークが新しくなった時には。「ちょっと単純すぎてセンスが良くないな〜」
と思ったものだが、見慣れて来ると、世の中にフィットして来る。そして当たり前のように目に飛び込んで来る。マークは大事だ。一瞬見た時のイメージで人は判断する。道を
歩いていて大きな看板を見た時、「あの店だ」、「あの会社だ」などと一瞬でイメージする。今回発表されたマークはピクトサイン
と言われるもの。2020オリンピックを見据えて国内では通用していても、外国の人にわかりにくいものや、新しい社会機能なので、マークが
まだ統一されていないもの、などが加えられた。コンビニ、自動販売機、充電コーナーなど、わかりにくいと思えるものが有るが、
次第に社会に受け入れられ、慣れてくることだろう。
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2017.4.17
『♪学生時代』
♪つたの〜からま〜るチャペルで… で始まる「学生時代」の歌。この歌を歌ったペギー葉山さんがお亡くなりになった。
懐かしい歌だ。「南国土佐をあとにして」や「ドレミの歌」など数々の親しみやすくてみんなが歌いやすい歌をヒットさせた。
何とドレミの歌に歌詞をつけたのがペギーさんだったという。訃報のニュースで知った。若い頃、何かと集いの時にギターを
弾いて歌ったものだ。これに動作をつけてゲームなんかよくやった。今年、デビュー65周年を記念して都内で記念公演を行う
計画が有ったという。ご冥福をお祈りしたい。
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2017.4.16
『暖かい日寒い日』
このところ、天候が落ち着かない。季節の変わり目はいつも安定しない天候が多い。ここ2,3日は朝の気温と日中の気温が10度以上
違う日がある。朝出かけて、昼外歩き、夜帰宅、などの時は切るものに困ってしまう。それよりも、体調管理が大変だ。
桜がって、グッとポカポカ陽気の春爛漫の日々になるだろう。畑に蒔く種を用意してそのタイミングを計っているのだが。
レタス類、小松菜、チンゲン菜、春菊、にんじん、生姜、里芋、大根などを蒔く予定だ。
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2017.4.15
『ブログ』
ホームページだと、ややこしいコマンドを覚えて、どっしりと構えてページづくりをしなければならない。しかし、ブログなら割合
簡単に自分の発信したい情報画面をつくることができる。最近ではさまざまなジャンルの大手情報発信ページでブログづくりのツールを
提供している。ちゅうさんの男の夕食というブログを立ち上げて見た。
大手のクッキング情報サイトのCOOK PADを利用したものだ。実は定年になったあと夕食づくりに挑戦している。このことをブログで発信
してみようと思った。簡単に制作することができた。発信した内容に“いいね”マークが付くと、発信するのが楽しみになる。おもしろいものだ。少し続けてみようかな。
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2017.4.14
『あれから1年』
熊本地震から1年たった。地震の半年前に美しい熊本城に感動したばかりだったので、“あの”映像はショックだった。城の中には
加藤清正公に関する貴重な資料展示があった。昔の人の建築技術に驚いた。構造計算をコンピュータでやる訳でなし、重機など
無いからすべては人力、どうやってあの巨大で美しい建造物をつくったのだろう?昔の匠の知恵と技術に感動した。
225人の方々が亡くなられた。まだ仮設住宅から引っ越しする目途がたっていない方が居る。まだ瓦礫の処理さえままならない
ところがある。一瞬にして日常生活を奪われた方々のやり場の無い困惑は、想像を絶する。復興のために前を向く人たちを応援
していきたい。
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2017.4.13
『東大3千人の入学式』
4月12日、今年の東大入学式が日本武道館で行われた。3千人の新入生が集まった。東大と聞けば、全国の偏差値が高い子どもだけ
が入れる超難関校だけに、入れた子どもは一目置かれ、高校や予備校も一目置かれる存在になる。一応、将来が約束され、レールが
目の前に見える。東大生にもいろんなタイプがいるとは思うが、社会からひとつ飛びぬけた存在として見られる。週刊誌などは
どこそこの高校が東大生を輩出した、という有名校別のランキングなどの記事が躍る。学長の五神(ごのかみ)さんは、「言葉を
たいせつに、情報の海に溺れるのではなく、知に裏打ちされた言葉を自ら鍛え上げよう」と呼びかけたそうだ。若い優秀な
人たちがまっとうな人生を歩み、社会に貢献してくれることを期待したいものだ。
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2017.4.12
『宇宙開発』
4月12日は、宇宙に関する2つの記念すべき日だそうだ。1961年(昭和36年)ソビエトのガガーリンが初めて有人宇宙飛行をし、
地球に帰還した。彼は「地球は青かった」という有名なことばを発した(と言われているが、本人がほんとうにこう言ったかは疑問の
声が多いそうだ)。ほんとうに帰還できるのか、という賭けのプロジェクトだったらしい。もうひとつは、初のスペースシャトルを
米国が打ち上げた日だそうだ。奇しくも同じ日なのは偶然では無いだろう。スペースシャトルは、1981年から2011年まで135回打ち
上げられたそうだ。あまりにも膨大なコストが掛かりすぎたようだ。
ソビエトもアメリカもそれ以降、宇宙開発のトーンが落ちてしまい。開発競争は無くなった。これらの技術が今の軍事ミサイル技術
の基礎になったことは承知の事実だ。日本はいまだに宇宙開発に“希望と夢”を持っているようだが、中には将来の宇宙開発に対して
コスト対メリットの面で疑問視する声もある。
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2017.4.11
『シリアを爆撃』
4月7日、アメリカがいきなりシリアに対して巡行ミサイルで武力攻撃した。いわば近所の家の夫婦喧嘩に対して、何ら関係ない
昔の自治会長が石をぶつけた、と言った感じの、理由が無い暴力事件が起こった、という感じだ。アメリカが世界の警察官、のような
思いあがった行動が理解できない。いつも、こういったチョッカイを出して他国の問題を大きくする国には困ったものだ。
化学兵器を使った、という理由だが、どうももうひとつの国、北朝鮮に対する警告のようにも見える。暴力による問題解決など
事を悪化し、死傷者を出し、何らメリットが無いことはわかっているのに、何と愚かなことなのだろう。
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2017.4.10
『桜満開』
今年の桜、東京では3月23日に開花宣言が出て、満開が4月5日、今日10日になってもまだ散っていない。ずいぶん足踏
みした。冷気が開花を遅らせ、満開を持続させた。
満開の日を予期して月末に都内の庭園に行ったが、チラホラ咲きの期待外れ。なかなか思うようにはいかないもんだ。もう
散った桜だが、何といっても3年前の3月末、四国巡礼をした時の桜は忘れることができない。寺の境内には必ず桜の木が
植えられている。おりしも満開の期間だった。「お遍路さんには桜が似合います」と納経所のお坊さんが言っていたが、まさに
その通り、好天のもと、桜のトンネルをくぐり、般若心経を唱えるのは巡礼の極みだった。中でも桜の向こうのお地蔵さん、
61番香園寺の桜が忘れられない。
この時期、北に足を延ばすと北上する桜前線とともに旅をすることができる。日本列島の四季折々、なんかいいなぁ。
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2017.4.9
『続けること』
詩人の大岡信さんが4月5日、86歳で永眠した。朝日新聞の朝刊に
折々のうた
を連載、29年間で6762回連載したというから、ものすごい記録だ。2007年3月31日の最終回には惜しまれて連載が終わった。
新聞を1面の左下から読ませる男、という異名が有ったという。その頃、筆者も楽しみにして読んでいた。毎日毎日違った
題材を探すのに、人知れず苦労をし、努力していたことだろう。継続していく難しさは筆者も感じている。このコラム、
4月21日で9年目に入る。始めて2年目で話題に事欠き、1年間の休筆、それ以降は絶えることなく続けて来た。約8年だから、
2800回くらいにはなるだろう。社会情勢や筆者の心の動きから話材を探し、文章にしていく作業は、確かに生みの苦しみが
ある。しかし、そのことが自分の感性を磨いて行くことに確実につながっている。誰かに見てもらいたい、というより、自分
を見つめる作業、そして柔軟な思考のためのトレーニングだと思っている。いつまで続くやら…。
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2017.4.8
『ピコ太郎の貢献』
昨年11月、彗星のごとく登場したピコ太郎旋風、そう長くは続かないだろうと思っていたが、最近のテレビコマーシャルの登場回数
がすごい。PPAPそのものはあまり流れなくなったが、その風貌と強烈なインパクトがイメージを定着させたようだ。トランプ大統領
の孫娘ワラベラちゃんがPPAPのダンスでU-TUVEに登場したことで、またまた米国で人気に拍車がかかった。4月4日、米国の日本大使
公邸で開かれた桜まつりに大統領の娘イバンカさんとこどもたち2人が、サプライズで出席したそうだ。ここでピコ太郎のPPAP特別版
が流され、「ペン・パインアプル・アッポーペン」が流され、イバンカ親子が楽しんだそうだ。何かと話題となって不利な立場のトランプ
政権だが、ピコ太郎が日米友好に貢献したのはいいことだ。
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2017.4.7
『将来就きたい職業』
化学メーカーのクラレが
将来就きたい職業について毎年、小学1年生から
アンケートを取って調べている。同社は、ランドセルのメーカーなので、こういった調査を行っているのだろう。子供からの声、
親からの希望を聞いている。男の子の1位はスポーツ選手、女の子の1位はケーキ屋さん。これは19年間連続でトップだそうだ。
男の子の2位は警察官、3位は運転手、女の子の2位は芸能人、3位は看護師ということだ。男の子の去年10位の研究者が今年は6位、
ノーベル賞の影響が有ったのか。一方、親が就かせたい職業は、男の子1位公務員、2位スポーツ選手、3位医師。女の子1位看護師、
2位ケーキやさん、3位公務員。親の思いが子に届くのだろうか?小学校1年生の答えだから、これからさまざまな成長の過程で
さまざまな出来事やきっかけが有るだろう。が、子どもたちの夢は大切にしてあげたいし、大人のヒーローがその夢を育む
ことを手助けしたいものだ。
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2017.4.6
『テロ事件』
ロシアの地下鉄でテロ事件が有った。フランス・ドイツ・イギリスなど、あちこちでテロ事件が発生している。その多くは爆発物が
仕掛けられ、一般市民が巻き込まれる。多くの市民が死傷者となり、市民生活を脅かす。暴力からはその先に何も生まず、哀しみ
だけが残されるのに、何故こういったことを起こしてしまうのだろう。狂信的な発想に洗脳されて行動に走るISのような輩はあとを
絶たない。かつては日本でもオウム真理教のような団体も有った。有能な若者がこぞって信者になって一般市民を巻き込んでサリン事件
を起こした。社会がこういった人間の発生を食い止めるのは難しいのだろうか。人間の本質は、幸せで安らかな暮らしや人生を
求めているはずなのに。
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2017.4.5
『入社式』
4月3日(月)は多くの企業で入社式が行われた。筆者の自分の入社式の頃を振り返ってみた。40数年前、好天に恵まれ、会社構内の
桜が満開の中、慣れないスーツにネクタイで入社式に臨んだ。会社幹部の祝辞、辞令の交付、新入社員同士で社食で昼食、新人教育、
配属、職場で紹介の挨拶…などなど緊張の日々を思い出す。希望と不安の入り混じった日々でも、1日も早く仕事に慣れて戦力になろう
と頑張った。独身寮で行われた歓迎会で先輩から促され、飲めないアルコールを一気に飲まされてフラフラになったっけ。学生時代とは
違う週休2日の休みに、何をしようかな、と思ったっけ。あの頃、インターネットなど無い。ひとりひとりが電話などもっていない。
田舎の母から電話がかかって来た時は、寮の舎監からマイクで呼び出され、事務所まで駆けて行って電話に出た。ときどき、おふくろから
送られて来た田舎の名産品を寮長までおすそわけしたっけ。懐かしい日々だ。
