きょうの気になるワード(ちゅうさん流の解釈)
今年のノーベル平和賞に、ベネズエラのマリア・コリナ・マチャドさんが選ばれた。 しきりに自己アピールしていたアメリカ大統領、残念ながら選ばれなかった。 そして以前選ばれたオバマ大統領の悪態をついていた。 こんな人はノミネートすらムリだろう。
それはそれとして、ノーベル賞を誰がもらうかの賭けがあるそうだ。マチャドさんは最初低いランクだったが、発表12時間前は2.1%、 10時間前に38.95%、7時間前には70%に上昇したそうだ。この賭けで大儲けした人がいるという。 情報が漏れたのでは?とノーベル賞委員会が調査に乗り出したそうだ。誰かが漏らした、ネット情報がハッキングされた、 の両面から調査するようだ。いやな話だ。
4月13日に開幕した大阪・関西万博が今日閉幕となる。 開幕前は、前売り券の販売伸び悩み、パビリオンの建設遅れなどのさまざまな問題があり、 正直言って社会からの評価は高くなかった。それが、民間の人たちがSNSで発信する量が増えるに従って、 人気が出だした。問題はいろいろ有ったものの、思わぬ良い評価につながって行った。 マスコットキャラクターのミャクミャクも、変なデザインだなと思ったものだが、今やコミャクなどというものも表れ、 人気キャラクターになった。明日以降は万博ロスの人が増えるだろうと言われている。
食料自給率の算出には、生産額ベースで考える計算法とカロリーベースで考える計算法がある。 先ごろ農林水産省が発表した自給率は、生産額ベースでは64%、カロリーベースで38%だった。 いつもの年だと、8月に発表されるのに、10月になっての発表は、コメの高騰が有って、関連調査に時間がかかった、 との説明だ。生産額ベースが高いのは、コメの価格高騰があったからだそうだ。カロリーベースの数字は4年連続というから、 自給率は向上していない。なのに飽食日本は食料の廃棄量が多く、自給率はG7(先進7か国) では最も低いのだ。 日本がもし、外国から食料を輸入できなくなれば、大変なことになる。
泣く子も黙る自民一強から1年余り、風前の灯自民党。だが、強気を隠さない新しい総裁高市さん。 昨日は公明党との連立解消を発表することになった。蜜月は26年間、破局の意味するところは、 政策の違いも限界に来た、ということだろう。これで、自民党の暴走にブレーキをかける人が居なくなった。 もっとも、暴走はできない今の議員数なので、これからの首相選びがどういう展開になるのか、 いずれにしても与党との連立が無い限り自民党は前に進めない。抜け駆けする与党はどこなのか、 野党がリーダーシップを握れるのか、迷走する日々が続く。あまり政治の話題は書きたくないのだが、 2日続けて書いてしまった。
安倍晋三氏が総理だった頃、アベノミクスといわれる施策が行われた。 第二次安倍政権の2012年から2020年まで続いた経済政策だ。 その政策の評価はいろいろだが、新しく自民党総裁となった高市早苗氏は、 早くもアベノミクスと同じような考え方で、サナエノミクス政策をするのでは、 と市場が反応している。総裁になった翌日には株が高騰した。 高市氏は安倍政権の政策を踏襲、と発言。経済ブレーンも安倍政権の人たちが残っているようだ。 これからの経済、どうなるんだろう?物価高の今を、何とか変えて暮らし向きが向上するようにして欲しいものだ。
毎年この時期に発表されるノーベル賞、最も権威のある賞のひとつだ。6日には医学賞の発表があり、 大阪大学特任教授の坂口志文さんが受賞した。昨日は化学賞の発表があり、京都大学特別教授の北川進さんが受賞した。 2人とも関西の大学教授で74歳だ。研究が認められるまでは、さまざまな苦難があったようだ。 なかなか社会から認められず、考えが受け入れてもらえない、それでも研究を続け成果を出したところがすごい。 それぞれの研究は、これから世の中に門出する技術だという。
最近のファミレスなどは、残った料理を持ち帰るためのトレーをサービスするところも有る。 一昔前は、残りの持ち帰りなどご法度、食中毒などあった場合のリスクを考えてのことだったろうか。 しかし、今は積極的に持ち帰ってもらい、食品ロスの削減に協力している姿勢を大切にしている。 多くの食品を輸入に頼っていながら、年間464万トンも廃棄している実態は、どう考えてもおかしい。 飽食日本は、国民一人あたり毎日おにぎり1個分を廃棄している、という計算値を聞いて驚く。 全国の自治体は食品ロスをなくすためのさまざまな施策を工夫している。
