きょうの気になるワード(ちゅうさん流の解釈)

      2023.9.11〜2024.1.31


新聞・テレビ・週刊誌・どこかの掲示板・電車の中吊りなど、オヤッと思ったワードや
フレーズをヒントに、筆者の体験や気づいたことを加えて毎日コメントしています。
2008年4月21日に開始、15年目に入りました。
2023年9月10日までは頁末でLINKしています。


2024.1.31・明日から2月 『T自動車相次ぐ不正』

T自動車の関連企業で、社長も本体出身のD自動車。相次ぐ検査の不正で出荷ができなくなっている。 出荷どころか、国内の各所にある工場も生産ができない。そうこうしているうちに、今度は同じ関連会社の T織機が車のエンジン検査不正。さすがに今度はT自動車の社長が出て来て陳謝する事態になった。 昨日は会長も会見で「私がもっとちゃんと見て、グループガバナンスをしっかり行いたい…」のようなコメントを言っていた。 自動車販売では販売台数国内トップを走り続けるT自動車、グループ企業のこととはいえ、 栄光に傷がついた形の今回の一連の事件。本体のみならず、サプライチェーンのコンプライアンス能力の強化にとって、 教訓になる出来事だ。


2024.1.30 『月面探査』
SLIMプロジェクトは、小型の探査機による月惑星の探査に必要な技術を実証するプランだ。 2023年9月11日のこのコラムで書いたが、2023年9月7日に種子島宇宙センターから打ち上げれたものだ。 打ち上げ時には1月から2月頃に着陸予定だったが、1月20日に月面着陸に成功した。 世界で5番目の偉業だそうだ。その着陸精度がピンポイント、ということで、その技術が高いことが実証された。 ただ、太陽光発電ができていないということで、着陸後の姿勢が予定通りに行かなかったことが想定され、 今その解決策を練っているという。壮大なプランを実施する頭脳集団、JAXAにエールを贈りたい。


2024.1.29 『一筆啓上賞』
福井県坂井市の「丸岡文化財団」はユニークな文化活動で町おこしを行っている。 一筆啓上賞のイベントは、大手損保会社の後援で、 ユニークなコンテストとなっている。第31回のテーマは『時』だったそうだ。
「今年亡くなった祖父へ・火葬場から帰る車の中、膝の上に小さいじいちゃんが居て、 あゝ昔と逆だなって思ったよ」(25歳女性)など、短い手紙文の中に、作者のさまざまな思いが込められている。 SNSではできない、一筆啓上の手紙文だからこその世界が垣間見られる。


2024.1.28 『億ション』
不動産経済研究所が発表した2023年の東京・神奈川・埼玉・千葉の首都圏マンション価格、 東京23区は1億円を越え、首都圏の平均は8100万円を超えたそうだ。 普通のサラリーマンがこの価格で買えるのか?、を心配してしまう。 解説によると、夫婦2人が共稼ぎで年収が1500万円以上ある“パワーカップル”の購入が多いという。 特に23区内は再開発地域が多いので、価格も高騰しているのだそうだ。 職住接近のメリットを生かすには、高価格のマンションに頼りたい、その心理が働くのだそうだ。 住宅の為に働く…を目指すのはいかがなものか。それぞれのライフスタイルの問題ではあるのだが。


2024.1.27 『被害推計2兆円規模』
千年に1度と言われる能登地震。人的・物的被害の状況が日増しに大きくなる。住宅・道路・ 港湾などの固定資産損壊の被害額が石川・富山・新潟の3県で1.1兆円〜2.6兆円という推計をまとめた。 甚大な被害が広域に渡っていることから、復旧、復興には困難がつきまとうが、市民生活が復興するための、 インフラ整備が喫緊の課題だ。震災初動のマスコミ対応の課題、政府や県などの課題などが語られているが、 阪神淡路、東日本、熊本などの震災とは違った、正月に、寒い地域で、過疎地域の孤立、 など特有な課題も浮き彫りになった。それらの課題を今後、どう生かして行くかも大きな課題だ。


2024.1.26 『ブロッコリーが指定野菜に』
緑色のブロッコリーは、湯がくと、更に美しい明るい緑色に変わり、 クッキングへの応用範囲も優れている。栄養素としてのビタミンや繊維質が多く、 消費量が年々拡大している。農林水産省は1月23日、指定野菜に追加することを決めた。 この制度は、野菜の安定供給のため、価格が下落した場合に国が生産者を支援する仕組みだ。 消費量が多いキャベツ、きゅうり、大根、トマト、茄子などが指定されている。 2026年度から実施されることになったので、更に買い求め易くなるだろう。


2024.1.25 『人生は80歳からがおもしろい』
「人生は80歳からがおもしろい」という本が上梓された。このところ、80歳以上になっても事業をする人、 アクティブな行動をする人が増え、そういった当事者が執筆した本が多く出されている。身の周りにも、 80歳以上で活躍する人が多い。総じて体力があり、考えが若く、目標とする事柄を持っている。 行動様式も若い。80歳まで数年の筆者も心身健康で、 いつまでも活動できる体力と意欲、夢や目標を持ち、先輩の人たちから学びたいと思っている。 “終活”などと称して、亡くなることを前提とした行動でその準備など始めると、マイナス思考に陥りがち。 意欲も削がれるのではと、警戒する。


2024.1.24 『コロナ後遺症続く』
新型コロナ感染に関する情報発信が余り無く、コロナ感染を忘れたかのような行動が増えて来た。 しかし、感染した人の後遺症が多くの人を悩ませている、という実態があるようだ。 せき・息切れ・だるさ・集中力低下など、感染した人が1年以上にわたって苦しめられ、仕事もままならないという。 医療機関側が、コロナ後遺症をなかなか診断してくれない、という実態に、患者の悩みは続く。 海外では、コロナ後遺症が認知機能障害やアルツハイマー病のリスクに繋がる、という報告がある。 国内の研究データによると、41歳から64歳の人に後遺症割合が高く、 基礎疾患の無い人でも後遺症になることが分かって来ているという。継続して感染予防策を続けた方が良い。


2024.1.23 『珠洲原発』
能登半島地震の震源地、珠洲市に1980年代に原発建設計画があったという、驚くべき新聞投書を見た。 町を2分する賛成、反対派の対立を経て2003年に計画が凍結されたそうだ。投稿した方は、 その計画が進んで、もし建設されていたら…という地元の方からの内容だった。恐ろしい話だ。
今回の地震では、北陸電力「志賀原発」がいい加減な情報を流し、2回に渡る情報修正をしている。 この原発は過去にも情報隠蔽で問題が有った施設。またしてもニセ情報でごまかそうとしたのだろうか。 地震の度に発せられる、「〇〇原発に異常はありません」は、もはや信用出来ない。 地震国に立地の原発は、“不安全”危険極まりない施設なのだ。


2024.1.22 『派閥』
自民党の派閥問題。派閥が悪い訳では無いが、派閥が違法な醜い資金集めと政治権力の乱用をしているのが悪い。 派閥は政治の世界だけのものではない。人が集まれば、イデオロギーや考え方の同一な集団を形成しようとする。 これは人間の本能のようなものだ。仲の良い人、考え方が同じ人が集まれば心地よい。しかし、 そこには必ず領袖(リーダー)が生まれる。その領袖が権力を持ち、采配をして行く。 その領袖がバランス感覚が良く、コンプライアンスを守れる人であればいいが、 そうでない時には同じ考えを持つ人たちの世界ができあがり、社会と乖離して行く。 そのうちメンバー間に意見の相違が生じ、いずれは分裂や憎しみ合いとなって火花を散らす。 自民党の派閥もこうやって形成された金と権力の争奪グループになってしまったのだ。 政治には清貧と人間愛と行動力が必要であって、今の派閥にはそれが垣間見られない。


2024.1.21 『ポイントカード』
どうやら、最近の買い物はポイント獲得合戦にのせられているような気がする。スーパーで買い物をする。 そのスーパー独自のプリペイド型ポイントカードでポイントを貯める。貯めたポイントは買い物の時に、 1ポイント1円で交換できる。ガソリンを入れる、そのスタンド系列のポイントカードで割り引きを受けて、 ポイントを貯める。一定のポイント数になったら1ポイント1円で活用できる。大手家電量販店に行く、 ポイントカードを持っていれば5パーセント引き、貯まったポイントは買い物で使える。 クレジットカードを使う。そうすると利用する毎にクレジットカードにポイントが貯まる。こうやって、 消費者は知らない間に店に囲われているのだ。全国どこでも使えるポイントカードも増えて来た。


2024.1.20 『スぺパ』
コスパ=コストパフォーマンス、タイパ=タイムパフォーマンス、スぺパは?。 最近の新語、スぺパが時々出て来る。スぺパ=スペースパフォーマンス、〇〇パという語は、○○を節約する、 という意味で使われる。コスパ=コストの節約、タイパ=時間の節約、スぺパ=スペースの節約のことだ。 収納スペースの節約のために、“折り畳み式”のグッズがいろいろ販売されている。 キャンプ用品としての椅子、テント、バケツ。 スーツケースなどの折り畳み型などメーカーはスぺパ商品の開発を熱心に行い、スぺパの定着を進める。 収納効率を考える前に、まず物を持たない暮らしを考えてみるほうが大事なのだが。


2024.1.19 『人間社会とAI』
養老孟司さんと云えば、マスコミなどへの登場でおもしろい人間観の話をする。「バカの壁」、 「ものがわかるということ」、などの著書も売れた。いつも感心するが、語り口の良さに加えて、 話が理解し易い人だと思う。その養老さんが朝刊のインタビュー記事で生成AIのことを、 「所詮それらしい応答をしても、ルールに従って人間の質問に続く、可能性の高い文字列を並べているだけ」 と分析している。なるほどそうだ。AIの力に、戦々恐々としている人たちが多いが、『落ち着いて考えよ』 ということだろう。生身の人間には身体感覚や意識というものがある。そこを大事にしろ、ということだろう。 もっとも、最近の人間、科学の発達で身体感覚は鈍っているし、深い意識をすることもなくなった。 人間社会は少し危なくなって来ている。だから安易にAIに頼るのかも知れない。


2024.1.18 『力士の四股名』
1月14日から大相撲春場所が始まった。横綱照ノ富士の休場明けの気迫、大関霧島の優勝から横綱昇進への期待、 今場所もおもしろくなりそうだ。大相撲は、力士の出身地が熱く盛り上がる。「○○出身、△△部屋」 のようにアナウンスされ、地元の熱い声援が飛ぶ。海、山、川、錦、花の5文字が四股名に使われる代表格だったが、 最近はあまり見かけない。宇良、遠藤などの本名系、阿炎、明生などの呼びやすさ系、熱海富士、湘南の海などの 出身地わかる系、今場所からは白熊などの面白系などさまざまな四股名が増えて来た。


2024.1.17 『あれから29年』
未明の阪神淡路地域を大きな揺れが襲った。あれから29年となった。震災の記録をきちんと残し、 風化させてはならない、と阪神地域の人たちは継続した活動をして来た。その成果がその後の東日本大震災、 熊本地震、広島の水害、などなどに被災者支援、復興支援で生かされて来た。 NPOができたのはこの震災後、やボランティア支援の形が整備されて来たのもこの震災、 しっかりとしたレガシーが残され、今の能登半島震災でも生かされている。当時、 西宮市へボランティアに行ったことが思い出される。今日は29年目に思いを馳せ、 能登半島で被災した人たちに心を寄せる1日になる。


2024.1.16 『選抜行進曲に“愛の花”』
3月18日に開幕する春の選抜高校野球大会の行進曲、その時代に高校球児たちにも人気の曲が選ばれる。 今年は歌手のあいみょんさんが歌った“愛の花”に決まった。NHKの朝ドラ、牧野富太郎さんがモデルの、 「らんまん」の主題歌だ。昨年の9月でドラマは終了したが、この主題歌は歌い継がれている。 あいみょんさんは西の宮の出身だから、甲子園に縁がある人。 甲子園にとっては、意味のある曲が選ばれた。ただ、原曲は3拍子、行進曲は2分の2拍子だから、 どうアレンジされるのかが楽しみだ。編曲家は苦労するだろう。 高校球児たちが力を込めて入場行進するのを楽しみにしたい。