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2017.4.4
『パン屋でなく和菓子屋』
教科書検定で、小学校1年生の道徳教科書に掲載された“にちようびのさんぽみち”。この中にパン屋さんが出て来た。そうしたところ、
検定委員から意見が出た。学習指導要綱が求める「我が国や郷土の文化と生活に親しみ、愛着を持つ」という精神に触れる、というのだ。
そこで、パン屋さんが和菓子屋さんに切り替えられた。“なんで!”と思ってしまう。こどもたちには、パン屋さんは馴染みがあるが、
和菓子屋さんはピンとこない。この程度のことで議論をしている教科書検定委員会に落胆した。道徳を教えて行くのにパン屋さんよりも
和菓子屋さんのほうがわかりやすい、ということは言えない。むしろ子どもたちに
馴染みの街の景色からたどって行くべきはずなのに。決して和菓子屋が馴染みが無いわけではないのだが、パンはすっかり日本の食文化に
なっているはずなのに、外国から輸入されたもの、というだけではじいてしまった検定委員会のセンスだ。もっと本質のところで議論
・検討して欲しいものだ。
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2017.4.3
『ファミマで野菜栽培キット』
大手コンビニチェーンのファミマ(ファミリーマート)が野菜栽培キットの販売に力を入れているそうだ。なんかこれ、人気が出そうな
気がする。野菜の幼苗は実にかわいい。これが水やりをし、日に日に成長する様を見られるというのは、毎日の楽しみがある。無機質で
単調で、バーチャルな暮らしをしている現代人には、おそらく新鮮な感覚だろう。育つ様子をSNSで投稿する、こんな現代的な感動の
共有“いいね”もできる。このキット、税込みで498円というから、安いものではないが、スイーツ1個買ったと思えば価値は有り、かな?。
種屋さんと園芸会社が協力しているというから、新たなマーケットが期待できるかもしれない。これから筆者はほんものの畑で春野菜の
種まきが始まる。今年は苗を買わないで種から育てるとトマト、きゅうり、ピーマン、とうがらしなどに挑戦だ。
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2017.4.2
『特別養護老人ホーム入居待機37万人』
全国の特別養護老人ホームで入居待機の高齢者が37万人に減ったというデータを厚生労働省が発表した。待機児童、待機高齢者、
該当する人が居る家族は切実だ。特別養護老人ホームは全国に9500か所あるというが、そこに57万人が暮らしているそうだ。そこでの
暮らしは、さまざまなサービスを享受できるが、あまり自由度が有って自分で選択して暮らしを組み立てる、という暮らしでは無い。
施設で決められた時間の流れに乗せられ、介護職員が用意した生活プログラムに乗って暮らす、時間消費型の生活だ。建物の玄関や
フロア間の扉には鍵がかけられ、自由に外には出られない。徘徊者の安全を考慮した施策だ。ときどきレクリエーションプログラムで
訪問、高齢者とわずかな時間を共有するが、ちょっと外に出る時は、職員にIDカードで操作してもらわないと扉が開かない。エレベー
タのボタンを押しても職員が特別な操作をしないとボタンが機能しない。そこには選択の自由が無い暮らしがある。
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2017.4.1
『NHK受信料が無料に』
NHKには13社の子会社がある。これらの子会社の剰余金が2015年度末までに948億円に達していた、ということが会計検査院の検査で
わかったという。会計検査院は、この剰余金をNHKに振り分ければ、視聴者へのサービス向上につながる、と指摘した。NHK受信料
といえば、ホテルなどの客室にあるテレビの受信料聴取で裁判になった。東横インに19億円の支払い命令が出たばかりだ。スマホで
テレビを見る人からも受信料を取ることも検討されている。小説“1Q84”にはしつこいNHK受信料の取り立て屋が登場する。
こういった世論に押されて、来年度から受信料の割引きが始まることをNHKが発表した。
今日4月1日はエイプリルフール。“今年のうそ”でした。
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2017.3.31
『怖い冬山』
栃木県那須町で起きた8人が雪崩事故で死亡、痛ましい事故だ。冬山事故に備えた訓練中の雪崩事故という。背景に何が有ったのか、
引率した大人のリスク管理の甘さが目立つ。自然を前にして“絶対大丈夫だろう”という過信が、「無線機を本部の人が車に置いた
ままで持っていなかった」、「ビーコンの端末を持っていなかった」、「救助の要請まで事故から1時間かかった」などという証言が出て来ている。高校生の子どもを失った親の気持ちを考えると、やるせない重い気持ちだ。山に憧れ、将来を夢見る若い命が
絶たれてしまったのはいたたまれない。学校現場で部活中での事故が
あると、事故を恐れるあまりの責任回避のため、活動が委縮してしまうが、部活は人間形成の上でも大事な活動だ。この事故で
全国の高校で部活の衰退が無いようにしてもらいたいものだ。どんな行動にも思わぬリスクはつきまとう。しかし、そういったことを
予見し、さまざまな事象に対応できるように子どもたちを育成して行くことも重要だ。大人の役割は大きい。
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2017.3.30
『格安旅行会社の破産』
旅行会社のTクラブが破産した。相次ぐ日刊紙の全国版への格安広告、1面4千万円もかかるというから、莫大な広告費を使っていた
ことになる。しかし、格安な旅行費用、“即入金”を歌い、直後の倒産。どうも自転車操業じゃなかったかという見方がされている。
確かに、さまざまな旅行会社が、新聞の朝刊に大きな数字で格安旅行のアピールをしている。高額な広告費をかけて格安の旅行だから、
旅行業者は苦しいに違いない。どこかに無理が来ている。国内旅行なども、航空機や新幹線の往復費用よりも安い費用で北海道2泊3日、九州
4泊5日、などが売り出されている。どうやってこの金額はじいているのか不思議だ。
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2017.3.29
『スポーツが熱い』
稀勢の里の奇跡的な優勝、ワールドベースボールの準優勝、スキージャンプの男女活躍、テニスの錦織の活躍、サッカーワールドカップ、
新聞のスポーツ欄やテレビ・ラジオのスポーツニュースが連日選手の活躍を伝える。スポーツには数々のドラマが生まれやすい。試合の
結果が勝ち負けでわかりやすい。勝ってもドラマ、負けてもドラマだ。そのドラマに感動し、泣ける。選手の地道な努力が結果となって
現れる。運が悪く、努力が実らないことがある。運が転がって来て亀甲する実力や、実力が上の相手に勝つことがある。だからスポーツは
おもしろい。稀勢の里のあきらめない姿で優勝したシーンには泣けてしまった。
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2017.3.28
『デジタル・デトックス』
スマホに依存した生活、情報面で何もかもが便利すぎる。どこかに行く。前もって地図で調べたりそこの情報をメモしたりしない。
その場に行ってスマホで調べる。写メを撮るのに一生懸命になって周囲の景色など見ていない。Lineで伝言が入ったので、
すぐに返信。何か食べたいなと思ったらグルナビで人気の店に入る。帰りの電車をナビタイムで調べる。電車に乗ったら暇だから
スマホとにらめっこ。私たちの生活は今、人に聞いて調べたり、地元の情報を地元の人に直接聞いたり、臭いを嗅いで判断したり、
現場の空気を感じたりしなくても、前に進める暮らしをしている。もし、ここでスマホが無かったらどうなるのか、というツアーを
している団体がある。集合したらスマホを事務局に預ける。事務局からの案内でハイキングに出かける。地元の人から情報を集め、
指定された集合場所に集まる。地面の感触を味わう。気がことをついた紙にメモする。終了後、その日の思い出をはがきに書いて
出す。こういった五感を使うことを特徴とする活動を提供する人や団体がある世界こそ、何かおかしい!
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2017.3.27
『成田闘争』
1978年、成田国際空港が開港し、日本の玄関口となった。最近では羽田空港の国際化が進展し、都心へのアクセスが便利なことで、成田発着便が少しずつ減っているようだ。この成田国際空港の脇に航空科学博物館がある。飛行機の科学と歴史を展示する
博物館で見ごたえがある。しかし、その隣にひっそりとしたもうひとつの建物がある。
空と大地の歴史館と書いてある。“何を
展示してあるのだろう?”と思って入ってみた。ここは、1966年の空港建設以降続いた成田闘争の歴史を伝える資料館だった。
反対派住民がどういう経緯でどういう運動をしたか、建設推進を進める政府や財界がどういう動きをしたか、がつぶさに記録展示
され、長い闘争の歩み・和解・空港開港・その後の経緯が理解できるようになっている。双方の互いに美化された部分が有るのは
否めないが、こういった歴史が有った、ということを後世に伝えようとしている。重要な役割を担っているのだ。筆者のノートに
、一度は見たいミュージアムとして記録された。3年前に行った水俣病資料館の時と同じような、心の動きを感じられる施設だった。
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2017.3.26
『月刊誌GG発刊』
GGをジジと読むそうだ。6月から発刊されるようだが、ターゲットは“ちょい悪ジジィ”だそうだ。対象とする年代が60歳前後、今年60歳
といえば昭和32年生まれだ。編集長を務める岸田一郎さんは、「潜在的に物欲を持つ。そこを刺激すれば、日本経済の浮揚につながる」
と言っている。この世代は20代から30代にバブルを経験したからだという。そして、残された時間をちょい不良ジジィで過ごして
もらえたら、という。『金は残さず、自分で使え』、『命はカネで買え』と息巻く。そうだろうか?地域で同年代の世代の人たちと様々な
活動をしたり、シニアの社会参加講座などで講師を務める筆者から見たら、「なんか違うぞ!」と感じる。定年後はお金も大事だが、
人のつながりのほうが大事だ。そしてお金で買えない価値を地域社会で見つけていくことが大事だ。今頃、消費なんて欲は無い。
悪ぶるのは構わないが、争いは好まない。背伸びも好まない。身の丈を紡ぎだしたいと思っている。しかし、長年会社組織で生きて
来た人たちは、こういった価値の転換に戸惑い、『誰も相手をしてくれない』、『外に出るすべを知らない』といって妻に貼りついて
いる“濡れ落ち葉”派が多いのだ。平日に地域の図書館に行くと、ここで時間をつぶしている人たちが多くいる。
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2017.3.25
『100歳アスリート』
50歳でJリーグの現役選手カズ、すごいことだ。サッカーファンのみならず、多くの人に感動を与えている。実はカズの倍以上
の年齢ながら水泳や陸上で活躍する100歳アスリートいる。日本人の平均寿命は男性=80.75歳、女性=86.99歳と、世界一だ。しかし、
健康寿命(健康で自立した生活を送れる年齢)は男性=71.19歳、女性=74.21歳だそうだ。平均寿命まで行くのに、男で9年間、女で
14年間、介護のお世話になるということだ。誰もが人の迷惑にかからず、ぽっくり死にたいと思っているが、なかなかそうはさせて
くれない。100歳アスリートの人たちは、目標を持ち、同じ志の仲間を持ち、食事・睡眠・トレーニングをこなしている。
健康寿命を延ばす施策が自治体で盛んに行われているが、こういったアスリートの習慣を見習っていけばいいのだ。
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2017.3.24
『不誠実』
北朝鮮の行動、米国大統領の言動、国会の防衛大臣の答弁、大阪の私立学校理事長の発言、東京都の百条委員会での元知事の答弁、共通して
言えることは不誠実な対応、発言だということだ。自分の言うこと、やることのみ正当化し、それに対する批判や疑問には相手が
悪いと言い、相手が間違っていると開き直る。前の発言をごまかし、新説を披露する、社会から糾弾されようが何しようが自説
を繰り返す。反対する意見を受け入れない。対抗する人を遠ざける。こういった流れを子どもたちにどう説明できるだろう。
普通の市民社会でそんなことをしたら、“村八分”で生きては行けない。社会とは、いろんな立場やいろんな考えの人が集合し、
それを認め合って、良好な関係の中で気持ちよく生きて行く場なのだ。こんな不誠実な大人たちばかりでは、子どもたちに、
誠実で正直な人間になって、なんていう道徳教育ができないではないか!
