きょうの気になるワード(ちゅうさん流の解釈)
政府は、明日から外国人観光客の受け入れを1日2万人まで拡大し、条件付きで観光ツアーの再開を決めた。 コロナ禍の前2019年には3100万人以上の訪日客だったというから、 コロナでの観光収入の落ち込みがいかに凄かったかがわかる。 パッケージツアーのみとし、添乗員が付いてマスクの着用などの感染対策を監視するというが、どこまでできのだか…。 旅に出た時には、気分が開放的になり、日常には無い行動やお金の使い方をするのが常、 きちんと感染予防ができるかどうか、心配だ。さまざまな世界情勢の影響で、費用がグッと上がり、 6日間で立山や富士山を廻るツアーが60万円もするそうだ。
今週、関東地方が梅雨入りした。例年と同じ時期だという。とたんに気温が下がり、4月の陽気、 5月は真夏日になった日が有ったが、目まぐるしく変わる気温に、身体が付いて行けない。 今日など、少し肌寒い感じだ。夏は相当暑くなるのでは、と警戒する。昨今の電力力エネルギー不足で、 この夏の電力について警戒の予告を盛んにしている。電力不足で大きな停電が起きないように、 一部の地域だけの停電施策などされるのでは、と予報では言っている。何とか夏を越さなければならない。 国民みんながSDG'Sの発想を持って生活することだ。
6月2日、世界のSDG'S達成状況をまとめたデータが国際的な研究組織、 「持続可能な開発ソリューション・ネットワーク」から発表された。 それによると、1位はフィンランド、2位デンマーク、3位スウェーデンと続く。 わが日本は昨年18位から19位となった。ドイツが4位から6位に、フランスが8位から7位に、イギリスが17位から11位に。 日本がランクダウンした理由は、「つくる責任、使う責任」の項目。 電気電子機器の廃棄物が多い、プラスチックごみの輸出量が多いことが挙げられている。
ストレスの多い現代社会、「ストレスマネジメント」だの「メンタルヘルスケア」だの、なやみごとと、 どう付き合うかを解決する手法が花盛り。すがる思いでそこに行きつく人、 そういったことを解決するお手伝いをしたいと思って学ぶ人、そういう講座を商売にする人、 街中にたくさん有る。しかし、ある調査によると、なやみごとを誰かに相談する人は3割、相談しない人は7割、 というデータがある。実際、自分の場合に照らしても、多くは自分で何とか解決しようとしている。 相談する人は、友人、家族、職場の人、先生や恩師と続く。相談しない人は、状況が変わるのを待つ、 趣味や運動で気分転換、自分の考え方や見方を変える、役立ちそうな本を読む、座右の銘などを思い浮かべる、 と続く。
LEARN=学び、これにUNがつくと否定形になるから、“学ばない”という意味になるが、そうではないそうだ。 LEARNを学びと解釈するよりも、日常行動の習熟と考える。そうすると、UNを付けたことで、 習熟行動から外れた行動をする、というようにとらえるのだそうだ。 例えば、いつもルーチンのように行っているウォーキング、いつものコースから外れて別の道を歩く、 そうすれ景色が変わり、新しい発見が有る。クッキングでカレーをつくる、いつものスパイスを変えてみる。 今までの常識だったものが変わったことで思いがけない味が楽しめた。など有ることだ。 そういったUNLEARNINGを日常行うことで、生活にメリハリが出て来る可能性がある。日常生活だけでなく、 ビジネスにも応用できる発想法だ。
身体の痛みを表す言葉に「ズキズキ」、「ジンジン」、「チクチク」、「ピリピリ」などの表現をする。 こういった表現は、擬態語とか擬音語と呼ばれ、オノマトペという。このおの的prを研究しているのが、 岩手大学准教授の武田晃子さん。研究によれば、痛みを表すオノマトペは60種類くらいあるそうだ。 オノマトペをたくさん知っているほうが、他人や医師に伝える時など正確に表現できることになりそうだ。 オノマトペにも方言があるという。東日本大震災の頃には、全国から支援のお医者さんが、 方言が分からずに苦労をした、という話もあるそうだ。
1961年(昭和36年)に定められたスポーツ振興法を50年ぶりに全面改正し、2011年(平成23年)に、 スポーツ基本法が定められた。その4年後には文部科学省内にスポーツ庁が設置され、 我が国のスポーツ行政を専門的に担うこととなった。 スポーツと言えば、オリンピックに代表されるように、超一流の身体能力を持った選手が争う競技スポーツ、 興行として行われるプロスポーツ、市民の誰もが健康づくりのために行う生涯スポーツ、障がい者の人たちが その身体能力を発揮したり、リハビリ的種目として行う障がい者スポーツ、学校教育で行われる学校スポーツ、 さまざまなスポーツの形態がある。 最近では競技としてのスポーツ、市民の健康づくりやコミュニケーションを深める市民スポーツに大別した 施策が実施されている。勝利至上主義の子どもの柔道大会が中止に追い込まれた例も有ったが、 スポーツの弊害もまた有る。
聞きなれない言葉だ。サインで接客をする、という意味で、Signing Store つまり店員がお客とサインで応対する、 ということだ。大阪市内の日本生命ビル内セブンイレブンの店舗で、聴覚障碍者が店舗運営する店を開店した。 聴覚障碍者が就労できる場を開発したのだ。みんなが手話ができればいいのだが、手話ができない人には、 筆談や動作のボードがあり、それを指さす方式だそうだ。今のところ、企業内店舗だが、将来は市中の店舗にも 拡大できるだろう。この店舗は、日本生命の特例子会社の社員が働き、運営も日本生命が行うという。 セブンイレブンはあまり興味が無かったのか、経緯はわからない。
今日6月1日から、大学生の就職試験が解禁される。しかし、就職希望者の65%がすでに内定をもらっている、 というデータが有る。昨年よりも6ポイント多いようだ。 新卒を受け入れる企業や官公庁などは、早めに優秀な学生を確保しておきたい、ということで、 先輩の学校訪問やインターンシップで学生と接して早めに内定を出す。内定をしても、 ほんとうに内に来てくれるか?という不安なところもあり、 受け入れる企業側と学生の探り合いとなる。 いくつかの企業から内定を受けている、などという学生もいるという話だ。 希望の会社に入ったからといって、希望の職種に就けるとは限らない。 入社3年目までに退職する若い人もこのところ増えているという。
更年期障害と言えば、女性特有のものと思いがちだが、今は男性にもこれが有る、ということで話題になっている。 誰でも年齢を重ねると、身体のどこかに変調を来たし、若い頃のようには行かない、というのは当たり前。 これが女性特有のものと、男性特有のものが有り、それぞれの身体を司るホルモンの影響が大きいというのが、 研究の結果らしい。男性ホルモン「テストステロン」が加齢とともに性機能低下、精神神経症状が現れ、 ヤル気の減退や気力の減退につながるということだ。幸い、筆者はまだそこまで行っていないが、 年齢らしさの行動をするように心がけている。サプリメントを飲みあさっている人もいるが、無理にそこまではせず、 よく食べる、寝る、笑う、しゃべる、運動する、外に出る、を心がけている。
5月30日の語呂合わせで、ゴミゼロ。1975年に愛知県豊橋市で市民運動として活動が始まった。 この運動が全国各地に広がり、1993年には厚生労働省が5月30日から6月5日までをゴミ減量推進週間として制定した。 2017年からは、日本記念日協会が認定してごみゼロの日となっている。
今は商品のパッケージがさまざまにデザインされ、ゴミの減量はおろか、その種類と量が増えているような気がする。 「そこまでしなくてもいいよ」というような商品が多い。ファストフードの店に行けば、食べたあとに大量のゴミ。 最近ではお店のレジバックが有料になったことで、レジバックの量は減っているようだ。 ゴミ減量の最大の効果は、ゴミを出さない工夫の暮らし。ゴミの出る商品は買わない、有機ゴミはコンポストなどで リサイクル。
出たごみの処理費はわれわれの税金で賄われていることを忘れないことだ。
1938年生まれの堀江謙一さんは83歳。ヨットマンとして有名だ。60年前、 世界初の単独太平洋横断を果たして以来、数々の冒険航海を成し遂げて来た人だ。 83歳になって、今単独無寄港太平洋横断に挑戦している。順調に公開し、6月2日にもゴールの予定だそうだ。 すごいことだ。2か月以上海上で単独で船を操る。サントリーが全面的に支援し、今の居場所がネットで検索できたり、 最新のIT技術がサポートしている。とにかくすごい!
昨日、第35回サラリーマン川柳の投票結果が発表された。 、毎年の恒例イベントに、今年は6万2,657句の応募が有ったそうだ。 これらの句に民間の人たちの人気投票が行われ、ベスト10が発表された。
1位 8時だよ 昔は集合 今閉店
2位 ウィルスも 上司の指示も 変異する
3位 にこやかに マスクの下で うっせぇわ
4位 巣ごもりで MからLに 副反応
5位 マスク顔 確信持てず 見つめ合う
6位 マスク取る 緊急事態 ノーメイク
7位 あっマスク 降りた階段 また登る
8位 恋心 マスク外せば 花と散る
9位 デジタル化 しますと紙で 通知する
10位 ズーム中 ペット参加で 盛り上がる
コロナ禍を詠んだものが多かった。
6月1日は衣替え、学校や職場のユニフォームが夏用に替る。しかし、最近は学校や職場のユニフォームが少なくなり、 「この季節が来たなぁ」というムードが少なくなって来た。今年など、5月中頃から真夏日などが続き、 半袖でも生活できる日が多い。衣替えなど必要無い感じだ。このところ、6月を待たず、夏用の衣類を出すことが 多くなった。
居住地の自治体からLINEで4回目のワクチン接種の案内が届いた。自治体の情報サービスに登録してるので、 筆者にもかみさんにも、同じ情報が届いた。早速申し込もうと思う。 自治体のLINEによる情報サービス、便利に活用している。広報紙は発行日に届くので、情報が早い。 ゴミの収集日、休日の診療日程、生涯学習講座の申込、などなど方法をもらってすぐに、 ネットで申込したりできるのが実に便利。我が家は夫婦とも3回接種済だが、一度も副作用無し、 4回めもスムーズに行けばいいのだが。
昨日発表された世界観光ランキング、 観光の側面から世界の100都市を評価したランキング「トップ100都市デスティネーション・インデックス」、 日本が初めて1位になった。コロナ禍で観光産業が落ち込む中、観光客を日本に呼び込む施策を練る 観光庁にとっては朗報だ。しかし、コロナ前の有名観光地が外国の人たちに占められて、 いささか辟易した経験が有る筆者には、あまり歓迎したくない出来事だ。 経済面からは歓迎すべきことなのだが。
