きょうの気になるワード(ちゅうさん流の解釈)


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新聞・テレビ・週刊誌・どこかの掲示板・電車の中吊りなど、オヤッと思ったワードや
フレーズをヒントに、筆者の体験や気づいたことを加えて毎日コメントしています。
2008年4月21日に開始、13年目に入りました。
2021年2月28日までは, 頁末でLINKしています。


2021.6.1 『縄文遺跡群』 今日は国際子どもの日

北海道・北東北の1道3県にまたがる17の縄文遺跡群が世界文化遺産への登録勧告が成された。国内では20件めになるという。 世界文化遺産に登録されると、該当地域では観光資源として大いにPRされ、多くの観光客が期待される。 登録になったとたん、土産物を準備し、大きな駐車場を整備し、観光パンフレットを大量に用意し、観光ボランティアの養成に走り出す。 文化そっちのけで経済効果を狙うところが多い。数年前に登録されたT市などは、最初は好調な人出だったが、今は閑古鳥、 実際に訪問したが、その賑わいは文化に程遠い感じの違和感があった。そもそも世界遺産の目的は何なんだろう、ということを考えた 地元の対応が必要だろう。今回の勧告に伴って、観光道路や周辺の建物が遺産にそぐわないところもあるようだ。 文化の保存・伝承はエネルギーと熱意が必要だし、お金もかかる。経済効果も大事なのだが。


2021.5.31 『喫煙』 今日は世界禁煙デー
20代の頃は1日1箱のセブンスターを吸っていた。職場でも駅のホームでも平気でスパスパ吸っていた頃は、 煙の害など何も考えず、吸わない人の気持ちなど何も考えずに、右手のひとさし指と中指の間に挟んだモクを楽しんでいた。 今から考えたら、信じられない光景だった。4人掛けの汽車の窓側、観光バスのひじ掛け、社員食堂のテーブル上、 職場のデスクの上に灰皿が有った。1週間交代で職場の火器当番が輪番であったが、会社から手当が支給された。 結婚しても自宅でスパスパやっていたが、子どもが生まれたことをきっかけに禁煙した。しかし長続きはしなかった。 決定的に辞められたのは、フルマラソンのレースに出場したことだ。練習で走っていると、吸わない時のほうが調子が良い。 結局辞めたのは28歳くらいだったろうか。以来、紫煙の臭いが嫌いになってしまった。今日は世界禁煙デーだ。


2021.5.30 『映画・北斎』 今日はゴミゼロの日
5月28日封切りの映画「北斎」期待の映画だ。東京都の映画館営業規制が解除になったので、映画ファンも楽しみにして いるに違いない。時間をみつけて映画館に足を運びたいと思っている。同じく今月21日に封切りになった「いのちの停車場」、 これは先週観て来た。最近に無い、心に響く邦画だった。吉永小百合、西田敏行、松阪桃李、広瀬すずの演技が良かった。 東京都では映画館の規制解除で、観に行く人が多いだろう。映画館側の感染対策もきちんと行われており、 比較的安全だと思われた。今話題の2本の映画に両方とも出演しているのが、田中泯。貴重な風貌で脇役を演じている。 映画を観に行くときは、前評判など聞かないようにして、いつもいきなり見ることにしている。何の予備知識も無いほうが、 素直なファースト・インプレッションが得られるからだ。


2021.5.29 『スポーツ観戦』 今日は呉服の日
スポーツ観戦の面白さから目が離せない。昨日のプロ野球と女子プロゴルフだ。阪神タイガース対西武ライオンズの試合、 10-7で阪神の勝ち、何といってもドラフト1位で近大から入団した佐藤の1試合3本のホームラン、 9回の逆転ホームランには興奮した。新人で1試合3ホームラン記録は、1958年の長嶋選手以来だそうだ。 矢野監督が「生涯忘れられない試合だった」と絶賛したそうだ。熱烈なファンが多いタイガース、 昨夜は興奮の一夜だったに違いない。
もうひとつは女子プロゴルフツアー「リゾートトラスト・レディース」。 2日目の昨日、山路晶選手が1ラウンドで2つのホールインワンを達成した。これも快挙だ。 スポンサーからは、予定外の賞金110万円が贈られたという。 何と、確率は6700万分の1というから“快挙”だ。国内男女ツアーを通じて初めてのことだそうだ。
スポーツ観戦は、目で見てすぐ結果がわかるし、そこに行きつくまでのプロセスも味わえるから面白さが違う。


2021.5.28 『野球がおもしろい』 今日は3000本記念日
今日の3000本記念日というのは、野球の安打数記録、ロッテの張本選手が1980年5月28日に、 日本プロ野球史上初の通算3000本安打を記録、1981年の引退までに3085本を記録したそうだ。 今プロ野球は、セパ交流戦が行われているが、日ごろのペナントレースでは見られない、 セパチームの試合、ピッチャーとバッターの対戦など面白いシーンが多い。アメリカでは日本人の選手が活躍しているので、 ニュースでも大きく取り上げられる。特に大谷選手のアメリカでの二刀流、ホームランダービーでトップを行く活躍は、 アメリカのアナウンサーたちが「オオタニサ〜〜〜ン」などと日本語混じりで話すなど、すっかり人気ものになった。 インタビューなどでも、小顔が可愛くて丁寧な言葉で応じる好感度ぶりだ。一時サッカー人気で野球人気が精細を欠いていたが、 今はサッカーがすっかり影を潜めてしまった。人気の浮き沈みは激しい。


2021.5.27 『観天望気』 今日は小松菜の日
昨夜の皆既月食、筆者の地域では曇り空、月食の終わりごろ9時すぎに、薄い雲の向こうに見えただけだった。 天体のショウは時々見られるが、その時のお天気次第だ。私たちの意のままにならないから条件が良くなるのを神頼みするしかない。 観天望気というのがこのところ話題だ。NHKの朝ドラ「おかえりモネ」の中で気象キャスターが出て来て、言うセリフの中に 気象用語が出て来る。3日前にも『彩雲』という言葉が出、ドラマのあとの番組でもこのことを言っていた。 自分も観れないかと、昨日昼前に空を見上げてみた。彩雲とは、太陽光の反射が雲に映り、雲の一部が虹色に輝く現象、 彩雲は見えなかったが、太陽の周りに円形の虹がでているのを発見、 ハロ(虹色現象) という現象で彩雲よりも珍しいことらしい。 この現象が見えると天気は下り坂というサインだそうだ。今日は朝から小雨、これから大降りの雨になるらしい。 観天望気に興味が湧いて来た。


2021.5.26 『アパートの天井裏にニシキヘビ』 今日は東名高速道路全通記念日
先週、横浜市のアパート屋根裏で発見された行方不明の錦ヘビ、飼い主は許可なくアパートの自室で飼っていたようだ。 しかもこのヘビ、特定動物に指定され、県知事の許可が無ければ飼えないものだったそうだ。 3.5メートルもの大蛇が天井裏に居ることを想像しただけで、身の毛がよだつ。 特定生物が許可なく飼われていたということは、それを販売する業者が居るということだ。 失踪して1週間みつからず、警察や地元の人たちが捜索を打ち切ったその日に、爬虫類の専門家が屋根裏から 見つけたというから、何はともあれ、人に危害を及ぼす以前に見つかって良かった。 どんな動物を好きになるのは勝手、飼うのも勝手だが、決まりごとは守って欲しいものだ。 人騒がせな飼い主はアパートを強制退去になって引っ越ししたそうだ。が、どこに引っ越ししたのだろう?


2021.5.25 『クロスカントリーライダーの愚行』 今日は広辞苑記念日
目を覆うような荒らされた登山道、写真のように登山道をモトクロスバイクが駆け抜けた跡だ。茨城県筑波山系、 桜川市の加波山山道、5月22日の土曜日が雨で、翌日23日の日曜日が晴だった。筆者の推測では、雨が降って濡れていた山道を、 晴れた日曜日にやって来たライダーが疾走したものと推理した。登りの山道をモーターバイクが走るわけだから、 土はえぐれ、タイヤがとばした泥が周囲に飛び、太い杉の幹に泥がこびりついている。 自然が傷めつけられた信じられない光景、下山中の筆者が山道を通るのにひと苦労、下りの足場をみつけるのが大変だった。 登山道の入り口に、『バイクは入らないで下さい』と看板が有った訳がわかった。どうやら、この山道はモトクロスライダーの フィールドになっているらしい。ここに大雨が降ったとしたら、タイヤ跡を水が流れ土が流され、地形が変わってしまう。 麓にモトクロスレーサーの集まるクラブハウスが有ったから、この施設に関連しているのかもしれない。 市民が憩う登山コースをバイクが走っているという、この自然への暴挙、何とか止められないだろうか。

バイクが通って痛めつけられた登山道




2021.5.24 『人間の心理をくみ取った対応』 今日はゴルフ場記念日
このところのコロナワクチン接種の仕組みおw見ていると、市民の人間心理を考えない、進める側のお役人の頭の回転 だけで進めているような印象。政府が発言したものを担当省庁のお役人が急ごしらえで各自治体に支持する。 しかもワクチンがいつどのように配られるかもわからない、与件の無い指示、さぞ自治体は苦悩しているのでは、 と察する。現役時代に企業の本社勤めをし、またその配下の地方工場勤めをした経験から、本社と工場の意識差を感じていた。 これと似たようなことが中央省庁と自治体の現場感覚に似ているような気がしてならない。特にワクチン予約の電話殺到、 ネットが繋がらない、などを見ていて、市民感覚が欠落したやり方で予約する側の心理が考えられていないことが残念だ。 「ワクチンは確保されていますから急がないで下さい」、「二重予約はしないようご注意下さい」少し待ってから電話 して下さい」などは、『あなたが予約をする立場だったらどう思いますか?』とシステム設計者に問い正したい。 もっと申込者の立場、実際の仕事をする自治体の立場にたって、制度設計して欲しい。


2021.5.23 『エコ川柳』 今日はラブレターの日
JAF(日本自動車連盟)が募集したエコ川柳、エコ=エコロジーの用語がすっかり社会に定着し、 市民の意識が少しずつ地球環境の事を考えるようになって来た。嬉しいことだ。エコカー、エコライフ、エコクッキング、 エコグッズ、エコバッグなどなど普通の生活に定着している。JAFの企画は、大人部門、中高生部門、子ども部門に分かれて いるが、年代を問わず生活の中でエコライフを実践するとか、日々考えている事柄が詠まれている。
子ども部門大賞[エコをして 未来の笑顔 貯金する]、中高生部門大賞[南極が 溶ける問題 解けないよ]、大人部門大賞 [まだ青い 地球にすれば 誉め言葉]。大賞以外でおもしろいのは、子ども部門[リサイクル 曜日覚えて お手伝い]、 中高生部門[ままごとで 袋はいかが 持ってます]、大人部門[家中の 不要不急の 電気消す]皆さん実践の中から こういった川柳が生まれている。


2021.5.22 『貞山政宗公遺訓』 今日は国際生物多様性の日
貞山は、伊達政宗の雅号、その政宗公のことばが、何と朝ドラに登場した。ちょっとネットがざわついた。 現代社会にも十分通じる、社会で生きるための人間として有りたい様だ。偉人は生き方の哲学を持っている。 家臣に親しまれ、庶民に親しまれた有能な武将たる所以の教えだ。

仁に過ぐれば弱くなる
  義に過ぐれば固くなる
禮に過ぐれば諂(へつらい)となる
  智に過ぐれば嘘をつく
信に過ぐれば損をする
氣長く心穏かにして、萬(よろず)に儉約を用て金銭を備ふべし
儉約の仕方は不自由を忍ぶにあり
此の世に客に來たと思へば何の苦もなし
朝夕の食事うまからずともほめて食ふべし
元來客の身なれば好嫌は申されまじ
今日の行をおくり、子孫兄弟によく挨拶をして、娑婆の御暇申すがよし




2021.5.21 『臭いをかぎ分けるAI』 今日はニキビの日
冷蔵庫に入れてあったものが腐っていないかどうか、クンクンと臭いを嗅ぐ。赤ちゃんのおむつが汚れていないかどうか、 お尻を嗅ぐ。街を歩いていて鰻を焼く臭いがたまらなく良い、ご飯を炊いている時の臭い、車の排気ガスの臭い、などなど。 生活空間は臭いで溢れている。私たちの脳は、その匂いを記憶し、鼻のセンサーで感じた臭いを〇〇の臭いとして感じとっている。 ということはこの行為がAIでもできるのではないか、センサーさえしっかりしてれば…。ということで、 臭いを嗅ぎ分けるAIが開発され、実証実験中だ。これを応用すれば、例えば日本酒づくりの杜氏が、 今まで鋭い勘で行って仕込みの判断などをしていたことをデジタル化して、きわめて均質な製品を生み出すことができる、 ということになる。それがほんとうに良いことかどうかは別にして、そういった技術が開発されることは、 極めて意味が有ることだと思うのだが。


