きょうの気になるワード(ちゅうさん流の解釈)
今日は敬老の日。筆者も孫から敬老を祝ってもらう年齢になった。いつまでも若いつもりでいても、時々身体のあちこちが悲鳴を上げる。 今まで出来ていたことが出来なくなっている。目が見えにくい、聞こえにくい…。でも、医者には行かない、薬を飲んで居ない、 はちょっとした自慢だ。
今年の9月15日現在の100歳以上の高齢者は9万9,763人だそうだ。もう少しで10万人。 去年から4,644人増えたというから増加率がすごい。1963年、今から57年前は153人。1998年には1万人を超えた。 今年中に100歳に達する人は5万人を超えるという。
2001年9月11日、映画の世界ではないかと思う事件がニューヨークで起こった。テレビの映像で流れるその光景はすさまじいものだった。 日本人24人を含む2,977人が亡くなった。時の流れは不思議なもので、 少しずつ記憶の片隅からだんだんうっすらとしたものに変わって行く。 あの現場で勇敢な行動をした消防士たち。その消防士たちのその後の喘息、PTSDといった後遺症が問題となっているそうだ。 トランプ政権によって、保険福祉省の人員削減でケアが立ち行かなくなっているという。あわててケネディ長官は、 その措置は間違いだった、と陳謝したという。
北海道でヒグマが民家の庭の畑に侵入、大事に育ててそろそろ食べようと思っていたスイカを全部たべられてしまった、 というニュースが有った。丹精込めて栽培した作物の被害は悲しいことだ。我が家の巨峰ブドウもアライグマに食べられて、 防衛するのに苦労した。動物だけではない。秋の味覚、梨やブドウ園の作物が収穫前に何者かに盗まれる事件が県内で相次いでいる。 梨が一夜にして500個盗まれた。ブドウ園で収穫直前のブドウ300房が盗まれた。警察は窃盗事件として捜査している。 丹精込めて栽培した作物、悪質な悪い奴らを早く捕まえて欲しい。
千葉県白井市に白井そろばん博物館がある。近くまで行ったついでに、この博物館を訪ねた。 そろばんを見るのは、小学校4年生以来、実に64年ぶりだった。電卓やスマホの普及で、 そろばんの価値そのものをあまり考えたことが無かった。子どもの頃、近くの珠算塾に通い、検定試験など受けたことがある。 今回の見学で、その価値を再発見。展示してあるそろばんのあれこれ、そろばんの歴史、そろばんに関する古い和書、見ているだけで、 ワクワクする博物館だった。そろばんが世界中に広がり、今でもその有用性を失っていないことに感動した。
全国でクマの目撃情報、熊の被害が相次いでいる。たった1頭の動物でこれだけの大騒動になる、怖い存在なのだ。 マスコミの報道が多くなるにつれて、山好きな私も登山を躊躇してしまう。 前は「熊出没注意」の看板なども見てもあまり気にすることが無かった。 今はこれを見ただけで、その先に行く気はしない。山に行く時の必需品として、クマ避けのカウベルを付けて行くが、 今の熊の生態を見ていると、これだけじゃ対応が足りない気がする。猟銃の使い方も法改正されたが、 ハンターの人たちに言わせると、運用が少し甘いようなことを言う。 国を挙げて対応しないと、クマが出没する地域の生活が立ち行かなくなってしまう。
昨日は重陽の節句だった。もっとも、旧暦での9月9日が本来なのだが。現在では10月中旬に当たり、菊の花が咲く頃だ。 菊は邪気を払う力をもつと信じられていて、菊人形を競う行事などに受け継がれているという。 各地で菊花展が行われる。 その頃には秋も深まって来ることだろう。
