きょうの気になるワード(ちゅうさん流の解釈)


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日常生活・新聞やテレビ・週刊誌・どこかの掲示板・電車の中吊りなど、オヤッと思ったワードや
フレーズをヒントに、筆者の体験や気づいたことを加えて毎日コメントしています。
2008年4月21日に開始、11年目に入りました。
2018年12月以前は、文末でLINKしています。


2019.4.12 『コンビニ出店計画』

S社・F社・L社、大きく3社になって来たコンビニ、出店のペースが右片上がりだったが、これに陰りが出て来たという。 全国を歩くと、まさにそれがわかる。地域によってSFLのどの会社が強いかがわかる。F社しか見当たらないところ、 3社が入り乱れているところ、いろいろだが、コンビニは利益が少なくなるとすぐに閉店するから、地域に貢献しているなど のファクターは無視だ。地域格差も大きい。まったくコンビニが無い地域も多い。人口が少ない地域の住民は利用できない。 今まで、まさに“コンビニ”だった地域住民は、閉店と同時に買い物が不便になってしまう。 最近はコンビニで買い物している高齢者が多い。特に独り暮らしの人にはまさに“コンビニ”だ。利益至上主義の経営は、 いずれ問題視されることと思うが、S社での24時間営業問題も、コンビニ本社の思惑が大きく作用して、 オーナーの意向はまったく考えられていない。これからは、どれだけ地域や従業員にやさしい経営になるかが問われることだろう。

2019.4.11 『寒い』
桜の開花とともにやって来た寒気、各地で桜の花の上に雪が積もる映像が撮影されたようだ。ニュース映像でも流れた。 棒で桜の枝をゆすって雪を落とし、枝が折れるのを防ぐ、などちょっとこの時期には考えられない現象が起きた。 おかげで、散る時期が少し遅れるので、長く見れるとか、めったにない珍しい光景がインスタ映えする、という人も いるだろう。筆者は寒さに弱いので、早く暖かくなって欲しいと思う。春蒔きの種を蒔きたいが、少し躊躇している。 清明の時期、それなりの気候になってくれないと困ってしまう。今日はマフラーをして出かける。

2019.4.10 『紙幣が変わる』
流通する紙幣と500円玉のデザインが変わるというニュースが流れた。千円札は誰が描かれてたっけ? 普段利用しているのだが、あまり気にしていない。一万円札はめったに見ることが無い?が、福沢諭吉なのは知っている。その紙幣が偽造防止のために、最新技術をつかった製造を利用してデザインを変更するというものだ。 1万円札には、 明治から昭和にかけての実業家、日本の資本主義の父と言われる渋沢栄一さんに決まった。 5千円札には津田塾大の創設者、津田梅子さん。 千円札には北里柴三郎さん、日本の細菌学の父として北里大学は彼の名を冠している。 それぞれに関係する出身地や大学では大きな喜びに包まれているようだ。 自動販売機やATMなど、さまざまな前準備をして2024年度から新札がお目見えするという。 それまでの間に、紙幣の切り替えを語った詐欺が出て来る可能性がある。最新の注意をしたいものだ。

2019.4.9 『清明』

清明は24節季のひとつ。 おおむね4月5日から19日あたりまでを言う。 万物が若返って、すがすがしくさまざまな花が咲き乱れる、の意味があるそうだ。 24節季、日本の気候風土に合わせてできた先人の知恵、実にすばらしい。東京の桜が散り始め、福島の三春の滝桜が 開花した。世の中がいろんな変化をしても、いろんな事態が起こっても、自然は確実に巡って来る。花たちはただ咲いて いるだけで、人を笑顔にする。清明の日々を味わって過ごそう。

2019.4.8 『民意』
統一地方選挙の結果が見えて来た。昨夜午後8時。開票と同時に次々に出る“当選確実”のニュース。出口調査の結果で 悲喜こもごもの映像が流される。開票も終わっていないのにこの光景、何か奇異な感じをする。大阪都構想をかけて、 民意を聞くとして大阪維新の会が仕掛けた策が成功した。これから、どうやって都構想を推し進めて行くか関心事 となる。沖縄では民意を示したはずなのに、中央政府はその民意を無視した政治が続く。都合のいい時だけ民意の 意味をうまく使う今の政権は、国民を無視している。沖縄県民は忸怩(じくじ)たる思いをしているに違いない。 選挙や投票を通じて民意を問う意味を、改めて考えなければ、政治が偏向した方向に行ってしまう。今の政権は いずれその暴挙に対する審判を受けることだろう。

2019.4.7 『ひとりの時間』
ひとりの時間に至福の思いができるためには、自分で過ごす時間の価値を自らつくらなければならない。 筆者は独りの時間をたいせつにする。そのために、さまざまに価値を感じられる趣味を持つ。 例えば陶芸、独り工房に入って過ごす時間の流れは 何事にも代えがたいものだ。工房の名前は“時遊舎”だ。 食事も忘れて土と格闘することもある。かと思えば、かみさんと一緒に行動したくなったり、 友人に会いたくなって、無駄話に興じることもある。夫婦であっても、隣人であっても、友人であっても、 少しの距離を持って付き合う、ほどほどの関係が大切だと思っている。 新聞の家庭欄にそういった独り時間の特集をしていた。 独り時間が好きな人が534人、嫌な人が35人だった。時間の過ごし方は人それぞれ、 今の時間は二度と無いたいせつな時間だ。筆者は人生72万時間のうち、現在8合目近く、あと少しと考える か、まだ2割以上有る、と考えるかで使い方の様式が変わって来る。

2019.4.6 『令和の話題その2』
新元号が令和となった経緯について、徐々にそのいきさつが明らかになって来ている。 考案者ではないかという学者の人、候補となった案の内容、会見が少し遅れたこと、などなど。 いろいろな候補を見ても、令和が一番しっくりすると思うのは筆者だけでは無いと思う。 その発音をどうするのか、“れ”にアクセントを置くとか、“れいわ”と同じ強さか、 自然に慣れて行くと思うが、“れ”にアクセントがあったほうがいい感じだ。 書き方は、活字では下に長く垂れるが、筆記体ではカタカナの“マ”でもいいようだ。 日本手話研究所は、手話表現を決めた。 海外に説明する時には 美しい調和とするそうだ。 少しずつ令和が社会に馴染みつつある。

2019.4.5 『心にも無いことを言う』
塚田国土交通副大臣の発言、本人はもとより、政権政党にとっては実にまずいことになった。与野党から更迭の声が上がって いる。発言を撤回しているが、心にも無いことを言うことはあり得ない。“その時”の情景を知っているから故に、あの発言 が出たのだろう。心にも無い、経験の無いことは言えないからだ。桜田五輪担当大臣の競泳選手への発言、麻生財務大臣の セクハラ発言、稲田前防衛大臣の自衛隊発言、今村前復興大臣の東北被災地への失言、みんな心から出たことばを訂正している。 心に無ければことばに出て来ないくらい、市民は知っている。政治家がこういった有様、何様だと彼らは、思っているのだろう。 ことばが武器のはずのセンセイたち、選挙の時だけ、庶民にすり寄ることはやめて欲しい。

2019.4.4 『海苔が不作』
おにぎりなどに使われる海苔、昨シーズンが不漁で、獲れたもので作った海苔の出来具合も良くないそうだ。 海苔は10年以上値上げしていない優等生だそうだが、ここに来て需要に対して供給が不足しているというから、 1枚10円から20円程度の値上げは避けられないとのことだ。生産者は、海水温が上がったこと、 これによって魚が平常よりも増えて海苔の芽が食べられてしまうのが原因だという。 地球温暖化がここにも影響しているのだろうか。瀬戸内海、有明海、東京湾、仙台湾などが産地だそうだが、 どの地域でも同じ現象だという。おにぎりの海苔が小さくなるかもしれない。

2019.4.3 『令和フィーバー』
新元号の発表から10数分後には新しい会社名の登記、文字入りのカップ販売、本屋さんの特設コーナー設置、旅行会社 が令和ツアーの企画などなど。まだまだフィーバーは続くだろう。経済効果への貢献もあるだろう。今免許更新を行うと、 有効期限が平成36年と表示されるというニュースがあった。プレミアム免許証になりそうだ。 5月1日の改元まで、平成への懐古が続くことだろう。こういった節目だけで騒ぐ傾向があって、懐古と新名所が入り混じった 状態が続いている。日ごろから、その日その日の価値を感じながら暮らしていれば節目など慌てることはないのだろうが。 万葉の解説を聞くと、令和にはホッコリした良い意味が有る。いい時代のスタートにしたい。
(写真はNHKニュースから)



2019.4.2 『AM放送無くなる』
キュイ~ンと変調の音が聞こえ、ダイヤルを回して聴きたい放送に合わせる。AM放送の特徴だ。AM放送は、遠くまで電波を 飛ばせる。これがFM放送に置き換わるという。今でも民放はAMと同じ内容をFMでも放送している。FM電波の特徴は、 音質がいいいこと、音楽番組などはFMに限る。しかし、障害物が有ると弱く、遠くまで飛ばせないという特徴がある。 地域FM放送があちこちに出現、お馴染みになって来た。民放連は、総務省にAMからFMへの転換を要望して来たが、 これが認められ、免許の期限である2028年頃にはAM放送が無くなるという。機器のメンテナンス費用がFMのほうが コストダウンになるとのことだ。

2019.4.1 『うそ日本一コンテスト』
今日はエイプリルフール、うそをついてもいい日だ。しかし、今日は平成に代わる新しい元号の発表が午前11時半に有る。 エイプリルフールの日に重なったので、フェークニュースや悪い冗談が出なければ、と心配する。 報道機関各社は固唾をのんで待っていることだろう。
その話はさておいて、今日1日だけのネットでのコンテストがあるそうだ。 題して
うそ日本一コンテスト。 つくったウソをネットで公募し、そのウソの真剣度とインパクトで競うというものだ。 なんで今までそんなことが無かったかが不思議だ。ユーモアとウィットに富んだウソは、世の中を明るくする。 しかし、政治の世界や官僚の世界でスキャンダルになるウソは、そのウソを隠し続けるためにまたウソをつく、という悪どいものだ。 ウソを隠し通すのには大きなエネルギーが必要だし、いつかは必ずバレる。 コンテストの話はエイプリルフールでした!