たいがいのことは忘れないほうが良い。人は記憶力を保持し、忘れないように努力することが良いと思っている。 忘れてしまって困ることも多い。しかし、忘れてもいいこともいっぱいある。忘れることが出来ないために、 心の中がざわざわして落ち着いて居られない、ということが良くある。なかなか、「ああ、忘れてしまった」とは言いにくい。 平気でちょいとボケられれば良いのだが、ついつい見栄を張ってしまうのが悲しい性。ボケていられて、 ぼわ〜んとした暮らしもいいかもしれない。タレントさんにもそんな感じの人いるなぁ。 忘れたいことほど忘れられないものだ。
トランプ大統領の発言や行動が、アメリカ国民の分断につながって、国民が右と左に分かれ、互いの主張を譲らない。 そして憎悪を拡大している。このような分断が世界の各地で起こっている。国内の分断が内戦となり、 大きな地震被害が有っても国際的な支援を受けられない国、国境線での軍事衝突、3年以上続くウクライナ戦争、 世界各地で対立がエスカレートしている。人はなぜもっとわかり合う努力をせずに、権力や武力に頼るのだろうか。 人は誰でも、笑顔で健康で、明日に向かってより良い生活をしたいと思っているのに、何故その方向を向けないのか、 悲しいことだ。
性的マイノリティの人たちの社会的認知が向上するにしたがって、さまざまな社会の仕組みが工夫されるようになって来た。 男と女に分けられているのは、トイレ・風呂・更衣室などだが、これらの設備がマイノリティの人たちも利用できるようになるには、 まだまだ難しい課題が多い。災害時のこういったインフラ設備にも当然工夫が必要なのだが、そこまで社会が追い付いていない。 理想としては、すべての人の人権を考えた場合、すべての事象に対応するのがベストなのだが、 防災担当者の意識がそこまで目を向けることが可能かどうかもある。識者は、「人権は災害時であっても守られるべき」 とは言うが。
万国博覧会協会が9月29日、大阪・関西万博の一般入場者数が2,220万人を超えたと発表した。 この数字は、2005年の愛知万博の入場者2,205万人を上回るそうだ。 開会直後は、伸び悩む前売り券販売と、社会の関心の薄さから入場者が増えるのかどうかが大きな関心事となった。 蓋を開けてみると、SNSなどで情報が拡散されるに従って、入場者数が伸びて行った。運営上の問題が出たり、 地下鉄が止まったり、なんだかんだと問題が有ったが、入場者増でひとまず関係者は胸をなでおろしていることだろう。 しかし、当初の想定の2,800万人に届くのは難しいようだ。
コロナ渦が一段落したが、アベノマスクの検証が続いている。当時3憶枚製造、260憶円が費やされ、国民一人あたり2枚が配布された。 不織布マスクが足りていないということで、これを医療現場にまわすため、洗って繰り返し使われる布製にスポットが当たり、 全世帯に配布された。しかし、その後8,300万枚が在庫となり、その保管スペースやコストが問題視された。 巨額の経費が使われたにも関わらず、その発注決定や納入過程の記録が残されていないことが大きな問題となってる。 社会からは、「税金の無駄遣いだ」の批判が渦巻いている。森友学園問題でも、最初は無い、と言っていた文書が次々に公開され、 国の隠蔽工作が暴露された。それと同じ現象になっているのだ。政府は国民の信頼を裏切ってはいけない。
昨日からふるさと納税の制度運用が強化され、よりその制度の考え方に沿った運用がなされることになった。ふるさと納税は、 市民が応援したい自治体に寄付をし、その自治体の事業がより活性化するように、という趣旨で作られた制度なのだ。 しかし、返礼品合戦が過熱し、仲介サイトができてポイント還元される、自治体の返礼品は自治体の特徴のある産品以外の、 牛肉や魚介などで寄付金の獲得合戦になったり、趣旨がゆがめられて運用されることが多く、総務省がその都度勧告していた。 10月1日からはその制度の運用が厳しくなった。寄付金集めに奔走する自治体に対してもペナルティーが与えられることになり、 岡山県総社市、佐賀県みやき町、長崎県雲仙市、熊本県山都町が制度から除外された。趣旨をきちんと理解した運用となれば良いのだ。
漢字で書けば、虹の煌きとなるが、ひらがなにすると、フワっとした、いいイメージの言葉になる。これ、新しいコメの品種の名前だ。 茨城県つくば市にある、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構というところが開発したものだ。 地球温暖化でコメの生産に良くない影響が出ていることから、高温に強い品種が開発された。普通のコシヒカリの栽培では、 一等米が48%程度だったのだが、にじのきらめきは72%程度だったという。栽培する生産者が増えているのだそうだ。 この品種がコシヒカリを席捲する日はそう遠くないことだろう。