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2017.3.23
『トランスジェンダー』
世界的にトランスジェンダーの人たちに社会が受け入れる方向だ。しかし、今まで普通に男と女という性差で違いを扱って来た
文化を変えなければならない、という事態があちこちで起きている。長年あたりまえに対応して来たことを変えなければならない
のは大きな苦労を伴う。男性の体なのに心は女性、この人が公衆浴場の女風呂に入れるのか?女子大に入れるのか?スポーツ競技の
女子の部に出れるのかどうか、などなど議論をしながら前進させなければならない。日本女子大ではこの問題に対応しようとしている
という。体が男性でも心が女性ならば、入学できるようになるかもしれない。電通が行った国内7万人の調査では、性的マイノリティ
(LGBT)の人は7.6%、トランスジェンダーの人は0.7%だったという。
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2017.3.22
『忘己利他』
「もうこりた」と入力すると、「もう懲りた」と変換される。何か行動した時に思い通りにならなかったり、失敗したり、結果が好ま
しく無い方向に行って、何度やっても上手く行かない。諦めの境地でいう言葉だ。タイトルにある“忘己利他”は
天台宗の
教えだ。自己を忘れ、他人の利益を重んじる、と解釈する。おれがおれが、という行動をしたり、他人を顧みない自分の利益ばかり
考えるのではなく、相手の立場人に立って、相手が喜ぶように行動しようよ、ということだ。そのことでみんなが幸せになればいいのだ。
仏教でもキリスト教でも、イスラム教でも、人が幸せになることを目的に教義をつくり、普及しているのに、
なぜ戦争が生まれたり、自分のことしか考えない人間が出現するのだろう?
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2017.3.21
『世界ダウン症の日』
3月21日は世界ダウン症の日だそうだ。
JDS(公益財団法人:日本ダウン症協会でも、国内広報に力を入れている。市内の
障碍者のつどいで、ダウン症のこどもたちと触れ合うことがある。ギター1本持っていって一緒に歌をうたうのだ。久しぶりに会った
子どもたちも、覚えてくれていて筆者のニックネームで呼んでくれる。笑顔も屈託が無い。親御さんも一緒に大きな声でみんなで
歌える歌をリズムに乗って身体を揺らせながら歌う。歌の合い間にじゃんけんゲームをする。勝ったら正直に大きな声で小躍りする。
負けたら悲しい顔をする。いつも勝った人が優位にならないよう、ゲームを工夫する。100%の心の交流が心地よいのだ。
世界ダウン症の日は、ダウン症を社会に理解してもらい、共生の社会づくりをするのが目的だ。
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2017.3.20
『点字ブロック』
50年前に岡山県にわが国で初めて点字ブロックが設置されたのだそうだ。これを記念して3月18日は点字ブロックの日と決められたという。今では街中や公共スペースですっかりお馴染みの点字ブロックだが、何と日本で発明されたものとは、筆者も知らなかった。
目の見えない人が歩行しやすく、危険なところを察知し易くするための工夫であることは、今は知らない人がいないくらいだが、
歩道などにある点字ブロックを無視してそこに自転車などを置く行為を見ると心が痛む。よく観察すると、表面の凹凸が線状のものと、点の
ものがある。線状のものはまっすぐに行けるということ、点のものは危険ということ、つまり、点でできているものは、一旦停止して確認をする、という意味だ。
当初は、形状や設置の仕方にばらつきが有ったが、1980年に標準化が成されたという。先人の足跡は大きい。
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2017.3.19
『女性警察官』
女性の警察官が初めて採用されれたのが、昭和21年のことだという。ひと昔前には交通指導の女性警察官が軽自動車の窓から
手を出して長い棒の先に付いたチョークで、路上違法駐車の車のタイヤとアスファルトにマーク、駐車違反の取り締まりをしている
というイメージだったが、最近は白バイに乗ったり、刑事部門で活躍したり、鑑識で活躍したりしている。女子マラソンの先導を
している白バイは女性警察官だ。長い警察の歴史の中で、男性中心の業務の進め方が女性も活躍できるまで、先輩女性警察官の
人たちが並々ならぬ改革の努力をして来たのではないか、と想像する。これから、もっともっと活躍の場が広がるだろう。男女同権などと
大上段に振りかぶる必要はないが、女性らしい感性と物腰で庶民に接して欲しい。
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2017.3.18
『仮想通貨』
ビットコインが昨年話題になった。その理由は、便利さでみんなが活用していたが、便利さとは裏腹にこれを投機に使ったり、不渡り
になったり、悪いイメージの事件になった。しかし、ここに来てネット上で流通する仮想コインがにわかに注目を集めるようになって来た。
コンビニや商店で使えるカードなども、前もってそこにお金を入れておく方式だが、これなども一種の仮想通貨と言える。今流行してい
るのは、地域通貨をネット上で流通させる仕組みだ。10年ほど前から地域で流通する通貨が流行った。例えばボランティアをすると
ポイントが付いて、そのポイントを商店などで活用できる仕組みだった。これをネットで行おうというのが仮想通貨、スマホがあれば
そこに貯まって行くから、物理的な通貨は必要ない。こういう仕組み、普及しそうだ。
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2017.3.17
『コンニャク』
話題は、食べるコンニャクでは無い。自民党の鴻池参議員が10日に発言した内容だった。大阪の森友学園問題で、理事長が
陳情に来た時に渡された包の内容を、「金なのかコンニャクなのか」と発言した。なんでコンニャクが出なければならないの?
という疑問からネット上で騒ぎになった。コンニャク=お金、の隠語では無いかと噂されたが、どうもそういった隠語は
無いことがわかり、当の議員は“その”厚さを表現しただけ、ということで落ち着いた。政治家と金の問題が引きも切らない
ことから、そういった想像はやむを得ないかもしれない。かつては、ロッキード事件の時は“ピーナツ”、30年前には、
“1本”といえば1千万円を表したが、今は百万円を表すという。
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2017.3.16
『モーダル・シフト』
JR貨物が経営上、相当なお荷物になっていた。トラックによる陸送の発達で便利でコストが安いから、縦横に巡らされた
高速道路が物流の主流になっていた。JRの貨物コンテナは空のものがストックヤードに積まれたままになっていた。ところが
ここ2,3年、陸上輸送か貨物輸送へとシフトし、赤字事業から今年度は黒字に転換するという。時代の様変わりだ。
事情は、ガソリンなどの高騰、トラック運転手の確保難、環境問題からCO2削減…などのさまざまな事情があるようだ。
JRでは、貨物専用の時刻表が出版さているそうだが、これの時刻表が売れているという。朝日ビールとキリンビールの
競合会社が大同団結して共同の貨物輸送を行っているという。とてもいいコラボレーションだ。こういったことを、
モーダルシフト(輸送手段の転換)というそうだ。
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2017.3.15
『人生控えめな若者』
日本・中国・アメリカ・韓国で高校生の勉強に対する姿勢や考え方について調査をしたそうだ。昨年の9月から11月まで
4か国の高校生にアンケートを取り、7854人から回答が有ったそうだ。『問題意識を持ち、聞いたり調べたりするか』という設問では
中国・米国・日本の順、『教わったことを他の方法でもやってみるか』という質問では米国・中国・韓国・日本の準、『授業
中積極的に発言するか』については中国・韓国・米国・日本の順、という余り好ましくない結果だった。総じて言えば勉強が
受け身になっており、将来へのアグレッシブな目標を持っていない、という現代高校生の課題が出て来たようだ。
このままでは、受け身の勉強をして、将来の展望もあまりない、日本の先行きが心配だ。
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2017.3.14
『万国博覧会』
♪1970年の〜こ〜んに〜ち〜わ〜、三波春雄さんが歌った万国博覧会の歌が流行った。47年前の今日、華々しく大阪万博が
千里丘陵を会場として開幕した。時は高度成長の絶頂期、月の石、ロボット、携帯電話の展示など、「人類の未来と調和」
というテーマだった。シンボルは、岡本太郎の太陽の塔、当時高校2年生だった筆者は親類の家(富田林市)に投宿して春休みに見学に
行った。何もかも驚きの連続だった。2025年、また大阪で万博をやろう、という経済産業省の主導で機運が盛り上がっている。
経済発展の起爆剤にしたいのだろうが、すでに会場候補地が決まり、開催テーマも素案が出来ているという。あの頃のような
ブームは再来するのだろうか。
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2017.3.13
『原発避難の後』
3月11日は“あの”未曽有の災害から6年目の日だった。東北を始めとして各地で追悼の行事が行われた。追悼行事があっても、
まだ帰らぬ人も居る。津波の被害と原発からの避難で日常生活が奪われた人たちがいっぱいいる。避難先でいじめられている
子どもたちが居る。多くの日常がはく奪された人たちの、不条理な結果への怒りは増幅するばかりだ。復興のためにさまざまな
施策を講じて住宅や商店街の整備をしても、避難した人たちが戻って来るとは限らない。この6年間の大きな生活の変化に
慣れた市民は若い人を中心として、昔の生活に戻れない人も居る。元の生活を取り戻すには課題が実に大きい。
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2017.3.12
『男性80.75歳、女性86.99歳』
3月1日、厚生労働省が前年末の日本人の平均寿命を発表した。前回の発表の10年前と比較してみる。
この平均寿命の調査、、最初に行われたのが明治24年(1891年)、男性=42.8歳、女性=44.3歳だったという。
120年あまりで倍になったことになる。主要7か国(G7)の中ではトップだという。日本の次が男性はスイス、
女性はフランスだそうだ。平均寿命は重要だが、実は健康寿命(介護なしに自分で行動できる)もまた重要だ。
日本人の健康寿命は73歳、それ以降は介護に頼って10年以上生きることになる。
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2017.3.11
『性善説と性悪説』
自分は性善説で物事を捉えたり、性悪説で考えたり、どっちなんだろう?相手や対象物にも依ることなのだが、傾向として
人はどちらかの傾向を持ちあわせている。筆者はどちらかと言えば、性善説で考えたいと思っている。だが、実際の行動は性悪説
で動いているかもしれない。あらゆるリスクが存在する社会、性悪説で考えたほうが、リスクミニマムな行動になりそうだ。
でも、相手の人間を疑って考えるようなことはしたくは無い。ハナから相手を信じてかかって行く、ということもしたくは
無い。要はケース・バイ・ケースということだ。車の運転教習所で習うことは、“だろう運転”ではなく、“かもしれない運転”
ということだが、大丈夫だろうと思うよりも、自己が起きるかもしれない、というくらいの注意をして、ということだ。
性善説と性悪説とは少しかけ離れているようだが、似たような心の準備が必要ということだろう。
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2017.3.10
『地域デビュー』
10年ほど前、団塊の世代が60代に達した頃から、定年退職して地域で暮らすようになった人々を地域社会がどうやって
受け入れて行くか、当事者の人たちをどうやって意識づけて行くかが地域の課題となった。何しろ人口が多い。そして経済
発展の原動力として働くことしか知らなかった世代だ。会社以外の価値観、会社以外の付き合い方を知らない人たちの
地域での受け入れは大変だった。定年と同時に妻に貼りついて離れない人々を“濡れ落ち葉”と揶揄することばも流行った。
その流れは今でも続く。男性の地域デビュー講座なるものが未だに地域で開催されている。“地域で今までの人づきあいには
無いものを求めたい”、“会社付きあいで疲弊したしがらみなんてまっぴらごめん”、“新しい自分探しをしよう”、“今ま
での技術や知識を生かして社会貢献”などさまざまな人たちが居る。共通して言えることは、地域社会では独りでは生きて
行けないということ。助け、助けられの精神で人付き合いして行かないといけない、ということだ。そのための行動様式が
求められる。
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2017.3.9
『国際女性デー』
3月8日は国際女性デーだった。性差別は日本に限ったことではなく、国際的な問題になっている。国連のグレーテス事務総長
