きょうの気になるワード(ちゅうさん流の解釈)



新聞・テレビ・週刊誌・どこかの掲示板・電車の中吊りなど、オヤッと思ったワードや
フレーズをヒントに、筆者の体験や気づいたことを加えて毎日コメントしています。
2008年4月21日に開始、14年目に入りました。
2022年6月9日までは頁末でLINKしています。


2022.11.18 『カウンターテナー』

カウンターティナーの男性の美しい声をFMラジオで聞いた。実はその時に初めてカウンターティナーという言葉を知った。 まるで女性のアルトの美しい声、男性の声とは思えなかった。成人男性歌手のパートのひとつで、 主に教会音楽などで活躍して来たそうだ。最近では日本の唱歌やポピュラーなどを歌う人もいるそうだ。 美し過ぎる声 は映像で見ると、どこから出しているのか?と思える。


2022.11.17 『ざる菊』
各地の秋祭りや文化祭で菊愛好家の展示を見ることがある。菊の衣装を着せて菊人形に仕立てる作品など観ると、 愛好家の丹精込めた作品に見とれてしまう。菊にもさまざまな種類がある。我が家の家庭菜園では食用菊を栽培していて、 今のシーズン、香りが良くてシャキシャキの菊のお浸しを楽しめる。近所の畑で、地面に鍋を逆さにしたような、 こんもりと咲く菊が美しかった。調べてみると、「ざる菊」というそうだ。 まるで大きなザルを地面に逆さにしたように咲いている。きれいな菊だった。


2022.11.16 『米粉人気』
今、米粉が人気の商品になっているそうだ。小麦粉を使ったクッキングや資材が米粉の活用に置き換わっているようだ。 含有するグルテンの量が違うことから、パンやパスタなどの製造には合わないとされてきたようだが、 米粉の進化や製造方法の進化で“米粉は向かない”と言われて来たものがどんどん使えるようになったということだ。 折からウクライナからの小麦粉輸入が少なくなり、コストも上がり、大変な思いをして来た業者には福音だ。 米粉製品、どんどん市場に出回ることだろう。


2022.11.15 『近畿地方で木枯らし1号』
♪木枯らし木枯らし 寒い道 たきびがたきびだ 落ち葉炊き…… 唱歌「たきび」の2番の一節だ。 昨日は近畿地方で木枯らし1号が吹いたというニュースが有った。西高東低の冬型の気圧配置で、北風が冷たかった。 24節季の霜降から冬至までの間で北寄りの8メートル以上の風が吹いた日、という定義だそうだ。 実はこの木枯らし1号発表は、近畿地方と東京地方でしか行わないそうだ。しかも、近畿と東京で若干定義が違うとのこと。 今まで知らなかった。


2022.11.14 『半導体会社ラピタス』
40年ほど前、かつての日本の半導体産業は隆盛を極めた。国内各地に半導体工場が有り、九州地域などでは、 日本のシリコンバレーと呼ばれたこともあった。しかし、その後の半導体産業は衰退、 海外に技術面で大きく水を空けられてしまった。11月11日、次世代半導体の国産開発を目指す新会社の発表が有った。 産官学の連携で、8社が出資するそうだ。半導体は米になぞらえられる。主食のコメが無くなれば、食料が枯渇、 半導体は産業のコメと言われる。海外から調達が滞れば、 日本の産業に大きく影響することが懸念される。国産なら国際的なサプライチェーンの心配が無くなる。 大きな目標を持ってスタートした事業に期待したい。


2022.11.13 『じいじ・ばあば』
朝刊の記事に、孫から何と呼ばせていますか?という企画記事が有った。因みに我が家では「じいじ」「ばあば」 としている。初孫の時に“どう呼ばせようか?”と真剣に考え、この呼び方がしっくりしたので、決めた。 今でも気に入っている。アンケートの結果では、使っている人は36%、使っていない人の理由では、「軽薄で品位に欠ける」、 「赤ちゃんことばのようだ」、「使いたい気持ちにならない」などの意見が有った。「ジジ・ババ」「じいちゃん・ ばあちゃん」「名前で呼ぶ」などが有ったが、父親・母親の祖父母が居る場合、父側の祖父母の呼称、 母側の祖父母の呼称を分けている人もいるようだ。


2022.11.12 『生涯学習講座』
各地の生涯学習活動の一環としてさまざまな講座が設けられ、市民の学びのサポートをしている。 わが市の“市民大学”もそのひとつ。月に1回から2回、さまざまなテーマで開催している。 講師は大学の先生が専門的な内容を市民にわかりやすく解説する。 ほぼ毎回参加させてもらっているが、全く初めて聞くジャンルの話もあり、結構おもしろい。 大学の先生も専門的な話を素人にするわけだから、大変なことかも知れない。 が、 しっかりパワーポイントで資料をつくってくれ、配ってくれる。 新しいことを知ることは楽しいことだ。


2022.11.11 『皆既月食』
ちょっと遅い話題になってしまった。11月8日は皆既月食が観られた。 月食の最中に、月の裏側に天王星が隠れる天王星食があったようだ。この現象は、 何と前回は442年前だったそうな。天正の時代、織田信長が活躍していた頃も、 人々はこの天体ショーを見たのだろうか。次回は322年後だという。どんな時代になっているのだろう。


2022.11.10 『オルゴールの日』
今日11月10日はオルゴールの日。11(いい)10(おと)の語呂合わせで、 日本電産サンキョーが提唱した。 オルゴールは1970年代にスイスで発明され、太平洋戦争後に長野県諏訪地方でつくられるようになった。 諏訪にはオルゴールミュージアムがある。その技術は世界的に高く、 半世紀以上にわたって世界シェアが90%にもなったことがあるそうだ。 各地にオルゴール専門店が有るが、筆者は小樽市のオルゴール堂に3回行っている。 煉瓦倉庫風の広い建物が、すべてオルゴールで埋められたショップになっていて、夢の世界だ。


2022.11.9 『めっちゃ』
最近のテレビ、ラジオでタレントが“めっちゃ”を連発する。街頭インタビューで、日本語がしゃべれる在日外国人が、 “めっちゃ”を連発していた。筆者には使えない、使わないことばだ。“めちゃくちゃ”の変形だろうと思うが、 「めちゃくちゃおいしい」「めちゃくちゃ面白い」「めちゃくちゃ寒い」「めちゃくちゃ眠い」などとつかうのだろうが、 めちゃくちゃ自体あまり使わない。これが“めっちゃ”となると、気軽に使えそうな気がする。用語は少しづつ変わる運命だし、 世の中で使われ続けると市民権を得るから、アナウンサーあたりも“めっちゃ”をそのうち使い出すことだろう。 昨夜の皆既月食ショ−は、めっちゃ綺麗だった。


2022.11.8 『流行語大賞ノミネート』
11月に入り、何かと年度のまとめ情報が飛び交う。一昨日発表になったのは、今年の流行語大賞候補ノミネート30ワード。 ざっと見ると……、知らない語が多い。結構世の中を見ていると自負?する筆者だが、流行には弱いのだろう。 OBN=オールド・ボーイズ・ネットワーク、SPYxFAMILY、ヤー!パワー!、てまえどり、§ΔΘ¶ΛΩξ………。 知らないのは、テレビのバラエティーをあまり見ない、SNSはあまりやらない、が影響しているのか? 12月1日には年間大賞とトップ10が発表される。昨年の大賞、覚えてますか?野球の大谷選手が関係していました。


2022.11.7 『立冬』
今日は立冬だ。立冬(りっとう):朝夕冷えみ、日中の陽射しも弱まって来て、冬が近いことを感じさせる頃、とある。また、 木々の葉が落ち、初雪の知らせが聞こえて来る頃、とある。今朝は放射冷却もあいまって底冷えするような気温だった。 日の出が6時8分、東の空が朝焼けで美しかった。日中の気温がちょっと肌寒い感じだ。 街路の木々に少し紅味が差して来た。夕方4時頃から少し暗くなり、40分後には暗くなってしまう。 あの連日暑かった猛暑日の連続がなつかしい。コロナワクチンの5回目接種案内が届いた。


2022.11.6 『子どもの名前』
ベネッセ・コーポレーションが毎年発表する、子どもの名前年間ランキング、今年も発表になった。 最近読みにくい名前が増えて、幼稚園や学校の先生を悩ませているようだが、名前は一生もの、 それぞれの親は、我が子が健やかに育つように必死で考え、その中に親や親族の希望が盛り込まれる。 2022年の発表では、男の子が碧(あお:昨年7位)-陽翔(はると:昨年2位)-蒼(あおい:昨年3位)、 女の子では陽葵(ひまり:昨年1位)-凛(りん:昨年3位)-結菜(ゆいな:昨年9位)という結果になった。 ウ〜ム、全体を通して見ると、読めない漢字の並びが半数近い。


2022.11.5 『辛さの単位』
昨夜は久々にカレーライスだった。辛めのルーに加えて、カレー粉をちょっと入れた少し辛めの味。 昔は辛いのが苦手だったが、年齢とともに味覚が変わるのだろう。ラーメンに胡椒を少し入れたり、 餃子のたれに辣油を多めに入れたりする。家庭菜園では、鷹の爪と言われる日本唐辛子を多めに栽培している。 辛さの単位にスコビル という指標があることを最近知った。これは、辛さの元になるカプサイシンという物質の含有量で決まるそうだ。 因みに鷹の爪は4万〜5万スコヴィル、キャロライナーリーパーという植物は300万スコヴィルということで、 ギネスブックに記録されているそうだ。食べると脳で血流障害を起こし、雷鳴頭痛という症状を起こすそうだ。 国内でも栽培されていて、ネットで購入することができる。


2022.11.4 『物忘れ』
携帯がみつからない、車の鍵がどこだっけ、さっきメモしたペーパーが無い、電車を降りた時切符が見当たらない、 財布どこに置いたっけ、確か診察券ここに有ったはずなのに、鞄に入れたはずの本が無い。 井上陽水の歌に、♪探し物は何ですか、見つけにくいものですか、机の中も鞄の中も探したけれど見つからないのに…。 という歌がある。筆者は探し物をすることがしょちゅう。その都度置き場所をきちんと決めているのだが、 ちょっと置いた場所を忘れ、あちこち探す無駄な時間を費やす。けど、必ずどこかから、思いがけないところから出て来る。 無意識にちょっと置く、というのがいけないのだ。こういう物忘れは、“うっかり”と“勘違い”から来ているということで、 “認知症”とは違うらしい。


2022.11.3 『ふるさと納税返礼品』
前にもふるさと納税に関することを書いたことが有る。先日の新聞にエアマットのコマーシャルが出ていた。 何と〇〇の自治体に◇円寄付すると、このマットがもらえます。との表現に、売りたいのはわかるが、 そりゃあ、ふるさと納税の趣旨とは違う販促広告じゃないの?。このメーカーのセンスを疑ってしまう、 いやらしい広告だった。


2022.11.2 『選ばれた26人』
サッカー・ワールドカップが今月20日から12月18日までの予定で、カタールで始まる。 日本はリーグEで、23日にドイツ戦が初戦だ。監督の森保さんが26人の名前を発表した。 何と26人中20人が海外のチームでプレーする選手。 サッカー界は優秀な選手が海外に行ってプレーするのが普通の世界のようだ。 選ばれるべくして選ばれた人、まさかと思うような、初めて選ばれた人、順当と思われていて名前が無かった人、 いろいろだった。森保監督は、26の枠を決めるのにさぞ苦悩したことだろう。


2022.11.1 『年賀状発売』
今日から霜月、今年もあと2か月となった。11月1日は毎年、年賀状の発売日だ。今年も63円の料金据え置きで、 と日本郵便はPRする。何もかも今日からの値上げなど含めて物価上昇、日本郵便は値上げ無しに頑張るようだ。 年賀状の発行枚数は、2003年の44億6千枚をピークに、昨年は19億4千枚と、年々減少が続いているそうだ。 おそらくメールやSNSの普及で、紙のハガキに印刷したり書いたりする人が減ったのが理由だろう。 筆者は枚数の減少は有るが、毎年恒例のこととして継続している。最近、 「今年をもって年賀状の出状を辞めさせていただきます」といった人が何人か居て、寂しい限りだ。