フェイズフリー(Phase Free) とは、平常時と災害時、という“場”の想定を取り払い、普段利用している商品やサービスが、 災害時にも役立つよう、また災害時を想定したものが平常時にも役立つよう、という想定を気にせず、どんな場でも、 適切に使えるようにする考え方を表す用語だ。 例えば、プリウスPHVという車は、電気自動車と、従来のハイブリッドカーの長所を併せ持った車。 普段は、電気モーターとガソリンエンジンで走る。一方非常時には、搭載している大容量リチウムイオンバッテリー、 とエンジンが発電機として、AC100V・1500Wまで給電できる。野外でも家電の利用が可能になる。 フェイズフリーには5つの基準が有り、・常活性 ・日常性 ・直感性 ・触発性 ・普及性が大事だという。 これからの商品開発にとって大事な考え方だ。
話題の映画を観に行って、いつも期待外れで帰って来る。だからあまり見る気がしない。と思っていることを書いたことがある。 今年8月23日にも映画“国宝”について書いた。しかし、遅ればせばがら、今日ついにイオンシネマで観て来た。 3時間20分と長い映画だったが、瞬きするのももったいない感じで見入ってしまった。今回は観て良かったと心から思う。 ストーリーがシンプル、映像が美しい、音楽は三味線・つづみ・太鼓のゆったりした和の調べ、涙も笑いも無いが、画面に没入してしまう。 話題の映画となって興行収入が増えている理由がわかった。主演男優の女舞が美しく、みんなが歌舞伎を観たくなって、 歌舞伎の興行収入も増えている、というニュースにも納得する。よくもここまで俳優が吹き替えなしに演じたものだ、と感心した。
今後30年以内に何回トラフ地震が起こる可能性は、60〜90%以上、& 20〜50%という確率が発表された。 今までは80%程度としていたのだが、異例の発表をした理由は、今までの歴史的な事実や海底の隆起の観測などに加えて、 新たな計算手法を取り入れたという、地震調査委員会の発表だ。被害地域の想定や被害規模などの、今までの発表には変更が無いという。 テレビで見る被害想定には、ショッキングな映像が映し出される。 起こっては欲しくない地震だが、歴史的な事実が証明していることだ。できる備えはきちんと行っておかなければ。
日本のプロ野球、セ・リーグは優勝決定、パ・リーグは今日明日にも決定するだろう。アメリカのプロ野球、ドジャースが地区優勝した。 昨夜は喜びのシャンパンかけをする映像が流れた。山本投手や佐々木投手も居た。日本人プレーヤーがアメリカの地で優勝を経験できる、 すごいことだ。これからの他地区優勝候補のチームにも日本人選手がいるので、目が離せない。テレビのニュースなどは、 米国リーグのニュースのあとに日本のプロ野球のニュースが流れる。「日本のプロ野球の結果です」などと、あえてコメントが入る。 日本から大リーグの試合を見に行くツアーも人気らしい。決して安くない価格なのに、大リーグの人気、すごい。
日本トイレ協会の理事長、加藤篤さんが書いた『うんちはすごい』(イーストプレス社刊 840円)を読んだ。 あまり日ごろの話題には乗らないが、うんちや排せつに関する、ものすごく大事なことを真面目に科学的に論じている。 人間は一生のうちに20万回トイレに行くそうだ。物を食べる、身体で消化される、体外に排出される、 このサイクルで人間が生命の営みをしている。このサイクルが狂うと、身体に異変が生じ、病気になったりしてしまう。 トイレで自分が排せつしたウンチを見ているだろうか。ウンチを見ることで、今の身体の状態が推測できるという。このウンチの見方、 7段階に分類できるそうだ。
東京都杉並区で火災が有った。居住する女性がモバイルバッテリーから携帯に充電しながら寝ていたら、“ボン” という音で目が覚めた。そしたら周囲に燃え広がっていた、という。モバイルバッテリーからの充電中に爆発や発火、 という事件が最近多い。新幹線が止まったというニュースもあった。リチウムイオン電池の性能にリスクが多いというのは、 その都度注意喚起がされるが、こういった事件がどうも増えている。我が家では夜中の充電はやらないように注意しているが、 夜中でないにしても充電しているところを常時監視しているわけではないので、怖いことだ。 飛行機の中でこれが有ったら、緊急着陸ものだ。何か対策が急務だ。