(男性)は、「女性の権利を守り、可能性を発揮させる唯一の方法は、彼女たちをエンパワー(力づけ)することだ」と発言
した。世界の識字率をみても女性の識字率は男性よりもはるかに低い。政治、経済、雇用、教育面でまだまだジェンダー・ギ
ャップ(性差)が大きい。国内でも、男女雇用機会を平等にし、女性の活躍を促進する政策が行われている。しかし、国際的
に見るとジェンダー・ギャップ指数比較で、144か国中111と低迷している。マメ科の常緑植物、ミモザは国際女性デーを象徴
するい花だそうだ。イタリアではこの日に女性にミモザを贈る習慣があるという。
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2017.3.8
『今年の就活』
2018年3月に卒業する学生のための就職活動が3月1日に解禁となった。2,3年前とは社会環境
が変化して、売り手市場だ。学生が企業を選べるということだ。各社とも、優秀な学生を採用するため、働き方改革の施策
を説明したり、労働環境をアピールしたり、必死だ。過労死が問題になる中、学生の両親たちも気を遣う日々だ。息子や娘を
大学に入れ、ここまで育てて来た親の苦労が報われるかどうかだ。なかなか子どもは親の思いどりにならないのが常だが、
親は希望を持つ。良い会社に入って欲しいと願うわけだ。いい会社に入ったからと言っても、配属された部署が希望と
は違っていたり、職場の人間関係に悩んだり、さまざまなことに遭遇する。昨年就職した人の2割強は退職している、という
データがある。理想の、良い職場でいい仕事に就ける、なんて難しいことだ。
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2017.3.7
『直葬』
近所で葬儀場が林立している。それだけ葬儀の件数が多い高齢時代ということなのだろう。新聞の訃報欄には、多くの件数が
記載されている。亡くなられた方の年齢は、80歳代、90歳代がほとんどだ。超高齢化社会だということがここを見ただけで
理解できる。葬儀の件数は増えても、火葬場の件数は同じなので、最近では火葬まで数日待たされることが普通らしい。
こういった時に遺体を家に置くことができず、病院にも限りがある、ということが問題になっているようだ。遺体の安置場所
として葬儀屋さんが、遺体安置の建物をつくろうとして、近所の住民が反対運動をしてるところが有るという。こういった
場所から、遺体が火葬場まで直接搬送されることを直葬というそうだ。誰でも自宅で看取られ、自宅から火葬場まで行きたいというのが
願いなのかもしれないが、時代はそうはさせてくれないようだ。
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2017.3.6
『ギャンブル依存症』
大阪にカジノができるようだ。カジノ法案が国会で議論され、依存症の問題が論戦になった。博打の依存症というのは、今に
始まったことではない。時代劇などで、サイコロ賭博にはまってしまって大きな事件になったりする。水戸黄門の物語などよく
出て来る。競馬、競輪、パチンコなど、依存症の人も多い。賭け麻雀は法律で禁止されているが、最近、某自治体の首長が
職務中に麻雀店でかけマージャンをして辞任したケースがあった。この首長も依存症だったかもしれない。ギャンブルや麻薬の
依存症には、立ち直った経験者が運営するサポートNPOがあり、更生の道筋をつくるサポートをしている。いつも損をしてれば
諦められるのを、たまに儲けることで、その快感が忘れられなくて異存症になってしまうのだ。
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2017.3.5
『福島のこどもをいじめる』
東京や神奈川で小学校・中学校のいじめの問題がニュースになる。福島県から避難している生徒が通う学校で、転校してきた
生徒がいじめに逢うというものだ。どうしてこういった差別の意識がこどもたちに育つか、が気になる。現場の教師は
いったい何をしているのだろう。学校教育は、偏差値をあげるための教育に偏り過ぎていないか。全人格的な指導や育成
を必要な時にすることが教育の根本だと思っているが、筆者は間違っているだろうか。
健全な精神が宿る人間が育てば、社会も健全になる。時として先生自らが加担している、というニュースもある。教育委員会が
“調べた結果、これはいじめでは無い”などと会見を開いたあと、市長や県知事がもっと調査を促す事態も散見する。
現場の教師、校長、教育委員会は、現場で起こったことに蓋をすることにまい進する。被害に遭ったこどもの人権を考えたら
そんなことはできないはずだ。まずは現場の大人が襟を正すことだ。
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2017.3.4
『プレミアム・フライデー』
官民を挙げての働き方改革、2月25日はプレミアム・フライデーの最初の日だった。月末の金曜日は早く帰ろう、という運動だ。
厚生労働省はこの日、祈念式典を開いた。首相は3時に早く帰った。仕事をすぐに切り上げられる業種とそこまでできな
い業種、企業規模があるが、ともかくスタートした。非正規雇用の人は時給が減って困るという人がいた。会社が祝金を出して
社員を早く帰したところがあった。3時に店を開いたが、客足はさっぱり伸びず、という居酒屋があった。早く帰って子どもと
遊んだというおとうさんが居た。鳴り物入りでスタートしたプレミアムフライデー、根づくのだろうか。
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2017.3.3
『小説と映画のシンクロ』
シンクロニシティということを以前書いたことがあるが、これが自分の日常に現れた。遅ればせながら、村上春樹の
1Q84を読んでいる。筆者は流行現象には乗らない主義、
流行からかなり遅れて、それが単なる流行ではなく、ほんものだったら手にしたり行動したりする癖がある。この
小説も7年前に社会現象になった作品だ。
3巻目を読んでいて“おや?”と思った。アイザック・ディネッセンの小説、『アフリカの日々』の描写を引用している
くだりがある。実はこの小説、1985年公開、1986年アカデミー賞を取った映画
愛と哀しみの果ての原作だ。1週間前にこの映画を観て感動した
場面が別の小説に引用されてその場面を読み、想い出す。恋愛ストーリーかと思って観たが、実はそうではない、人間の愛と
希望をアフリカの美しい映像にからめた作品だった。マイ・シンクロニシティは少し気分がいい出来事だった。2月末に
発売された新しい村上小説“騎士団長殺し”も話題になっているが、5年後くらいに読むことになるだろう。
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2017.3.2
『リフレッシュ』
身心をリフレッシュさせる行動をいくつ持っているか、これはストレスを貯めこまない技術だ。もやもや感は誰でも持つことがある。
この“もやもや”をいつまでも引きずっていると、ストレスが溜まり、免疫機能が働かず、あらぬ身心の疾患に繋がる。性格にも
よるが、さっぱりと忘れてリフレッシュできる人は得だ。何も考えずにそのことに没頭できるスポーツなどいいかも知れない。
東京マラソンが先日開催されたが、マラソンを走っている時はゴールすることだけを考えている。その瞬間の歓びを想像しながら、
苦しさを我慢して走り続ける。いい汗が出る、沿道の声援に応える、同じ苦しさを味わい、ひたすたゴールを目指す人たちが周囲に
いっぱい居る。そしてゴール。走ったものしかわからない感動。筆者もその歓びを29回味わった。
レース前にはきちんと練習してゴールできる体力が必要だ。レースまでの体調管理や食事管理もまたたいせつだ。しばらくは余計な
ことを考える暇が無いのだ。目標を持つことはリフレッシュにつながる。
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2017.3.1
『学ぶ』
“学習”、ということばが好きだ。“勉強”よりも深い意味がある。学習=楽習という漢字をあてはめたほうがいかもしれない。
楽しく学ぶ、これはいいことだ。“勉強”これは昔、親から口を酸っぱくして言われた「勉強しなさい!」の印象が強い。なかなか勉強
しなかったから言われた訳だが、どちらかと言えば、自主的に(能動的に)動くよりも、後ろを押されて、という感じだ。
筆者は、この年齢になって学習の楽しさを満喫している。市民講座が豊富に用意され、歴史・科学・政治・スポーツ・文化・宗教・心理学
などなど、さまざまな講座が生涯学習センターや公民館などで開催される。どれも安くて魅力的、カルチャーセンターに
引けをとらないようなものもある。蓄えた知識や技能が直接役に立たなくても、学ぶこと自体が楽しい。参加する時は
友人や、かみさんなど誘わず、独りで行く。行った先で新たな仲間をみつける。これもまた面白いものだ。
億劫がらずに出かけると、何か新しい発見に出会える。
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2017.2.28
『レジリエンス』
和訳すると、“回復力”、“復元力”という意味だ。主に心理学や精神医学の分野で使われる用語だ。「心が折れる」など
と精神的なショックやダメージの時に言うことがあるが、こういったダメージに対する抵抗力や、そのダメージをいち早く
修正して元に戻す力を言う。スポーツ選手などはそういったメンタル面のトレーニングを行い、強い精神力で試合に挑む。
絶対に優勝、絶対に金メダル、などの社会からの期待に沿えなかった時、大きなプレッシャーが選手にかかる。そういった
プレッシャーに打ち勝つこともレジリエンスの一つだ。その力が強ければ強いほど、マイナスをプラスに変えるパワーが
あるということだ。
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2017.2.27
『新聞を読む』
丹念に新聞を読む、など忙しい現代社会ではなかなかできないこと。大方はSNSで見出しだけを見て社会の全般を把握した
気になっているのかもしれない。そこにフェイクニュースが潜んでいてリツイートなんかしてしまうかもしれない。新聞
には、さまざまなジャンルのことが書かれており、さまざまな発見がある。SNSではできないことがいっぱい隠されている。
新聞は情報の宝庫、というより知恵の宝庫と言えるかも知れない。そして読んだあと、お気に入りの情報をクリッピング
する。筆者は夕食のおかずの記事がお気に入り。つくって見よう、と思うものを切り取り、レシピ集にしている。そこに、
いつ調理して味はどうだったか、評価のメモを入れる。国際政治や経済も良いが、生きるのに直結するこういった記事の
ほうが重みが有る。
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2017.2.26
『落ち着かないホワイトハウス』
大統領補佐官のマイケル・フリン氏が2月14日辞任した。トランプ大統領の側近中の側近と目されて来た官僚の辞任劇で
激震が走った。新大統領がいろいろとやること、成すこと、理解できない行動が多い中で支持率は下降線の一途だが、本
人はマスコミが情報を操作しているだの、フェイクニュースだのと、取り合わない。マスコミを敵にまわし、自分に好意的
な報道陣のみ指名する。そこまでやるの!とあきれてしまう。国は分断され、白人と黒人、米国人と移民がいがみ合っている。
そして、それを助長するツイッターでの投稿。こんな大統領でもアメリカ人が選んでしまったのだ。アメリカ丸はどこに向か
うのだろうか。人間的にもっと素晴らしい人が国のリーダーになればよかったのに。
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2017.2.25
『トクホ不当表示』
国から認定される特定保健用食品(トクホ)、認可を受けながら、受けた商品が基準を満たしていなかった、という事件
が有った。こういった偽装は、産地偽装や成分偽装でしょっちゅう摘発される。偽装の背景には、消費者のブランド志向
があるからだ。国産と聞けばそれを優先して買う。身体にいい、という表示があれば考えもせず買ってしまう。などの行動を
メーカーが上手く利用して儲けに繋げているだけなのだ。そういったメーカーの思惑に乗らない、しっかりした“目利き”の
消費者にならなければいけないのだ。悪どいメーカーは、舌なめずりして、甘い誘いの広告で消費者を騙すのだ。
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2017.2.24
『富士山の日』
昨日2月23日はゴロ合わせで“フジサン”。山梨県と静岡県が定める富士山の日
だったそうだ。富士山は静岡県と山梨県にまたがる独立峰で、両県で山頂はどっちか、などが争われてる。ホームページを見る限り
では、県レベルでは静岡県のほうのPRがすごい。この日は静岡県内の一部の学校が休校になったそうだ。富士急ハイランドなどでは
“フジ”がつく人は入園料が割り引き、などのサービスがあったそうだ。3,776メートルの山頂には、日本人なら一度は立ってみたい
山だが、筆者は6回登っている。山頂を極めた達成感はすごいものがある。遠目に見た美しさには程遠い、がれきの山だが、
何しろ日本一の山だ。20年ほど前にはトイレが垂れ流しだったが、最近では入山料金を任意で徴収して、バイオトイレになり、
環境にも配慮した山となった。入山料金の徴収率は6割程度らしいが、両県では観光会社などで事前徴収などの方策をお願いして
いるという。美しい世界遺産を後世に残すため、入山者の協力は避けられない。