2024.1.15 『キッチンカー支援』
屋外のイベントやお昼時のビジネス街、キッチンカーをよく見るようになった。その進化も相当なものだ。 コーヒー、サンドイッチ、ピザ、スパゲティー、たこやき、ラーメン、カレーライス、ハンバーガーなどなど、 メニューのバリエーションが豊富だ。イベントなどでずらり並んだキッチンカーを見て歩くだけで楽しい。 そのキッチンカーが能登半島地震の被災地に派遣されるそうだ。寒い時期に温かい食べ物が提供されたら、 喜ぶに違いない。「すきや」、「日清食品」などの企業が実施予定だそうだ。


2024.1.14 『海外の人が見た日本』
増え続けるインバウンドの旅行客。日本人が行く観光地とは違った地域、日本の文化を体験できるところが人気だという。 日本人なら当たり前と思っている文化が、海外の人には新鮮に映るということらしい。今日本で問題になっている、 日本人なら買わない空き家、ここに海外の人が目をつけ、日本の古い家に住みたい人が増えている、というのだ。 専門の紹介サイトも有る、というから新たなニーズの発掘になる。さまざまな日本の文化や習慣が、 時代に合わないということで廃れて行くことに海外の目は光を与える、ということだ。 日本人の価値観でマイナス思考になりそうなところを、海外の人の価値観は違った形でとらえてくれる。 そういった価値感をもっと柔軟に生かした政策も必要だ。


2024.1.13 『感染者が増えている』
コロナ感染者が定点観測のデータで増えている。コロナ対応が昨年5月の5類移行によって、 少しずつ市民の意識から遠くなり、報道も少なくなって来た。 マスク着用や手洗い消毒がおろそかになってはいないだろうか。 友人は7回目のワクチン接種をしていても感染した。ジワジワと感染者が増える中、 世の中さまざまな災害や事故などの報道で感染の話題も少なくなった。 ひとりひとりが、マスク着用、手洗い励行など基本的なことを確実に遵守したほうがいい。


2024.1.12 『辺野古地盤補強工事着工』
沖縄の普天間飛行場の移設先として辺野古で工事を行う国に対し、沖縄県はさまざまな変遷の中で、 現在の玉城知事は一貫してNOを宣言している。なかなか折れない沖縄県知事に対し、国は強硬策で工事を進める。 裁判に持ち込まれたが、沖縄県は敗訴、工事許可は国が代執行した。軟弱地盤の補強工事が始まった。 一連の進め方に対し、強引な政府の進め方が沖縄県の民意を無視している。埋め立てに使う土砂は、 太平洋戦争で亡くなった方々の遺骨が眠る大地の土だという。歴史を無視した政府の姿勢は、 「丁寧な説明」とは口で言うが、何の説明も理解も得ない強行姿勢にしか過ぎない。 工事は長期間に及ぶが、移設は工事が終わる7年後、日本が負担する工事費は当初計画の2.7倍の9,300億円、 その頃には米軍のアジア戦略が変わるリスクもある、ほんとうに活用されるか、という綱渡りの移設計画だ。


2024.1.11 『東証33年ぶり最高値』
1月10日、東京株式市場は日経平均株価が3万4,441円の高値で取引を終えた。 バブル期の1990年3月以来の高値、この2日間で千円以上の値上がりだ。株価が上がるのは歓迎したいのだが、 実質経済成長に伴った値上げになっていないのが気になる。株価は世界的な経済情勢に影響されて変動するが、 国内の賃上げが正常に行われ、企業活動が活発に行われ、市民生活の充実が伴えば健全な株式市況になるだろう。 大手証券会社のアナリストは「株高は当面続く」と言っている。


2024.1.10 『寒い』
ここ2、3日、朝の冷え込みがすごい。バケツに氷が張っている。冬らしい気候になって来た。 この寒さで気になるのが、能登半島の被災地だ。電気がまだ来ていない、水道が出ない中孤立している民家がある。 暖を取れない、トイレが不便、風呂に入れない、衛生環境が良くない、無いないづくしの中、 過酷な非難生活を余儀なくされている。救助を阻む道路の寸断、被害の全容もまだ見えていない部分がある。 一刻も早い救援の手を待っている。厳しい寒さの中だが、災害支援にドライブがかかればいいのだが。


2024.1.9 『人材戦争』
経済界では、人材不足が深刻に囁かれている。人材不足で物が生産できない、サービスを維持するのが困難、 医療の現場では医師や看護師不足、福祉分野では施設職員不足、物流分野ではトラック運転手の不足など、 困った状況が深刻化している。ある福祉施設の人事担当の話 「求人募集のチラシに時給千円でスタッフ募集の広告を出したら、隣に大型スーパーが時給1300円の広告」 これでは福祉施設の求人は太刀打ちできない。時給アップができる体力があればいいのだが、 そうでない場合は経営が行き詰ってしまう。働き手の奪い合いだ。 生活を支える重要なサービスが滞ってしまう可能性がある。 「賃上げ」を訴える政治家は、賃上げできない企業をどうやって支えるかの腹案が無い。困ったものだ。 今まで政治家の無策で、賃上げされない、働き手の確保策などが机上に乗らず、高齢者福祉や子育て支援など、 耳障りの良い訴求しかしてこなかったツケが今噴出しているのだ。


2024.1.8 『国会議員の逮捕』
政治家の逮捕や検察からの取り調べ、実に低次元の犯罪で情けない。 世の中大変な時勢に、私腹を肥やす偏狭な考えで起こした犯罪。 権力、欲望、見栄のために起こす金まみれの行動、何と醜い仕業なんだろう。今起きている政治家の犯罪は、 許すこともできないのだが、その低知能から来る行動にあきれ果てる。人間が幸福な生活ができるように、 その仕組みや制度を考え実行して行くのが政治家の仕事の筈だ。政治家全員が悪ではなく、 きちんとした行動をする政治家も多いのは知っている。しかし、 一部の良くない人間のために政治家全体や政治活動全体が見られてしまっていることは否めない。 喫緊の課題をうまく整理し、金まみれで実効の無い施策は葬り去ったほうがいい。 真の市民の幸福度を上げる施策に集中して欲しい。


2024.1.7 『七草』
今日は七草、七草粥を食べる日だ。 セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ、この7種を粥に煮て食べる。 ゴギョウはハハコグサ、ハコベラはハコベ、スズナはかぶ、スズシロは大根のこと。 七草がゆの習慣は、江戸時代に広まったそうだ。七草の種類は時代や土地によって異なるようだ。 我が家では七草が揃わないので、スズナ・スズシロ以外は、畑に今あるもので代用した。 のらぼう、春菊、ビタミン菜・コマツナ・ほうれんそうを代用した。 早春にいち早く芽吹くことから邪気を払うといわれているようだ。 この七草がゆ、とても理にかなった習慣で、いわば日本のハーブ、 そのハーブを胃腸に負担がかからないおかゆで食べようという、 正月疲れが出はじめた胃腸の回復にはちょうどよい食べ物だという。


2024.1.6 『失われた30年』
1月5日の朝刊、見開きの真ん中全2ページを使った 宝島社の広告
この会社の広告は、いつもハッとさせられるコピーライトや写真が掲載される。 今回のテーマは、失われた30年ということだった。 よく囁かれるフレーズなのだが、筆者のような昭和世代の者からすれば、 「失われた30年」は理解できないわけではないフレーズ。 失われた30年というのは、昭和の時代に比べて平成の30年は少し見劣りする時代だったというような評価だ。 しかし、この30年を見れば、野球界、将棋界などのスポーツ・文化面でスターが生まれた。だから、 過去の栄光を軸にした比較は不要だ、といったトーンの広告だ。 なるほど、と思ってしまった。昭和のノスタルジーではない、見方を変えた理解が必要ということだ。


2024.1.5 『飛行機は怖い』
何度も飛行機に乗ったことがあるが、離陸をして暫くの間、着陸時のドスン、 と来てからエンジンの逆噴射でスピードが落ちるまでの間、いつも不安な気持ちになる。 1月2日は、まさかの航空機同士の衝突、有り得ない信じられない事故だった。 乗客と乗員376名が全員無事だったというのが奇跡的な事故だった。 海上自衛隊の乗組員5名が亡くなってしまった。能登の被災地に行く予定だった海上自衛隊機、 ネットには「地震さえ無ければ、この事故は無かった」などという無責任な投稿が有った。 原因はいずれ究明されると思うが、飛行機の旅、あんなでかいのが空を飛ぶことに対して、 怖いのは変わらない。


2024.1.4 『元旦から災害』
元旦の夕刻、少し横揺れがした。震源地が近いと縦揺れがくるのだが、それが無い。 しばらくしてゆらゆらと、船に乗っているような、うねるような大きな揺れが続いた。 遠くでかなり大きな地震だなと直感した。
テレビを点ける。正月番組が中断され、津波を警戒する“叫び”に似た注意報が継続される。 能登半島は大変なことになった。一昨年旅行した輪島の見覚えのある風景が映し出される。 平和な光景が一転してしまった。家屋が倒壊、地滑りで道路の寸断、火災で街の消失、 寒い時期、家が無くなった人たちのことを考えると胸が痛い。


2024.1.3 『コンビニ50年』
今年はコンビニができて50年の年だ。 今や全国に9つのチェーン店5万8千店舗(2023年5月)、地域社会にとってなくてはならない存在になった。 1970年代、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンが各地にどんどん増えて行くのを市民は歓迎した。 そのサービスも少しづつ進化し、まさに“コンビニ”便利な店舗に変貌して来た。ATM,コピー、市民サービス、 宅配便の授受など、物販だけでないサービスを実現して来た。おにぎりやおでん、コーヒー、スイーツなども、 競っておいしいものが登場している。商品はだいたい1店舗2500〜3000点用意されているという。 日本で進化した形態、海外にも進出している。北陸地方はファミリーマート、四国地方はローソン、 北海道ではセイコーマート、旅行してみると、それぞれの強い地盤が有るのがわかる。


2024.1.2 『年賀状』
元旦の朝のポスト、起きてすぐ手にするのが分厚い朝刊、少し時間を置いてから年賀状の束。 郵便配達の人たちは朝7時に出陣したようだ。 お屠蘇をいただいたあと、おもむろに年賀状を見るのが楽しみだ。年々枚数が減っているのは否めない。 自身の出状する枚数が減っているのだから、届く枚数は減って行く。中には“年賀状は来年以降は遠慮します” という人も居る。ちょっと寂しい気がするが、それぞれの方の事情だから致し方ない。 LINEで届く賀詞も増えた。 1年に1回の年賀状交換でご無沙汰を詫び、それぞれの様子が知れる年賀状が良い。 賀詞だけでなく、コメント、しかも手書きだったりすると嬉しくなってしまう。 出した人から届かず、出していない人から届いたり、なかなか呼吸が難しい。 喪中の時には年賀状が来ない寂しい時も有った。この喪中欠礼、他の慶事ではあまり気にしないが、不思議に仕来たりが徹底しているのだ。


2024.1.1 『謹賀新年』
2024年、辰年だ。筆者には6回目の年男、いつもの新年とはまた違った気持ちで迎えた。 写真は茨城県高萩市にある国民宿舎鵜の岬の日の出だ。年末に国民宿舎に宿泊した際に撮影したものだ。 全国107か所の国民宿舎の中で、最も予約が取れないと言われる施設にキャンセル待ちで泊れた。 風呂や客室から日の出が見られる。元旦の朝は日の出が6時50分頃、毎年元朝ウォークで日の出を拝む。 関東地方はほぼ晴れの日が多く、日の出を見られる確率が高い。日本海側では2〜3割の確率というから、 冬のどんよりとした雪雲の下が多いのだろう。子ども時代は雪国で育ったが、日の出を見た記憶が無い。 辰年、今年も笑顔が多い1年にしたい。

初日の出です。”
title=




2023.12.31 『人生会議』
ACP(Advance Care Planning)という概念が普及されようとしている。厚生労働省が提唱し、 全国の自治体に普及して来た。自分が大切にしていることや望み、どのような医療やケアを望んでいるかについて、自ら考え、また、 信頼する人たちと話し合うことを言うそうだ。 希望や価値観は、終末に自分が望む生活や医療・ケアを受けるために重要なことだ。 命の危険が迫った状態になると約70%の人が、医療やケアなどについて自分で決めたり、 人に伝えたりすることができなくなるといわれている。そのとき、医療・ケアチームと医療 やケアについて話合いをすることになるが、そのための重要事項を決めて置こう、という考え方だ。 神戸大学のページ がわかりやすい。