国内には開発途上国を支援するNGOがたくさんある。アフリカやアジアなどの自立支援のためのプロジェクトを立ち上げ、 地道に彼らの生活が向上するような、成果の出る支援を行っている。大きな実績も上げている。その中でもJICAの国際支援活動は群を抜く。 そのJICAの活動に対し、日本ファーストの思想を持つ人たちが偽情報を拡散したため、「ホームタウン事業」を撤回すると発表した。 日本ができる草の根国際支援の一つが無くなるのは悲しい。ホームタウン事業に賛同する自治体に抗議の電話が殺到する、 という異常事態にJICAが対応した形だ。今行われている自民党の総裁選挙でも、候補者の中には外国人を排除するような言動をする人がいる。悲しい話だ。今回のJICAの撤回行動が、排外主義者たちの勝利宣言にならないか、怖い流れでもある。
昨日は秋分の日、「暑さ寒さも彼岸まで」というが、日中の暑さはまだまだ続いている。朝夕はだいぶ涼しくなって来た。 虫が鳴き、彼岸花が咲き、すっかり秋の気配だ。空も少し高くなって来たし、うろこ雲も見える。過ごしやすい季節の到来だ。 長期天気予報では、気温が高い日がしばらく続き、秋が短く11月中旬から急に冷えて冬到来、という予測だ。 まったくこのところの気候はどこかおかしい。“気候変動”の言葉がその通りだと思う。夏物を片付けなければ、と思ってはいても、 まだ出来ない。
JRは、東日本・東海・西日本・九州の4社がある。切符の予約システムは各社がそれぞれのシステムでネット予約ができる。 切符を予約する人が、それぞれの会社をまたぐ経路で予約する場合は、システムをまたいでログインする必要があった。 線路はつながっているので、予約者は一つのシステムでできれば便利だ。このシステム連携が2027年度から利用できるようになる。 もともとは一つの会社だったのが、分社化したことでこういった対応が必要になった。1回のログインで済む、いいことだ。
ノーベル賞のパロディとも言える賞がイグ・ノーベル賞。ユーモアやオリジナリティが有る研究に対して、物理学賞、化学賞、経済学賞など、 10組前後が選ばれる。今年の表彰式が9月18日にボストンで開催された。日本からは、牛にシマウマのように模様を付けると、 吸血昆虫を寄せ付けない、という研究が生物学賞で表彰された。実験の結果、シマウマ模様が虫を寄せ付けないことが実証され、 殺虫剤に変わる対策になる可能性があるという。日本人が19年連続で受賞しているという。牛の体にシマウマ模様を付ける、 笑える研究だが、真面目な効果が有るのはすごい!
8月下旬、日本航空のパイロットが滞在先のハワイで勤務前日に飲酒を行い、体調不良で当日の乗務ができなくなる事案が有った。 乗務員のやりくりで欠航が出たりの騒ぎになった。日本航空では、パイロットに誓約書を求める、という対策を講じるようだが、 実際的な効果があるかどうか…。飲酒傾向は人によってさまざま。どんな職業の人でも飲酒しない人、しても自己コントロールできる人、 自己制御できない人、いろいろある。トラックドライバーやバスのドライバーなどでも長距離運転をするので、 きちんとした乗務前のチェックが重要になる。日本郵便などはそういったチェックが長い間緩かったので、国土交通省から 社有トラックの運転ができなくなるペナルティー継続中だ。飲酒傾向によって勤務させないなどの強制力が無いと解決しないだろう。
埼玉県八潮市で起きた下水道管劣化による道路陥没の事故、思わぬ長丁場の事故のリカバリーとなってしまった。 ちょっと今までの常識では信じられない事故だったが、道路の下に思わぬリスクがあることを思い知らされた。 以降、全国各地で下水道管の調査が行われたが、インフラ設備の劣化によるリスク回避に、 膨大な経費と時間がかかることがわかった。全国に49万キロという下水道管が埋まっているそうだが、 耐用年数の50年を超える管路が7%、10年後には20%、20年後には42%だという。 八潮市の場合は設置から42年目の事故だったそうだから、耐用年数では計れない部分があるということだ。 下水管だけでなく、水道管やガス管も同様な問題がありそうだ。
15年後の2040年には、認知症の人が584万人になる、と厚生労働省が予測している。その中でもアルツハイマー型が60%だそうだ。 アルツハイマー病の特徴は、
●同じことを何度も聞いたり話したりする
●新しいことを覚えるのが苦手