2021.5.20 『端正』 今日は成田空港開港記念日
端正な出来栄え、端正な身のこなし、端正な顔だち、などと使うが、日ごろ端正について考えさせられる。 端正の反対は、不細工ということになる。何事も端正なほうが美しいし、安心して見て居られる。 しかしその端正も、端正過ぎるとちょいと困ったことになる。 陶芸を趣味とする筆者は、いつも端正な作品を作りたいと思っている。ろくろを回すと美しい円形の作品ができあがる。 しかし、ほんとうに美しい円形が味が有るかと言えば、多少のブレやひずみが有ったほうが陶器としての 味が出て来る。端正すぎる=つまらない、となる。少しの遊びが無いと心に響いたり、使ったりするときにつまらないものに なってしまう。ただし、遊びも程度が有って、崩し過ぎると不快になってしまうのだ。 端正な音のCDに慣れた人が、レコードの音が好きになるのに似ている。 何でも端正さを狙うより、端正マイナスαの部分で妥協するのがほどほどの良さだ。


2021.5.19 『歯医者さん』 今日はボクシングの日
3か月に1回、かかりつけの歯医者さんで定期健診をしている。コロナ禍の時代、歯医者さんでは最大限の感染予防対策をしている。 患者さんはマスクを外して腰掛ける。口を大きく開けたところを触って治療する訳だから、患者が陽性者だったら、 あるいは医師が陽性者だったら、と思うとぞっとする。しかし、歯医者さんでクラスタが発生したというニュースは無い。 歯科医院は感染予防対策が大変だな〜と思う。同じように職業によって感染予防が大変なのが救急車の乗務をする人たち。 交通事故で被害者を運んだらコロナだった、など有ること。そういった万が一の事態に対応した救急救命活動をしているのだろう。 コロナ患者の輸送もやっている。昨今の入院先が見つからず、救急車の中で数時間滞留なども有る。こういった職業に従事する方々 には、ただただ感謝するのみだ。


2021.5.18 『偽メール』 今日は国際博物館の日
毎日毎日、筆者のパソコンメールボックスに届く不要なメール、不愉快なメール。1日に数十件のメールのうち、 自分が必要として見なければならないメールは1割にも満たない。残りは偽メール、不要な勧誘メール、広告メールだ。 1通1通消込処理をするしかない。タイトルと差出人を目視して廃棄処理をする。最近注意しているのは、 銀行やクレジット会社からのメールを装った偽メール。 よ〜く視ると差出人アドレスが疑わしい。クリックしてしまったら遅いものや、本物に装ったHPにパスワードを入れさせて パスワードを盗み取るものが有る。とにかく、疑わしかったら見ないに限る。ときどき、 間違えて必要なメールを捨ててしまったことがあるが、それによって大きな損害を被ったことは無い。 パソコンで処理しているからわかりやすいが、スマホなんかだったら、文字が小さいし、 間違ってワンクリックしてしまうかもしれない。偽メールから自分を守る方法は、自分の目と勘しか無い、という原始的な方法だ。 こういった偽メールが増える背景には、騙される人が居るからなんだろうと、妙に納得する。


2021.5.17 『電話の滞留』 今日は世界電気通信および情報社会の日
ワクチン接種の予約が各地で行われ、予約の電話が殺到、電話回線がパンク寸前の現象が続き、社会問題になった。 何を隠そう、ワクチンの数が行きわたる分有れば問題ないのだが、政府が市民の期待をあおっておきながら、 国が確保した数が足りないから全国的なパニックになってしまったのが原因だ。 電話がビジーだったら、しばらく待ってからかけて下さい、などと言っても、 それは解決策にはならない。予約をしたい人は早く予約したいのだから、待てと言うほうが無理というもの。 何か原始的なやり方をしている政府の無責任さにイライラする。高齢者があわてなくてもいいような仕組みがつくれないのだろうか。 今どき電話が滞留する、なんて考えても居なかった事態だ。ワクチン予約の一件がITリテラシー格差を露呈させた事件だ。 しかし、世の中のシステムすべてがITでできるかと言えば、それはまずい。ITを使えない人にも、目や耳に障がいがある人にも、 ユニバーサルなサービスが存在しなければならない。予約システムがパニックの最中に、今度はキャンセルが増えて、 残ったワクチンを無駄にしないために、誰に摂取するかが問題に。なかなかうまく行かない。


2021.5.16 『スマホ』 今日は旅の日
昨年夏に今までのガラ系からスマホに買い替え、何とか人並みにスマホを使えるようになって来た。世の中のさまざまなシステムが、 スマホを持っていることを前提に進んでいることを感じる。例えばあちらこちらで見かけるQRコード、これはスマホ保有が前提だ。 持っていなくても生活できるが、持っていれば尚便利な暮らしができるということだ。一足先にスマホに慣れたところで、 かみさんのガラ系も今月初めにスマホに買い替えた。さまざまな設定や使い方を“先輩”として指導したが、 初めてスマホを持った時に、隣で事細かくアドバイスできる人が居なかったら、慣れるまでが大変だなぁと思うことしきりだ。 携帯屋さんが、「声で検索ができて、とっても便利、今までの生活がもっともっと楽しくなりますよ〜」などど、高齢者を誘うが、 そう簡単に使いこなせないし、使いこなす必要性も無い暮らしをしている人が多いから、便利すぎるけど、 ほとんどが必要としない機能なのかもしれない。4年後にはガラ系電波のサービスが無くなるから、スマホしか使えなくなる。


2021.5.15 『図書館』 今日は沖縄復帰記念日
市の図書館によく行く。そのせいか、最近は本屋さんで本を買わなくなった。図書館に行けば事足りるし、 読んだ本が自宅の本棚からあふれることが無い。行った図書館に読みたい本が無かった時は、 市内の他の別の図書館から取り寄せてくれる、リクエストをすれば購入もしてくれる場合が有る。 税金で運用されているサービスを便利に活用させてもらっている。その図書館、情報の宝庫だ。 ラジオで聞いた話だが、知りたい情報がその図書館に無かった場合、 有能な司書が居る図書館では、その情報探しの手伝いまでしてくれ、 国内海外を問わず、欲しい情報の探し事のサポートをしてくれるのだそうだ。何とすごいことだろう。 何かを知る、ということは私たちが普通に持っている知識欲、あきらめずに相談して欲しい、と言っているそうだ。 いつも思うことなのだが、確かに私たちが知らないことが世の中に何と多いことだろう。 情報や経験を通して新しいことに触れあえるというのは、生きる喜びだ。


2021.5.14 『田植え』 今日は温度計の日
関東地方は田植えのまっ最中。面積が大きい1枚田で田植え機が縦横に走り、代かきをした田んぼに早苗を植えて行く。 筆者の生家は農家だったが、田植えシーズンになると、小学校が五月(さつき)休みとして臨時休校、 子どもたちもみんな手伝わされ、一家総出で田植え作業だった。 いつもは農作業で忙しい家族と、みんなで田植えをして昼食、休憩の時のお茶菓子、家族と一緒に居られる時間が嬉しいひと時でもあった。 苗代から早苗をこぎ出し、田んぼまで運んで、竹の籠を腰につけ、苗を入れ、両手で苗をさばき、右手の指3本を使って 2〜3本の苗を泥田に差し込んで行く。今は機械で植えたり刈ったりするために、 1枚の田んぼの面積が機械に都合がいいように大きいが、当時は1枚1枚が小さかった。今の棚田の光景が平地にも有った。 機械化された現在だが、後継ぎが居なくてコメの栽培をやめる農家も多いようだ。農機具の中古市場が動いている。


2021.5.13 『コンビニ食品減塩』 今日は愛犬の日
全国津々浦々に展開されるコンビニ。S社・F社・L社の大手3社の寡占状態だ。今やコンビニに行けば食品、雑貨品、本、 飲料などなど、何でもおいてある。おにぎりや弁当はコンビニで買う、という人が多いようだ。加えて公共料金などの収納、 宅配便の受け渡し、お金の出し入れ、行政文書の入手…さまざまなサービスが展開される。まさにコンビニエンスだ。 今日の話題は、そのコンビニで売られる弁当やお惣菜などが減塩をしているという。コンビニの食品は味が濃い、というのが定評で、 若い人向けの味付け、という印象だ。F社では、減塩することは健康管理上良いことなのだが、告知することを憚り、 密かに行ったという。減塩=味が変わる、というイメージを出さないためだそうだが、つまりは、若い人たちの客離れを心配したのだろう。 良いことをしたんだから、もっと違った方法でのアピールができるんじゃないかと思うが。日本人の塩分摂取量は、 1日あたり男性10.9グラム、女性9.3グラム(2019年国民栄養調査)基準値は男性7.5グラム、女性6.5グラムだそうだから 、かなりオーバーしているのだ。専門家は味覚の慣れを、もっと薄味にして健康管理に生かして欲しいと言っている。


2021.5.12 『みどりの窓口削減』 今日は看護の日
JR東日本がみどりの窓口を7割減らす、と昨日発表した。2025年まで段階的に減らすそうだ。みどりの窓口と言えば、 帰省する時など並んで切符を買ったり、旅行の相談に行ったりしたものが、それは昔の話になってしまった。 今や切符はネットで買えるし、チケットレスもできる時代、その役割が少し薄れて来た、ということなんだろう。 当然、人件費や維持費が削減できるから、JRの経営にとってはメリットがあるのだろう。 旅行のほうもバスの便や飛行機が充実しているから、客足も減少している、という実態もありそうだ。 みどりの窓口には、定期券購入もできるが、この購入方式も今は9割以上が別の手段で購入されているという。 JR西日本も同様な削減計画をしているという。昭和のスタイルがまたひとつ無くなってしまうのは寂しいものだ。


2021.5.11 『母の日』 今日は麺の日(毎月11日)
一昨日は母の日だった。例年なら子どもたちが孫を連れて来て、バーベキュー会をやったりするのだが、今年は中止。 夫婦2人だけの1日となった。子どもたちからは、ラインのメッセージが届いたようだ。 子どもたちからは、父親としての筆者よりは、母のほうが何でも相談できるらしく、頻繁にメールが届く。 だからといって父親の権威が無いというのではないだろうが、やはり母は強し、だ。 昨夜は夕食をつくって日ごろの感謝を形にしてみた。クッキングの間は先にゆっくり風呂に入ってもらって、 風呂から上がった頃に夕食が出来上がっている、という狙いだった。そしてビールで乾杯。いつもは安い発泡酒だが、 ラガービールで、ひときわ美味しかった。自身の母は2年前に他界、もう母の日はお祝いできなくなってしまった。 かみさんの母も2年前に他界、親孝行は生きているうちに行え、とはよく言ったものだ。 一昨日はスーパーで買い物しての帰りがけ、見知らぬお父さん子ども二人が、 買ったばかりのカーネーションの鉢を大事そうに抱えている姿を見た。 コロナ禍でもこんな光景が見られたのは、ちょっとホットな出来事だった。


2021.5.10 『アイスクリーム』 今日はコットンの日
空気はカラっとしているが、昨日、今日は気温が高い夏日。アイスクリームが食べたくなる。 コンビニやスーパーに行けば、食べたいアイスの品数が多いこと多いこと。 全部食べたい。昭和の中ごろ、筆者の子どもの頃は、今のような乳脂肪分が入ったアイスクリームは無かった。 ジュースを凍らせたようなアイスキャンデーだ。駄菓子屋に行くと、保冷庫(冷蔵庫ではなく、 ドライアイスを入れた箱)に割りばし様の軸に固められたキャンデーが入っていて、 当時1本5円と10円があった。お小遣いなど有るわけが無い。なかなか買えなかった。 アイスキャンデー食べたさに、家の手伝いをやって、1日5円、5円玉を握りしめてキャンデーを買いに、が懐かしい。 ひと頃、1個100円のカップバニラアイスが有ったが、今は無い。200円近くするのが普通だ。 高価なアイスは、舌の上でトロっと溶けたまろやかさが違う。アイスを食べている時は幸せなひと時だ。


2021.5.9 『男女平等』 今日はヨーロッパデー
男女雇用機会均等法が施行されたのは1985年、昭和60年だ。その後令和元年7月に改正。男性と女性の権利を 平等にするための法律ができて35年もたつのに、世界経済フォーラムが3月に発表した男女平等ランキングでは、 156か国中120位と有難くない数字だ。政治の分野で女性議員の数で146位が引っ張っているのかもしれない。 しかし、どうも日本の文化がそうさせているのでは、と思える。身近なところでは、筆者の趣味のクラブで、 会長を決めるのに、多くの女性は、男性のほうがいい、という。その理由は、男性会長のほうがみんなが従う。 女性会長だと、他の女性がいろいろと陰でこそこそ悪口を言ったりする、男性会長のほうが運営がスムーズに行く、という。 こういった風潮は偽らざる日本人の心境のような気がする。これが会社や議会などの場でも、 似たような考えをするのでは、と思う。これは日本人が持つDNAとしての文化ではないだろうか。 かといって、女性の地位向上が必要無いとは思わない。なんでもかんでも男女平等については異論がある。 女性に子どもが産めて、男性のほうが体が筋肉質だ。風呂やトイレはは男と女に別れて居なければならない。 男が青、女が赤のピクトサインは、逆の色は使えない。男は声変わりして女は初潮が来る。 身体の差は平等にはできない。こんなことを論じたら、ジェンダー意識を疑われそうだが、差別と区別は別々に考えたいものだ。