2022.10.31 『嬉し涙と悔し涙』
昨夜の日本シリーズ第7戦、野球中継はあまり見ない筆者だが、何とは無しに決着が着くのでは、 という気がして最初から最後まで観てしまった。ヤクルト村上が豪快なHRを売ってくれるのでは、 と内心期待していたのだが、オリックスのほうが勢いが有った。それでも5-0から4点を入れたヤクルト打線はすごかった。 オリックス中嶋監督の嬉し涙が印象的だった。ヤクルトの高津監督のファン挨拶後の悔し涙は勝負に燃えた男の涙だった。 双方の監督が力を尽くし切った涙、感動的だった。


2022.10.30 『シャンプーボトルの凹凸マーク』
シャンプーのボトルには、凹凸の展示が打たれている。エンボスというものだ。 それが目の不自由な人に使われた時にシャンプーとコンディショナーの区別がわかるように工夫してある。 誰でもシャンプーの時は目を閉じるので、容易に判別することができる。こういった思想を、 ユニバーサルデザインという。 企業や自治体では、ノーマライゼーションの観点、誰にでも優しい社会システムづくりの観点から、 力を入れている。


2022.10.29 『費用対効果』
費用対効果、英語ではコストパフォーマンスという。商品をつくるのにかけたコスト(原価)に対し、 パフォーマンス(利益)がどのくらいあるかという尺度で使う。最近では若者を中心に「コスパ」と略して使われている。 コスパが悪いと会社の維持ができない。高いコスパを求めて社会に良い製品を送り出すのが企業の役割だ。 自治体などでもコスパを気にした政策をし出した。使うのはわれわれの税金、使ったお金に対し、どのくらいの効果が有るか、 を考えて政策を実施する。最近の若者はコスパを考えて動画を早送りをして視聴、時間の節約をする、などと言う人が居るらしい。 コスパにもいろんな考えがあるものだ。


2022.10.28 『落花生』
落花生が収穫の時期だ。落花生と言えば千葉県、千葉県と言えば落花生、県の農産物研究所でも力を入れる農産物。 もちろん、県別の生産量では千葉県が国内1位、次いで茨城、栃木、鹿児島、静岡と続く。しかし、国内消費量の国産化率は、 14パーセントだという。我が家の家庭菜園でも落花生を栽培、大粒の「おおまさり」と中粒の「なかてゆたか」をつくっている。 おおまさりは通常の落花生の3倍ほど大きく、茹で落花生においしい。 千葉県が茹で落花生用の品種を20年ほど前に開発、それがおおまさりだそうだ。 収穫してすぐ、塩を入れて中火で40分ほど茹でる。ビールが進む味だ。


2022.10.27 『木と竹と藁の文化』
プラスチックが発明される前は、木と竹と藁などの自然素材でできた生活用具を工夫して使っていた。 だから廃棄物は自然にもどり、ゴミ問題も無かった。家の中で使われるものは、容器系は木と竹が主だった。 風呂桶という位、風呂は木で枠を上手に組み、竹のタガをはめた桶が使われた。下駄は桐の木を加工して、 布の鼻緒をつけたもの、草履や紐は藁を編んだもの、家の屋根は杉の皮で葺いていた。竹垣というくらい、 竹を組み合わせて塀をつくっていた。それぞれの職人が減って、伝統文化が守れなくなっているのは寂しい。 SDG'sの観点からも文化を残したいものだ。


2022.10.26 『ウクライナ応援広告』
一昨日の読売新聞・朝日新聞の朝刊、真ん中見開きをカラーで彩った広告、上半分が空のブルー、 下半分が収穫直前の麦畑の色、広告のコピーには 世界を敵にまわして生き残ったヤツはいない とある。広告主は宝島社。宝島社と言えば、若者に人気のファッション雑誌を数多く手掛ける。 ファッションを扱う会社だけに、デザインやメッセージ性に興味が湧く。 優れた広告だ。10月24日は国連デー、世界軍縮週間、これに合わせたメッセージ広告だそうだ。


2022.10.25 『ダイナミック・プライシング』
“需要と供給に基づく価格設定”という意味で使われるダイナミック・プライシング。 身近なところで言えば、旅館やホテルを予約する時、祝日や日曜が値段が高い。筆者など、 なんで休日が高いのか理解しがたいが、こういう価格設定は予約時、当たり前に受け取っている。 航空機や電車のチケット、スポーツ観戦や演劇など、この理屈で価格設定をすることが増えている。 価格を上げれば消費者が離れるし、下げれば利益が少なくなるし、 ということでその設定が難しいらしいが、最近はAIが答えを出してくれるようだ。 購入する側から見れば、安いに越したことがないのだが。


2022.10.24 『小腹が空く』
「ちょっと小腹が空いたのでつまみ食い」、「小腹においしい簡単スープ」(コマーシャル)などと使われる。 小腹とはかわいい表現、ちょっとした空腹、という意味で使われる。小腹が痛む(お腹が少し痛い)、 小腹が立つ(少し立腹)、小耳にはさむ(ちょっと聞く)、小脇に抱える(ちょっと抱える)、という具合に“少し” とか“ちょっと”の表現で使われる便利なことば。と解説するのは、国語辞典編集者の飯間浩明氏。 お天気用語の小春日和なんていうのも、その部類なんだろうか。


2022.10.23 『国の防衛』
ロシアのウクライナ侵攻という、この時代にこんなことが有っていいのか、心が痛む、世界を敵に回したロシアの横暴。 世界の秩序が大きく変化している。ロシアに加えて中国の台頭、北朝鮮のミサイル発射など、 日本の周囲が大きく様変わりしている。 北海道から40?先にロシアの領土、与那国島から110?先に台湾、緊張する空間が日本の近くに増えた。 今までは先取防衛で守りの一方、攻撃は安保条約で米国任せ、この図式が変わろうとしている。 平和日本は少しずつ変化を余儀無くされている今の国際情勢だ。これがきっと防衛費の増額に結びついて行くのだろう。


2022.10.22 『アップサイクル』
最近、このことばがSDG’sに歩調を合わせて使われるようになって来た。今までは環境問題を考える時、 4R(Recycle=再生・古紙の利用、瓶や缶の活用、Reduce=減らす・ゴミが出るものを買わない、食べ残しをしない、 Reuse=再利用・古着を活用、フリマを活用、Refuse=断る・エコバックをもらわない、過剰包装をやめる)が言われて来た。 これは、ゴミ問題に代表される環境意識や活動が主流だった。
リサイクルをもう少し進めて、もっと付加価値を付けようというのがアップサイクル。例えばコーヒーかすや、 帆立の貝殻を加工して違う製品に仕上げる、規格外商品として捨てられていた農産物を活かした加工食品、 ビニル傘をバッグに加工、 などなど、アップサイクルのための新たな取り組みが行われている。


2022.10.21 『秋の味覚・その2』
食欲の秋、秋の味覚がいろいろとお店に並んでいる。果物で言えば、ぶどう、梨、栗、柿などなど。野菜で言えば、 白菜、食用菊、きのこ、里芋などなど。我が家の菜園からは、ハヤトウリ、落花生、長芋、さつまいもなどなどが採れ出した。 昨日、さつまいもを試し掘りしてみた。今年は安納芋という、ねっとり甘い系の芋を植えてみた。 掘って見たら、手ごろの大きさ、とりあえず2株掘った。普通なら乾かして甘味を出して…なのだが、待ちきれず、 すぐに洗って半分は天ぷらに、半分は茹でて見た。何と今までになかったうま味、今度は焼き芋をやって見よう。


2022.10.20 『ローマ字表記』
シ=shi、チ=chiと表記するのはヘボン式という。シ=si、チ=tiと表記するのは訓令式というそうだ。 スマホなどで使う時は皆さんはどっちを使っているだろう。交通標識やチラシなどには多くがヘボン式が使われている。 文部省のからsi、tiなどが訓令として出されたので、訓令式というが、学校などでは訓令式で教育されている。 両方が社会で混在しているので統一の動きがあるらしいが、グローバルな視点からはヘボン式が有利だ。


2022.10.19 『ジャイアント.キリング』
強いチームに弱いチームが勝つこと、巨人を刺し殺す、という意味でサッカーなどで使われる番狂わせゲームのことをいう。 先ごろのヴァンフォーレ甲府がサンフレッチェ広島に買った試合がまさにそうだ。 J2.18位のチームが天皇杯でトップに立った。まさに番狂わせだった。甲府の街は湧いている。


2022.10.18 『所作』
朝のニュース番組でお茶の話題を放送していた。深蒸しのほうじ茶がサンプルで出された時の、 男性アナウンサーの所作がとても美しかった。右手で湯飲みを持ち、左手の指をきちんと揃え、茶碗高台に添えた。 見ていて気持ちが良かった。客室乗務員、ホテルのフロント、デパートの受付など、人間が相手の仕事をする人は、 きちんとした訓練を受けて、ホスピタリティーが充分に発揮されるように意識して動作する。 ファストフード店のマニュアルに沿ったお座なりな対応とは明らかに違う。 昔は家でこれを躾として習ったものだが、今は教える人が居ない。寂しいことだ。


2022.10.17 『アンガーマネジメント』
人は誰でも怒りの感情を抱くことが有る。しかし、この怒りをまっすぐに表現する人、 理性で抑えられる人、人を見てそれを爆発させる人、我慢してストレスを貯め込む人、いろいろだ。 来年4月で政治家を引退すると表明した明石市の泉市長などは、怒りをストレートに出して度々の暴言を吐き、 問題になった。怒らなければ、市民に人気の有能な政策をする市長だったらしい。 その怒りをコントロールする手法が アンガーマネジメントというアメリカ発祥のスキル。 明石市長の場合は、これを一生懸命学んだけど、矯正できなかったようだ。


2022.10.16 『入山の協力金』
長野県や山梨県の山岳に入山する際の協力金徴収の実証実験が行われている。 番人が居る場合は、皆仕方無しに支払うらしいが、居なくなれば徴収率6割くらいらしい。 富士山では、登山道整備の協力金として2014年から6合目の入り口で一人1000円の協力金を徴収している。 山道の管理は国や自治体ではなく、山小屋などのボランティアが行っているそうだ。 有名な山になるほど、山道がきちんと整備され、標識なども充実している。 こういった経費は山小屋が負担していることを知る人は少ない。山岳という共有財産を守るため、 登山を楽しむ人は支払うべきだ。


2022.10.15 『拝礼』
毎朝、ご飯の前に拝礼をするのが我が家の日課。これは田舎で育った子どもの頃から続いているものだ。 とは言っても、10代後半から結婚するまでの期間は遠ざかっていた。 特に信心深いとも思ってはいないが、“習慣”と言ったほうがいい。
と思っていたのは30代まで。 結婚と同時にお宮を購入、氏神様で祈祷、家を建てた時に和室に神棚を誂えたが、 この頃から朝の拝礼が“子どもの頃からの習慣”を少し超えた意味を持って来た。 更に四国のお遍路を結願(けちがん)してからは、般若心経を唱えるようになった。 起きてすぐ神棚の水を取り替え、朝食前の拝礼のおかげで、丹田に力が入り、 周囲への感謝と、今日1日の力がみなぎる。これが無いと、何か心にスキマが出来た感じになる。


2022.10.14 『鉄道150年』
このところ、NHKのラジオ番組で鉄道の話題が多いな、と感じていたら、 今年は日本の鉄道が始まって150年の節目の年だそうだ。今日がその記念日だという。 1872年10月14日、新橋〜横浜間に鉄道が開業、明治〜大正〜昭和〜平成〜令和と日々鉄道は進化して来た。 筆者の鉄道の思い出は、高校生時代の通学だ。朝7時に家の近くの駅を発車する汽車はSLがけん引、 チョコレート色の客車に揺られて30分、車内で試験勉強をしていた。 着いた学校最寄りの駅ホームの駅そばの香りは今でも忘れられない。 鉄道ファンにとって今日は特別な意味があるらしい。乗り鉄、撮り鉄、模型鉄、音響鉄、配線鉄、 設備鉄、などなど鉄道オタクにも31種類もあるそうだ。たまらない1日になることだろう。