2023.12.30 『子ども連れ出勤』
茨城県つくばみらい市は、職員の子連れ出勤ができる制度をつくった。両親共働き家庭が多くなって、 保育所や学童保育の充実がされる中、通常の保育サービスが利用できない場合に、 0歳から10歳までの子どもを職場に連れて来て傍らで遊ばせておいて業務ができる、という制度だ。 専門の保育スペースなどは無いという。つくばみらい市では、特段職員の間から問題が出なかった、 とのことだが、肯定的な意見ばかりではないだろう。事故が起こるリスクもあるし、 子どもが好きな人ばかりでは無いし、外出の時にどう扱うかもあるし、問題は山積するが、 総体的には歓迎すべき施策だ。子育て支援をうたう首長は、こういった制度を無視できないだろう。


2023.12.29 『和の味』
インバウンドの外国人旅行者が注目する和食、質素だが文化を持つ和の素材、日本人の若い人たちには受けないが、 外国人には新鮮に映るようだ。漬物、豆腐、ところてん、梅干し、ちりめん、干物、海苔、みりん、つくだ煮などなど。 インバウンド客の人気で、さびれつつある産業が活性化することもあるかもしれない。 そして文化の伝承が成されるかもしれない。 核家族化で、じいちゃんやばあちゃんから伝承されないままでいたことが、 思わぬ形で効果を発揮する可能性が。高齢者がもっと文化の伝承に力を入れることができる施策が必要だ。


2023.12.28 『AIが人間を超えるかも』
カナダ・トロント大学名誉教授ジェフリー・ヒントン氏はAI研究の第一人者、 「今後5〜20年以内に人間の能力を超えるAIが出現する確率が50%」と話す。 人間の能力を超えるAIをスーパーインテリジェンスと言うらしいが、人類の脅威になりうる可能性がある、 という怖い見方だ。AIでフェイク動画などはすでに出現しているが、「民主主義への重大な脅威となる」 との予測、恐ろしい限りだ。学習すれば、感情無しにすぐにその情報で動くAI、 人間が必ず介在することは前提だろうが、フェイクに対してどこまで見破り、防御できるか、がカギだ。


2023.12.27 『ガストロノミー・ツーリズム』
あまり聞きなれない言葉だが、これから流行りそうな用語だ。インバウンドの客が増えて来て、 コロナ前の水準を超えそうなムードだ。円安に支えられて、日本は安い旅行先という効果、 世界に冠たる豊かな食文化、風向明媚な景色、珍しい文化風習などが外国人観光客を魅了するらしい。 その目は、日本人が気付いていない当たり前の文化に向けられていて、日本人が気付かないところにあるようだ。 ガストロノミーとは、食事とその背景にある文化との関連を考えて行くことを意味する。 ツーリズムコーディネーターがこういったことをツアーに盛り込むと、喜ぶ外国人が多いという。 いわゆる観光地ではなく、ひなびた普通の文化を持つ地域に、体験型で客を呼び込み、住民と交流することを ガストロノミー・ツーリズムと言う。地域の活性化にとっても役にたつことだ。


2023.12.26 『出生数最小』
2023年に生まれた日本人の子どもは72万6千人、と朝日新聞が推計した。昨年は、統計が有る1899年以来、 初めて80万人を割り、今年はそれをも1割以上下回る予想。減少傾向はとどまるところを知らない。 適齢期になっても結婚しない、結婚しても子どもをつくらない、LGBTの人たちの人権が確立されて来た、 などなど子どもが増えない要因が多くある。個々人はそれぞれの自由があるし、それを選択できるわけだから、 子どもを産めと増やせよ、と言ってもなかなか難しい。その政策はさまざまな形で実施されているが、 政治家が選挙のときだけ、決まったように「子育て支援を充実させます!」などと言っても、 子どもが居ないことには子育て支援にならない。赤ちゃんつくって、明るい未来を想像して、 希望を持つ子育てをして、幸せな家庭を思い描く、といったムードの醸成をしなければならない。 加えて地域社会が子育てをしやすいように変貌して行くことだ。そんな施策を実現して欲しい。


2023.12.25 『先生の精神疾患』
学校の先生による犯罪があとを絶たない。自殺者も多い。 学校の先生が仕事をする環境は他の組織での仕事とはかなり違う。 教室では一匹狼で子どもたちと向き合う。組織の中でのOJTやチェック機能が働かない。 職員室という場でしか同僚と会わない。文科省-県の教育委員会-自治体の教育委員会- 校長という組織体系での指示命令系統、学校事務の煩雑さの中で子どもたちと向き合い、保護者対応に時間を費やす。 学校ではいじめの問題、学級運営、成績の優劣で考えることが多い。 こんな中で精神疾患に悩む教師が多く、休職に陥る教師が増えているようだ。先生は大変だ。


2023.12.24 『75歳以上増え続ける』
高齢者の増加、少子化の影響が数字で出て来るようになった。国立社会保障・人口問題研究所が12月23日に、 人口推計を発表。5年ごとの発表だが、今回は存続が危ぶまれる自治体が出る可能性が有る、 とのショッキングな予測を発表した。人口ピラミッドの一番膨らんだ部分の団塊の世代が75歳の後期高齢者入り、 15歳〜64歳の人口が半減する市町村が40%以上となる予測だ。98%の市町村で人口減少との見方だ。 社会システムの大きな転換が無いと、日本全体が機能しなくなってしまう。国の予算が借金3割以上で成り立つ、 なんていう国政を行っていたら、日本全体が破産してしまう。 国民の信託に応えるはずの政治家は無責任なことをやっている。


2023.12.23 『企業の負の部分』
石油元売り大手「エネオス」の社長がセクハラ行為で辞任した。遡ると、同社の会長もセクハラで退任。 この2つのケースは、起こるべくして起こった企業風土の問題では、と勘繰る。 社員の人たちは、さぞ肩身が狭いことだろう。 ダイハツ自動車では、古くから行われていた検査の不正が大きな問題となっている。一昨日、 社長と親会社のトヨタの役員が謝罪会見をした。頭を下げて「申し訳有りませんでした。 再発防止策を徹底して参ります」と不祥事の常套句を言った。
企業だけではない。自民党の政治資金パーティーの問題もそうだ。 こういった組織風土にまん延する非社会的行為。 組織の論理が優先される行動をチェックする体制が不可欠だ。


2023.12.22 『創作4字熟語』
今年の創作4字熟語なるものが登場した。有名な4字熟語をデフォルメして世相を表現する試み、おもしろい。 住友生命保険が実施するこのイベント、今年は全国から2万4千点の応募があったそうだ。 その1位に輝いたのは「アレ貫徹」、初志貫徹のパロディだ。ご存じ阪神タイガースの岡田監督の名言。 選手を鼓舞するために使った代名詞アレ、ことばの力はすごい。言霊っていうやつだ。他には「一家断卵」、 鶏卵が出回らなくなって、高騰した。「電高節夏」電気代が高騰、節電が欠かせなくなった。 こういったもの、よく作るなぁ、と感心している。


2023.12.21 『郵便料金値上げ』
郵便料金の改訂(値上げ)を検討していることを総務省が18日発表した。 ハガキが63円から85円、封書が84円から110円と3割以上の上げ幅だ。改訂の理由は、郵政事業の赤字だそうだ。 郵便物の減少、職員の人件費増などで郵便事業は厳しい収支になっているようだ。 来年6月からの値上げを考えているとのこと、値上げは1994年以来だという。
郵便代値上げ、おまえもか!


2023.12.20 『書道を世界文化遺産に』
UNESCOが認定する世界文化遺産、この無形文化遺産に書道をエントリーする、と文化審議会が選んだ。 確かに書道は日本の優れた文化だ。もともとは中国から伝来したものだろうが、 日本で漢字・かなが独自の進化を遂げた。文化審議会では篆刻も併せてエントリーするそうだ。 篆刻は石に独特の文様のような文字を刻み、印影にする技術、これも味が有る。 高校生の書道パフォーマンスなど見ていると、驚きの声を上げるくらいの迫力がある。 既に無形文化遺産には、能楽、和食など22件が登録されている。


2023.12.19 『大人の粉ミルク』
粉ミルクと言えば赤ちゃんのもの。息子と娘に飲ませたのが40数年前になる。あの缶が溜まったものだ。 お湯で溶いて冷まして、飲ませてゲップさせて、ほんのり匂う我が子のゲップの香りが懐かしい。 少子化でメーカーも考えたものだ。M乳業では大人の粉ミルクなるものを発売した。 タンパク質やカルシウムを多く含み、コーヒーやヨーグルトにプラスして栄養素が摂れるという。 一種のサプリメントという感じだ。赤ちゃんの粉ミルク技術が高齢者に役立った、とメーカーではうたっている。 


2023.12.18 『真冬の真夏日』
12月16日(土)の気温は異常だった。日中は陽射しがジリジリ、気温が26度。 全国の21地点で12月としての最高気温を記録。夕方には気温が下がったが、道路には結露で、 雨が降っていないのに、濡れた状態だった。夜中も暑かった。いつもの毛布が邪魔な感じ。 翌朝は今度はグッと冷え込み、北風が冷たかった。こう温度差がある日が続くと、身体が順応しないから、 気を付けなければならない。コロナやインフルが増えているようだし、体調管理をきちんとしなけりゃ。


2023.12.17 『トロリーバス廃止』
立山黒部アルペンルートの室堂(2,450M)から大観峰(2,316M)まで走るトロリーバス。 15年ほど前に剣岳に登った帰りに乗ったことがあるが、10分余りの乗車持間、静かで快適なバスだった。 トンネルの中を2,450Mも走ることから、電気系統のエンジンを使わなければならず、 1996年に運航開始、運航開始以来30年近くなり、保守用の部品が手に入りづらくなったそうだ。 そこで来年12月1日に廃止が決まり、代わりに電気バスになるという。 あと1年の運行期間に、懐かしむ乗客が増えそうだ。


2023.12.16 『チャットGPTが今年の10人の一人』
英国の科学情報誌「ネイチャー」が毎年選ぶ「今年の10人」の中に、 チャットGPTがランクインした、と発表した。人ではなく、アプリが人間と同じ立ち位置に居る。 いろいろ問題は有っても、このアプリは、世の中をすでに変革させて来ているし、もっともっと変革させる予想だ。 ビジネスの効率化、学校の教育、医療、防災、農林水産業、交通、マスコミ、エンターティメントなど、 あらゆる場面を変えている。が、負の部分がとてつもなく大きい。その進化のスピードは恐ろしささえ感じる。 出力された情報にバイアスがかかっているか居ないか、ますます利用者の感性とホンモノを選りすぐる知性が要求される。


2023.12.15 『大谷選手が人種差別を和らげる』
米国は徹底した人種差別社会。白人以外の人間を白人の下に位置づける米国人のDNAは未だに変わらない。 DNAといことは、いくら差別禁止、反対などと言っても、身体にそれが刷り込まれているから、 何かの拍子にそれが露出する。黒人だけでなく、アジア人に対する見方もそうだ。 それを解消しそうなムードが、大谷選手の活躍だそうだ。圧倒的な成績でアメリカ人を席捲、 そして低迷するアメリカの野球界をけん引する力、野球ビジネスを塗り替えた出来事は、 そのDNAを変化させるに十分な出来事のようだ。


2023.12.14 『パーティ―券』
昨日に続き、政治家へのボヤキだ。政治資金パーティーというより、政治資金裏金集めの会だ。 買わされた地方の企業経営者は、政治家秘書が置いて行ったパーティー券を10枚買ったが、出席したのは1人、 旅費など出せないから、9枚分は寄付、と話す。企業は交際費や寄付金名目あたりで支出。 まさに汚れた裏金集めの会だ。議員たちはノルマを課され、300枚のノルマが嫌で派閥を辞めた議員も居た。 売る力が有る議員はノルマ以上の金が裏金で見入りする。今に始まったことではなく、 安倍政権以前からの自民党の慣行という情報もある。頭のいい人はズル賢い仕組みを考えたものだ。 国会議員になれば、金銭感覚がマヒし、権力を持ち、税金で手厚いサポートを受けるから、 議員になったとたんに市民感覚がマヒし、人間が変わる。こんな議員に政治を信託なんかできない。


2023.12.13 『表と裏』
政治家はお金を必要としているようだ。そのお金を得るために様々な裏技を使う。まともにやれば、法規制に ひっかかり、思ったほど収入が伸びないのだろう。真面目に政治に取り組むための工面をする政治家、 羽振りがいいことを見せびらかす政治家、いろいろ居るらしいが、違法な行為は厳罰に処し、正さなければならない。 今起こっている自民党の悪事、検察は膿を出し切って欲しいものだ。表と裏を使い分けることは人間誰でもあるが、 違法な裏側は、いつか暴かれることを肝に銘ずべきだ。


2023.12.12 『牛肉から鶏肉』
相次ぐ物価値上げ、総務省の調べでは、家計支出が8か月連続で前年を下回ったという。 どこで節約しているかというと、食費だという。 家計に占める食費の割合はエンゲル係数 が生活指標として使われる。高い牛肉をあきらめて、鶏肉のクッキングなどで手ごろな買い物をしているようだ。 スーパーでは和牛などの販売量が減っているという。


2023.12.11 『大谷ドジャースへ』
アメリカ・日本の野球ファンをやきもきさせた大谷選手のフリーエージェントで移籍の話題、 12月9日に本人がSNSを公開してロサンジェルス・ドジャースに決まった。10年契約1,015億ドルという、 想像もつかない移籍金額。もっとも本人はあまりお金に執着していないようだが、市民感覚からすれば、 そのお金、どう使うのだろう?今まで稼いだお金、どうしているのだろう?といったことが気になる。 22年前にドジャースの試合で野茂が投げるところを現地で見たことがあるが、アメリカの試合は、 日本のように組織化された応援が無く、純粋に個人で楽しんでいる印象だった。入場料が外野席で9$、 窓口で当日購入できた。大谷選手の時給を計算したら、2750万円になるという。桁違い!