2021.5.8 『ヘイトクライム』 今日は世界赤十字デー
自分と異なる他人を罵ったり差別したりして、暴力や殺人になることをヘイトクライムという。 Hate clime:辞書にはこう書いてある。意味=増悪犯罪、人種・民族・宗教・政敵指向などに係る、 特定の属性を持つ個人や集団に対する偏見や増悪が元で引き起こされるいやがらせ、脅迫、暴行等の犯罪行為を指す。 アメリカで起こっているアジア系の人に対する暴力や殺人など、典型的な例だ。 白人が黒人を差別して警官が黒人を銃で撃つ、これもそうだ。米国における差別の歴史と市民の意識は根強いものがある。 中国で起こっている新疆ウィグル族への差別問題を米国は問題視しているが、まずは、米国内でのヘイトクライム を無くすべきだと思う。自分の国でできないことを他国に言うなかれ。


2021.5.7 『女子プロサッカーリーグ登場』 今日は世界エイズ孤児デー
女子プロサッカーリーグ、WEリーグが誕生した。今年の秋から開幕する予定だ。なでしこジャパンが優勝した時には、 歓喜の渦が日本列島を駆け巡った。あれから約2年、なでしこリーグとして女子サッカーが運営されて来たが、こちらは アマチュアリーグ、今回のWEリーグは、なでしこリーグとは違う、プロのサッカーリーグとしての位置づけだ。 双方ともJFA日本サッカー協会に属するというから、双方の関係がちょっとグレーなところが多い感じだ。 起草分には、選手のセカンドキャリアまで考えたマネジメント、地域社会との共生、などを揚げているが、目下の課題は、 マネジメント層で女性が活躍できるよう人材の育成だという。運営にあたる法人を構成する役職員の50%は女性にする、 意思決定に関わる人が少なくとも1人は女性にする、としている。チェアマンの岡島喜久子さんは、 元日本女子サッカーチームの選手、その後米国の著名な企業のマネジメントを経験してきている。 女性役員の育成も含めて手腕が問われる。


2021.5.6 『リテラシー』 今日は国際ノーダイエットデー
リテラシーということばを初めて知ったのは、“コンピューターリテラシー”という用語に出会った時だ。 コンピューターリテラシー=コンピューターとの会話能力=コンピューター活用能力、という認識だった。 これからの社会は、コンピューターリテラシーが不可欠な時代になる、というような用法だった。 転じて今は“ITリテラシー”と言えるだろう。IT技術が生活の隅々まで浸透し、IT技術が無ければ前に進まない社会になった。 テレビや雑誌、新聞などに頻繁に登場するQRコードなどもその一つかもしれない。「何これ?」などと言ってられない。 スーパーやコンビニでの支払いに〇〇ペイなるものが登場し、財布を持たず、お金を使わない生活に変わって来た。 リテラシーで大事なのが、この情報が本物か、偽物かをかぎ分ける能力、入手した情報がスクリーニングされなかったら、 騙されてしまい、高額な損害を被ることもある。情報の入手から、それを理解して、評価して、行動するということが 重要だ。情報リテラシーの重要性が増している。


2021.5.5 『家庭菜園用の苗』 今日はこどもの日
5月のゴールデンウィークは筆者の周囲は田植えの真っ最中。田んぼに水が張られ、青空に浮かぶ雲が映っている。 心地よい風が吹いて水面が揺れる。あちこちで苗を植える機械の音。 この季節、畑に夏野菜の苗を植える絶好の日々だ。トマト・茄子・きゅうり・ピーマン・唐辛子などの苗を移植する。 ホームセンターにはさまざまな苗を大量に並べて販売している。 家庭菜園では普通、苗を購入して植え替えるが、我が家は苗を買わず、3月からポットに種を蒔き、種から栽培する。 昨日、好天下、トマト、茄子、ピーマン、スイカなどを移植した。苗の周囲には防風と防寒のために、 肥料の袋を筒状にしたものをかぶせる。3〜4週間したらこの覆いを取って支柱をしっかり立てる。 販売している苗は安くて60円、最近の品種改良された苗は250円位する。 種の袋で買えば、一粒数円もしないから、苗業者の利益は相当にあるはずだ。筆者は、コストの問題も有るが、 自分で種から栽培した安全な野菜を食べたいのが主な理由。種もF1種ではなく、在来種を誂えている。


2021.5.4 『おちょやん』 今日はみどりの日
NHKの朝ドラ、おちょやんは5月15日が最後、面白くなって来た。杉咲花さん演じるおちょやん、上方の喜劇女優、 浪花千恵子さんがモデルだ。 知っている人がモデルのドラマは、興味津々だ。おちょやんの前の『エール』も、大作曲家 古関裕而さんがモデルで、 興味深く毎日見た。 毎朝の放送は、我が家の朝食が終わってすぐ、楽しみな時間だ。おちょやんが泣くシーンが多い。杉咲さんがその泣きを 見事に演じている。朝の涙はその日1日の始まりの心を浄化してくれる。大いに、こっちもうるうるすることに躊躇しない。 最近の朝ドラは、月〜金に15分の放送を行い、土曜日は1週間のおさらいをダイジェストで行う。そして来週のあらすじを ちょこっとだけ放映するようになった。NHKも番宣に抜かりが無い。同じNHKで8時15分から始まる「あさイチ」では、 キャストがドラマの流れを振り返ってトーク、これも興味が有る内容だ。
悔しいのは、友人はBSで見ていること。 BSは地上波よりも早い時間に放映しているから、いまどき、BSを見れない筆者よりも、今日の内容を早く知っていることだ。


2021.5.3 『好奇心』 今日は憲法記念日
好奇心を持つことは良いことらしい。好奇心が旺盛な人が居る。好奇心を示さない人も居る。どちらかといえば、 好奇心にかられてさまざまなことに興味を持つほうに軍配を上げる。 好奇心から何かの発見や工夫や発明に繋がることがある。先日、テレビで作家の林真理子さんが出演してトークしていた。 彼女は好奇心の塊のような生活をしていた。毎週数本のエッセイや小説の執筆、エッセイは週刊誌の連載が1500回を超え、 ギネスに登録された。原稿はパソコンではなく、サインペンで原稿用紙に想像を絶するスピードでサラサラ書いてしまう。 映画や芝居にしょっちゅう行き、人付き合いも半端ではない。そしてすべてのことに全身全霊、好奇心の塊の人だった。 人はそのような人をミーハーと言ったりする。が気にしない気にしない。何と言われてもその価値を享受できるのは自分なんだから。 ちょっと興味の対象外のような事柄に好奇心を持つことで、新しいものに出会えるチャンスでもある。 人は普通、興味の無いことには目を向けないし、自分の前を素通りしてしまう。好奇心があると、通り過ぎることなく、 目の前で立ち止まってくれる。分相応の好奇心、持ち続けたいと思う筆者だ。


2021.5.2 『メーデー』 今日は郵便貯金の日
昨日はメーデーの日だった。1886年、アメリカのシカゴで労働者が勤務時間や労働環境の改善を求めてゼネストを行い、 8時間労働の権利を勝ち取ったことに由来して始まったとされる。 労働者の権利獲得のための祭典としてヨーロッパなどにも拡大して行ったそうだ。 日本では1920年(大正10年)第1回メーデーが上野公園で開催されている。第二次世界大戦で中断したが、 戦後再開され、労働者の権利、平和や民主主義を求めて毎年5月1日に各地で祭典が行われる。 昭和の時代には、祭典に参加する人が多かったが、平成、令和となるにつれて、野党の弱体化や労働組合の存在意義の希薄化で、 その祭典としての意義が少し薄れて来た。次第にニュース性も薄いものとなってしまった。 筆者が若い頃は、労働組合がトラックをデコレーションし、デモ行進の工夫をして、 「がんばろう」や「インターナショナル」など労働歌を高らかに歌ったものだ。 筆者はその頃トラックの上でアコーディオンを弾いて、歌のリードをしたのが懐かしい。


2021.5.1 『クロスワードパズル』 今日はメーデー
ある機関誌の編集作業をしている。記事の中に何かお楽しみコーナーも有っていいな、と思いクロスワードパズルの掲載を 思いついた。ところが、これを作ってみるととても難しいことがわかった。今のところ5×5=25マスで制作しているが、 設問を仕上げるのに実に頭を使う。ことばをタテのカギとヨコのカギで関連づけて行くのだが、なかなか当てはまることばが 思いつかないし、思いついても次のタテとヨコに繋がって行かない。それぞれのカギのヒントとなる文言を編み出すのにも 苦労する。大きなクロスワードパズルが雑誌に掲載されていることがあるが、 作者はすごいボキャブラリーを持って組み立てているなぁ、と感心する。 しかし、こういうことを考えるのは嫌いではないし、これを楽しみにしている読者が居ることを思えば、 考えることも楽しいものだ。筆者が制作しているクロスワードパズルは、解いたあと、決められた升の文字を並べ替えると、 5〜6文字のある単語になるという設問だ。この、ある単語を見出すのにも頭を使う。頭を使うのは嫌いではないようだ。 何より、5X5のマスが完成した時の達成感は、それなりのものが有る。


2021.4.30 『昭和』 今日は図書館記念日
昨日は昭和の日だった。大型連休がスタートしたのに、コロナ禍のために県境をまたがないで下さい、 本県には来ないで下さい、といった首長の要請が出て、せっかくのゴールデンウィークがグレーウィークになってしまった。 ところで、29日の昭和の日は、令和の前の平成、その前の昭和天皇の誕生記念日としての祝日だ。 それが緑の日に置き換わった。昭和時代の中ごろに生まれた筆者は、今“昭和” がものすごく昔のレトロな時代として語られていることに違和感を覚える。確かに昭和50年頃の家電や車を今映像で見ると、 自分が過ごして来た時代が、そんなに昔だったのか〜と思える。昭和が64年で終わって平成の時代30年、 令和になってずいぶん社会環境が変わったもんだ。 変わり過ぎた社会と文化は、昭和とのギャップが大きすぎる。筆者が4月28日に掲載した『お茶』の話なんかまさにそうだ。 若い人たちは急須で入れたお茶を知らない、ペットボトルで買うものと思っている。 家の中に年寄りが居ない核家族だから、そうなってしまう。昭和だったらそんなことあり得ない。生活の知恵はじいちゃん・ ばあちゃんから教わり、外では怖い近所のおじさんから叱られた。ああ、昭和の時代が懐かしい。


2021.4.29 『脳トレ』 今日は昭和の日
脳トレをしようとして、数読パズルや脳トレクイズが掲載された書籍を本屋さんで買って来る、という人が居る。 筆者のように高齢者の年齢になると、そういったことに自然に興味が湧いて来る。 要は脳を若く保つため、認知症にならないために鍛えておかねば、といった気持ちに自然に向かってしまうことだ。 こういった書籍などで鍛えるのもいいのだが、日常習慣の中にさまざまなメソッドを組み込んでおくことのほうが、 どうも良さそう、という長寿研究者や精神心理学者が居る。日常生活に目標を持つ、その目標を実現するために、 今日は何をするかを考える。そして今日1日を振り返ってそれをメモする。できれば日記をつける。 テレビ番組や映画のシーンで、泣く、感動する、が脳内を浄化するようだ。目標が実現できなかったり失敗した時は、 “悔し〜〜”と地団太踏む。悔し〜と思うことで次への意欲が湧く。決して“年だからしょうがないよ〜”とは思わない。 併せて大事なのは、食生活。お惣菜を買って来て食べるのではなく、季節の素材を使ったクッキングを楽しむ。 クッキングも、様々なことを考え、クリエイトするものすごい脳トレだ。日常生活にさまざまな自分なりの動きを加え、 毎日続けることが重要だ、と研究者は語る。自身も実行してみようと思う。


2021.4.28 『日本茶』 今日はサンフランシスコ平和条約発効記念日
コロナの影響で日本茶の売り上げが減っているそうだ。お茶の大口消費者は、葬儀場だという。 葬儀を簡単に済ます人が多く、葬儀そのものを縮小する人が多いことから、 香典返しとしての需要が激減しているとのこと。しかし、お茶の世界にも救世主がいたようだ。 若い人たちの間に“新しい飲み物”という見方が定着しているのだ。若い人は急須でお茶を入れたことが無い。 お茶はペットボトルで飲む、というのが若い人たちの文化、急須で入れたお茶の味が若者に火をつけた。 コーヒーのドリップのような感覚で急須でお茶を入れるのがおしゃれ。お茶も高いものが売れるそうだ。 お茶の生産や販売の人たちからは、意外なマーケットに驚いているそうだ。