2022.10.13 『ふるさと納税』
ふるさと納税をしている人が周囲にたくさん居る。もともとは、地方から都会に出た人が、 ある程度生活力が出た時点で出身地方に寄付行為を通じて恩返しをしてもらいたい、 という純粋な発想だったらしい。ところが、今は返礼品合戦で地方都市がいかに税収を増やすか、 という競争になっている。寄付をした人が住む自治体から住民税が控除されるから、 儲かる自治体もあれば、税収が減る自治体もある。どうも寄付というよりは、返礼品による自治体の 活性化的なりゆきに、総務省は顔を曇らせる。返礼品を地域の特産物にして、 地域経済の活性化に役立てている自治体もあるが、これは歓迎すべきかもしれない。


2022.10.12 『ドーパミン』
昨日のキーワード“幸福”に関係の有る物質がドーパミン、幸福感の源だ。 植物やサプリメントなど、体外から摂取することができない脳内物質なのだ。 自分の体内でそれがつくられるとすれば、出やすい環境を自らつくり出せばいいとうことだ。 ストレスを貯めない生活、好きなことをして、周囲との調和を乱さず、おいしいものを食べる、 良く寝る、いい音楽を聞く、など功得感が得られる生活だ。だが、なかなかそううまい具合には事が運ばない。 これが過剰だと、統合失調症になったりするというから、危ないことになる。


2022.10.11 『幸福』
ノーベル文学賞を授賞した、ベルギーの詩人メーテルリンクは言う。 「みんなが考えているよりずっとたくさんの“幸福”が世の中にあるのに、 たいていの人はそれをみつけられないのですよ」。 見える・聞こえる・食べられる・動けるなどなど日常当たり前に行っていることが欠落した時。 例えば虫歯が痛くてかなわない時、日常の何気ない行動に支障を及ぼす。痛みが無くなることを必死に思う。 痛みが無くなった時、なんでもない日常の“幸福”を感じる。 幸福は、今困っていることが無くなった時に大きく感じ、そこから更に次の幸福を求めて行く。 人によって幸福の尺度が違うが、大きな幸福を望むよりも、そこに至るまでの小さな幸福を積み上げて行くことで、 大きな幸福に繋がる、と筆者は考える。


2022.10.10 『心で見る』
星の王子様の一節「こころで見なくちゃ、ものごとは良く見えないってことさ。大切なことは、 目に見えないんだよ」。 たいせつなことは、見えたものではなく、そこから感じることが大事だ。ということだ。 毎日毎日、押し寄せて来る大量の音声や画像や文字の情報、それを見て一喜一憂する今の生活。 本質がゆがめられていることが多くはないだろうか。 ほんとうに大切なことをそれらの情報の中から嗅ぎ分ける力が試されそうだ。 そう考えると、私たちが生きる今の社会、 今何がたいせつなのかの尺度を持っていることが大事、ということだ。


2022.10.9 『知識と英知』
知識が無いとどうにもならない時がある。しかし、知識が邪魔をして、 常識外の新しい発見や発明が生まれないことも有る。 知識が無くても経験値や知恵で優れた行動や実績に結びつける人もいる。 知識の一部が地面にもぐって水脈となり、数十年たって泉として湧き出て来るものを英知、 と論じるのは英文学者でエッセイストの外山滋比古(とやま・しげひこ:1913〜2020)さん。 「思考の生理学」の本が、かつてミリオンセラーになった。 土に水が浸み込んで泉になって湧き出る…の論は、美しくておいしい湧き水に例えている。 なるほど、と頷ける。
今SDG'Sなどと世の中騒がしいが、そんなことを言わなくても、江戸時代の循環型社会には、 すでにSDG'Sが庶民の知恵で行われていたのだ。“もったいない”は江戸のことばだ。 これぞ人間の英知だ。生活の営みを知識よりも経験値で蓄えて行った社会、 人と人が共同生活する中で生まれた英知だ。


2022.10.8 『人と比べない』
人と比べないと、ものすごく気持ちが楽になる。「あの人はあの人、私は私」、「世の中は世の中、自分は自分」、 学校時代から人と比べられて育ち、社会に出てからも人と比べられて評価され、比べられることには慣れている。 しかし、比べることを捨て去ると、何と心が軽くなるんだろう。そして、比べないことによる不安感にかられる。 でも、自分はこれでいい、と思った時から自分の道が始まる。しかし、世の中や世間に同調することも大事だ。 自分は自分、だけじゃ生きて行けない。バランスを保つことは難しいが、生きるためには必要なことだ。


2022.10.7 『柿食へば』
「柿食へば 鐘が鳴るなり 法隆寺」ご存じの俳句、正岡子規の作だ。 子規が亡くなって今年で120年を迎えるという。 21歳で肺結核の病気にかかり、34歳で没、短い生涯を俳句にかけた。 子規を研究する坪内稔典さんは、病床に有っても俳句をつくり、句会をし、絵を描き、 病気をも楽しんでいたのでは、と解説している。5.7.5で俳句を考え出すと、 何気ない日常の風景が繊細に心に入って来るから不思議だ。


2022.10.6 『楽しい』
“楽しいということはどういうことなのか”これが筆者がいつも考えているテーマだ。 自分にも周囲にも、楽しさを振りかけ続けていたいと思うのだ。 ちょいと大げさに聞こえるけれど、楽しい時間を過ごすことに異議の有る人は居ないはずだ。 もちろん、いつも楽しい時ばかりではない。苦しい、悲しい、つらい、やるせない、憎い、怒り、 などなどは誰でも遭遇し、抱える時がある。喜怒哀楽という位、目の前の状況や気持ちは大きく変化する。 しかし、楽しいの反対の事象を乗り越えて、人は生きる喜びを感じ、明日へと向かえるのだ。 “楽しい“から幸福への入り口が用意されと筆者は信じる。 ストレ過多の時代、楽しいを目指すと少し心が軽くなる。


2022.10.5 『ラインのメッセージ』
普通の文章を書くときは“書きことば”だが、LINEの文章は“話しことば”で書く。 文章無しでスタンプだけ送ることもあり、それが互いのコミュニケーションとして成立している。 家族などでLINEでメッセージ交換すると、改まって書き言葉になったりして違和感が有ったりする。 こういった話しことばに慣れ過ぎると、書きことばが使えない若者が増えたりしないかと、心配する。 しかし、ラインは便利なツールだ。筆者は家族でグループラインを活用しているが、 家族間の情報共有に便利だ。しかし、どうも書きことばになってしまい、 子どもや孫などから堅苦しく思われていないかと気になる。


2022.10.4 『丁寧に説明を行って…』
「今後丁寧に説明を行ってまいります」は、最近の総理・官房長官・自民党の役員の逃げ口上となっている常套句だ。 このことばで会見を締めくくる。その後の丁寧な説明はされることなく、新たな疑惑が浮かび、また会見で常套句を使う。 最初から丁寧に説明などする意志が無いようだ。統一教会問題、国葬問題、自民党員の不祥事、 さっぱり本質が解明されることが無い。彼らはほんとうに丁寧に説明して国民の理解を得たいと思っているのだろうか? 聞く力が有る、といって発足した岸田政権、聞く力どころか、耳を塞いでいるのでは、と思える。


2022.10.3 『コンビニの海外出店』
コンビニは、日本で独特の進化を遂げたビジネスモデルだ。1974年5月、 7イレブンが東京都江東区豊洲に第1号店が出店した。元々は米国誕生の7イレブンだが、 フランチャイズシステムを活用して今の仕組みが徐々に進化したものだ。 ほんとうに“コンビニ”、品物を売る以外に、宅配便の取り扱い、切手の売買、キャッシュディスペンサー、 行政事務の代行、チケットの入手、振り込み処理。なんでも扱う店の従業員は、覚えることが多くて、 しかもお金を扱う。それをスピーディーにこなしている。大変だろうなぁ、と思う。 そのコンビニが国内では飽和状態、各社は中国など海外に出店の勢いだそうだ。


2022.10.2 『電動キックボード』
街中に電動キックボードが多いと聞くが、公道ではまだ見たことが無い。 都心などではキックボードステーションからスマホでキーワードを入れてレンタルする、 シェアサービスがあるという。 電動キックボードは、道路交通法では小型特殊自動車として扱われるという。 ヘルメットの着用が義務付けられていないというから、 9月25日に東京都内で起きた、転倒による死亡事故につながってしまうのだろう。 この新しい乗り物に対応する法改正が早々に行われる予感だ。


2022.10.1 『赤い羽根』
今朝のニュース番組、アナウンサーとキャスターが左胸に赤い羽根を着用している。 今年もこの季節がやって来た。赤い羽根共同募金は、 昭和22年戦後の復興支援として始まったのが起源だそうだ。社会がさまざまに変化する中で、 今は地域福祉の課題解決に活用されているという。日本では欧米に比べて寄付の文化があまり根付いていない、 と言う人が居る中で、こういった日本型地域助け合いの精神が、 災害などのいざという時に大きな力を発揮している。ただ、最近ではマンションや自治会などで個々に寄付金を 集めるのではなく、自治会で一括して支出するような形態が増えている。ちょっと寂しい。
ネットの社会ではクラウドファンディングが盛り上がっている。さまざまな寄付文化を市民が支えているのだ。


2022.9.30 『性被害』
連日、ニュースで性犯罪が報道される。警察官、大学教授、議員、医師、スポーツ選手、タレントなどなど、 比較的社会的地位の高い(と思われる)職業の人が多い。防衛庁などでは、被害者本人に謝罪し、 職員の綱紀粛正を打ち出した。なぜ、こういった性犯罪が多いのだろう。被害者はほとんどが女性、 加害者に人権意識の希薄さを指摘する学者が居る。日本では性教育がまともに行われていないことを指摘する 学者がいる。個人の行動規範はどうやったら形成されるのだろう。


2022.9.29 『70歳になったら』
70になったら、健康診断はやめなさい、ダイエットしてはいけない、ガンとは闘うな、セロトニンを増やしなさい、 こんな本が徳間書店から販売されている(和田秀樹著「70歳からの選択」1,100円)。不安にとらわれず、 自由に生きる方法という副題がついている。なるほど、そういう選択も有りなんだ。 健康のことばかり考えて薬漬けで薬害、メタボと言っては食べたいものを節制する、 医者を渡り歩いてセカンドオピニオンを求め続ける、美容効果があるからとサプリメントを飲み続ける、 あるある、だ。自分の思うように自分らしく生きる、ということがGood QOL(Quality Of Life)なんだろうな。


2022.9.28 『ドラッグストア』
新聞の折り込み広告にドラッグストアのチラシが多い。M社、S社、T社、C社、U社、K社、C社、…… 順番は売上高ランキングだ。街中を歩くとドラッグアウトアか、 コンビニに突き当たる。店に入ると、その商品のアイテム数が多いことにびっくりする。 これだけ店舗が多くても、消費者に歓迎されているからなのだろう。 今や食品や酒や野菜の種なども売っている。 パッケージを変え、入れ物を変え、消費者に訴える。 SDG'sに反したことをしているような気がする。


2022.9.27 『米ぬか』
菜園の肥料に米糠を活用している。微生物の活躍にいいようで、土の活性化がされているような気がする。 米糠は、自宅で玄米を精米した時に少し出るが、それだけだと賄えないので、 ホームセンターの脇にあるコイン精米所の米糠ブースからもらって来ている。 普段はそんなに溜まっていないのに、先日は山になっていた。 肥料袋に2ついただいて来た。そうか、 新米の季節だから多くの人が精米に来ているからなんだ。と季節を感じる出来事だった。


2022.9.26 『秋茄子』
夏の間、茄子が多く採れた。これからは、おいしさの極み、秋ナスが収穫できる。 夏の間にたっぷりと実を付けた枝を剪定、3本立ちにする。これがなかなか難しい。 バッサリと切るのがいいとプロは言うのだが、もったいなくて切れない。 そして根元にスコップを入れて根切りをする。そうすると新しい根が伸びて新しい枝が伸びて… という理屈なのだが、半信半疑で収穫を待つ。我が家の茄子は宮崎県がルーツの佐土原茄子という、在来種。 この品種、しばらく栽培が途絶えていたが、20年前に残っていた4粒から復活したということを最近知った。 嫁に食わせたくない茄子、今年も楽しみだ。