2019.3.31 『アポ電』
電話詐欺がどんどんエスカレートして、物騒になって来た。これには、犯罪防止のために、警察や市民がさまざまな 対策を行って来て、犯人たちがなかなか犯行を実現できない焦りが有るものと解釈している。 家に強盗まがいに押し入るというのは、防ぎようが無い犯罪だ。アポ電の対応にどう対応したらいいものか、 犯人が逆上しないかどうか、などまで考えてしまう。街中で起きる強盗や傷害の犯罪も、このところ荒手のものが 多いように思うのは筆者だけだろうか。比較的安全だと言われる日本の社会では、あまり用心深い行動をしない 暮らしになっているが、こういった性善説の文化が崩れて行くことも怖い。外国人がどんどん増えて、 犯罪のみならず、社会の仕組みを変えて行かざるを得ない世の中、日本人の意識改革が後手後手になっている。 アポ電に対しては、警察は、電話でお金の話が出たら、すぐに警察へ、と言っている。 最もなことだ。犯人との知恵比べ、まだまだ続く。

2019.3.30 『平成の四文字熟語』
四文字熟語が好きで、時々調べることがある。先人はほんとうに上手い表現をするなぁ、と感心することが 多々ある。住友生命保険は、1990年(平成2年)から、今年の創作四文字熟語を募集している。 「今年の漢字」や「サラリーマン川柳」のような知名度は今一つのようだが、毎年の世相を反映した 面白いものがある。「波乱番号」(2015年:マイナンバー法が施行された)、万事虎風 (2017年:トランプ大統領の就任)、古いのでは郵民配達(2007年郵政民営化)、 鉄塔待日(2012年:東京スカイツリー開業)、一網多信(1996年:インターネットの普及)、 泡年万削(1990年:バブル経済の崩壊)などがある。 こういう形で世相を見るのもおもしろい。
因みに、2018年は、全米庭覇(大坂なおみ選手全米オープン制覇)だったそうだ。

2019.3.29 『便利は続くよどこまでも 』
アメリカの民謡に、「線路は続くよどこまでも(Workin' on the railroad)」があるが、それをもじった セブンイレブンの広告キャッチコピーが、「便利は続くよどこまでも」だ。 確かに便利な機能がいっぱいあり、今や役所や銀行に行かなくてもコンビニで事足りる時代だ。決済、登録、 支払い、予約などなど、ネットを通じてできることは、ほとんどコンビニでできる。 国内隅々まで行きわたったコンビニが情報や交流の拠点と化して来た。あまりにも便利になることが社会システムを 変えて来た。でも、ほんとうに便利追及でいいのか、筆者は考えてしまう。便利さの裏側にあるものをきちんと 考えておかなければならない。コンビニATMで大金が一度に搾取されたことがあったし、ネット犯罪で情報が大量に 流出したこともあった。少しくらい不便なほうが、知恵を出す悦びが有るというものではないだろうか。

2019.3.28 『小学校の教科書改訂』
小学校の教科書が来年度から改訂されることが発表された。英語が正規の授業で行われるという。 これには、さまざまな議論が有る。インターナショナルな思考や言語を持つこどもを育てたい、 何も小学校で英語までやらなくても、英語嫌いを増やすだけだ。さまざまな意見だが、問題は、 現場の教師に有り。教師がどうやって子どもたちに学ぶ楽しさを教えるか、これは英語に限ったことではない。 教師も人間だからいろんな人が居る。尊敬するいい教師に巡り合った人は学問だけでなく、 人間としての資質も磨かれる。若い教師は、先生の虎の巻が充実していないと、教え方のノウハウが無い!と嘆く。 先生は大変だと思う。子どもに向き合って、子どもと一緒に成長していけばいいのだが、 学校内の職員間の人間関係、膨大な事務処理、モンスターペアレンツとの対応に振り回される。 子どもたちもそれに連れて振り回される。何とも難しい世の中だ。

2009.3.27 『結婚記念日にはガンを語り合おう』

誕生日には死について考えてみよう、結婚記念日には癌を語り合おう、ということを 提唱しているのは、大阪大学教授の柏木哲夫氏。死亡原因の30%は癌だという。 そして、昭和22年には自宅で亡くなる人が90%、昭和52年には50%の人が病院で、 平成10年には80%が病院で亡くなっているという。自宅で家族に看取られて、などなかなかなか難しい。 もし癌になったらどういう行動をしようか、を考えておくことが人生の質を向上させることに繋がるのだそうだ。 ここまでは10年前の内容。
10年前にそんなことを考えたことも有ったなぁ、という感じで、何も考えずにボーっと生きて来た。 友人の何人かは癌で亡くなっている。それに近い大病をした友人もいる。わずかに考えたのは、 自分の墓を買ったことくらいかもしれない。備えないままに来てしまったが、ここ数年ず~~っと考えていて 途中までしかできていない、エンディングノートがある。今年中には何とか完成させたい、という今年の目標だが。 できるかどうか・・・・・・・・・・・・。今日は43回めの結婚記念日、かみさんと向き合って、ちょっと 癌の話をしてみよう。
【2009.3.27のこのページに引用加筆】

2019.3.26 『沈まないトマト』

最近は沈まないトマトがあるそうだ。有機野菜を研究しているナチュラルハーモニー の河名秀朗氏が言う。トマトは沈むのが本当なのに、肥料を多く入れて野菜が自然に育つバランスを欠いているから、 沈まないトマトが多く出ている、と指摘する。最近の農家は自然野菜というよりも収益確保のため、野菜製造業に なっているから、肥料をやりすぎたり、石油を焚いて栽培したり、電球で昼夜逆転させて花を咲かせたりしている。 冷蔵庫に入れておいて腐る野菜ではなく、枯れる野菜がベストだそうだ。試しに、スーパーで売っているトマトと 有機栽培で育てたトマトを冷蔵庫に入れておいて、どっちが速く腐るか試すのもいいだろう。
10年前から、こういう警鐘が言われて来た。見た目一番、色具合や形で商品を買ってしまう。だから。出荷時には その形や色を揃えて、それに適合しないものははじかれる。実は、味は変わらないから、そういうものを安く買うと お買い得だ。 曲がらないきゅうり、真ん丸にならないトマト、自分で栽培してみると、これがいかに大変かわかる。残留農薬など も気になる。草取りの労力を省くために、農家では除草剤が普通に使われている、なんて誰も言ってくれない。
【2009.3.26のこのページ引用加筆】

2019.3.25 『心のシャッターを切る』  

優秀な企画マン、クリエーターたちは心のシャッターを持っているそうだ。 私のビジネスバックには、いつもデジカメが入っている、“ここぞ”と 思う時にシャッターチャンスを逃さないためだ。幾度かこの備えで役にたった。 アイディアを出すには、いつも高いアンテナでそれをキャッチ、そしてシャッター を押して心に留めておく、そのための心のシャッターだろう。
この10年間、シャッターを磨き続けたつもりだが、どうも曇っている時が多いような気がする。チコちゃんに 叱られるかもしれないが、ボーっとしている時が多いようだ。感受性が鈍らないよう、アンテナの感度をきちんと メンテナンスして行きたいものだ。そして、“ときめき”を失わないようにしたい。
【2008.7.1のこのページに加筆引用】

2019.3.24 『平成最後の〇〇』
このところ、枕ことばのように使われる“平成最後の”ということば。平成最後の大相撲、平成最後の高校野球、 平成最後のイベント、などなど。あと8日で新元号が発表される。官房長官は今日のニュースで、有識者に最後の 検討を委嘱した、と発表した。いろいろあった平成の31年であったが、筆者は、昭和を懐かしむムードが、ここ 10年くらいで出て来たことに戸惑いがあった。自分が生きて来た道が、つい最近だったのに。みんなが懐古調で 見る、不思議な感覚だった。新しい元号になったら、また昭和が遠くなったように思われるだろうな、きっと。 新しい元号下では、若くはないのだが、心機一転新しいことにチャレンジしたいと思っている。

2019.3.23 『ユニバーサルデザイン』

バリアフリー=高齢者や障がい者の生活が向上するように、日常生活の妨げとなることを取り除いて行こうという 考え方だ。駅のエスカレータやエレベータの設置が進んで、多くの人たちが外出可能になったのは、 交通バリアフリー法のおかげだ。 一方、ユニバーサルデザイン=若い人でも高齢者の人でも、健常者でも障がい者でも、 誰でもが便利になるように、物の設計段階からそのデザインを考えておくこと。たとえば、 パソコンのキーボードのFとJに突起がある、携帯電話の5のボタンに突起がある、 TV番組でせりふがスーパーで流れる、などはユニバーサルデザインの思想だ。 最近のIT技術はユニバーサルデザインの発想が多く取り入れられ、 目の見えない人が読み上げソフトでホームページ を見たりつくったりできるようになっている。
製品づくりを設計の段階からユニバーサルデザインの発想で行うのはこの10年間で格段の進歩を遂げた。 ITシステムの入力が音声でできるようになったこと、ロボットが人間の動きをサポートすること、 AIの技術が、身体の不自由な人たちの助けになること、など多くがIT技術によって支えられている。 外国人の旅行客が増えたおかげで、駅の案内表示や放送がわかりやすくなった。 もっともっとユニバーサルになって欲しい。
【2009.3.23のこのページに引用加筆】

2019.3.22 『人生には3つの“さか”がある』

その1.上り坂、その2.下り坂、その3.まさか、この3つのさかがあるそうだ。 上り坂や下り坂はだいたいのところで予測ができる。しかし、予想だにしなかった考えられもしない 事態が突然起こりうる。現下の経済危機、地震や水害などの災害、船や飛行機の事故など。 この時、人はうろたえ、もとの状態に戻そうと思って歯をくいしばる。この地球上、 人間が中心となって動かしている。しかし、自然を相手に人間でもコントロールできないことが多い。 まさか、はあまり起こって欲しくはないが、まさかのために備えておくことも大事だ。
この記事を書いたあとの10年間、いろいろな“まさか”が有った。自然災害がその最たるもの、 あちこちで想定を超えた降雨や風や地震などが有った。その都度逃げ惑い、不幸な出来事が多く発生した。 高齢者による想定外の交通事故が多くの人命を失った。個人的にもいろいろ想定外のことが“まさか” と言わせしめた。幸運の方向に傾く“まさか”だったら歓迎したいのだが。
【2009.3.24の記事に加筆掲載】

2019.3.21 『東京マラソン3万5千人参加』

昨日、第3回東京マラソンが行われた。レースの模様がニュースで流された。3万5千人の参加で、 申込は7倍だったそうだ。参加者は思い思いの自分らしい走りと感動をしていた。 フルマラソン(勝田マラソン)を25回走った私も来年は申し込んで東京の街並みを楽しんでみようかな? という気になった。
今年の第13回大会から、3月の第1日曜日開催に変更になった。しかし、 今年は冷たい雨が降るあいにくの天候だった。 優勝と目されていた大迫選手が棄権した。筆者もみぞれの中で完走したことがあったが、死にそうに寒かった。 特に後半は体力もなくなって汗もかかなくなるから大変だ。コースが整備されて、優勝賞金も増えて、 有数のマラソン大会に成長して来た。参加者3.75万人、参加費1万800円、定員はすぐに一杯になり、 抽選で出場者が決まる。
【2009.3.22のこのページに加筆引用】