2021.4.27 『山菜』 今日は哲学の日
今の時期、山菜が旬、里山を歩いていると、山菜採りをしているそれらしき人に合うことが多い。山登りの装備をしないで、 籠を持って山道を軽々と歩いている。山中の道路にはそれらしき車が停めてある。筆写は小さい頃から山菜採りが好きだった。 山の雪が消えて地面が露出すると、次々に新しい芽が出てくる。比較的早く出て来るのがコゴミ、 写真のように数本がまとまって生えて来る。これが実に美味い。天ぷらは、癖が無く食感が良く、何とも言えない旨みが有る。 コゴミが終わると、タラの芽、ぜんまい、うど、わらびの順に生えて来る。春の恵みを感じながら山菜食べるのは贅沢なことだ。


2021.4.26 『里山の魅力』 今日は世界知的財産の日
登山が趣味の一つの筆者だが、今までは登るなら100名山と決めて年に2〜4座ほどの山行をしていた。 一生のうちに100名山を完登するのは不可能に近いので、出来うる限りの、と決めて現在57座まで行っている。 友人の中には100名山完登を果たした人が数人いるが、すごいなぁと思って指をくわえている。 北海道から屋久島まで分布しているから、時間とお金と体力がないと実現できないアクティビティだ。 高い山にはとても魅力があるのだが、最近は里山登山に興味がある。里に住む人たちの生活に欠かせないのが里山だ。 薪を確保する、山菜を採って季節を味わう、山の神を信仰する、子どもたちに自然教育をする、など日々の暮らしに 大きな意味を持っている。地元の人たちが道標を立てたり、山道の整備をして下さっている。麓に駐車場が有るところが ほとんど、個々に車を置いて登ったら1〜2時間で山頂に着く。昼前には車に戻れる。昼食を食べて、 コーヒーを沸かしてゆったり過ごす。近くの立ち寄り湯に入って疲れを取る、というパターンだ。 だから、


2021.4.25 『温泉』 今日は歩道橋の日
筆者は温泉が大好き。温泉ホテルの温泉ではなく、いわゆる立ち寄り湯と言われる、日帰り温泉だ。 今日紹介する日帰り温泉は、茨城県の奥久慈大子町にある森林の湯だ。 まさに森の中にある温泉で、内湯よりも、露店風呂が最高だ。今の時期はまぶしい新緑に囲まれ、日光を浴びながら入る湯は 至福のひととき。秋の入り口になると、リンゴがぷかぷか浮いているリンゴ風呂、これは内湯だけ。少しすると、 紅葉の中で満喫できる。奥久慈方面は、あちこち立ち寄り湯が多いが、ここは人が少なく、ゆったりと湯船に浸かれる。 少し足を延ばせば、袋田の滝や、八溝山(山頂まで車で行ける)などの観光スポットが多い。、


2021.4.24 『ネモフィラの群生』 今日は植物学の日
ホームページのトップページ写真で公開したが、 国営ひたち海浜公園 のネモフィラが最盛期。 職員が丹精して育てているが、昨年はコロナの緊急事態宣言で公開が中止になった。ネット中継では見られたのだが、あの海の臭いと、 心地よい風の中で観るのが一番だ。一昨日は少し風が強かったものの、晴天に恵まれ、いいコンディションで見られた。 監視員の方に聞いたところ、平日で2万人、休日は6万人以上が入場するらしい。それでも、コロナで外国人が来られないから、 比較的静かに見られたほうだと思う。感染防止対策で、マスク着用、丘の遊歩道は一方通行で、入口と出口が決まっていた。 結婚式の写真撮影をネモフィラの前でやっているカップルが3組、モデルさんの撮影のような感じのグループが2組いた。 ネモフィラには派手な洋装が似合う感じだった。あの小さなマリンブルーの花が丘一面に咲き、まるで丘が海のような感じだ。 秋になれば今度はコキアのえんじ色に着色される。

ひたち海浜公園のネモフィラです。




2021.4.23 『こいのぼりを見ない』 今日は地ビールの日
友人が「最近周囲でこいのぼりを見ないねぇ」と言った。確かに、軒先で大きなコイが泳いでいるのを見かけない気がする。 集合住宅などでは、長さ2メートルくらいのポール型のものをやっている人がいたりするるが、これもあまり見かけない。 気になってウォーキングしながら周囲を見回したが、余り見かけない。以前は、農家の大きな家の庭に高いポールが有って、 そこに気持ちよさそうに泳ぐコイがいた。その都度、のどかな風景に心が落ち着いたものだ。子どもがいなくなったのも あるだろうし、世代が変わって、こういった行事に関心が無いことも有るのかもしれない。♪い〜ら〜か〜の波と〜雲の波〜 が一番美しい今の時期にこいのぼりが余り見られないのは寂しい。


2021.4.22 『終活』 今日は子ども読書の日
就職活動のことを略して就活、人生の終わりのための活動を終活という。家の中を片づける、エンディングノートをまとめる、 アルバムや思い出のものを整理する、などなど人生の終末に、残された人に迷惑をかけないように、きちんと整理しておく活動をすることだ。 整理とは、物を捨てること、ともいう。捨てることがなかなか難しい。断捨離を普段からきちんとやっていれば別だが、 たいがいはストックがどんどん増えて行く。いざ捨てる作業になると、1点1点見るたびに思い出にふけって作業は停滞する。 こういう思い出に浸る時間もいいものだが、作業ははかどらない。断捨離の先生は、 「全部出したものから必要なものをピックアップすること」と教える。 しかし、これができない。書籍、レコードやCD、写真アルバム、衣類、旅行先でもらったパンフや資料、その昔コレクションしたもの、 趣味の道具や用品、自室の中にはこういった物がいっぱい。5年ほど前には書架の本や資料を大量に処分、スッキリした。 捨てる時はもったいなかったが、5年たっても困りはしなかったから正解だった。
終活に関する記事が週刊誌に毎号と言っていいくらい掲載される。高齢化社会だから、その種情報が売れるのだろう。 病気に関すること、遺産相続に関すること、夫婦関係に関すること、住宅に関すること、高齢者施設に関すること、 亡くなる前にやっておく〇章、など話題は事欠かない。


2021.4.21 『バラエティー番組でウルウル』 今日は民放の日
お笑い芸人が出て来て、軽妙なトークで笑わせるバラエティー番組、つまらないものが多いのであまり見ないが、 4月19日(月)の夕刻18:35からのTV東京「YOUは何しに日本へ」の話題にはウルウルしてしまった。この番組、 日本に来た外国の人に何をしに来たかをインタビューする、という趣向。空港で出会ったカナダからの23歳の女性が インタビューされた。彼女は、「6歳の頃から日本を訪問してみたいと思って、今になった」という。 17年前にペンテル社(誰でも子どもの頃使ったことがあるクレヨンのメーカー)が世界中で募集した、 絵のコンテストで金賞をもらった。 その時に日本に興味を持ち、やっとここで17年後の来日だそうだ(映像はコロナ前のもの)。
話はここから先。スタッフはペンテル社にコンタクト、17年前の絵が同社草加工場に保管してあることを突き止めた。 日本に滞在中の本人に連絡。工場に来てもらい、その絵と対面することになった。 少女時代に描いたその絵を見た彼女の、感激の涙が筆者の心を揺さぶった。 それにしても、17年前の6歳のこどもの絵をペンテル社が大切に保管していることに驚いた。なんか夢のあるいい話だった。 ペンテル社のクレヨン箱のデザインは昔から変わっていない。この女性ミシェルさんは6歳で金賞をもらったことで、 今はグラフィックデザイナーをしているという。ペンテル社は彼女に絵のコピーを額装してプレゼントした。 心が熱くなるバラエティー番組だった。


2021.4.20 『第四波』 今日は郵政記念日
新型コロナ感染有識者会議の尾身会長が4月16日に、第四波に入ったと発言したとたん、 第四波が事実上の認識となって報じられるようになった。 しかし、国民の間にそれなりの危機感が有るかと言えば、第一波のときのような緊張感めいたものが欠けるような気がする。 筆者自身や周囲もまさにそんな感じだ。市民の危機感の共有がなければ行動変容から来る行動抑制に結び付いて行かない。 これが列島内に蔓延していることが今回の感染者増の特徴だろう。加えて変異ウィルスの感染力が強くなっていること、 自治体首長の会見の場で危機感をあらわにするが、慣れっこになってしまって、その言葉が届かなくなってしまったことだ。 飲食店やカラオケ店に対する締め付けでは、補償金とのいたちごっこ、渋谷のスクランブル交差点の人出を映像で流しても、 「人が多いなぁ」という程度の他人事になってはいないだろうか。一市民としてできることは何が有るのだろうか。 コロナが有る限り、今の暮らし以上のものは無い。2回目の緊急事態宣言が明けて、まん延防止対応となった大阪府は、 過去に無い感染数となり、今日にも政府は大阪府に再度の緊急事態宣言を出そうとしている。他の自治体もまん延防止の指定を、 東京都も緊急事態宣言を申請の準備、政府と自治体がいくら〇〇宣言と言っても、市民にその危機が認知されなければ、 実効は上がらない。うかうかしていると、新しい変異ウィルスが出て来て、今以上の制約をしなければならなくなる。


2021.4.19 『長巻トイレットペーパー』 今日は食育の日
1巻きが約50メートルのトイレットペーパーが長さが1.5倍から3倍のものに生まれ変わるという。そうすることによって、 生産コストや二酸化炭素の排出量を減らせるということだ。新製品を発売するのは日本製紙。50メートル巻きの商品生産打ち切りは、 製紙業界では初のことらしい。その効果は、長さがトータルで同じパックでも、新商品は1パックのサイズが小さくなり、 売り場面積の縮減や包装代の削減、輸送時のエネルギーコストの削減になるという。長さが3倍になって、 ロールホルダーのサイズに影響すると思うのだが、そこは生産の技術でカバー、ちゃんと既存のホルダーに収まる工夫がしてあるそうだ。 新商品の開発には、さまざまな制約条件の中で工夫しなければならないことをトイレットペーパーに学んだ瞬間だった。


2021.4.18 『働くパパママ川柳』 今日は発明の日
オリックスグループが主催して実施した「働くパパママ川柳」募集の結果が4月15日発表になった。 この種、市民からの作品を募集して発表するイベントが各種ある。「サラリーマン川柳」などはすっかり有名になり、 毎年のニュース定番になっている。「夫から妻へ川柳」、「あるある川柳」、「介護川柳」など、川柳は詠み人のユーモアと毒が、 面白い。詠み人の名前にも味がある。どのコンテストでもスポンサー企業が宣伝を兼ねて実施しているものが多い。 働くパパママ川柳では、「テレワーク九九の呼吸が漏れ聞こえ(西灘っ子)」が大賞20万円を手にした。 パパ目線賞「聖火より我が家は育児リレーをし(雪丸太郎)」、 ママ目線賞「アルコール飲まず手に塗り君をハグ(梅雨ウマレ」、子ども目線賞「パパがいてママの仕事がふえている(あんこ)」、 じいじ・ばあば目線賞「ころなでもリモートできぬ孫の守り」。全国から味がある川柳6万通以上が集まったようだ。


2021.4.17 『身体にいいこと』 今日はなすび記念日
健康に関するテレビ番組が多い。病気に関すること、身体をリラックスさせること、ダイエットに関すること、健康食材のこと、 アンチエイジングに関することなどなど。その都度軽妙な語り口の司会者とお笑い芸人が出て来て軽いタッチで訴えかける。 見た時、その都度、フムフム、となってやって見ようとか自分には無理だな、と独り自分に語りかける。 良い、と思っても紹介された動作が毎日続くとは限らない。なぜなら、紹介される動作や行動は、 日常の生活軸の中に組み込まれないから、継続が難しい。こういった動作が、歯を磨くように日常の生活時間軸の中に、 組み込まれることが大事だ。 あまりにも多くのことが紹介されて、全部いいなぁ、と思ってしまうのもまずいのかも。さまざまな情報に影響されやすい筆者だ。


2021.4.16 『教えたがる人』 今日は女子マラソンの日
教えたがる人が多い、ということでネットがざわついている。あるボーリング場で、『お客様の方が教えるのはご遠慮下さい』 という貼り紙が有ったっという。あるある、こっちから求めても居ないのに教えてくれる人が時々居る。 スポーツトレーニングの場だけでなく、職場の中で、趣味のお稽古の場で、日常生活の場で。 こういう教えたがる人を“教え魔”というそうだ。 教えたがる人は、その技術や知識が相手よりも一段上に居る、と思っている人が多い。良く言えば相手を少しでも良くしよう、 と思っておせっかいをする場合。もうひとつは、自分の能力をひけらかしたいと思う場合。能ある鷹は爪を隠す、の反対現象だ。 要は、教わる側が自分が欲するときに、欲するような教え方をしてくれる場合でないと、よからぬ邪魔な時間と思ってしまう。 教えられている時は、「先生」に悪いと思って、黙って話を聞くが、心の中では止めてほしいなぁ。と思いながら聞いてあげる。 相手は得意になっていろいろ喋ったり、実技をしてくれたりする。 中には、講座で講師が教えているにも関わらず、隣の人に自分流に教えている人が居る。そんな人は迷惑な存在だ。 教えるのではなく、教わる人が自ら考えるようなアドバイス、 コーチングのほうが良い結果を招く。