2022.9.25 『木枯らし紋次郎の追及』
木枯らし紋次郎と言えば、テレビで一世を風靡した中村敦夫さんの当たり役。その中村敦夫さん、 1970年代から統一教会の霊感商法を追い続けて来たそうだ。当時、 学生運動の崩壊で社会の連帯が薄らいでいる頃に、学生組織の原理研究会というのが静かに、 学生の間に浸透して行ったという。 90年代にテレビ番組で批判して以来、統一教会をウォッチして来て50年だそうだ。 98年に参議院議員になってこの問題を取り上げて追求しても、国会では相手にされなかったという。 宗教ではなく、霊感商法で金を集めるため、選挙を利用して深々と政治の世界に癒着した黒い団体だと断言する。 安倍元総理を忖度して来た集団が右往左往しているのが今の状態、と説く82歳の中村敦夫さんのことばには、 説得力がある。


2022.9.24 『サクサク』
“サクサク”余り使わないオノマトペ(擬音)ことばだ。 「パソコンのメモリー増設をしたら、サクサク動くようになった」のように使う。 今回、まさに筆者がその状態を体験。購入して5年になるパソコン、この時点で専門家は、 まだそんなに古いの使ってんの?と言えるくらいパソコンやスマホは進化が早い。 5年もたつと機能は古いし、メモリーが足りなくなるしで、動きが緩慢に。さすがに我慢できず、 7千円弱で増設メモリーを買って取り付けて見た。そうしたらサクサクと動く。 新品時代の頃と変わらない状況に。 ここまで来るには、パソコン専用サイトに悩みを書き込み、親切に教えてくれる人と出会えたからなのだ。 ハンドルネームしかわからず、簡単なお礼メールだけで申し訳ない感じだ。


2022.9.23 『秋の味覚』
このところ、連日秋の味覚 に舌鼓を売っている。昨日は里芋を初めて掘った。まだ少し早いが、 小ぶりのねっとりした里芋汁を楽しんだ。その前は落花生を掘った。粒が大きい「おおまさり」 という品種、掘りたての茹で落花生はビールのつまみに絶品だ。その前は冬瓜、 これもまだ少し時期が早いが、「冬瓜の中華スープ」にしてみた。冬瓜は自分の味を主張しない、 優れた食材、生姜の効いたスープは美味しかった。栗も食べた。渋皮煮がおいしかった。 これからまだまだ、秋の味覚が登場する。楽しみだ。

2022秋の里芋です。




2022.9.22 『65歳以上就業率50%超』
企業の定年が65歳、それ以降も働く人が50%を超える、という。19日の敬老の日に合わせて、 総務省が調査したデータだ。65歳以上の高齢者の人口比は29.1%で過去最高、 人口の3人に一人が高齢者だ。25%を超えると超高齢社会、などと言っていた10年前が懐かしい。 女性は32%が高齢者、男性は26%だから、女性のほうが長生きなのだろう。
65歳以上の半数が働いている、すごいことだ。 働くことで自分の居場所を発見し、社会貢献にもなっているとしたら、元気な証拠。望ましいことだ。


2022.9.21 『自民市議“私、統一教会の信者です”』
自民党の国会議員が、どのくらい旧統一教会と関わっていたかを廻り、調査結果が出て、 「今後の関係を一切絶つ」、という幹事長の発言。信じることなどできるワケが無い。 結果公表のあとも、週刊誌が次々に新たな関係性を暴露する。
今度は、徳島市議が「私信者です、教団のためにいろいろ政策を担っていました」と発表した。 自民党はどこまでズブズブの関係を築いて来たのか。恐ろしい教団、恐ろしい自民党、 まだまだいろんなことが湧いて出て来るだろう。


2022.9.20 『山歩き』
筆者は40代から山歩きを始めた。どうせ登るのなら100名山、とばかり長野、山梨、群馬を中心に、 57峰登っている。ケーブルカーやゴンドラが有っても、歩いて登ることにこだわった。 いつも一人で行く。槍ヶ岳から北穂高山荘まで12Hかけて歩いたことが有った。 帰ってから知ったのだが、岩登りのベテランでも難所だということがわかった。 知らないということは怖いことだ。よく事故に遭わなかったものだ。 剣岳の50Mの垂直の岩場、カニの縦這い、決死の覚悟で上った。山登りは、 山頂を極めた時の達成感が何とも言えない。行ったことが無い人には説明できない。 しかし、最近は高い山より、低い山にゆっくり登って、 山頂で沸かして飲むドリップコーヒーの味のほうが良くなった。
山は良い。


2022.9.19 『ファミマコーヒー値上げ』
コンビニの街カフェはすっかり定着、どこのコンビニでも定番となり、その利便性と味の競争が激化している。それだけ売り上げもすごいのだろう。 加えて値上げ攻勢、セブンイレブンやローソンはすでに値上げ、ファミリーマートがここで値上げに踏み切った。 コンビニの価格はスーパーのように安売り合戦をしないので、ちょっと高め。しかし価格を気にしない客が多い。 コーヒーファンの筆者としては、ちょっと価格に抵抗がある。夏でもホットで飲むコーヒーがおいしい。 このところアメリカンが抽出できたり、カフェオレができたり、マシンも進化している。


2022.9.18 『台風14号』
今年は大型台風が多い。14号は今沖縄近辺をゆっくりしたスピードで進んでいるが、 これから日本列島の上を通過しそうだ。今まで考えられなかった風が予報され、 気圧は今まで甚大な大災害を起こした台風よりも強烈だという。日本だけでなく、 世界各地の水害や干ばつなどの災害が多発、これは気候変動によるものだろう。 人間が無尽蔵に経済発展のために自然を犠牲にして来たツケはまだまだこれから続く予想だ。 明日、明後日と日本列島に被害が無いことを祈るばかりだ。


2022.9.17 『東京駅バスターミナル』
新宿駅のすぐ近くに大型の高速バスターミナル『バスタ』が完成したのが6年ほど前、 と記憶している。今日オープンするのが、東京駅の「バスターミナル東京八重洲」だ。 今回は全スペースの3分の1がオープンする。 東京駅と直結し、今まで分散していたバス発着所を1か所に統合、便利になるという。 今までは西や東に行く高速バスの乗り場を探すのに苦労していたから、利用者には便利になる。 1日600便が新しく乗り入れるというからすごい。 全面完成は2028年4月とのことだ。


2022.9.16 『いつか草が』
星野富弘さんの絵手紙詩集に、『いつか草が 風に揺れるのを見て 弱さを思った。今日  草が風に揺れるのを見て 強さを知った』(立風書房 風の旅 1981)見る人のその時の環境の違いで、 同じ見たものが弱くも強くも見えた、という。作者の星野富弘さんは、 中学の先生になりたての1970年、体育教師として指導中に頸椎を損傷、9年の療養生活を経て、 口に筆をくわえ、絵を描き始めた。今はその絵と詩が社会的に評価を受け、 群馬県桐生市に彼の素敵な美術館が有る。


2022.9.15 『八幡神社』
今日は八幡神社の祭礼日。全国の八幡神社で初秋のまつりが行われている。 田舎の氏神様が八幡神社で、毎年夜宮が14日、15日は本祭礼だった。朝6時に花火の音が鳴り、 400段有る石の階段を上ったところにある社務所がこの日は氏子でいっぱいになる。 ささら舞が子どもの頃には町内を踊りながら回っていたが、今はもう無い。 青年団や婦人会が仮装行列で盛り上げる。小中学生の男の子は、 赤い襦袢に口紅とドウランをつけて神輿をかつぎ、 400段の階段を駆け足で上り、神輿を奉納する。 神輿と言っても、米俵に飾りを付けて担ぎ棒を取り付けたものだ。 祭の1か月前から少年たちは部落単位に集まり、奉納する歌の稽古をする。 「おまえ100まで、わしゃ99まで、共に白髪の生えるまで」などという文句もあったなぁ。 毎年この日が来ると、少年の頃の懐かしい田舎の八幡様のことを想う。


2022.9.14 『旅行広告』
値上げラッシュで家計が逼迫し、政府は非課税世帯に1600万世帯に5万円を給付する、 という時に、新聞の見開きに安くはない旅行のコマーシャルがデカデカと。 北海道、東北、関西、中国、四国、九州、沖縄、 など、目に優しい写真と共に刷られている。これらのターゲットは高齢者、若い人はネットで見るので、 新聞広告は高齢者向けがほとんどらしい。コロナ禍でも高齢者の旅行は堅調なようだ。


2022.9.13 『加山雄三さん最後の公演』
ミュージシャンの加山雄三さん、憧れる存在だ。 音楽的なセンスがすごい。今後はステージでの公演を辞めるということで、ラスト・コンサート中だ。 「気にといつまでも」が一番好きな曲だ。♪しあわせだな〜ぼかぁ君といるときが… のフレーズなんか、歌うと今でもついつい、若い頃に戻った気がする。その加山さんも85歳。 超若いルックス、これも憧れてしまう。ステージは辞めても、音楽活動は続けるという。 意欲もすごい85歳だ。


2022.9.12 『100円寿司無くなる』
一皿100円が売りだったK寿司、値上げラッシュでついに価格維持ができなくなった。 100円から115円になるという。回転寿司業界ではSローが10月から、 H寿司とK寿司は110円を維持している。水産物の価格か急騰しているのは、 スーパーに行って刺身の価格が高騰していることからもわかる。値段維持でも数が減っていたりする。


2022.9.11 『トランプ人気』
アメリカという国はどういう国だろう。前大統領が検察の家宅捜索に入り、 疑惑が黒になったというのに、依然として人気絶頂。本人は未だにフェイクニュース、 とうそぶいている。こんな人間に熱狂するアメリカ人がわからない。 ホワイトハウスに暴動を起こす、などと出鱈目な行動をする前大統領、 アメリカはどこに向かうのだろう。そのアメリカにコバンザメの如く追従する日本、 大丈夫なのだろうか。


2022.9.10 『研究と金儲け』
『研究を忘れた金儲けは 罪悪である 金儲けを忘れた研究は 寝言である』と北里柴三郎は言った。 研究者に対する金言だ。研究者は社会に成果を還元しなければならない。という実学の精神だ。 研究の成果が売れることで、その成果を次の研究資金に向ける、という循環を説いたものだ。 研究と言っても、今すぐに効果が出にくい、遠い将来を見据えた基礎研究もあるから、 金儲けにつながるかどうかもわからないものがある。見通しを付ける千里眼が必要だ。


2022.9.9 『私腹を肥やす』
2020東京オリンピックのスポンサー企業選択に関連し、 五輪委員会の理事である特権を利用した収賄疑惑、 理事だった高橋治之容疑者に1億数千万円が複数の企業から渡っていた、 という疑惑。その内容がどんどん明るみに出て、容疑者の発言の嘘が暴かれる。 76歳になっても金の亡者、76で監獄に入ったら、今までの人生は黒く塗られてしまう。 東京五輪のレガシーなどという場合ではない、情けない事態だ。
近々、北海道冬季五輪招致委員会がバッハ会長と直接会って招致の話を進める予定だったが、 このあおりを受けて、IOCとの会談は先方から断られてしまった。 IOCはこういったスキャンダルには敏感に反応する。


2022.9.8 『自衛隊の綱紀粛正』
自衛隊内で女性自衛官が訓練中に性被害を受けた、との本人からの提訴に、本省が動き出した。 有ってはならない事案に、防衛庁長官があわてたらしい。それでなくてもセンシティブな問題に、 いち早く動き出す防衛庁、早期の対策、解決をして欲しい。昨今、自衛隊内のハラスメントが 増加傾向というから、厳正な対応が急務だ。性被害を受けた女性は退官して外部から訴訟をしているという。 組織自体も閉鎖的そうな自衛隊、社会のルールを守って透明性のある対応をして欲しい。


2022.9.7 『古川貞二郎さん逝く』
元官房副長官の古川貞二郎さん が9月5日、お亡くなりになった。 8年7か月に渡って5人の総理大臣に仕えた古川さんは、官僚としての本分を貫いた人だったという。 「政」と「官」は車の両輪、という徹した考えで、政治家にもっとも良い政策を提言し、 さまざまな難題を解決して来たそうだ。政治と官僚は、上下関係ではなく、互いの役割がある、 という信念で、国民が幸せになる政策を実現させたそうだ。今は官僚が政治家を忖度し、 時に間違った判断や政策につなげる。安倍元総理の政策ミスはそういったところから発している。 安倍さんの国葬よりも、古川さんの国葬のほうが相応しい気がする。


