きょうの気になるワード(ちゅうさん流の解釈)
農業の近代化が進められ、従来のような人の力に頼った作業が自動機械やコンピュータを使ったものに置き換わって来ている。 農業機械の進歩が著しく、その機械も人が操作するのではなく、コンピュータで無人運転をしたり、 センサーを使って作業の度合いを調整する、ドローンを使った肥料や消毒薬の散布など、ITがその進歩に一役買っている。 こういった機器を使うとなれば、どうしても大規模な作業をする農業経営を行わなければならず、 従来の農業からの転換をして農業法人を設立しての経営が不可欠。農家の組織化なども課題となるが、 農業人口が減ってきている現状を救う対応として期待されている。
今年も半年が終わり、今日から2025年後半戦。7月はまたまた物価の値上げが目白押しのようだ。喜べない。 予定されているのが、食品を中心に2100種類、昨年同じ月の5倍の品目というから、やりきれない思いだ。 スーパーに買い物に行くと、ほんとうに“べらぼう”の世界、高い品物はバスケットに入れようとせず、 買いたいものをやめて安い代替品にしたりする。油代の高騰、人件費の高騰は、すべての商品に影響して来る。 今度の参議院議員選挙の争点は消費税や物価高にどう対応するか、だ。 それぞれの政治家の皆さんの手腕に期待したいところだ。 福祉や子育てでは、もう票にはならない。
相次ぐ道路の逆走、特に高速道路での逆走件数が多いように感じる。 高齢者や外国人の運転者が増えたせいなのだろうか。高速道路で逆走車に遭遇した時、 自分だったらどっちの車線に逃げるか、相手は左に行こうとするだろうから、こっちも左車線に逃げたほうが、 しかし左車線に急に進路を変えられるだろうか…。
2022年の逆走件数は220件、そのうち50件が事故になったというデータだ。 70%が65歳以上のドライバーだったそうだ。 国土交通省は物理的な逆走ミスに気付く仕組みを考え始めた。看板での誘導などでは、見落としが多い。 2029年までに、逆走車に衝撃を与える道路構造に改善する対策を完成させる計画だという。
ポール・モーリアさんは、言わずと知れたイージーリスニングの王者。1925年、フランスに生まれた。今年は彼の生誕 オリーブの首飾り、恋は水色、涙のトッカータ、エーゲ海の真珠、サバの女王、青井ノクターン……。多くの人々に親しまれた曲は、 イージーリスニングという呼び名は、1950年代から1970年代にかけて最も人気があったポピュラー音楽のジャンルのことを言う。 ラジオの放送プログラムとして、ムード音楽とか、現代クラシックとも称されることがある。 若い頃、エアーチャックと言って、カセットラジカセで毎日深夜0時から始まる、 FM東京のジェットストリーム をよく聴いたものだ。 そのカセットテープ、今でも持っている。
朝刊に折込みのチラシ、お弁当の宅配会社のものが結構ある。高齢者の一人暮らし世帯が増えているというが、 そういった方々にマッチしたサービスとして定着しているのだろう。生協、大手外食チェーン、などが1食500円から800円くらい、 5日分だと3000円くらい、メニューや色合いもなかなか考えられている。その多くは冷凍で届けられ、レンジでチンするものだ。 自治体の福祉サービスとしてお弁当宅配なども行うところがある。この手のサービス、高齢者の暮らしをサポートする大切なものだ。
各地で高層階のマンションベランダから幼児が転落する事故が相次ぐ。消費者庁の消費者安全調査委員会が、 転落事故の報告書を発表した。3歳くらいの幼児の転落事故が多いという。 保護者がちょっと目を離した隙に、という痛ましい事故のようだが、大人の“注意見守り”だけでは事故は防げない。 構造的な対策が必要なのはわかるが、さてどうしようかといったところだ。国土交通省は分譲マンションなどで、 手すりや補助錠などの設置に対し、100万円までの補助をしているという。都市部に高層マンションが増えているから、 マンションデベロッパーは、早急な抜本的対策を講じなければならない。
NISSANの経営悪化で工場の閉鎖が検討されている。NISSANは20年前にも東京都武蔵村山市の工場を閉鎖、 広大な土地を持つ工場で3千人以上の従業員が働いていた。工場の周囲には生産を支える部品メーカー、 輸送企業など関連する企業が多かった。工場の閉鎖によって多くの従業員が仕事を奪われ、周辺の企業や商店などにも大きな影響があった。 今、横須賀市追浜の工場が閉鎖されるのでは、という瀬戸際にある。企業城下町は、業績がその土地の盛衰に大きな影響を及ぼす。
スイカの名産地といえば、関東地方では千葉県冨里市、全国で比較すると、国内4位の生産量だそうだ。 その冨里市で毎年6月に開催されるのが、「冨里スイカマラソン」筆者も20年ほど前に一度参加したことがあるが、 レース終盤のコースにスイカスタンドがあり、そこでランナーがスイカを好きなだけたべることができる、というもの。 今年は6月15日に終了した。これからがスイカのシーズン、夏本番だ。
22日に行われた東京都議選、7月実施の参議院議員選挙の前哨戦と目されていた。自公の結果が振るわず、立憲民主党が議席を伸ばし、 国民民主党、参政党が議席を大きく伸ばした。127人の定数のうち、48人(37%)が女性議員だった、と新聞が報じた。 日本はSDG'sの国際比較でジェンダーギャップが大きく、118位と出遅れているというデータがあるが、 そういったことを意識すると、都議選結果は女性が頑張った、と言えるかもしれない。しかし、ジェンダーギャップ、 なんてことさら言わなくても、男と女と区別して考えず、どっちでも世の中が良くなればいいんじゃない? と考えれば男だ女だとことさら言うことは無いと思うのだが。 女性が進出できない制度や慣習があるなら、それを改めて行く方向性が望ましいが。
ついに禁断のイランへの空爆、トランプさんが不意打ちに、米国としてイラン本土への初の空爆を行った。 SNSで予告していた2週間以内に空爆の決断、というのを発表から2日後に行った。またひとつ紛争の火種ができてしまった。 これが日本の経済への影響も十分ありうる。国会でガソリン価格の値下げのための論戦をしたが、それなど関係なしに、 オイル価格が上昇するかもしれない。イランもここで黙ってはいないだろう。戦争が泥沼化するリスクが大きい。 権力者はなぜ問題の解決に戦争という暴力を行使するのだろうか。戸惑い、逃げ回るのは一井の市民たちなのだ。
自転車をスマホを見ながら運転、よくみかける光景だが、今後はそういう危険行為に対して反則金が課せられるという。 16歳以上が対象で、反則金は3千円から1万2千円だそうだ。スマホの“ながら”運転=1万2千円、信号無視=6千円、 指定場所一時不停止=5千円、2人乗りや並列運転=3千円、と来年の4月1日から厳しくなる。自転車乗りは、 道路交通法など考えないのが常、しかし事故が未然に防げるのなら当然の措置だろう。
NHKの朝ドラあんぱん が良い視聴率で推移している。毎日見ている筆者も朝ドラファンで、いつも欠かさない。 今回のドラマは、見応えがある。放映時間に見られなかった時は、NHK‐PLUSで見逃し配信を利用している。 やなせたかしさんの人生と業績をテーマとするから、興味がつきないこともあるが、 ドラマの展開もおもしろい。「♪そうだ うれしいんだ いきるよろこび たとえ むねのきずが いたんでも〜」 というアンパンマンマーチの詩をよく読むと、平和と生きることへのメッセージだな、と気付く。 そういったことがドラマの中にたくさん散りばめられている。