バイデン大統領の日本来日に合わせて“クアッド”が開催された。日本・米国・オーストラリア・インド 4か国の首脳が集まり、「自由で開かれたインド太平洋」を目指すとのことで、中国や北朝鮮、 ロシアなどの脅威から政治、経済、軍事面でどうバランスを保つか、難しい情勢の中、米国の主導で開催されている。 4か国のうち、インドがロシアにも結び付きが強いことから、なかなか思ったトーンが出ないこともるが、 緊張する世界情勢にうまい対応をして欲しいものだ。
朝日や夕陽を観るのが好きだ。朝日は今日の1日を元気づけてくれる。夕陽は、今日の1日を静かに振り返り、 明日の1日へのエネルギーをもらえる。筆者はどちらかと言えば、朝日よりも夕陽のほうが好きだ 今日、久々に日本海の夕陽が観られた。滞在地の新潟県糸魚川市のヒスイ海岸、周囲には建物が無い。 ヒスイ海岸は、海岸に打ち上げられた小石にヒスイが混じったものが発見できるから、との名前だ。 あいにく、探したがヒスイは見つからなかったが、18:50頃の夕陽はバッチリ見られた。これだけで満足だ。
一昨日、韓国訪問をしたバイデン米国大統領、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)新大統領と会談し、 北朝鮮や中国を刺激した談話を発表した。今日は米軍横田基地に到着、日本での外交が始まる。 時が時だけに大統領の警備がものものしい。3万人近くの警察官を動員し、首都高速の通行止めや、 一般道の通行制限、検問が行われる。明らかにはしないが、これに係る警備費用は相当なものだろう。 警備費用だけでなく、一般の人たちの生活に与えるマイナス影響も大きいに違いない。 北朝鮮あたりが何か企てて居なければいいのだが。
陶芸を趣味とする筆者、時々この焼き物、どうやってつくるんだろう?と思うものに巡り合うことが有る。 しげしげとその作品を眺め、作り方や技法に思いをめぐらす。最近、 臼杵焼きというものにネットで出会った。 200年ほど前の江戸時代後期に臼杵藩(大分県)で始められたが、一端その技術が途絶えた。しかし、 残された古い資料をもとにその技術が再現され、蘇ったという。白磁の土を使った柔らかい作風に目が留まった。 いつか作り方を研究して似たものをつくってみたい。その優しいフォルムは欧米のデザインにも引けを取らない “和”離れした作品だ。
大空と書いて“すかい”、光宙と書いて“ぴかちゅう”、騎士と書いて“ないと”、海と書いて“まりん” などなど、キラキラネームと言われる名前の読みがこのところ多く使われているそうだ。 子どもの名前に親の希望が色濃く反映されるのは、誠に結構な話だが、なかなか読みにくかったり、 一般的に考えて?と思うような名前でも、付けるほうの考えがあってのことのようだ。 こういったキラキラネーム、15年位前から流行り出したようで、学校や幼稚園の関係者によると、 あまり珍しくなくなった名前もあるようだ。法制審議会では、こういった名前の使い方に対し、 議論が始まり、さまざまなケースを想定し、“好ましくない”といったような方向性を出そうとしている。
クッキングサイトには、さまざまなお弁当の写真が掲載されている。料理研究家の作品も有れば、 一般の方が投稿できるクッキングサイトで、見た目よろしく、おいしそうなお弁当の写真が沢山閲覧できる。 スマホやアプリの普及で、誰でも簡単に写真やレシピの掲載ができるようになり、 ネットの世界では賑わっている。海苔で文字や似顔絵を描いたり、各種いろどりで漫画を描いたり、 食べるのがもったいないくらいの手間がかかったお弁当がいっぱい有る。つくるほうも、 弁当箱の蓋を開けた時の顔を想像しながら、子どもやご主人にお弁当を持たせる。これも楽しみの一つだろう
家電を買いたいと思った時、大型ショップに行って好みの製品を見つける。それを買う時はネットで型番検索して、 最安ショップネットオーダーする。今時の物の買い方だ。大型家電ショップは、店舗を持たず、倉庫も持たず、 販売のみのネットショップには叶わない。こういった物の買い方傾向に合わせた、デパートの“売らない” 店舗が急拡大しているそうだ。品物の品定めだけに使ってもらい、気に入ったらネットで購入してもらうという。 物の売り方も変わったものだ。
血液の中にはAIMという物質があるそうだ。このAIM、今まではあまり注目されていなかったようだが、 その役割は、血液の老廃物を掃除する機能が有るということだ。 宮崎 徹氏が大学の研究室で静かに研究して来たそうだが、今年4月に宮崎氏が大学教授を辞めて、 研究のための社団法人を設立した。ネットにこの情報が出るやいなや注目を浴び、 それが知られることとなったようだ。短期間に研究の寄付金が2億円近く集まったそうだ。 この物質、タンパク質の一種で、猫を使った動物実験で猫の寿命が倍になった、という研究成果が有ったそうだ。 すでに治験薬ができる段階まで達しているというから、人間への応用が期待できる。
テレビ放映のアナウンサーが「オオタニサン、スゴイ」と日本語で絶叫した。昨日の大谷選手、 昨日のアスレチックスとのダブルヘッダーの2試合目、大谷選手は大リーグ5年目、459試合目でホームラン100本を記録した。 日本人では、松井選手、イチロー選手に次ぐ3人目、松井選手は通算175本打っているが、100本目は636試合目だったという。 驚異的な記録だ。実況アナウンサーの日本語での絶叫もわかる気がする。ほんと、彼はどこまで記録を伸ばすのだろうか。 目が離せない。
1970年代に始まった、大学キャンパスの郊外設置、広い敷地が確保できることや、 恵まれた自然環境の中で勉学や研究に集中できることから、各大学は競って都心郊外に移転した。 東京でいうならば、八王子などの多摩丘陵に多くの大学が有る。学生の保護者からは、安い家賃や周囲にあまり お金を使う施設が無いことから、経済的な面で歓迎されたのではないだろうか。ところが、 このところキャンパスが都心に復帰する傾向があるのだそうだ。少子化で学生の数が減り、 都心の方が人気があること、国や他の機関とのコミュニケーションがしやすいことなどが理由だという。 この現象は東京や大阪だけでなく、仙台や広島でも似た傾向だという。学生たちは喜んでいるかもしれない。
ウクライナに軍事進攻するロシアの目論見がまた外れた。ウクライナのNATO(北大西洋条約機構:集団防衛・危機管理・安全保障) 加盟を阻止しようとしたのだが、それどころか、もっと長い国境線でNATOがロシアを包囲する事態に。 フィンランドは中立国として、NATOとの緩衝地帯だったのが、NATO加盟の方針。スウェーデンも検討中という。 プーチンの思惑はますます外れる。自業自得とはこういうことを言うのだろう。
えっ?ほんとうに業績が上がっているの?と思うが、消費が拡大したとか、製品の出荷が増えたとかの話ではない。 年初以来の円高がすざましいが、輸出企業の売上高が円高差益で上昇した。ウクライナでのロシア侵攻などで、 資源価格が高騰した、などの外部要因で業績数値が上がったことが理由だ。利益が多いのは車・電気・エネルギー産業。 食品などは、輸入資材の高騰で経営を圧迫する。儲かった企業が資金を内部留保しないで、従業員の賃金を上げる、 設備投資に回す、などで景気の浮揚に貢献して欲しいのだが。あまり期待できない。
筆者は野球はプレイしない。こっれといった贔屓のプロチームも無い。しかし、観戦するのは好きだ。 どのチームを応援するかと言えば、頑張っている下位のチームだったり、若手の選手が活躍していたりする チームを応援する。弱冠二十歳の佐々木投手が完全試合を達成、昨夜は東浜投手のノーヒットノーラン、 海外では大谷選手の二刀流で米国人を熱狂させる毎日、など話題が多い。 ひところ、サッカーの人気に押されて野球に精細が無かったが、このところはすっかり逆転した。 夏になれば今度は高校野球が始まる。ますます野球がおもしろくなる。
「あいだみつを」さんのことばに、『アノネ お礼とおわびは 速いほうがいいよ おそくなると 余計なべんかいを しなければならないからね』というのが有った。 これ、企業の不祥事などのエラーが有った時や、他人から何かをいただいたりした時の鉄則だ。 知床の観光客船の沈没事故で、運航会社の社長会見が有ったのが3日後だった。 こういった時は事態の詳細を調べることも重要だが、いち早く責任者がメッセージを発するべきだ。 誰かから贈り物をいただいた。目の前に居る時はすぐに開いて中身を見てお礼を言えればいい。 “これ、欲しかったんだよね!”とか“センスいいよね!”など言えたら最高だ。 “有難う”と言ってその辺に無造作に置くのはまずい。宅配便で届いたら、いち早くお礼が言えればいい。 何日かしてからお礼を言う時は“ちょっと外出をしていて…”などと言い訳が必要になる。 人の心理はそういったところにある、とあいだみつをさんは示唆する。
5月の大型連休が終わった。周囲の田んぼの田植えが終わり、水が張られた田んぼには、短い稲の穂が風に揺れている。 庭に咲く藤は終わり、ピラカンサの白い小さな花が咲き出した。真っ赤なゼラニウムの花が陽に輝いている。 花が咲く木々は青葉がどんどん大きくなり、これから、赤・白・黄・青などのさまざまな花が咲き競う。 いい季節になった。世の中の騒ぎとは関係なく、花たちは、季節が廻ると、だまって咲いて人の心を豊かにしてくれる。 面倒を見れば見るほど美しく咲いてくれる。
5月4日、沖縄復帰50年の記事を書いたが、朝の連続テレビドラマ「ちむどんどん」の影響もあいまって、 沖縄に関するニュースが多い。実は筆者は今から45年前に新婚旅行で、20年前に家族旅行で沖縄を訪れている。 そういう意味で、沖縄には少し関心がある。「ちむどんどん」では少しドタバタのストーリーが続くが、 筆者の期待としては、もう少しゆったりとした沖縄独特の家族模様が描かれるものと期待していたが、 今のところ期待外れだ。先日友人から“ちんすこう”をもらった。おいしい沖縄菓子を食べて、 新婚旅行の時を思い出した。
雨でも、雪でも、台風でも、確実に各家々の新聞受けに届く朝刊、最近新聞を見ない若い人が多いと聞くが、 ニュースソースがネットになっているからなのだろうか。新聞はスピードや利便性はネットにははるかに叶わないが、 やはり紙で届く、印刷インクの臭いがする新聞紙をめくりながら斜め読みにする宅配型の新聞のほうが良い。 朝起きたら読める、そのために働く人たちがいる。その恩恵にあずかれることに頭が下がる。昨日のこのコラムで、 週休3日制のことを書いたが、新聞関係で働く人たちには、年間5回程度の休みしか無い。 新聞配達のアルバイトを中学時代に行っていた筆者には、厳冬期の厳しい配達の思い出が多い。 雪国の新聞配達は、長靴を履いて新雪のラッセルをしながらの配達、 吹雪の時には紙面が濡れないように気づかいながらの配達、苦労したものだ。それゆえ、早朝の配達の方々には、 感謝をしながら朝刊をめくっている。