2019.3.20 『モンスターペアレンツ』

学校給食費未納の親が最近増えているという。それも生活保護を受けているなどの困窮家庭ではなく、 外車に乗っているとか、高級マンションに住んでいるとか、経済的に困っていない家庭が多いというから驚きだ。 給食費を払わない、学校に無理な要求をつきつける、など理不尽な身勝手な行動を取る親のことを、 モンスターペアレンツというそうだ。友人の現場教師はこういうひとがほんとうに多く、困ったものだと嘆く。 これらの人のこどもたちは、どんな価値観を持ってどんな大人になっていくのだろう。怖いことだ。
10年前のモンスターペアレンツ現象、今はもっとエスカレートしているようだ。保育所に勤務する友人によると、 園児の親に対して上手に対応することは、園内でも重要視され、とても気を遣っているという。 何かあるとすぐにSNSに投稿され、拡散するリスクが有るという。ほんとうは子どもたちに全力で対応 しなければならないのに、こういったファクターが有ることが悲しい。
【2009.3.19の記事に加筆掲載】

2019.3.19 『2016年五輪招致レース』

東京で52年ぶりのオリンピックを、ということで、2016年東京にオリンピック 招致運動の音頭を取る石原都知事。スペイン・マドリード、アメリカ・シカゴ、 ブラジル・リオデジャネイロの3都市も招致レースに参加しているからこれからのプレゼンが勝負といったところだ。 最近の評価では、東京が評価4項目で1位の評価だが、他の6項目で2位、総合で2位だそうだ。 弱点は世論の盛り上がりがいまひとつ、ということで、招致委員会が電車の中吊りやCFで力を入れている。 実施したとすれば経済効果はもとより、国民のスポーツ振興、愛国心の醸成、教育力の強化など、 国民に夢と希望を与えることができる。残念なのは、この音頭とりを東京都中心にやっているだけで、 国民的な運動になっていないことだ。
前記ブログを書いてから10年、開催は2020年になって、 あと493日となった。 ロゴが出来て、キャラクターが出来て、新国立競技場が出来て、ピクトサインも決まり、 急ピッチで準備が進んでいる。 一方、ブレーキをかける出来事もあるが、世論も盛り上がっている。残念ながら、楽しみにしていた オリンピックおじさんが92歳でお亡くなりになられた。レガシーを残すオリンピックにしたいものだ。
【2009.3.18のこのページから引用加筆】

2019.3.18 『今世紀末に最大24日早くなる』

昨日の新聞1面の記事。ソメイヨシノの開花日が、今世紀末には今よりも24日早くなる、 という予測を九州大学の教授が出したという。 この予測で行けば関東地方の今年の開花予想は3月23日だから、3月初めにはソメイヨシノが 咲くということになる。啓蟄の前に咲く、など何か変だ。地球温暖化は留まるところを知らない。 まぎれもなく、経済重視の社会でうごめく人間の欲望が自然のリズムを狂わせている。 他の動植物たちも嘆いているに違いない。
この記事掲載から10年、地球環境の変動は更に加速している。それでも世界は経済発展を標榜している。 2019年春、今年の桜の開花予想、東京では3月21日となっている。桜は淡々とその季節が来れば咲く。 しかし、ソメイヨシノが年々減少しているのが気になる。
【2009.3.17のこのページから引用加筆】

2019.3.17 『朝の起き方でその日の脳が決まる』

脳活塾主宰のDr.米山曰く、早起きの効用は、1日の時間がたくさん持てる、という こと以外に脳のリセットの仕方ひとつで、1日の暮らしや意欲に影響が出て来るという。 朝は(1)目覚まし時計が鳴る前に起きる(2)まずカーテンを開ける(3)空を見上げる (4)今日1日のことを思う、がたいせつだそうだ。
このことを毎日実行している。今は(3)と(4)の間に朝のラジオ体操をやっている。とても気持ちがいい。 ラジオ体操もまじめにやると、少し汗ばんで来る。終わって飲むコーヒーが美味い。そうすると必ずトイレに 行きたくなる。形のいいウンチが出る。その日の健康のバロメーターだ。早起きは確かに身体に良い。
【2008.12.25のブログに加筆】

2019.3.16 『長生きはするもんだねぇ』

91歳のKさんが言ったことばだ。近くのグループホームで、今日午後クリスマス会が行われた。 8人入居のこじんまりとした施設、4人の職員のうちの一人が筆者の友人。ギター持って来てくれない? と頼まれて、懐メロのうたごえパーティーを行った。1時間あまり、各自に100円ショップで買った打楽器を 持ってもらい、大いに盛り上がった。最後はケーキとお茶で締めくくった。Kさんがひとこと、 「長生きはするもんだねぇ」と言ってくれた。嬉しかった。
いろいろな高齢者施設に行ってこういう機会を持つ。しかし、高齢者施設には、それぞれの特徴や運営方針があり、 入居者やデイサービスの人たちへのケアも、手厚かったり、お粗末だったりいろいろだ。経営者がしっかりした 施設は、玄関に入った時から印象が違う。前述のような、小さなグループホームは、小さいなりの、 職員から受けるケアが違う。ひとりひとりのQOLを高めて下さるような施設は、入居者は幸せだ。
【2008.12.24のブログに加筆】

2019.3.15 『パラアスリート』
オリンピックと同時に、パラリンピックが開催される。障がい者スポーツに ついては、長い歴史が有って、最近になってやっとスポーツとして認められて来た。従来は、障がい者の福祉政策と して推進されて来たから、厚生労働省が主管して雀の涙ほどの予算が組まれ、マスコミも注目することは無く、 表面に出ない地道な活動だった。今ではスポーツ庁の管轄となり、予算もつき、マスコミもこぞって報道、子ども たちとアスリートの交流などが行われている。最近、あるアスリートのコメントを掲載した東京都のポスターが問題視 された。「障がいは言い訳に過ぎない、負けたら自分が弱いだけ」このコメントはいろいろな見方ができる。 障がい者のコピーライターだったら、こういうコメントは使わないだろう。SNSへの違和感がある、との投稿で 4日後に撤去された。まだそのくらいの見方しかできない社会があるということだ。心のバリアフリーは、 まだまだこれからだ。

2019.3.14 『ホワイトデー』
個人に贈り物をする、という文化は古い日本には無かったと思うが、バレンタインデーやホワイトデーの浸透と共に その習慣が根付いて来た。ところが、義理チョコという日本的習慣がそこに加わり、そしてチョコレートメーカーの 戦略が功を奏し、大きなマーケットに育った。更に日本的習慣の“お返し”というのが加わって、1か月後の今日は ホワイトデーだという。コンビニなどの売り場スペースも拡大している。もらったら嬉しいが、1か月後が怖い、と いうことになる。筆者の今日はまさにこのための買い物に行く日だ。しかし、多少面倒でもその行動が互いのことを 思う(筆者は、妻と娘と孫、それに数人の友人)ことになれば、プラスに作用するに違いない。月並みなチョコでは つまらないから、少しのサプライズが届くことを考えたい。

2019.3.13 『オリンピックまであと500日』
昨日、オリンピック開会式まであと500日となり、イベントカーが走り出した。ピクトグラム(絵標識)が33競技 50種発表された。とてもわかりやすいピクトグラムで、デザインがいいな、と思った。少しずつ準備が進み、前評判 を上げる効果が出だした。こどもたちから、お年寄りまで、期待が膨らむ。細かいことを言えば、JOC会長が捜査されたり、 スポーツ界を揺るがすスキャンダルだ出たり、いろいろあるが、世界中を巻き込む平和の祭典だ。純粋な楽しみ方を したい、というのが本心だ。しかし、念には念を入れたテロ対策などの安全対策が不可欠。さまざまな立場の人が活躍 している。その上に立った、当たり前に成功させなければならない大イベント、自分ができることで小さな貢献を したいと思う。

2019.3.12 『ねことじいちゃん』
2月22日の猫の日に公開された映画ねことじいちゃん、いい映画だった。 ゴテゴテしたアクションシーンや、派手なストーリー展開で刺激が多い映画が最近多い。しかし、この映画は、 ゆったりとした時間がスクリーン上を流れる。 猫のタマと大吉じいさんの普通の日常が描かれている。派手に泣いたり、大爆笑したり、怒鳴ったり、大きな 事件が起きたりはしない。ごくごく普通の、島での人間関係が展開する。普通の生活のありがたみを感じる。 ネコが35匹登場するが、自然体でカメラの前で行動する。 出会い、別れ、縁、恋、発見、悦びなどが、ゆったりと流れて行く。猫たちから、癒されている自分が居た。 演技をする俳優たちはそのナビゲーターのような感じだった。心が落ち着く映画に巡り合った。

2019.3.11 『あれから8年』
神奈川県相模原市に有る事業場で会議の最中だった。異様な地鳴りとともに大きくなる揺れ。テーブル上のコーヒー カップがカタカタと鳴ってコーヒーがこぼれた。テーブルの下に隠れるというより、早く外に出ないと危ない、という 状況だった。グラウンドに避難したが、寒い中、地鳴りは続き、恐怖感が襲った。妻に電話してもつながらない。その日は 停電した事業場の、暗い食堂で夜を明かした。テレビからは、津波の映像と被害状況が報道され、この世のものとは 思えないような映像が次々に流された。翌朝早く、運転再開した京王線で都内に出たはいいが、帰宅難民となった、 家に帰れない人の波、100キロ離れた自宅に辿り着いたのは午後だった。自宅では食器が割れ、2階は本棚などが倒れ、 揺れの凄さを物語っていた。8年前のこの地震で体験したことを伝えて行かなければならないし、 生活に生かして行かなければ、と思う。8年たっても避難生活をしている人が5万人、まだ自宅に帰れない人が居る、 ということを心に留めておきたい。

2019.3.10 『花粉症』
今年の花粉量はすごいらしい。花粉症には縁遠い筆者は、田舎の杉林の中で育ったから、何でもない。しかし、新しく症状 が出る人が多いらしいから、要注意だ。どうやら1970年代に植林された杉の花粉が飛び出したのが理由らしいが、東京都内 では、2人に1日が症状があるらしい。沖縄県は都道府県の最下位で、人口の6.9%しか患者が居ないそうだ。 症状がひどい人は大変な季節だ。免疫療法が効果があるらしいが、体質を変えて行かないと根本的な効果が出ない。 食べ物、生活様式、環境の変化が寒じゃを多くしている。我が家のベランダは、雨のあと、黄色い硫黄のような花粉が べっとりついている。



2019.3.9 『♪冬の星座』
♪木枯らし途絶えて さゆる空より 地上に降りしく~ 「冬の星座」という文部省唱歌だ。ラジオでこの歌を聴いた。 懐かしかった。昔の唱歌には、いい歌詞と抒情的なメロディが心に響くものが多い。唱歌もいいが、筆者が青春時代に 流行ったフォークソングもいい。最近、歌う楽しさを覚え、毎日決まった時間に自室にこもってギターを弾きながら 大きな声で歌っている。独りカラオケ的な乗りだが、何とも気持ちがいい。所蔵する楽譜を1枚1枚めくり、一通り 歌い。ああ、こんな歌もあったな。この歌にはこんな思いでがある。思い出が蘇って来たりして、なかなかいい時間だ。 1時間ほどがあっという間に過ぎ去ってしまう。大声で歌うから、きっと身体にもいいことだろう。