転職サービス運営会社が今年5月に調べた『理想の父親像』、20代から60代まで264人にアンケートしたそうだ。 「対話を大事にする」が8割、「背中を見せて育てる」は3割だったという。昔のように背中を見せようとしても、 見られていないことになる。対話は大事だが、なかなかその時間や場所に苦労するのが実態ではないか。 この調査では、仕事と育児の理想のバランスについても聞いているが、69.7%が「仕事と育児を両立したい」と答えたそうだ。 なかなかいい結果が出ている。
新聞で女性トイレの行列が長いのは何故か、という特集があった。確かに女性トイレは、 駅のトイレなどで感じるが、入り口の外まで並んでいるのが常だ。これは何故か? 必要な使用時間に対して便器の数が少ないのが理由だという。 確かに、男子トイレは小の場合スペースが狭いので便器の数が多い。女性トイレはブースになっているので、 数は少ない。そんな中、知恵を絞ってこの問題に取り組む人たちがいるという。 国際的には、女性用3、男性用1というのが、1998年に国際赤十字が採用した数字だという。 日本では東日本大震災の教訓を生かし、内閣府のガイドラインにもこの割合が記載されているのだそうだ。
大谷選手がコマーシャルによく出て来る。お〜いお茶、バンテリン、ダンロップ、 セコム、ファミマ…などなど。国内企業は16社にもなる。広告契約料は1件10憶円とも言われる。 10憶で16社160億、いや〜、想像がつかない金額だ。そのコマーシャル効果も大きいと感じる。 スーパースターは、このお金をどこに使うのだろう?なんて余計な心配をしてしまう。 昨日は久々の二刀流で出場、投打に活躍した。まだまだ伸びしろは大きい。
今朝の新聞には、「分断の1日」という見出しで米国の軍事パレードに対する米国民の受け止め方を取材していた。 あまり政情に詳しくない筆者でも、何でアメリカが軍事パレード?と訝しむ。これがアメリカファーストの体現した姿なのか? あまりにも貧弱な発想。しかも自身の79歳の誕生日に合わせたというから、公私混同も甚だしい。 国内の歳出削減に取り組む姿勢は偽物だったのか?自分の発想に異議を唱える人や団体、 これからの自分の進む道を阻む者を邪魔者扱いする、独裁者的分断の政治は長くはないだろう。
6月というのに、真夏日。梅雨入り宣言したというのに、今日から1週間くらいは暑い夏日が続くようだ。 湿度が高いから、余計暑く感じるし、身体に応える。異常気象はとどまるところを知らない。暑い寒いは多少は許せるが、 災害などが無ければ、と危惧する。夏野菜なども今年は生育が早い。正常なスピードで育たないと、 大根にスが入ったり、菜っ葉類が硬くなったり、害虫が異常発生したり、困ったことになる。 路地物の野菜が出てきて、少し値段が安くなったこのごろ、また高値になって欲しくない。
SNSメディアには多くのフェークニュースが溢れ、何が正しいのかを見極めるのが難しいことが多い。 誰でも瞬時に大量の情報を流すことができる情報過多の時代。冗談や悪意で流された情報の真偽を識別しないで、 それを拡散する人もいる。アフェリエイトという閲覧回数に応じた報酬に影響されている部分も大きい。 AIの進化で画像・映像・音声が簡単に作り出せる。これをよ〜く見分けないとマイナスの影響が大きくなる。 怖い時代だ。
お天気屋さんというのはこういう人を言うのだろう。イーロンマスクとの間がぎくしゃく、ぎくしゃくというより互いに敵視している。 政府効率化省のトップに抜擢、テスラの車に乗り込み愛想笑いをしていたと思ったら、役職から離し、敵にまわし、下品なののしりあい、 昨日の友は今日の敵だ。名門ハーバード大学に対するいやがらせ、カリフォルニア州に対しては、州知事の頭越しに州軍を派遣、 彼の頭の天気良しあしで、何でもあり、それも人々が喜ばない行動ばかり。人を不機嫌にする大統領は悪代官だ。 いつまで持つやら。
往年の4番サードの代名詞が亡くなった。人に親しまれるキャラクターだった。世の誰もが惜しんだ。その葬儀が6月9日に行われた。 今の野球界の深いところまで関わっていたという。それは、彼がそうしたいと思ってしたことではなく、 周囲から長嶋さんに力を貸して欲しくて歩み寄り、耳を傾けたことなのだろう。松井選手、大谷選手の二刀流や米国での活躍など、 栗山監督に対して野球への情愛が伝わったものだろう。長く彼の功績が語り継がれていくことだろう。 出身地、千葉県佐倉市に有る長嶋茂雄記念館は、きっと展示品などが充実していくことだろう。
東京都は大胆なことをするもんだ。この夏の4か月間、水道の基本料金を無料にするという。 他の自治体、特に東京に隣接する神奈川・千葉・埼玉・山梨などの自治体からは、税収が潤沢な東京都だからできる、 ということで冷ややかな見方をしている。筆者もそう思う。日本の企業の本社機能が集中、税収が多いからできることなのだ。 都は経費368億円を予算措置しているという。小池さん、参議院選挙前に思い切った政策だ。
国土交通省は、相次ぐ運行管理規則を遵守しない日本郵政にしびれを切らした。度重なる酒酔い運転の荷物輸送車。 その都度、幹部が会見してアルコール検知を重点的に行う、との説明だが、一向に違反は減らない。 日本郵政の、郵政省時代からの規則に甘い企業文化、故のことだろう。全国の輸送車、軽トラックなど5年間2500台を凍結、 動かせなくなった。これからのゆうパックのビジネスに大きな影響が出る。
2020年4月、コロナ渦が深刻な中、阿部総理大臣は国民全員にガーゼマスクを配布することを決定、業者に発注した。 結果は知っての通り、相次いでメーカーからおしゃれなマスクが発売され、アベノマスクはあまり活用されることなく、 わずかに着用しているのは総理と一部の大臣だけ。 家に配布されたものは、筆者も一度も使っていない。その後、大量に余ったものを保管するコストも無駄遣いと批判された。 500億円という巨額を投じた、発注に至るまでの記録が存在しないことが裁判になった。 500億円を使うのに、発注までのやり取りがすべて口頭で、文書が無いなんて、だれが信じるものか。 裁判では常識通り、国の言うことを一蹴した。国はこんな常識外れのことをよく発言できるものだ。
ペットボトルをリサイクル…などと環境にやさしいことを表現したコマーシャルがあるが、 リサイクル以前にペットボトルを作らなければいいのだ。プラスチックごみが海洋を漂うのも、 ペットボトルによる影響が大きい。さまざまなデザイン、大きさ、種類が多すぎる。 メーカーは作り放題、販売し放題、回収は自治体が税金で、どこかおかしい。 ペットボトルのリサイクル率は、85パーセント程度だという。 ペットボトルからペットボトルにリサイクルされるのは33.7%だそうだ。 今のような飲料の開発〜製造〜回収方式では限界が近いだろう。
あの大横綱、白鵬が日本相撲協会を退職することになった。現役時代は、好成績を残すものの、 相撲道精神に悖(もと)る土俵上の所作をしたことで、何度も物議をかもしたことがあった。 日本人とモンゴル人の文化的背景の違いから来るのがどうかはわからないが、その白鵬が日本相撲協会の中では、 多分組織の中での振る舞いが上手ではなかったのでは、並み居る古参方から受け入れられなかったのでは、 というのが筆者の感想だ。いろいろ探れば、協会の中にも問題が有るのは理解できるが、 やはりその中で自分の立ち回りを上手にしなければ、日本型の組織の中での動きは難しいだろう。 自ら退職の決意をしたというが、まだまだいろいろありそうだ。