2021.4.15 『放射線を含んだ水』 今日はヘリコプターの日
福島の原発被害者が反対する、トリチウムを含む放射線含有水の海洋放水を政府が決定した。 やっと10年かかって魚の安全性が認識され、漁業関係者が安心して漁獲物を販売できるようになったのに、 ここでまた風評被害が広がることが懸念される。海外からの受け止め方も日本のこの対応に懸念を示す。 政府は“安全”を強調する。世界基準で定められた汚染濃度をはるかに超える安全性で放水するとしている。 しかし、市民はもう騙されない。原発そのものが“安全”をうたい文句に地元に巨額の金をばらまき、 地元に利権をばらまいて来た結果が福島第一原発だ。原発の安全神話は、もはや危険な話であるということだ。 繰り返される施設内の事故の隠ぺい、何故隠すかと言えば、原発推進に悪影響を与えるからだ。 隠すことが推進側の文化になっている。最近でこそ安全委員会が稼働停止の措置を勧告したりしているが。 風評被害というのは、感情的なことで、安全に関するデータとは次元の違う種類のものであることを、 推進側は安全で隠そうとしている。おそらく漁業者たちの心配は現実のものとなるだろう。憂慮している。


2021.4.14 『仲間が欲しかった』 今日はオレンジデー
人は独りでは生きていけない。誰でも仲間が欲しい。できれば心から打ち解けられる信頼する家族、友人、ご近所さんなどが居ればいい。 自分の心が落ち着く場所、還る居場所が欲しい。法務大臣を歴任して逮捕された人物でも、違法性を問われ、「仲間が欲しかったから」、 と胸の内を打ち明けた。 大臣などになったら、周囲からちやほやされて、多くの人がセンセイと言って先方から上目遣いに集まって来て、 多くの部下の先頭にたち、強大な権力と利権を持ち、とそんな方でも心の内では寂しさの中で空虚な暮らしをしていたということだ。 裁判の経緯の中で語られたことだから、真偽のほどはわからないが、だとすればどんなに社会的に偉い人でも、 どんな金持ちでも、他人が羨むだけで、空しい心の内をわかってくれる、真の人を求めていることになる。 金や権力などなくても、良き家族、良き友人に恵まれていたほうが幸せな人生だということだ。 金儲けより人儲けがいかに大切なことか、気づかされる事件だ。


2021.4.13 『マイバック』 今日は喫茶店の日
環境への影響が叫ばれ、容器包装リサイクル法が施行され、プラスティックの使用削減が加速されている。 コンビニなどでも、レジ袋要りますか?と聞かれ、レジ袋に3円支払いたくないもんだから、「要りません」と言って、 手持ちで店を出るなどあることだ。ついついマイバックを持つのを忘れてしまう。マイ箸、マイスプーン、マイストローを鞄に 入れている人が増えた。プラスティックを削減するには、便利に使われて来た文化を変えないといけない。 生産者は都合のいいように製造しておいて、消費者に処分を考えさせるやり方は変えないといけないのだ。 梱包などでも、輸送時に商品が傷まないようにプチプチをたくさん使って行われる。ネット販売が増えて、 梱包や輸送に使われるプラスティックもものすごい量、消費者が簡易包装でお願いします、 とオーダーすれば簡単な包装で届けられる仕組みもある。 Reduce=抑制する・断るは、RecycleやReuseよりも最も効果のある施策だ。


2021.4.12 『わけあり食材』 今日は世界宇宙飛行の日
食材の宅配サービスをする会社が、「わけあり野菜」を割安で届けるサービスを始めた。 スーパーで売っているきゅうりには曲がったものが無い。トマトは美しい丸型、だいこんはきれいな足のカタチ(失礼!)、 さつまいもはゴツゴツした肌のものが無い。これは、農協が出荷の基準を決めて、生産者から仕入れる時の大きさ、形、色などを 選別しているから、並ぶ野菜はうつくしいものだけなのだ。基準に合致しないものは、多くは廃棄されている。 カタチや色が基準にならないだけで味は普通、いや販売しているもの以上だったりする。家庭菜園で作ってみればわかるが、 美しい形の良い野菜を生産するのは、大変なことなのだ。食品ロスの観点からも、こういった現在の販売方法には問題が有る。 わけあり食材は、野菜だけでなく、肉・魚などにもあることで、社会にメリットがあり、生産者、消費者にもメリットが有る。 賢い消費者だったら、何がいいのかがわかる。わけあり食材が普通に求められる社会になればいい。


2021.4.11 『公衆電話減る』 今日はガッツポーズの日
歌謡曲に公衆電話がよく登場したものだ。電話ボックス、受話器、二つ折りのボックスドアなどが入った歌詞が懐かしい。 携帯電話の普及で公衆電話はもういらないのでは、と思っていたが、実は総務省が設置台数を決めて市街地の500メートル四方に 1台設置しているのだそうだ。全国で10万9千台が稼働しているという。携帯が全盛でも、災害時などに役にたつということで、 無くすことはできないようだ。実はこの電話機の維持管理費が嵩んで、NTTの経営を圧迫している、という事実もあるようで、 今後は設置台数を減らす検討をしているとのことだ。公衆電話も含めて家電(いえでん)と言われる固定電話が激減している。 我が家の固定電話も稼働回数が減った。畳の張替え、電気代の削減のための乗り換え、などの勧誘電話がほとんど。 迷惑きわまりない。あとはFAXを使うことが少し、そろそろ廃止も視野にある。


2021.4.10 『卒業式』 今日は女性の日
3月中旬から下旬にかけて、幼稚園から大学まで、各地で卒業式が行われ、4月に入って昨日あたりまで、 入学式が行われたことだろう。昨年の卒業式や入学式などの人が集まる行事は、感染予防のため軒並み中止の事態だった。 人生の節目となる大事な行事が奪われてしまった。当事者の方々には忸怩たる思いだったに違いない。 しかし、今年の式典については各地でさまざまな工夫が成され、それなりの式典が行われたことが報じられた。 小学校の卒業生を持つ担任の先生が努力して、こどもたちや父兄の方たちにお喜ばれる式典を実現させたニュースには、 感動すら覚えた。立案をし、実現に尽力した姿が印象に残った。感染のリスクを避けるには、“中止”としてしまえば、 簡単に防げる。しかし、そのリスクを避けるためのあらゆる努力をあきらめないことが、価値を残す。 まだまだしばらくの間、工夫を重ね続けなければならない。


2021.4.9 『雑談』 今日は左官の日
筆者は雑談が好きだ。雑談というのは目的を持った会話ではなく、何とはなしにしゃべること。しかし今はこれがコロナ禍でできない。 マスクをして向かい合わずに、同じ方向を向いて、雑談などできない。コミュニケーションの手段としてメールやビデオ会議、 ネットでのオンラインミーティングなどができるが、これらは、ある一つの目的が有って行うことで、結論を最優先する。 雑談のような面白さは無い。雑談から互いの理解が促進され、雑談から新しいアイディアが生まれ、思いもよらなかった展開が生まれる。 コロナ禍はそういった楽しみを根こそぎ奪っている。ネットの社会でクラブハウスがもてはやされるのは、そういった理由なのだろう。


2021.4.8 『家庭菜園』 今日は忠犬ハチ公の日
昨年の春あたりから、家庭菜園を始める人が増えたという。コロナ禍が始まった頃に一致する。巣ごもりではなく、 畑に出て感染予防になるし、身体を動かして健康に良い、できた新鮮な作物をおいしく食べられる、いいことが多い。 ホームセンターに行けば、さまざまな野菜の苗や資材を販売している。適当な価格であれもこれも欲しくなってしまう。 トマト、きゅうり、ナス、ピーマンなどは、5月の連休頃が移植のシーズンだが、ホームセンターにはもう並んでいる。 菜園は自治体の貸し出し、知り合いの農家から借りる、自宅の庭を利用、ベランダ利用、窓辺にプランター、 などいろいろな方法がある。収穫できるまでの成長を見る楽しみ、収穫の楽しみ、クッキングして食べる楽しみがある。 筆者は家庭菜園以上、農家未満の農地を耕し、自宅で食べる野菜はほとんど自給している。20数年やっているが、 この時期にこの作業、と心得ているのだが、毎年の気候変動にその対応が少しずつ変わって来ている。 雨が多かったり降らなかったり、暑くなったり寒くなったり、風が吹いたり霜が降りたり。気候が気になる。 加えて天候の影響で害虫が付いたり、カラスに獲られたり、、野菜の栽培は天候や外部の影響との向き合いが多い。 今シーズンも春蒔きの作業がこれから多くなる。今日は長芋とはやとうりの植えつけだ。


2021.4.7 『お城』 今日は世界保健デー
昨日は城の日だった。語呂合わせがそのものだ。このところ、城に興味を持って訪ね歩くファンが多いそうだ。 筆者も旅先などで城が有れば必ずといっていいほど訪問する。有名、無名に限らず規模の大小に限らず、行ってみるとおもしろい。 先人の知恵や技術を発見し、いわれや特徴などを書いた看板、リーフレットに見とれてしまう。 まず思うのは、クレーンなどの重機が無かった時代、どうやってこの重い石を運んだんだろう、どうやって持ち上げたんだろう、 という不思議。こんな掘り、どうやって掘ったんだろう?すべて人力だ。城の建築にあたっては、測量機など無い時代、 どうやって水平を出したんだろう?人間の知恵とパワーには驚くことしきりだ。マンパワーは、城の主の権力で城下の人を集め、 役務を調達したに違いない。その役務に就く人たちの監督、食事などどうやったんだろう? いずれにしてもものすごい労力と経費が費やされたに違いない。そんなことに思いを馳せながら城を見ていると、更に興味が湧く。


2021.4.6 『三寒四温』 今日は城の日
冬物を整理した人も多いことだろう。ところが、今朝の気温は関東地方で10度未満の朝、寒かった。霜注意報が出ていた。 日中でも15度以下の、3月の気温に逆戻り。毎年桜が咲く頃に冷える日が有る。昨年は関東で桜に雪が積もった。 三寒四温とはよく言ったものだ。我が家の石油ストーブ、こんなこともあろうと、毎年4月中旬に押入れにしまうことにしていて、 灯油をタンク半分くらい残している。今朝は役立った。体調を崩さないようにしなければならない。 コロナ感染予防も併せ、体調管理が大変だ。


2021.4.5 『新年度のムード』 今日は横丁の日
4月からテレビやラジオの番組が新しくなったり、ニュース番組などでキャスターやアナウンサーが変更になったりしている。 出演する人が新しくなると、今までのイメージが刷新され、違和感が有ったり、新しい味が出たりいろいろあるが、 何度か見たり聞いたりしているとだんだん慣れて来て、総じていい方向に向いているなぁと筆者は思う。 ニュース番組などは、切り口や語り口が変わり、刷新感が特に有る。筆者はテレビよりもラジオを聴く時間が多い。 最近、ネットなどでもポッドキャスト利用が増えているようだが、ラジオは音だけで情報をキャッチするわけで、映像が無いことで、 情景を想像しながらその情報の本質を考えることができる。映像があれば、映像になびいて、 意図している情報の背景や目的がかすんでしまう。最近、ネットでもクラブハウスなどのポッドキャストと言われる音声メディアが もてはやされるのも、そういうことかもしれない。今のところ、ラジオでの新年度のムード、筆者には耳に心地よい。


2021.4.4 『昆布のチカラ』 今日はトランスジェンダーの日
最近、昆布にはまっている。出汁を取る昆布はもとより、とろろ昆布の利用が増えている。 子どもの頃は味噌汁用のお椀にとろろ昆布を入れ、味の素を少々、醤油を少々、 刻みネギを入れてお湯を注いだ即席昆布お吸い物をよく食べたものだ。今は味噌汁にはとろろ昆布が欠かせない。 ぬめりが出てまろやかな味になる。菜の花系のお浸しが食べられる今の時期は、おひたしととろろ昆布を一緒に食べる。 盛り付けたお浸しの上に昆布を置き、醤油などの調味料を掛けないのだ。減塩になるし、独特のうまみが楽しめる。 カリウムの含有量が多いので、塩分を体の外に出してくれる効果が高い。塩分が気になる人には効果的だ。 昆布のチカラは大きい。