2022.9.6 『幼稚園バスの中で園児死亡』
またしても、幼稚園バスの中に園児が閉じ込められ、 発見された時には心配停止というむごい事故が起こった。 幼稚園という、幼いいのちを預かる現場で、何というずさんで無責任な業務を行っていたのか、 憤りを感じる。 川崎市の幼稚園、送迎バスが午後の園児見送りのため、出ようとしたら、 中で女の子が心配停止で見つかった、 という事件だ。高齢の運転手の園長、高齢の女性派遣職員、幼児6名が朝バスで到着したが、 女児1人が下車せず、バスは日なたに6時間も置きっぱなし、下車の確認、 幼稚園での人員確認がされていなかったことになる。バスの中の女の子は苦しんだことだろう。 むごい話だ。昨年7月の福岡での同様の事故後、文部科学省から事故防止の通達は出されていた、というが。


2022.9.5 『秋の気配』
朝夕が少し涼しくなった。日の出と日の入りの時刻が少しずつ遅く、早くと1日の日中の長さが短くなった。 夜は虫の声が多くなった。季節は確実に秋に向かっている。世間は忙しくあたふたと廻っているが、 季節の流れや、植物の成長は淡々と廻って来る。あんなに猛暑と言っていたのが数日前。 涼しくなると、あの猛暑も懐かしく感じる。 そろそろ長袖の出番だ。今日は暑い盛りにお世話になった「かき氷器」をしまおう。


2022.9.4 『さよならゴルビー』
平和主義者、そして親日家のゴルバチョフさんが亡くなった。旧ソビエトにこんな人がいたんだ、 と今さらながら、現プーチン大統領の悪行を見ると、考えてしまう。 彼は世界的にはノーベル平和賞に輝くくらいの冷戦終結という偉業を果たしたが、 ロシア国内では、極右派の過激な思想の陰に、国民に人気が無かったという。 プーチンさんは弔問には訪れたが、葬儀には出席しなかった。 ゴルバチョフとプーチンどっちが正しいかは子どもにでもわかる。


2022.9.3 『来年の年賀はがき』
毎年11月1日に年賀はがきが発売される。来年の干支は寅から兔にバトンタッチされる。 日本郵便は早くも 来年の干支年賀はがきのデザインを発表した。 年賀状を出す人が減っている、出すのは出すけど、差出先を減らす人が多い。 高齢になったので、来年から年始の挨拶は省略します、という年賀状が増えた。 筆者はまだまだ続けたいと思っている。


2022.9.2 『人口減』
昨年から、日本の人口が65万に減っているという。今年1月1日現在の住民基本台帳の統計だそうだ。 それによると、総人口は1億2322万356人、昨年比61万9140人減、沖縄県を除く全都道府県で減少。 婚姻数がコロナ禍の理由等で激減、結婚する人が減ったら出生数は確実に減少する。加えて町高齢化で お亡くなりになる方が多い。街中の葬儀会館林立を観れば、“そんんあい葬式が多いの?”と頷ける。 今日の新聞記事には今年上半期で昨年よりも2万人出生数が少ないという報道。少子化に歯止めがかからない。 子どもを産め、という前に、結婚する人を増やす国の施策が必要だ。


2022.9.1 『旅はいいもんだ』
北海道10日間が終わり、日常に戻った。旅の記録をまとめているが、このページの記述が“想い出帳” になった。行きのフェリーでは15人の大部屋に2人だけ、帰りの4人部屋でも2人だけ、行先では、 途中の道中が雨でも到着地はカラっと晴れた青空に深い緑、宿泊ホテルは格安で予約したものの、 どこも快適な空間、食べたものはどこでもおいしい、朝陽に夕陽に夜景、美しさに見とれ、 プランに無かったコース変更で新鮮な発見、などなど旅の醍醐味を満喫できた。


2022.8.31 『襟裳岬』
♪北の街では〜もぉ〜 森進一さんの歌、訪問しとたん、襟裳岬の歌詞がとっさに出て来た。 突端にはアザラシが生育、『風の館』という展示館から望遠鏡でその生態を観察できる。 とにかく、あの北海道地図の下のほう、 とんがった所に来た、という感動が大きい。行くまでの国道は、黄金街道という名の通り、 建設に莫大なお金がかかった、という立派なトンネル。山が海にせり出しているので、 トンネルを掘るしかなかったのだろう。この景色が歌になることがわかる感じだ。 断崖絶壁の先に丸い地球を感じられた。


2022.8.30 『釧路湿原』
丹頂ツルの生態が観られる釧路湿原は、ラムサール条約に登録された湿原だ。 木道の遊歩道があり、1周2キロほどのコースを散策できる。 楽しみに行ったのだが、入口ゲートに貼り紙。『8月26日夕方、ヒグマが出現しましたので、 安全のためコースを閉鎖しています。』帯広から2時間かけて立ち寄ったのに!残念だ。 ネイチャーセンター(有料)の見学に切り替え、丹頂ツルの生態を学んで来た。


2022.8.29 『北方4島』
根室半島の突端、納沙布岬には、すぐそこに見えるロシア領が望遠鏡で見られる北方領土資料館がある。 ここの2階には、歴代の北海道開発庁長官、文部科学大臣、 次官他多くの議員さんたちが視察に来た写真が壁一面に飾ってある。 しかし、領土交渉は安倍総理の時に2島返還まで進展したことが有ったが、頓挫している。 エライ先生たちが何人も視察するだけで、前進しない北方領土問題。 今はロシアの世界的な孤立と報復の影響で先が見えない。望遠鏡からは島の建物が見える距離なのに。


2022.8.28 『道の駅の放送』
朝8時すぎの道の駅、まだ開店前の駐車場。前日の雨中走行で車が汚れている。 道の駅の駐車場でバケツ1杯の水をもらい、1枚の雑巾で車を拭いていた。 とその時女性の声で道の駅駐車場の放送。「道の駅駐車場は洗車場ではありません。 おやめ下さい。尚、使ったバケツの水はお持ち帰り下さい」。□§ΔΘΞ…… 勝手に車を拭いていた 自分が悪いのは認める。しかし、その言い方はねぇだろう!人を注意する言い回しは難しい。 褒める時は公衆の面前で、叱る時はそっと…と教わったことがある。


2022.8.27 『平均時速80キロ』
まっすぐに果てしなく続く道路、信号が無い。1時間以上、信号が無い場合もある。 スピードは80キロ平均でオホーツクの海沿いに進む。 (制限速度は60キロだが)80キロで走っていても追い越す車がある。 左にオホーツクの海岸、右に広大な牧場、北海道を満喫しながら滑るように前進する。


2022.8.28 『知床岬』
雲ひとつ無い快晴、日差しはジリジリする。網走を抜けて知床街道に入る。 知床半島は、車道が途中までしかない。ヒグマが生息するところだ。 旭山動物園の一番新しい目玉展示がヒグマ、このエリアで捕獲したものだろう。 途中、立派なネイチャーセンターがあり、知床の魅力を展示している。 映像でヒグマの生態を学んだ。少し先に知床5湖があり、駐車場に車を停めて木道を歩く。 木道からは、羅臼岳とその連山、オホーツク海が眺められる。空も海も広い。


2022.8.26 『自衛隊の北の守り』
ノシャップ岬の丘には鉄条網で囲われた広大な自衛隊の敷地。 ここには直径10Mもありそうな球体のレーダーが並ぶ。40キロ先にはロシア領がある。 緊張する世界情勢の今、おそらくレーダー監視も連日緊張が続いていることだろう。 宗谷海峡に艦船が入って来たり、戦闘機が近づいたり、最近多発している。


2022.8.25 『最北の地の温泉』
稚内のノシャップ岬にある稚内温泉。ここは日本最北端の天然温泉。泉質は強ナトリウム温泉、 肌がツルツルして来る。露天風呂からオホーツク海、ノシャップ岬の緑の丘、利尻富士が丸見え、 65才以上高齢者割引き適用で入浴料490円は安い。最北端の日帰り温泉に入った、 というだけで価値があるというもの。ホテルの風呂に入るよりいい。満足、満足。


2022.8.24 『旭山動物園』
少し気温が高めの日曜日、旭山動物園に入園したのは午後3時半頃、5時15分には閉園だが、 時間的には十分と判断、翌日午前の予定を変更した。 個々の飼育舎で住人(動物)たちの園舎に入る時間が決まっていて、4時半頃には外に居なくなる。 しかし、園舎に入ってもそこを見られるのが旭山動物園の優れたところ。チンパンジー舎では、 生まれたばかりの赤ちゃんを片手で持ちながら綱渡りしているお父さんチンパンジーが観られた。


2022.8.23 『オルゴール館』
日本各地にオルゴール堂のブランチ店があるが、ここ小樽のオルゴール館は特別。駅からそぞろ歩きで30分くらい、 途中の店を見て回りながらだと、アッという間に着いてしまう。 店内すべて、2階もさまざまなオルゴール、オルゴール、オルゴール。楽しくなってしまう。 ここに来たのは4回めだ。ディズニーランドに行ったような無邪気な気分になってしまう。 もちろん、孫や友人へのお土産を買って、満足満足。


2022.8.22 『夜景』
夜景と言えば、函館だ。苫小牧を降りた時は少し強い雨、しかし、翌日は快晴。洞爺湖のホテルに泊まった翌日は、 朝5時にホテルを出て一路室蘭の地球岬向け。快晴の朝は気持ちいい涼風。その日の夜は函館の駅前ホテル。 駅から函館山頂上行のバスが出ている。約20分で着いた山頂は、少し明るいが多くの夜景見物の人で賑わっていた。 帰りのバスは、社内灯を消してくれ、つづら折りの道沿いに夜景が見えた。函館の翌日は小樽に泊まったが、 ここの運河の夜景も素晴らしかった。


2022.8.21 『白老のポロトタウン』
国立アイヌ資料館がある白老のポロトタウン。8年前に来た時に会った土産屋のご夫婦に会いたくて 立ち寄った。しかし土産物屋は姿を消し、近代的な洒落た建物に変わっていた。わずかに売っている土産店 で店番の方に聞いたら、山田さん(山田さんと云うらしい)は引っ越しして、別のところでお店をやっていますよ、 とのこと、ちょっと寂しかった。近代的な建物にした理由は、老朽化のための耐震対策のためだったらしい。 8年前に1万5千円で買ったタピストリーは、我が家の居間で健在だ。


2022.8.20 『夏の北海道一周旅行』
コロナ禍の感染者増が止まらない。2年半前から温めていた北海道1周旅行を決行することにした。 8月17日の夕刻に大洗発のフェリーで苫小牧着。時計まわりに白老、室蘭、長万部、洞爺湖、五稜郭、 函館、小樽、札幌、夕張、旭川、紋別、納沙布岬、釧路、帯広、襟裳岬、苫小牧と周る旅となった。 その旅の思い出を少し書いてみたい。
苫小牧まで大洗からフェリーで17H、苫小牧に着いたら、まず行きたいラーメン屋があった。 北海道の友人から“美味いラーメン屋”として教えてもらったカレー拉麺の店に直行。 確かに美味しかった。旅はラーメン屋から始まった。


2022.8.19 『シルバー川柳』
ポプラ社が出版する「シルバー川柳」の本、社団法人全国有料老人ホーム協会が募集した川柳のうち、 秀作を納めた本だ。「誕生日 ローソク吹いて 立ちくらみ」、「紙とペン 探してる間に 句を忘れ」、 「3時間 待って病名 加齢です」、「目覚ましの ベルはまだかと 起きて待つ」、 「探し物 やっと探して 置き忘れ」どの句も、日常のアルアルが散りばめられている。 中には「複雑だ 孫が喜ぶ 救急車」なんていう、27歳の男性の句、実体験の無い創作句はおもしろくない。 


2022.8.18 『花火』
各地の花火大会が2年間の中止を経て、今年は盛大に開催されている。感染爆発が続く毎日だが、 行動制限が無い今年は、感染対策を万全にして開催、多くの観覧者でにぎわっているようだ。 感染爆発で、医療現場が深刻な実態ではあるが、市民の行動が外へ、外へと向かい、お盆の帰省期間は 高速道路の大渋滞、新幹線の乗車率100%以上という、コロナ前の状態に。 政府の施策と専門化会議の提言がどうもかみ合わないことに恐怖すら覚える。いつも専門家会議の提言は まともだし、予測が的確に当たっているからだ。