今までの刑務所の役割が見直されるという。今までは刑罰に対して受刑者を懲らしめるという考え方だった。これからは、 受刑者が社会復帰したときに生活能力を獲得できるような更生の考え方で接するという。 刑務所を出た人が社会復帰するには、生活力の問題、社会とのかかわり方の問題、娑婆の人たちの彼らを見る視線の問題、 いろいろな壁が大きく、出所にてもまた刑務所の生活のほうが楽だと言って、戻ってくる人が多いという。 入所者の今後の社会生活がし易い教育をするという方針は、受刑者の人権的に、そして税金で運営されている刑務所の経費削減に、 いいことだ。
コメの値段が上がり始めた昨年の夏の終わり、「新米が出てくれば、下がる」と発言する農水族の議員さんたち。 しかし豊作の割には市場価格が下がらない。今度は備蓄米を放出すれば価格が下がる、という大臣、 放出したが一向に下がらない。前の農林大臣の「コメは買わないでもらっている」発言で大臣が更迭されたら、 伸大臣が備蓄米を市場価格の半値以下で販売。 安い古米はいいが、今までのブランド米や最初に放出した備蓄米は安くならず、2千円の備蓄米を買いあさる人たち。 問題の根本が解決されないままに古いコメの安売り。今、農家が6割も減っていることや、生産調整で交付金を出しているのだ。 現実を変えないで、何も対策を講じない農水族の議員さんたちのコメ価格高騰の責任は重い。
札幌ビールのラガー、キリンビールのハートランド。この2種は宣伝しないのに売れ続けているらしい。 サッポロラガーは、1877年(明治21年)誕生、飲食店にしか販売しないそうだ。ハートランドは1986年(昭和61年)に発売。 日本で初めてエメラルドグリーンの瓶を採用、年々売り上げを伸ばしているという。 両方とも瓶ビールの良さが人気の秘密らしい。専門家は、2品ともブランディングに成功した例だ、と言っている。 ブランドというのはそういうもんなんだろう。長い時間をかけて熟成される。
歯の治療方法にインプラント治療というものがある。虫歯や歯周病で欠損した場合、ブリッジなどで義歯をいれるのではなく、 外科的手法であごに歯根を埋め込み、その上に義歯を入れる方法だ。あごの骨に歯根を埋めるのが外科的手術。 筆者は15年くらい前に歯科医から勧められるままに左下に1本インプラント治療した。その時の驚きは衝撃的だった。 麻酔をしてドリルで顎の骨に穴をあけるのだが、本当にドリルの音、ガガガガーギュルギュルーっと。 歯科医師がここまでやるの?という驚きだった。当時1本20万円くらいしたと思う。インプラント治療は保険適用にならないから、 1本数十万する。そのリスクとして、治療期間が他の方法と比べて長い、歯周病を発症させるリスクがある、 金属アレルギーを発症させるリスクがある、術後も定期的に歯科医院に通う必要がある、というこれらのことを考えて決断しなければならないのだ。
セクハラ=セクシャルハラスメント、パワハラ=パワーハラスメント、モラハラ=モラルハラスメント、 などなど様々なハラスメントが人権の面からクローズアップされる。今度はフキハラという語が出てきた。 不機嫌ハラスメントのことだそうだ。なんだかんだと不機嫌になる出来事が多いが、 この不機嫌が家族や職場に与える影響もないがしろにできないらしい。言葉が社会的認知されると怖いのが、 「あの人、フキハラだ!」といった具合にそこに誰かを当てはめて考えてしまうことだ。 今まではあまり大げさに考えなかった不機嫌な人を、フキハラな人という具合にグルーピングしてしまう。 昔は学習障害など用語が無かったが、今はその事象に当てはめて誰かを「学習障害の人」と思ってしまう。これは怖いことだ。
第一生命保険が主催する川柳コンクール、全国から応募が有った5万2千通あまりの中から上位10句を発表した。 毎年、世相を表現した秀作に、感心する筆者だ。今回の1位は「AIの 使い方聞く AIに」、 2位「ひさしぶり 笑顔は出るが 名前出ず」以下「セルフレジ 母に店員 2人付く」、「妻描く 老後プランに オレ不在」 「何食べたい? 言った料理は 出て来ない」、「下がらない コメの値段と 血糖値」、「パスワード 恐る恐るの 3回目」 「いい値だね いいねと言えぬ 物価高」、「電気代 あまりの高さに 暗くなる」、「面くらう コメの高さに 麺食らう」
あるある、とニヤっとするもの、なるほどと思うもの、同感!と思うもの、よく詠んだものだ。
♪これから始まる大レース ひしめき合っていななくは 天下のサラブレド4歳馬 今日はダービー目出たいな〜
1970年(昭和45年)ソルティ・シュガーズが歌った走れコータロー。今日はそのダービー、15時40分発走だ。 8000頭居る同期の競走馬の頂点を18頭の馬が目指す。開催地府中競馬場の最寄り駅、南武線府中本町は大賑わいだろう。 最近、馬にムチを当てることが動物虐待だという人もいるから、いずれ競走馬の世界も訴えられるかも。
5月27日、国会では阿部派幹部議員の裏金問題参考人招致が行われた。次から次に出る政治のスキャンダルに、 裏金疑惑の解明は少し遠くなりかけている印象だが、疑義を明らかにしてその責任を問わなければならないだろう。 一昨日は下村元文部科学大臣の参考人招致だった。元会計責任者の証言で、幹部の誰かが指示したことを明らかにしたが、 下村氏は“認識がない”という認識論でこの問題をかわした。またしても兵庫県知事と同じ“認識論”で逃げられた形だ。
福島第一原発の爆発事故で出た放射線を浴びた土、表土をこそぎ取り放射線を封じ込めようとした。 その汚染された土が福島県大熊町・双葉町に保管されている。中間貯蔵施設という名で環境省が管理している。 問題は、この除染度をどうやって最終的に活用して行くかということだ。福島県から外に活用していかなければならないが、 国の各県へのアンケートでは“受け入れる”と回答した自治体は無いということだ。 14年たってもまだこういった問題が残っている。復興とひとことで言っても、そう簡単には物事が進まない。 いまだに東日本大震災後の原発の影響で、普通の生活がままならない人がいっぱいいる。
いろいろと人騒がせな兵庫県知事、あのクールな顔にあきれ返るが、内部告発問題で辞職したにも関わらず再当選、 きな臭いことを背景に知事に返り咲いた。問題を明らかにするために100条委員会で審議したり、 第三者委員会をつくったりして、その結論は知事には不利なことばかり。ピンチになってもクールな顔で、 指摘されたことに対し、「認識していません」 の一点張り、本人が法令違反であると認識しなかったら違反にならないのか、よくもまあ、 のうのうと知事を続けられると思う。こういう人間は常識で物事を考えることは無理なようだ。 兵庫県の職員の人たちが可哀そうだし、まともな県政ができるわけがない。
朝陽に照らされた苗を植えたばかりの田んぼ、伝書鳩の朝の飛行運動が空を旋回、気持ちのいい心地よい風、 オオヨシキリがギシギシとさえずる。農道は自然の宝庫、そんな中を歩けることは幸せなことだ。 先月、ぎっくり腰になりしばらく歩くことができなかった。だから歩けるだけで幸せなことだと思える。 今の季節がいちばん良い、と思いながら歩を進める。 いつも会う人に会釈、こっちも向こうも同じ時間帯に家を出て同じコースを歩いているのだろう。 どんな季節でも、それぞれに良いのだが、特に今の季節が好きだ。