2021.4.3 『感染爆発』 今日は日本橋開通記念日
街中の居酒屋のガラス窓から中が見えたので、少し覗いてみた。居酒屋に行った訳ではなく、夕食の買い物に行く途中で見た光景だ。 木曜日の午後7時頃、 ちょうど会社の就業時間から少しした時間帯、居酒屋の中は満員の人だった。マスクをした人は皆無、しゃべり声が外まで聞こえる。 「えっ?」と目を疑った。コロナ前と変わらない風景、これじゃ居酒屋の中で感染しないほうが無理だと思った。 近くのスナックからは大音量の歌声が聞こえる。カラオケ店での感染が多いのもうなづける。スケボーに乗った若い人はマスクを していない。「ああ、これが現実なんだなぁ」と思った。東京・千葉・埼玉・神奈川よりも3週間前に緊急事態解除となった関西圏、 感染拡大中の宮城県がまん延防止措置を始めた。ゴールデンウィーク直前には感染爆発が起きるのでは、という見通しは、 おそらく当たるだろう。今まで専門家チームが出した警告はことごとく当たっているからだ。 経済の再生や民意を考えた政府の施策は、失敗の連続、もっと強制力のある施策が必要だ。 などと言うのは簡単だが、まずは自らの感染守り、行動を自粛することだ。


2021.4.2 『ペット需要増』 今日は国際子どもの本の日
ペットショップに新しい犬が入荷するとすぐにオーナーのもとに向かう、という状況が続いているいうニュースが有った。 最近のペットブームを見るとうなづける。犬を連れて散歩している人が多いなぁ、と感じる。複数頭連れている人も居る。 テレビを点ければペットの可愛い映像が沢山流れる。コロナ禍で番組のロケができないもんだから、ペットの映像、 それもYoutubeからの映像をつなぎ、お笑い芸人が「かわいすぎるぅ〜〜!」などとコメントする番組が大流行りだ。 こういった番組も興味をそそられる。その一方、保健所に保護されるペットも増加しているという。 保健所に保護されたペットは、以前は殺処分だったが、愛護法の関係でこれができなくなり、 新しいオーナーと見合いするケースが多いようだ。加えて、コロナ禍で引き取り数が増え、1.5倍にもなっている現象、 保健所ではコロナが収束したら、ペットを飼うのが飽きる人が増えるのでは、と心配のようだ。 ペットを飼うことに抵抗がある筆者にはわからない、いろいろな問題があるようだ。


2021.4.1 『エイプリル・ドリーム』 今日から新年度
4月1日はウソをつけるエイプリルフールではなく、夢を語る日にしようという エイプリル・ドリームのムーブメントが登場した。 ウソをつける日をつくったのは、世の中を明るくしようというジョークの発想だと思うが、最近の世相を賑わすウソは目に余るものが あるので、例えエイプリルフールでもカラっとしたウソをつきにくくなった。“ドリーム”のムーブメントは歓迎したい。 筆者に照らし合わせてみると、ドリームかぁ。何かあるかなぁ、とつい考えてしまう。ドリームは日ごろからそれを思いながら、 暮らし、生き方の指標になるものだろうから、それをスラスラ言えなくてはならないものだと思う。 差し当たって、健康で平凡に生きることかな?などとコロナ禍では思ってしまう。 ドリームは、欲をいえばキリが無い。コロナ禍のような状態になると、フツーに平凡に生きることがどんなに素晴らしいことかが 再確認できる。それを過ぎると、新しい欲求が出て来る。エイプリル・ドリーム、ちょっと上に目線を据えて、 今日はひとつつくり、来年のエイプリルドリームを考える時に封を開けてみたいな、と思う。


2021.3.31 『出生数減』 今日はオーケストラの日
今年1月の出生数が昨年1月に比べてマイナス14.6%の6万3742人だった、と3月24日厚生労働省の人口動態速報値で発表された。 理由は、いわずもがなコロナ禍である。この数値には国内で生まれた外国人や国外で生まれた日本人も含まれるという。 2000年以降で最大の減少率というから、深刻な人口減の状態に拍車をかける。昨年5月から妊娠届の件数が目立って経っているという。 菅政権が子づくり支援に力を入れても追いつかない深刻な状況になってしまった。出生数の減少は1国づくりの根幹にかかわるから、 借金まみれの国の財政とともに、国の成立根幹が大きくゆらぐ。コロナ禍は日本の未来にも暗雲を漂わせる。


2021.3.30 『弾道ミサイル』 今日は旧国立競技場落成記念日
3月23日から24日にかけて弾道ミサイルのような飛翔体を発射した模様、という情報が列島を駆け巡った。 4年前の夏に度重なる飛翔体発射、地域の防災無線にJアラートなるものが整備され、戦時訓練さながらのムードだった。 食料不足で生活に困窮する国民も多いと言われる北朝鮮の経済レベルで、何故このような暴挙をするのだろう。 そんなところに金を使うより、国民の生活レベルを上げるほうが国の幸せにつながるのに、と思ってしまう。 しかし、教育そのものが軍事教育だから、国民もその耐乏に耐え、軍事成果を礼賛する、権力者の思うがままの軍政が できあがっている。不幸にして北朝鮮の国民は世界の動きを知ることもなく、アメリカを打ち負かすことに一喜一憂する、 かつての戦争に邁進する日本のような状態だ。その結果、戦争のあとには無残にも失うものは有っても、 得るものは無いという結末だった。このような蛮行にいつ、気がつくのだろうか。


2021.3.29 『他山の石』 今日はマリモ記念日
3月23日、河井元法務大臣が買収の罪を認め、議員辞職した。説明責任を果たさず、核心を明らかにしないまま、事の収束を諮った。 と思える。自民党にとっては、目の上のコブ、盲腸のような存在の人だったに違いない。“そういう人”を法務大臣にして、 その妻を当選させるために1億5千万円もの出費をした責任はうやむやのままだ。議員辞職は、 総選挙を前にした自民党にとっては望ましい事態だったろう。二階幹事長は「このことを他山の石として対応しよう」と発言した。 この間違った発言そのものが、間違いではなく、二階さんの本心を語ったものだろう。 それだけ、国民を向いた思考をしていない、ということだ。自民党の長老議員には、あきれてものが言えない。


2021.3.28 『ネット依存』 今日はシルクロードの日
小学生、中学生、高校生のネット依存症が結構増えているらしい。今やこどもたちのほとんどがスマホを持っている。 コロナで休校や外出自粛の影響が考えられる、と大阪府が報告した。アンケートによる結果だが、コロナ前に比べると3〜9%上昇 したという。子どものネット問題に詳しい大学教授の調べだが、小・中・高校生で軒並みネットの使用率が上昇したという。 ネット社会を概観すれば、小中高校生といわず、大人の間でも依存症が増えているのでは、と感覚的に思ってしまう。 ネットの中には刺激の有るタイトルでさまざまな興味深い情報があふれている。また、スマホなどでアプリ登録すると、さまざまな 誘惑メールが届く。無料アプリはそれが目的だから、その都度対応していたらきりがない。しかし、興味をそそるタイトルで 見たくなるのだ。ネットはたどって、たどってサーフィンする面白さがあるから、はまったらまずいのだ。 結局その情報をいろいろ見て、自分に何が残ったか振り返って見ると、時間の浪費で終わっていることが多い。 時間もそうだが、目に対する悪影響、脳に対する悪影響、睡眠や食事などの生活が乱れる悪影響、それにネットに支払う代金が怖い。


2021.3.27 『リボ・ベジ』 今日は世界演劇の日
リボ=リ・ボーン、ベジ=ベジタブルのことだ。クレジットカードの支払いでリボ払いが有るが、これとは違う。あまり使われない ことばだが、園芸家の深町貴子さんが提唱している。NHK日曜の朝「野菜の時間」でベランダ菜園を指導している。わかりやすい解説で 好感が持てる。リ・ボーンとは、生まれ変わるという意味だが、クッキングで余った野菜のくずを活用して、インテリアにしようという プランだ。人参、里芋、だいこん、さつまいもなど、クッキングには使えない芽が出る部分を捨てないでインテリアにできるのだ。 筆者もさつまいもや里芋でやったことが有るが、結構新鮮な驚きがある。皿に水を入れて、そこに上部分を水に浸しておけば、 みずみずしい野菜の芽が出て来る。インテリアとしても使える。食べるまでにはならないが、捨てるものをリ・ボーンしようとする 発想。コマツナ、葉ネギ、バジル、パクチーなども、根の部分が有ればできる。、小さなSDG'sだ。


2021.3.26 『♪うっせ〜うっせ〜』 今日は風呂の日(毎月26日)
18歳のAdoさんが歌ううっせいわ が話題で、世間をざわつかせている。♪はぁ?うっせぇうっせぇうっせぇわ…という歌詞は過激でインパクトがある。 この歌、聞かせたくないという親が多い中で、YouTubeの再生回数はうなぎのぼり。中学生や高校生の間では、 大人への反発ソングとして流行現象だ。いつの時代でも大人が眉をひそめるメディアがあって、 例えば筆者が親になった頃はドリフターズのコントだった。ちょっと大人が眉を細める事柄に子どもは食いつく。 そういうテーゼが有って大人も子どもも共に成長していくのだろう。 「うっせいなぁ」は親から、先生から、上司からなど、上から目線で言われた時に反発のことばとして、 心のつぶやきになる言葉だ。それを代弁したAdoさん、18歳の歌詞とは思えない大人の詞だ。 YouTubeの映像も鬼滅の刃的な乗りとリズミカルな曲、これも再生回数がうなぎのぼりの理由なのだろう。 目くじらたてる現象とは少し距離を置いておきたい筆者だ。


2021.3.25 『B型肝炎』 今日は電気記念日
ラジオで「B型肝炎の給付金がもらえます。電話は無料、法務大臣認定司法書士〇〇法律事務所へ」 などのコマーシャルを聞いたことが有る人が多いだろう。新聞の折り込み広告も多く、地域の集会所などでも相談会を開いている。 これらはいずれも弁護士事務所が行っている新しいビジネスだ。 国がB型肝炎に罹患した人に対し、給付金を支給するのだが、この申請代行を弁護士事務所が行い、 得られた補償金から10〜15%を報酬としてもらう、という商売だ。症状により、50万円から3600万円の給付金だから、成功報酬は大きい。 感染者は110万人から140万人もいるというから、弁護士は、いいビジネスに目を向けたものだ。 B型肝炎の前には、「払い過ぎた過払い金、最高100万円が戻った人もいます。まずは迷わず電話で無料相談」 などのフレーズがしょっちゅう繰り返され、今も放送されている。借金に際して返済し過ぎた金の還付代行だ。 このビジネスに味を占めた弁護士たちが、新たなB型肝炎補償金の取りたてビジネスを行っているというわけだ。 弁護士と言えば、悪い人ばかりではないだろうが、法律を駆使して金儲けしている、というイメージが有る。 B型肝炎訴訟でも相当儲けていることだろう。


2021.3.24 『大人になったらなりたいもの』 今日は世界結核デー
毎年第一生命保険が行う、子どもの「大人になったらなりたいもの」アンケート。小学校3年生から6年生の男女に尋ねる。 いつもの年だったら保険の外交員が子どもに尋ねる方式だが、今回はコロナ禍のため、ネット上でアンケートを行ったそうだ。 男の子の1位=会社員、YOUTUVER、サッカー選手、ゲーム制作、野球選手、鉄道の運転手、警察官、公務員、シェフ、ITエンジニア、 教師と続く。女の子=パティシエ、教師、保育士、会社員、漫画家、シェフ、看護師、芸能人、公務員、医師と続く。 現代っ子の夢が散りばめられた回答となったが、男の子1位と女の子4位の“会社員”には夢が無い。 会社員にもいろいろあるが、子どもたちの会社員像はどんな感じなんだろう。とりあえずは毎月のサラリーがもらえるからなのだろうか? 男の子のYOUTUVERやITエンジニアは時代を反映している。女の子のパティシエやシェフも現代的だ。 全体的に、ちょっと子どもの夢にしては寂しいような。そういう筆者も振り返れば小学生の高学年の頃は夢なんて持ってなかった ような気がする。野山を駆けずり回って遊んでいた。今は小学校高学年になれば、都市部では学校から帰れば学習塾通い、夢を育む暇などなく、 塾から帰れば孤食の夕食を食べて自室に籠ってゲーム、というパターンのようだ。小学生時代くらい、夢もいいが、 自由気ままにいろいろなことに遊び呆けて、社会性を身につけて欲しいのだが。、


2021.3.23 『緊急事態宣言明けて』 今日は世界気象デー
21日で1都3県の2回目の緊急事態宣言が終わった。時あたかもぽかぽか陽気、桜の満開、卒業や入学のイベント、 会社の異動などの歓送迎会のシーズン。人が集まるイベントや集まりたくなる時期に宣言の解除だ。 昨日の朝刊には、「待ってました」とばかりに見開きの2ページを使った旅行の広告。万事こういった具合に人の移動をそそる。 多くの人が“密集”の方向に向くことは想像できる。先に宣言解除した関西圏を中心に、感染リバウンドの兆候がすでに表れている。 心配する声が多い。筆者も心配なのだが、やはり“心の解放感”のようなものが有る。 マスコミの表現は、「感染拡大の兆し・警戒」といった危なっかしいムードだ。 経済の回復をしなければならないことはわかる。しかし……だ。
更にオリンピックの開催という課題が目の前に。 インバウンドによる国内経済の拡大を目論んだ東京オリンピックの開催は、国にとって、東京都にとって足かせになってしまった。 身の丈を考えずに、もっともっとと右肩上がりへと突き進んだ安倍政権の経済政策は、いつか冷静に評価・反省される時が来るだろう。