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2017.2.23
『小学校が忙しくなる』
2月14日、文部科学省が小学校で教える学習指導要領を発表した。3年生から英語の授業が始まるという。
ただでさえ忙しいと言われる教員の世界、ほんとうに忙しいのか、教育事務システムがいけないのかは知らないが。
多くの教師は、どうやって教育しよう、と悩むに違いない。こどもたちも忙しくなるのだろうか。英語の
必要性については誰もが認めることだろう。中学3年、高校3年、大学4年で英語を習っても、実用的な
英語能力は身についていない。だから英語を教えるビジネスが儲かるのだ。果たして現場の学校でどういう取り組みが
成され、成果が出て来るかどうか、英会話能力の向上に期待したい。
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2017.2.22
『アイス・ブレーキング』
直訳すれば、氷を壊すこと。氷=人の心、壊す=硬くなっている心を和らげる、と解釈する。お笑い芸人は、登場すると瞬時に
観客の笑顔をつくる。彼らはこのことを“ツカミ”と表現する。そう、ツカミの技がアイスブレーキングなのだ。ツカミに成功
すれば、観客はグッとこちらに身を寄せて来る。あとは自分のペースが作り易くなる。 筆者は大勢の人の前で講演をする
機会が多い。対象者は、小学生から高齢者まで、さまざまなカテゴリーの方々から依頼される。初めてお会いする方々に対して、
講演テーマにどうやって耳を傾けていただくかに腐心する。この時に役立つのがアイスブレーキングの手法。これは技術なのだ。
聴衆の目線をひとつにまとめ、“これから何が始まるのだろう?”、“ひとことも聞き逃すまい!”と思ってもらえるシーンが
できるだけ早く訪れるようにするのだ。この瞬間から筆者と聴衆の気持ちがひとつになって新たな展開へとつながる。アイスブ
レーキングの手法を伝授した人が、小学校の授業で使ってみたそうだ。子どもたちは身を乗り出して聞いてくれて、「話してい
るこっちが感激しました」と言ってくれた。嬉しかった。
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2017.2.21
『クリックポスト』
“クリックポスト”という郵便物を受け取った。知らなかったが、調べて見るととても便利なサービスだ。ネット時代だからできることなんだ、
とわかった。郵便物を便利に安く利用できるネットサービスだった。ネーミングも、その機能を明確に表している。
利用方法は次の通りだ。まず、ネットサプライヤーのYAHOOジャパンのメールアドレスを取得する(無料)、YAHOOジャパンが
運営するYAHOOウォレットに口座をつくる(無料)。そしてクリックポストをクリックする。まず、個人情報
を登録してこのサービスの利用者登録をする。そうすれば、全国一律164円で、厚さ3センチ、A4サイズ、1キログラムまで送れる。
ネットに送り先を入れると、送り状のラベルを作成してくれ、料金が口座から引かれる。つくられたラベルをプリントして郵便物に貼り、
ポストに投函する、というサービスだ。なかなか便利だ。ただし、アウトプットしたラベルに利用期限が有るから、プリントしてから
の期限に注意しなければならない。追跡サービスも有るから安心だ。
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2017.2.20
『介護と方言』
ラジオでこのことを話題にしていた。沖縄の介護老人施設で入居者のことばを若い職員が理解できずに困ってるという。
ウチナンチュで育って来たお年寄りの人たちは、そのことば自体が自分たちの文化だ。若い職員たちは、共通語で育って
いるから、方言がわからない。理解不能で、いい加減な返事をしていると、間違った理解になってしまう。今、こういった
福祉施設で方言がわからないことによる、入居者と職員のすれ違いが深刻になっているそうだ。これ、実家が秋田の筆者に
はよくわかる。若い人たちが古い田舎のことばを話さないし、理解できない。ことば、という文化が廃れているということだ。
ことばは、まさに文化、そのことばで無ければ伝えられないニュアンスも多いのだ。お年寄りの方々は、さぞ伝わらない
もどかしさを感じていることだろう。
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2017.2.19
『心に響く“贈ることば”』
朝日新聞に、『心に響く“贈ることば”』という1ページの記事が掲載されていた。3月は職場や学校などでお別れの
機会が多いことで、この季節の掲載になったようだ。筆者も何度も送別会を開いてもらったことがある。同僚に送ってもらう
ことは嬉しいものだ。その時に、みんなの寄せ書きを書いた色紙もいただいた。すべて本棚に大切にしまってある。想い出の贈り物だ。
たまに見るとその時の情景が浮かんで来る。そういった時に贈ることばや色紙の書き方が詳しく述べられてあった。ネット社会
になってもこういった、人の温かさを感じる生の気持ちや時間は有難いものだ。
色紙のアイディア のページや
寄せ書きのアイディアなど、参考になるページも有る。
いろいろな参考情報があるが、だいじなことは、身の丈の自分の言葉で相手への感謝を表すことだろう。
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2017.2.18
『いい映画を観る』
最近の映画にはあまり興味が無い。人気映画だというマスコミの前評判で「君の名は」を観に行った。筆者にはちょっと
しっくり来ない期待外れだった。後味が悪いので、もうひとつのアニメ映画
この世界の片隅にを観た。太平洋戦争末期の人間模様を描いた感動の作品だった。
まぁ。いろいろ当たり外れがあるのは、致し方ない。大手映画サプライチェーンが企画する、往年の映画を2週間ずつ上映する
「午前10時の映画祭」というのを毎回観ている。5人の映画評論家が選び抜いた作品が網羅されており、1,100円で観賞
できる。さすがに、選ばれた作品とあって、邦画、洋画を問わず、いい映画が見られ、毎回心が満腹になって帰って
来る。50年以上前のモノクロ映画などもあり、カラー作品よりも印象が良いのだ。
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2017.2.17
『ネグレクト』
あまり馴染みが無いことばだが、最近ニュースに良く出るようになった。neglect=無視する、軽視する、見過ごす、といった意味が有る。
ニュースで使われる場合は、児童虐待、障がい者虐待、高齢者虐待などの時に使われる。社会的な弱者に対して力や言葉で理不尽な行為を
行うことが多く報道される。無防備な人に対してあらぬ力を出す犯罪は思わず目を覆ってしまう。2004年に発表された
是枝裕和監督の作品「誰も知らない」は、ネグレクトを描いた作品。国内外で高い評価をもらった。
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2017.2.16
『フェイク・ニュース』
実はこの情報過多時代にあって、注目はされていたのだが、あまり話題に乗ることが無かった。ところが、トランプ大統領に
なってから俄かに彼の発信するツイッターに“FAKE NEWS”ということばが頻繁に使われている。自分に不利益な情報を発信
するマスコミに対しては、すべてフェイク・ニュースとして処理し、マスコミと対峙する。質問は全く受け付けない、という
有るまじき行為を行っている。その上で自信がツイッターで証拠も無いフェイク・ニュースを発信している。日本語にすれば
“偽情報”とか“まがいもの情報”といった意味だろう。インターネットの世界でも多くはびこる。真偽が定かで無い情報
をツイートするから拡散してデマ情報になってしまう。熊本地震の時は、動物園からライオンが逃げ出して街を歩いている、
というとんでもないデマが拡散した。ただでさえ不安な心理を踏みにじる行為は許せない。何が正しい情報かは、自分の感覚や眼で
確かめなければならない(情報リテラシーという)し、ネットの情報で一喜一憂してはいけない社会だ。
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2017.2.15
『花粉情報』
インターネットの検索サイトや新聞情報に花粉情報が掲載されている。この時期、敏感な人は憂鬱になる。薬屋やコンビニには、
さまざまな花粉症グッズが、何を選んでいいかわからないくらいに並んでいる。筆者は今のところ何でも無いが、情報を見た
だけで、何かむずむずするような感じがする。知らなければ済むことが、情報過多で敏感になってしまう部分もありそうだ。
花粉に限らず、世の中情報が多すぎて、たまたま見た情報で、自分の行動が変わったりすることが有る。話がそれたが、これか
らの季節、敏感な人にとっては憂鬱な毎日になることと思うが、対処療法に加えて、食生活の改善や運動などで体質改善をして
耐性も強くしなければ、長期の対処療法対処療法として必要だ。
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2017.2.14
『バレンタインデー』
11月のハロウィンデー、12月のクリスマスに次いで、外国から輸入された宗教的儀礼が日本で商業化された行事、
バレンタインデー。お菓子屋さんだけでなく、コンビニ、駅頭、あちこちでチョコレートの販売合戦が続く。コンビニ
なんか、2月3日の恵方巻のコーナーを急ぎバレンタインコーナーに模様替えして販売を強化している。恵方巻の売り
上げノルマが、各コンビニ店に、フランチャイズ本社から与えられ、従業員が必死になって売っていることが問題に
なったが、きっとチョコレートも、過酷な売り上げ戦略が潜んでいるに違いない。最近のチョコレートの商品ライン
はすごい。そしてその上値段が高い。家内や娘も、有りがたいことに贈ってくれるが、3月14日の“おかえし”を選
ぶのが大変だ。いっそのこと、もらわないほうが良いと思っても、もらわないのも淋しいものだ。
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2017.2.13
『オープン・クエスチョン』
対人コミュンケーションの話題。相手と会話すとするときに、相手に何かを質問するとする。この時の方法に2つの方法が
ある。相手の返事がYESかNOで答えられる質問、例えば、コンビニに行った時、「コーヒー飲むなら買うよ、どうする?」
答えは、YESかNOで答えられる。「何か買うものある?」だったら、「・・・・・おにぎり」などと、いろいろな選択肢から
考えて答える。「今日の昼ごはん、中華にする?和食にする?」と聞かれたら、「どっちにしようかな?」と考える。「今日のお昼
、何食べたい?」と言われれば、さまざまな選択肢から自分で考えられる。YESかNOで答えられる質問を、クローズド・
クエスチョン、さまざまな事柄の中から自分が考えて答えられるタイプをオープン・クエスチョンという。その場その場に応じた
使い方が求められるが、オープン・クエスチョンのほうが相手の思いや考えを引き出しやすいといわれている。
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2017.2.12
『理想の上司』
今年の4月に晴れて社会人になる学生にアンケートした。「理想の上司にするなら、有名人で誰がいいですか?」という質問に
彼等は答えた。男性なら、内村光良・タモリ・池上彰・原晋(はらすすむ:青山学院駅伝部の監督)・所ジョージ・イチロー・関根勤
と続く。女性なら、水ト麻美(みうらあさみ:日本TVアナウンサー)・天海祐希・吉田沙保里・有働由美子・澤穂希・ローラと続く。
まだ厳しいビジネスの世界を知らない若者だから、どういう基準で投票したかわからないが、スポーツの世界から選ばれた人は、
部下に情熱を与え、ヤル気を起こさせてくれそうなイメージのようだ。マスコミの世界から選ばれた人は、プレゼンテーションが
上手く、人を説得するのに長けていそうなイメージか。タレントから選ばれた人は出演する番組や配役のイメージから
選ばれたのだろうか。1109人からの回答の集計だそうだが、これから厳しいビジネス社会で揉まれる諸君は、理想の上司に
会えるのか、反目する上司に会えるのか、できれば尊敬すべき上司に巡り合って欲しい。そして同僚にも恵まれて、いい仕事を
して欲しい。昨年の結果については、このコラム2016年3月3日に書いている。
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2017.2.11
『省庁を挙げての天下りあっせん』
ほじくれば、ほじくるほど、アラが出て来る文部科学省、まだまだ出て来る予感。いやいや文科省だけとは到底思えない。
阿部さん、しっかりやってよ!法律をつくったところで、役人の世界にはびこる慣習は、そう簡単に変わるものでは無い。
あの手この手で官僚たちは、こそこそと、自分の先々をきちんとレールにしていることだろう。普通の人にはできない特権
を奴らは使っている。定年になったら、仕事から離れ、違った世界で社会に貢献しながらの生きる楽しみを見いだせない
人たちは、権力に頼り、元〇〇省役人という肩書を使って、胸を張って歩いて行く。それが
社会の現実と乖離した状況であることも知らずに。
仕事しか知らないから世の中を知らない。お金を稼ぐことしか知らないからお金が無くても楽しむ人生を知らない。
かわいそうな人生なのだ。特権も金儲けの手段も知らない“フツーの人”から見たらそう思える。