政府が急に打ち出した備蓄米を5キロ2千円台で店頭に並べる、という施策。江藤農林大臣の問題発言での更迭、 その後の人事で小泉新大臣を起用、矢継ぎ早に新しい政策を出し、何と5キロ2千円台で小売店に並べる、という。 何で今まで長い期間価格が下がらないのを野放しにしておいて、急にそんなことができるのか。 実は7月の参議院選挙をにらんだ自民党の思惑が見え隠れするのだ。小泉さんは人気稼ぎにうってつけ、 備蓄米の随意契約の施策は自民内で腹案として有ったのだという。選挙のための人気挽回策がコメの値段とは…。 情けない。2千円台のコメはいつまで買えるのか、今までの5千円近いコメはスーパーでどう扱うのか。 いろいろ問題がこれから噴出する。
3日ばかり更新できない日が続いた。実はパソコンのトラブルで更新措置ができない日々だった。 2017年購入のWindows10のパソコンが8年目、普通パソコンの寿命は5年といわれるが、 10数万円もするから、なだめながら使っていた。 今年10月からはWindows10のサポートが終了するというので、そろそろ買い替えかな?と思っていたが、 メールソフトのOUTLOOKが急に変調を来した。 起動が遅くなったりしていて、イライラも講じていたので、思い切って買い替えた。 その設定やら、今までのファイルの移行をしていたら、結構時間がかかってしまった。 やっと更新できるまでになり、ほっとした。 サクサクと動き、快適だが、まだ新しいのに慣れていない。キーの使い方など慣れるまでもう少しだ。
QRは Quick Response の頭文字。1994年(平成6年)に愛知県の自動車部品メーカーであるデンソーの開発部門 (現在は分社化してデンソーウェーブ)が発明したものだ。バーコードだと13文字程度しか表現できないのだが、 二次元コード化することで、バーコードの200倍もの文字数を表現できるようになった。 アルファベット・日本語の漢字・ひらがなを入れることも可能だ。 今では入場券への応用、テレビ画面で情報伝達に利用、スマホ決済への利用など用途が世界中に広がっている。 発明の中心者である原昌宏さんは、2014年にヨーロッパ発明家賞「Popular Prize」を受賞した。 筆者はノーベル賞ものの発明だと思っている。
全国の自治体で人口減少が続く。そんな中でも東京は流入人口が転出人口を上回る。東京への一極集中が加速する。 政治・文化・経済の中心東京には人や金や文化が集中する。このネット社会で、バーチャルな空間でものごとが進んで行く時代なのに、 やはり東京でなければいけない理由は、人が集まるから、なのだ。いくら地方分散と言っても、省庁すらなかなか話は進まない。 文化庁が京都に有るくらいではないか。こういった現象は、お隣韓国でもソウルへの一局集中が激しいという。 何もかもソウル発でなければブランド価値が上がらないという。日本よりもICT技術に優れた韓国でも人の集中には叶わないようだ。 世界でも異例な日本と韓国の実情、弊害はわかってはいるが、対策が遅々として進まない。気づいたら対応不可、が将来目に見えている。
5月というのに、連日の夏日、天気予報でよく出てくる「暑熱順化」。人の体がまだ夏日に慣れていないのに夏日が来ると、思わぬ熱中症になるという。 熱中症にならなくても、だるくなったり、変調を来たす。遠くの山々は新緑で“もふもふ“としている時期、俳句の季語で山笑うと言うらしいが、全くの異常天気だ。 この調子で行けば、今年の夏も思いやられるのではという気がするが、長期予報では昨年よりも少し暑さが和らぐと言っている。少し期待したい。
国技館で開催されている大相撲、今日は12日目、あと4日だ。大関大の里の全勝が続いている。優勝すれば、横綱になるという期待が膨らむ。 1横綱に2大関と、上のほうがもう少し番付に重みがあるといい感じだが、役力士以下の活躍が面白い。群雄割拠といった感じだ。 加えて40歳玉鷲、35歳高安の人気もすごい。マスコミの取り上げ方もニュースで流れるので、相撲人気が盛り上がっている。 俳優やお笑いタレント、大学教授などで相撲に詳しい人がテレビ番組に出てくる。相撲解説者も人気で、各地の後援会などで招かれている。 大の国が横綱になれば、すぐ近所の二所ノ関部屋が盛り上がる期待もある。優勝してほしい。
自民党の西田参議院議員が沖縄のひめゆりの塔に関して、沖縄県民を冒とくするような失言、暴言を吐いた。 本人は後日、一部の発言を撤回したが、発言は撤回すれば問題が解決するとは思えない。発言するということは、しかも講演の壇上だから、 心底腹に無いことは言わない。失言では無いのだ。こういった人は、またどこかで同じことを言う。 本人の会見によると、事実を調べていなくて、〇〇のようだ、〇〇らしい、ろいったことを背景として言っているので、無責任極まりない。
江藤農林大臣は、米の問題で「私のところでは買っていない、支援者からもらった米が売るほどある」と講演で発言、今国民は米の価格が高くて大変なのに、 安くする施策を担う大臣の唖然とする発言、常識を疑ってしまう。今朝辞任したが、これは辞任ではなく、更迭だ。石破さんは任命権者として謝ったが、 総理もバカな部下を持つと、沖縄県知事に謝ったり、国民に謝ったり、火消しに大変だ。 政治家は、国民を代表している立場なんだから、人々が幸せになることを、もっと真剣に考えなければならない。
世界の各地で起こる国と国の武力衝突、国内の内戦。今度はインドとパキスタンの武力衝突だ。次から次に起こる戦争の前兆、 このところの世界情勢のバランスが崩れて来たことを背景に、世界の分断が更に深刻さを増して来た、冷戦時代の始まり、とも見える。 両方の国とも、抑止力の核武装をしている点が気がかりなところだ。判断を間違えると核弾頭発射のスイッチが押されてしまう。 こういった現象は、アメリカが世界の警察を自認して来たことを放棄し、自国の利益第一のディール外交に徹していることと、 大きな関連があることは間違いないだろう。バランスが崩れるのを回避するためには、将来を見据えた世界の平和を標ぼうする、 強力なリーダーシップが必要になるところだが、世界のリーダーたちは、オレがオレが、のスタイルしかないのが悲しい。
「お宅の屋根、少しひずんでいるので、雨漏りとか心配ですね」、「地震とか災害の時心配ですね」などと家主の心配を煽って、 高額な修理費を契約する悪徳商法がはびこっている。「点検商法」と言って、工事業者風な恰好で住宅地をうろつき、 カモになりそうな家のチャイムを鳴らす。玄関先に出た住人に、住宅の水回り、屋根の雨漏り、壁の塗装、耐震などを語って心配させ、 場合によっては家の中に入って点検をし、高額な工事費の契約をする。犯罪に巻き込まれる高齢者が増えている。 警察では、必ず合い見積もりを、と訴えるが、犯罪は減らない。押し切られたように契約書にサインしてしまうのだろう。 我が家の周囲もうろついている業者風の人が居る。団塊世代のリフォーム需要が多いこの頃、悪質なリフォーム業者から身を守ることが大切だ。
SNSを使った凶悪な犯罪があとを絶たない。SNSは、人類を便利で平和な社会にするための道具としての役割を果たすはずだったが、 便利さの裏側には、必ずそれを利用した悪の巣が関わって来る。今、世の中で起こっているさまざまな犯罪は、ほとんどがSNSを悪用した事件だ。 フィッシング詐欺、援助交際、自殺ほう助、闇バイト、クレジットカードの不正利用、インターネットバンキングの不正送金、 お金に絡んで人をだます手口がほとんどだ。騙されないように気をつけることがすべての解決策だが、 騙すほうがどんどん巧妙化して、「ちょっとしたスキをついて」騙しの手口にはまって、取り返しのつかないことになってしまう。 SNS社会がもたらす陰の部分、そこから身をかわして生きるには、「利用しないこと」しか無いのだろうか。 外国で話題になっている、青少年の利用制限措置、これは是が非でもやらなくてはならない。子どもたちがSNSを利用する前に、 もっと人間的なマニュアル社会を知ったり、体験したりするベイシックな体験こそ必要だ。 今日は、「凶器」に、「狂気」を充ててみたが、この文字でも今の世相に該当する。 警察では、これらの犯罪を「目下の治安上の最重要課題」と位置付けて取り締まりを強化している。