石破さんがやっと決めてくれた。この決めたことが、自民党にとっては最も正解な方法だったかもしれない。 遅きに失したという見方も有るが、石破さんなりにそのタイミングを計り、政治空白ができるだけ少なくなるような道を選んだ、 と思う。政治の世界、権力者になるためにうごめく様々な駆け引きがあり、その流れの中で、どんな潮流が出て来るか、 その波に乗って台頭して来る政治家がその座を射止めるのだろう。 しかし、庶民にはあまりよくわからない。言えることは、権力におごることなく、市民の幸福のために命を削る人が選ばれて欲しい。 国際情勢を見ても、〇〇ファーストのような、自分だけが良ければいい、という姿勢が世の中を分断している。 みんながだれかのために、などもう無理なんだろうか。いやいや、新総裁にはそんな政治を目指して欲しい。
連日の猛暑、陽差しの下には出たくない。肌が痛くなるようなジリジリ感、身体には良くない。 とは言っても外に出なければならない用事が有ったりする。建物の中の冷気に当たってホッとする。でも身体には良くないことだろう。 そんな日中のジリジリ陽気の日でも夕刻、太陽が沈むとほんの少し気温が下がる。そして増えて来たのが虫の鳴き声。 ジージー、コロコロ、スイーッチョンと暑くても確実に季節が進んでいるのを実感する。これから秋の産物が出回るが、 梨など、手が出ない高値をつけている。夏の暑さと値上げラッシュの影響で、秋の味覚もなかなか口に入らないかもしれない。
9月3日、中国の「抗日戦勝80年」式典で中ロ朝の首脳が並び、親密さをアピール、3国とも国防を強化し、今にも戦闘態勢、 といった怖い国だ。ロシアや北朝鮮に至っては、ウクライナで現実的に戦闘を行っている。中国はアジアのあちこちに、 戦闘までは行かないが、ちょっかいを出している。 我こそは一番強いんだ、という力での誇示、その力も行きつくところは核戦闘能力による抑止、という際限の無い競争だ。 習近平、プーチン、キムジョウン視線はアメリカやNATOに向けられている。こんな分断された地球でいいのだろうか。どんな民族、そんな国、どんな人も 仲良く手をつなぎ、微笑みにあふれる世界、アンパンマンの世界はもう難しいのだろうか。世界のリーダーが、 武力に依らない社会づくりに突き進む方法はないものだろうか。
読売新聞が維新の会議員の秘書給与搾取事案報道で、全く関係の無い議員の名を出し、スクープ記事にしたことが誤報だった。 信憑性が問われる報道機関としては、あるまじき行為だ。しかもその訂正記事、社内での処分対応の甘さ、 新聞社の信頼性を大きく失う事案だった。一方、朝日新聞は自社のスクープした日本郵便の不正ガバナンス記事が、 新聞協会賞を受賞と、その手柄を誇らしく特集。報道機関には、常にこのような“手柄”意識があるのが怖いところだ。 戦争中は新聞社はこぞって日本の優勢を市民に伝えたが、軍部のプロパガンダに乗せられていただけだった。 市民はそれによって一喜一憂していた。終戦と同時に報道の仕方が一夜で占領軍寄りに。日和見報道機関には、 市民のファクトチェックが必要だ。
だいぶ前、右手親指の怪我をした。クッキングの最中に、スライサーで玉ねぎをスライス中、 自分の親指の腹をスライスしてしまった。なかなか血が止まらず、なんとか止血。治るまで10日間くらいかかった。 その時感じたことが、親指を使えないと、トイレのあと、パンツを上げる時に苦労したこと。パンツを上げるのに、 親指が大きく貢献していることがわかった。身体のどの部分に障害が有っても、日常生活のどこかで支障が出る、 ということだ。親指事件、笑いごとではなかった。事故の無いよう、注意を怠らず、身体労わりたい。
今日、熱帯低気圧が中部地方で台風に変わるという。海水の温度上昇が関係して、蒸散した水蒸気が大量に供給されて勢力を増す、 ということらしい。台風だとある程度進路が予測され、注意報が出されるので、“準備”ができるが、最近の災害は、 急に通り過ぎて、水害や風の被害をもたらす。気象予報士の方たちも予報を出すのが大変なことだろう。 線状降水帯による大雨の被害などは、その都度あちこちに爪痕を残す。 上空で寒い空気と温かい空気がせめぎ合うことによるのだが、これも地球温暖化で気流の変化が、 今までの経験値を超えた動きをするからなのだろう。いつ起こるかわからない災害、明日は我が身の備えが必要だ。