2021.3.22 『パラスポーツ』 今日は放送記念日
「障がい者スポーツ」を「パラスポーツ」と呼ぶことが決まった。日本障がい者スポーツ協会が3月16日、この方針を決定した。 障がい者スポーツという呼称では、福祉やリハビリのイメージがつきまとい、広がりが出ない、という理由のようだ。 パラ=パラレル=もうひとつの、という意味なので、認知度を高め、競技の普及につなげたい、とも言っている。 協会の呼称も、障がい者スポーツ協会から、パラスポーツ協会に変更するとのことだ。もともと、障がい者スポーツは、 旧厚生省の所管だったが、パラリンピックでの活躍でスポーツ庁所管になった経緯がある。最近のパラスポーツには、スポンサーも付き、 マスコミ取材も増えて来た。しかし、頂点に立つ選手だけが目立ち、市民スポーツとしての施策や普及活動もまたスポーツ行政の 大きな役割だ。競技スポーツだけでない障がい者のスポーツ普及活動もパラスポーツ協会に期待したい。


2021.3.21 『利他』 今日は国際人権差別撤廃デー
利他の反対は利己、世の中利己主義がはびこる。官僚の接待疑惑、ウソをついて証言はするが、すぐにバレて訂正する。 総務大臣サマ、部下の証言をさせる最中に、自分のことは何も言わず、週刊誌に書かれてから弁明する。 緊急事態宣言の最中に銀座で遊ぶセンセイたち、特権を持っていることを勘違いしている。利害関係者との疑惑行動があとを絶たない。 その反対に、自己の利益よりも誰かのために、という行動をする人も居る。NHKで放映中の「晴天を衝く」 の渋沢栄一翁などがその典型だ。今も名だたる企業を立ち上げ、日本の経済活動の礎づくりに生涯をかけた。 著書を読むと、その時代にも、ギラギラと利己的な輩が周囲に多いのだが、渋沢翁は頑固なまでに社会の利を説いている。 最近のクラウドファウンディングなども利他の精神だ。 誰かが何かを成したい、という夢に賛同した人がドネーションをして実現に導く。 ふるさと納税なども利他の精神が生かされて発想した仕組みなのだが、どちらかと言えば、返礼品目当ての偽善的な制度になってしまった。 ボランティア活動なども利他の精神で行われる。利他は、誰かのために、だが実は自分に帰って来る心の価値が大きい。 しかし、自分の利益は結果で有って、目的とするところではない。利他を行動で説くNPOが多数あるが、 それ以上に利己でスキャンダルをつくる人たちがニュースを賑わしている。


2021.3.20 『トイレが大事』 今日は電卓の日
どうも下の話は話題に出しにくいが、重要なことなのだ。各地で起きた災害の際の避難所で問題になるのが、トイレの問題。 水のこと、食料のこと、プライバシーのこと、室内環境のことなどなどいろいろ大事な要素が有るが、トイレのことはとても重要だ。 避難所のトイレが足りない、不衛生、臭いがする、和式で使いにくい、などの問題がいつも提起される。 避難所でなくても、自宅で断水の場合などトイレが使えない問題が有る。 携帯トイレが60回分で3千円程度で販売されているが、この需要が伸びているという。 ボーイスカウトなどでは野外にトイレをつくる方法を教えているので、野原などにはこの方式が使えるが、体育館や公民館などの 公共施設の避難所ではただ我慢するしかない。1日、ひとり平均6回くらいトイレに行く、というデータが有る。 最近はトイレトレーラーなるものがあり、このトレーラーを現場に持って行けば簡単に設置できる、 という機能もあるようだ。これを自治体間で融通などすれば避難所に対応できるといい、すでに実績があるようだ。 NPO日本トイレ研究所ではトイレのことを市民に考えてもらう企画をさまざまに 行っており、災害時のトイレ問題の解決法普及などを行っている。


2021.3.19 『きょうようがある』 今日はミュージックの日
ひらがなで書いた場合、どう読むだろう?「教養がある」、「今日用がある」、「共用がある」いろいろに読める。 声で発すれば、プロミネンス(際立て)が有るからすぐに理解できることだが。
「今日用が有る」となった場合は、今日の用事が有る、という意味になる。実は今日の用事が無い人が居る。 時間を持て余す人のことだが、もったいない話でもあるが、何もすることがなくて、 暇だなぁ、という人のことだ。図書館などに行くと、1日時間を持て余し、新聞や週刊誌などをかたっぱしから読んで過ごす人が居る。 ひどい人になると、いびきをかいて寝ている。今日用があるのはいいことだ。
話は変わるが、会話にはプロミネンスが大事、「にわにはにわにわとりがいる」プロミネンスを効かして読んでみよう。


2021.3.18 『今さら原発ゼロ』 今日は点字ブロックの日
小泉純一郎さん、菅直人さん、鳩山由紀夫さん、細川護熙さん、村山富市さんなど、 総理大臣経験者が原発ゼロを訴えるパフォーマンスを行った。3月11日、小泉さんの呼びかけに菅さん、鳩山さんが乗っかり、 一同に会したところに細川さん、村山さんが声明を寄せたものだ。何を今さら、とは思うが彼らの行動がこれからの世論を つくるのに役立つなら反対はしない。在任中(私の文字変換では“罪人中”と最初に出てしまった!)は、経済産業省が進める 原発計画の旗振り役だったのだから、180度の転換、何故在任中にこれに気付いてくれなかったのか、と悔やまれる。 こういった活動が彼らの免罪符であるならば、ドイツのように「原発はやめる」と決めるよう、働きかけて実現することだ。 現政権では、カーボンゼロの施策としてCO2を出さない,、原発を候補にするよう考えている。 スキあらば原発の再稼働をしようと目論んでいる。カーボンゼロと原発廃止はトレードオフの関係ではないのだ。


2021.3.17 『おわらい芸人、民族を傷つける』 今日は安全の日(毎月17日)
日本テレビが放送したアイヌ民族女性のドキュメンタリーがあった。民族を差別することを人権の立場から訴える番組だ。 しかし、その番組を宣伝する動画配信サービスで、お笑い芸人が禁句を発してしまった。なぞかけとして発言したことばが、 有ってはならない事態に。せっかくのドキュメンタリー番組に傷がつき、日本テレビは謝罪する事態に。 意図は無かったかもしれないが、無知が害となってしまった。 お笑い芸人の笑いを取る下世話な話題には、日ごろから辟易し、テレビ番組も見る気がしない筆者には、許せない話だ。 最近のテレビでは、“番宣”としてバラエティ番組やクイズ番組などに、系列局で放映するドラマのキャストが出演し、 そのドラマの解説・宣伝をすることが多く有る。あまり面白くない映像が流れる。これが常態化している。 視聴者はそんな宣伝に捉われずに見たいものを観たいだけなのに、と思う。話はそれたが、安易にお笑いタレントを起用して 話題をつくろうなどせず、番宣など無くし、評価は視聴者に任せて企画側は課題を訴求することに徹底して欲しい。


2021.3.16 『相次ぐ有名人ランナーの辞退』 今日は国立公園指定記念日
オリンピックの聖火リレーが25日から始まる。開会までの機運を盛り上げるために、全国各地をくまなく駆け巡る予定だったが、 コロナ禍で開催の是非も危うい中、世論も開催をすべきだという人、中止を訴える人、意見が分かれる。開催まで4か月というのに、 コロナ禍は非情だ。聖火リレーで開催の機運を盛り上げたいと、タレントなどの有名人を多く配し、沿道の観客を多数動員する ことを目論んだ。しかし、ここに来て有名人でランナー候補になった人から次々に辞退の声。組織委員会は、コロナ感染予防から、 街中での有名人走行を、人が少ないエリアに振り向ける、などの当初の目論見が実現できない事態となって来た。筆者に言わせれば、 有名人を使って観客動員を考えるようなプラン自体に無理が有ったという感想だ。最初から見世物興行的な発想ではなく、 沿道に根ざした人選をして地元の機運を上げることのほうが効果があったのに。安直に有名人を起用したことで、 それが裏目になったとの印象だ。広告会社あたりがプロデュースしているのだろうが、やりそうなことだ。 いろいろと思惑通りに進まないオリンピック、IOC、JOC、組織委員会、選手それぞれの思惑が上手く絡み合っていない。 ベクトルが合わないオリンピック、ほんとうに実施できるのだろうか。


2021.3.15 『カセットテープ』 今日は靴の記念日
今はほとんど使うことが無くなったカセットテープ、筆者は子どもが生まれた頃からの音をいっぱい貯めていたが、 再生するテレコ自体が壊れてなくなってしまった。これを機会にすべてのカセットを捨てた。 カラオケファンの人でまだカセットを使っている人も居るようで、根強い人気もあるようだ。 有名アーチストのカセット版販売など復活の兆しも見られる。 そのカセットテープを開発した人、オランダの技術者“ルー・オッテンス”さんが3月6日にお亡くなりになられた。 94歳だった。累計販売数は1千億本になるという。1960年代、開発中はポケットに入る小さな薄い木片を持ち歩き、 アイディアを練ったという。 最初からポケットに入る小型化と利便性を目指したのだろう。1979年、ソニーがウォークマンを発売し、 カセットテープが世界的なブームになった。音楽の聴き方を変えた、と評されている。 ッテンスさんはその後、CDの開発にも携わったそうだ。オッテンスさんのご冥福を祈りたい。、


2021.3.14 『異動』 今日はホワイトデー/キャンデーの日
現役の頃、何度か異動を経験した。営業職の人などは数年に一度、転居を伴う全国規模の異動があるので、家族の人が引っ越しで大変だ。 子どもの転校の問題、学校やコミュニティーでの別れがある。新任地では新しい出会いも有る。このところのNHKの放送で、 見慣れたアナウンサーやキャスターが、「今月で異動となり、〇〇局に行きます」と言っているのをよく聞く。 4月は異動のシーズンだが、コロナ禍の中での異動はいつもとはまた違った気苦労が多いことだろう。 筆者はあるとき、異動の直後になんか気分が優れない時があり、クリニックを訪問したことがある。 医師からは、「気づいていないかもしれないが、ストレスが原因です」と言われ、それをきっかけに現状を見つめなおすキッカケ になったことがあった。“変化”は負のストレスが多いが、これをプラスに変えることもできる。どうせ変化の中に居るのなら、 プラス思考で生きたほうが良いことに気づいた。


2021.3.13 『600度の法則』 今日は青函トンネル開業記念日
桜が咲く条件として600度の法則が有ることを知った。2月1日以来の気温の合計が600度になると開花、 という説だそうだ。 これで行くと、東京では今日15度以上、明日も15度以上有ると咲くことになる。が、あいにく今朝は雨で気温が低い。 気象予報士が東京では15日には開花、と予想したが当たるかどうか…。気象予報士は、600度を根拠に予想しているのだろう。 ということは、温暖化で暖かい日が多くなると、当然のことながら自然の摂理が働くことになる。 トマトが赤くなるのは、植えてから気温の合計が1500度になれば、というが、植物が成長するのに気温が関係することは、 感覚的にわかる。他の植物も同じような条件地があるのだろう。


2021.3.12 『カキ菜』 今日はサイフの日
この時期になると、アブラナ科の野菜で、花が咲く手前で欠いて食するカキ菜が出まわる。 茎を欠いて食べるので、カキ菜という。欠いたあとからまた新しい穂が出るので、長い間楽しめる。 コマツナ、のらぼう菜、白菜などだが、各地には伝統的な在来種のカキ菜がある。 のらぼう菜は香りも味も良い品種だが、東京の西多摩地方の在来種、我が家では20年来自家採種で栽培している。 マヨネーズを円形に絞って真ん中に醤油を数滴垂らし、これを付けて食べるのがおいしい。4月中旬まで食べられる。 白菜の玉にならなかったものが伸びて花蕾が付く前のものも格別の味。これはスーパーには出回らない。 軸が太くて、軟らかくて、甘くて、菜園をやっている人だけが味わえ、ここ2週間くらいしか食べられない。 カキ菜はお浸しにして食べるのが一番栄養価を取りやすいようだが、これにとろろ昆布を載せて食べるのが驚きの味だ。 減塩になるし、味わいが良くなる。