通学する子どもの問題であれこれ学校に因縁をつけるモンスターペアレンツがあとを絶たないという。学校の先生にとっては、 子どものすこやかな成長を促すのが本業だが、こういったモンスターペアレンツへの対応も結構な気遣い・ストレスの要因になっている、 ということを知人の教師から聞いたことがある。その悪質な例が、先に立川市で起きた学校への乱入事件だろう。 通学する子どものことで学校に相談に行った母親が、話がまとまらず、いったん引き上げたあと、知人の男性と学校に乱入し、 教室で先生をつるし上げ、暴行、ガラスを割ったりの乱暴をしたというもの。信じられない出来事だが、こういったことも有る、ということだ。 先生が本当の授業ができるような環境を社会がつくらなければならない。同時に、こういったモンスターたちへの対応を、 一部の教師や学校に任せておくことだけでは、何の解決にならない。
2日続けて相撲の話題。力士たちが四股を踏む土俵の周囲を懸賞金の旗を持った呼び出したちがグルリと一周する。 旗にはスポンサーの名前や企業ロゴが描かれている。その枚数が力士の人気度に比例する。 何もない時も有れば数十枚出ることも有る。1枚7万円だそうだ。広告料としては安いのだろうか? 7万円の内1万円が相撲協会収入となり、6万円が力士に渡るそうだ。10本付けば、勝ち力士に60万円のボーナスが出る。 行司からもらう祝儀袋には1万円だけが現金で入っていて、5万円は力士の口座に振り込みだそうだ。 相撲協会がセキュリティーを考えてそういった措置をしているという。人気力士が勝ち続けると、凄い収入!になる。
大相撲5月場所が中盤戦に差し掛かろうとしている。先場所優勝の大の里が2連覇すれば横綱、ということで、 綱取り場所として注目を集める。大の里のプレッシャーはいかばかりか、25歳のハートは重圧で大変な状態だろう。 身体は大きくても心は普通の人間だ。重圧に負けずに頑張って欲しい。2日目は高安戦だった。高安は地元茨城県土浦市の出身なので、 毎場所応援している。大の里は、二所関部屋がすぐ近くにある。両方応援しなければならず、どっちが勝ってもいい対戦だった。 大の里が勝って、まずは横綱の道を行くことに拍手をした。このところの相撲人気がすごく、横綱や大関人気も大事だが、 若い力士が台頭していることがその要因。若い人が駆け上がって行くのは誰でも応援したくなる。
米の価格が5キロあたり4800円、昨年の倍の価格で販売されている。令和の米騒動は、落ち着くどころか日に日に価格の上昇、 農林省やJAは何をやっているのか、備蓄米などの放出で価格の安定、なんて甘い施策をしたが、効果は全く無い。無いどころか、 価格上昇というマイナス効果。それでも減反政策は撤回しない。いったいどうなってるのか。近くの田んぼでは、 昨年作付けしなかった休耕田が今年は田植えが行われている、といったところが多い。 今年は田植え前から米の業者が田んぼごと買って、収穫前から米を押さえている、という話も有るが、 利益が出るとなれば作付け面積が増えるのも市場原理だ。まだまだコメ価格は下がらないだろう。 筆者の予想では、米騒動前の水準に戻るにはあと2年はかかると見ている。
1960年代後半からマンションが増え始めた。大都市では分譲マンションがどんどん増えた時代だ。1968年には5万戸だったのが、 2023年には704万戸に、築40年以上が104万戸になるという。そのうち56%の所帯主が70歳以上という。老朽化したマンションに高齢者、 という構図が、今問題になっている。維持管理や修繕の問題だ。マンションという共同体で資金の捻出や管理をどうやって行くか、 将来スラム化が進むのでは、という懸念も有るようだ。
「もし生まれ変わったら?」という面白い調査結果が朝刊に掲載されていた。「生まれ変わっても自分になりたい」 と答えた人が51パーセントだったという。 筆者も今の自分で良いと思っている。別の人間になりたいと答えた人は、「若い頃にもっと努力しておけば良かった」、 「異なる環境で育ちたかった」、「性格が嫌い」、「容姿が嫌い」と答えている。 「今の自分からひとつだけ変えられるとしたら」の質問に。「能力」、「性格」、「容姿」、 「職歴」、「育った家庭」、「パートナー」、「生まれた時代」、「学歴」、「性別」、「出生地」と答えている。 この世に生きられる今の自分が一番いいはずなのに、あまり意味の無い調査のような気がする。
コンクラーベが終了し、一昨日新しい教皇が決まった。ダークホースだった新教皇レオ14世、アメリカ生まれで、ペルーで長い間活動していたそうだ。 9日に協会の煙突から白い煙が出ると、教会前の広場を埋めた群衆から大きな歓声が上がった。コンクラーベの開催と共に、 テレビのニュースでは、どうやって白い煙と黒い煙を出すのか、コンクラーベの仕組みなどが次々にニュース映像として流れた。 教皇像に自分の顔をはめた写真を投稿したトランプ大統領は、無責任な行動を恥じるように、そのことには触れず、アメリカ出身の教皇を祝福した。 ディールまみれの情が浅く、信仰心の乏しい人間味に欠ける大統領に、教皇はこれからどう接するか楽しみだ。 出身がどこであれ、平和や人間愛を唱える教皇の今後に世界は期待している。
気軽に労力を提供してお金を稼ぐアルバイト。そのアルバイトがスキマバイトや闇バイトなど、いろいろ社会に影響を与える形態に変化している。 スキマバイトは、スマホアプリの発達と共に、利用者のスキマ時間に手軽に短時間でお金を稼げるとして人気が出ているようだ。 アプリに登録して、1時間とか2時間で動ける仕事をマッチング、事務手続きや支払いはすべてアプリが行うというもの。小銭が稼げるのが魅力だ。 労働力不足から、福祉現場や保育現場にも浸透しているという。
闇バイトは、ブラックなバイトだから無くなるのが社会のためだが、高額な報酬に惹きつけられたお金に困る人が犯罪に巻き込まれてしまう。 簡単に高額の稼ぎなど世の中、そんな甘いはずは無いのに、結末は犯罪者としてアウトローになってしまう。お金は大切だが、 それに振り回される人生は、ゆとりの無い殺風景なものになってしまう。
宅配便の配送方式は、依頼者から配送先に個別に配送するのが原則だが、その配送方式だと、配送先が留守だった場合に、荷物を預かっておき、 もう一度訪問をする、というのが常。最近はその方式が「置き配」という仕組みを利用できるようになっている。 玄関先など、指定した場所に配達人が置くことで配送が完了する仕組みだ。ハンコやサインも必要としない。 コロナ禍以降この方式が急速に拡大したそうだ。 ところが、ネット通販の荷物などが間違えて置き配された時、警察に遺失物として届けられるケースが増え、警察が困っているという事例が多いという。 宅配業者もこの対策を始めたというが、ネット通販が拡大している折、早急な対応が必要だ。