大企業では週休3日制を始めようとしている。建設業界の週休2日制が働き方改革の一環で、 やっと緒についたばかりというのに、大企業ではその先を行っている。週休2日制を最初に実施したのは1965年、 今のパナソニック(松下電器)の松下幸之助さんだ。その頃は土曜日は半ドンと言って、正午で仕事が終わっていた。 学校が週休2日制になったのが1992年、子どもたちや教員の世界に週休2日が浸透した。
働き方改革に伴ってさまざまな働き方の変化が有ったこと、 コロナ禍で在宅ワークやリモートワークが広がったことなどが週休3日制へと推し進めているようだが、 業種によっては難しいし、企業の規模によっては週休2日も難しい場合がある。 業種・業態によって格差が生まれようとしている。3日も休みをもらって、どのようにその休日を活用できるか、 働く人たちのライフスタイルも変わらなければならない。
2年前に60歳で亡くなった、元アルゼンチンのサッカー選手、 マラドーナさんのユニフォームがオークションにかけられ、11億5千700万円で落札された。 86年のW杯でアルゼンチンの優勝に貢献したマラドーナさんが、準々決勝で後世に語られる2点を挙げ、 左手に触れて入った「神の手ゴール」を決めたが、この時に着用していたものだそうだ。 スポーツ関連の品が落札された最高額になるという。因みに今までは、近代五輪の父、 クーベルタン男爵の直筆原稿の11億4千円だったという。お金持ちのコレクターはそんなに居るんだ、という驚きだ。
大型連休中は田植えの真っ最中、田んぼには水が満たされ、田植え機で苗がすごいスピードで植えつけられて行く。 ひと頃、前年の稲刈りが終わると、田んぼにはレンゲの種が蒔かれ、春先には紅紫のレンゲ畑が広がった。 このレンゲを田堀りの時に土にすき込み、豊富な栄養を土に与える。レンゲはまた、 はちみつの元となる花をミツバチに提供する。しかし、このレンゲ畑が近年減っているという。 農家では、安価な化成肥料を使うようになったことが理由のようだ。化成肥料は、科学的に合成された肥料だから、 自然界にはいい影響を与えない。農業もコストを考えなければならない。レンゲの激減による環境の変化も大きいようだ。
1972年5月15日、沖縄県が成立。米国統治から日本の統治に変わり、通貨がドルから円に、 車の右側通行から左側通行に、生活のあらゆる面で社会機能が変わった。同時に米軍の駐留規模が大きくなり、 基地が増え、米軍人が増えた。さまざまな基地の問題がその後続くことになる。 太平洋戦争後の敗戦国としての影響が沖縄に特に強く残る。昨日の憲法問題に関するコラムしかり、 戦後アメリカの傘の下で経済発展を遂げた日本だが、この流れが今の世界情勢に適応できるか、が問われる。 食料問題しかり、飽食日本は自給率が今のままでは干上がってしまう。関連する農業問題も解決しないと、 国が存続しない。議員さんたちはそこまで国のことを考えてくれているのだろうか。
今日は憲法記念日。「憲法は改正すべき」「憲法は守らなければならない」、平和憲法は戦争を拒否し、 軍隊を持たないことが明記されている。ところが、世界情勢は、大きく変化している。 日本の憲法では国が維持できなくなるのでは、という危惧を感じさせる。 他の国の軍隊が攻めて来たら、いったい日本は丸腰でだまっていられるだろうか? 誰かに殴られたら、殴られっぱなしで血を流す、下手すれば殺されるかもしれない。 殴り返すことができないのが平和憲法。敗戦後の日本が軍備を持たないように出来たのが今の憲法。 その代わり、日本に駐留米軍が存在し、安保条約で日本をアメリカの傘の下にした。 国際情勢をロシア・中国・北朝鮮などの軍事大国が揺さぶる。ロシアが北海道にせめて来る、 など今までは考えられなかったが、“もしや”が有りうる。 平和憲法は世界中が平和な時にはいいのだが、危ない国が周囲に増えた時には、平和ボケでは済まされない。 今までは平和憲法を支持していたが、この時代、国防を真剣に考える時かもしれない。
♪い〜ら〜か〜の波と雲の波〜、今は歌われなくなった唱歌だ。いらかなどという表現も過去のものとなりつつある。 鯉のぼりが青空に悠然と泳ぐ様をうたったものだが、端午の節句に相応しい歌だ、 と思っていたら昨今のジェンダーフリーの世の中、“男の子の勇壮さ”などという発想がはばかられるから、 時代は変わったものだ。近所のお宅のベランダに、サイズの小さい鯉のぼりが飾ってあった。 「このお宅には男の子がいたんだ」と気づかされてくれた。各地で1000匹鯉のぼりまつりなどのプロジェクトができ、 家々から提供された鯉のぼりが群泳する光景が見られる。鯉の口から風が入り、泳ぐ姿の吹き流しにしたなど、 ものすごい発想だな〜と感心する。江戸時代に発明されたものらしい。壮大な光景に日本の春を感じる。
「ポプラ社」が出版する本、「シルバー川柳」におもしろい川柳が有った。『無農薬、こだわりながら 薬漬け』 詠み人・大阪府の男性65歳。社団法人全国有料老人ホーム協会が毎年公募する川柳作品、この中の入選句だ。 野菜を買う時に無農薬にこだわって買う人が居る。家庭菜園で野菜を栽培する時、農薬を使わないで行う人が居る。 しかし、シルバー世代になると医者から処方される薬が増えて薬漬け、何とも現実的な高齢者の姿だ。 厚生労働省では薬に係る健康保険の出費を減らそうとして、ジェネリック薬品の使用を勧めている。
♪ケ.セラ.セラ?なるように?なる?、という歌があった。そう、難局に立ちはだかられた時、思い悩むのではなく、 時間が解決してくれる、とか納まるところに納まるさ、 と思うことも必要。ただし最善の手当てをした上のことで。
ああでもない、 こうでもないと思索ばかり巡らしても具体的行動しなければ物事は前に進まない。 ケ.セラ.セラと気分を紛らせ、一歩足を前に出す勇気、難しいけど必要だ。
日本語にすると、「相手の立場にたって行動しよう」といった意味。 ついつい自分の価値尺度に従って行動してしまうのが常。自身の行動には相手が必ず居る。 自分の基準と相手の基準(価値観)は得てして違うもの。メールのやりとりの何気ないことばでも、 受け取る相手の価値観で読むわけだから、こっちの思いと違って解釈されることがある。 相手の立場にたって考えると物事が違って見えて来ることが多い。
今日やるべきことは明日にまわさず今日やったほうがいい。今やるべき ことはあとに回さないで今やったほうがいい。気に入ったものをみつ けて、買おうかな?どうしようかな?と思って少し時間をおいて買い に行ったら、もう売れて無かった、ということがあった。明日やろう、 と思って残しておいた仕事が翌日急な案件が入って納期に遅れてしま ったことがあった。こんな苦い体験はいっぱいある。チャンスは逃げて行ってしま う。だから、いつかやろう、とは思わないほうがいい。
人間は生まれた瞬間から死に向かって行進する。自分の死なんて遠いところにありそうで、 実は1年ずつそこに近づいている。死を意識した瞬間から自分の生き方が変わってくる。 結婚記念日にはガンのことを語り合うのも良いかもしれない。 年間90万人のうち30%27万人がガンで亡くなっている。そして80%の人が自宅ではなく、 病院で亡くなっている。住み慣れた自宅で旅発つのは難しい時代だ。
平和、人間愛、友情、優しさ、愛、豊かな心、など大切なものは目に 見えない。「物の豊かさから心の豊かさへ」などというキーワードが 1990年代に盛んに言われたが、物質文明の世界は相も変わらず、 バブルがはじけても経済指標を追いかけ、わが日本は、食料輸入大国 なのに、世界の食料援助量よりも多くの食べ残しを捨て、重油をたい て燃やしている。目には見えないものをもっと大切にしたほうが良い。
14年前に書いた記事、組織の不祥事は今もどこかで続き、その都度「再発防止に努めます」、 とか「第三者委員会を結成し、原因究明と粛清に努めます」と繰り返す。 コンプライアンスがより重視される社会になっても、組織風土が変わらないところが多い。
→企業や役所の不祥事で偉い人が頭を下げる。懲りもせず、またか…の印象。 ある人は「申し訳ありませんでした。私の責任でこうなって……。」 ある人は「こうなってしまったのは私の知らない間に部下がやって……。」 どっちがいいだろうか。
前者は、あやまりっぷりのいい人間、 後者は弁解のうまい人間。社会はどちらかというと前者を支持する。
しかし、後者の人がここまで偉くなれた組織は、やっぱり弁解のうまい組織…?。
夢にも壮大な夢からすぐ手が届きそうなちっぽけな夢まである。夢 はあったほうが良い。それが実現するかどうかの視点で見た時、夢 だからできなくても良いや!と自分に甘えてしまうことが実は多い。 大事なこがとは、その夢をいつまで実現するか、というゴールする日 を決めること。そうするといつまで何をすればいいか、何が必要な のかが明確に見えて来て、実現の条件がだんだん整って来る。
私には目が2つしか無いが、周囲にはたくさんの目がある。表裏( おもてうら)の ある行動をしたら、きっとお天道さまの罰(ばち)があたる、これは昔 祖母に教わったことば。「誰も見てないからいいや」は 通用しない。第一、自分にやましいことは自分の気持ちが許さない。 ウソの行動をしたらそのウソを隠すために、またウソを言わねば ならない。
頑張っている人はカッコいいし、素晴らしい。でも、ガンバレー! と言われて追い込まれる人もいる。マラソン大会でゴールまであと 10キロの30キロすぎ、私は沿道の人たちから「がんばれー」と いって励ましの応援をいただく。私は「もう頑張れない!」と思い ながら最後の気力を振り絞る。この時は「がんばれー」よりも「フ ァイト!」の方がありがたい。
障がい者の人が頑張れ!は言ってほ しくない、「がんばらない」と言っていたのを聞いたことがある。頑張れ!の言い方は 難しい。
同じタイトルの本を鎌田實さんが出版している。この本には、老人 介護で頑張りすぎると自分の方が参ってしまう、と書いている。
過去にこだわっていろいろ「ああ、あの時はこうしておけばよかった」、 「あの時にこう言っておけば良かった」などどよく考える。でも、もう変えられない過ぎ去った出来事だ。
「あの人のここがいけない」、「もっとこういう考えをしてくれればいいのに」などもよく思う。 でも、自分には相手は変えられない。子どもを育てながら、親が変わらなければ子どもも変わらないんだ、と強く思った。 未来は確実に変えられる。自分の思いと行動ひとつで。 14年前の同じ日にこんあことを書いていた。
昨夜のNHKうたコンでひまわりのテーマソングが流れた。 クラシックピアニストの清塚信也さんのピアノ演奏が抒情的で感動的だった。1970年のイタリア映画、 マルチェロ・マストロヤンニとソフィア・ローレンが主演した、戦争で引き裂かれる男女の物語だ。 ウクライナの国花ひまわりの美しい映像が流れる。美しいひまわりと対照的な戦争が今まさに起こっている。 この映画、各地の映画館で今人気の作品となっている。
なぞなぞです。ウィルスはウィルスでも、身体に感染するのではないウィルスってな〜〜〜〜んだ!