2023.12.10 『デジタル競争力』
スイスのビジネススクールが発表している世界デジタル競争力ランキング、日本は64か国中32位だったそうだ。 年々順位が下落しているらしい。国内ではAI人材育成のためのさまざまな企画が用意され、 若い人たちの人材育成を後押しする。スイスの発表が世界の実情を正確に表しているかどうかわからないが、 社会が求めるAI人材の発掘は大切だ。これから人材獲得競争が活発になるだろう。


2023.12.9 『年末モード』
今年の流行語、今年の漢字、今年の新語、今年の一皿などなど、今年の〇〇がマスコミで話題になる歳末。 1年を振り返って、暮らしの中のさまざまなことをまとめて見るのもいいものだ。マスコミに任せず、 自分事で振り返って見ると、どんな1年であったかが振りかえられる。「私の今年の漢字」とか、 「私の今年のマイブーム」など考えてみるとおもしろい。気持ちはすっかり年末モードだ。


2023.12.8 『瞑想空間をトラックで』
パナソニック(旧松下電器)は、トラックで迷走空間を届けるシステムを開発した。 トラックのどこに松下の技術が…と思ったが、どうやら新規ビジネスではないか。 わざわざトラックの荷台に乗り込んで瞑想?迷走じゃないの?とダジャレを考えて見たが、 世の中ストレス過多の時代、そういう空間を求めるニーズが多いのだろう。 周囲を探せば瞑想できる空間などいっぱいありそうなものだが。中に入れば、鳥の声、匂い、 光などが演出され、瞑想への誘いが行われるようだ。


2023.12.7 『パソコンから急にアラーム』
焦った。普通にいつものファイルを閲覧したら、プォ〜〜〜〜!というけたたましいアラーム。 画面には“警告”、“パソコンがエラーになりました”そして下部に電話番号が。 「これは怪しい」とは思いながら携帯から電話。画面がすぐに閉じられたらそうはしなかったろうが、 何をしてもアラームと画面は消えない。アプリをマークも画面に無い。あわてて電話してしまった。 相手は「オキャクサマノ パソコン イマ オカシクナテイマス ドンナジョウキョウデスカ?」どこの国の ひとかわからない変な日本語。「イマカラ ワタシガ ナオシマスカラ イイネ」このあたりで、これはおかしい、 と気付き、電話を切った。後で知ったことだが、この手口で修理代として電子マネーで金を巻き上げる犯罪だった。 間一髪のところでセーフだった。相手の焦りをうまく利用したこの犯罪、増えているようだ。


2023.12.6 『日大のゴタゴタ』
名門日大、16学部87学科の学生数は、7万7千人のマンモス大学だ。OB・OGはすでに100万人、 企業の社長も日大卒が最も多い。この巨大組織の中の一部、アメフト部の不祥事が名門を揺らせている。 真面目に勉学に励む学生がかわいそうだ。辞めさせられた沢田副学長の発言と行動は、 強面のやくざのような感じだ。学生が持っていた違法薬物を取り上げ、保管。 これを“ブツ”と評した。?と思っていたら、彼は元検事だったという。その勢いで林理事長をパワハラで告訴。 法律をこねくりまわして争う姿勢は、反省の色全く無しだ。学生を置き去りにした幹部の姿、醜い。


2023.12.5 『コロナ禍の球児たち集まる』
11月29日、甲子園球場に集ったのは、2020年の夏の甲子園大会が中止になって、夢が断たれた球児たち。 その時の全国の各県代表高のOBたちが集まり、入場行進、シートノック、投球練習、 試合(抽選で一部の学校のみ)を行った。悔し涙に暮れた3年前の気持ちを晴らす球児たちの躍動がそこに有った。 ブラバンの応援もボランティアで集まった。躍動するプレー、学校の垣根を越えて喜び合う若者、勝ち負けでなく、 本当に野球を楽しむ姿。これをニュース番組で見たとき、胸が熱くなった。いいシーンがいっぱい有った。


2023.12.4 『レンコンがカモの被害』
わが茨城県の名産はレンコン。これから正月料理などに欠かせない。 そのレンコンがカモの食害に遭っているという。 レンコンは泥田の中に生えるが水田の中1メートル以上も深いところにある。 これをカモが潜って食べている、というので、防鳥ネットで自衛したところ、かかったカモが絡まって、 死ぬケースが多くなった。動物保護の観点からこれを見直ししなければいけなくなった。 農家を守るか、鳥を守るか、せめぎ合いに困っている。


2023.12.3 『和食』
インバウンド客の人たちの楽しみは、観光地を見学することに加えて、日本食を食べることがあるようだ。 日本食は2013年に伝統的な食文化として世界遺産に登録された。登録もさることながら、 まずは“おいしさ”が海外の人に評価されているのだろう。寿司屋などは世界中どこにもある。 出汁も優れている。昆布や鰹節などから出る旨みは日本にしか無い、微妙な味わいだ。 水が軟水であることも味わいを深めているのかもしれない。そんな食文化の中にあるわれわれは幸せだ。


2023.12.2 『駄菓子屋人気』
近所に駄菓子屋ができた。そこにはいつも多くの子どもたちが自転車で集まり、 思い思いに時間を過ごしている。 今時、子どもたちが集まる時間や場所などあまり無いと思っていたが、ここには昔のシーンが少し残っている。 高齢者施設でも駄菓子屋コーナーを設置、職員や入居者が店番をしているところが有るという。 入居者には昔に還る空間なのかもしれない。“麩菓子”、“くじ”、“おはじき”などが置いてある。 駄菓子屋を地域住民にも開放して交流するところもある。駄菓子屋を通じた地域の交流、なかなか良いではないか。


2023.12.1 『歌う』
近くの自治会の70歳以上の高齢者クラブの例会に招かれた。月に1回開催する例会は、 100名を超える会員のお楽しみタイムだそうだ。ギターを持参し、スクリーンに歌詞を投影しながら、 トークやゲームを交え、1時間超みんなで懐かしい歌を歌った。最初はなかなか声が出ない、 表情も冴えない、というムードだが、身体を動かしながら2,3曲歌うと、声がどんどん大きくなる。 皆さんの表情もいきいきと輝いて来る。歌の力はすごい。年末、あと2か所でこういう時間をつくる。


2023.11.30 『飲酒のリスク』
11月22日、厚生労働省は飲酒が身体に影響するリスク指標を発表した。 それによると、1日あたりの純アルコール量が男性で40g、女性で20gが限度。 これ以上だと大腸がんのリスクが増えるという。アルコールの量は缶ビールなどにはグラムで表示されるようになって来た。 アルコール依存症の患者は国内で4.6万人(2017年推計)というが、具体的指標が出たことから、 健康管理に役立てられて、生活習慣病などの発症減となることを期待したい。


2023.11.29 『来年の初売り目玉』
正月の初売り、来年の販売分を各デパートなど知恵を絞っているらしい。金の価値が見直されているが、 T百貨店では、純金製のお銚子と杯のセット2,024万円が1点、抽選で購入者を決めるという。M百貨店では、 日本酒とワインのセットを大谷翔平選手にあやかって“二刀流”として販売、44本で8万円相当を4万4千円で販売する。 T屋は、サウナブームにあやかって、屋外式の移動式サウナ1棟を220万円で抽選で販売。各社、頭を捻っているが、 これらの品物、どんな人が買うのだろう?興味津々だ。


2023.11.28 『オーバードーズ』
医薬品は、安全にその効果を発揮するために、使用法や使用量が決められている。 食後30分以内に、とか食後に、とか細かく薬の袋や容器に指示されている。 ところが、その処方とは別に故意に多量に摂取して精神の安定を求める人がいるようだ。 密売する悪い人もいるようだ。精神が安定しても身体はボロボロになって病院のお世話になる。 オーバードーズ(Overdose)」とは、 その使用量(dose)が過剰である(over)ことを言う。 このところ「オーバードーズ」が深刻化していて、売買する行為を警察が捜査に乗り出した。


2023.11.27 『AYA世代』
思春期・若年成人、概ね15歳から39歳の人たちが当てはまる用語だ。Adolescent&Young Adultの略で、 主に医療現場で多用されている。この世代に発症し易い特徴的なガンがあるそうだ。 中学生から社会人、子育て世代とライフステージが大きく変化する年代だけに、 診療には、小児および成人専門の医師、看護師をはじめ、多職種が連携して診療を 行うことがとても大事になるようだ。患者のニーズに合わせた支援が必要なことから、 医療現場では、病気治癒のためのさまざまな取り組みが行われている。一方、若い人ゆえの経済的な困難、 仕事上の困難、結婚や出産、福祉支援制度の利用などのたくさんの課題を抱えるケースが多い。


2023.11.26 『万博賛成45%、反対46%』
2年後、2025年の関西万博、揺れ動いている。相次ぐ建設費の増額が途方もない金額になり、当初の1.9倍、 2350億円になった。メキシコなどはパビリオンの出展辞退を決めた。そもそも何で関西万博をするか、 で国民のコンセンサスが無いのが問題だ。1970年、太陽の塔がシンボルだった大阪万博の時は、 日本中がこの万博に期待を込めた熱が有った。そういったものが今は無い。何が何でもやるんだ、 と当事者が息巻いているだけのような虚しさを感じる。


2023.11.25 『AIにジェンダーバイアス』
対話型のAI、CHAT GPT にジェンダーバイアスが有ることがわかったという。看護士は女性、保育士は女性、 宇宙飛行士は男性、船長は男性、と今のチャットGPTは答える確率が高いのだそうだ。 ジェンダーバイアスの考え方はまだ新しい概念だから、AIも今までの文化を学んでいる、と考えれば仕方がない。 研究者は、どうやってこういった新概念をAIに移植するかを考えているのだそうだ。そういう意味で言えば、 ジェンダーバイアスに限らず、AIから出される答えについては、人間がしっかりとチェックをすることが重要だ。


2023.11.24 『フードバンク』
昨日23日は“フードバンクの日”だった。1960年代に米国で始まり、日本では2000年頃から活動が始まった。 今では全国で252団体が活動している。 ここで取り扱う食品量は年間で7千トンも有るという。食品ロスを無くし、 福祉団体や生活困窮者に食料配布する効果は大きいが、昨今の物価高で企業からの寄付が減っているのが、 活動団体の悩みだ。全国に拡大している「こども食堂」等でも活用が増える中、 支援団体では企業訪問を積極的に行って協力企業を募っている。


2023.11.23 『大谷グッズ』
アメリカで一番有名な日本人、アメリカで一番人気のある野球人、大谷翔平。 すごい、今移籍金額が300万$とも言われている。彼がワールドベースボールで着たユニフォームが、 1700万円で落札されたそうだ。いやはや、彼の価値はどこまで上昇し続けるのだろうか。 伝説の人となるのは間違いない。試合で投げたボール、ホームランで獲得したボールなんてのはもちろん、 打った時に折れたバットまで高額で取引されている。


2023.11.22 『やんぼー・まーぼー』
♪ぼくのなまえはやんぼー!きみのなまえはまーぼー! の歌で始まる天気予報、 こどもの頃からこのフレーズを良く聞いた。ヤンマーディーゼル提供の天気予報は1959年から2014年まで続けられた。 ヤンマーディーゼルは農機具を生産する会社、その会社がユーザーである農家のために始めた天気予報だったそうだ。 放送している間、キャラクターデザインが8回変わっているという。ヤンマーでは、ここに来て、 10年間放送していないことによる知名度の低下を盛り上げるため、9代目を制作することにした。 ネットで投票して決めるそうだ。またテレビから流れるかも知れない。


2023.11.21 『インバウンド251万人』
10月1か月のインバウンド(訪日外国人客)が251万人に達した、というデータを、政府観光局が発表した。 何処に行っても外国人と出会う。外国人という言い方はあまり良くない、というのは承知でも、外国人と言ってしまう。 今や外国人とは表現できない感じだ。特に有名観光地はすごい。オーバーツーリズムが言われているが、 まさにその通り。静かに景色や情景に浸っていたいのに、そうは行かない。 経済面からは歓迎すべきなのだろうが、悩ましいところだ。


2023.11.20 『産地偽装、ふるさと納税でも』
熊本県錦町と福岡県久留米市で、ふるさと納税の返礼品としていた鶏肉や牛肉に、地元産ではない、 海外産や他県産を使っていたという、頭をかしげるような行為が平気で行われていた。 九州農政局が自治体に注意をした、というからあきれたことだ。 何のためのふるさと納税かを考えない、金に目がくらんだアホな自治体だ。 「返礼品が調達できなかった…」と言い訳しているらしいが、そういう問題じゃないでしょ!