連日、悲惨な交通事故のニュースが流れる。傾向としては、今までには無かった事故原因だ。ドライバーのモラルというか信じられない運転によるものが多い。 事故に巻き込まれ、普通の幸せな日常が奪われる被害者が居る。高齢者の暴走、酒酔い運転車の暴走、自暴自棄になった運転手の子どもへの殺傷、 高速道路の逆走、などなど通常では考えられない悲惨な事故があとを絶たない。その都度警察は事故が起こらないような啓発や道路の物理的な対応をするが、 事故は増える。車が凶器にならないようなドライバーの育成はどうあったらいいのか。事故を防ぐような車の機能開発は進むが、 運転手の心をチェックする仕組みまでは難しい。
5月のゴールデンウィークが終わった。今日からは普段通りに通勤するサラリーマン、学校に行く子どもたちの生活が戻った。 今年の連休の過ごし方は、ニュースの多くが“節約”型の時間の過ごし方を取り上げた。お金のかかる海外旅行などよりも、子どもとキャンプ生活、 近場のレジャー施設、ハイキングなどに出かける姿を追っていた。中でもキャンプが人気だったらしい。車が横付けできて、電源コンセントが付き、 炊事道具やバーベキューセット一式が用意されていて、火をつけるだけ、といった至れり尽くせりのところも有った。キャンプと言えば、 非日常の不便な体験を工夫しながら楽しむのがいいのだが、日常生活の延長では、楽しみも薄くなってしまう。
能登半島地震の影響で昨年は中断した石川県七尾市の青柏祭(せいはくさい)が4日に開催されたそうだ。高さ12メートル、 重さ20トンもある山車が繰り出し、大勢の人が牽く勇壮な祭りが、青空のもと賑やかに行われたニュースが流れた。 病の退散や豊かな暮らしを祈願する祭が開催できたことを喜びたい。国の重要無形文化財に指定されたいるそうなので、一度は見たい気がする。 祭を機に、復興が加速して欲しいと願う。
ローマ法王庁の教皇が亡くなったことから、後任教皇の選出をする秘密選挙が7日からバチカンで始まる。71か国から集まる80歳以下の枢機卿、 135人の投票で決まるそうだ。3分の2を上回る票を獲得するまで、投票が繰り返されるのが秘密裏に行われ、決まると教会の煙突から煙がモクモク、 と出るという手順だそうだ。まさに根比べ(コンクラーベ)だ。
教皇選挙の前にトランプ大統領が、教皇写真に自分の顔をはめた画像をSNSにアップした。その前にインタビューで、記者の「誰が教皇になると思われますか?」 の質問に、「私が相応しい」と発言している。なんて常識知らずの無礼な大統領なんだろう。アメリカ大統領は情けない存在だ。
4月26日夜、東北自動車道登り車線で1台の車が逆走、大きな事故になった。逆走事件があとを絶たないことから、国土交通省は有識者会議を設け、 その対策を強化、2029年までに事故をゼロにする目標を掲げているという。道路を調査し、視覚的な対策は95%完了しているという。 それでも事故が起こるのは、物理的対策(逆走しないような構造の道路にすること)が進んでいないのではと、筆者は感じる。 高速道路などは、上り線と下り線をセパレートしているので、物理的に入れないのが常。なのだが、今回の事件現場は、 インターの入口を入ったその先にで出口との合流ポイントがあり、矢印や看板の視覚表示のみだった。これでは、勘違いし易いのでは。 現状の対策が甘いことから、同様な事故がまたきっと起きる。
トランプ大統領が就任100日のセレモニーを4月30日に行った。自らの業績を自慢する集まりに、支持者は熱いエールを送った。 素人目にも、尊敬できる人間には映らない。気まぐれで、高慢ちきで、思ったら考えずにすぐに発言し、将来よりも今を生き、 他人の迷惑など考えず、朝令暮改に周囲はウロウロ、情の機微をわきまえず、人権感覚無し、他人の良さを見るより悪いところを見る、 他人をけなす、洗い出したらキリがないほどの好きになれない条件ばかりだ。 いったい彼の支持層は、と考えるとどうも大統領と似たような顔と性格ではないかと、映像を見て思う。 アメリカ国民はそれほどバカでは無いと思うが、そういう人を大統領にしたのも国民だ。日本はそうなって欲しくない。
犬笛などと、訳の分からない言葉がネットを賑わせている。犬笛とは、もともとは犬の訓練用に使われる笛のことを指すようだ。 犬は人間と異なる可聴域を持っているが、犬笛は人間には聴こえないが犬には聴こえる音を発する道具で、この笛で訓練をしたり、 狩りに活用したりするそうだ。 政治家が特定の有権者を意識して暗号のような表現を使い、「人心を操る」政治手法のことを、「犬笛」戦術と呼ぶ。 米国では歴代の大統領が特定の市民層や特定の政党を攻撃するのに使われて来た隠語作戦だという。日本では、 「NHKをぶっ壊せ」と下品な言葉でマスコミ登場が多いNHK党の立花孝志が兵庫県知事選挙で使った奇妙な行為が、 背後に居る支持者への特定なメッセージじゃないか、などと勘繰ってしまう。あの人、よくわからない。
香港の旅行会社で扱う日本への観光客が減っている。日本に到着する航空機が間引かれてる。こんな現象に、調べて見たら、 香港で根も葉もない流言が飛び交っているという。SNにによるフェイクニュースがこういった行動にまで及ぶ怖い世の中だ。 香港の有名な風水師が流した「2025年7月までに大災害が起きる」という情報が拡散しているのだそうだ。 こういった科学的根拠のない情報がまことしやかに流れる現代社会、 人々は爆発する情報に何が真実かを見分ける嗅覚が鈍っているからにほかならない。 トランプさんが事実と異なる情報を調べもしないで無責任にSNSで流す、米が店頭から消え、価格が吊り上がって米の確保にやっき、 などもそのうちの卑近な例だが、危険な兆候だ。
67年前東京都が管理する産院で生まれた人が病院側のミスで本当の親ではない人に手渡され、その親も子も、肉親として暮らしていたが、 血液型鑑定で、実の親子ではないことがわかった。原告の方は裁判で出自の真相を東京都に調査するように争っていたが、判決で東京都に対し、 調査を命じた。これに小池東京都知事が控訴しないことを決定、東京都は調査を開始するという。産院の新生児室を見ると、赤ちゃんの足や手に、 名前をマーキングしているが、このマーキングングの時点で、有ってはならないミスが起こりうる気がする。育ての父親は既に他界、 母親は認知症で高齢者ホームで暮らす。育ての両親も実の子を知らないのだ。調査の結果、取り違えられたもう一方の人の出自がわかることになり、 複雑な課題が出そうだが、今回の都の決定、スムーズに進むことを祈りたい。
郊外のあちこちで見られる太陽光発電の大規模なパネル、見晴らしの良い空き地があると、そこに大型のパネルが並べられ、 太陽光発電設備が完成する。その太陽光発電設備から大胆に太い電線をカッターで切って盗む犯罪が増えている。 その盗んだ銅線を買う業者が居るから犯罪者は凶行を繰り返す。4月23日には警視庁がベトナム国籍の男を銅線の買い取りを不法にした、 ということで逮捕した。何と犯行現場で盗んでくるのを待っていて売買していた、というあきれた行為。こういう輩は捕まえるしか無い。 警察は頑張ってほしい。
次から次に出て来る日本郵便の不正行為。今度は配達員の点呼をきちんとやらず、いいかげんなままで長い間の慣習にしていた、というもの。 郵政民営化が成されて13年たっても尚、官営の堕落した雰囲気が蔓延しているということだ。その都度幹部は記者会見で頭を下げる。 一部に不正があったから調査したら…というのがいつもの切り出し文句だが、そんなもん調査などせずとも、企業内ガバナンスがしっかりしていれば、 会社幹部は把握できていることではないか!いかに企業内の風通しが良くなく、現場を知らない幹部が多いかということなのだ。 郵便料金の値上げなどより、マネジメントをしっかりして欲しい。もういい加減にしてくれ!