答えはコンピュータウィルスです。ハッカーが巧妙に仕組んだメールなどを送り、ウィルスに感染させ、 コンピュータ上のデータを盗んだり、口座からお金を盗んだり、データを消滅させたり、さまざまな悪さをする。 今流行っているのがエモテットという、メールから感染するウィルスだ。知人のメールを装い、 添付ファイルが付いている。送信者が知人のアドレスで、その記載内容も巧妙に細工されているので、 つい安心してファイルを開くと、自分のアドレス帳に登録してある人にもそのウイルスが送られる、というものだ。 メールはSPAMチェックをしているが、それでは防ぎきれないようだ。怖い、怖い。
何度も書いているが、ホントに物価が高い。消費者、特に筆者のような年金暮らしの身には応える。 肉や魚、野菜、冷凍食品、缶詰、乾物、乳製品、軒並み値上がり。ボヤキも声が大きくなる。 野菜は筆者の場合、菜園で自給しているので、そうでもないが、路地物しか食べられない。、 今の時期、玉ねぎやジャガイモはまだ採れないから、路地物を工夫して調理する。今はレタス、カキ菜、 春菊、キヌさや、スナップエンドウ、三つ葉が食べごろ、これから夏にかけて野菜のバリーションが増えて来る。 物価高は食品だけでなく、生活用品もすごい。耐乏生活がしばらく続く。
NHKの朝ドラ、新しいシリーズが始まった。今度は沖縄がロケ地だ。半年毎に新しいドラマに切り替わるが、 切り替わりの数週間が前作の雰囲気が尾を引き、新しいドラマには入れ込めない。 テーマ曲もすっきり受け入れられない。今がちょうどその時期、「カムカムエブリバディ」の残像が残っている。 いわゆる「ロス」なのかもしれない。NHKでは最近、ドラマ前のニュースの最後に“送り”のトーク、 終わって次の番組「あさイチ」で、ドラマを受けた“受け”のトークをして、番組をつなげる工夫をしている。 ニュースのアナウンサーも大変だなぁ、と思いながら、時々スベるトークを聞いている。
昨日、総務省が昨年10月の人口推計を発表した。それによると、沖縄を除く全都道府県で人口減となった。 東北地方は1パーセント台の減少、関東6県では減少率は少ないものの、全国トータルで64万人の減少だそうだ。 人口ピラミッドは、 現在73歳から75歳の団塊の世代が一番太った形、人間の形で言えば、肩のあたりが最も太く、 下に行くに従って細る。ほんとうは、下に行くに従って広くなるのが理想だ。 1920 1920年から1930年頃がそういう形だった。今はバランスが悪く、すぐにでもコケそうな感じだ。この形を見ると、 これからの超高齢社会の社会福祉や国造りの面で若い人たちが相当な苦労を強いられることが読み取れる。
関東地方でこのところ地震が多い。縦揺れがズシン、と来たら少ししてグラグラと来る震源地が近いタイプ。 少しユラっと来て徐々に揺れ幅が大きくなるのは、岩手、宮城、 福島あたりの東北地方で起きた、震源地が遠くて大きいタイプ。 体感でそう分類しているが、震度3くらいの地震ではあまり驚かなくなった。まずいのだが。
昨日は3月16日に起きた地震から29日ぶりに、東北新幹線が開通した。そして熊本地震から6年の日だった。 想定には無かった東北新幹線の脱線は、JRに120億円という減収損害を与えたという。コロナの打撃に加えて、 JRの経営を圧迫するだろう。熊本地震の復旧は順調に進んでいるようだ。 熊本城は今その雄姿が見えるところまで来ている、という友人の情報が有った。大きな地震は起こって欲しくない。
円の相場が20年ぶりに円安になっている。日銀の黒田総裁の金融緩和発言がこれを加速しているようだ。 輸出企業は、1円の円安が数億円の利益となる、などの恩恵に預かれるが、輸入企業はマイナス効果が大きい。 時あたかもウクライナ情勢で小麦やガソリンの値上げが相次いでいることから、家計に与える影響が大きい。 値上げラッシュに加えて円安は、物価高に拍車をかける。スーパーに行って魚や肉のパッケージを見ると、 値段が上がっているばかりか、切り身などがどんどん小さくなる。
周囲の桜がすっかり散って、桜前線が東北地方まで北上している。徐々に満開となる日本列島、東西に長いことがわかる。 桜の美しさをもっとも感じたのは、6年前に四国のお遍路さんをやった時だ。3月中旬から末にかけてのお遍路寺は、 どこに行っても満開の桜に包まれ、寺に桜が似合うことを強く感じた。花越しに寺の建物、お地蔵さんが見える風景は、 趣が有った。桜が終わって、我が家の庭は藤の花が咲き始めた。今年はつぼみが多く、見ごたえがあるだろう。
これほど人のつながりの素晴らしさを感じたことは無い。陶芸個展を開催中だが、 案内のハガキを出した旧知の方々が来場して下さる。昔話に花が咲きながら筆者の作品を鑑賞して下さる。 その昔話をしている最中に他の方が来場、その人も入って旧交を温める。中には違う接点で友人と友人が 繋がっていた、ということを発見、ひとつのイベントを通して人が集う良さを実感している。 遠くに住んでいる友人に案内のハガキを出していいのか迷ったが、お知らせして良かった。
昨日のプロ野球、ロッテの佐々木朗希選手が対ロッテ戦で完全試合を達成した。28年ぶりの16人目という、 歴史的な快挙だった。佐々木選手は、プロ入りしても1年間は試合に出ず、フォームづくりをして出番を待っていた。 周囲は早く現場に出すのをじっと我慢して彼を1年かけて熟成させていた。その効果が出たということだろう。 甲子園には出場していない、9歳で東日本大震災で父親を亡くしている、そんなハンディを乗り越えての快挙、 「おめでとう!」と言いたい。まだまだ記録を塗り替えてくれそうな予感だ。
個展の開催に合わせてウクライナ人道支援募金をやってみた。作り貯めておいた箸置きやお香立てを、 プレゼントコーナーに置いた。このプレゼントをもらった人は1点につき100円の寄付、と呼びかけてみた。 1日の終わりに募金箱を開けたところ、1000円札がいっぱい入っている。ご来場の方々の志が嬉しい。 2日間まとめたら32,500円になった。会期の6日間をまとめ。市のウクライナ支援口座経由で日本赤十字社に寄付する。 少しでもウクライナのお役に立てられたら嬉しい。
昨日から趣味の陶芸作品を集めた創作カップ展 が始まった。今年に入ってこの準備にとりかかり、コロナ禍を心配したが、何とか開催にこぎつけた。 立派な市のギャラリーに並んだコーヒーカップ、スープカップがゴージャスに見える。 ご来場のお客様は、ご案内した方、フラっと立ち寄られた方々が観て下さる。嬉しいのは旧知の人たちと 久々の再会、現役時代の部下、15年ぶりのアウトドアの仲間、先週退院したという82歳の昔のダンス仲間、 前に住んでいたところの自治会役員を共にした仲間、嬉しい再会がいっぱいある。 ひとつのイベントを通して仲間の心がひとつになれる嬉しい体験をしている。 4月13日までの開催だ。
日本ハムの新庄監督、パフォーマンスが止まらない。ユニフォームを変え、イメージを刷新した。 アイデンティティが各段に向上した。のはいいが、開幕の連敗、すっかり新庄監督が萎えているかと思いきや、 パフォーマンスは変わらない。何といっても野球チームは勝つことが仕事、勝たなければ仕方がない。 ファンも逃げてしまう。とりあえず2勝はしたが、何とか頑張って欲しい、と北海道の人たちは思っているに 違い無い。阪神ファンもまたそう思っているだろう。お客さんが怖い阪神球団だ。 なかなか勝てないチームに少し応援したくなるのが日本人の新庄(信条)、勝ってファンを元気づけて欲しい。
1円玉はこれ以上崩しようが無い最小通貨、それに見立てて天気を報道する時に、「1円玉天気」と表現するそうだ。 日本列島が高気圧に包まれて、列島全体が晴れ模様、絶対に雨などにならない崩れない天気のことを「1円玉天気」、 なるほど、上手く言ったものだ。天気を表現する美しい日本語が多い。澄清(ちょうせい)=濁りの無い清らかな空、 晴朗(せいろう)=晴れ渡ったのどかな空、碧空(へきくう)=ハレの日の青い空、蒼穹(そうきゅう) =晴れて青く澄み渡った空、日常あまり使わないことばだが、天気予報の時に時々出て来たり、 小節や俳句の世界では良く使われている。
去る3月27日に行われたアカデミー賞の受賞式、濱口隆介監督の「ドライブ・マイ・カー」が国際長編映画賞に輝いた。 その同じ現場でビンタ事件が起き、さまざまな評論がネット上で賑わっている。 司会者のクリス・ロックは受賞者のプロフィールをいじりながら紹介していたが、 ウィル・スミスの奥さんジェイダの容姿を茶化した。 これに激怒したスミスは壇上に飛び乗り、テレビカメラの前でビンタを張った、というものだ。 スミスは即座に謝罪したが、クリスはノーコメントだそうだ。そもそも、クリスが発したジョークが人権を刺激する内容、 ビンタをしたスミスは暴力で訴えた。喧嘩両成敗、と思うが米国にはそういう文化が無いらしい。 日本、米国さまざまな文化人や芸能人がさまざまな評論をしている。 人権に抵触するジョークは、“ことばの暴力”だから、筆者の裁定は、どっちも悪い。 しかしクリスも謝罪すべきだと思う。
第二次世界大戦で日本が敗戦を決定するあたりから、戦後の占領軍が日本の歴史を変えて行く頃の小説を読んでいる。 今まであまり関心が無かった領域だが、読み始めたら知らなかった史実を識ることとなり、 “その時代”のことに強い関心が出て来た。戦況が不利となり、軍部はプロバカンダを利用し、 国民には戦況が有利であるように鼓舞しながら、戦争終結の検討が始まっていた。ポツダム宣言を受諾して、 占領軍によって日本の政治・経済・文化が変えられて行く様子など、今まで知らなかったことがいっぱい出て来る。 今ウクライナで起こっているロシアの立場を日本は1945年に経験しているのだ。
桜が満開になって、各地でピンク色の花が目立つ。いつも満開になると花冷えになり、雪が降ったりすることがある。 今年も満開になったと思ったら北風が冷たく、3月始め位の気候になっている。 気温が高い日が続くと早く散ってしまうから、少し冷え加減が良いのかもしれないが、花を愛でに行こうとは思わない。 近所の桜まつりに行ってみたが、雲って寒い空模様、ほとんど人が居なく、 露店のたこやき屋さんが暇そうにタバコを吸っていた。まん延防止措置の解除で、「さあ、花見に行こう」と思って いた人たちは出鼻をくじかれた感じだ。感染防止にはいいことだが。 この時期、桜と同時にに咲く我が家の枝垂れ桃のピンク色が美しい。
国内のオミクロン株の感染者数がなかなか減らない。海外でも中国の感染者増、韓国での感染者増が伝えられている。 おそらく2月末には急激に減るだろう、と米国やヨーロッパの例をもとに想像していたのが、期待は外れてしまった。 もっとも、米国やヨーロッパでは感染者数の母数が数十万人規模、死者数も日本の数十倍も居るから、 事情は日本と違う。政府はまん延防止措置を解除はしてみたものの、なかなか減らない感染者数に困惑しているだろう。 専門家は第7波の確実な到来を予測する。いったい、いつになったらマスクを外して素手で握手できるようになるのだろう。 希望を持って暮らしたい。
節目=物事のくぎれ目、「人生の−」(広辞苑)、昨日4月1日は全国で節目となる行事が行われた。 入社式はコロナ禍の影響で3年ぶりの実施。昨年と一昨年の入社式はほとんどの企業で実施されていなかった。 昨日の入社式では、昨年一昨年の新入社員も参加したところが多かったようだ。 飲食店の規制緩和が行われたことで、新入社員歓迎会や新入社員同士の飲み会なども有ったようだ。 人生の節目は、きちんと式典をやったり、周囲が祝ったりすることは重要だ。入学、卒業、異動、結婚、出産、 誕生日、還暦などなど人生の節目はきちんと行うことがいい。できれば、思い出の写真などを残しておけば、 後で振り返った時のいい思い出になる。
アメリカのバイデン大統領が備蓄石油の放出を決め、止まらない原油高を食い止めようとの発言をしたそうだ。 この施策は日本にも呼びかけられ、政府は5月の連休に合わせて国の備蓄石油を放出し、5月1日から8日までの間、 ガソリンスタンドの小売り価格から一律20円割引く決定をした。この間、ガソリンスタンドの混雑を避けるため、 偶数日には車のナンバーが偶数車、奇数日には奇数番号車が給油できる、としている
なんていうエイプリルフールの話題を考えて見ました。実現するといいいなぁ!