2019.3.8 『言霊(ことだま) 』
ことばには、心が軽くなることば、憂鬱になることば、元気をもらえることば、力が抜けて行くことば、勇気が湧くことば、 存在を失わせることば、生き甲斐になることば、くやしさしか出ないことば。等々、私たちが日常使うことばの中に、 プラスに作用することばと、マイナスに作用することばが溢れている。そのことば、ひとつひとつに言霊が有るという。 使う方、受けるほうにプラスに作用することばであれば嬉しいが、そうでも無いこともある。しかし、いい言霊を 持つことで、運が開け、良い縁に巡り合えることは確かだ。社会から糾弾されるような言霊を持つひとは、何とかそれを 弁解し、マイナスからプラスに転じさせようとして詭弁を使い、背伸びをし、無駄なエネルギーをいっぱい使っている。

2019.3.7 『卒業式』
♪い~つの~こと~だか おもいだしてごらん あんなことこんなこと あったでしょう~。小学校などで歌われる 卒業ソング、いい歌だ。筆者なら、翼をください(赤い鳥)、卒業写真(荒井由美)あたりが懐かしいが、最近では 手紙(アンジェラ・アキ)や、さくら(森山直太朗)あたりが人気かもしれない。自分の卒業式、子どもの卒業式、 孫の卒業式を経て、卒業式の思い出がいっぱいある。卒業式シーズン、ひとつの節目を通過した生徒・学生たちの 未来が幸福で豊かな人生であることを願いたい。

2019.3.6 『年代別サプリメント』
さまざまなサプリメントが雨後の竹の子のように発売される。サプリメントまみれの健康おたくもいっぱい居る。 筆者は一切のサプリメントを使わない主義だ。食物は自然のものを食べる。季節の旬の味をバランスよく食べる。 好き嫌いしない。定刻に食べる。間食は余りしない。野菜・魚・肉などをたっぷり食べる。加工食品は極力食べない。 毎日の胃腸の状態と、うんちの状態を良く観察する。睡眠を良く取る。運動をする。笑顔になる。などなど、 ストレスを溜めないこともまた大事。こういったこともしないでストレスを溜め、これを快復・維持するために、 お金をかけてサプリメントを活用するのは、自然の理に逆らうことになる。 最近は、年代別にサプリメントを売るビジネスが出だした。妙に説得力のある広告が目につきだした。 安いとは言えない価格設定だ。

2019.3.5 『注文を間違える料理店』
このお店の名前を聴いたとき、"?”と思った。料理店は注文を間違えてはいけない。だから。店員はしっかりとお客の 希望を聴いて注文された物の名前と個数を確認、それにご飯の大盛りかどうか、味付けを濃くするかどうか、などを しっかりと厨房に伝え、できたものをお客に出す。これが普通なのに、注文を間違えることを前提として店が成り立っている。 訳を聞いて「なるほど」と思った。実は店員が認知症の人、客は店員が間違えることを前提として注文する。 何ともおもしろい逆転の発想。うなってしまった。このお店、今各地に展開しているという。誰でも、自分が社会から 必要とされていることが、生き甲斐に繋がる。 この注文を間違える店、認知症患者にとって福音だ。

2019.3.4『値上げの春』
NHK朝ドラの「まんぷく」。カップヌードルの発明までを描いた番組だ。初めてインスタントラーメンを発明する までのドラマに釘付けになった。そのカップラーメンが値上げされるという。この他サバの缶詰、蒲鉾などの練り製品、 牛乳、ヨーグルト、焼きそば、ポテトチップスなどなどが値上げ(予定)ということだ。 嗜好品だったら我慢できるが、生活必需品はどうしようもない。筆者は年金暮らし、年金は減らされる、物価が上がる、 では家計への影響が大きい。うららかな春は心が満杯になるが、ふところは寂しくなってしまう。

2019.3.3 『春蒔きの種』
3月に入って、周期的な雨が降るようになり、いよいよ本格的な春だ。春蒔きの種がDIY店に出回りだした。 今一番多いのが、ジャガイモの種。最近は、従来の男爵やメークインが少なくなり、新しい品種が多い。 中でも筆者が一番おいしいと思うのは、 きたあかりだ。 北海道で品種改良され、20年ほど前から 栽培が盛んになって来たらしい。我が家のジャガイモは、来週種蒔きの予定、6月には収穫になる。
3月末からは、葉物、根物などの種蒔きシーズンとなる。それまでに土を耕し、石灰を撒いて肥料を撒いて準備する ことになる。先日、必要な種を20種類ほど買って来た。畑の作業が忙しくなるが、無農薬・有機栽培の作物だから、 おいしく食べるのが楽しみだ。汗をかくだけ、おいしいのだ。

2019.3.2 『新元号まであと1か月』
4月1日に新しい元号が発表され、5月1日から新天皇が仕事を始める。平成天皇にやっと“定年”が訪れたわけで、 天皇とは言っても生身の人間だから、今までのご苦労を十分に癒すべく、ゆっくりして欲しい。そういったメリハリが 人生に大事なのだが、皇室の場合はなかなか思い通りには行かないようだ。新元号は、中国の古典から引用されて 来たらしいが、今回は日本の古典も参考にするという。気密に関しては厳重に、という申し合わせをしているらしいが、 果たして、4月1日まで、誰も、どこからも漏らさないことが履行されるだろうか。マスコミは何とかして特ダネに したいと手ぐすね引いていることだろう。

2019.3.1 『今日から新居』
ホームページの引っ越しを終え、今日から新しいページで更新をする。YAHOOの無料ページを活用していたが、3月末で サービスが終了することによるもの。数有るプロバイダー中から選んだ新プロバイダーは、有料サービスなので、 広告が表示されないのと、容量が大きくなった。新しい機能もいろいろ有るらしいが、引っ越し作業だけで手いっぱい だったので、追い追い機能を追加したいと思っている。気持ちは新居なので、心機一転、毎日更新するこのページや、 COOKPADのページを充実させて行きたい。

2019.2.28 『自動車保険』
自動車保険の更新時期だ。退職した会社の大口団体加入割引き保険を継続しているから、かなりの割引きになっているが、 年金暮らしの身からすれば大きな出費になる。さまざまな割引き特典が有るが、2年前に軽微な事故を起こし、 保険を使ったことで、割引き率が下がった。保険適用の際に保障費用と保険代のアップを十分に検討しなければならない ことを知った。更に昨年、今年と2回交通反則切符を切られた。2年後にゴールド免許が消えることになるから、また保険料の 金額が上がってしまう。交通反則は2件とも、おとり捜査にひっかかった感じで、考えるだけで頭に来るが、 お上には逆らってはだめだから、自身の運転を慎重にするしかない。出費と怒り、精神的に良くない。

2019.2.27 『ホームページの引っ越し』
3月は異動や転勤に伴う引っ越しシーズン、運送屋さんは大忙しとなる。このシーズン、筆者も引っ越しに迫られた。 家の引っ越しではなく、ホームーページの引っ越しだ。いままで使っていたYAHOOの無料ホームページが3月末で終了するというので、他のプロバイダーに引っ越しを余技なくされた。 無料ページにしようかとも思ったが、広告が表示されることや、容量の問題で、 有料のプロバイダーを探し、新しいドメインを取得、 こちらに移転作業を終えた。1000個以上のファイルを引っ越しさせる 作業を終えてほっと一息。明後日3月1日から新居で更新となる。引っ込し処理のごたごたで、ページが乱れていたりしたらごめんなさい。気が付き次第修正となります。

2019.2.26 『御宿つるし雛飾り』
今日はつるし雛の話題。全国に広がっているつるし雛、このルーツは福岡県の柳川だそうだ。ほんとうのつるし雛は 49体から構成され、つるした最上には雛人形が配置された7本の紐だそうだ。御宿はそのつるし飾りのメッカ。 全国の自治体でつるし飾りのひなまつりが開かれるようになったのも、ここから広まったらしい。 御宿町の月の砂漠記念館 では3月3日まで、入場料無料で、つるし飾りの展示がされている。 勝浦のビッグひなまつりに続いて、こちらのつるし飾りも感動ものだった。御宿町と勝浦市は隣り合った自治体。 両市でコラボして、無料シャトルバスが3月3日まで運行されている。



2019.2.25 『勝浦ビッグひなまつり 』
暖かい房総の地を訪れた。昨年初めて見た光景に感動し、また訪れたくなり、今度はかみさんを連れて出かけて来た。 千葉県勝浦市のビッグひなまつり。 それはそれはビッグを超えた感動もののひな祭りだ。勝浦という地名は全国に3自治体 有るそうだが、その縁で徳島県勝浦市から18年前に7000体のお雛様を譲り受けたことをきっかけに、始まったという 経緯があるそうだ。現在の形になるまでさまざまな試行錯誤をしたようだが、とにかくすごい。市民会館のホール全体に 8000体のひな人形、遠見岬神社の石段に3千体の雛人形が毎日飾られる。市民ボランティアが中心になって、市をあげた祭り、すごい!。 地方創生などと官庁で偉そうに発言している諸氏に、どういう仕組みでこれが出来ているか、 見せてあげたい。



2019.2.24 『スクエアダンス』
趣味のひとつとして、スクエアダンスを楽しんでいる。 昨日は、水戸に有る水戸スクエアダンスクラブ の踊り込み研修会があり、水戸までゲストコーラーとして行って来た。とても良いクラブ、素敵な会員さんたちと 楽しく踊って来た。講師冥利に尽きる1日だった。同じ趣味を持つ仲間同士が素敵な時間を共有できる。趣味の 仲間のいいところだ。踊り込み会のあと、みんなで懇親会、これも楽しいひとときだった。趣味が同じ人同士、 仲間意識が懇親会を盛り上げる。楽しい1日が終わって、心地よい疲れとともに自宅に帰った。

2019.2.23 『我慢と辛抱』
ラジオで、“我慢” をテーマに放送していた。そこに、1リスナーから、「我慢と辛抱は違うよ!」という投書があった。 我慢=いやなことを耐えること、辛抱=何か目的があるので、それを耐えること、という解説をしていた。 なるほど、辛抱はその先に有る目標を実現するために我慢できることを言うんだ!。妙に納得感が有った。 あいだみつをさんの詩に、「我慢をするんだよ、そうすると道が開ける」だったかな?いやなことでも、 あきらめないで耐えていると、思わぬ収穫が有ったりする。すぐにキレてはいけないのだ。でも、最近世の中に、 我慢できない理不尽なことが多すぎる。

2019.2.22 『世界友情の日』
今日は世界友情の日。ボーイスカウト運動の創始者、ベーデンパウエル卿の誕生日がこの日であることを記念して、 1963年、世界ボーイスカウト会議で決定されたということだ。イギリス出身のベーデンパウエル卿は、 ボーイスカウト運動を始めることで、青少年の育成と世界の平和を願った。世界中にこの運動が定着し、日本でも 組織化した活動が行われている。とてもいい運動なのだが、こどもたちを取り巻く環境が変わって来ていることから、 スカウトの数はこのところ減少している。筆者も若い頃は息子と一緒に活動をして、ジャンボリーに出たこともある。友情を培い、 平和になるのが目的だが、世界はさまざまなイデオロギーが交錯し、なかなか一筋縄にはいかない。今日は、 竹島の日でもあるが、日韓関係のぎこちなさで、友情がどこかに飛んでしまっている。互いを尊重しなければ 友情は生まれないが、非難してばかりでは、それは遠い存在だ。