●物忘れが多い
といった症状だが、物忘れは誰でもあるが、忘れていた事柄のヒントが有れば、「そうだ、忘れていた」と思い出すが、 アルツハイマー型は忘れていたことを思い出すことができない、といった違いが有るという。2階に物を取りに行って、 「何取りにきたんだっけ?」とわからなくなることがあるが、下に戻ると、「ああそうか」と思い出せるのは認知症ではない。 判断力が無くなるのもアルツハイマー型の特徴だ。クッキングしていて、いつもより時間がかかったり手順がわからなくなったり、 といったことがサインとなるようだ。周囲の人がいち早く気が付くことが、早期治療に役立つという。
筆者はフォーク世代。1960年代〜1970年代中ごろ、フォークギターを持って好みのフォークソングを歌ったものだ。 恋愛の歌詞、反戦の歌詞、人生の歌詞、社会風刺の歌詞、夢や希望の歌詞、いろいろあった。 吉田たくろう、井上陽水、マイク真木、トワエモア、加藤登紀子、森山良子、南こうせつ、山本コータロー…。 今も現役で活躍している人もいる。歌詞がわかりやすくてストレートだった。メロディーラインもわかりやすくて、 錆の部分が歌いやすかった。今でも、うたごえの会などで同世代の人たちとギター一本で大きな声で歌える。 青春フォークはいいもんだ。
SNS上での偽情報問題がとなり、ファクトチェックがうるさく言われる中、JICA(国際協力機構)の活動に対する、 日本以外の国に対する活動への排外主義運動が起きている。今まで国内でこんな問題は見られなかったが、先の参議院議員選挙で 参政党が日本ファースト主義を呼び掛けた頃からうねりが大きくなった。JICAが千葉県木更津市、山形県長井市、新潟県三条市、 愛媛県今治市の4自治体をアフリカ各国のホームタウンに認定、と発表されてから、その情報が「移民が押し寄せる」だとか 「日本の市や町を売り渡した」などの声がSNSに拡散、自治体には抗議の電話が鳴りやまなかった、という。 十分な真実を確かめる前の情報拡散は怖い。JICAへのデモ行進も行われているというから、根強い排外主義も浸透していそうだ。 今後の開発途上国への支援などにも影響するかもしれない。
今日は敬老の日。筆者も孫から敬老を祝ってもらう年齢になった。いつまでも若いつもりでいても、時々身体のあちこちが悲鳴を上げる。 今まで出来ていたことが出来なくなっている。目が見えにくい、聞こえにくい…。でも、医者には行かない、薬を飲んで居ない、 はちょっとした自慢だ。
今年の9月15日現在の100歳以上の高齢者は9万9,763人だそうだ。もう少しで10万人。 去年から4,644人増えたというから増加率がすごい。1963年、今から62年前は153人。1998年には1万人を超えた。 今年中に100歳に達する人は5万人を超えるという。人生100年時代が現実味を帯びて来た。
2001年9月11日、映画の世界ではないかと思う事件がニューヨークで起こった。テレビの映像で流れるその光景はすさまじいものだった。 日本人24人を含む2,977人が亡くなった。時の流れは不思議なもので、 少しずつ記憶の片隅からだんだんうっすらとしたものに変わって行く。 あの現場で勇敢な行動をした消防士たち。その消防士たちのその後の喘息、PTSDといった後遺症が問題となっているそうだ。 トランプ政権によって、保険福祉省の人員削減でケアが立ち行かなくなっているという。あわててケネディ長官は、 その措置は間違いだった、と陳謝したという。
北海道でヒグマが民家の庭の畑に侵入、大事に育ててそろそろ食べようと思っていたスイカを全部たべられてしまった、 というニュースが有った。丹精込めて栽培した作物の被害は悲しいことだ。我が家の巨峰ブドウもアライグマに食べられて、 防衛するのに苦労した。動物だけではない。秋の味覚、梨やブドウ園の作物が収穫前に何者かに盗まれる事件が県内で相次いでいる。 梨が一夜にして500個盗まれた。ブドウ園で収穫直前のブドウ300房が盗まれた。警察は窃盗事件として捜査している。 丹精込めて栽培した作物、悪質な悪い奴らを早く捕まえて欲しい。
千葉県白井市に白井そろばん博物館がある。近くまで行ったついでに、この博物館を訪ねた。 そろばんを見るのは、小学校4年生以来、実に64年ぶりだった。電卓やスマホの普及で、 そろばんの価値そのものをあまり考えたことが無かった。子どもの頃、近くの珠算塾に通い、検定試験など受けたことがある。 今回の見学で、その価値を再発見。展示してあるそろばんのあれこれ、そろばんの歴史、そろばんに関する古い和書、見ているだけで、 ワクワクする博物館だった。そろばんが世界中に広がり、今でもその有用性を失っていないことに感動した。