一昨日、新物のサンマを塩焼きにして食べた。太って脂が載ったサンマは久々の味だった。価格は2匹で580円。 消費税を入れると1匹300円を超える。ひところは100円位だったことを思うと高いが、刺身などに比べたら、 はるかに安い。そして美味い。焼きあがったものを箸でつつく時の芳醇な香り、そろそろ秋が近いことを感じた。 漁港に水揚げされる今年のサンマは大ぶりのものが多いという。餌の量が例年よりも多いのだそうだ。 10月上旬までは大きめのものが主体で流通するようだが、全体的にみると漁獲量は低水準の見込みだという。
日本郵便は8月29日、10月30日から発売する来年の年賀状の発売枚数を発表した。15年前に比べると2割となり、 7憶4841万枚だそうだ。大幅な値上げを余儀なくされ、先ごろ値上げをしたばかりだが、郵政事業は先き行きが暗い。 メールやSNSの普及もあるが、はがきの価格が上がったことによる年賀状仕舞いの人も増えることだろう。 筆者は、年賀状仕舞いまでは行っていないが、年々出状数が減っている。相手から年賀状仕舞いをする、という人も増えた。 多分15年前の4割くらいの枚数だろう。
毎年9月1日は、1923年9月1日に未曽有の被害が有った関東大震災が起きた日。これに因み、 国として、各自治体として防災に取り組むことを決意する日だ。 最近は、線状降水帯による水害・土砂災害・竜巻・津波・山火事など、今まで経験しなかったさまざまな災害が多く、 経験値が生かされない場合が多い。新たな知見を蓄えながら、これらの災害に対応するための予知を可能とする技術、 国民的な意識を醸成する施策などが必要だ。課題は多い。 今日から1週間は、 防災週間 としてさまざまな企画が行われる。
何もかも値上げの最中、すき家は牛丼並盛を30円値下げし、450円にする、と発表した。牛肉が値上がり、コメも値上がり、 という中で大丈夫かな?と心配になってしまう。吉野家などが値上げの中、競合を意識してのことは十分考えられるが、 どうやってコストダウンしているのだろう。安く、安くは客にとってはいいことなのだが、 価格破壊は、サプライチェーンのどこかに問題を起こすことが多い。いずれにしてもお客さんから喜ばれるなら、企業努力は歓迎したい。
何もかも値上げ、値上げでいやになってしまう。今度は損害保険会社の値上げ。自動車保険の保険料が6〜7.5%、来年の1月からだ。 物価高や車両の高機能化で修理費が上がった、という理由だが、2024年以降、3回目の値上げ。損保会社のコスト増はすべて客に転嫁、 いかがなものか。損保会社さん、内部努力はしているのかい?筆者は高機能車どころか、古いポンコツ車。値上げ理由には関係ないのだが。
さもしい=心が卑しく、見た目がみすぼらしい様子、品性が無い という意味。類語にあさましい、下衆(ゲス)、意地汚い、とある。 国会議員が雇ってもいない秘書の給与をネコババする、なんていうのはその最たるものだ。新聞や週刊誌を賑わし、党員資格を失う、議員辞職する、など処分が待っている。静岡県伊東市の市長が学歴を偽っていた、なんてのは可愛いが、その後の受け答え、さもしいの典型だ。市政が停滞している。 教諭が学校に隠しカメラを設置し、盗撮。それをネットで楽しんでいた、なんていうのもさもしい行為。 警察官が捜査した家から現金を盗んだ、なんてあきれる行為、タレントなどが不倫に走り、週刊文春に刺される、などもその類だ。 さもしい、など普段あまり使わないことばだが、金持ちや身分の高い人が陥りやすいのは、なんでだろう?