2022.8.17 『go green』
go green とは、英語で“環境”に配慮した行動を取ることをいう。日本語でも環境行動のイメージカラーとして、 グリーンが使われているが、色としての緑は、そのシンボルとして万国共通なのかもしれない。 How can i go green at home? と言えば、家庭での環境行動どうしたら良いんだろう? という意味だ。
エコバックを持ち歩く、省エネのためにエアコンの温度を少し上げる、ゴミの分別をするなどが簡単にできることだ。 因みにJRのGreen Carは、環境には関係なく、1ランク上の車両、という意味だ。


2022.8.16 『予科練』
予科練=海軍が欧州列強に負けまいとして、若いうちから基礎訓練を行って、 熟練した飛行士を養成するために昭和5年(1930)に開始した訓練制度。14歳から17歳の少年たちを全国から選抜した。 合格した少年たちは郷土の誉れとして敬われ、少年たちの憧れの的だった。 昭和20年の終戦までに24万人が予科練を修了、戦地に就いた人の8割は戦死した。 飛行機ごと艦船に体当たりする“特攻隊”の青年たちは、この卒業生の中から編成、出撃して行った。
予科練の施設が有った霞ケ浦湖畔、茨城県阿見町には、跡地に 予科練平和記念館がある。


2022.8.15 『77年目の終戦記念日』
1945年の8月15日、ポツダム宣言を受け入れ、日本が戦争に終止符を打った。天皇陛下の玉音放送があり、 国民に戦争が終結したことを伝えた。春頃からのB29による国内都市部や軍事施設への空襲が無くなった。 毎日、怯えて暮らす市民の生活が一変した。 ほどなくGHQが侵攻し、新たな日本づくりが始まった。その政治・経済の基本が今の日本の社会に繋がっている。 時あたかも、ロシアによるウクライナ侵攻が連日報道され、国民の意識もいつにない終戦の日に違いない。 どのように今の日本が出来上がっていったのか、その経緯や歴史を知ることは、今を生きる私たちに重要なことだ。 戦時下の日本の軍部は、世界から孤立し、今のロシアと同じ行動をしていたことを学んだほうがいい。


2022.8.14 『ニーチェの引用』
ドイツの哲学者 ニーチェ、彼のことばが、NHK朝ドラの中で引用された。8月9日のこのコラムでは、 詩人中原中也(なかはらちゅうや)の詩について語ったばかりだが、このドラマの脚本はシーンに合わせて、 珠玉のことばで飾る優れた手法で視聴者を誘う。
主人公、暢子の結婚式で、レストラン・フォンターナのオーナーがスピーチした。 「汝の立つところ深く耕せ、そこに必ず泉が有る」勇気の出ることばだ。


2022.8.13 『大谷選手の快挙』
28歳の大谷青年、アメリカでは知らない人が居ない、最も有名な日本人だ。104年ぶりの記録到達にも、 インタビューでは「調子がよければ記録が付いて来るとは思っていた、今は明日の試合のためにゆっくり寝たい」 と浮ついた発言ではなく、毎日を精一杯試合に出場する、という決心を語った。それにしても、 二刀流という起用法を誰よりも熱心に推進した元日本ハムの栗山監督。誰もやらなかった、常識に無いやり方で、 大谷をドラフトで獲得し、スゴイ選手に育てた意思決定とリーダーシップには感服する。今はワールドベースボールの監督として、 次の大会で大谷選手の参加を希望しているはずだが、実現したらすごいことだ。


2022.8.12 『老いの品格』
日本人の品格(渡部昇一著)、女性の品格(坂東真理子著)に次ぐ品格の本「老いの品格」 (PHP新書 \1,023精神科医の和田秀樹さん著)が上梓された。 まだ読んでいないが、反響が大きく、売り上げが5万部を突破したという。 前2作も爆発的に売れたから、この本も老いを感じる人の生き方を変えそうな気がする。
いい歳のとり方をしている人は、老いを素直に受け入れ、老いの現実にジタバタしたりビクビクしたり、 あるいは何かに固執したりすることなく、老いそのものを楽しもうとする。と著者は云う。 「品のある老人」「賢い老人」「おもしろい老人」になりたいものだ。


2022.8.11 『ナンバー1流行り』
建築屋さん、レストラン、カーディーラー、スーパーなどの広告に“全国1位”、“東日本1位”、“地域で1位” “流通業界1位”、“子どもの人気1位”、などなどメダル様のマークがデカデカと印刷されたものが多く出回っている。 これを調査するマーケティング会社がさまざまな技を駆使してアンケート調査、瞬間風速の数値などをもとに、 依頼者にそのデータを提供、依頼者は広告に活用、という流れらしい。こういったあまり信頼性の乏しいランキングは、 信用しないほうが良い。


2022.8.10 『武力行使』
中国の台湾に対する実弾を使った武力演習、軍事力を背景にした威嚇は、ロシアのウクライナ侵攻に似た行動だ。 ロシアもウクライナ周辺での武力演習を口実に2月以降のウクライナ侵攻に踏み切った。 アメリカのペロシ氏の訪台で始まった中国の台湾包囲は、おそらくこれから常態化することだろう。 中国の報道官のルックスと発言は、実に品が無い。肩で風を切る暴力団と変わらない、 人間の優しさなど微塵も無い冷たい心で、ロボットと同じだ。8月6日の広島平和祈念式典での松井広島市町のスピーチ、 湯崎広島県知事の人間味の有るスピーチを、中国の広報官に聴かせたい。


2022.8.9 『中原中也』
NHK朝ドラで、鈴木保奈美演ずる青柳重子、息子和彦と主役暢子との結婚に反対する和彦の母親役だ。 重子が手にする古ぼけた詩集、 この詩集の一編を口にする。哀愁を帯びた一節が気になって、誰の作か調べてみた。 大正から昭和ににかけて詩を発表した、山口県出身の中原中也の誌とわかった。 宮沢賢治などと同世代の詩人で、30歳という若さで亡くなったそうだ。 同じ山口県出身の金子みすずは26歳で亡くなっている。宮沢賢治は36歳、若き作家は何故、いのちが短いのだらう。


2022.8.8 『ナッジ』
ナッジ(nudge)=行動経済学:人が意思決定する際の環境デザインをすること、自発的な行動を促すこと。 単語には、“そっと押して見る”という意味がある。 2017年のノーベル経済学賞を獲得したリチャード・セイラー教授が提唱したナッジ理論が社会に浸透して来ている。 例えば、スーパーやコンビニなどの待ち行列のところにある足跡マーク、 “お並び下さい”の注意書きよりも強い効果を発揮する。 (男性しかわからないが…)男子トイレの小便器に付けられた到達点マーク、 “もっと前に出て、雫をこぼさないで”よりも利用者にアピールし、効果がが高い。 違法駐輪の自転車を無くす誘導、エスカレーターで歩かない誘導、など行動心理を利用した研究と実践が、 あちこちで行われている。


2022.8.7 『トルストイの言引用』
昨日の広島原爆の日、記念式典の平和宣言で、松井広島市長が、 ロシアのプーチン大統領の核兵器の使用を示唆した発言を念頭に、 「他者を威嚇し、自分中心の考えを貫くことが許されてよいのか」と指摘した。 ロシアの文豪トルストイが残したという「他人の不幸の上に自分の幸福を築いてはならない」 との言葉をかみしめるべきだと語った。ズシンと心に響いたことばだった。 この言葉には続きが有って、「他人の幸福の中にこそ、自分の幸福が存在する」と言っている。


2022.8.6 『物価上昇止まらず』
物価の上昇、目に見えて数値が大きくなる。ガソリン価格は12%、電気代は18%、スーパーで買い物すれば、 軒並み以前の価格が塗り替えられている。油36%、まぐろ18%、家電15%……。 年金暮らしの身には応える。給料をもらっている人でも、賃金上昇が無いから大変なことだ。 日本ばかりではない。世界的な現象だ。コロナ、熱中症、物価高の3重苦、しばらく続きそうだ。


2022.8.5 『BNPL』
Buy Now Pay Later の略だ。訳すと、今買って後で支払う、いわゆる掛け売りだが、 クレジットカードなどがその機能を有しているが、その機能とは違い、ネット販売などで多く利用されている。 カードのような事前の申し込みや審査が無いことから、手軽に使える方式として普及している。 手軽に使えるということは、セキュリティ面で甘いのが難点、新たな犯罪に結びつかないか心配だ。


2022.8.4 『暑中見舞い』
筆者は暑中見舞い状を出す習慣が無いが、もらうこともあまり無い。 手紙を出すまでの習慣は根付いていないようだ。郵便局ではくじ付き暑中見舞い状を販売しているが、 売れ行きはどうなんだろう。今年は暑い日が多いから、暑中見舞い状に価値が有りそうだ。 しかし、この暑さ、何とかして欲しい〜。


2022.8.3 『行動制限無しの感染爆発』
第6波までは、感染拡大の可能性がある場所で行動制限をして感染を押さえて来た。 しかし、第7波は行動宣言しないという。政府も専門委員会も行動宣言をしないで収束させようとしている。 が、感染の爆発は止まらない。海外の事例を参考にして、社会機能を戻そうとしているのだろうが、 医療現場では第6波以上の危機状態となっている。「行動宣言しないで、最大限の感染予防をして…」 という政府の考えは納得性が無く、合理性に欠ける。


2022.8.2 『寄る辺なき個人』
安倍元総理の銃撃事件(海外では暗殺事件と表現している)は、政治的な背景が全く無く、 個人としての宗教法人への怨みが犯行の動機だった。こういった異常な凶行に至る個人を、何故社会が放っておいたか、 が心理学者や社会学者の間で論じられている。生きることに絶望し、自暴自棄に反社会的なことをする事件が相次ぐ。 こういった“寄る辺なき個人”を互いに声掛け合って人間関係を築けないだろうか、 と提唱するのは東京都立大の宮台教授。昔の地域社会だったらこんなことは無かった。 地域の人間関係を大事にしない、現代社会の暗部だ。


2022.8.1 『夏野菜』
家庭菜園で採れる夏野菜、毎日豊富に食卓を潤す。COOK PAD のちゅうさんの男の夕食ブログに掲載しているが、 毎日の夕食クッキングが楽しくて仕方が無い。たくさん採れたものをどうやって食べるかを考える。 自作の野菜は、コストも当然安いが、何よりおいしさと栄養価と安全性は折り紙付きだ。

2022年の夏野菜です。




2022.7.31 『金言あれこれ』
埼玉県嵐山町のあじさい寺金仙寺 境内に立ててある金言札から筆者の思いを加えて、 6月17日から45回にわたって紹介して来た。珠玉の名言に、筆者のコメントは不要だったかもしれない。 さまざまに生きる糧をいただいて来た、この感動を読者と共有したかった。 この間、毎日のネタを考える苦労?から解放された日々だった。(正直な話) 明日から8月、またネタウォッチを続ける日々だ。


2022.7.30 『失敗』
「失敗して利口になる
  挫折して強くなる」

みんなが成功を目指して努力する。しかし、失敗することも有る。失敗した時に落ち込むか、 それを糧にして挑戦意欲を掻き立てるかで、結果は違って来る。 失敗が思わぬ成功につながることが有る。貼って剥がせる付箋紙の糊は、強い粘着性の研究で失敗したから、 ポストイットという商品ができたのだ。


2022.7.29 『心は屋根』
「心は屋根だよ
  よく葺いておかないと いろんなものが漏れて来る」

屋根が傷むと、雨漏りがしたり、風で吹き飛んだりする。風雨や熱射で自然に傷むから、 定期的な検査と補修を欠かすことはできない。いざという時のためにやっておこう。 自分の身体や心にも同じことが言える。定期的に診ておこう。


2022.7.28 『知っているふり』
「知っているふりをするよりも
  知らないことにしていたほうが
   上手くいきます」

相手の話の返しに、知らないのに知っている振りをすることが有る。見栄を張って、あとで気まずい思いをする。 そうなる前に“知らない”ことを公言しよう。一時の恥はあとで楽になる。
また、知っていることでも、 知らない振りをして、相手に語らせることもうまくいくことがある。
目撃したことを知らなかったことにしておくことで、相手との間に角が立たないことも有る。


2022.7.27 『優という文字』
「優しいという字には
  憂いという字が付いている
   人の憂いを良く知る人が
    ほんとうに優しい人だ」

人に優しい人は他人に憂いが持てる人、その分だけさまざまな経験をしている。 最近は“地球に優しい”などと言ったりするが、これも身近な地球や自然のことを知らないと、 優しくなれない。