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2017.2.10
『さしすせその法則』
いろいろな法則が有るが、今回は相手との会話を盛り上げるための法則。“さすが〜”、“しんじられな〜い”、
“すごぉ〜い”、“センスいいですねぇ〜”、“そうなんだっ!”の頭文字が「さ・し・す・せ・そ」というわけだ。
例えば相手の方が、趣味の話をしている。「山登りが好きでねぇ、しょっちゅう山に行くんですよ」、「さすが〜
どうりで顔が焼けていて精悍ですね、で、どのようなペースで行かれるのですか?」、「月に2,3回ですかね」
、「うわぁ、信じられない、忙しいのに良く行きますね。誰と行くんですか?」、「山は1人のほうが楽ですね」、
「すごぉ〜い、淋しくないですか?、それに、怖い感じがしますが?」、「1人のほうが、いつでもフラっといけるの
でいいですよ。独りで珈琲沸かして飲む、なんて最高です」、「うわ〜なんかロマンを感じるセンスですね。いいですねぇ。」、
「いや〜実は山登りはあまりお金がかからなくて健康にも良いんですよ」、「そうなんだ〜今度いろいろ教えて下さい」
とまあ、こんな具合に展開できると、相手の話を引き出すことで、グッと距離が縮まるという訳だ。
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2017.2.9
『LRT』
ライトレール=Light Rail Transitという交通
が検討されている。日本語にすると、“次世代型路面電車システム(国土交通省)”という。国内では17都市20事業者が
路面電車を運行しているが、モータリゼ―ションの発達、バスや地下鉄の普及で、路面電車の廃線が相次いだ。富山市では
LRTの推進をして成功している。今までの路面電車の線路を活用して、機能的な車両と効率的な運行をして市民の足に
なろうとしている。東京都葛飾区では、区内の南北の足が無いことから、“新金線”という貨物専用の線路を活用してROT
の運行プランを開始したという。宇都宮市では計画をしてみたが、今一度見直しの決定をした、など注目を集めている。
高齢のドライバーが、こういった交通を利用することで、車の運転に代わる足として、事故を起こすのを防止する施策になる
ことが期待される。
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2017.2.8
『国風盆栽展』
国内外の優れた盆栽を展示する第91回国風盆栽展が開催されている。
昭和9年に始まったというから、伝統の展示会だ。友人のご主人(富山県南砺市)が盆栽愛好家、今回の展示会に入選したの
で、上野公園にある東京都美術館まで鑑賞に行って来た。179点(海外から3点入選)の感動の作品を目の当たりにし、
心が満たされた。“かえで”を出品した友人の作品は圧巻だった。盆栽は、大自然の景観を小さな鉢や岩の上に演出する芸術、
数十年から百年単位に丹精込めてつくりあげる作品だ。一代では完成しないので、数代に渡って愛好家が丹精込めて磨き上げた逸品だ。
盆栽については全くの素人の筆者、見事なその枝ぶりや造形に圧倒されるばかりだった。会場には、愛好家
と思しき年輩の方々に交じって、若い人や海外からの人も見られた。国内外で、年齢を超えたファンがいることがわかった。
さいたま市に盆栽美術館が有ることを知った。
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2017.2.7
『24時間営業の終わり』
ファミレス、コンビニ、スーパー…24時間営業の店で客足が鈍っているそうだ。ここに来て、売り上げ減に加えて従業員
の確保が難しくなっていて、営業時間見直しの動きが加速している。ガ〇トでは24時間から朝7時〜午前2時までの営業に
変更した。変更しても昼のサービスを改善することで、売り上げは伸びたという。コンビニ大手3社ではまだ(営業時間)
短縮の動きは無いという。3社とも、相手の出方次第では無いかと想像する。市民の夜型の生活スタイルが、やや変わって
来ているのかもしれないが、夜の夜中までこうこうと電気を付けてエネルギー消費している社会は、いかがなものかと思う。
夜はきちんと寝たほうがいいし、人間の本来持っている時間軸に変えていかなければならないのでは。
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2017.2.6
『食品廃棄、年632万トン』
日本は食料自給率が極端に良くない。ほとんどの食品を輸入に頼っている。しかし、食品廃棄量では年間632トンという、廃棄大国で
もある。原料を輸入しおきながら、加工されたものを捨てる、誰が考えてもおかしな現象だ。世界では年間生産量の3分の1にあたる
13億トンが廃棄されながら、世界人口の9人にひとりが栄養不足に悩まされている。この現象も理解できないことだ。富が世界人口の
1%に集中しているというから、先進国がおかしなことをしていることは明白だ。因みに国内で廃棄されている632万トンのうち、家庭
から廃棄されるものが302万トンだという。これは、1人あたり年間にすると、ご飯茶わん160杯に相当するそうだ。驚くべき事実だ。
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2017.2.5
『笑い療法士』
全国に850人の笑い療法士が居るそうだ。笑いの効果を実証する団体、“癒しの環境研究会”が2005年からつくった認定制度だという。
笑うことによる効果は誰でも普段から経験している。暗い顔をして下を向いているより、ケラケラと笑って顔中の筋肉を使い、腹筋を
使ったほうが身体に良いことは誰でもわかる。ストレスが減り、免疫機能がよくなり、何より前向きになれる。人はいつでもどこでも
笑える状況にはなれないことも多いが、努めて笑うことにすると、身体がいい方向に向かっていくのだ。東日本大震災や熊本地震などの
時に笑い療法士が活躍したと聞く。ただ笑うのではなく、人と人の交流などのレクリエーション通して自然な笑いを誘発するように
するということだが、病院や介護の現場でその効果が実証されているようだ。
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2017.2.4
『SDG』
Sustainable Development Goalsの略だ。日本語にすると、“持続可能な開発目標”となる。開発と言えば、さまざまな自然環境を壊して
都市づくりをする、経済発展のために大気汚染を起こしてしまうなど、開発と引き換えに何かが犠牲になり、わたしたちの暮らしにも
影響する事態が起きる。こういう副作用を無くし、これからも地球環境や文化の伝承がされて行くように考えて行くのが、SDGの考え方
だ。私たちは多かれ少なかれ、地球環境に迷惑をかけて生きている。それを最小限にする考え方で、人間中心の考え方をして行こう、
大量に捨てられる食品のロスをなくして行こうということだ。何よりも、ひとりひとりの意識を改め、SDGの考え方を取り入れた
ライフスタイルにして行くことだ。
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2017.2.3
『洗肺旅行』
耳慣れないことばだ。今、中国人の旅行のトレンドだという。爆買い旅行から
洗肺旅行へと移行しているのだそうだ。ご存知北京のスモッグ、
日本の50年前の東京の姿だ。経済発展の初期は、かつての日本もそうだった。空を見上げてもスモッグにかすんで青い空が見えない。
良好な自然環境を求めてきれいな空気を吸って、肺を清めようという旅行がトレンドだそうな。中でも日本の景色=富士山周辺・立山室堂・
上高地・東尋坊などの山岳地、海岸線の絶景地で、思い切り空気を吸うのだそうだ。もっとも、富裕層の旅行客でなければ、こういった楽
しみ方はできないのだろうが、それだけ中国の環境汚染が深刻ということだ。
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2017.2.2
『フェアトレード』
サッカーボールの製造をアフリカの子どもたちが担っていて国際問題になった。輸入される珈琲豆の生産を南米の貧困な
子どもたちの労働が担っていた。豊かな国の人々が買う品物が、こういった安い搾取された労働力で賄われている。そういう
貿易でいいのだろうか?という疑問から“フェア・トレード”という考え方が生まれて来た。輸出入にあたって、公正な
生産や流通で行われたものを扱おう、という趣旨だ。これにより、開発途上国の劣悪な労働条件や貧困、環境問題などを解決
しようという試みだ。ビジネスの世界で利益至上主義になると、原材料のコスト削減、労働者への賃金削減が求められる。
これを改めることが、地球全体を幸せにすることに繋がるのだ。
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2017.2.1
『未使用はがきの寄付』
年賀状の印刷を間違えてしまって出さなかった、年賀はがきが余っている、往復はがきの片面を出さないで残っている、などの
未使用はがきは、郵便局に持っていくと5円を出せば52円のはがきに変えられる。だまっていれば何の価値も無い厚紙だが、
47円の価値が有るということだ。こういったはがきを集めて国際貢献に役立てることができる。“書き損じはがき収集活動”
をする団体は、日本ユネスコ協会や
シャプラニールなどの国際支援活動をするNGOだ。
それぞれの団体では、医療活動や教育活動にその資金を充てている。捨ててしまいそうな物品に光を当てればそれが国際支援に
繋がる。
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2017.1.31
『プロパカンダ』
14年前の外来語標記に関することを書いたばかりだが、ここに来て“プロパカンダ”ということばが政治ニュースの報道で
よく使われている。どういう意味なのかは、米国の新大統領トランプさんの行動や発言を見ているとわかる。今までの大統領には
無かった奇異な行動と発言、大統領というより、暴れん坊だ。全体の流れを見るよりも、大衆を扇動するような動き、自分に対する
否定的な情報をすべて偽情報
として処理してしまう、権限を行使するため、反対する人間をすべて遠ざける、森を見ないで木を見る、このような行動で世論
を操る。“意識”を持って情報戦や宣伝戦に持って行く、こういうことをプロパカンダというそうだ。今までの常識では
捉えきれず、社会が右往左往しているが、かつてはヒトラーのような人間も居たことだから、極端に言えば、核のスイッチが
押されるのでは、といった極論も出ておかしくない。米国一国の問題で済めばいいのだが、国際社会はそうもいかない。
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2017.1.30
『外来語の言い替え』
資料を整理していたら、2003年の新聞が出て来た。今から14年前、社会面には、社会党の土井たかこ党首が辞任会見、とあった。
気になったのは、暮らし欄。外来語が氾濫しているが、日本語に改めたらどうか、ということを国立国語研究所が発表した、という
ものだ。14年前の答申が、14年たっても日本語に置き換えられるどころか、すっかり社会に定着した感が有る。
アーカイブ→記録保存館、アイデンティティー→自己認識、イノベーション→技術革新、インフラ→社会基盤、エンパワーメント→
能力開花、オブザーバー→陪席者、グローバリゼーション→地球規模化、コミュニティー→地域社会、コンセプト→基本概念、
セクター→部門、トレンド→傾向、ノーマライゼーション→等生化、バックアップ→控え、ベンチャー→新興企業、マネジメント→
経営管理、ミスマッチ→不釣り合い、リアルタイム→即時、ワークショップ→研究集会
海外から入って来た言葉を日本語にするのは難しいし、翻訳しないそのまま、社会に定着する、ということが14年経てわかる。
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2017.1.29
『オキシトシンの効果』
オキシトシンを投与すると、他人の感情を読み取れるようになるという。自閉症の人は他人の感情を読み取るのが苦手と
されるが、金沢大学での臨床例として、オキシトシンの投与により、自閉症の症状の改善が見られたという報告が有る。
オキシトシンは“幸せホルモン”とか“愛情ホルモン”という別名が有るが、良好な人間関係が築かれている時に体内で
分泌されるものだ。スキンシップにより分泌、マッサージやリラクゼーションで分泌、人が気持ちのいい状態で分泌されるわけだ。
一方、副作用として、愛情ホルモンだけに、仲間なら大切にするが、外の人を排除する傾向にもなり易いことがわかって
いるという。いい効果があれば、それと同等の副作用もあるものだ。
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2017.1.28
『官製春闘、もう限界』
阿部政権は景気回復のためのあらゆる施策を実施している。春闘も、本来は労使の交渉であるのだが、政権側が景気浮揚策のため、
経営側にベア(ベース・アップ)の引き上げを要請して来た。経団連ではこれに応え、ここ3年、ベースアップが実施された。ただし、
体力のある大手企業主導だ。中小企業がこんなことをしたら、経営が行き詰ってしまう。だいたい、企業の経営に政治が介入すること
自体がおかしい。経団連は今年は各企業の実情に合わせて対応する方針を固めた。経団連も政府には付き合いきれない、という