2023.11.19 『me time』
me time = 自分の時間、このハッシュタグを付けたSNSが盛り上がっているという。仕事が忙しい、 子育てや家事に追われている、スマホの閲覧など、現代社会は時間との闘いの側面がある。 ここで言っている me time というのは、ゆっくりと独りでお茶を飲む、とかジョギングをするとか、 好きな音楽を聴く、などの全く誰にも干渉されない自由な時間という意味だろう。 時間の使い方は、それぞれの人で違う。感じ方も違う。万人だれでも1日24時間を神様から与えられている。 時間には横軸に長さ、縦軸に価値があると思っている筆者だが、 その積が時間の価値。だから長ければいいかと言えばそうとも言えない。その時間をいかに、 自分らしい過ごし方をするかに掛かっているからだ。me time 大切にしたい。


2023.11.18 『もやし値上げか?』
物価の優等生と言われた卵や牛乳はすでに値上がりしている。もうひとつの優等生が“もやし”だ。 SNSのレシピなどでもやし料理が多く紹介され、消費はある程度あるというが、 このところの出荷数は微減だそうだ。 スーパーなどで見ても廉価で販売されているが、そのもやしも種の価格上昇、電気代の上昇、 労働者の賃金上昇などで、値上げをせざるを得ない状況のようだ。生産者の値上げ要請に、 スーパーなどでは一定の理解を示してはいるようだが、もう一つの優等生、値上げの可能性がある。


2023.11.17 『暖房器具』
朝晩の冷え込みが厳しくなって来た。暖房器具を出した方も多いだろう。 我が家は石油ストーブを一昨年止めた。CO2の削減が第一の理由だが、石油ストーブは火災の元になるし、 灯油の購入やタンクへの注入などで手間がかかる。火災はほんとうに怖い。 代替としてエアコンを使っているが、エアコンの暖房は、温まるのに時間がかかるし、 石油ストーブのような、ガツンと来る暖かさが無い。それに 電気代が結構嵩む。 しかしCO2削減と火災予防の為ならコストアップは仕方がない。


2023.11.16 『座布団が舞う』
大相撲の中継で、横綱が格下の力士に負けたりすると、座布団が舞うことがある。相撲協会は、 危険なことからアナウンスで自粛を呼び掛けたりするが、一向に減らない。相撲協会は、 座布団をひとり1枚ではなく、2人用の長座布団にしたり、双方を紐で結んだりして、 投げられないように工夫を凝らしたりの対策をしているそうだ。座布団を投げる習慣は、 江戸時代に遡る“投げ華”というのがルーツらしいが、 観客はそんなこと関係なしに面白がってやっているのだろう。 せっかく見どころのある対戦を見たあと、怪我はしたくない。物を投げたりしたらいけない。


2023.11.15 『来年夏はもっと暑くなる?』
米国の気象研究機関の発表では、昨年11月から今年10月までの気温が、観測史上最も暑かったという。 地球温暖化に加え、エルニーニョ現象の影響が響き、先行き1年はさらに暑くなる恐れだという。 世界各国で異常気象が報告されているが、干ばつ、水害、竜巻などの被害が更に深刻になる。 食料生産では気象の影響が大きいことから、世界の食料事情にも影響する。SDGsの推進や、 CO2削減は避けて通れない喫緊の課題だ。


2023.11.14 『アンコンシャス・バイアス』
unconscious bias=無意識の偏ったモノの見方のこと。「無意識の 思い込み」、「無意識の偏見」、 「無意識バイアス」等と表現されることもある。男なら転職しないで定年まで働く、家事や育児は女の人、 組織のリーダーが男性が向いている、などの男女に対する思い込み。 この仕事は理系の人が合っている、団塊の世代だから〇〇だ、血液型がB型だからあの性格なんだ、 などの人をグルーピングする思い込み。 いろいろなケースがあるが、特にSDG'Sの5番目、ジェンダーに関する指標が大きく影響して語られることが多い。 日常生活で、このアンコンシャスバイアスが大きく影響している。


2023.11.13 『借金で施し』
家を買う時、車を買う時など、ローンを組むことはある。しかし、この時厳重な審査があり、返済能力を問われる。 しかし、国のお財布の場合は無尽蔵に借金をして、将来に負担を強いる。岸田総理が打ち出した減税施策、 財務省は財源がないことで国債を発行して賄う計画だという。総理は還元と表現しているが、 還元どころか、お金を借りてバラ撒くということだ。 返済する当てもない借金をして国民にバラまく。いかがなものか。もらう国民も、もらえて喜ぶことより、 将来のことを憂慮すべきだ。政治家は無責任だ。


2023.11.12 『維新の会当選無効』
近くの自治体で、先日当選した維新の会市議が、公選法の決まりで当選無効となった。公選法では、 投開票日時点で当該自治体に3カ月以上の居住が必要と規定されている。 公選法で規定されているにも関わらず、何で維新の会が立候補させるかが、よくわからない。 この現象は、全国で起きているらしく、維新の会は居住要件撤廃の法案を衆議院に提出したという。 市民感覚からすれば、居住もしていないのに、議員として活動するにはかなり無理がある、 と感じる。政治手腕だけでなない、地元とのつながり、地元の課題意識、地元愛などが一体となって、 議員活動ができると信じる。議席を取りたいがための、維新の会の手法は乱暴だ。


2023.11.11 『ボランティアはタダの労働力?』
阪神とオリックスの祝賀パレードを、今月28日に大阪の市街地で実施するそうだ。 主催者の大阪府と大阪市はクラウドファウンディングで5億円の必要経費を集めようとしている。が、 集まりが良くないという。今や何でもかんでもクラウドファウンディングの時代、賛同者を集めるのには苦労する。 お金が集まらない大阪府は、必要な警備や交通整理の人員を市や府の職員に“ボランティアで” と呼びかけているという。 日当や弁当や交通費を出さないボランティア=タダ働き、の活用は職員の反発を買っている。隣の兵庫県では、 日当を払うという対応、自治体間で格差が有る。ボランティアの用語をこんなところで使って欲しくない。 そもそも5億円もかかるという、その経費はいったいどこに使われるのだろう?


2023.11.10 『ロシアの戦略』
イスラエルのガザ地区侵攻が人道上の大きな問題として注視されているが、 ウクライナのほうに目が向かなくなってしまったこと、西側諸国のウクライナ支援疲れが見えることから、 ゼレンスキー大統領は危機感をあらわにしている。ロシアはこれに乗じて攻撃を有利にしようとしている。 兵士の不足から、契約兵や志願兵に高額な報酬で呼び掛けているようだ。多重債務者や移民など、 なりふり構わない徴兵らしい。出口の見えないウクライナ問題、イスラエル問題、悲惨な現状に、 ニュースを見るわれわれも心が痛み、見るに堪えない。


2023.11.9 『交通事故死者』
昭和30年代(1955年 - 1964年)は、交通戦争と言われるくらい、モータリゼーションの普及とともに 交通事故死者数が増えた時代。1894年の日清戦争での日本側の戦死者数(2年間で1万7282人) を上回る勢いで増加したことから、付けられた名称だ。 今は、その後のさまざまな安全施策が実を結び、2022年には2,839人と減り続けている。しかし、 自転車による死亡事故が増えているという。警察庁は自転車の事故対策に頭を悩ませる。
一方、自殺者数増が大きな社会問題となっている。令和4年の自殺者数は、21,881人、 うち女性が3分の1、子どもの自殺も多い。社会の大きな課題だ。


2023.11.8 『里芋が小さい、ねぎが細い』
自宅で消費する野菜は菜園で自給しているのだが、今年は里芋やネギの出来が悪い。 里芋はほとんど小ぶり、ねぎは太くなれない。 スーパーで高額になっているが、我が家の野菜が食べられるだけまだマシだ。 夏の高温、雨不足はほんとうに申告だった。家庭菜園だから、多少出来が悪くても我慢できるが、 業農家だったら死活問題だ。物価高に伴う野菜高、そして円安、庶民は3重苦、減税で10万円もらっても、 乾いた砂に水が浸み込むようなものだ。。


2023.11.7 『11月の最高気温更新』
来日した外国の人が観光地でタンクトップ姿、七五三で神社にお参りに行ったは母娘が和服で汗びっしょり、 11月というのに、日中の夏日のこの気温、このコラムでも異常気象について何度も書いているが、 天気予報の気象予報士も驚く毎日だ。朝夕はそれなりに冷え込みが有り、紅葉前線は確実に下界へ、 市街地へ移っている。我が家の庭も色づいて来た。日中と朝晩の温度差が10〜15度もあると、寝る時と朝方では、 掛ける布団にも工夫が要る。明日は立冬だが、こまめに着るものを調整し、体調を崩さないようにしないといけない。


2023.11.6 『NHKの変化』
このところのNHKの番組、変化を感じる。商品名や企業名はことごとく出さない。映像に商品が写ったとしても、 そこはモザイクや貼り紙で社名や商品名が写らないようにする、会社の取材や紹介で、社名は絶対言わない、 “ある電気メーカーでは”などと言ったり、頑ななまでに企業名や商品名を隠す手法だった。 しかし、最近は商品をそのまま映す。社名(ちょっとボカしてだが)も言う。 どうもこっちのほうが自然だ。公共放送の“中立性”という、うたい文句で守って来た伝統にも変化が現れた。 真実を伝える放送の姿として歓迎する筆者だ。


2023.11.5 『熊被害』
このところの全国で熊に依る人間への危害を加える事件、深刻だ。山に山菜を採りに行って… 今までその類だったが、自宅裏の畑で仕事中に襲われた、バス停で高校生の女子生徒が腕を噛まれた、 自宅の納屋で頭を引っかかれた、バイクに乗った女性が熊にぶつかった、病院のロビーの回廊にクマが入った。 などなど信じられないような熊の出没だ。今年は猛暑で熊のエサとなるどんぐりが少なかった、 というのが大方の見方だが、それだけなのだろうか。熊の生態を脅かす自然破壊を人間がしていなかっか、 など広範囲な対策をしないと、被害がもっと増えそうだ。


2023.11.4 『蒟蒻の広告』
朝刊の新聞紙面一面カラーの広告、珍しい蒟蒻(こんにゃく)の広告だった。 日本こんにゃく協会が蒟蒻の消費拡大をPRするため、 この冬の鍋に蒟蒻を使うレシピが出ている。カロリーが少なくて満腹感が有ることから、 ダイエットにはいいかもしれない。他にQRコードを読めば、さまざまなレシピが出て来る。 ドラえもんがナビゲーションするこの広告、効果が有るだろうな。


2023.11.3 『ひいおばあちゃんへの贈り物』
「ひいおばあちゃんへの贈り物」という新聞記事が目にとまった。そこには、『白寿』と墨書した写真も。 神戸市の小6の女の子が書いたものだ。親戚一同が集まったお祝い会に持って行ったのだそうだ。 ひいおばあちゃんは、「ありがとう」と言って泣いて喜んでくれたという。この女の子は、 例えようもない感動を手に入れたに違いない。その後もお姉ちゃんの誕生日に、 メッセージを筆で書いて贈ったそうだ。子どもたちはこういった出来事から何かを見つけ、 それをきっかけに大きな成長をして行くのだろう。自信を持ったこの少女は、 将来書道で社会貢献するようになるかもしれない。