全国でクマの目撃情報、熊の被害が相次いでいる。たった1頭の動物でこれだけの大騒動になる、怖い存在なのだ。 マスコミの報道が多くなるにつれて、山好きな私も登山を躊躇してしまう。 前は「熊出没注意」の看板なども見てもあまり気にすることが無かった。 今はこれを見ただけで、その先に行く気はしない。山に行く時の必需品として、クマ避けのカウベルを付けて行くが、 今の熊の生態を見ていると、これだけじゃ対応が足りない気がする。猟銃の使い方も法改正されたが、 ハンターの人たちに言わせると、運用が少し甘いようなことを言う。 国を挙げて対応しないと、クマが出没する地域の生活が立ち行かなくなってしまう。
昨日は重陽の節句だった。もっとも、旧暦での9月9日が本来なのだが。現在では10月中旬に当たり、菊の花が咲く頃だ。 菊は邪気を払う力をもつと信じられていて、菊人形を競う行事などに受け継がれているという。 各地で菊花展が行われる。 その頃には秋も深まって来ることだろう。
石破さんがやっと決めてくれた。この決めたことが、自民党にとっては最も正解な方法だったかもしれない。 遅きに失したという見方も有るが、石破さんなりにそのタイミングを計り、政治空白ができるだけ少なくなるような道を選んだ、 と思う。政治の世界、権力者になるためにうごめく様々な駆け引きがあり、その流れの中で、どんな潮流が出て来るか、 その波に乗って台頭して来る政治家がその座を射止めるのだろう。 しかし、庶民にはあまりよくわからない。言えることは、権力におごることなく、市民の幸福のために命を削る人が選ばれて欲しい。 国際情勢を見ても、〇〇ファーストのような、自分だけが良ければいい、という姿勢が世の中を分断している。 みんながだれかのために、などもう無理なんだろうか。いやいや、新総裁にはそんな政治を目指して欲しい。
連日の猛暑、陽差しの下には出たくない。肌が痛くなるようなジリジリ感、身体には良くない。 とは言っても外に出なければならない用事が有ったりする。建物の中の冷気に当たってホッとする。でも身体には良くないことだろう。 そんな日中のジリジリ陽気の日でも夕刻、太陽が沈むとほんの少し気温が下がる。そして増えて来たのが虫の鳴き声。 ジージー、コロコロ、スイーッチョンと暑くても確実に季節が進んでいるのを実感する。これから秋の産物が出回るが、 梨など、手が出ない高値をつけている。夏の暑さと値上げラッシュの影響で、秋の味覚もなかなか口に入らないかもしれない。
9月3日、中国の「抗日戦勝80年」式典で中ロ朝の首脳が並び、親密さをアピール、3国とも国防を強化し、今にも戦闘態勢、 といった怖い国だ。ロシアや北朝鮮に至っては、ウクライナで現実的に戦闘を行っている。中国はアジアのあちこちに、 戦闘までは行かないが、ちょっかいを出している。 我こそは一番強いんだ、という力での誇示、その力も行きつくところは核戦闘能力による抑止、という際限の無い競争だ。 習近平、プーチン、キムジョウン視線はアメリカやNATOに向けられている。こんな分断された地球でいいのだろうか。どんな民族、そんな国、どんな人も 仲良く手をつなぎ、微笑みにあふれる世界、アンパンマンの世界はもう難しいのだろうか。世界のリーダーが、 武力に依らない社会づくりに突き進む方法はないものだろうか。
読売新聞が維新の会議員の秘書給与搾取事案報道で、全く関係の無い議員の名を出し、スクープ記事にしたことが誤報だった。 信憑性が問われる報道機関としては、あるまじき行為だ。しかもその訂正記事、社内での処分対応の甘さ、 新聞社の信頼性を大きく失う事案だった。一方、朝日新聞は自社のスクープした日本郵便の不正ガバナンス記事が、 新聞協会賞を受賞と、その手柄を誇らしく特集。報道機関には、常にこのような“手柄”意識があるのが怖いところだ。 戦争中は新聞社はこぞって日本の優勢を市民に伝えたが、軍部のプロパガンダに乗せられていただけだった。 市民はそれによって一喜一憂していた。終戦と同時に報道の仕方が一夜で占領軍寄りに。日和見報道機関には、 市民のファクトチェックが必要だ。