判断だろう。今まで経団連は賃上げに協力して来たのに、一向に景気は浮揚しない、といったジレンマも有るのだろう。トランプ大統領
の就任でこれからの景気がどうなるのか不透明、ということもあるかもしれない。企業は良質な製品を生み出し、これを買ってもらって
利益を出し、社員、社会に還元して行く、という役割。利益を出せなかったら元も子も無い。
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2017.1.27
『便座のピクトサイン統一』
おしり洗浄便座の普及の勢いがすごい。家庭ではほぼ常識程度になって来ているが、公共施設でも増えて来た。筆者がこれを強く感じる
のが、高速道路のサービスエリアだ。サービスエリアのリニューアルが勢いづいているが、トイレ環境の向上がすごい。その一つが
高級温水洗浄便座の普及だ。ところが、国内に9メーカー有るこの機器のピクトサイン(絵記号でわかる図案)が統一されておらず、
外国人観光客から“わかりにくい”という声が多いことに対応することになった。
新デザインのマークは、急増している外国人
にもわかってもらえることだろう。今年の製品から新しいマークになるそうだ。海外でも普及して来たというから、これからは
国際規格になって行くかもしれない。
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2017.1.26
『ダイエットすれば寿命が伸びる』
カロリー制限が長寿に影響する、というデータが発表された。米国での研究成果だから、慢性肥満国の研究に対して日本人が喜んでいい
かどうか少し考えるところが有るが、ダイエットしている人は朗報と感じるだろう。アメリカ人の食生活を見れば、食べる量、高カロリー
だから慢性肥満になるのは無理もないと思える。これでは寿命が短くなるのは理解できるところ。こういう人たちがダイエットして
寿命が伸びる、という研究成果だ。同じ年代の人の比較では概して米国人に比べてスリムな日本人は健康的な食生活をしていると言える。
米国の研究はアカゲザルで実験を続けたところ、カロリー制限をしたほうが、癌の発生率が15%から20%低く、糖尿病や脳卒中
などの加齢に伴う病気の発祥が遅かったという。
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2017.1.25
『道路交通法改正』
3月12日から道路交通法が改正される。相次ぐ高齢者の交通事故に対応するため、70歳以上の運転免許更新時、手続きが改正
されるものだ。新しく追加されるものは、70歳以上の更新時、約2時間の合理化講習といわれるものを受けること、運転適性検査
が30分、双方向型講義が30分、実車指導が60分、合理化講習で認知症の疑いが有るとされた場合、高度化講習として更に3時間
の講習が義務づけられる。最近の、全国で起きている高齢者の大きな事故を思えば、こういったチェックが必要なことは頷ける。
また、75歳以上の人が違反行為をした時には、臨時認知機能検査を、更に認知機能低下の恐れ有りとされた場合、2時間の臨時
高齢者講習を受けることになる。検査代は多分、更新者の負担だろうから、精神的に、経済的に免許更新が大変になる。
道路交通法での対応も重要だが、足が無くなる高齢者に対する移動サービスの充実もまた望みたいところだ。
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2017.1.24
『文部科学省役人の天下り』
文部科学省の役人がW大学の教授に天下りした。文部科学省から大学へと、誰が見ても利権が働く人事だ。加えて法律に違反する行為
だから、文部科学省側が組織的に隠ぺいしていたようだ。受け入れた早稲田大学側への調査から判明した。事務方のトップ、文部科学
次官の辞任という形になったということが、組織的に行われていたことを裏付けている。こういった天下りには、すべて利権が絡む。
受け入れる側が元の職場から、何らかの利益が受けられることを狙ったものだ。この1件はまだまだ氷山の一角であることは誰が考
えてもわかる。世の中、こういった黒いものがうごめいて成り立っていると思うと、嫌なことだ。
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2017.1.23
『ユニフォームが変わる』
仕事のユニフォームは大事だ。その仕事に有った機能性を考えてデザインされる。色や形に応じて、「あっ、あの会社だ」というイメージ
に結びつく。日本郵便が1月16日にユニフォームのリニューアルを発表した。4月1日から変更するという。2007年の郵政民営化以来
10年ぶりというから、比較的早いリニューアルかもしれない。どうやら、今までのユニフォームは夏場、紺のポロシャツだったが、夏場に
暑い、という職員の声があったらしい。この機会にペンを刺すポケットを付けるなどの改善をしたという。ユニフォームの改善は、お金が
かかることだから大変なことだが、職員の意識改革にもつながることだから、マネジメント施策としては効果が期待できるだろう。
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2017.1.22
『格安とんかつ』
都市部に店舗を構えるとんかつ屋のチェーン店、ワンコインでかつ丼が食べられるところも有る。ここに既存の牛丼チェーン店やファミレス
が参入して来た。とんかつ戦争が始まりそうな気配だという。格安牛丼もお腹を満たすことができるが、ちょっと飽きてしまっている人
も多いだろう。そこにかつ丼やロースカツ定食は客が求めるメニューになるのかもしれない。「松〇」、「〇つや」など戦々恐々として
いるに違いない。最近では利用すると、“サービス券”を配り、次回100円引きなどのサービスも有る。サービス券もただ配るだけでなく、
券面の空いたエリアを、レジャー施設などもコマーシャルに提供して、しっかり稼ぐところもある。サービス合戦はどんどん進化している。
客としては、安くて美味いものを提供してくれたら、何でもいい。
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2017.1.21
『デジタル遺品』
故人の遺品を整理するのは遺族が大変な苦労をすることだろう。遺品整理を遺族に変わって行うビジネスが儲かっているようだ。
遺品と言えば、物以外に、最近ではデジタル遺品がやっかいな問題になっているらしい。故人が使っていたパソコンや携帯に入っている
データを遺族が取り出せないという問題だ。中には故人が行っていた行動の負債の整理を必要としたり、財産管理のために必要だったり、
問題になることがあるらしい。しかし、それも、専門家にかかると、パスワードの書き換えが一瞬にできてしまうという。怖い話でもあ
るが、突然の事故や災害での対応など、考えておかなければならない。デジタル遺品には、負の部分だけでなく、本人が残した日記風の
ブログなど、想い出の記録になる場合もあるそうだ。
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2017.1.20
『第45代米国大統領就任』
米国時間の今日、トランプ新大統領が誕生する。史上最低の支持率での就任に、就任式当日に反対デモが行われる、出席しない国会議員が
50人以上居る、という異常な周辺環境だ。
米国の国論が大統領選挙で二分され、新大統領はそのギャップを埋めなければ、ということを言っているが、ツイッターで次々
に出される情報はそれを逆なでするような信じられない内容。果たして実務に就いたトランプさんは、現実の問題としてアメリカ
至上主義が貫けるのかどうか。ますます弱体化するアメリカをしり目に、ロシアや中国は虎視眈々と世界の覇権を狙っている。世界
勢力の地図が塗り替えられるかもしれない。自分の国を富ますことは問題ないが、地球規模で考えなければならないこともいっぱい
ある。地球環境問題など、グローバルな課題をないがしろにする単眼志向の政治は、軋みが多いものになるに違いない。
これからの手腕と成り行きに注目だ。
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2017.1.19
『NPOが隠れ蓑』
「世界のこどもたちにワクチンを贈ろう」という触れ込みで全国の学校、公共施設、企業などでペットボトルのキャップを集める運動が
9年ほど前から活発に行われている。誰でも取り組め、キャップ20個でワクチンが一つ打てる資金になる、となれば心を動かされる。
NPO法人エコキャップ推進協会(横浜市)が呼びかけ、またたく間に全国に広がり、活発な活動が行われて来た。しかし、実はこの団体
が集めたキャップの売却益をNPO「世界のこどもにワクチンを日本委員会」に寄付するはずだったが、ここに寄付をしないで、理事長が経営
する会社に純益の繁半分以上がまわり、その会社の理事の給与にまわっていた、という。許されない、この運動協力者への背信行為だ。
調べに対してNPOの理事長は開き直った回答を繰り返しているという。ボランタリーな心を仇で返すこのような団体、しっかり追求して
もらいたいものだ。活動に一生懸命取り組んで来たこどもたちに説明がつかない。
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2017.1.18
『三六(さぶろく)協定』
電通社員の自殺問題を発端に、働き方改革が政府主導で行われている。企業活動に政治の世界から、上から目線で介入することには
いかがなものか、と思うこともあるが、法律的な観点から労働者を守る施策が行われることには賛同する。電通に続いて三菱電機でも
三六(さぶろく)協定に違反する、と厚生労働大臣から強い口調が出た。三六協定とは、労働基準法36条のことを言う。労働時間に
ついては、所定時間数を集40時間(32条)週1回の休日(35条)としているが、36条では、労使で協定をし、行政官庁に
届出をした場合はその協定に定める、としている。三六協定の1か月の上限は45時間、1年で360時間と定めているのだが。
いったいこの基準を守っている企業がどのくらいあるのだろうか?下手をすると、残業の記録すら付けていない、取れない、それを
隠している、などがまかり通っているのでは?という匂いがする。
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2017.1.17
『ポピュリズム』
トランプ大統領の誕生でにわかに注目を集めることになったのが、
ポピュリズム、
こういった新しい概念が出て来ると急にマスコミに登場する大学教授が居るが、すでに数人が本を出版している。トランプ大統領
が当選した背景を振り返ると、ポピュリズムとは何なのか、ということがよくわかる。大衆の考えていることを受け入れ、煽り、
既存政治に不満を持つ大衆が熱狂的にエネルギーを発散する。トランプ氏はあまり社会やメディアと対話をしない。議論をしない。
だからツイッターで一方的に閃いたことを発信する。社会はその情報に一喜一憂する。自身に反対する人をすべて遠ざける。
ポピュリズムがどういう結末になるのかは、これからのアメリカ社会の変化を見ればわかることだ。
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2017.1.16
『SNSの時代』
トランプ次期大統領がツイッターで発信するコメントが世界を動かしている。新しい現象だ。ツイッターなどに一喜一憂していると
どうなるかは、誰が考えてもわかる。しかし、発信する人の影響力が一般の人と違う。こういったSNSが社会に与える影響がこれから
ますます大きくなって来るだろう。SNSが発展してからというもの、社会に出回る情報量が幾何級数的に増えている。われわれは
これらの情報の中から何が本物で何が偽物なのか、何が社会に、自分に必要なのかを取捨選択して生きて行かなければならない。
AIの技術やビッグデータの解析技術がこういった社会環境の中から発展して来た。膨大な情報で社会が動くから、これを悪意を
持って操作することもできる。IT企業が検索数を挙げるために偽の検索アルバイトを使って操作した事件も有った。怖い世の中
になって来たが、最後は個人個人の、何が本当で何が偽物なのか、情報を見極める力しか無い。一喜一憂して動かされている
場合では無い。
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2016.1.15
『夜回りの拍子木』
新聞に投書が載った。それは、80歳の高齢の人が、夜回りをしていたが、「拍子木の音がうるさい」、という苦情を受けた、という話だった。
昔、田舎で
子どもの頃、拍子木と鐘を持って夜まわりをするのは小学校高学年の子どもの輪番だった。「から〜ん、ころ〜ん(鐘の音)、カッチン
カッチン(拍子木の音)ひの〜よ〜じん、マッチ1本火事のもと!」と言って廻って歩いたのを想い出す。今でも自治会などで自警団
をつくって実施しているところも多い。この投稿者は、防犯や火災予防になるなら、と思ってボランティアで自発的に始めたのだという。
ところが、周囲の住民から拍子木がうるさいと苦情を言われ、警察に通報されて警察からは自治会に相談して、と言われ、自治会に相談
したらやめてくれ、と言われたことが理解できない、という。最近では騒音になるからといって幼稚園の建設が取りやめになる、盆踊りの
音がうるさい、と言われて中止する、など音の問題がうるさい。確かに音の快・不快は個人差があるから人それぞれ。投稿した人のやり方
の問題や周囲の環境条件がわからないので、何とも言えないが、この方の思いが良い方向に向かえばいいのだが。しかし、良かれと思って