それにしても世の中フェイクニュースが多くなって、エイプリルフールの価値が下がってしまった。
2005年に発表されたSMAPの曲トライアングル が注目を集めているという。作詞作曲をした市川喜康さんは、この歌詞にある出来事が今ウクライナで実際に起こって、 17年後にまた注目されることで戸惑いがある、という。当時、SMAPがよく歌っていたそうだが、 テレビをあまり見ない筆者はこの曲を知らなかった。銃を持つ人、向けられる人、そしてそれを傍観する人、 そういう意味でトライアングルだそうだ。今の自分はウクライナに関心は持ってはいるが、 何もできない傍観者に違いない。毎日流れる凄惨な映像に目を覆う、ただの傍観者なのだ。
探究=物事の真の姿を探り、見極めようとすることの意。(広辞苑)学習指導要領の改訂により、 2022年度から高校で新たな授業として「総合的な探究の時間」が始まるそうだ。 探究という行動が教育カリキュラムで使われるなど、初めて聞いてちょっと?、違和感が有った。 その意義の解説を聞いているうちに、“なるほど”と頷く内容だった。 高校生たちに、ある課題を持ってもらい、その課題に対して調べ、考え、考察をまとめることで、 課題解決能力やまとめ上げる能力、その過程でのコミュニケーション能力を鍛え上げるというものだった。 その行動の中で、社会性を磨きながら意欲の醸成をする、とのことだから、一方的な受け身の授業を消化するのとは違う。 “評価をどうするの?”なんて声が聞こえそうだが、学生個々人が培った力は、評価することに値しないだろう。
昨日、ロサンゼルスで今年のアカデミー賞発表が有った。「ドライブ・マイ・カー」が国際長編映画賞に輝いた。 濱口隆介監督が受賞スピーチを行った。実はこの映画、まだ観ていない。近くの映画館に行こうと思った日に予定が入り、 機会を逃している。映画館にはよく行く。評判がいい映画を見るというより、“おもしろそうだな”と感じるものを観る。 アクションものや戦闘ものはなどはあまり見たいとは思わない。概して評判がいい映画は、 その評判に洗脳された意識で観るので我が期待を裏切る。その評判は、映画評論家なる人の感性で語られるから、 自分の感性とのギャップが生じ、期待が得てして裏切られるのかもしれない。映画に関わらず、 人の評判なんていうのはそんなものかもしれない。自分の目や耳で確かめたものでなければならないと思っている。
させていただく文化が国民の間にはびこって来た、ということを、言語学者の 椎名美智さんが警鐘する。 事の始まりは、2016年にSMAPの解散宣言で、「解散させていただきます」と発言したことだそうだ。 選挙演説で、総理経験者が「お訴えさせていただきます」とマイクを通して言ったことも有るという。 “へりくだりの文化”がそうさせているようだ。相手に対する敬意を示すのがへりくだりだが、 そういう意味ではなく、自分を守るために丁寧さを表しているのでは、と椎名さんは分析する。 SNSでバッシングされる、現代社会特有の他人に対する過剰な配慮で自己防衛をしているのではという。 筆者はあまり使わない、使いたいとは思わない表現だ。
今朝の朝刊に、パラリンピックのマラソン女子金メダルの道下美里さんの記事が掲載されていた。 パラリンピックのレースをテレビで観ていたが、優勝した瞬間の道下選手の笑顔が素敵だった。 26歳、目が見えなくなってから走ることを始めたとのことだが、 道下選手の記事に筆者のマラソン始めを重ね合わせてみた。 筆者は30歳で初マラソンを完走した。以来29回のマラソンを完走することになるが、道下選手のような、 ゴールテープを切った事は無い。8千人参加で2000番から3000番くらいの、遅めの市民ランナーだ。 それでも、29回のマラソンを完走できたのは、私の唯一の勲章だ。 20回走ったら辞めようと思っていたが、29回も走れた。30回で辞めようと思ったが、 30回目は足首の軟骨が減ってドクターストップ。 断腸の思いでエントリーを諦めざるを得なかった。42.195キロを走ったゴール瞬間の達成感は、 山頂を極めた登山よりも大きいものがある。 29回の完走経験は、生きる糧として大きな意味を持っている。
昨年8月、小笠原沖で起きた海底噴火の影響で発生した軽石が沿岸に漂着する問題。沿岸に軽石が押し寄せ、 船が出せなくなる映像が流れた。この軽石被害が今になって沖縄で深刻になっているという。 沖縄県から毎年3月から5月が出荷のピークになる“ひじき”の中に細かい軽石が混入しているため、 今シーズンの出荷を取りやめたといいうニュースが有った。漁業関係者には深刻な出来事だ。 世の中、次から次に新しいニュースが出て来る。 ひとつのニュースが新しいニュースの陰に隠れて少しずつ忘れられて行く。 軽石の事件も忘れかけていた件だ。こうやって日々新しい情報に接していると、 事件や災害などがどんどん風化して行く。これが世の流れかも知れないが、 たいせつなことを風化してはならない「メモリー」を持っていなければならないことを痛感する。
調査研究広報滞在費、これは最近国会で維新の会が追及して、おかしいじゃないの? となって与野党で検討していた文書交通滞在費。月の間で1日でも国会議員の職に在籍したら、月額100万円が支出される、 とうもの。しかも、この100万円は使途のチェックや領収書の提出の必要も無いというもの。 民間企業に居た筆者など、信じられない仕組みだ。一般の人から見ても誰でも“おかしい”という習慣、 こういったことが永田町の論理でまかり通っていたわけだ。検討するセンセイたちも、 自分に転がり込んでいた利益のこと。検討に拍車がかからず、 「調査研究広報滞在費」として日割りで支給されることになった。月額100万円と言えば、大手企業の部課長クラスの給料、 金額自体が社会通念としておかしいのだ。
このコラムには、読者の評価としての“いいね”のボタンを付けていない。内容に関するコメントの窓も無い。 自分が発信した内容に、見て下さった方のどんな評価があるのか、気になるところだが、内容は自分が考える勝手な意見、 他の人の評価を気にしたところで仕方がないこと。 あるいは世間ずれした勝手な発言になっているやもしれない。 勝手に発信し続け、ぼやいたり感動したりすることが筆者のエネルギーとなっている。
そうは言っても、褒められると嬉しいのが人間だ。昨日、趣味の スクエアダンスを踊る会が有って、 この主催クラブ代表のNさんから、筆者の紹介時にマイクを通じてこのコラムを褒めていただいた。 3月20日の国民総幸福度に関する記事を読んで紹介してくれた。 このコラムが長く続いていることを褒められたのだ。嬉しかった。褒められるのもまんざらではないものだ。
昨日のこのコラム、電力逼迫のことを書いたが、ラジオやテレビでこのことをさまざまな番組で取り上げられていた。 1日の電力需要グラフを昨夜の放送で示していたが、日中は100%を超えていた。しかし何とか大停電には至らずに済んだようだ。 夜のNHKニュース9、何か画面が暗いなぁと思ったが、字幕でスタジオの照明を落としている、とのことだった。 このように目に見えてそのことがわかる演出をしてくれると、“その気”になる。日中は我が家も節電して、 エアコンの温度を低くしたが、厚着をして凌いだ。節電は今日も継続されるという。 普段湯水のように、余り意識しないで当たり前だと思って使っている電気や水道、たいせつにしたい。
今日は朝から寒い。関東地方でも山沿いで雪になっているところが有る。昨日よりも10度以上低い。 春先の寒い雨の1日になりそうだが、東京電力が電力ひっ迫情報を出した。16日に発生した地震で、 6基の火力発電所が稼働停止している影響で、今日の寒さで使われるエアコンの電力を賄うのに、 支障が出る可能性が有るとのことだ。頼りにしている太陽光発電も今日の雨模様で期待できないようだ。 午前8時から午後11時まで、エアコンは20度設定で…と呼びかけている。我が家も今日は厚着をして凌ごうと思っている。 こういう状況だと、原発に依存したい電力会社の原発再開の口実に使われそうな気がする。 加えてウクライナで各施設にロシアの攻撃が有ったというから、別の面からも原発論議が始まるかもしれない。
昨日、東京で開花宣言が出た。昨年よりも6日遅い。しかし、平年よりも4日早いという。 そんな中、各地の中学や高校で卒業式が行われた、というニュースが有った。 昨年よりもコロナ禍に依る制限が緩くなり、保護者の出席人数が多くなった、卒業生のマスク着用が無くなった、 卒業生のパフォーマンスが行われた、などの明るいニュースだった。卒業する生徒たちにとっては、 青春時代のかけがえの無いイベントに、思いを込めるいい時間だったに違いない。 親御さんにとってもひとつの区切りとして、子どもの成長が身近に感じられた時間の流れだったことだろう。 50年前の自分のことははるか昔のことで忘れてしまったが、わが子の時には、親としての歓びは忘れられない。
今日は国際幸福デーだそうだ。これに合わせて発表された、 国別幸福度ランキングで、1位はフィンランド、 2位はデンマーク、日本は146か国中56位、先進国の中では最も低かったという。 どんな調査方法をしているかよくわからないが、おそらく同じ質問項目で国民の意識調査をしているのだろう。 幸せは個々人の尺度がちがうので、一律にこういったランキングを出すのはどうかとは思うが、 国民総幸福度でよく話題になる国がブータン。 経済的には決して豊かではないが、国民が夢や希望を持って生き生きと暮らしていることが伝えられる。 今起こっているウクライナでの残虐なロシアの蛮行は、市民が築いて来たささやかな幸せが、爆弾や銃で奪われている。 そういった幸せを奪う行為を許してはならない。
ガソリンのか価格どんどん上がる。昨日あたりは近所で170円/L。今は外出を控えているから車をあまり運転しないので、 影響は少ない。しかし、スーパーに行って物の価格が軒なみ上がっているのを見ると、買い控えてしまう位だ。 しかし、買いたいものを我慢できないものもある。玉ねぎなどは異常な上げ幅、今日のデータでは+66.3%。 新玉ねぎが出て来る時期だから少しは安くなるだろうが、輸送費が高くなっているから、昨年並みとは行かないだろう。 食用油も+30%、特売の目玉にはもうならないだろう。鮪は+16%、刺身の盛り合わせが高くなって品数が減った。 おそらく回転寿司などでは原価高騰に苦しんでいるだろう。 今安くなっているのが、ゴルフクラブ、通信料、あまり筆者の懐具合には関係ないカテゴリーだ。
日記を見たら、昨年は3月14日に東京で桜の開花宣言がされている。 今年は去年よりも暖かい日が多く続いているような気がしていたが、まだ宣言が出ていない。 昨年に比べて開花宣言が遅れているのは、2月の気温が低いことが影響しているのだろう。 桜は2月1日から数えて最高気温の和が600度に達すると開花宣言に繋がる、と気象予報士の人が言っていた。 その計算によると、明日19日の可能性が高いようだ。植物と気温の関係は、自然界の法則のようだ。 例えば、トマトの実が成るのは、開花してから気温の合計が1000度になる必要が有るそうだ。 植えてからの気温の平均が仮に22度だったら、45日後に収穫が始まる、ということだ。 植物と気温の関係、自然の法則、すごいことだ。
昨夜23時34分、深い眠りに入った頃、ゆらゆら揺れた。地震が多い地帯なので、「これは震度3くらいかな」 と布団の中で思った。揺れが落ち着いたと思った2分後、少しずつ大きく揺れた。 11年前の東日本大震災以来感じる大きな揺れだった。家が揺れるというより、 揺さぶられているといったローリングするような揺れ、震度5弱の揺れはさすがに怖かった。 停電は無かった。東日本大震災の時と違って、一方向の揺れで無かったことが幸い、 物が落ちたり家具が倒れたりしなかったのだろう。夜中に東北の方に向けてヘリが飛んだ。 何か災害が有ったのでは、と感じた。朝になると、東北道が通行止め、新幹線が走行中に脱線、 各地で断水や停電などのニュースが有った。災害は忘れた頃にやって来る。