2023.11.2 『きんじょの本棚』
東京都町田市で始まったきんじょの本棚運動、 運動というよりも、あるひとりの女性のアイディアが、市民にじわじわと広がった仕組みのようだ。 140か所以上の本棚が町田市内に設置され、市民が自分の好きな本を置いておく。そして借りた本は、 どこの本棚に返しても良い、という緩いルール。おもしろい。本棚のデザインも個性がある。 本棚をつくる楽しみもある。参画型の市民図書館、もっともっと増えそうだ。


2023.11.1 『年賀状発売』
10月が終わった。今日から年賀状が発売される。筆者が子どもの頃は、早く買わないと売り切れる、 というので、田舎の郵便局に並んで買った記憶がある。その年賀状、最近はSNSに押され、 加えて高齢化で出さない人が増え、売れ行きが少しずつ落ちているらしい。 1964年には9億枚、年々増え続け、ピークは2003年に44億5千万枚、以降減り続け、 2023年には14億4千万枚だそうだ。販売にあたっては、郵便局がいろいろ工夫している。 今年我が家は、郵便受けに入っていた申込書を出して、自宅に届けてもらうサービスを利用した。


2023.10.31 『夏日』
10月が終わるというのに、日中はまだ25度以上の日が。いったい、気候の変化はどうなっているのだろう。 今までの常識が変わってしまう。経験値が活かされないといろいろ困ってしまう。気候が変なのに敏感なのは、 農作物。今年の米は1等米が少ないという。夏の高温続きで正常な穂の育ち方ができなかったそうだ。 八百屋さん(スーパー)に行くと、ねぎ、人参、大根、白菜、葉物などが軒並み高値。筆者は家庭菜園をやっているが、 ネギは今年は育ちが悪く、細い。太いものを鍋物に使いたいのだが、叶わない。里芋も小さい。 特に里芋や生姜などは水をよく吸うから、育ちに影響し易い。野菜の高値、まだまだ続くことだろう。


2023.10.30 『買い取りビジネス』
さまざまなプレミアム商品、骨とう品などを買い取るビジネスが儲かっているらしい。 最近はスーパーの一角、郵便局の一角などで臨時出張店を開いているところがある。 新聞の折り込みチラシには、買い取りの甘いキーワードがいっぱいならんでいる。 高齢時代になって、終活などでさまざまなモノが出て来るのかもしれない。 レコード・着物・テレフォンカード・おもちゃ・人形・衣類・アクセサリー・バッグ・ 切手・ビンテージの酒・アクセサリー・楽器・置物…。多くの業者は、 「家で余っているものでも、これが欲しいよいう海外のコレクターが居る」などと宣伝している。 筆者もたくさんの物に囲まれているが、売りに出す気は無い。


2023.10.29 『船で通勤』
東京都は、東京湾沿いの船着き場が有るところで、客船を運行して船による通勤を奨励しようと、 実証実験を始めた。日本橋と豊洲の間を20分で結ぶ。この時間は、 地下鉄で日本橋から豊洲までの時間と同じ、というのが売りだ。 東京都が民間の船会社に委託しての実験、将来は路線を増やしたいそうだが、Wifiがつながり、 船上で仕事もできます、景色がいいです、ゆったり座って、が売りのようだ。


2023.10.28 『カスハラ』
セクハラ(セクシャルハラスメント:身体的な接触や言葉による性的な嫌がらせ)、 パワハラ(パワーハラスメント:職場の上下関係など、優越的な立場による嫌がらせ)、 モラハラ(モラルハラスメント:倫理・道徳に反する言葉や態度等による精神的な嫌がらせ)、 などが知られているが、カスハラ(カスタマーハラスメント:商品の顧客の立場を利用いた嫌がらせ) が最近増えているという。商品のクレームを言うクレーマーは昔から居た。 仕事でカスタマーセンターを担当したことが有ったが、微に入り細に入り言いがかりを付け、 担当者を困らせ、業務に支障を与える。今はすぐにSNSに投稿したり、 そのことで何某かの利益を得ようとする者、クレームを言って優越感に浸る者、 こういった人をカスハラというそうだ。


2023.20.27 『お節の広告』
このところ、新聞の広告、折り込みの広告にお節の華やかなカラー写真が多い。 9月頃から掲載されているが、この写真を撮影するためには、季節でない材料を使って調理しなければならない。 まさか去年の写真では無いと想うがスゴイことをするものだ。押しなべて価格がいい。 庶民には手が届かない感じだが、お正月だからと、奮発して買う人が多いのかもしれない。 デラックスなお節もいいが、質素ではあっても我が家でつくる年末年始の料理のほうを大事にしたい筆者だ。


2023.10.26 『ブラジルで車が走ると砂糖が値上がり』
風が吹けば桶屋が儲かる、という小話があるが、今日のタイトルはブラジルの話。 砂糖の原料、粗糖が高騰していて、砂糖を多く使うカステラ、プリン、キャンデーなどが値上がりしている。 粗糖は国産化率3割程度、輸入に頼る日本としては海外の市況に左右される。主な産地のブラジルでは、 砂糖の原料サトウキビからバイオエタノールを作る動きが加速していて、原油高のあおりを受けて、 バイオエタノールに依存する。そうすると砂糖の原料が減る、といった循環のようだ。ブラジルの農家も、 砂糖にするよりバイオエタノール用に出荷したほうが高く売れる、といったことらしい。こういった理由で、 粗糖の国際価格はしばらくは下がらないだろう、とのエコノミストの分析だ。


2023.10.25 『天皇陛下の神対応』
10月20日の臨時国会開会式、衆院議長を辞任した細田博之氏(79)に代わって、 新たに衆院議長に就任した額賀福志郎氏(79)が臨んだ。しかし、進行の段取りでミスをしてしまった。 本来は式辞を演壇で読み上げた額賀議長、式辞が書かれた文書を持って演壇から退出すべきところを、 天皇陛下の所に向かい、文書を手渡してしまったのだ。前代未聞のミスに、 天皇陛下のご対応が実に見事な神対応。 何事も無かったかのように起立して式辞の紙を受け取り、笑顔で額賀議長を見送った。この場面は、 ニュース番組でも流されたが、天皇陛下のお人柄を表す微笑ましい額賀議長のミスの場面だった。 額賀氏は後刻、宮内庁に詫びを入れたが「陛下は気にしておりませんよ」と言われたそうだ。


2023.10.24 『霜降』
24節季、秋分(秋の彼岸の中日、昼と夜の長さが一緒の日)が9月23日、寒露(夜が長くなり、 露が冷たくなる頃)が10月8日、そして今日が霜降(朝晩の冷え込みがさらに増し、 北国や山里では霜が降りはじめる頃)だ。今年は夏日が7月から9月まで続き、急に冷える日が来たな、 という感じだ。朝の冷気は、まさに霜降の雰囲気だ。 11月8日は立冬(冬がはじまる頃。 木枯らしが吹き、木々の葉が落ち、 早いところでは初雪の知らせが。真冬の寒さに備えて、冬の準備を始める「こたつ開き」の時期)だ。


2023.10.23 『朝ドラで“あんぱん”』
NHKの朝ドラブギウギ が始まったばかりだが、NHKは来年春の朝ドラのテーマを発表した。 『アンパン』として、漫画家のやなせたかしさんの物語を放映するそうだ。やなせさんと云えばアンパンマン、 長きにわたってこどもたちの人気のキャラクターだ。筆者は アンパンマンのマーチの歌詞が好きで、 人権の講演などでこの歌詞をモチーフにしたりする。アンパンマンミュージアムが横浜、名古屋、仙台、 福岡などに設置されている。出身地の高知県香美市には、 やなせたかし記念館がある。今年、 この記念館を訪れたが、高齢者の筆者でもワクワクする体験ができた。


2023.10.22 『木枯らし1号』
7月、8月、9月と連日酷暑が続いたが、いつの間にか涼しさを通し越して肌寒い朝が多くなった。 21日から22日にかけて寒気が大陸から押し寄せて来るため、木枯らし1号が吹くのでは?という観測。 木枯らし1号発令の条件は、東京では10月半ばから11月末の冬型の気圧配置で、最大8M以上の北風、 というのが条件だそうだ。筆者が苦手な寒い季節がやって来る。因みに木枯らしが吹けば、3年ぶり、 昨年と一昨年は無かったそうだ。


2023.10.21 『コロナ交付金の闇』
2019年のコロナパンデミック、世の中みんなあわてた。感染防止、行動制限、医療体制、企業や店舗などへの支援、 どれをとっても初めての経験に人々は戸惑った。地方創生臨時交付金として政府がバラまいた金額は、 令和4年度までに10兆円を超える。会計検査院はこの使い途のチェックを行った。 すでに話題となったアベノマスクの不良在庫の無駄には、みんなががっかりした。そういった内容のものが、 地方自治体でたくさん見つかった。バラまくから使っちゃえ、の思想なのか、ともかく自分の財布が痛まないと、 税金を湯水の如く使う、とんでもないことをするお役人さんたちが多いようだ。


2023.10.20 『糖尿病薬不足』
糖尿病が疑われる患者は、2016年のデータで約1000万人と言われる。そのうち治療を受けている人は77%、 治療費は年間8兆円(世界7位)と言われる。その治療薬に出荷制限がかかって、薬が手に入らない人が居る。 という現象が問題化している。糖尿病ではないのに、痩せ薬として使われている事例がある、 という由々しき問題だ。製薬会社は、目的以外に利用を控えるよう呼び掛けているというが。


2023.10.19 『ニシンからブリへ』
江戸時代から北海道の沿岸はニシンの一大漁港が多く有った。北海道各地の沿岸には、 ニシンで財を成した人たちがニシン御殿と言われる贅を尽くした建築物を建てたという。 そのニシンは昭和30年頃から獲れなくなった。今年は北海道でブリの漁獲量が増えているようだ。 90年代に比べて20倍の鰤が獲れ、海の環境変化に北海道の漁業者が驚いている。 今は首都圏のスーパーでは、天然ぶりの切り身は北海道産といっても間違いないくらい流通しているようだ。


2023.10.18 『紅葉』
北のほうから、高地から紅葉の便りが聞かれる。紅葉を通り過ぎて初冠雪の便りもある。 紅葉に冠雪、といったニュースが流れていた。来月いっぱいはあちこちの紅葉便りが話題となる。 茨城県ひたちなか市に有る、「国営ひたち海浜公園」は、今コキアの 紅葉が見ごろだ。丘一面が濃いエンジの色に染まっている。ここは春はネモフィラのマリンブルーで丘が染まる。 いい季節、紅葉を見に野山に出かけるのもいいものだ。


2023.10.17 『谷村新司さん亡くなる』
また一人、心に残る方がお亡くなりになった。チャンピオンいい日旅立ち、どれもいい楽曲だ。
特に「昴」はカラオケでよく歌う。あまりにも朗々と歌い、長いものだから、一緒の人たちからヒンシュクを買うことも。 歌詞、メロディーから情景がまぶたに浮かぶ。谷村さんの感性が大好きだ。谷村さんのご冥福を祈ります。


2023.10.16 『おにぎり』
最近のコンビニのおにぎりが進化している。どこかにでかける時の昼食に、よくコンビニに立ち寄る。 ポイントが付くコンビニに寄るわけだが、全国チェーンのS社が一番多い。 次にF社だ。このおにぎりの味が進化している。味というより、食感だ。ふっくらしたものが多く、 おいしさを感じる要素を満たしてくれる。どうやら、握っていないらしい。 半分の形に具材を入れ、その上から軽く蓋をしておしまいの作りになっている。ふっくらすれば美味しいし、 ご飯の量もセーブできる。押しなべてどこのコンビニもそうだ。加えて具材もいろいろに考えている。 ふっくらご飯は、おにぎり専門店が最近は行列してまでも買いたいという店が増えているようだが、 コンビニはその味に近づける工夫をしている。お値段は物価高騰のおり、少々高めだ。筆者は、塩にぎりが好きだ。 ご飯の味を楽しめるし、安いのだ。