東日本大震災で原発の水素爆発という未曽有の被害を出した福島第二原発。その爆発で燃料タンク内に沈殿した核燃料デブリ、 1号機から3号機まで合計830トン、このデブリの取り出し作業は、順調に行って2051年までかかるとされている。 膨大な作業量と経費がかかる。第二回目では3グラムというから、830トンにくらべれば、微粒子程度の比較となる。 あまりにも代償が大きい原発、政府はそれでも電力を原発に頼る政策を掲げる。
ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇が4月21日、88歳でお亡くなりになった。世界14億人の信者がその死を悼んだ。 キリスト以来、266代目という教皇は、「バチカン市国」というローマの中心部にある小さな国の元首だ。世界各国の首脳と会談したり、 世界各国を訪問したり、世界に対する影響力がある。サッカーの大ファンであった、ということでアルゼンチンやイタリアでは、 死を悼み、試合を延期して追悼した。教皇の葬儀が今日行われ、各国首脳らが出席。弔問外交の場ともなるだろう。
4月6日に発生した高速道路のETCシステム障害、その時の高速道路管理業者のあたふたとした対応が、 いかにリスク管理を前もって考えていなかったか、の良い事例だった。さまざまなインフラが、コンピュータシステム化され、 正常に機能することを前提として稼働している。正常に機能するのは当たり前のことだが、相手は機械だから、 当たり前が当たり前にならないことも、ままある。銀行のシステム障害で長時間利用できなかった、交通系のシステム障害で電車が止まった。 ネット系のトラブルで通信が不能になった、スーパーのレジが機能しなくなり、清算ができなくなった。 数え上げればキリがないくらいのトラブルがある。トラブルのリスクを最小限にするためのリスクマネジメントが一層大事になる。 ETCトラブルの際に未精算でゲートを通過した車に自己申告で後日代金を支払って下さい、などは最低の対応だ。 後日支払いに応じた人は4%しか居なかったそうだ。
美しい街路樹の景観を持つ都市がある。季節ごとに緑、ピンク、黄色などの色あいが私たちの心を魅了する。 ところがこの街路樹、いいことばかりではないようだ。老いた街路樹が倒木、枝が折れて歩道に落下など、 人や車を直撃して事故になることが有るという。この3年間で1700件以上、と国土交通省が発表した。 植栽を維持管理して景観を守って行くこと、老朽化した街路樹の管理、台風などの自然災害への対応など、課題が多い。 街路樹も生き物だ、という視点の管理がこれから大事になって来る。双方の両立のためにやることが多い。
世の中、労働力不足で、あっちでもこっちでも時給を上げたり、待遇改善したりで労力確保にやっきだ。 日本人が居ないなら外国人の労働力を、というので、コンビニの店員、建設現場、福祉施設などで外国人が労働者が増えている。 そんな中、大工さんが足りない、と住宅建設現場が悲鳴をあげているそうだ。大工の仕事は一朝一夕にできるのではなく、 徒弟制度で長い間かけて技術を育成して行くもの。その技術力で民間の注文住宅などが完成する。 建売住宅などは、工場で部材を標準化して組み立てるだけだから、ある程度の技術があればいいだろうが、 注文住宅になれば、そうもいかない。今まで住宅業界が「安く委託して人材を育てない」という流れをつくって来た。 そのツケが今になって露呈しているのだ。
農水省が発案して、米不足による価格高騰を抑えようとした政府備蓄米の放出、あては見事に外れた。「そう簡単には値が下がらないのでは」 と見ていたが、案の定下がるどころか、微妙に値上がりしている。識者は言う。「生産されている量は変わっていないので、 国内に有る量は一定のはず。誰かが抱え込んでいる」と。まさにその通り、不足しているという心理が、外食産業、米を使う事業者、 一般家庭などで眠っているのでは、と推理する。政府がいくら備蓄米を放出しても、小売店に並べる量が流通しない、というのは主に、 事業者がどこかに保有しているからだろう。流通が増えても、そう簡単には安くはならない、と推理する。これから農家は田植えシーズン。 この高値で、今までの休耕田が田んぼにならないか、とほのかに期待している。自然環境保護にもつながるからだ。
13日に開幕した大阪・関西万博、開幕と同時にテレビなどのマスコミ報道が多くなるに連れて、世の中の関心が高まって来た。 開幕までは、各パビリオンの目玉などの情報が余り出ず、事前チケットの売れ行きが芳しくなかったことから、 「万博大丈夫なの?」の声が大きかったが、博覧会協会もこの1週間を見て少し胸をなでおろしているものと思う。 「並ばない万博」を掲げて、スマホでの予約システムを活用して運営しているが、これには筆者は人間の心理を考えた時、 この構想は決していいものとは思わない。世の中、人気のあるものは並ぶのが常。並んでまでもそれを獲得する喜びというものがあり、並ぶ時間も 価値の内なのだから、すべて予約して…なんてのは行動心理に反することだ。タイパを考えての、 観客誘導だろうが、会場に入って時間を予約しながら見る、なんてのは何ともつまらない行動だ。おもしろそうなものがあったら、予定を変えてまでも、という心理のほうが面白いのだ。
最近、公正取引委員会が取り上げる企業の独占取引や価格カルテルなどの事案が目立つ。 独占禁止法や下請け法の運用が法律に基づいて行われているかをチェックする機関が公正取引委員会だ。 GOOGLEがスマホ端末に搭載するオペレーティングソフトを寡占していることにつけこみ、 自社の画面や広告が優位に表示されるようにしていた、大手自動車メーカーが下請け企業に納品単価を牛耳っていた、 など優位に立つ企業が自社の利益が出るように力を行使する場面が世の中多い。これを監視しているのだ。 都内のホテル16社が価格を調整していた、など一般国民の利益にならない企業の目論見も告発された。 公正取引委員会、頑張れ〜。
ホームセンターに行くと、所せましと、夏野菜の苗が売られている。トマト、ナス、ピーマン、きゅうり、かぼちゃ、 レタス、などなど。 苗を植えるには天候が安定する5月連休(関東地方)あたりが最高だが、今年は暖かいので、もう定植してもよさそうだ。 売っている苗はまだ概して大きくない。我が家の菜園は苗を買うのではなく、種をポットに蒔いて大きくし、これを定植する。 苗の生産過程で、どんな土壌で育てられているのか、消毒薬は使っていないか、などが気になるところだが、種を自宅で蒔けば、 安心して栽培できる。ポットで苗をつくるのは、手間がかり、時間もかかるが、安心安全には代えられない。 それに、苗がものすごく高騰しているから、種で蒔いた方が安上がりだ。
4月14日、総務省が発表した2024年10月1日現在の人口統計、14年連続で減少し、前年比89万8千人のマイナスとなった。 団塊の世代が75歳に達しているが、少子化と共に段階の世代の人が亡くなる人が増えるから、 これからはますます減少の一途だろう。国内に3か月以上滞在する外国人が34万人増えて350万6千人、 外国人の人口が日本人の減を補っているという数字だ。人口減は、今後国のさまざまな施策の見直しが迫られる大きな要因だ。 子育て支援、子育て支援とどこの選挙でも候補者が力を込めて言うが、子どもがいないのに支援はできない訳だから、 若い人が子どもを持ちたがる社会環境を整えることが肝要だ。
トランプ大統領の関税政策が朝令暮改の度に株価が乱高下、史上3番目の下落幅が有った2日後には市場2番目の上げ幅、 株投資家はこういった社会状況に一喜一憂してマネーゲームを繰り返している。何ともさもしい世の中だ。 株価は実体経済に伴って上がったり下がったりするのが当たり前なのに、物価高で低迷する社会状況をしり目に、 株取引が行われている。海外資本が流入していることも有るかも知れないが、画面を何台も見ながら、 一喜一憂している個人投資家もいる。世の中、金の価値だけでは無いはずなのに。とは言いながら、お金はやっぱり大事、 と思って資産形成も大切にする筆者だ。