だいぶ前、右手親指の怪我をした。クッキングの最中に、スライサーで玉ねぎをスライス中、 自分の親指の腹をスライスしてしまった。なかなか血が止まらず、なんとか止血。治るまで10日間くらいかかった。 その時感じたことが、親指を使えないと、トイレのあと、パンツを上げる時に苦労したこと。パンツを上げるのに、 親指が大きく貢献していることがわかった。身体のどの部分に障害が有っても、日常生活のどこかで支障が出る、 ということだ。親指事件、笑いごとではなかった。事故の無いよう、注意を怠らず、身体労わりたい。
今日、熱帯低気圧が中部地方で台風に変わるという。海水の温度上昇が関係して、蒸散した水蒸気が大量に供給されて勢力を増す、 ということらしい。台風だとある程度進路が予測され、注意報が出されるので、“準備”ができるが、最近の災害は、 急に通り過ぎて、水害や風の被害をもたらす。気象予報士の方たちも予報を出すのが大変なことだろう。 線状降水帯による大雨の被害などは、その都度あちこちに爪痕を残す。 上空で寒い空気と温かい空気がせめぎ合うことによるのだが、これも地球温暖化で気流の変化が、 今までの経験値を超えた動きをするからなのだろう。いつ起こるかわからない災害、明日は我が身の備えが必要だ。
一昨日、新物のサンマを塩焼きにして食べた。太って脂が載ったサンマは久々の味だった。価格は2匹で580円。 消費税を入れると1匹300円を超える。ひところは100円位だったことを思うと高いが、刺身などに比べたら、 はるかに安い。そして美味い。焼きあがったものを箸でつつく時の芳醇な香り、そろそろ秋が近いことを感じた。 漁港に水揚げされる今年のサンマは大ぶりのものが多いという。餌の量が例年よりも多いのだそうだ。 10月上旬までは大きめのものが主体で流通するようだが、全体的にみると漁獲量は低水準の見込みだという。
日本郵便は8月29日、10月30日から発売する来年の年賀状の発売枚数を発表した。15年前に比べると2割となり、 7憶4841万枚だそうだ。大幅な値上げを余儀なくされ、先ごろ値上げをしたばかりだが、郵政事業は先き行きが暗い。 メールやSNSの普及もあるが、はがきの価格が上がったことによる年賀状仕舞いの人も増えることだろう。 筆者は、年賀状仕舞いまでは行っていないが、年々出状数が減っている。相手から年賀状仕舞いをする、という人も増えた。 多分15年前の4割くらいの枚数だろう。
毎年9月1日は、1923年9月1日に未曽有の被害が有った関東大震災が起きた日。これに因み、 国として、各自治体として防災に取り組むことを決意する日だ。 最近は、線状降水帯による水害・土砂災害・竜巻・津波・山火事など、今まで経験しなかったさまざまな災害が多く、 経験値が生かされない場合が多い。新たな知見を蓄えながら、これらの災害に対応するための予知を可能とする技術、 国民的な意識を醸成する施策などが必要だ。課題は多い。 今日から1週間は、 防災週間 としてさまざまな企画が行われる。
何もかも値上げの最中、すき家は牛丼並盛を30円値下げし、450円にする、と発表した。牛肉が値上がり、コメも値上がり、 という中で大丈夫かな?と心配になってしまう。吉野家などが値上げの中、競合を意識してのことは十分考えられるが、 どうやってコストダウンしているのだろう。安く、安くは客にとってはいいことなのだが、 価格破壊は、サプライチェーンのどこかに問題を起こすことが多い。いずれにしてもお客さんから喜ばれるなら、企業努力は歓迎したい。
何もかも値上げ、値上げでいやになってしまう。今度は損害保険会社の値上げ。自動車保険の保険料が6〜7.5%、来年の1月からだ。 物価高や車両の高機能化で修理費が上がった、という理由だが、2024年以降、3回目の値上げ。損保会社のコスト増はすべて客に転嫁、 いかがなものか。損保会社さん、内部努力はしているのかい?筆者は高機能車どころか、古いポンコツ車。値上げ理由には関係ないのだが。
さもしい=心が卑しく、見た目がみすぼらしい様子、品性が無い という意味。類語にあさましい、下衆(ゲス)、意地汚い、とある。 国会議員が雇ってもいない秘書の給与をネコババする、なんていうのはその最たるものだ。新聞や週刊誌を賑わし、党員資格を失う、議員辞職する、など処分が待っている。静岡県伊東市の市長が学歴を偽っていた、なんてのは可愛いが、その後の受け答え、さもしいの典型だ。市政が停滞している。 教諭が学校に隠しカメラを設置し、盗撮。それをネットで楽しんでいた、なんていうのもさもしい行為。 警察官が捜査した家から現金を盗んだ、なんてあきれる行為、タレントなどが不倫に走り、週刊文春に刺される、などもその類だ。 さもしい、など普段あまり使わないことばだが、金持ちや身分の高い人が陥りやすいのは、なんでだろう?