2019.2.21 『甲子園球場のピッチャーマウンド』
甲子園球場全体を空撮し、ここからピッチャーズマウンドを見ようと思っても、見つけるのが大変。こういった 例えのニュースが流れていた。今日、4年前に打ち上げられた はやぶさ2がタッチダウンに挑戦するという。2億8千万 キロの宇宙を飛んで小惑星に到達するという、とてつもない挑戦だ。しかもタッチダウンする場所は、上空から見て、 甲子園球場のマウンドくらいのスペースでないと、クレーターが有って、うまく着陸できないのだという。 これを地上から管制制御するわけだから、携わる科学者の方々を尊敬する。はやぶさ1号は映画にもなって、 イトカワから鉱物を持ち帰った。この種惑星の探査技術では、日本は世界をリードしているという。 夢を与えてくれるプロジェクトに注目したい。

2019.2.20 『バラエティ番組』
なんか、テレビがおもしろくない。似たようなお笑いタレントが出て来て奇声を上げたり、笑い転げたり、ふざけてみたり、 どこが面白いのかがわからない番組が多い。チャンネルを変えても、同じ時間帯に同じような放送が繰り返される。 司会者がお笑いタレントが多いのは、たぶん製作費を安くあげるためではないかと勘繰る。テレビ局のアナウンサーは、 原稿が無いと喋れないが、お笑いタレントはアドリブでスイスイ進めてしまい、笑いを取る。担当ディレクターの 苦労も余りないと思われるので、安上がりで視聴率を稼げるというメリットがありそうだ。クイズ番組もそうだ。 クイズの質よりも笑いを優先している。これ、テレビ嫌いの筆者の一歩的な見方だからお許しを。

2019.2.19 『春の足音』
庭に3cmくらいの緑の芽が出ている。水仙の芽だ。2月中旬になると、土温が徐々に上昇、いよいよ春の支度だ。 伊豆の河津町では河津桜まつりが始まった。水戸の偕楽園では梅まつりが始まった。上野公演では寒桜が開花した。 各地から春の便りが聞こえて来る。外気温も少しずつ緩み始めた。東京から富士山頂に太陽が沈むダイアモンド富士 (写真:ネットから引用、練馬区から撮影)が見えた。季節は確実に巡って来る。



2019.2.18 『GAfa』
Google Apple facebook amazon の頭文字をつなげたのがGAfa。いずれも、アメリカの企業が世界に展開する 巨大IT会社のことをいう。年商がこの4社で60兆円にもなるというお化け企業だが、国境を超えるサービスを していることから、それぞれの国が課税をどうやって行うかが、大きな課題となっている。加えて顧客情報を すべて握っていることから、マーケティングへの活用などが簡単にでき、顧客の志向や位置情報が利用されている。 情報の流出や犯罪への利用なども考えられる。facebookなどは事故が有ったばかりだ。SNS全盛の現代社会、 利用者は、いつ、どこで落とし穴にはまるか、どんな仕掛けがしてあるか、ユーザーからは見えにくい。怖い 社会だ。

2019.2.17 『梅の開花』
2月中旬になり、梅の開花が聞こえるようになった。水戸の梅まつりが16日に始まった。 水戸偕楽園は日本3名園の ひとつ、100品種3千本が植えられ、多くの観光客でにぎわう。今年は少し早めの開花だという。 梅と言えば、東京の青梅市も有名。しかし、9年前にプラムポックスというウィルスに侵され、 市内の梅をすべて根こそぎ廃棄するということになった。市のシンボルであり、観光資源が 無くなるという断腸の思いだったに違いない。9年経過し、今年は回復の兆しが見えるという。 よかった。

2019.2.16 『心が重くなる事件』
連日、子どもに対する虐待ニュース、聴けば聴くほど心が重くなる。小さな命を守ってこそ大人の役割なのに、 弱い立場の子ども、それも生んだ親がわが子を虐待する残虐さ、許せるものではない。自治体や政府は後手後手に まわった対応を強いられている。今までこういった事案が無かったはずではないのに、公的な施策や支援を積極的に やっていなかったことになる。悲しい事実だ。子どもはどんなに怯えていたのだろう。どこに逃げることもできない。 その苦しい立場は想像に余りある。その残虐さは日に日にエスカレートしたことが報道される。 鬼のような親、異常な精神状態の親は、現代の死角だ。地域社会がもっと速く異常に気付けるような仕組み、 それを児童相談所が把握できる仕組みを構築したいものだ。

2019.2.15 『グレーチングの盗難』
道路の側溝に蓋が有る。最近はアルミでできた銀色の格子状のものが多い。 「グレーチング」という名だそうだ。 このグレーチング、大量に盗難に遭う自治体が多いということで問題になっている。 軽いし、簡単に外せることがこの商品の機能性だが、盗みやすいということにもなる。 アルミだから、盗んだものを転売しているのだろう。 公共施設のものを盗むとは、許せないことだ。盗難品と分かっていても、 流通するルートがあるからできることだろう。 日本人以外の窃盗団?などと勘ぐってしまうが、 子どもやお年寄りが落ちたり、交通事故が起きる前に何とか犯人を捕まえてほしいものだ。

2019.2.14 『バレンタインデー』
チョコレート屋さん、この日のためにどの位稼いだろう。デパートで、スーパーで、コンビニで、駅や街頭の特設 売り場で。どっさりと積んであった。恵方巻などとは違い、売れ残っても捨てることはないだろう。コンビニなどでは、 明日あたりから安売りするかもしれない。最近のチョコレート需要が少し変わって来ているらしい。職場などでの義理 チョコや家族間での義理チョコが減って、自分へのご褒美チョコや、同性同士のチョコを贈ることが増えたそうだ。 メーカーや販売店は、意味などよりも売れればそれでいいことになる。筆者はかみさん、娘、孫からもらった。 義理?であっても嬉しいものだ。特に孫は手作りのチョコレートだった。ことのほか嬉しい。

2019.2.13 『癌』
2人に一人が癌に罹患するといわれている。“癌=死”という時代ではない、と医療現場では言っているらしい。 癌になる前に知っておくことという映画が封切りされ、 全国の映画館に展開を準備しているということだ。監督の上原拓治さんは、4年前に義妹を癌で亡くしてからこの映画の構想に取り掛かったそうだ。筆者の周囲には癌で闘病している人がいる。治療の甲斐無く、お亡くなりになった方も居る。 医者の言うことをあまり聞かないで自分らしく逝った人が居る。彼のスタンスには感じることが多かった。 医者は患者の生存率を高めるのが仕事、だから考えられる治療行為を勧める。しかし、彼は苦しい抗がん剤治療を 断り、自宅で静かに暮らし、趣味の活動で生き生きと暮らした。映画で何を訴えているか興味がある。 近くの映画館で封切りされたら是非見たい映画だ。

2019.2.12 『堺屋太一さん逝去』
好きな作家、好きな評論家、好きな人だった。「団塊の世代」なることばを発し、 筆者の講演ではよく使わせていただいた便利な用語だった。 団塊ジュニアなることばも好きだった。筆者は団塊ジュニアだ。 とにかく、その発想力、構想力、行動力が好きだった。難しいことは言わない、 分かりやすい地に足がついた言葉で魅了してくれた。 「巨人、大鵬、卵焼き」のことばもそうだったと知った。比喩や表現力、 先を見通す力では群を抜いていた。 庶民のわかりやすいことばを使った。使いたい言葉が無ければつくった。 だから筆者は共感できるのかもしれない。 男性の享年83歳は今の時代、少し早い気がする。

2019.2.11 『21歳のいのち』
昭和20年3月5日
 この手紙、明日内地へ飛行機で連絡する同僚に託します。
 無事お手元に届くことと念じつつ、筆を執ります。
 目下、戦線は膠着状態にありますが、何時大きな変化が
有るかもしれません。それだけに何か不気味なものが漂って
います。生死の境を彷徨っていると、学生の頃から無神論
者であった自分が、今更のように悔やまれます。死後、どう
なるか?といった不安よりも、現在、心のよりどころの無い
寂しさといったものでしょうね。
 その点信仰厚かったご両親さまの気持ちがわかるような気
がします。何か宗教の本をお送り願えれば幸甚です。何派の
ものでもいいいのです。何派のものでも帰するところは同じ
だと思います。たとえ一時的でもいい、心の平衡が求められ
ればいいのです。
 マニラ湾の夕焼けは見事なものです。こうしてぼんやりと
黄昏時の海を眺めていますと、どうしてわれわれは憎しみ合
い、矛を交えなくてはならないのかと、そぞろ懐疑的な気持
ちになります。避け得られぬ宿命であったにせよ、もっとほ
かに打開の道はなかったものかと、くれぐれも考えさせられ
ます。
 あたら青春を、われわれはなぜこのようなみじめな思いを
して暮らさなければならないのでしょうか。若い有為の人び
とが次々と戦死していくことはたまらないことです。
 中村屋の羊羹が食べたいと今ふっと思い出しました。
 またお便りします。このお便りが無事につけばいいのです
が…。
   兄上、姉上、そして和歌子ちゃんにくれぐれもよろしく。
                    早々不一
    昭和20年3月5日
                   瀬田 万之助
 父上・ 母上 様

『昭和20年3月5日』      瀬田万之助
   「きけわだつみのこえ-日本戦没学生の手記-」
    東京外国語学校卒、昭和18年12月入営、昭和20年
    3月ルソン島で戦死、21歳。

(出典:読み聞かせる戦争 加賀美幸子編 光文社)

この青年とその仲間の青年たちがの命が粗末に扱われることが
無かったら、と思うといたたまれない気持ちだ。命を粗末に扱う
のが戦争だ。有ってはならない。


2019.2.10 『息子の誕生日』
今日は息子の誕生日、41年前の早朝、元気な産声で生まれて来た。もうそんなに経つのか、と思いを馳せる。 息子も可愛かったが、孫はもっと可愛い。目に入れても痛くないとはよく言ったものだ。自分が育てる番から 一歩身を引いてみていられるからなのか、そして自分が辿った道を歩いている姿を見ながら孫の姿を見られる 余裕があるからなのか、育て方に関しては昔と違って、今の環境が違い過ぎる。3歳くらいになるとスマホを 使いこなして幼児用のyoutubeを見ている。自在に使いこなすからすごい。デジタルネイティブもいいところだ。 振り返ってみると、昔、この年齢の頃は仕事に追われていて、今思えば子どもたちともう少しこんな接し方をして おけばよかった、と反省することもある。まずは、自立して家庭を守っていることが、最大の親孝行なのかな、と有難く思える。