睡眠は人間の身体にとって重要な行動だ。良く寝て、スッキリ目覚めはその日1日の行動を左右する。最近の睡眠の研究は、 住宅メーカーや食品メーカーなどで熱心に行われている。普通、成人では6〜9H、高齢者は6〜8Hだそうだ。 これより短くても、長くても、余り良くない、と睡眠研究者は言う。睡眠の質を左右するものに、光・音・室温・食事が有るそうだ。 寝る前30分はスマホを使わない、起きたらすぐに太陽の光を浴びるのがいいようだ。室温は夏で26度以下、 冬で18度以上が良いと言う。音は人によって違うが、クラシックか自然音がいいそうだ。食物繊維が多いものを食べる人は、 寝つきが良く寝ざめも良いという。
個々の企業には企業文化というものがある。社風と言ってもいいかもしれない。その企業文化があからさまに出るのが、 企業のスキャンダルが有った場合だ。フジテレビが社会からつるし上げられ、コマーシャルを各企業が辞退、 苦境に立たされている。第三者委員会の調査報告で明らかになったことは、一般社会では信じられない企業文化が有ったという。 ホンダと日産の合併交渉が決裂したのも両者の企業文化がどうにも融合できなかったからにほかならない。 内にこもった企業文化を持つと、企業は繁栄しているように見えても、社会と大きなズレが生じ、いつかは露呈、 大変なことになる。こういった社会とのズレを無くすために、社外取締役を設置する企業も有るが、 この社外取締役がお飾り程度の場合がほとんどのような気がする。
コインパーキングをよく活用する。市街地などでは、ちょっとした空いた土地があれば。大手のコインパーキングに変容して、 デカデカと1時間100円、1日最大800円などと書かれた看板が立つ。そのコインパーキングの仕組みが日々進化している。 車が入庫すると、車下の板がせりあがって代金を入れるとフラットになって出られる、というのが普通だったが、 最新式ではこの板が無く、代わりにモニターカメラが監視しているものがある。客はゲートが無いので自己申告で代金を入れ、 そして出庫する。ほとんど代金の取りはぐれが無い、という。モニターカメラが車のナンバー情報を認識して追跡するのだという。 日本パーキングビジネス協会という組織があるが、ここの推計で全国に9万9千か所のコインパーキングが有るという。
顔パスといっても、顔が利く人をパスさせるのではなく、顔認証システムを使ったタッチレスの改札機のことだ。JR東日本が計画している改札の顔パス、そのための実証実験を上越新幹線の新潟駅と長岡駅で行う、と発表した。 定期券利用者には、利便性が高まることだろう。2026年春まで実験を子なうとのことだ。 今後10年以内にはこのシステムを本格稼働するという。JRに顔を登録することから、厳格な情報管理が求められる。
筆者はあずきが好きだ。特にあんこ、粒あんではなく、濃しあんのほうだ。 あずきバーというのが有るが、これには粒あんではあるが、よく買って食べる。 好きが高じて菜園で栽培して、自家製の豆であんこをつくる。あずき豆と大角豆(ささぎ)豆があるが、あずき豆は栽培後、 虫が湧いてしまいいつもダメにする。なので、大角豆豆を使う。 両方とも大きさはほぼ同じ、ほとんど見分けがつかないが、あずき豆は、入っている白い線が短い。見分けるのが難しい。 あずきには、高血圧を抑える、骨の老化を防ぐ、腸の活動を活発にする、尿の排泄を促し、腎機能を活性化する、 などの効能があるという。
昨日は4月9日ということで、ゴロ合わせでフォークソングの日だったそうだ。フォークソングが好きな筆者だが、 初めて知った。どうやら、最近できた記念日らしい。レコード会社とフォークソングの再来を願う人たちが、 記念日制定をしたそうだ。筆者が青春時代はフォークソング絶世の頃だった。その頃ギターを覚え、 お金をためてヤマハのフォークギターを買った。「GUTS」というフォークソング専門誌が有って、 この雑誌に掲載の譜面でジャカジャカ弾いたものだ。就職してからは、独身寮の寮祭などで出演したりもした。 その頃の曲はいい曲ばかりで、今もギター片手にうたっている。フォークソングは、生きる力が湧く曲が多い。
家のリフォーム広告が多い。こんなにリフォーム業者が居るんだ、と思えるくらい、 朝刊に折り込みチラシが入っている。風呂・トイレ・キッチン・屋根・外壁塗装・水まわり・玄関扉… 写真と共に料金がディスカウント価格で掲載、ほんとうにこの業者大丈夫かな、と思えるものも有る。 我が家は7年前に少し大きなリフォームを行った。長いお付き合いのある工務店は我が家の家のお医者さんだ。 最近、リフォームに絡んだぼったくりの業者が居るらしい。注意したいものだ。
曹洞宗の総本山永平寺を訪れた。 お坊さんの修行では最も厳しいと言われる永平寺、その修行の場を拝観できる。いくつもの楼閣があるが、すべて繋がっていて、 拝観順路が決まっている。その最後の廊下に掲げてあったことば、身が引き締まった。
「はきものをそろえる」
はきものをそろえると心もそろう
心がそろうと、はきものもそろう
ぬぐときにそろえておくと
はくときに心がみだれない
だれかがみだしておいたら
だまってそろえておいてあげよう
そうすればきっと、世界中の人の心もそろうでしょう
トランプ大統領の訳のわからない関税大統領令、アメリカが自国だけよくなればいい、と主張する政策。 たぶん、アメリカをダメにした大統領として歴史に残ることだろう。ミヤンマーの大地震、国際的な援助チームの活動や、 支援物資の投入が成される中、内戦の火の手は収まらない。人命救助をしながら空爆する、といったわけのわからない政治。 伊大統領の罷免騒ぎ、韓国の政治がダッチロールする中、日本に対する影響を心配する。イスラエルのガザ地区への空爆、 市民は行き場を失い、右往左往するだけ。生きる保障が何もない希望の無い毎日。ウクライナとロシアの平和を標ぼうするアメリカの姿勢、 当事者を抜きにしてロシアと交渉している、おかしいんじゃない?世界情勢は目まぐるしく変わり、 思考回路を変えていかないと理解できない複雑な状況になっている。日本もノホホンとしてはいられない。
電車の座席上の網棚、先日新幹線に乗った時に気づいたことがある。何と網棚の上の天井部が鏡になっている。キャリー、バッグ、紙袋、 衣類…などなどいろいろな物を置く。その置いたものがその鏡に映って下から見えない部分が見える、という仕掛け。 網棚の奥に小物などが有る場合に、取り忘れが無くなる仕掛けだ。おそらく、鉄道会社が忘れ物が多いことに対応するために考えたアイディアだろう。 網棚に置いたバッグを忘れて下車してしまった、などよくあること。筆者は、網棚には極力物を置かないよう気をつけている。 傘を置いて忘れた、お土産の紙袋を忘れた、など何度かある。この網棚、新幹線などは更に進化していて、 停車駅に近づくと網棚付近の照明が明るくなって乗客に注意を促す機能が有るそうだ。 地下鉄などでは、忘れ物の防止と車内景観を重視して網棚を設置しない路線もあるようだ。
全国新聞の地方欄の下、市町村別に訃報通知が掲載される。“〇さん□歳、▽町、30日、91歳。4月1日午前10時〇〇ホール、長男△さん” などと、故人の名前、住所、死亡日、年齢、告別式の日時、会場、喪主が記載されている。 実はこの記事を見て、その家に空き巣に入るケースが増えているらしい。今はほとんどが葬祭場で葬儀をするが、 その間自宅にはカギをかけて誰も居ないのが常。加えて親類などが前泊して荷物などを置いている。これを空き巣が狙う。 考えてみると、空き巣には、いいカモだ。訃報記事、良さそうで良くない現代だ。
各地で入学式が行われているようだ。幼稚園や保育園は“入園式”。小学校以上は“入学式”いつの時代でも親は我が子の晴れ姿に目を細め、 育てる責任が無いジジババは、お祝いの金品を用意したりして祝う。入学式の前にはその一つ前の卒業(園)で別れを経験して、 今度は新たな出会いがある。『クラスの中でうまくやっていけるだろうか?』、『イジメなんかに会わないだろうか?』、 『悪い友達に出会わなければいいが』、『勉強も部活も頑張ってほしい』、『一人暮らしをうまくやっていけるだろうか?』 それぞれの年代でそれぞれの心配事が次々に出て来る親心。しかし、筆者のような年齢になると、そんなことも懐かしい思い出に変わっている。 一生懸命撮りためた写真など、もう見る機会も無く、押し入れの肥やしになっている。