2023.10.15 『リニア新幹線トンネル開通』
2027年の開業を目指して リニア中央新幹線の工事が進んでいる。 山梨県富士川町の第一南巨摩トンネル・710メートルが10月13日貫通した。リニア中央新幹線は、 静岡県が水資源や南アルプスの生態系などへの影響を懸念して着工を認めていない。 時速500キロで走行し、東京 品川と名古屋を通り、大阪まで最短40分で結ぶ次世代の交通の大動脈、開通までには課題が多い。 山梨県大月市には、リニア見学センターが有る。山梨県が建設したもので、実験線を500キロで走る、 実験車両を目の前で見ることができる。今年8月に訪問したが、迫力があった。山梨県のウエルカムムード、 静岡県の反対ムード、地元の利益を考えた政策、大きな違いだ。


2023.10.14 『モーダルシフト』
2024年問題と言われるトラックドライバーの不足問題、業界は深刻だ。 そんな中で政府はモーダルシフト 政策を打ち出した。その構想とは、2020年の輸送量に対して、倍の輸送量にして、 運転手不足の解消とCO2削減を計ろうというもの。船の輸送量を5000万トンから1億トンに、 貨車の輸送を1800万トンから3600万トンに、というものだ。構想は良いが、 トラック運転手の賃金が減るのではないかとか、物流の手順がかわることによるコストの解決など、 課題は多いようだ。


2023.10.13 『高層ビルレース』
1968年(昭和43年)霞が関ビルが竣工した時は驚いたものだ。36階建てのビルを一度は見たい、 と田舎の少年(筆者)は思った。これが日本の高層ビルの先駆け、以降建築技術の進化と共に増え続け、 1978年池袋のサンシャインビル(240M)、1991年横浜ランドマークタワー(243M)、 2014年あべのハルカス(300M)、今年11月には麻布台ヒルズ(330M)、2027年にはトーチタワー(385M)と、 どんどん高くなって行く計画がある。高いところに到達したいという人間の欲望は膨らみ続ける。 それもいいが、足元の自然や環境のことをもっと大切にしなければ。


2023.10.12 『見当たり捜査官』
へぇ〜こんな職業あるんだ!と新聞で知った。それは、警察官の仕事で、指名手配犯を探すのに、 雑踏の中で写真で手配されている容疑者を見つけ出すという途方もない根気力で捜査をする専門家が居るという。 500人もの容疑者の顏写真を記憶していてその容疑者を雑踏の中から識別する、凄いことだ。 この20年余りで1,300人を検挙した実績がある捜査員も居るという。「ひえ〜〜〜〜〜!」と驚いてしまう。 1日10万人もの人が乗降する都内の主要駅の出入り口に普通の市民を装い、立ち続けて勘を働かすという。 こういった方のおかげで、安心安全な生活が出来ると思うと頭が下がる。


2023.10.11 『阪神タイガースの"アレ"』
岡田監督の"アレ"がホントのことになるとは、阪神の今シーズンのパワーはすごかった。 選手たちはまるで魔法にかかったように躍動したゲームが多かった。阪神ファンは大阪を中心として根強い。 勝てば歓び、負ければボロクソにけなす。優勝した瞬間に道頓堀に跳びこむファンを抑止するために、 警察はさまざまに物理的な工夫をして"アレ"に供えた。 新聞の1面広告に関西の旅行社が6万円の旅行プランを出した。リーグ優勝6回目を記念した企画で、 羽田発2泊〜3泊で沖縄・九州・京都・北海道・金沢などが旅行地になっている。 ちょっと手の出そうな企画、おいしい秋の味覚もいっぱいなのが売りのようだ。


2023.10.10 『うそ寒』
"うそ寒"は、寒いのが嘘ではなく、秋半ばから晩秋にかけてのうす寒い感じのことを言うそうだ。 今朝のテレビで言っていたことだが、俳句の季語だそうだ。この表現は初めて知った。 新しい知識は朝の気分を良くしてくれる。 まさに今日の気候のような感じのことを言うのだろう。今朝の気温18度くらいで肌寒かった。日中は23〜25度だ。 「うそ」は「薄」を意味するのだそうだ。


2023.10.9 『10月の蚊』
今年は10月になって蚊が多い。我が家の近くに竹藪があることから、毎夏、庭には蚊が多くて往生する。 8月9月はほとんど蚊に刺されることが無かった。ところが、10月に入り、少し涼しくなったとたん、 庭に出るとすぐ刺されてしまう。半袖や短パンは厳禁だ。玄関から連れて来たり、窓の開け閉めで居間に侵入したりする。 ヒトスジシマカという、体に白い縞がある黒い蚊で、刺されたらとても痒い。蚊は35度くらいでは休眠しているそうで、 10月の蚊は、猛暑が影響した全国的な傾向らしい。




2023.10.8 『最近の新聞広告』
最近の新聞に1面でデカくカラーで出る企業広告。イメージとなる自然環境、花、動物などを美しく掲載。 一見どこの広告なのかわからない。隅のほうに小さくQRコード。 ここをスマホで読み込むと詳しく文字や動画が表示される仕掛けだ。読者に疑問符を投げかけ、 そのあとでひと手間かけると、読者には何故か印象が残る。うまいことを考えたもんだ。 それにしてもQRコードというのはすごい。全世界で爆発的に活用されている。日本人が考えたこの仕組み、 いずれはノーベル賞をもらうかもしれない。


2023.10.7 『アンコンシャスバイアス』
アンコンシャスバイアス=誰もが持つ「無意識の偏見・思い込み」のことを言う。 過去の経験や知識・価値観をもとにして、相手に対して偏った判断をしてしまう心理現象のことを言う。 だれもが持ってる。相手を「え〜〜〜?信じられな〜い!」と思うことが有る。自分の基準に当てはめて、 その基準をもとに偏見を持ってしまう。
たとえば「男性なら力仕事をするのは当たり前」「女性なら料理や洗濯をして当然」 といった考えはアンコンシャスバイアスの代表例。男はこうだ、女はこうだ、 という先入観が社会の常識ではなくなりつつある。


2023.10.6 『秋の代名詞』
夏から初冬が来たような天候の日々、秋が短い今年だ。秋と言えば、さまざまな代名詞がある。 ある調査によると、秋の代名詞1位が食欲の秋、2位・スポーツの秋、3位・読書の秋、4位・芸術の秋、 5位・睡眠の秋、6位・実りの秋、7位・行楽の秋、8位・勉強の秋、だったそうだ。美味しい秋の味覚を食べ、 健康づくりの運動をし、いい本を読んで感動し、書や絵や音楽に親しみ、良く眠り、お米や野菜の恵みに感謝、 旅に出かけ、興味のある講演を聴き、いろいろとやりたくなる秋でもある。


2023.10.5 『落花生』
今年は菜園で落花生を順調に育てていた。猛暑の夏に負けず、緑の葉を茂らせていた。 真夏の間は葉が茂ったことで、地面が乾燥に強くなって効果的だ。収穫は10月中旬は一番良い。 しかし、9月末から異変が起こった。朝、菜園を見回ると落花生の茎の根本が何者かに食い荒らされ、 落花生の殻が散らばっている。獣害に見舞われてしまった。その後、被害は拡大、収穫期には少し早いが、 全部掘り起こしてしまった。少し早いことで、実が太らないものがずいぶんある。悔しいが、 天敵から防御するためには仕方がない。多分近くの竹やぶに住む狸クンかハクビシンだろうが、 彼らも生きるのに必死だ。

掘りたての落花生です。”
title=




2023.10.4 『車両の省エネ』
西武鉄道が東急電鉄と小田急電鉄から通勤電車の車両を買うそうだ。省エネの車両を必要とするが、 新しく作るより、性能の良い他社の車両を購入した方が結果としてCO2の削減になるのだそうだ。 異なる電鉄会社間で車両の譲り受けは珍しい。電鉄会社がCO2削減の取り組みに熱を入れることは、 素晴らしいことだ。2030年には、CO2削減を一般住宅2千世帯分に相当するまで改善するそうだ。


2023.10.3 『女性議員の登用』
女性議員を積極的に登用、第二次岸田内閣には女性議員が5名居る。女性の登用は重要なイメージ戦略だろう。 男性、女性どちらでも適材人事であれば問題は無いだろうが、時々週刊誌ネタになるような発言や行動をして、 辞任する大臣が居るのは、男性、女性どちらも存在する。今回、大臣では無いが。自民党環境部会会長代理に、 差別発言で人権侵犯となった女性のSさんが任命された。おそらくまた同じ災いをしでかすに違いない。 副幹事長には、 フランスで研修中に観光地で写真を撮って批判を浴びた女性のMさんが任命された。おそらく、 また似たような災いを犯すだろう。 その都度任命責任を問われるが、うやむやになってしまう。議員さんの世界は庶民の世界と違うようだ。


2023.10.2 『発酵食品』
味噌、納豆、ぬか漬け、甘酒、清酒やビールなどのアルコール、チーズ、ヨーグルトなどなど、 発酵を利用した食品が多い。 身体にも良い食品だ。お腹の調子を整え、身体の調子をよくしてくれる。筆者は納豆が好きだ。 ご飯と一緒に、は基本。トーストにのせて、スパゲティ―に、キャベツの千切りに混ぜたサラダ、 オクラと混ぜて…などどんな調理をしてもおいしい。特に粒納豆よりもひきわり納豆が好きだ。 これから寒くなって、納豆汁など身体が暖まって最高だ。おいしい発酵食品、たくさん摂りたい。


2023.10.1 『コーヒーの日』
今日はコーヒーの日だ。日本では秋冬期にコーヒーの需要が高くなることから、 1983年全日本コーヒー協会が定めたものだ。コーヒー好きの筆者は、1日に4〜5杯飲む。 夏でもホットコーヒーだ。朝一番にドリップしたものをポットに入れておく。 起きてすぐ煎れたてのコーヒーは至福の味だ。 タバコを吸う人が朝起きの一服、食後の一服がおいしい、と思うのと同じだ。
コーヒー豆が高騰している。産地は気候変動による災害の影響、害虫の発生などで生産に影響が出ている。 コーヒーの2050年問題というのがあるそうだ。気候変動によって、2050年にはコーヒー豆の生産が激減、 飲めなくなってしまう可能性があるとのこと。地球温暖化はコーヒーの世界にまで迫っている。
親がコーヒー好きなら、息子はもっと好き。自家焙煎を生業としている。 米麹をブレンドした麹コーヒーは、道の駅でも話題のようだ。


2023.9.30 『野菜が高い』
この夏の異常な気温で野菜が高くなっている。猛暑に加えて雨不足、 一部の地域ではせっかく実ったものが水害の被害。菜園で野菜の自給をしている我が家も収量が少ない。 連日、水蒔きをしたが、里芋などは枯れてしまった。里芋や生姜などの水をたくさん必要とする野菜は、 これからが旬だが、価格は高騰するだろう。人参やネギなどは平年よりも40〜50%高くなっている。 諸物価が高騰しているのに加えて野菜の高騰、ダブルパンチだ。


2023.9.29 『ぞうさん亡くなる』
男性4人のコーラスグループダークダックス、 若い頃に美しい歌声の抒情化を聴いたし、歌ったものだ。そのダークダックスで右端でバスの担当をしていた"ぞうさん" が24日にお亡くなりになった。昭和の男性コーラスグループはダークダックスの他、 ボニージャックス、デュークエイセスが活躍していた。どのグループも心に響く歌声で魅了してくれた。 ぞうさんのご冥福を祈りたい。


2023.9.28 『マスクレス』
街中でマスクをしていない人が増えている。来日する海外の人たちはほとんどがノーマスク。 一方、コロナ感染は増加中、インフルエンザも増えているという。 近くの学校や病院や高齢者施設などで、クラスタ発生が出ている。 そんなさ中でも、感染状況が細かく報道される回数が少ないことで、危機感は薄れている。 新しい型のウィルス対応ワクチンの接種が始まっている。マスクはまだまだ大切だ。


2023.9.27 『熱海富士頑張る』
24日に終了した大相撲秋場所、貴景勝の優勝で幕を閉じた。が、この場所を沸かしたのは若い熱海富士。 優勝した貴景勝も「若い力士が台頭して来たのは嬉しいことだ」と表現した。 茶目っ気のある純朴な顔をした熱海富士は、地元に帰ってもまったくその通りの人柄らしい。 今回、熱海市の人たちはパブリックビューイングで応援していた。優勝こそ逃したが、 「市民がひとつになって応援することができて良かった」と語っている。子どもからお年よりまで、 一体感を持って応援できたことは、熱海市民にとって貴重なできごとで有ったに違いない。