行動したことでも、他人には理解してもらえないこともまた多くある。
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2017.1.14
『ノロウィルス』
ノロウィルスが猛威を振るっている。家族の誰かが嘔吐したりすると、これが家族全員に広がってしまう。最近はウィルスが力をつけた
ことも有るが、現代生活もまた影響しているのでは、と危惧する。抗菌グッヅがもてはやされ、衛生環境が格段に進歩することで、本来
人間が持っている免疫機能が軟弱になっているのでは、と心配する。適当にウィルスが居な得れば行けない環境に現代人は耐えられない。
免疫機能を強化することで、多少のウィルスは蹴散らすことができる。それには、食生活をしっかりと行い、良質な素材のものを食べる。
きちんと眠る。ストレスを貯めない、笑う生活をする、などなどの施策を行うことだ。
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2017.1.13
『熟年成人式』
熟年成人式とは、いいネーミングだ。9日の成人の日、新潟県燕市では熟年成人式がこなわれたそうだ。80歳の方々を招待し、この
式典が行われたということだが、TVのニュース映像を見る限り、「えーっ、この人ほんとうに80歳?」と思える位、シャキっとして肌艶の
いい人たちがいっぱい映っていた。これはすごい!と思った次第だ。茨城県牛久市では60歳になった人たちを迎えて「盛人式」を行っ
ている。こういった催しがたくさん行われ、それぞれの年代の人たちが繋がって行くことがまちづくりの力になる。ともすれば、出不精
になってあまり外に出たがらない高齢者が多いが、こういった人たちをどんどん外に連れ出し、コミュニケーションできる施策が
今一番必要nあのだ。いつまでも社会とつながり、仲間とつながる暮らしがまちづくりに繋がって行く。
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2017.1.12
『高齢者の規準年齢引き上げ』
1月5日、日本老年学会と日本老年医学会は、65歳以上とされている“高齢者”の表現を75歳からにすべき、との提言を行った。
根拠として、平均寿命が伸びていること、脳卒中の治療を受けて居る人の割合いが65歳から69歳まで激減していること、当の65歳付近
人たちが、自分は高齢者だと思っていないこと、などを挙げている。65歳前後の人たちは、意識は高齢者ではないが、さまざまな
高齢者福祉サービスは受けたい、というメリット享受型を志向しているのだろうが、さまざまな法律の改正を必要とするから、すぐに法律的な
呼称年齢を
引き上げるまでには行かないだろう。筆者は講演の時に55〜64才=ヤングシニア、65〜74歳=ミドルシニア、75歳以上=エル
ダーシニアと呼んでいるが、今回の発表では65歳〜74歳=准高齢者、75歳〜89歳=高齢者、90歳以上=超高齢者と言っていた。
“准高齢者”の呼称もいかがなものか。
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2017.1.11
『カーシェア』
わが家には車が2台、常時2台とも稼働しているかと言えば、そうでもない。近所の家も2台、3台と保有している。駅に遠く、公共
交通機関も乏しい地域では普通の光景だ。しかし、“もったいない”と思う。必要な時に使える仕組みがあれば、みんなが持つことは
無いのだ。こういったことに対応するのがカーシェアリングの仕組み。地域の足としてマイカーの相乗りを地域として実施しているとこ
ろが増えている。車を数人で持ってシェアする仕組み、ライドシェアと呼ばれる、タクシーに似たサービスを行う方式があるそうだ。
CO2の発生を防ぎ、エネルギーの効率化、家計の合理化などメリットが大きく、地域のNPOが取り組み、各地に増えて行きそうだ。
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2017.1.10
『パラリンピックアスリートの活躍』
昨年夏のリオデジャネイロパラリンピック、爽やかなアスリートの活躍が注目を浴びた。障がい者スポーツへの注目が一段と増した。
最近のテレビ・ラジオ・新聞・週刊誌などへの露出も多い。陸上・水泳・ボッチャ・車椅子バスケ・ラグビーなどスター選手も生まれた。
選手の強化費が出なく、なかなか練習環境などたいへんだった。しかし、こういったマスコミ露出と共に、選手への経済的支援も
当然増えた。選手が学校に出向いて子どもたちとの交流や指導なども行われている。子どもたちにもノーマライゼーションのいい
体験になる。陸上女子400Mの辻沙絵選手は年末の紅白歌合戦の審査委員、年始の家電メーカーの一面広告を飾った。さわやかな印象だ。
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2017.1.9
『おとしだま』
東京原宿、若者たちが全国から集まるスポットだ。最近はクレープ屋さんが名物になっている。テレビ局がレポーターを送り、「おとしだま」
をいくらもらったかを、高校生や大学生たちに質問している。「2万5千円」、「6万円」、「もらっていない」(周囲からエーッ?の声)、
「25万円」(周囲からエーッ?の声)、「あっ、叔父が銀行の専務なので」、と釈明する高校生。それぞれいろいろな反応だ。それにしても
25万円ももらう高校生は“良くない”と思う筆者だ。お年玉の金額については、概ね小学生は3千円、高校生は5千円、大学生は1万円というのが
相場のようだ。親戚一同で差が出ないように“協定”を結んでいる人も居るようだ。正月は目出度いが、お年玉は親せきが多い人ほど悩みだ。
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2017.1.8
『おみくじ』
初詣に行って“おみくじ”をひいた人が多いと思う。1年の運勢を初詣とともに占い、今年1年の吉凶に一喜一憂する。神社の木の枝
にところ狭しと結ばれたくじで、その結果が成就されることを祈る。最近では、神社がこのくじの後始末に困り、くじを結ぶ場所をつくり、
特定エリアをつくるところが増えた。吉凶の順序は、大吉・吉・中吉・小吉・末吉・凶・大凶の順だそうだが、寺社によっては、吉が
小吉のあとに来るところもあるようだ。概ね吉のほうが凶よりも多く、7割くらいが吉、寺社によっては、凶や大凶を少なくしたり入れ
なかったりするところも有るというから、神様のご利益で、願かけが希望の有る方向に行くよう、配慮しているということだろう。しかし、
一般的には、10人のうち3人が凶を引く割合になる。凶をひいたから引き直し、という人も居るらしいがあまり意味の無いことだ。
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2017.1.7
『出生率』
2016年に生まれた日本人の子どもは98万1千人だったそうだ。これは、1899年に統計を取り始めて以降、初めて100万人を下回る
数値だという。“少子高齢化”が政治家の演説には必ず出て来る。福祉政策、教育政策、まちづくり政策、労小津政策、予算編成など、
ほとんどの政策にこのための施策が付いてまわる。なのに、社会の変化が付いていない。さまざまなしきたり、仕組みが大きく
なかなか変化に付いて行けない。税収が
減り続けているのに政治家の税金の浪費、借金まみれの政府の予算。変わろうとしないで、変わることへの負の影響を声高に言って
いるだけのような気がする。今までの経済成長などあり得ないし、今までの政策や条例の運用など行き詰る部分が大きい。
出生数は減っているが、合計特殊出生率(生涯に産むと見込まれる子どもの数)は上昇しているという。親になりうる世代の
人口の減少と生涯独身の
人の増加、晩婚化が影響しているようだ。平均初婚年齢は男性が31.1歳、女性が29.4歳だそうだ。
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2017.1.6
『今年の福袋』
多くのデパートで2日は初売りが行われた。客のお目当ては福袋だろう。毎年趣向を凝らした福袋が売り出されることから、朝早くから
多くの客が列をつくる。今年の初売りにも東京都内のデパートには5千人も並んだというからすごい。行列に並ぶのが嫌いな筆者には
正月からそういうことをする人の気持ちがわからない。今年の流行は体験型の福袋が多かったようだ。ベルサイユ宮殿の庭園で乗馬体験=
185万円、プロダンサーのレッスンでユニットが組める=10万8千円、マリンスポーツ挑戦=2人で2万円などなど。物が豊かになって
買いたいものが無い、と言われる中、デパートも居残りをかけて知恵を絞っている。各デパートでは、働き方改革で来年は3か日は休業
にしようという話が持ち上がっている。来年の福袋は4日の売り出しになるかもしれない。
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2017.1.5
『けん玉逆輸入』
今、若者たちにけん玉が密かな人気だという。けん玉はいまでは国際用語にもなるくらい、
欧米の若者
に流行しているらしい。本家本元の日本では考え付かなかったような技が開発されている。
伝統的な日本のスタイルとは違ってアクロバティックなものが多い。今は逆輸入の状態だ。
日本けん玉協会もここまでは考えていなかったに違い無い。けん玉は筆者も30年ほど前に子どもたちに教えて
いたことが有った。膝を使う技なので、集中力を養い、(次の技に挑戦する)目標を持つことができ、達成感が
ある。成功する毎にけん玉カードに押印してあげると、子どもたちは目を輝かせて挑戦していた。
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2017.1.4
『真田丸ロス』
NHK大河ドラマ真田丸が12月18日で終わり、1月8日から新しく
おんな城主 直虎が始まる。真田丸を1年間見続けた
視聴者がドラマが終わって“真田ロス”になっているという。この、ロスなる表現、筆者の記憶では
あまちゃんが終了した時に流行った。そのあと、朝の連続テレビ
小説“あさがきた”の人物、五代友厚がドラマから消えた時、懐かしむ“五代ロス”が有った。こういったロスの言葉が飛び交う
くらい、番組が視聴者の心に定着したいうことだから、ドラマのインパクトが有った証拠だ。ロスが囁かれると、その後任の番組には
きっと言いようもプレッシャーが作者、ディレクター、役者にかかることだろう。
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2017.1.3
『働き方改革』
官民を挙げて働き方の改革を推進している。官民とはいうが、どちらかと言えば経営側のトーンが低い。政府や自治体に
加えて、ワークライフバランスや男女雇用機会均等などに関する評論家やコンサルタントの声が大きい。日本人の
働き方は欧米に比べて、長時間残業に支えられている、というのが根源にあるのだが、そういった働き方で戦後の経済成長を
支えて来た。退社時刻になったら、サッと帰ろう、そして自分のため、家族のために時間を活用しようという改革だ。
今のビジネス社会はそうではない。だらだらと残っているのが通例、定時に帰ろうものなら、仕事を合理的にやっているか
どうかよりも、早く帰るのがまずい雰囲気になっている。そして付き合い残業などになる。退社しても一杯飲み屋に立ち寄って、
2軒・3軒と付き合いが続いたりする。意識改革は重要、長い時間をかけて働き方文化を変えて行かなければ。
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2017.1.2
『歳祝い』
今年、平成29年の歳祝いは、還暦(60歳)=昭和32年生まれ、古希(70歳)=昭和23年生まれ、喜寿(77歳)=昭和16年生まれ、
傘寿(80歳)=昭和13年生まれ、米寿(88歳)=昭和5年生まれ、卒寿(90歳)=昭和3年生まれ、となる。今年の年男・年女は943
万人居るそうだ。これは、総人口の7.4%を占めるという。筆者はどれにも該当
しないが、周囲にその年齢の方が多く居る。歳祝いはきちんとやっておきたいものだが、高齢社会の現在では古希など珍しくないので
あまりやらない、というよりむしろ、“元気だ”と息巻いて敬遠する人が多いのかもしれない。“高齢者”とか“老人”と呼ばれる
よりも、“シニア”と呼ばれたい人が多くいるのは事実だ。寿命が伸びるのはいいことだが、健康寿命も伸ばして行かなければばらない。
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2017.1.1
『酉年』
今年の干支は酉、これは鶏のことを言う。一説によると、酉年生まれの今年12,24,36,48,60,72,84,96才の人たち、
“頭の回転が早く、バランスがとれている”ということらしい。誰が調べたかは知らないが、いいことだ。
そして、短所は“負けず嫌いでプライドが高く、対人関係では自分本位になりがち”という。周囲の酉年の方々たちを
見てみよう。当たっているかな?占いはともかくとして、今年は酉のように卵を産み、この卵が新しい命をもたらせて
くれることを祈りたい。そのための“仕込み”もきちんとやっておきたい。さまざまな災難が降りかかり、心が折れる
ことが有るかもしれない。思わぬ幸運が舞い込み、舞い上がることが有るかもしれない。目先のことに一喜一憂すること
なく、丹田にどっしりとしたものを持ち続けたい。…言うは易し…。
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