来年度の年金が0.4%減ることになる。現役世代の給与が上がらないことによる財源不足が原因のようだ。 年金受給者の平均で5千円から6千円の減収になるという。 試算してみたら我が家もこのゾーン内に有ることがわかった。年金暮らしの我が家には大きな問題だ。 同時に流れたニュースで、与党がこの支給目減りに対して、穴埋め補助金5千円を一律支給する、というもの。 しかも、夏の参議院選挙の前に実施するというから、年金受給層への与党アピールの施策にほかならない。 もらうのは嬉しいのだが、5千円で参議院選挙よろしく、というバラマキには疑問を感じる。 このバラマキに必要な経費は1千億円だそうだ。なんでもバラマキをする行政、自分の財布の中身を考え、 借金でバラマキにはブレーキを掛けるべきだ。 この借金を受け持つのは、今の若い世代、これから大人になる世代の役割なのだから。
その国を代表する首相や大統領は、国民を幸せにし、他の国との融和を通じて国が豊かになって行くこと を目指さなければならない。ところが、今のロシア大統領の独善的な行動はどうだろう。 自身の野望のために他国を侵略し、世界中を敵にまわし。挙句の果て自国の国民を不幸にしている。 国民にとっては、恥ずべき大統領で、国民の幸せどころか、国外に逃げ出す国民だ出だした。 冬のパラリンピックは、選手が安心してスポーツを通じた幸せの享受と分かち合いをするはずだったが、 戦争反対のパラリンピックとなってしまった。ウクライナの選手は金メダルをもらっても、 還る家や家族が不明な人もいる。こんな大統領を選んだロシアは不幸な国だ。
人間関係をつくるのが苦手で、その関係性を嫌う人がいる。積極的に人間関係をつくり、アクティブに行動する人がいる。 筆者は、そのどちらも該当する。ある時はほどほどの人間関係に留めておき、ある時は人間関係を求めてさまざまな所に 出没する。人間関係はややもすると、それが煩わしくなり、その呪縛から解放されたいと思う時がある。 また、それが無くなると孤立する自分が不安になる時がある。ネット社会は体温が感じられる関係性ではなく、 バーチャルに進んで行く希薄な人間関係で居られる。ある意味安心感があるが、とても不安な安心感だ。 若い人たちはそこで満足している脆い人間関係で安心しているような気がする。
コロナ禍になってから、さまざまな講演会がネットで行われるようになった。新聞社系の無料講演会が結構開かれている。 有料系のもの、無料のもの、いろいろだ。講演会場まで足を運ぶ事無しに自宅に居ながらパソコンやスマホで視聴できる。 とても便利だ。しかも、見逃し配信をしているから、時間をずらして都合が良い時に視聴できる。 こういったことができるようになったのも、コロナ禍の成果だろう。
パソコンに感染するウィルスエモテット が猛威をふるっているそうだ。 メールに感染し、その感染したメールを拡散するという。筆者のところには1日30通ほどのメールが届くが、 その8割は疑わしい不要なメール。プロバイダーのメールウィルスチェックに掛けているので、 そういったメールの警告をしてくれるのだが、そこをすり抜けて来るものも有る。 だから、知らないアドレスからのメールは、タイトルを判断し、即廃棄措置をすることにしている。 こういったメールは開いて感染するもの、添付されているファイルを開いて感染するものなど、いろいろあるようだ。 疑わしいメールは即廃棄することが肝要だ。
毎年あれから〇年、とこのコラムに書いて11年目となる。
あの日、会社の会議が神奈川県相模原市の工場で行われていた。3時すぎのこと、 テーブル上のコーヒーカップがカチャカチャと鳴り、カップの中のコーヒーがこぼれた。 グォ〜〜っという地鳴り。すぐにグラウンドに避難した。地鳴りは頻繁に起きた。 寒かった。都心の普段在籍するオフィスは36階だったが、後に聴いたが机の引き出しがバッタンバッタン動き、 悪夢の空間だったそうだ。自宅から100キロの地で家に帰れず、工場で夜を明かした。寒かった。朝5時すぎ、 京王線が動き出したとの情報で、8時頃に上野までたどりつけた。家に着いたのは昼すぎ、自宅は無事だった。 が、自室は本棚が倒れ、ぐちゃぐちゃだった。カミさんは、ひとり怖い夜を過ごしたと言っていた。 その頃、福島では大変なことが起きていたのだ。
新聞・テレビ・ラジオなどは、明日の東日本大震災11年目のことをニュースや特番で伝える。 これらのマスコミの対応に対して、ラジオ番組に視聴者のメールで「3月10日は東京大空襲の日です。 この日も忘れないで欲しい」という内容が放送された。東日本のニュースは確かに重要だが、 空襲のことも取り上げてもいいいのでは。まさに今この時ウクライナで同じ現象が起きている。 東京大空襲は日本が被害者だったが、そこに至る前に日本軍は、今のロシアと同じ過ちを行っていたのだ。 こういったことを、われわれ日本人はもっと知ることが必要だ。 その上で今の日本社会があるということを知らなければならない。 今日の意味、そして明日の福島原発事故から11年目の意味をじっくり考えたい。
東京大空襲は6回に分けて行われ、罹災者は310万人、死者11.5万人、中でも3月10日の空襲が最も規模が大きく、 この空襲だけでも罹災者100万人と言われている。写真はWIKIPEDIAから引用。焦土と化した東京の街並みだ。
ロシアの大富豪たちのことをオリガルヒというそうだ。今回のウクライナ進攻で西側諸国がロシアに経済制裁する、 という施策の中に、オルガルヒたちの海外資産を凍結する、というニュースが流れた中での気になったことばだ。 彼らはプーチン大統領と大きな利権で繋がっていて、ロシアの国政にも関係するほどの資産と発言力を持っているとのことだ。 プーチン大統領のいいなりに国営企業を動かし、その巨額の利益を自らの懐を肥やし、政権に提供しているとも言われる。 海外に多くの資産を保有し、その疑わしい資金の洗浄効果を果たしている国もあるようだ。こういった黒い大金持ちは、 粛清しなければと思う。
気が付くことばを、気が付くだけ(ダジャレです)揚げてみた。気配、気持ち、色気、内気、浮気、景気、気が合う、 気力、気が向く、運気、気心、気を合わせる、気がめいる、気が張る、活気、生気、気の流れ、快気、強気、 気付き、覇気、本気、無邪気、暢気、気象、短気、気概、景気、人気、陽気、気配、気分、病気、…
いろんな意味で使われる“気”は、人が生きる力だ。気を大事にしたい。
3年振りとなる東京マラソンが昨日開催された。この季節、気温は10度台、マラソンの季節だ。 今は足首の軟骨が減って、走れない筆者は、かつて毎年1月末のマラソン大会を29回走った。 タイムは4時間前後、最後のマラソンは54歳の時、5時間台だった。 それでも、完走は自分の勲章だ。だから昨日の3年振りの開催で完走した人たちが羨ましい。 コロナ禍で鬱積したエネルギーを吐き出したことだろう。この大会、過日お亡くなりになられた、 石原さんが都知事時代に始めたもの。いいイベントを残してくれた。
昨日の関東地方、やって来ました春一番。♪もうすぐは〜るですねぇ〜、というキャンデーズの歌があった。 月末には桜の開花予報が出ている。春の陽気に合わせてコロナ禍も減衰して行って欲しいものだ。 菜園では春まきの準備を始めた。冬越しをした菜っ葉類からは塔立ちの菜の花の芽が出しだした。 昨夜の夕食にはお浸しで春の香りを楽しんだ。梅の花が咲き出した。今年は10キロの梅をもぎたいと思っている。 風が強い日が続いているが、少し緩んだらロードバイクで走りたい。良い季節がやって来た。
世の中、次々に新しい乗り物や輸送手段が出て来る。車は自動運転車、自動ロボットが荷物を運ぶ、電動キックボード、 電動自転車などなどだ。そうすると、今までの交通法規をどう適用するか、改正するかでその対応を決めなければならない。 この“次世代交通ルール”が昨日閣議決定された。例えば、自動運転の仕組みがどうなっているかで、 特定自動運転と呼び、車両の監視形態で法令や事故の責任分界を決める、 電動自転車やキックボードの速度制限や走行場所や免許の必要有無、 自動走行ロボットの走行場所の決まりや信号の守り方、などさまざまな課題が出て来る。われわれ歩行者も、 今までの概念と違った走行物が出て来るから、うかうかして居られない。
朝のニュース番組でインクルーシブ遊具 という聞きなれない言葉が出て来た。Inclusive=包括的な、包摂的な、という意味だ。 Exclusive=除外、という語の逆なのだ。インクルーシブ遊具とは、今までの健常者のための遊具をバリアフリーにして、 障がい者でも活用できるようにしたブランコ、滑り台、シーソーなどのこと、こういった設備を使った公園が、 インクルーシブ公園というそうだ。確かに、今までのバリアフリーと言えば、道路や駅などの肢体不自由や目や耳の 不自由な人向けだった。インクルーシブでは学習障害や自閉症などの人も対象に考えるとのことだ。 こういった遊具や公園が国内でも少しづずつ増えて来たそうだ。嬉しいニュースだった。
ウクライナに対するロシアの暴挙、ウクライナの一般市民が逃げ惑う。女性や高齢者は家を捨て、隣国に避難する。 残った男性たちは、国を守るいうために闘う。火炎瓶が武器になるという。 その作り方がネットで検索され、検索回数が急増、という物騒な情報だ。 一般の市民が何で火炎瓶で武装しなければならないか、ロシアの非合法の行為のためにウクライナの一般市民が払う犠牲、 納得が行かない。この瞬間にも爆弾に怯えるウクライナの市民が居る。
各地で卒業式のニュースが流れる。県内の県立高校では昨日一生に卒業式が行われたそうだ。コロナ禍でこの2年間、 感染予防で卒業式が満足に行えていない。それでも昨年に比べれば今年は少しだけ規模が大きくなったようだ。 青春時代の大切なイベントがこういった状況で可哀そうな気もするが、長い人生の中の卒業式の一コマは、 多くの人生ドラマのひとつとして心に刻まれる。多くの記憶の中には、いつも通りすんなりと通り過ぎた記憶よりも、 何かエピソードがつきまとう記憶の方が情景が思い浮かび、記憶の価値が高い。筆者は山登りをするが、 晴れ渡った良い景色の山行よりも、突然の嵐に見舞われたり、道に迷った時の山行の記憶のほうが心に残っている。 それがアクシデントのマイナス効果の場合でも、「ああ、こんあことが有ったなあ」と懐かしむことができる。 コロナ禍の卒業式も「あの頃はこんなんだったなぁ」のひとつになるだろう。
絶対に食べない嫌いな食べ物。誰でも何か有ると思うが、筆者はイカの塩辛、ゴーヤ、キムチの3種。 これらは何が有っても食べない。理由は、最初に食べた時に舌が受け入れなかったので、口にするのもいやになった。 しかし、この嫌いな食べ物が年齢とともに変わって来る。 昔は食べられなかったピーマンやセロリや春菊などの臭いがきつい野菜、 家庭菜園をするようになって自分で栽培したものは食べるようになった。あっ!茄子の漬物も絶対食べないひとつだった。 茄子の煮物や揚げ物は食べるのだが、漬物はだめだ。他人は筆者が嫌いな物を、おいしいよ!と言って食べる。 孫などはキムチやイカの塩辛をアツアツのごはんに載せて食べる。何がおいしいんだろう?と思う。
昨日は風が強かったが、南風が吹き暖かい1日だった。暖かさに乗って、ジャガイモ植えをした。キタアカリという、 黄色がかかった甘くて柔らかい品種、煮物にするとすぐに崩れてしまう品種だ。もうひとつは、メークインという細長い品種。 こちらは、煮物にしても崩れない品種。煮物、揚げ物、蒸し物、焼き物など用途に応じてジャガイモの使い方が違う。 4月には芽が伸びて来て土寄せ、芽欠き、追肥などをして6月中旬に収穫となる。暖かい日が2、3日続き、雨が降る予報。 この雨が季節を分ける本格的な春の到来を告げるだろう。あと2週間もすれば、桜前線の声が聞こえるだろう。
無残にも砲撃で砕けた高層マンションの中層階、昨日まで平和な暮らしをしていた安らぎの場所が破壊され、炎に包まれた。 ロシア軍のウクライナ進攻という蛮行に出たプーチンの行動は理解できない。逃げ惑う市民には何の罪も無いのに、 権力者の行動は不幸な人を増やすだけの行為だ。プーチンが自分の家族が逃げ惑うことを想像したら、その行為は良いのか、 悪いのか、自分事として考えられるはずだ。何事も自分事として他人の痛みを感じて行ければいいのに。 頭がおかしくなった権力者にはつける薬が無い。80年以上前、かつての日本も、侵略虐殺行為を正当化し、 侵略した主権国家の悲劇に、日本国民が湧きたつ行動をしたことが有った。
ず〜〜っと長い間、曲名を知らないままお気に入りの曲としてレコーダーに“軽快な曲”というタイトルで入れてあった。 この曲がNHK−FMの番組でリクエスト曲として放送された。さっそくメモしたつもりだが、そのメモが怪しい。 歌詞は最初の部分を知っていたので、スマホで検索してみた。何と歌詞から曲名が出て来た。 『そうか、こんなスマホの使い方ができるんだ』と新しい知識が嬉しかった。 曲はOcean Side Linerとわかった。 なんか嬉しい出来事だった。因みにスマホではGoogleの音声検索で、鼻歌で歌ったメロディの曲名が検索できるサービスや、 撮影した花の写真から花の名前を検索するサービスもある。