2019.2.9 『デジタルデトックス』
今日は関東地方朝から雪。庭の積もった雪を見ながらコタツの中で書いている。
スマホやSNSは生活に欠かせない道具となった。あくまでも“道具”のはずなのに、この便利器具に行動を制御されて いたり、本来の人間味のある行動を制約させられたりしている人もまた多い。コミュニケーションの道具が人間のコミュ ニケーションを奪っているのだから困ったものだ。生まれた時からスマホが有った、いわゆるデジタルネイティブの 人間には、バーチャルではない、ほんとうのコミュニケーションのあり方が理解されないから、私たちはそれを伝えて 行かなければならない。デジタル機器を一切持たないキャンプ・旅行・カフェが有る。これを
デジタルデトックスというが、 本来の人間としての知恵や生きる力を獲得する場だ。そういう場がないと人間としても生きる力が獲得できない、悲しい 時代でもある。お金を使わなくても、自分でデトックスデーをつくって見ればいい。
雪の日は外に出られないので、パソコンに向き合うのが好都合だ。今日はアンチデトックスデーだ。




2019.2.8 『〒マーク設定の日 』
2月8日は〒マークを設定した日、明治20年(1887年)2月8日に決められたとのことだ。。当時マークを決めるにあたって、逓信省は、Tの字に似て、カタカナのテに似ているという ことで決定したそうだが、今では地図記号にも乗っているし、郵便のシンボルにもなっている、 わかりやすい記号だ。郵便物を配達する職員の人は雨の日も風の日も変わらずに、 家々に配達してくれる。最近はCS(顧客サービス)の精神が徹底し、 配達員さんたちの対応と愛想が極めて良い。郵便局の対応する職員もまたそうだ。 いいことだと思う。82円で信書が全国どこでも届く、 しかもほとんど100%に近い信頼度がある。そして、 全国津々浦々に郵便局があり全国どこでも同じサービスが受けられる。すごい制度だ。

2019.2.7 『いのち』
 こわれたビルディングの地下室の夜であった。
 原子爆弾の負傷者たちは
 ローソク一本ない地下室を
 うずめていっぱいだった。
 生臭い血の臭い、死臭、汗くさい人いきれ、うめき声。
 その中から不思議な声がきこえて来た。
 「赤ん坊が生まれる」というのだ。
 この地獄の底のような地下室で今、若い女が
 産気づいているのだ。
 マッチ1本ないくらがりでどうしたらいいのだろう。
 人々は自分の痛みを忘れて気づかった。
 と、「私が産婆です。私が生ませましょう」と云ったのは
 さっきまでうめいていた重症者だ。
 かくてくらがりの地獄の底で新しい生命は生まれた。
 かくてあかつきを待たず産婆は血まみれのまま死んだ。
 生ましめんかな
 生ましめんかな
 己が命捨つとも

[生ましめんかな]         栗原 貞子
   詩人、広島県出身。広島で日用雑貨店を営む。貞子の店は
   爆心地から4キロ。戦後は一貫して原水爆反対運動に身を
   投じ、原爆の悲惨さを詩で訴え続けた。

(出典:読み聞かせる戦争 加賀美幸子編 光文社)
筆者のコメントは何も要らない。平和がすべてだ。

2019.2.6 『ノーマスクで対応』
青森県むつ市では、市役所の市民窓口担当者がノーマスクで対応するよう指導しているという。いいことだと、筆者は共感する。 もし、銀行やキャビンアテンダントがマスクをして対応したら、ちょっと不快に思うだろう。 市民課の窓口だって同じだ。 インフルエンザが流行っているから、今の時期はセンシティブにならざるを得ないが、 感染する、されるを防ぐ対応はいくらでもできるであろう。 むつ市の対応、こういった細かい心配りに目が行くことがすごい。 素晴らしい顧客満足度を考えたものだ。拍手!。

2019.2.5 『廃棄食品』
食料自給率が50パーセントにも満たない日本、なのに飽食文化が定着し、お金さえ出せば世界中の食べ物に ありつける。そこまでしなくても、日ごろ食べている味噌などの材料、大豆に至ってはほとんど輸入、商品の パッケージに「国内産丸大豆100%」などど大きく書いてアピールしている。外国から食料が輸入されな かったら、日本は干上がってしまう。日本を滅ぼすには、外国が食料の輸出をストップすればいいのだ。 極論はさておいて、問題は輸入した食材を使って、調理したものを大量に廃棄していること。今年の節分に あたっては、農林省が警告を出し廃棄恵方巻を少なくするよう、という異例の指導をした。 経済のために、食材を無駄にしている日本、変えなくっちゃ。

2019.2.4 『立春の温かさ』
今日は立春、朝から気温が高かった。日中は桜が咲く頃の温かさだったとか。都内では18度から20度くらいになり、 早くも甘味処では、かき氷が売れたという。暦通りの気候になったのは嬉しいが、最近の気候は安定しない。 3寒4温というが、インフルエンザが流行る理由になっているのが、空気の乾燥、雨が降らないので適当に降って 欲しい。冷えたり緩んだりするから、体調維持も大変だ。冷たい北風が吹いているが、地中は確実に春の足音 が聞こえる。菜園の隅っこにある蕗が芽を出し、フキノトウが顔を出している。あと1か月もすれば、春蒔きの 準備が始まる。来週からは、伊豆河津の桜まつりが始まる。春の足音だ。

2019.2.3 『リスク対応の見事さ』
兵庫県明石市の市長、ものすごい剣幕で部下をどなりつける。その録音が報道された。 どうやら、今年の4月に市長選があるというから、現市長派の反対派が仕掛けたもので あることが容易に想像できる。2年も前に録音されたものなのに、今リークされたものだ。 実は前回の選挙で数十票差で今の市長が勝った、 という経緯があるのだそうだ。この録音、一部を聴くと「なんとひどいことをいうもんだ」 となるが、全部聞いてみると、ちゃんと理の通った理由で叱っている。その脈絡の中に 言っては行けない暴言が有ったというもの。市長は発覚の翌々日、自らの非を詫び、 辞職を発表した。このあたりは、グタグタと理由を言って延命を図る国会議員とは違う。 見事なリスク対応だと感じた。リスク管理の王道を知っている市長の対応、今までの行政 手腕が市民から評価されていたというから、逆に市民の評価を上げるに違いない。 この録音をし、情報を今頃リークした輩の薄汚い行為に腹が立つ。出直し選挙で立候補したら、 きっとまた当選することだろう。

2019.2.2 『恵方巻き』
コンビニの前には恵方巻のコマーシャル幟が出ている。 スーパーの広告も今朝は恵方巻のオンパレードだ。 節分の日に恵方を向いて、太巻きを無言でガブリ、なんて都市伝説のような気がするが、ど うも関西地方からコンビニの宣伝で広がった風習のようだ。 筆者は東北の生まれだが、そういった習慣は無かった。 コンビニは全国区だから、そういったマーケティングをするとたちまち全国に広がる。 スーパーは寿司の具や海苔の拡販に繋がるし、 お惣菜で出す海苔巻き寿司や手巻き寿司が売れることになる。 筆者の家では、明日手巻き寿司を食べようと思っている。無言ではなく、 愉快な話を喋りながら、だ。

2019.2.1 『痴話げんかとなりの家はほくそ笑み』
ラジオで聞いた川柳だ。内輪もめの色恋喧嘩など、誰も興味など無い。しかし、 隣の人は、「ああまたやってんな!」という具合いに嘲笑する、という訳だ。 この川柳を今の政界に当てはめて、ラジオで解説していたのが面白かった。 国民民主党と立憲民主党の争いが痴話げんかという訳だ。隣の住人は自民党。 今の政治状況をうまく言っている。 野党が今国会でどのくらい、厚生労働省の不祥事を追求して与党を追い込めるか、 痴話げんかしている暇はない、という具合に大同団結して欲しい。 自分の足で調べずに、新聞や週刊誌のネタを使って議会で質問などする、 アホな野党議員ばかりだ。 野党が大同団結して追及しなきゃいけないのに、 それぞれの野党が自分の党の利害やパフォーマンスを気にしている。 国民を向いていない野党のふがいなさにがっかりする。だから、 見透かされたように自民党のやりたい放題に事が進んで行くのだ。

2019.1.31 『オリンピックの準備』
あと1年半で東京オリンピックだ。さまざまな準備が佳境に入っている。先日、ボランティアの名称が「シティ・キャスト」 「フィールド・キャスト」に決まった。マスコットの名称にしても、ボランティアの名称にしても、公募で決める、という スタンスを取っているが、候補名は予め組織委員会が決めて応募を募るというものだ。英語名がほとんどなので、和名を 付けてくれないかと思う。競技場の準備、チケット販売の準備などが着々と進んでいる。JOC会長がフランスから 捜査されている、という汚点が有るものの、国を挙げて成功させたいと思うのは日本人全体の思いだ。高齢者が、 「オリンピックが終るまでは生きていたい」という冗談をいうのを何度か聴いた。

2019.1.30 『春の訪れ』
2月4日は立春だが、日本海側では猛吹雪、太平洋側はからっと晴れてはいるが、北風が冷たい。この寒さだが、 菜園の作業が有る。土をスコップで起こし、寒ざらしをする。冷気で土の消毒や害虫駆除になる。天地返しとも言い、 重労働だが、おいしい野菜を食べるためには欠かせない。その寒さらし作業名中にフキノトウを見つけた。 寒風吹きすさむ畑でも確実に春が来ていることを感じさせられた。



2019.1.29 『戦争』
「読み聞かせる戦争」(加賀美幸子編、光文社)を読んだ。加賀美さんと言えば、元NHKのアナウンサー。 各地で、戦争を体験した方の文章を集め、読み聞かせしているということで、その中から加賀美さんが選んだ題材を 収録してある。CDも付いている。本人が書いたものを読むのではなく、第三者がそれを読むことで情景が浮かんで 来るのだそうだ。悲惨な状況が感じられるが、見たり体験したりしたことが無いので、悲惨さしかわからない。 戦争は悲しい出来事だ。今でも世界のどこかで銃弾の犠牲になる人が居る。社会をマイナスに導くだけで、 後の後悔が残るだけの戦争。常に一井の市民が犠牲になる。この瞬間にも難民として逃げ惑う人たちが居る。

2019.1.28 『TKB 』
Toilet、 Kitchen、 Bed の頭文字を取ったものだ。各地で自然災害が頻発し、その都度学校の体育館や公民館が 避難場所として提供される。避難が短期間ならいいが、長期になる場合は、不便な生活を強いられる。この時に 重要なものとして、TKBが大事だそうだ。この3つ、容易に想像がつく。被害の状況に会わせて自治体や自衛隊、 ボランティアなどがサポートに当たるが、このところ避難生活が長期化する傾向だ。東日本大震災の場合には、 災害以降に亡くなった人のうち、半数の638人が避難所などでの精神的・肉体的疲労だったというデータが有る。 衛生的なトイレの開発、キッチンカーの導入、簡易ベッドの開発などがメーカー・ボランティア団体で進められて いるそうだ。避難した人の心のストレスが緩和されるような仕組みを普及して欲しいものだ。