歯科技工士という職業がある。歯科医師の指示により、患者に合った義歯を制作する職業だ。 この職業のなり手が少ない、現在現場で仕事をする人の高齢化が進んでいる、というニュースが流れた。 筆者も歯周病などで欠損した歯に義歯を入れているが、高齢社会に有ってニーズが多いが制作者が不足とあれば、 少し大きな(いやいや、本人にとっては大きな問題)社会問題となる。 若い人が歯科技工士にならないのは、給料が安い・労働時間が長い、という問題があるようだ。 歯科技工士にオーダーする歯科医からは、安く・早く、を言われるのと、保険診療の制度上の壁が有って、 収入増はなかなか難しいようだ。国の介入などで早く手を打たないと、歯の不調から他の病気が増えることも予測される。
愛知県豊明市がスマホ使用条例を市議会に提出した。行政が個人の時間の使い方に口出しするのはいかがなものか?という声、 子どもの長時間利用に歯止めになるからと歓迎する声、いろいろな市民の反応が有るという。 確かに、スマホは必要悪と思える部分が有る。片時も離さないし、スマホが無ければ生きていけない人も散見する。 豊明市長は、制限するのが目的ではなく、「適正な利用時間を考えるきっかけにして欲しい」と話すが、専門家は、 「科学的な根拠が欲しい」と手厳しい。ネット利用の制限条例を2020年に施行した香川県では、いろいろ問題は有ったものの、 家庭内でのルール作りをしたり、保護者への啓発効果は有ったという。とにかく何か対処しないと、 ますますスマホの悪影響は大きくなる。
イギリスでは、移民が多く、国の税金が移民のために使われることに反対する“英国ファースト”を訴えるデモが盛んらしい。 デモを主導するのが、極右政党、排外的な主張がものすごいようだ。このような極右政党がヨーロッパ各国で強い主張をしている。 いずれもSNSを自在にあやつり、支持者を集めているというから、先の参議院議員選挙で参政党が展開した手法と同じだ。 人権を重んじ、世界中の人々が手をつなぐ、ということではなく、自分さえよければ、というエゴには共感できない。
先日、初めて人間ドッグ入りした。今までは毎年、市の定期健診を受けてきたが、胃ガン検診でバリュームを飲まされ、 その後1〜2日かけて胃の中のバリュームを出すのに、苦労していた。それがいやで、胃カメラを飲むほうがいいし、 検査項目も多いので、思い切ってドッグ入りを決めた。結果は市の検診よりも細かくいろいろ指摘があった。 直ぐに治療とか再検査は幸いに無かったが、普段の生活では何ら問題ないのに、LDLコレステロールが高いとか、脂質が少し高い、 などの指摘があった。市の検診よりも経費がかかるが毎年ドッグ入りしたほうが良いようだ。
大手コンビニ4社の労働者のうち、13%が外国人だという。確かに最近、コンビニで働く東南アジア系の人が多い。 日本人従業員が確保できない労働市場になっているのは、コンビニだけではないようだ。福祉関係、製造業、飲食業、 宿泊業、建設業など、さまざまな業種で外国人労働者頼みだ。現状はそれでも労働者が足りていないのだそうだ。 日本人ファーストなどと声高に叫ぶ政党もあるが、実情は互いにうまくやっていく関係でなければ社会はまわらない。
映画国宝がすごいことになっている。 公開73日間で、観客動員数747万人、興行収入105億円を突破したそうだ。 歴代の興行収入ランキングでは、邦画実写では3位にランクされるという。公開から2カ月以上が経ってもなお、 何度も足を運ぶファンがいるそうだ。歌舞伎公演など、映画のヒットが影響し、観客が増えているという。 原作の朝日新聞出版の『国宝』<青春篇><花道編>も売れ行きが好調で全国の書店でトップを持続している。 どうやら社会現象のような感じだ。筆者はまだ見ていない。いつも前評判のすごい映画を見ると、 その評判通りの感想が抱けない肩透かしを食うので、少し落ち着いてから見ようか…と思っている。
参政党が参議院選挙で掲げた日本人ファーストの文言、違和感のあるフレーズだ。 国内で外国人の居住者、労働者が増えているが、その家族もまた住んでいて、日本人と変わらない生活をしている。 ここで、何でわざわざ日本人ファーストなどと排外的なフレーズを拡散しなければならないのか、疑問が多い。 アメリカ・ファーストも、世界を分断する気にいらないフレーズだが、これを真似て人気を上げようとする、 短絡的な戦略のようにも映る。問題なのは、このフレーズが子どもたちに蔓延して、 外国ルーツの子どもや外国人が差別されるのでは、という心配がある。世界中のひとたちが、 差別の無い社会を目指さなければならないのに、差別を助長する政党が大量に国会議員を輩出したことが問題だ。
生活様式の向上を目指して地方に移住する人が増えている。移住先の自治体にとっては人口増になることから、 双方にメリットがある。各自治体ではこぞって移住のPRをし、移住者に対する優遇措置を広報する。 自治体の中に移住対応の専門部署を設置しているところも多い。人口統計の数値では、各自治体では人口減、東京都だけは人口増。 東京都は狭い土地に人間がひしめき合っている。移住はいいが、仕事は有るのだろうか?子育て中の若い夫婦の関心はそこにある。 いつまでもリモートワークが続くわけではないから、通勤のことも考えなければならない。 筆者の場合は、今の自宅を建てる時、ライフワークのことを考え、定年後の暮らしを考えて今の場所にした。 通勤していた頃の多少の不便さは、今の暮らしを考えた時、お釣りが来る暮らしだ。