2023.9.26 『ふるさと納税の駆け込み納税』
ふるさと納税の納税額が10月から一部に金額の変更が有るという。今までと同じ商品を返礼として贈るとなれば、 諸物価の値上げで経費が嵩み、納税基準を上げざるを得ない自治体が多いそうだ。 一部ニュースでは、「ふるさと納税の値上げ」と称しているが、 ふるさと納税の趣旨は、自治体に寄付してその返礼として地元の産物をいただける、というものだから、 "値上げ"ではなく、"納税基準の変更"なのだ。変更日までに駆け込みの納税が増えているという。 こういった人たちは"納税"という意識ではなく、返礼品を期待してのことだ。こういった、 趣旨を理解しない納税者や、自治体が金集めのために趣旨以外のことをするから、 自治省はどんどん規制を強めて行く。


2023.9.25 『道の駅』
道の駅がどんどん増えている。地域の物産の販売、特に野菜類の販売は、 地元の主婦たちが開店と同時に押し寄せ、朝一番の駐車場の混雑などが出るところも。 地元の農家も顔が見える販売形態と利益の確保で農業経営にも資している。 各地を旅行する筆者には、地産のおいしいご飯」を食べたり、ドライブの疲れを癒したり、 地元の情報を仕入れたり、トイレの利用をしたりできる便利なスポットだ。今や海の駅、 川の駅、森の駅などもできている。 まだまださまざまに進化して行くことだろう。



2023.9.24 『F社の技術力』
マイナンバーカードでトラブルが続くコンピュータシステム。ほとんどのシステムをF社が受注している。 これに対し、デジタル庁や厚生労働省からはシステム開発の会社としての信用を著しく無くしているという。 国民から見れば、システム開発の企業は見えなくて、デジタル庁などに対するクレームとなってしまう。 以前システムエンジニアをしていた筆者からすれば、「ひとり前に入力した人のログアウトが無かったので、 その人のデータが使われてしまった」などシステム上チェックできない訳が無い。稚拙な入力システムだ。 筆者は歯医者さんで保険証の代わりにマイナンバーカードを使ってみた。まず、カードの向きを間違えたら、 エラーで先に進まない。暗礁番号の確認・OKボタンの要求などの入力項目が多い。 今までだったら窓口に保険証を出せばそれで済んだのに。 これじゃあ、マイナンバーカードを保険証として使いたい、なんて思わなくなってしまう。


2023.9.23 『秋の全国交通安全運動』
9月21日から全国交通安全運動が始まった。30日までの10日間だ。 各県警ごとに重点取締のテーマを決めたり、子どもの交通安全教育をしたり、いろいろな施策、 イベントを実施する。交通取り締まりと言えば、最近は警察官が物陰に隠れてスピード違反を取り締まる、 など少なくなり、今、一番反則切符で稼げるのが一時停止違反。 停止線でビタと止まって2,3秒停止しなければ、捕まってしまい、7千円の罰金。 筆者は昨年、実家に帰った時に捕まった。昔は一時停止で無かったから、す〜っと徐行したら、 車の前におまわりさんが…。「お急ぎですか?」と来て、「そこに一時停止の標識が有りませんでしたか?」 「急いじゃいねぇよ、看板なんて見えてないよ」と毒づくが、違反には違いない。おかげで免許更新時の講習、 自動車保険料率の下落など、影響は大きい。一時停止はビタっと止まろう。


2023.9.22 『ネーミングライツ』
最近、自治体でネーミングライツが流行っている。ネーミングライツとは、公共施設の名前に、 企業や商品名を冠し、その対価として企業からの収入を得る方式を言う。 その対価を施設の運営と維持管理費用に充て、利用者のサービス向上に役立てようというものだ。 利用者から見たら、今まで〇〇市文化会館と呼んでいたものが、 △△会社××ホールなどと企業の名前が入るものだから、市民からはどこの施設かわからなくなったり、 企業の不祥事でイメージが悪くなったり、途中で倒産の企業が出たり、の失敗も数ある。 ネーミングライツ、良さそうで良く無い。


2023.9.21 『人生100年時代』
高齢者が社会で活躍、元気な高齢者が増えて"人生100年時代"と言われている。 厚生労働省の統計によると、100歳以上の人は全国で92,319人だそうだ。そのうち現役で仕事をしている人が、 406人とすごい。最年長者は、大阪府柏原市に住む巽フサさん(116歳)明治40年生まれというから驚きだ。 都道府県で最も人数が多いのが東京都の7,449人。今後、平均寿命は延びて行くに違いない。 さまざまな社会システムが人生100年時代にマッチしたものに変わって行かなければならない。


2023.9.20 『今年の山岳遭難昨年比+70』
今年の山岳遭難の件数が昨年同月に比較して70件も増えているという。年代別のデータが出ていないが、 おそらく高齢者の比率が高いのでは、と感じる。山行きの人口は60代、70代の高齢者が多い。 コロナ化で山行もままならなかった人たちが5月の5類移行に伴って山岳に向かう人が増えたのだろう。 山岳遭難は増えて、水難事故は微減だったという。山岳遭難の場合には、 捜索活動に関わる経費が莫大になり、その後の怪我をした人や遺族の負担が大変だという。 安全な山行に心がけたいものだ。


2023.9.19 『自転車のヘルメット着用』
今年4月から自転車のヘルメット着用が努力義務化された。努力義務と言えば、強制力はない。 "なるべく"着用して欲しいという捉え方だ。自転車運転でヘルメットを着用していて頭を打たずに済んだ、 という経験を2回している。もっとも筆者はロードバイクで河川敷を走っている時のことだが。 市街地を走る自転車でも、転倒すれば頭を強く打つ、ということが考えられるから、 努力義務とは言っても、自らの身体を防御するためのアイテム、と考えると着用したほうが良いに決まっている。 格好など気にせずに命を守ることを優先したいのだが。


2023.9.18 『社会から糾弾される企業』
さしあたって、今は社会から糾弾される企業のトップがビッグモーターだ。 社会規範を無視した、コンプライアンス違反の利益偏重のための行為。 全国の自治体からの告発、警察による六本木ヒルズの本社家宅捜索、客離れの加速、 来年度の採用内定者の辞退続出、採用活動の停止。もはや企業の体をなさず、 残った社員たちは肩身の狭い生活を強いられ、明日の給与の心配も。 独善的な社長の放漫経営、その息子の何様かと思われる従業員の締めあげ、結果が今の状態だ。 もはや再起の可能性はあるのだろうか。企業は社会の公器、社会が良くなるビジネスをしての企業だ。


2023.9.17 『総理の発信力』
岸田総理の語り口は、熱を感じない。用意された原稿を棒読み、間違って読んで訂正することも多い。 ところが、最近少し変わって来た。正面を向き、モニターを傍らに置いたプレゼンテーション。 周囲もかなり進言してのことだろう。安倍さんや小泉さんのような"演出"が無いから、心に響かない。 何を言いたいかもよくわからない。国のリーダーがこれでは困ったものだ。 もっと国民のほうを見て目線を落ち着けて語り掛けないと…。支持率向上までは道が遠い。


2023.9.16 『コロナ感染急増』
世の中、コロナのことはすっかり忘れてしまった(というより忘れたい?)感じの空気だが、 コロナ感染が密かに増えている。近所や友人にも「コロナにかかっちゃった〜」とあっけらかんに言う人が多い。 もはや第9波の檀家との見方もある。しかし余りニュースにならない。新しい変異株 EG5に置き換わりつつあるという。 筆者にとって、7回目のワクチン接種もやって来そうな感じだ。


2023.9.15 『想定外』
昨日の話題、線状降水帯の発生で災害が発生する、などはまさに想定外のことだ。 想定外ということは。想定内が有って、それを超えた時に想定外のことが起こったということだ。 ということは、想定内でどのくらいのことを予測していたかが重要なこととなる。 想定内のことには備えが出来ているからだ。想定内のレベルをあげなければならない。
政治家も想定外をよく使う。 想定が甘いために生じるリスクを甘んじて受ける、などよくあることだ。 知識が豊富で頭が良い(はずの)政治家諸氏は世間の常識とかけ離れた感覚の方が多い。
想定外とならないように、事前にその事案の想定をすることの重要さは気象だけでなく、 われわれの行動様式にも言えることだ。


2023.9.14 『線状降水帯』
2年ほど前から線状降水帯が各地で現れ、大きな水害の傷跡を残す。今まで経験の無い雨量が一気に降り注ぎ、 長い時間降り続く。例年の1か月降雨量以上が短時間に降ることもザラに有る。筆者も今年の初夏、 この状況を経験した。止む気配の無い強い雨、次第に用水路の水があふれ、道路が冠水、水かさが増して行く。 幸いこの時は家の前の道路が20センチくらいまでになって雨は止んだ。不安な気持ちだった。 こういった現象が全国いたるところに出現する。地盤が緩み、がけ崩れや道路の陥没にもつながる。 怖い気象現象、まだまだ続くことだろう。


2023.9.13 『消えるわら半紙』
わら半紙、懐かしい昭和の響きのような気がする。学校で配られる配布物、テストの用紙、40歳以上の人なら、 ほとんどの方がわら半紙のお世話になったに違い無い。そのわら半紙が消えつつあるという。 コピー機が出現して以来、ザラザラの紙質では対応できなくなり、白いツルツルのコピー用紙がほとんど。 プリンターにも使われているので、消費量が多くなり、コピー紙の価格が安くなった。わら半紙は消えつつあるのだ。と思ったら、普通のコピー用紙も生産量が減っているという。 学校などではタブレット端末を配っているので、 紙を必要としない。企業などでも事務の効率化で紙の消費が減っている。 時代と共に紙の存在が少し薄れて来た。


2023.9.12 『次世代太陽電池』
ペラペラで折り曲げることができる太陽電池、 プロプスカイト太陽電池が注目を集めている。 実用化まであと一歩だが、室内でも発電できる、軽くて折り曲げられる、安いコストで生産できる、 などのメリットが有る。しかし、鉛を含むので人体に有害、耐久性が低い、大型になると発電効率が落ちる、 などのデメリットもある。デメリット部分をいかに解消するかが今後の課題だが、 太陽電池普及の鍵となる技術だ。この主原料、ヨウ素は日本が生産量世界2位、 電力の自給に弾みをつけてくれそうだ。


2023.9.11 『H2A成功』
9月7日、種子島宇宙センターに広がる歓声、大型ロケットH2Aの47号機が打ち上げに成功した。 このところ、トラブル続きで憔悴していた打ち上げ陣にはホッとした空気が流れた。SLIM、 XRISMの2つの機器を搭載、月面着陸に挑み、来年1月から2月頃に着陸の予定だそうだ。 インドも月面の裏側に着陸、すでに月面調査活動をしている。 日本も世界で5番目の仲間入りをすることが期待できる。



   ◆2023年4月19日〜2023年9月10日
   ◆2022年11月19日〜2023年4月18日
   ◆2022年6月10日〜2022年11月18日
   ◆2022年1月20日〜2022年6月9日
   ◆2021年9月15日〜2022年1月19日
   ◆2021年6月1日〜2021年9月13日
   ◆2021年3月1日〜2021年5月31日
   ◆2020年11月21日〜2021年2月28日
   ◆2020年7月14日〜2020年11月20日
   ◆2020年4月5日〜2020年7月13日
   ◆2019年12月1日〜2020年4月4日
   ◆2019年7月22日〜2019年11月30日
   ◆2019年4月21日〜2019年7月21日
   ◆2019年1月〜2019年4月12日
   ◆2018年7月〜2018年12月
   ◆2018年1月〜2018年6月
   ◆2017年7月〜2017年12月
   ◆2017年1月〜2017年6月
   ◆2016年7月〜2016年12月
   ◆2016年1月〜2016年6月
   ◆2015年7月〜2015年12月
   ◆2015年1月〜2015年6月
   ◆2014年7月〜2014年12月
   ◆2014年1月〜2014年6月
   ◆2013年7月〜2013年12月
   ◆2013年1月〜2013年6月
   ◆2012年7月〜2012年12月
   ◆2012年1月〜2012年6月
   ◆2011年7月〜2011年12月
   ◆2011年1月〜2011年6月
   ◆2010年7月〜2010年12月
   ◆2010年4月〜2010年6月
   ◆2009年4月21日〜2010年4月20日は休筆しました
   ◆2009年1月〜2009年4月
   ◆2008年7月〜2008年12月
   ◆2008年4月〜2008年6月


バナークリックでホームに戻ります