2021.3.11 『あれから10年』 今日はパンダ発見の日
10年前のあの日、あの時、あなたはどこに居て何をしていたのだろう。未曾有の大きな地震、地鳴りがして停電して、 体験したことが無い大きな恐怖を感じた。筆者は自宅から150キロほど離れた神奈川県相模原市の工場で会議をしていた。 終業のチャイムがもうすぐ鳴る17時26分、卓上に置いたコーヒーカップがカタカタと鳴り、やがてゴォ〜〜という地鳴り、 ゆさゆさと横揺れ、バランスボールに乗っかっているような大きなゆらゆら感、長い時間だった。机にもぐる暇などなかった。 非常放送でグラウンドに避難指示、急いでグラウンドに行ったが、外に立っていても身構えるような度重なる揺れ、 工場は停電している。自宅に電話がつながらない。 結果的に帰宅難民。寒い工場の会議室で夜を明かす。翌朝、私鉄電車が動いたので、5時頃出て家路、上野までな何とか出たが、 JRが停まっている。家に帰れたのは午後3時頃。食器棚から皿が落ちて少し割れ、自室の本棚が倒れ、棚から落ちた物が散乱、 隣家の高級屋根瓦がかなり割れている。岩手から500キロも離れた我が家がこれだったから、震源地の近くを心配した。 更に追い打ちをかける津波、原子力発電所の爆発、以降大きな被害が皆を苦しめることになる。10年目の今日、 今でも被害に苦しみ、自宅に帰れない人も居る東北に思いを寄せ、災害のことを深く考え、備えの確認をしたい。


2021.3.10 『ホワイトデー』 今日は東海道・山陽新幹線全線開通の日
3月14日はホワイトデー。バレンタインデーは欧米の習慣、ホワイトデーは日本で発明された日本の習慣だ。 誰かに何かをいただいた時、“お返し”の文化が有る日本的な習慣として、1970年代に日本のお菓子屋さんが発明したそうだ。 『不二家』ではリターン・バレンタインデーとしてマーケティングをしてこれが発展したと発信しているが、諸説あるようだ。 この習慣が韓国や中国にも伝染しているという。バレンタインデーに義理チョコをもらったおじさんたちが、3月14日近くになると、 ビジネス街ではお菓子屋さんに列をなす。コンビニでもホワイトデーコーナーを特設するので、コンビニに買いに行く人も多い。 値段も結構する。筆者は現役の頃若い女性社員の部下がたくさん居たので、もらう数も多く、 ホワイトデーの購入数も小遣いのやりくりが大変なくらいだった。今ではいい思い出だ。 今は女房、娘、少しの女性友人くらいで楽になった。個人的には、このお返しの文化、多少面倒でもいいことだと思う。


2021.3.9 『花粉症』 今日は雑穀の日
暖かくなるに連れ、花粉がいっぱい飛んでいるようだ。マスクをした中で鼻がじゅるじゅる、目は涙目、という人が居る。 筆者は昨年くらいから、この時期少し目が痒くなり、ハックショ〜〜ン!という大きなくしゃみが出る。「もしや、花粉?」 と思うが、「いやいや、そんなんじゃない!」と思いとどまっている。さまざまな人が言う。「認めてしまったらだめだよ、 認めないでいて治る人もいるんだから」、何の根拠も無い都市伝説的だが、自分を花粉症と認めたくないのは、 みんなが思っていることらしい。息子はひどい花粉症で、2月初めからティッシュが離せなかったが、体質改善をしたそうで、 今はすっかり通常生活になった。食事や生活行動様式を変えることで、体質が変わったという。 コロナに花粉、全員がマスクをしているので、誰が花粉なのかは知ることができないが、防御行動が大変なこの頃だ。


2021.3.8 『親孝行』 今日は国際女性の日
朝刊の特別紙面に「親孝行してきたと思いますか?」という特集記事が掲載されていた。『親孝行 したいときに 親は無し』 というが、、筆者も両親がすでに他界してしまった。ほんとうに親孝行していたかな?と考えさせられる内容だった。 朝日新聞社が読者1510人にアンケートした結果として、親孝行して来たと思う人が51%、してこなかったと思う人が49%という結果だった。 親孝行のイメージとして、ぬくもり=813人、笑顔=636人、懐かしさ=446人、後悔=336人、義務=317人、負担=198人、 にぎやかさ=181人、涙=129人、一方通行=89人、情報=44人という結果だった。親孝行している内容は、会いに行く=489人、 病院への送迎や見舞い=343人、旅行や食事に連れて行く=330人、墓参りする=326人、プレゼントを贈る=297人、電話で話す=267人、 家事を手伝う=245人、お金を渡す=185人。親孝行できない理由は、亡くなっていてできない=359人、遠距離なんでできない=126人、 兄弟や親類に任せている=90人、金銭的な余裕が無い=89人、必要無い=69人、会うことが親孝行なのでできない=62人、 したいが機会が無い、コロナが収束したらやる=22人、コロナ禍で余裕が無い=16人という結果だった。
アンケートの選択肢の問題なのか、答えた集団の問題なのか、ちょっと筆者が想像する内容とは異なる感じだった。 振り返って自身の親孝行は、点数にして60点くらいだろうか。もっとしておきたいことがたくさん有る。 子どもたちに親孝行してもらう年齢なのだが、「これをして欲しい」という事柄はあまり無い。それぞれに家族を大事にして、 幸せな家庭を気づいてくれることが親孝行だと思っている。そして、たまには孫を連れて顔を見せに来て欲しい。


2021.3.7 『マイバスケット』 今日は消防記念日
マイバックはすっかりお馴染み、生活に定着したエコバッグのことだ。スーパーなどではもう当たり前になっている。 昨年7月1日からの小売り店を含むレジバック有料化で、一気にレジバックを持つ人が増え、 エコバッグとして多くの種類が販売されている。コンビニなどでもレジバックは必要ですか?と聞かれる。バックが無いと、 3円で購入するか、無ければ手持ちで持ち帰らなくてはいけない。 先日、量販店で靴を買ったのだが、バッグを持っていなくて、5円で買うのもしゃくなので“袋は要りません”と言ったら、 裸で持ち帰らざるを得なかった。以来、必ず持ち歩くようにしている。
最近はマイバッグではなく、マイバスケットが流行りだ。スーパーなどで買い物をすると、 バスケットからバッグに詰め替えなければならないため、マイバスケット持参なら、レジでそこに精算時入れてもらい、 そのまま持ち帰ることができる。カミさんが結構重宝しているようだ。


2021.3.6 『マラソン新記録』 今日はスポーツ新聞の日
2月28日開催の琵琶湖毎日マラソン、76回の長い歴史だが、今年が最後。絶好のコンディションに恵まれた大会、 25歳の鈴木健吾選手が、2時間4分56秒という驚異的な日本記録で優勝した。最後の大会でハレを演出してくれた。 5キロを15分を切る速さで42.195キロを走り切るのだから、超人だ。 時速に換算すると20キロ少し超える。ママチャリでとばしても20キロを出すには大変だ。 筆者もフルマラソンを29回走っているが、最高で3時間半、3時間を切るとサブスリーと言って、 ランナーとしては上のクラスになるのだ。優勝後の彼のインタビューを聞いていると、柔和な表情と言葉遣いから 優しい好青年である印象だ。控えめでギラギラしたところが無い。それでいてタフな精神力が有るようだ。 まだ24歳と若い、これからの鈴木選手の活躍を期待したい。


2021.3.5 『じゃがいも植え』 今日はスチュワーデスの日
3月初めは、毎年じゃがいもを畑に植えつける時期だ。今年は桜の開花が早いようなので、昨日いつもより少し早く作業をした。 ホームセンターに行くと、種ジャガイモが所せましと置かれている。 その品種も、 従来の男爵やメークインといったものに加え、キタアカリ(少しメジャーになって来た)、インカのめざめ、ホッカイコガネ、 とうや、紅はるか…などなど年々種類が増える。 それぞれの種類によって、煮崩れしないとか、ホクホク感、マッシュした時の状態などが違い、 クッキング目的に合わせることができる。とは言っても、筆者の経験では、男爵、メークイン、キタアカリがあれば 事足りるので、我が家は毎年この3種類だ。途中追肥、土寄せを2回ほど行い、6月中頃には新じゃがにお目にかかれる。楽しみだ。 掘り起こしたものを保存しておくのだが、紫外線に当たると、緑色に変色して毒素となるので、暗くて風通しの良いところに置いておく。 晩秋頃になると芽が出て来る。この芽の部分も毒を持っているから、気を付けなければならない。 販売しているジャガイモに芽が出ないのは、コバルトを照射して成長を抑えているからなのだ。


2021.3.4 『アンコンシャスバイアス』 今日はミシンの日
森・前オリンピック組織委員会会長の女性蔑視の発言がアンコンシャスバイアスの典型だ。 偏見・差別と言わず、何でこんな面倒な横文字を使うのか、日本人の悪い習慣だ。無意識の偏見と言ってしまえば、 かなりきついことばなのだが、横文字で言えば軟らかくなるからなのか、性差・障害者・LGBT・外国人・学歴などに、 本人が気づかない偏見が常につきまとい、意識しないのに日常行動に出てくるのだという。 これを“心のバイアス(偏見)”という。 辞めさせられた森さんはそれが言葉になってしまい、国際的な問題になってしまった、ということだ。 このことをラジオで解説していた東洋大北村教授の解説が、まさに無意識のバイアスがかかった発言だった。 「このバイアスは、老人ホームのレクリエーションなどの場で、職員が童謡を歌うことがありますが、 老人ホームのレクリエーションの話を引き合いに出した。 「ホームの中には会社の社長をしていた人もいるのに、童謡などの幼稚なレクリエーションをやるのは、どうかと思う」 という発言をしていた。会社の社長は童謡がばからしいのでは、と思う北村教授自体が、 自分では気づかないアンコンシャスバイアスを持っているのだ。 しかるに、アンコンシャスバイアスは自分では気づかないところが問題なのである。センセイ、しっかりして!


2021.3.3 『ひなまつり』 今日は耳の日
今日はひなまつりだ。我が家のひなかざりは娘のところに持って行った。娘が生まれてすぐに、おばあちゃんからプレゼント されたものだが。娘が小学生くらいまではきちんと並べて飾ったが、出し入れが大変だったので、 その後は親王飾りだけ出していた。 雛飾りのきちんとした意味など考えたことがなく、季節になったら飾る、くらいの気持ちしか無かった。 他の季節の伝統行事などもそうだが、意味よりも行うほうが大事、のような感覚、ほんとうはまずいのに。 ひなまつりと言えば、最近は吊るし雛のイベントが盛んだ。各地の商店街で、競うように店先に吊るり飾りなどが展示され、 商店街のそぞろ歩きに活用されている。段飾りのひな人形を集めて大空間でディスプレイするところもある。
昨年、今年と、コロナ禍で中止となってしまったが、 千葉県勝浦市のビッグひな祭りは圧巻だ。勝浦まで2度ほど足を運んだが、 ひなかざりの歴史、全国のひなの見比べ、ホールいっぱい3千体のおひなさま、神社の石段を活用した雛段など、 市内一帯がひなまつりで彩られる。来年こそ実施できればいいのだが。


2021.3.2 『発達障害』 今日はミニ豚の日
コミュニケーションが苦手、文字を読むのが苦手、怒りやすい、他人の気持ちを察するのが苦手、計算が苦手、 など、人それぞれが持つ苦手なことをくくって発達障害ということばで置き換えるようになった。 今、コロナ禍で毎日家に居る夫のことを観るにつけ、そういった“個性”が垣間見え、それが発達障害だと診断される人が居るという。 夫が定年退職して家に一緒にいることが多くなって、今まで気づかないことが見えて来て、妻は相談に行く。 臨床心理士のところに相談に行ってわかった発達障害のことで悩む、という人が居るそうだ。 筆者は、そういった人間の特徴や癖などの一部を捉えて発達障害とくくることに問題が有ると思っている。 一流大学を出て、一流企業の研究者を定年になった人が、コミュニケーション障がいという発達障害の烙印を押された人もいる。 この人の妻は、ご主人のことを友人に言うと、「何をそんな有名大学を出て、一流企業に居たひとなのに…」と返されるという。 発達障害と言われながら芸の世界で評価をもらう役者も居る。世の中、何かことばができると、そこで人をくくってしまい、 色眼鏡で見る傾向があることが怖い。


2021.3.1 『黙食』 今日は行進曲(マーチ)の日
福岡県のカレー屋さんが『黙食』という運動を始めたところ、反響が大きく、他の店にも伝染しているという。 客も従業員も守らなければいけない、ということで始めたそうだが、黙食という強いことばだが、このコロナ禍の時代には、 強くてわかりやすい、ということが広がっている理由ではないか、とコピーライターなども歓迎している。 食事は本来、他の人たちと和やかに楽しく、笑顔で、会話しなが、というのが料理の味わい方なのだが、今は仕方がない。 黙食と言えば、コロナの感染以前にもこれがは有った。カニを食べる時は、みんな黙ってカニの肉をほじくることに専念する。 笑い話のようだが、ついついその光景を思い出してしまった。



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