2019.1.27 『大坂なおみさん』
昨夜のテレビは釘付けになっていた。夕食もままならない感じだった。内心、失礼な話だが、応援はしていても ここで優勝できなくても、確実に成長しているから、彼女の今後にとって、負けも勉強になるか、と思っていたのだが、 2セットめはそれが脳裏をよぎった。3セット目は逆に力が入って応援した。彼女のプレイも素晴らしいが、 いつもたどたどしい日本語のコメントが愛くるしく、人柄を表している。オジイチャン タンジョウビ オメデトウ、 なんて、今時の若い女の子はそんなことを言わない。そういうムードの家庭環境で育ったのだろう。とにかく嬉しい。 世界中で愛されるプレイヤーになって来た日本人がそこにいるのが嬉しい。

2019.1.26 『ボヘミアン・ラプソティ』
話題の映画を観た。全編ロックのリズムで彩られた映画は身体が揺れた。興行収入記録をどんどん更新して、超話題作 化しているが、ストーリー性からすれば、物足りない映画だった。話題になっている映画は、話題が先行し、さまざまな 評論家の評価が自分の頭にインプットされて、それをひな型としてみるから、往々にして期待外れの時が多い。 評論家の評価もその人の主観で言っているから鵜呑みにしてはいけない。アニメの「君の名は」など最低の映画だった。 何がいいのかわからなかった。珍しくカミさんと観に行ったのだが、2人とも首をかしげてホールを出た。1月は4本も 観たが、「こんな夜更けにバナナかよ」が見ごたえがあった。

2019.1.25 『インフルエンザ流行』
各地でインフルエンザが流行っているようだ。この影響で高齢者施設の面会禁止、駅のホームから転落して死亡 (検死したらインフルエンザに罹患していた)、学校のクラス閉鎖、などなど影響が出ている。筆者は高齢者施設に 入居している母に面会に行けない状況だ。知り合いの中には、治ったのに、またかかった。予防接種しているのに かかってしまった、などの事例がある。インフル菌の型が違うと、こういった状況も有るというから怖い。 筆者は夫婦でインフルの経験がない。体力づくりと手洗い・うがいなどの励行をしている。

2019.1.24 『ワインの値下げ』
ヨーロッパ産のワインが10%ほど安くなるという。ワインが好きな筆者にとっては嬉しい話、と言いたいところだが、高価なヨーロッパ産などめったに買わないから、あまり恩恵は無い。 チリ産のワインが安いが、これはEPA協定(自由貿易協定) によって関税が安く抑えられているかららしい。これも今年の9月に協定が失効するらしい から、チリ産が値上がりする。ヨーロッパワインはこれを狙っての値下げかもしれない。 筆者は今、国産の安いワインを愛飲しているが、十分満足している。ワインはワインでも、 赤ワインだ。ポリフェノールたっぷりで、常温で飲める。中くらいのワイングラスに8分目 1杯、夕食を食べながら、これだけで十分だ。

2019.1.23 『5年日記』
5年日記を使って3冊目、3冊目が3年目になるから、5年日記を使い出してから 13年ということになる。5年日記を使う前はノートなどを使っていたが、 5年日記だと昨年の今日は何をしていたかな?ということがわかる。 使用5年目になると、同じ日付の4年前の出来事を見ることができる。 5年があっという間に過ぎる子がする。 日記は毎日寝る前に書くが、その日1日有ったことや心に残ったことを5行ほどにまとめる。 読み返すことを目的に書いているつもりは無いし、誰かに見せるつもりもないので、 毎日の振り返りになるルーチン作業だ。

2019.1.22 『あと10年生きたい』
昨日、国内最高齢男性となった新潟の渡邉智哲さん、入居している高齢者施設で 「おいしいものを食べて、あと10年生きたい」と語ったそうだ。 北海道の野中正造さん(113歳)のご逝去に伴い、国内男性の最長寿になられた。 おいしいものを食べたい、あと10年生きたい、という願望が“生き甲斐” として心と身体を支えているのだろう。 〇〇したい、が無くなると早く老けるというから、重要なことだ。 昨日、86歳で南米最高峰の登頂に挑戦していた、 三浦雄一郎さんが残念ながら登頂を断念した。高齢になっても、 夢や目標を持ち続けることの大切さを教えてくれた。 目標に届くことはできなかったけど、あきらめる勇気も教えてくれた。 大先輩たちは私たちにかけがえのない大切なことを教えてくれる。

2019.1.21 『オノマトペ 』
さまざまな擬音がある。このことをオノマトペというそうだ。
「木枯らしがぴゅーぴゅー吹く中、街をぶらぶら歩いていると、 どこからかプ〜〜ンと焼きいもの匂い、薪がパチパチ燃えている。 一つ買って食べる。あちち!と言いながらフーフー吹いてひと口、 甘味が口の中のにジュワ〜〜〜っと広がる。ホッコリと心温まるひと時だった。 なんて考えてみると面白い。日常生活にオノマトペが溢れている。 上手に使うと面白い表現になる。おなかがグーグー、 カップラーメンにお湯をジャーっと注いで待つこと3分、 蓋をべりべりっと破いてズルズル〜っとすする幸せ感、ハフハフとと舌を鳴らす。 しんしんと冷える冬だからこその喜びだ。

2019.1.20 『しあわせはじぶんのこころがきめる 』
久々に、有楽町駅前に有るあいだみつを美術館を訪れた。 心が洗われる空間だ。作品群のすべたが、心にずしん、ずしん、と響いて来る。 何故か、やさしくなったような自分の心に出会える。 不思議な詩と文字の形。詩の意味が心に浸みる。なるほど、そうなんだよな〜。 みんなわかる、だけどみんな自分には日常できていない。 そういった人間の日常の弱さを、迫力のある文字で伝えてくれる。小学生くらいから、 杖をついた高齢の人まで、じっと見つめている。 言葉を交わさない入場者たちだが、何かその空間を共有している、不思議なつながりを感じる。この空間の魅力は何なんだろう。しばらくすると、また行きたくなるのだ。

2019.1.19 『無意識のバイアス』
私たちは無意識にさまざまな事柄を思い込んでいる。例えば、シニアはパソコンが苦手、最近の若者は根性がない、 女性は管理職に向いていない、男性は家事が下手、インド人は数学が得意、短時間社員は仕事より家庭が大切、 男はめそめそ泣くもんじゃない、女の子はやさしくなければならない、家事は女性の役割だ、などなど日常生活の中で 無意識に人を選別したり思い込んだりしている。こういったことを無意識のバイアスというそうだ。 世の中にはことほど敏感にこのことを感じたり訴えたりしている人が居る。ダイバーシティーなどと、企業などでも センシティブに考えている。筆者は、考えはわかるし、大事だと思うが、なんか息苦しいと感じる。

2019.1.18 『韓国になめられている日本』
韓国の広報担当者は、何と言葉遣いを知らないのだろう。レーダー照射問題で、“日本は無礼”などという発言を した。これに対し、菅官房長官は、やんわりと“先方の広報担当者の発言にとやかくは言わないが…双方が必要な 情報を出し合うことが重要”という大人の対応をした。この対応は上手だったわけだが、なんかしっくりとしない、 韓国側の“ありえない”対応。儒教文化が色濃く反映されていそうだ。ここまで、せっかく築き上げて来た仲を 一瞬にしてダメにしてしまう、内向きの政治には翻弄されたくない。国のリーダーなんだから、自分の政権を 長持ちさせるための利害などよりも、もっと民族の発展を考えた方が良い。中国・アメリカ・イギリス・フランス・ スペイン・ブラジルなど、洋の東西を問わず、政治家の世間離れした権力の行使に、市民は困惑しているのだ。

2019.1.17 『あれから24年』
未明の大きな揺れが関西地域を襲った。未曽有の光景が次から次にニュース映像で流れる。あの日は東京・代々木で 文部省(当時)の大きなイベントの準備があり、作業中だった。急に文部大臣が列席できないとの連絡があった。 テレビでニュースを見る。高速道路の橋げたが倒れ、火災があちこちで起き、死者の数が膨らんでいく。6432人という 尊い命が失われた。あれから24年、あの年に生まれた人が24歳になる。今日はこの出来事を風化することなく、 後世に伝えようというイベントがあちこちで開催されるという。あの時はまだ携帯電話が普及していなかった。 連絡の手段は公衆電話、長い長い列ができた。今は誰でもスマホや携帯を持つ。時代は変わった。ボランティア元年と 言われ、災害ボランティアのひな型が出来た。NPO法もできた。その歴史を語り継いでいかなければならない。

2019.1.16 『稀勢の里の心境』
崖っぷちに立たされた横綱、相撲人生を掛けて戦っている稀勢の里、なかなか勝てない。その心境は、察するに 余りある。マスコミは、「相撲人生の土俵際に立たされた」と簡単に表現する。横綱としてのプレッシャー、 横綱としてのプライド、ファンに対する責任、相撲協会に対する責任、さまざまなことと戦いながら勝たなければ ならない若干32歳だ。筆者は今相撲中継を見ることができない。ほんとうはしっかりときちんと見て、 応援しなければならないのだろうが。出身地の牛久市の隣に住む筆者としては、心が痛む。 相撲を取り続ける、という選択肢もあり、今後若い人を育てて相撲協会に貢献するという選択肢も有る。 この困難をバネとして前に進んで欲しいものだ。
→この記事を書いて2時間後、“引退”のニュースが流れた。動じることなくこれからのことを考えて欲しい。

2019.1.15 『成人式 』
昨日は成人の日、今年成人式を迎えた人は123万人だそうだ。昭和45年には246万人、 団塊の世代から徐々に減って、これからも減り続ける。 各地で成人式が行われたようだ。東京都新宿区では、 成人人口の半分2千人近くが外国の人だという。アジア・北米・ ヨーロッパの人たちがが参加したという。 新宿区には大学や専門学校が多いことが理由らしいが、 国を超えて成人の日を祝うのも意味が有りそうだ。奇抜な恰好で式典に迷惑をかける行為や、 暴走行為が目立つことが少しずつ減って来ていることは、いい傾向いだが、 地方ではまだまだ事件になっているようだ。いずれにしても、 決意を新たに、社会に役立つ人材になって欲しいものだ。

2019.1.14 『醤油の香り』
醤油は日本を代表する調味料、全国に特徴のある醤油が息づいている。この醤油を楽しむクッキングに最近興味がある。中でも、炒め物の焦がし醤油という調理法。 フライパンで調理するのだが、具材をごま油で炒めたあと、フライパンを傾け、 下のほうに醤油を大さじ1杯程度入れ、それを焦がすのだ。 芳醇な香りが出てグツグツ煮詰めるようにして水分を少し飛ばし、 一気に具材に絡める。何とも言えない香りだ。 厚揚げの焦がし醤油炒めが おすすめ。厚揚げが絶品の味になる。そのほか、握り寿司に醤油スプレーを使って、 醤油の霧吹きをする。減塩になるし、醤油の香りを楽しめる。お試しあれ。