趣味のひとつに陶芸がある。 かれこれ18年ほどになるが、自宅に工房をつくって電気窯を入れ、作陶から本焼きまでができる。 師事する先生は居ない。自己流ながら、自己流の楽しみ方をしている。アマチュアだから、コンテストに出たり、 出来た作品を売ったりはしない。あくまでも自分流の楽しみとして、家庭で使う器を作っている。 陶芸を始めるにあたって、2人の子どもの結婚式では引き出物をつくりたい、できたらいつかは個展を開きたい、 という夢が有った。子どもたちの結婚式の引き出物は実現できた。個展については、夢でしかなかったが、 このコロナ禍が筆者にプレゼントしてくれた。 創作カップの世界のタイトルで行う予定で準備中だ。
サンドイッチマンの「病院ラジオ」という番組がある。再放送だが、昨日の朝の放映を見た。場所は熊本市の産婦人科病院、 『福田病院』。感動の45分だった。赤ちゃんが生まれるまでには、数々の、さまざまな人生ドラマがある。 赤ちゃんのパワーはすごい。何をしているわけでもないのに、そこに居るだけでみんなを笑顔にする。 やっと授かったイノチがある。シングルマザーで育てるイノチがある。止む無く帝王切開で超未熟児で生まれるイノチがある。 望まれなくて生まれるイノチがある。 1日に100人の新生児がうまれるというマンモス婦人科は全国から妊婦が集まる人気の婦人科病院だそうだ。 ここでサンドイッチマンがさまざまな環境にあるご夫婦や妊婦の声を聞く。これを病院内に放送する。 その時に語る妊婦の声、それを病院内で聞く患者、スタッフのリアクション、それを映像が追う。 感動の朝のひと時だった。
今日は祝日、天皇誕生日だ。『あれ?何の日だったっけ?』昭和時代が長い筆者には4月29日の昭和天皇の印象が強く、 咄嗟に出てこなかった。昨日天皇は、秋篠宮家の眞子さまのことに言及した。 「尊重し合える寛容な社会が築かれて行くことを願っております」とおっしゃった。まさにその通りだ。 本人たちのプライバシーまで土足で踏み込む女性週刊誌の報道には、 雑誌の売り上げ至上主義だけのための人権無視の姿勢に辟易としている。 またこれを読んでスキャンダルに踊る読者も読者だ。天皇の心痛も大きいものと察する。
今日は2月22日、ニャンニャンニャンと読めることから、猫の日。1987年、猫の日実行委員会が定めた。各国に猫の日が有り、 ヨーロッパでは2月17日をワールド・キャット・デーとしている。アメリカでは10月29日、という違いが有るが、 世界中で猫が愛されていることがわかる。筆者は自宅で動物を飼わないことにしているが、猫が家族の一員という人も 多いことだろう。写真家の岩合光昭さんは世界中で猫の生態を写真に収めている。映画にもなった。NHKではここ数日で、 猫や動物番組の特集を組むそうだ。
♪更け行く 秋の夜 旅の空を〜 昨日の夜北京オリンピックの閉会式で『旅愁』のメロディが流れた。 おや?これ日本の曲では? と思って、この曲がなぜ中国のエンディングのセレモニーで流されたのか、ネットで調べてみた。哀愁を帯びた旋律は、 日本の曲とばかり思っていた。実はこの曲、アメリカでつくられたことがわかった。 19世紀にオードウエイというアメリカ人が作曲した『家と母を夢見て』という曲だった。 これが日本に伝達されて、犬童球渓が和訳作詞『旅愁』となり、そして日本に留学していた中国人の李淑同が 『送別』として詞をつくり、中国では送別の時に歌われる愛唱歌となった、とあった。 アメリカから日本へ、日本から中国へと国境を越えた愛唱歌になったことがわかった。 この意味を知り、昨日のエンディングセレモニーの演出の意図の一端を垣間見た。 『旅愁』は、筆者が60年前、小学校5年の時の合唱クラブの練習曲でうたっていて覚えたものだ。 筆者にも意味の有る曲だ。
昨日は24節季の雨水(うすい)、立春を過ぎて14日目に雪が雨に変わり、草木が芽吹く節季、という意味だ。 今日は関東地方は雨模様、日本海側の大雪も霙から雨になった。庭に目を移すと、木々の芽が少し膨らんでいる。 水仙が芽を出している。確実に春の足音が聞こえる。季節の流れに合わせてコロナ感染が下火になって欲しいものだ。 そして桜の開花頃には安心して出かけられるようになって欲しい。
50年前の今日、あさま山荘事件が有った。ちょうど長野にスキーに行っていた時に事件が起こった。 すぐ近くでの機動隊と連合赤軍の死闘にテレビのニュースに釘付けになった記憶がある。 銃を持った5人の過激な思想を持つ赤軍派が河合楽器のあさま山荘管理人を人質にして籠城、警察と10日間の攻防、 警官の殉職、民間人1人の死亡、一部の人間はまだ国外逃亡中という悲惨な事件だった。 思想にかぶれた若者が、手段を選ばない凶悪な事件をたびたび起こし、 警察に追い込まれた過激思想の若者たちが起こした犯罪は、“偏った思想”に感化された異常な行動だった。 社会規範に反する行動の総括はまだ終わっていないという。
1月に実施されたゆうちょ銀行の硬貨の両替代が庶民の負担になっている。神社仏閣に集まるお賽銭の硬貨を持参したら、 一定の両替代を取られる。安くはない。せっかく集まった賽銭、目減りしてしまう。ボランティア団体が集めた募金も、 手数料を取られ、募金の一部が銀行の利益になるという、納得が行かない状況だ。 この経費負担をしなくてもいいいように知恵を絞る。 神社で集まった賽銭の硬貨を束にして、商店主たちに無料で両替、 商店主たちも、お釣り用に銀行で硬貨に両替するのに手数料がかかるのを無しにできる。一挙両得の仕組みを考案した。 他の銀行も追随して有料化の流れに、硬貨を預けたい人、 硬貨を引き出したい人のこのような工夫がこれからもあちこちで出て来そうだ。
プーチン大統領が「すでに演習のための軍は撤退している」と戦車を乗せた貨車の映像を流す。バイデン大統領は、 「まだまだ国境付近にロシア軍が大勢いるので信じられない」中国はオリンピック開催中でノーコメント、 西側諸国はプーチン大統領と個別に会談して、和平の模索、日本はアメリカに追従して燃料をウクライナに贈ったり、 支援金を融通したり、当のウクライナよりも周辺の国々がロシアとアメリカのにらみ合いに絡んでいる。 戦争は、ただ悲しむ人を増やし、さまざまな傷口を広げるだけ、誰もが望んでいないのに、緊張感が増す。
人生には“まさか”の坂が有るとよく言う。北京オリンピックの羽生選手のジャンプで、氷のくぼみに足を取られ、 4回転が1回転になってしまった。始まりのシーンでの躓き、“まさか”だった。小平選手のスタートでの躓き、 これも金メダル候補の“まさか”の坂だった。ジャンプの高梨選手の大ジャンプのあとの、スーツ違反の失格、 今までにはなかった検査に“まさか”の坂だった。スケート女子パシュートの決勝、あと50Mで金メダル、 しかし転んでしまった…。オリンピックの金メダル候補がこんなに立て続けに“まさか” が続くなど想像だにしなかった。帰国の時にメダルを掛けた選手の凱旋の陰でうつむいて後方から出て来る選手 たちが想像できるが、彼らの人生に起こったことのこれからのリカバリーが、また彼らを大きな人間にしてくれるだろう。
営業マン(ウーマン)がセールストークする時に、話のとっかかりとして使える話題はこんなことから、 という話材の頭文字をつなげると…。
うら【裏話】あまり関心しないけど…時には
き【季節・気候】『もうすぐひな祭りですね』
ど【道楽・趣味】『ウォーキングをなさっているそうですね』
に【ニュース】『今朝のニュースでカーリング金メダル、見ました?』
た【旅・旅行】『温泉が好きなんですけど、お薦めありますか?』
て【テレビ(天気)】『朝ドラ、見tえいますか?』
か【家族・家庭】『お子さん、何年生になられました?』
け【健康】『いつも溌剌としているのは、何か秘策でも?』
し【仕事】『コロナ禍で仕事への影響はないですか?』
衣【衣服】『いつも洒落たネクタイをしていますね』
食【食べ物】『食品の相次ぐ値上げで家計も大変ですよね』
住【住居】『お住まいは越して来て何年になりますか?』
セールスマンだけでなく、日ごろの生活でも誰かとコミュニケーションするきっかけをつくるのに使えそうだ。
毎日ウォーキングしているが、道すがらマスクが落ちているのをよく見かける。このゴミは、 もしかすればウィルスが付いているかもしれない、と思うと触りたくないもの。でも、 なんでマスクが道端に落ちているか、 ポケットから落ちたのか、故意に捨てたのか、もしポイ捨てだったら由々しき問題だ。 マスクはポリだから環境汚染に繋がってしまう。せっかくレジ袋を削減しているのだから、 諸々のプラスチックごみを削減したいものだ。
認知症予備軍のことをフレイル層というそうだ。つまり、認知症になる人はフレイル期を経て認知症の症状が出る、 ということだ。コロナ禍で高齢者の間にフレイルの人が増えているようだ。後期高齢者に近付きつつある筆者も、 フレイルに気をつけなければいけない年齢になった。これを予防するタチツテトがあるそうだ。
タ:タンパク質をたっぷり摂ろう
チ:ちょっとそこまで歩いてみよう
ツ:つながりと会話を大切にしよう
テ:でかけよう週3回
ト:トレーニングで筋力アップ
今のところ、タチツテトすべてを実践してはいるのだが。
システム障害が続き、顧客に迷惑をかけっぱなしのM銀行、ついこの間頭取が引責辞任したばかり。 トップが交代して新しい体制になっても、また昨日ATM障害が発生した。 他の銀行では全く発生しないのに、何故M銀行だけが頻繁にシステム障害が有るのだろうか。 会社のガバナンス以前の問題が内在しているのではと勘繰ってしまう。 システムは人間がつくるもの、このシステムの根幹に何か問題があるのだろう。 システムそのものをパッチで修正するのではなく、根本的なリストラクチャーをしない限り、また発生するだろう。
首都圏のマンションが高値だという。 平均価格は昨年のデータで、6,260万円、2020年の平均価格より3%近く上昇した。 ちょっと郊外に出ると2千万円台、3千万円台の1戸建てが手に届くから、 価格が高くても、都心に住むのに魅力がある人が多い、ということなのだろう。 発売月の契約率は7割を超えるというから、どんな人が買っているのだろう?。 比較的若い頃に郊外の一戸建てを購入した筆者は、住宅購入にあたっては、 家庭菜園をやったりジョギングやサイクリングがゆっくり楽しめたり、 少しの庭が有ったり、ということで、現役時代の通勤は1時間半要しても、 定年後のゆったりした生活ができることを第一に考えた。 定年後の今の暮らしは、都心じゃできないことだった。
今日は初午、2月の最初の午の日、お稲荷さんを参拝して五穀豊穣、 商売繁盛などを祈願する風習が全国にある。 稲荷社は全国に3万社有るそうだが、それぞれに幟りを立てて参拝者を迎える。 稲荷だから油揚げやお米を持参、神棚に奉納する。子どもの頃、 初午の日に近くの稲荷神社を参拝して周った記憶がある。 それぞれの稲荷社には大きな幟り旗が立てられ、同じように参拝して歩く人がたくさん居た。 子ども心には、その日炊いた赤飯が食べられるのが楽しみだった。今は節分の恵方巻が有名になって、 初午が語られることが少ない。そのうち、お稲荷さん業界が何かビジネスを仕掛けるかもしれない。
確定申告が始まっている。年金生活で収入は決まっている。というより、少しずつ年金が減っている。 何とか取られた税を少しでも取り返したい、と確定申告は欠かさない。 少しの原稿料や講演料、共同募金会への寄付金などを取りまとめると、ほんのちょっとだが還付金がある。 このほんのちょっとが楽しみだ。最近はパソコンやスマホでも簡単に申告できるようになったのが有難い。 公的サービスもここまでやってくれると嬉しいものだ。というより、税務署の負担が著しく軽減されたと思える。WinWinの関係が、新しい仕組みを前に進めるエネルギーになるのだろう。 確定申告のホームページは、ユーザーフレンドリーで使い易い。
冬季オリンピックのスキージャンプノーマルヒル、小林陵侑選手が24年ぶりのジャンプ金メダルを取った。 昨日の朝刊に小林の文字が大きかった。すごいことだ。事前の期待が大きく、金メダルを取って当たり前のような報道、 さぞプレッシャーが大きかったことだろう。彼の凄さの陰には、コーチとして君臨した、 レジェンド葛西紀明の存在があるようだ。 小林の才能を見抜いて、わがことのようにさまざまなアドバイスをして来たという。 成績云々ではない、と思ってスポーツを見ている筆者だが、さすがに一昨日は興奮した。