2022.7.26 『お茶と人』
「お茶と人は
  出過ぎると嫌われる」

何事もほどほどにすることが大事なのだ。


2022.7.25 『まあるい心』
「まあるい心で生きて行こう
  今日はなんだかいい日になりそうだ」

朝、今日はいい日になりそうだ、と思う日がある。青空に朝の陽ざしが眩しい時、 鳥のさえずりで気持ちいい朝を迎えた時、良い夢を見て寝ざめが清々しい時、朝の散歩で良い挨拶ができた時、 茶柱が湯飲みの中で立った時、そんなときは心の角が取れて丸くなっている時。 こんな気持ちの時はいい1日を迎えられるに違いない。


2022.7.24 『あるがまま』
「有るがままに生きる
  無いがままに生きる
   心を込めて聞け
    心を込めて話せ」

身の丈で生きることはだ大事なことだ。無いものを求めると背伸びしすぎてバランスを失ってしまう。 無いものを有るものとすれば、いつか嘘がバレる。正直に言えれば一時の恥かもしれないが、楽になる。 自分をさらけ出すのは恥ではない。


2022.7.23 『周りを幸せに』
「周りを幸せにしなければ
  自分も幸せになれないよ」

自分の幸せを求めることと、他人の幸せを願うことを一緒にできれば、自分の幸せの価値が倍化する。 間違っても、他人を蹴落として自分の幸せを求めたりしてはいけない。


2022.7.22 『無知と欲』
「無知で騙されたのか
  欲で騙されたのか」

毎日のニュースで、他人に騙される人が多い。オレオレ詐欺や還付金詐欺、ネット上の詐欺、 自宅を訪れるお宝買い、カルト教団による多額の寄付強要、株や証券詐欺、食品の産地偽装、 お金にまつわる詐欺で騙される人は、無知か欲かどっちかだ。金がチラつくと、みんな目がくらむ。 そういった話には心を動かさないことだ。


2022.7.21 『たいせつなこと』
「たいせつなことは 何年生きて来たかではなく
  何をして生きて来たかということです」

20代や30代で亡くなり、立派な業績を残し、後世に伝えられる人が居る。平均寿命が84歳の今、 毎年100才の誕生日を迎える人が5千人もいる長寿社会だ。それぞれの人の人生には深い歴史が刻まれている。 世の中を変えるような大きな出来事でなくても、その人その人の人生から学ぶことがたくさん有る。


2022.7.20 『周りをしあわせに』
「周りを幸せにしなければ
  自分も幸せになれないよ」

自分だけ幸せになろうとしたって、独り幸せになんてなれるわけが無い。 周囲のひとたちや環境と一緒になって幸せを求めれば、より大きな幸せに巡り合えそうだ。


2022.7.19 『時間が無い』
「食うだけ食って
  寝るだけ寝て
   時間が無い、など云うな」

食う時間も、寝る時間も充分ある人が、何か有ると“忙しい”と言って断る理由にする。 PTA、自治会、サークルの役員決めの時など、“忙しい”を理由に逃げ惑う人がなんと多いことか。 実際引き受ける人は忙しいを通り越して、いろいろ時間を工面している人が多い。


2022.7.18 『渾身の力』
「咲く時は渾身の力で咲け
  輝く時は命がけで輝け
   人間の生は短い」

“渾身”とか“命がけ”とか、普段しているだろうか。しているようで、どこかで手を抜いていないだろうか。 甚だ曖昧だ。渾身の力で咲いたら勢いが有るだろうな。命がけで輝いたら、まぶしいだろうな。 そうなりたいものだ。


2022.7.17 『強い草』
「風で強い草がわかる
  雪で強い木がわかる
   挫折して人間がわかる」

挫折を経験した人は強い。自分の耐性がどこまで有るかを知っている。 そして現状を跳ね返すパワーと知恵を持っている。知識も必要だが、それよりも知恵なのだ。 挫折経験が無い人は、“その時”にうろうろするばかり。風が吹けば横に流され、 雪が降れば重みに耐えられない。


2022.7.16 『生きよ』
「生きよ まず生きよ
  生きていれば 生きていて良かったと
   思う時が必ず来る」

この世に生を受けたということは、精一杯生きる義務を与えられたということだ。しかし、 生きるのがつらくなることも時には有る。そんなときに自死が頭をよぎる。複雑な社会模様の中で、 毎年3万人以上の人がイノチを絶つ。こういった問題に向き合い、 社会の課題として支援に取り組む人たちもたくさん居る。生きることは難しいことだが、 生きる意味を問うことより、命を投げ出さない勇気を持てる支援が欲しい。


2022.7.15 『だまされて』
「だまされて人間がわかる
  失敗して世間がわかる
   悲しんでしあわせがわかる」

世の中、成功体験が続く人が居る。実力があり、周囲の上司やスタッフに恵まれ、運にも恵まれて順風満帆。 しかし、成功の逆の体験を経験した人は人間像が違う。厚みの有る思考、世の中を見る目線、 他人の気持ちを汲み取る心、多くの経験が人をつくる。


2022.7.14 『長生き』
「長く息をするのが長生きのもと
  一病息災
   きしむ門は長持ちする」

長生きしたい、と誰もが思う。よく食べ、よく運動し、よく語らい、よく友に会い、フレールなんかなんのその。 健康で長生き、認知症にもなりたくない。病気なんか寄せ付けず、医者にも行かない、薬も飲まない。 それもいいが、門も身体も適当にきしむほうが長持ちするのだろう。


2022.7.13 『人生急がない』
「人生、急ぐべからず
  春の短さは青春の短さ
   冬の長さは老いの長さ」

今思う。青春時代は短かったがいろんなことが詰まっていた。思い出もたくさんある。写真もたくさん残っている。 高齢者の仲間入りをして、老いの長さを感じる。思い出が少ない。イベントもあまり無い。ワクワク感も少ない。 矢の如く過ぎ去る時間、長い道のりをかみしめて生きたいものだ。


2022.7.12 『道に迷う』
「道に迷ったおかげで
  たくさんの人に会えたなあ」

迷わないですんなりと歩けた道よりも、迷った道のほうが、さまざまな物が見えて来るし、いろいろな人に出会える。 迷わないほうが合理的なのだが、回り道の良さが発見できたほうが面白い。 子どもたちの下校時の道草もそういったところがある。今は真っすぐに家に帰って塾に真っすぐに向かう。 道草の醍醐味が無くなっている。


2022.7.11 『父と母』
「許す母
  許さない父
   その中で子は真っすぐ育つ」

父も母も許さなかったら、子は立つ瀬が無い。父も母も許したら許されることしか知らない。許す母が居て、 許さない父が居るから子どもは考える。子は母に甘え、父に厳しさを覚え、両者に許してもらうためには、 どう攻略するかを考える。父と母はそんな存在なのだ。


2022.7.10 『生きているということは』
「生きているということは 誰かに借りをつくること
  生きているということは その借りを返して行くこと
   誰かに借りたら 誰かに返そう
    誰かにそうしてもらったように
     誰かにそうしてあげよう」

人に迷惑をかけまい、と思ってあまり人を当てにしない人がいる。 人に嫌われたくなくて、そこそこの薄い関係で居たい人がいる。しかし、人に迷惑をかけながらでなければ、 生きていけない。ひとりでは何もできないのだ。この、迷惑の循環が人の繋がりを形づくっていくのだ。


2022.7.9 『みんな仲良く』
「100年たったら
  みんなこの世に居ないんだからね
   みんな仲良くしようね」

世界中のみんなが仲良く暮らすのが、理想の地球だ。人間の命なんて100年も持たない。 もっとも、今の日本は毎年100歳の誕生日を迎える人が5千人以上居る。人生100年時代、 などと言われているが。しかし、平均寿命は84歳、健康寿命は75歳だから、この間に争いごとなど無く、 平和で幸せな時間を過ごせたら良い。争いごとは、それだけ無駄な時間だ。


2022.7.8 『悲しみ』
「どんなにつらい悲しみにも
  それにふさわしい幸せがきっとある
    人間がつくっている世の中だもの
      人間が耐えられない苦しみなんて
        ないはずだよ」

耐えられない苦しみもありそうな…。耐えられない苦しみから死を選ぶ人が居る。 自殺者が多い昨今、その先が死、のがけっぷちで迷う人が沢山いる。しかし、死はそのあとに何の解決もできず、 物事がそこで中断してしまう。残された人に、やりきれなさが覆いかぶさる。社会として、 死を選ばなくてもいい手助けが必要だ。


2022.7.7 『一緒にやろう』
「だいじょうぶ、一緒にやろう
  褒めてあげれば、そこが伸びる

褒めることは大事だ。抽象的にではなく、具体的に褒めることだ。そして相手の長所を活かす。コーチングの要諦だ。


2022.7.6 『人柄』
足音で人柄がわかり
履物の履き方ひとつにも
人柄があらわれる
人のことばや動作は
日常の心がけの表現である
その時だけいくら気をつけていても
メッキはすぐにはげる
いついかなる時でも
履物は足で揃えて
手で揃えて心でそろえよ
わけても大事なことは
真ん中に堂々とおかずに
少し横に寄せて脱ぐことだ
この謙虚さこの気配りが
その人の人柄をあらわす

そんな気配り、筆者にはできていないような気がする。


2022.7.5 『感謝と笑顔』
「感謝と笑顔があれば
   幸せは向こうから やって来る」

人に感謝しなければ、と思いながら素直にそのことを口にできないことがある。きちんと言葉で伝えなきゃ、 とは思っているが。かみさんや子どもに対して“ありがとう”は出るが、それ以上のものは無い。 恥ずかしさがあるのだろうが、恥ずかしいと思うことは意味の無いことだ、とはわかっている。 いつも仏頂面で居たくない、とは思っていても素直な笑顔が出ているだろうか。 外面ではできていても、家の中では…。どんな場面でも感謝と笑顔、なかなか難しい。


2022.7.4 『曲がった木』
「真っすぐな木は 真っすぐ使え
   曲がった木は 曲がったまま生かせ」

真っすぐとか、曲がった、というのは自然の摂理でそうなったもの。曲がったものをまっすぐにすると、 そこで歪み、その木の特性が失われる。曲がったものを真っすぐにするよりも、 曲がったまま使う仕組みを考えるほうが合理的だ。人間もそうだ。


2022.7.3 『不幸と幸福』
「不幸を知らない人は 幸福を知らない
  悲しみを知らない人は 喜びを知らない」

幸福とは、その人その人が心を温めること、その時の場面と状況で感じる人、感じられない人が居る。 不幸に陥った時、それが緩和されると幸せを感じることができる。歯が痛い時はその痛みから解放された時に、 幸福を感じる。不幸や悲しみ(哀しみ)は誰にでも訪れる。その不幸や哀しみをくぐりぬけて、 幸福や喜びが増して行くのだろう。


2022.7.2 『やった通りにはなる』
「思った通りには ならないが
   やった通りには なる」

いろいろ努力はするが、なかなか思い通りには事が運ばない。そういう時のほうが多い。 いろいろ試行錯誤をして、その時に新しいアイディアが生まれたりする。 思い通りにならない結果になるということは、やり方の問題なのだろう。プラス、幸運が味方するかどうかだ。


2022.7.1 『耕しもせず』
「耕しもせず 蒔きもしないで
  他人の収穫を 羨むな」

自分に持っていないものを持つ他人を羨むことがある。「あの人はいいなぁ、才能があるから」、「いいなぁ、 お金を持っているからできるんだよな」そう思って自分との差を感じる。しかし、そうではない。 あの人は人知れずさまざまな努力をし結果、成功している。そのための自分の畑を耕して、いい土壌にした上で、 適切な時期に種蒔きをして芽を出しているのだ。土も耕さないで、種も蒔かない、では何も言えない。


2022.6.30 『他人の過ち、自分の過ち』
「他人の過ちは 針ほど細くても よく見える
   自分の過ちは 棒ほど太くても 気が付かない
      他人の非を見るより 自分の非を直せ」

他の人が行ったことは、ほんとうによく見える。そのことに対し、いらぬ意見を行ったりすることがある。 しかし、自分がやったことは誠によく見えない。自分の目を後ろに持って行って自分を観れればいいのだ、 そういう訳には行かない。「人のふりみて 我がふりなおせ」だ。