歯科技工士という職業がある。歯科医師の指示により、患者に合った義歯を制作する職業だ。 この職業のなり手が少ない、現在現場で仕事をする人の高齢化が進んでいる、というニュースが流れた。 筆者も歯周病などで欠損した歯に義歯を入れているが、高齢社会に有ってニーズが多いが制作者が不足とあれば、 少し大きな(いやいや、本人にとっては大きな問題)社会問題となる。 若い人が歯科技工士にならないのは、給料が安い・労働時間が長い、という問題があるようだ。 歯科技工士にオーダーする歯科医からは、安く・早く、を言われるのと、保険診療の制度上の壁が有って、 収入増はなかなか難しいようだ。国の介入などで早く手を打たないと、歯の不調から他の病気が増えることも予測される。
愛知県豊明市がスマホ使用条例を市議会に提出した。行政が個人の時間の使い方に口出しするのはいかがなものか?という声、 子どもの長時間利用に歯止めになるからと歓迎する声、いろいろな市民の反応が有るという。 確かに、スマホは必要悪と思える部分が有る。片時も離さないし、スマホが無ければ生きていけない人も散見する。 豊明市長は、制限するのが目的ではなく、「適正な利用時間を考えるきっかけにして欲しい」と話すが、専門家は、 「科学的な根拠が欲しい」と手厳しい。ネット利用の制限条例を2020年に施行した香川県では、いろいろ問題は有ったものの、 家庭内でのルール作りをしたり、保護者への啓発効果は有ったという。とにかく何か対処しないと、 ますますスマホの悪影響は大きくなる。
イギリスでは、移民が多く、国の税金が移民のために使われることに反対する“英国ファースト”を訴えるデモが盛んらしい。 デモを主導するのが、極右政党、排外的な主張がものすごいようだ。このような極右政党がヨーロッパ各国で強い主張をしている。 いずれもSNSを自在にあやつり、支持者を集めているというから、先の参議院議員選挙で参政党が展開した手法と同じだ。 人権を重んじ、世界中の人々が手をつなぐ、ということではなく、自分さえよければ、というエゴには共感できない。
先日、初めて人間ドッグ入りした。今までは毎年、市の定期健診を受けてきたが、胃ガン検診でバリュームを飲まされ、 その後1〜2日かけて胃の中のバリュームを出すのに、苦労していた。それがいやで、胃カメラを飲むほうがいいし、 検査項目も多いので、思い切ってドッグ入りを決めた。結果は市の検診よりも細かくいろいろ指摘があった。 直ぐに治療とか再検査は幸いに無かったが、普段の生活では何ら問題ないのに、LDLコレステロールが高いとか、脂質が少し高い、 などの指摘があった。市の検診よりも経費がかかるが毎年ドッグ入りしたほうが良いようだ。
大手コンビニ4社の労働者のうち、13%が外国人だという。確かに最近、コンビニで働く東南アジア系の人が多い。 日本人従業員が確保できない労働市場になっているのは、コンビニだけではないようだ。福祉関係、製造業、飲食業、 宿泊業、建設業など、さまざまな業種で外国人労働者頼みだ。現状はそれでも労働者が足りていないのだそうだ。 日本人ファーストなどと声高に叫ぶ政党もあるが、実情は互いにうまくやっていく関係でなければ社会はまわらない。
映画国宝がすごいことになっている。 公開73日間で、観客動員数747万人、興行収入105億円を突破したそうだ。 歴代の興行収入ランキングでは、邦画実写では3位にランクされるという。公開から2カ月以上が経ってもなお、 何度も足を運ぶファンがいるそうだ。歌舞伎公演など、映画のヒットが影響し、観客が増えているという。 原作の朝日新聞出版の『国宝』<青春篇><花道編>も売れ行きが好調で全国の書店でトップを持続している。 どうやら社会現象のような感じだ。筆者はまだ見ていない。いつも前評判のすごい映画を見ると、 その評判通りの感想が抱けない肩透かしを食うので、少し落ち着いてから見ようか…と思っている。
参政党が参議院選挙で掲げた日本人ファーストの文言、違和感のあるフレーズだ。 国内で外国人の居住者、労働者が増えているが、その家族もまた住んでいて、日本人と変わらない生活をしている。 ここで、何でわざわざ日本人ファーストなどと排外的なフレーズを拡散しなければならないのか、疑問が多い。 アメリカ・ファーストも、世界を分断する気にいらないフレーズだが、これを真似て人気を上げようとする、 短絡的な戦略のようにも映る。問題なのは、このフレーズが子どもたちに蔓延して、 外国ルーツの子どもや外国人が差別されるのでは、という心配がある。世界中のひとたちが、 差別の無い社会を目指さなければならないのに、差別を助長する政党が大量に国会議員を輩出したことが問題だ。
生活様式の向上を目指して地方に移住する人が増えている。移住先の自治体にとっては人口増になることから、 双方にメリットがある。各自治体ではこぞって移住のPRをし、移住者に対する優遇措置を広報する。 自治体の中に移住対応の専門部署を設置しているところも多い。人口統計の数値では、各自治体では人口減、東京都だけは人口増。 東京都は狭い土地に人間がひしめき合っている。移住はいいが、仕事は有るのだろうか?子育て中の若い夫婦の関心はそこにある。 いつまでもリモートワークが続くわけではないから、通勤のことも考えなければならない。 筆者の場合は、今の自宅を建てる時、ライフワークのことを考え、定年後の暮らしを考えて今の場所にした。 通勤していた頃の多少の不便さは、今の暮らしを考えた時、お釣りが来る暮らしだ。