連日、朝のラジオニュースで、各地で起きた未明の火災のニュースが流れる。 決まったように「この住宅に住む○○さんと連絡が取れていません」といったアナウンス、逃げ遅れた可能性がある。 火災は何もかも奪い、灰となってしまう。消防は延焼を防ぐために必死になって活動する。家事は怖い。 特に冬場はストーブという火器を使うから極めて危険だ。我が家は今まで反射型の石油ストーブを使っていたが、 今年は灯油が高いことも有って、ストーブをやめてエアコン1本にした。 火器を取り扱わない分、気持ちが楽になった。子どもの頃、近所の火事で窓べに赤い炎が見えたことがある。怖かった。
コロナ感染に対する厳戒の中で始まったオリンピック。開会式の聖火点火の演出は、予想に反した簡素なもの。 SDGsの精神が生かされ、今の時代だから、“なるほど”と理解できる。 派手派手な演出が無くても人に感動を与えられることがわかった瞬間だった。 夏の北京オリンピックで使われた聖火台は、毎時5千立方メートルものガスが使われたというから、 エネルギー削減、CO2削減の効果は大きい。一方、聖火の最終ランナーとして走ったウィグル族の選手については、 国際社会で人権弾圧として批判される中国の策略、免罪符ではないかとの報道、さまざまな人たちの見方で 報道されるオリンピックだ。
筆者はテレビよりもラジオ派。居間ではテレビが点いている時間よりもラジオの時間が多い。 ニュースはNHK、音楽はFM放送、相撲中継もテレビではなくラジオ。 ラジオのほうが音で情景を考えるので、脳が働く。テレビの番組で“見たい”と思うのはそう多く無い。 お笑い芸人が出て来て、手を叩きながら大笑いして他人をいじって行く光景はいいものではない。 番組に登場したゲストが、自信が出演したドラマの宣伝をしたり、視聴率の意識が先に来る番組づくりは、 情報伝達の本質から外れているような気がする。
オミクロンとは、ギリシャ文字24文字のひとつ。α(アルファ)、β(ベータ)、γ(ガンマ)、Δ(デルタ)、 ο(オミクロン)…と続く。これらの文字はコロナウィルスの呼び名だけでなく、 社会のいろいろなところで活用されている。星の名前にα星、β星はオリオン座に有る。 デルタは三角形でお馴染み、デルタ地帯とは三角州のことをいう。 コロナウィルスの呼び名にギリシャ文字を使った理由は、もともと変異した地名を付けていたのだが、 その地域が差別や偏見を避けるためだという。
全国の自治体で学校教員が足りない現象が続いているという。 定員に達しているのは、小学校では47都道府県のうち、 7県のみ、中学校では10県のみだ。慢性的な教員不足に、各県の教育委員会では定員を満たすために定年退職した 先生を確保したり、管理職の教員を代打にしたりの苦労をしているというから、 子育てをうたう政権の施策が行き届いていないようだ。学校の先生は忙しいという声をよく聞く。 働き方改革の波の中で、教員の志願者が減っている、という事実に、早急な対応が急がれる。
昨日の小銭の話に続くお金の話。 今、子どもたちに対するお金の勉強がさまざまなバリエーションで展開されているという。 小学生たちには、お金の話をするNPOなどが講座を開催している。 いずれ、学校でもこの種の学習時間が設けられるだろう。 お金の概念がキャッシュレスになって、“貯める”とか“使う”という行動ができない、 デジタルネイティブの子どもたちにはお金の概念が浸透していないのだ。 大人たちは、子どもたちに対してお金の仕組みや使い方をきちんと伝えて行かなければ、 今の子どもたちは間違ったお金の認識を持っている子どもも居るという。。 因みに、高校の家庭科教科書では、キャッシュのみならず、株式や債券、資産形成の授業が増えたそうだ。
最近、財布に小銭があまり入っていない。たぶん買い物の時にキャッシュをあまり使っていないのが理由だ。 コンビニでの支払いはほとんどがプリペイドカード、現金を使わない。少し大きい買い物はクレジットカード、 現金決済をしない。そんなことが理由で生のお金をあまり見なくても決済が済む時代になった。 小銭が溜まったらペットボトル貯金箱にマッチングギフトとして1年間貯め、 年末には共同募金に寄付することを30年来やってきたが、小銭が溜まらないのでこのやり方がピンチだ。 加えてゆうちょ銀行などが小銭の計数で手数料を取る仕組みになった。小銭にとって生きづらい世の中だ。
月末に旅行する計画でいたが、キャンセルした。感染が下火になって、 「やっと安心して行動できる」と思った10月中旬にプラン、 なかなか予約できない人気の宿が予約できて楽しみにしていた。1月末の感染者増など昨年末は想像できなかった。 しかし、専門家は第6波を予見していた。そんな中でPCRの検査キットが足りなくなり、検査に支障が出るという始末。 医療現場の対応はきちんと考えられていたが、まさかそこに抜け穴の事態など考えなかったのだろうか。 政府の対応も新政権も右往左往、というより前政権よりも、確固たる考え方の芯がないし、 国民に対するメッセージが少ないと感じる。
『群青の墓標』横家伸一著、2015年文芸社刊。終戦直前の春、本土決戦の盾となった沖縄決戦の直前、 それまでの沖縄県行政が軍部や国とうまく調整されず、住民の安全が守られていないことから、 県知事が官撰知事に交替させられた。 この知事に任命された内務省のエリート官僚、島田叡(あきら)の昭和20年早春から沖縄陥落まで、 住民の安全を守るための命を懸けた、史実に基づく小説だ。島田は今でも沖縄県民に慕われているということを知った。 人間島田叡の懐の深い、情の厚い人柄に感動した。 それと、当時の戦争を司る軍部のあいまいで非人道的な行動が産んだ悲劇を知り、 本土の盾となった沖縄のその後の運命を知ることとなった。 今も世界のあちこちで繰り返される戦争、その戦争を意識した軍備の増強、 人間の不幸を産むことは有ってはならないことだ。
3月18日から始まる第94回選抜高校野球大会、出場校が昨日発表された。 候補となった学校では、事務局からの1本の電話に一喜一憂したことだろう。 オミクロンン株の猛威に警戒する今の状態が好転して、大会がつつがなく行われることを祈念したい。 38校のうち初出場は6校、21世紀枠は3校だ。3月4日に発表される組み合わせが楽しみだ。、
日本は物価が安い、だから海外から日本に旅行にたくさんの人が訪れる(コロナ前の話)と言われて来た。物価が安いのは、 国際比較してほんとうらしい。全世界にあるハンバーガーチェーンの価格比較をすればわかるのだそうだ。 ワンコインで飯を食える国は無いようだ。 スーパーに買い物に行く。物の値段が上がっているのが目に見える。魚や肉はパッケージの価格の割には中身が少なくなった。 個別包装の食材やお菓子も心持袋が小さくなった。この2月からは電気代、醤油、味噌、マヨネーズ、ハム、ティッシュペーパー、 住宅資材、あらゆる分野で値上げラッシュだ。年金暮らしの筆者には痛い話だ。
NHKラジオ朝の6時半、ラジオ体操が始まる。第一と第二をやって10分間の時間を楽しみにしている。 新聞の投書欄に59歳の主婦の方からの『侮れないラジオ体操』という投書があった。「今さらだけど朝のラジオたいそう、 子どもの頃の夏休みの朝を思い出してやってみたら、1日が快調」とあったが、まさにそのことを実感している。 始めて10年くらいになるが、さまざまな部位の動きがシンメトリックに構成されているので、 体調の異変に気付くことがある。“ちょっと右の腰に違和感”とか“左の肩が回りにくい”などがあると、養生をしたり ほぐしたりができる。何より、終えたあとの爽快感が1日の体調をアシストしてくれる。
“自己肯定感”ということばは聞いたことが有る。有りのままの自分を受け入れる、自分を誰かと相対的に比較して考えるのではなく、 等身大の自分を認めて行くことだ。“自己効力感”ということばも有る、ということを今朝のNHKあさいちで知った。 この自己効力感を活用すると、集中力が付き、目標に向かう自分を鼓舞し、ハッピーな自分に会えるという。 できる・できると自分に言い聞かせ、ゴールに向かう自分を描いて行動する結果が成功につながるようだ。 一番いいのは、自己肯定感を持ち、自己効力感を貯め込むということのようだ。今からでも遅くはない、自己肯定・自己効力を活用しよう。
朝、新聞を取りに玄関先のポストに向かう。玄関脇に置いてあるバケツに薄い氷が張っている。寒い!寒さに弱い筆者は身体に応える。 上着を2枚重ねに、ズボンの上にオーバーパンツをはいている。日中は南側を向いている居間の窓辺がポカポカと暖かいので、 日なたぼっこしながら本を読むのが良い。大寒を過ぎて、各地から梅の便りが聞かれるようになって来た。 もうすぐ梅の花が見られ、2月末には河津桜の開花も伝えられるだろう。その頃にはオミクロンの感染拡大もピークアウトして いることを期待したい。
大相撲初場所が終わった。御嶽海が12勝3敗で3回めの優勝、場所後に大関昇進のストーリーが出来上がった。 相撲協会は、照ノ富士が横綱になり、2場所連続優勝し、盤石の相撲取り口でひと安心したものの、 大関陣の成績が振るわないことにストレスを抱えていたことだろう。御嶽海の昇進は、「待ってました」 というタイミングだろう。若い力士たちが活躍する場面が多く、しばらくは相撲人気が続くだろう。 3月場所が楽しみになって来た。
全国で水道管のメンテナンス工事が中断されていることが新聞で報じられた。それによると、水道管に塗装を施す塗料メーカーが、 規格外の原料を使用していたというもの。製造会社の内部通報窓口に通報が有ったことから、実態がわかり、全国の水道管 の54%を占めるこのメーカーの水道管が使えなくなり、自治体によっては、半分以上の工事の中断を余儀無くされているというもの。 企業の不祥事が実に多い。薬局で薬が不足で投薬に支障が出ているのも、薬品会社の不祥事が原因。 企業活動は社会的責任と隣合わせなはずなのに、利益重視のために有ってはならない社会ルールに反することをしてしまう。 次から次に明るみに出る不祥事、嘘は絶対に暴かれる。金という魔物に毒されない、企業経営者の質が問われる。
一昨日、今年の年賀状の当たりくじを郵便局に持参、切手シートをもらって来た。今年は6枚当たっていた。 ついでに、余った年賀状を手数料を払って、切手に換えて来た。 当たりの切手シートが去年からシール型になった。シール切手は、裏に水を付ける必要が無いので便利だ。 制作コストのことを考えなければ、切手は全部シール型にして欲しい。
昨日は古い友人から遅い年賀状が届いた。いつもいただいているのに返事が来ないから、どうしたのかと思っていたが、 遅れた理由と近況のことが詳しく書かれていて、安心した。最近、年賀状は来年から欠礼します、 という方が増えているのだが、ちょっとした近況の報告は嬉しいものだ。
2次元バーコードと言われるQRコードが進化している。この仕組み、発明したのは、日本の自動車部品メーカー、 ライセンスフリーにして発表したことから、爆発的に活用されるようになった。専用の読み取り機が不要で、 スマホで簡単に読めることで、今では新聞、テレビ、スーパーなどの店舗、支払い、SNSの認証など、 多くの場面で使われるようになった。まさにスマホの技術と一体になって発展した。 横長のバーコードに比べて情報量が多く、2953バイト(1文字は16バイト)が入る。 テレビ番組などでも、詳しいことはQRコードで流すことが多くなった。QR=Quick Response の略、ほんとうに便利だ。 文字を入れると簡単につくることができ、それを印刷することもできる。 筆者は今年の年賀状にホームページのQRコードを印刷した。かみさんはLINEのお友達登録のQRコードを印刷していた。 下は筆者のホームページトップページのQRコード。
今日は24節季の大寒、暦通りの寒い朝になった。日本海側では大雪に格闘している。 関東地方はこの時期、毎日晴天だが、北風がビュンビュン吹いて寒い。 寒いのが苦手な筆者は厚着をしてモコモコになっている。2月4日の立春までの寒さかと思いきや、 2月中旬まで寒さが続くという予報が出ている。オミクロン株の猛威で連日の感染者の増え方が尋常ではない。 家でじっとしているのが寒さ除けとコロナ除けにいいようだ。