2022.6.29 『仲がいいこと』
「仲が良いってのは 喧嘩しないってことじゃない
   どんなに喧嘩しても 仲直りできることだ」

最近の人は、喧嘩をしない。相手に悪く思われたくない、と思っておもねる発言や、変な敬語っぽい喋り をして自分を悪く思われないようにバリアを張る。だからホンネで物事を言わない傾向だ。 喧嘩は意見が対立するのが発端、喧嘩するくらいでないと腹を割った話ができない。それはそれ、 これはこれ、として相手を認め、すぐに仲直りできるくらいがいいのだ。


2022.6.28 『志』
「志が低い者は 近くて楽な道を選び
   志が高い者は 苦しくても遠い道を選ぶ」

願うことが実現できるように、高い志を持って突き進む。一段一段、少し上の目線を持って昇り続ける。 高い志が持てず、安全で楽な道を進もうと思えば、簡単に歩くことは出来ても、未知の世界との遭遇がない。 楽な道よりも、敢えて茨の道を進むほうが強い筋肉が身につく。筆者の名前に“志”が使われている。 志が高いには程遠い人間だが、この字は好きな字だ。


2022.6.27 『できない理由』
「できない理由を並べても
   物事は 少しも進まないよ」

何か経験したことが無いことに遭遇すると、ムリ・ムリ・ムリと周囲にバリアを張る人が居る。 理由は?。経験したことが無い、自分には能力が無いから、難しそうだから、などと言う。 他方、目を輝かせて可能性に挑戦しよう、という人もいる。 できない理由を考えるより、どうやったらできるかを考えたほうが楽しい。


2022.6.26 『今がたいせつ』
「生命は 死によって 失われるのではなく
    時々刻々と失われて行くのだ
       だから 今がたいせつなのだ」

心臓が停止した時を生命の終わり、思うのが普通だが、実は私たちの生体としての機能は、 年齢を重ねるごとに衰えて行く。今のこの瞬間でできることは、今しか無い。 だから、物事を先延ばししたらそのチャンスはやって来ない。今を生きることなのだ。   


2022.6.25 『運』
「運によって 生き方が変わるのではない
  生き方によって 運が変わる」

運が良い人がいる。また運に突き放される人もいる。運はその時の状況によって、 付いて来てくれる時が有る。一時の偶然の運で大成功を収める人や、不運で大けがをしたりする。 しかし、その運・不運を引き寄せる本人の生活態度や信条によって付いてくるので有って、 誰にも運・不運がやってくるわけではない。できれば不運よりも幸運が欲しいのだが。


2022.6.24 『苦しみや哀しみのおかげ』
「苦しみや 哀しみのおかげで
  心が深くなり美しくなるものです」

たくさんの苦しみや哀しみの経験を持っている人は慈悲深い。それが無い人は他人のことなどわからず、 自分のことがベースとなって考える。有名な野球選手がスランプに陥って、もがいている。高校球児として話題を独占、 ドラフトも1位指名、ルーキーとして活躍、しかし3年目にスランプになり、2軍落ち、彼はその時に人間を磨いたという。 今は成績も人間も大きな選手として活躍する。いつも成功体験しかしていない人は、成功出来なかったり、 挫折した人のことが理解できない。 苦しみや哀しみも、その時には大変な出来事だが、心の糧となって成長の種となる。


2022.6.23 『がまん、がまん』
「がまん、がまん
  ここは、がまんだ
   どんな長雨も
    いつかは止む」

そう思ってコロナ禍の2年余りを過ごした。なかなか雨は止まない。しかし、土砂降りになったり、 霧雨になったり、いろいろな道をたどった。今、止みそうな気配だ。が、油断は禁物。 いつまた降り出してもいい備えをして晴れるのを待つことだ。ウクライナの戦争も晴れを待っている。


2022.6.22 『足りないくらいが良い』
「足りないくらいが ちょうどよい
  足りてしまえば 不満が出る」

何か足りない時は、人はそこを埋めようと思って頑張る。 目標とするものが手に入った時、また次のものを求めて歩き始める。前に頑張っていた時には無かった不満が出る。 よきあることだ。『足るを知る』ともいうが、何もかも満足することよりも、少しくらい足りないほうが、 生活に張りがあるとうものだ。


2022.6.21 『してあげたいこと』
「してあげたいことをするより
  相手がして欲しくないことを しないことだ」

困っている人を見ると、何か手伝ってあげたい、と親切心で思うことがある。 しかしこっちの思うような支援を相手は期待していないかもしれない。 余計なお世話になったりはしないか、考えることがある。ボランティアをする時も、 相手が何を求めているのかを確認することが鉄則だ。 相手がして欲しくないことを考えることは、更に難しい次元で重要なことだ。


2022.6.20 『他人と比べる』
「他人と比べるのをやめると
  人生はグッと楽になるよ
   気遣い、気配り、思いやり
    そしてほどほどの距離」

兄弟で
小学校の運動会、通信簿
年頃になると容姿や体格
仕事の成績や業績
生活上の比較
比べ、比べられて、それに一喜一憂する生活が多い。「あの人に比べて…」、「あの頃に比べて…」 これがなくなったら、等身大のあるがままの自分で居られる。


2022.6.19 『かあさん』
「かあさん 家族のためなら
  どんなに強くなれるか 教わりました
   かあさん 何気ない 小さな癖を
      受け継いで いました」

母は偉大だ。 筆者の母は、3年前に89歳で目の前で息を引き取った
強くて、優しい母だった



2022.6.18 『頑張った人ほど希望を語り』
「頑張った人ほど 希望を語り なまけた人ほど 不満を語る」
ん〜〜〜、確かに。 今までいろんな人に会い、いろんな人と話し、いろんな人と一緒に仕事をしたけど、そんな人いたなぁ。 一心に夢や希望を追っている人は、自らの目標値をクリアするために今どんなことをしたらいいか、 ビジョンを持っている。困難なことにぶち当たっても、どうしたら抜け出せるか知恵を発揮する。 不満というのは、自己にむけるのではなく、周囲の人や環境に対して言う場合が多い。 自己責任を感じることなく、自分の業績や立場について不満を述べる。頑張っていれば、不満など言う暇が無い。


2022.6.17 『金泉寺』
埼玉県嵐山町にある名刹、金泉寺(きんせんじ)。 関越自動車道の嵐山パーキングエリアのそばにある曹洞宗の寺だ。 住職が30数年かけて整備して来た、裏山のあじさいが素晴らしく、埼玉のあじさい寺とも言われる。 5年ほど前に行って感動した。ここを再び訪れて来た。
紫陽花が素晴らしいが、その横に立ててある看板に、味のある一筆が添えられている。 これを見ながら歩くと、心が洗われる。今日から数日間、この看板に書かれた珠玉のことばを紹介したい。
まず、寺に足を踏み入れてすぐ、

「死ぬ気でやってみろ 死なないから」

恐れ入りました。


2022.6.16 『20代独身男性の異性感覚』
朝のFMラジオ、20代の独身男性の40%が異性とのデート経験が無い、ということを話題にしていた。 昨今の結婚しない若い人が多いこと、出生率が最悪の状態になっていることを考えると、 このデータがうなずける。若い時代に異性と交流するチャンスが無いのは問題だ。 デートもしたことが無ければ性体験など無いことだろう。こうやってごくごく普通に男女交際もせず、 結婚もせず、子どもも持たず、独り老いて行くのは健全な社会とは言えない。 個人の勝手だ!と思うかもしれないが、協力し合って生きる人間社会の一員として、 きちんとした人間の営みをして欲しいものだ。


2022.6.15 『一汁一菜』
料理研究家の土井善晴さんは、一汁一菜を提案する。彼の料理研究家としての精神は、和食にあるそうだ。 フランス料理の世界に飛びこみ、本格的なフランス料理を学んだ彼が日本に帰ってから和食の美を再発見したそうだ。 和食は料理に限らず、身の回りの細やかな作法や生き方に通じることに驚いたという。 西洋文化に一度どっぷり浸かったからこそ、日本の食文化にを見つめなおすことになったのだろう。 異空間を経験した者にしかわからない原点回帰だ。その彼が、日本の食=一汁一菜を提唱する。 メインディッシュという、西洋の考え方など無くても、汁椀が具沢山であれば栄養価も有り、 ボリュームもある日本食だという。 おかあさんの味と心がそこに有りそうだ。


2022.6.14 『だいじょうぶですか?』
コンビニやスーパーで聞かれる。「レジ袋だいじょうぶですか?」この質問に「あっ大丈夫ですよ!」と答える。 日常何気なく使っているこの “だいじょうぶ”、この使い方でいいのだろうか? 本来は、「レジ袋、必要ですか?」、「必要ありません」のように使うのが正しいのだが。 だいじょうぶが、肯定の意味として、否定の意味として便利に使われていることが多い。 ビジネスシーンなどでは、だいじょうぶを使うのはNGとされ、「承知しました」、「かしこまりました」、 「必要ありません」、「差し支えありません」などと受け答えするのが正しいとされる。 便利な “だいじょうぶ”、安易に使っては誤解のもとだ。


2022.6.13 『冷凍ファイリング』
ファイリング=整理すること、ビジネス用語だが、資料類を整理して体系立てて保管しておくことを言う。 ビジネスの現場だけでなく、家庭でも書類が沢山あるが、これを体型だてて保管しておかないと、 必要な書類がすぐに出て来なくて困ってしまう。家電などの説明書類、領収書類、健康管理の書類、 支払いや税務関係の書類、趣味の書類…結構なものが保管されている。最近気になるのが冷凍庫。 フリージング文化の時代、肉、魚、野菜、お惣菜、レトルト食品…冷凍庫にはパンパンにいろいろなものが入っている。 一応ラベル付けをして、いつ入れたかは書いてはいるが、入れたことすら忘れているものが多い。 冷凍庫は便利だが、すぐに必要なものを出せなければ宝の持ち腐れだ。これを冷凍庫ファイリングと名付けてみた。 ファイリングを上手に行うことは快適な生活の基本だ。


2022.6.12 『交流戦、面白かった』
プロ野球の交流戦、誰が考えたのか知らないが、1年間のペナントレースの中間に、 普段対戦しないセリーグとパリーグを戦わせる、こういったイベントで野球ファンを喜ばせる企画。 刺激が有ってたまらない。ファンにも選手にも、運営スタッフにもいい感じだ。 交流戦を経てチーム成績が上がったり下がったり、このムードもまた面白い。燕の優勝で締めくくったが、 後半戦にはどんなゲームを見せてくれるか楽しみだ。プロ野球が少し面白くなって来た。


2022.6.11 『ヨシタケシンスケ』
今や押しも押されぬ絵本作家。彼の本はこどもだけでなく、大人にもハッとする言葉の投げかけをする。 孫にも時々プレゼントするが、ジージもファン、孫たちもファン、いつも喜ばれる。 彼は2013年以来、年間20冊以上のペースで制作し続ける。10か国以上の国で翻訳出版されている。 造形作家を志したが挫折、ゲーム会社でデザインを半年、広告美術の仕事をしたあと、イラストレーターになった、 という経歴。何せ物語や絵が子ども目線で、素朴な疑問をイラストとことばで表現する。 そのみずみずしい感性が好きだ。


2022.6.10 『時の記念日』
今日は時の記念日。日本で初めて時刻を伝えたのが、671年6月10日、これに因んで6月10日を時の記念日とした。 制定したのは、1920年(大正9年)だから、今から100年以上前だ。6月は国民の祝日が無い月、時の記念日を祝日に、 という動きが有ったようだが、決定には至っていない。



   ◆2022年1月20日〜2022年6月9日
   ◆2021年9月15日〜2022年1月19日
   ◆2021年6月1日〜2021年9月13日
   ◆2021年3月1日〜2021年5月31日
   ◆2020年11月21日〜2021年2月28日
   ◆2020年7月14日〜2020年11月20日
   ◆2020年4月5日〜2020年7月13日
   ◆2019年12月1日〜2020年4月4日
   ◆2019年7月22日〜2019年11月30日
   ◆2019年4月21日〜2019年7月21日
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   ◆2010年7月〜2010年12月
   ◆2010年4月〜2010年6月
   ◆2009年4月21日〜2010年4月20日は休筆しました
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   ◆2008年4月〜2008年6月


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