2019.1.13 『中央省庁の手抜き』
厚生労働省が、また手抜き調査。予算を練ったにも関わらず、530億円もの出費が必要となり、予算の組み換えが 必要になった。前代未聞だ。なんなんだ、これは!。「支払われていない方には郵送で連絡し、支払います」だと!。 支払いの連絡をするだけでも、1千万人以上、切手代だけでも8億円以上もかかる。ちょっとした手抜きがこんな大損害、 それも全部税金で賄われるのだ。安倍政権になってからというもの、中央省庁の仕事がウソで固められ、 国民を愚弄している。何がアベノミクス、何が経済対策なんだ!みせかけの実績を強調しているだけではないか。 ウソで黒く塗り固められた政治・行政は間もなく終焉を迎えるだろう。

2019.1.12 『不快な広告』
このところの企業広告への不快感、いろいろある。ZOZOタウン前沢社長が100人に100万円を プレゼントする広告、社長の名前をツイートすることを条件にした広告に対し、すでに詐欺の犯罪が起こっている。 社会的な影響を考えたらこんなことはやめたほうがいい。あわてて前沢社長は警告文を掲載した。
ピーチ・ビジョンという下着販売会社が「ラブ・ポーション」というサプリメントを販売した。 男女の情欲をそそるサプリメントの広告キャッチコピーが、「そのままでも飲み物やお料理に混ぜてもOK。 彼にこっそり食べさせたり、カップルで使ってもよし」と有る。この種のサプリメントを こっそり飲ませることに対し、悪用されたり、成分アレルギーでショック死したりするのでは、との 社会的批判に対し、同社は販売中止を決めた。
企業は社会の公器、儲けに走って何をやってもいいということにはならない。経営者はもっと賢くなって欲しい。

2019.1.11 『笑声』
笑顔が素敵な人がいる。その人と目が合った瞬間、こっちの心がほっこりする。明るい素敵な声を出す人がいる。 こっちも似たような声で応じる。明るい素敵な声=笑声(えごえ)という。コールセンターでお客様の対応をする人 などは、電話の向こうの笑顔が見えるような気がする。口角を揚げて笑顔で話すと笑声になる。こういう声を出して いると、声帯が活発に働き、顔の表情筋が活躍し、鍛えられる。最近誤嚥の話題が多いが、高齢になると喉仏が 下がって、誤嚥しやすくなるのだそうだ。声を出すのを多くやっていると、喉仏周辺を鍛えられるそうだ。周囲を明るくするためにも笑声を推奨したい。

2019.1.10 『110番の日』
1月10日はゴロ合わせで110番の日、、これに合わせて警察庁は110番通報の件数を発表した。 昨年の1月から11月までの総件数は835万9000件というから、月間75万件もあるわけだ。そのうち160万件の20%は、 緊急性を必要としない電話だったという。中には、「家の中にごきぶりが居る」とか「携帯電話が水没してしまった」 といった、耳を疑うものが有ったという。一刻も争う通報に対応しなければならないのに、ウッソ〜〜と思えるような 常識外れの通報にはあきれてしまう。日本の治安がいいのは、警察官の皆さんの日ごろの仕事のおかげ、 110番の日に感謝したい。

2019.1.9 『再発防止に努めたい』
企業や自治体や政治家に不祥事が有った時の常套句、「再発防止に努めたい」っていったい何なのだ!。 航空会社が乗務員の飲酒疑惑で捕まった。「再発防止に努力する所存です」と役員が言う。しかし、また同じ不祥事が起こる。 議員が政治資金の使途で過ちを指摘されて「再発防止に務めたいと思います」、言った直後に別の疑惑。企業が不正な 検査が内部告発で発覚、役員が「再発防止に努めてまいります」舌の先も乾かないうちに別の不正が発覚、自治体の職員が 飲酒運転で捕まった。首長は「再発防止の努力をいたします」2か月後、 別の職員が飲酒ひき逃げ運転で捕まる。 再発防止の発言が実に軽いケースが多い。再発防止のために何をするか、一番大事なことが語られないことだ。 みんな、もっと正直に罪を認め、責任を取り、一段の努力をして欲しい。

2019.1.8 『七草粥』
昨日は七草粥の日だった。毎年1月7日の朝食は七草粥にしているのだが、昨日は朝ではなく、夕食に七草粥にした。 実は前日に七草を摘むことができなかったので、朝につくることができなかった。スーパーで売っているセットを買えば すぐにできることなのだが、自分の畑とその周辺の野原から摘む植物のほうが味が有る、というこだわりだ。 夕食のお粥はちょっと変な感じがしたが、それに添える副菜には精進料理のような工夫で肉を使わない野菜クッキングにした。 夕食で味わって食べる七草粥の新しい価値を発見した。



2019.1.7 『ディジタルネイティブ』
最近、デジタルネイティブということばが多く使われる。企業社会では多世代の社員が 組織を形成し、協働で仕事を進めるが、部長や課長の世代と20台や30代世代の社員 では思考や行動様式が違うという。 こういったことが組織運営のひとつの課題となっているらしい。 その境目がデジタルネイティブという文化の違いということだ。 生まれた時から携帯やスマホが有り、子どもの頃からネット社会で育って来た人と、 ネット社会に自身の文化の転換を求められた世代とのディバイドだ。 確かに、他人とのコミュニケーションの様式や物事の進め方、そのステップなど、 文化がまったく違うと言ってもいい。 ここ20年から30年の社会システムの大きな変化を振り返ってみると理解できる。 筆者からすれば、人間らしい肌のぬくもりが感じられない、 バーチャルなコミュニケーションの有り方には、なかなか馴染めない。

2019.1.6 『児童相談所の広告』
1月4日の朝刊に、厚生労働省の1面広告。社会福祉の課題が広告になることは珍しいので、目に留まった。デザインが マンガになっていたことも目を引いたのかもしれない。漫画家の古泉智浩さんが描いた うちの子になりなよをモチーフにした広告 だった。時々、児童相談所 の対応がニュースになることが有るが、この施設の存在と、子を健やかに社会で育てることの 啓発を目的とした広告だった。30年ほど前に養育家庭の子どもたちと触れ合うキャンプを実施したことがあり、 児童養護施設にボランティアに行ったことがあった。子どもが好きな自分には、楽しいボランティア活動だったが、 社会にはさまざまな事情で、子どもたちの養育ができない人たちが居ることを知り、この子どもたちが社会人として 育つまでを知る機会になった。孫が居る筆者だが、その頃中学生だった子どもが、家庭を持って幸せに暮らしている報告が 年賀状である。ことのほか嬉しい。

2019.1.5 『書き初め』
下手くそながら、毎年模造紙に書き初めをする。「迎春」だの「賀正」だのと簡単な文字を大きく書き、新春の わがスクエアダンスクラブ の初例会に持参、壁に貼って新年を醸し出す。今日がその初踊りだ。時々墨を擦る時が有るが、 あの墨の香りが何となく心を落ち着かせる。強い匂いが席捲する現代だが、 こういった淡い匂いを楽しむことが心のゆとりなのではないかと思う。 古くから伝わる習慣は、心のゆとりが無ければ楽しめないし、 面倒なことを進んでやってみようと思わなければ、やらずに済むし、 やらなくても大して日常生活に影響しない。 しかし、節季の行事や催しを心にとめておき、ひと手間加えることで生活に潤いをもたらす。 パソコンで原稿を書き、プリンターを使えばきれいなものができるが、筆・墨・墨液の後始末が大変、と思いながらも、墨書はまた味が違うのだ。

2019.1.4 『新春初売り』
昔は3が日はお店が休み、4日あたりに初荷が届き、商店街などでは初売りが始まった。 ところが、昨今は元旦から初売りを行うところが増えた。 1日に地元のスーパーに、寿司ネタの刺身を買いに行ってみたが、大勢の客に大量の商品陳列、 いつも以上の活況だった。年末にあわてて買い物に行くことは必要ない。 元旦はかき入れ時と様変わりしたようだ。みんな3か日くらい休めばいいものを、 と思ってしまう。新聞の折り込み広告も、いつもと違って初売りの華やかな広告、 住宅の広告と車の広告が多いような気がする。正月の華やかな気持ちにあやかって、 高額商品のチラシだ。住宅展示場なども活況を呈しているようだ。 住宅減税の優遇措置も決まり、ハウジングメーカーは戦略を練っているのだろう。 今年は息子が家を新築するという報告があった。夏の竣工が楽しみだ。

2019.1.3 『ボランティアしてるつもりがされており』
この川柳、東京ボランティアセンターが募集した“ボランティア川柳”に応募した筆者の作。 25年ばかり前のことだ。なんでそんなに前の川柳を想い出したかというと、 今日観た映画から、その当時のことを思い出させられたからだ。
こんな夜更けにバナナかよという映画だ。 筋ジストロフィーの鹿野はわがままを言いたい放題で、 ボランティアたちのサポートを受けている。夢は英検2級を取ってアメリカに行くこと、 その周囲に集まるボランティアたちの喜び・悲しみ・友情などをモチーフに話が進行する。 ボランティアたちは鹿野の心に次第に惹かれる中から、多くのことを学ぶ。 まさに、ボランティアしているのだが、相手から多くのことを与えられて、 自分がボランティアされているような心持になるという、ほんとうに有った話の映画だ。 25年前の自分の心持ちを思い出させられて、清々しい映画だった。

2019.1.2 『箱根駅伝』
第95回箱根駅伝の往路が終わった。何が有るかわからないドラマがが生まれる大会、 今年もスタート直後に大東文化大の選手が転倒するアクシデント、その影響で1区の 繰り上げスタートの白タスキがつかわれるのでは、とハラハラさせられた。 新しく始まるNHK大河ドラマが箱根駅伝に出場した選手がオリンピックに出場する話に 決まっていることなど、話題が多い大会となった。 青山学院の往路6位が5連覇を狙う復路でどう展開するか、昨年と同じように 復路で挽回できるかどうか、明日の見所だ。筆者はテレビではなく、 ラジオで観戦(聴戦)する。テレビだと、目が奪われて何もできないが、 ラジオだったら片手間に状況がわかる。きっと明日も、多くのドラマが生まれることだろう。

2019.1.1 『2019年新春』
新年明けましておめでとうございます。初日の出が綺麗に見えた。この日の出のように、今年1 年も明るく輝く年にしたい。さまざまな事情でおめでとうを言えない方もおられるかもしれないが、その人の分まで輝く太陽に1年を誓った。新しい器には新しい酒を、という。 筆者の今年は、“希望を持って自然体”、希望を失わず自分らしく生きたいと思う。自分らしくとは言っても、自分本位ではなく、周囲との協調、周囲への目くばせ、心配りもたいせつにしたい。差し当たっての課題は、このホームページをつくっているYAHOOのHPサービス がクローズされるので、どこかに引っ越しを迫られている。3月末までには解決しなければならない。新年早々、プロバイダー探しと引っ越しの準備だ。




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