きょうの気になるワード(ちゅうさん流の解釈)



新聞・テレビ・週刊誌・どこかの掲示板・電車の中吊りなど、オヤッと思ったワードや
フレーズをヒントに、筆者の体験や気づいたことを加えて毎日コメントしています。
2008年4月21日に開始、17年目に入りました。
2024年11月10日までは頁末でLINKしています。


2024.11.21 『子どもの暴力行為』

全国の小中高で、2023年に確認された子どもの暴力行為が約11万件だそうだ。内、小学校で7万件と多いようだ。 「教師の胸ぐらをつかんだ」、「教室の窓を故意に割った」、「生徒が喧嘩になり、殴り合った」など年々増えているという。 小学校の教諭は、「児童の対人スキルが低くなっている」、「気持ちをことばで表現できなくて暴力になる」などと言い、 増えた理由は、児童生徒に対するいじめなどの件数把握が増えたこと、大量採用時代のベテラン教員の定年退職期、 などさまざまな要因があるようだ。暴力は無いほうがいい。


2024.11.20 『兵庫県知事再選』
県議会で全会一致で不信任決議をされ、失職。出直し選挙に出た前知事斎藤元彦氏。一昨日の投開票で再選、驚いた。 どうやら選挙活動でSNSを効果的に使った結果、斎藤知事を失職に追い込んだ県議会や百条委員会などの、 既存政治に対する批判票がSNSで拡散したのでは、という見方が報道されている。 斎藤知事に対する批判イメージが、SNSによって同情的なムードになったのでは、という論調だ。 県庁職員からはパワハラやその他ことで斉藤知事を批判する意見も多いことから、これからの県政運営は、 波高しといわざるを得ないだろう。兵庫県に注目だ。


2024.11.19 『悪質なリフォーム工事の勧誘』
年数のたった住宅地、リフォーム工事業者を装って家の屋根や壁、塗装などを勝手に点検、 高齢者に「屋根が傷んでいて雨漏りが心配」、「壁の塗り替えをしないと、腐って雨水が浸み込む」、 果ては家の中に入ってトイレやキッチンなどの改修が必要、パイプが汚れていて、掃除が必要、などと持ち掛け、 リフォームや工事の契約をさせられる事件が頻発している。改修の必要もないのに、高額な契約に持ち込み、 高齢者が騙される。付近をこういった見慣れない業者風の人が2人くらいで歩いていたら要注意だ。


2024.11.18 『独り暮らし高齢世帯』
ご近所にも独り暮らしの高齢の方が数人居る。近所づきあいが良い一帯なので、互いの消息や健康状態などわかり合っているが。 独り暮らしの高齢者所帯が2050年には32都道府県で20%を超える見通し、とのニュースが13日に流れた。 この高齢者一人暮らしが全国的に加速度的に進んでいるようだ。未婚率が高まったとか、 離婚が増えているとかが要因だという。 介護・医療・防犯・貧困など、地域での取り組みが必要、と促している。地域社会での近所づきあいが少なくなる傾向だが、 さまざまに日常生活面で、互いのコミュニケーションと助け合いが必要となって来る。


2024.11.17 『4個で4320円の肉まん』
お菓子メーカーの井村屋は肉まん・あんまんの販売60周年事業で4個入り4320円の商品をネットショップで販売すると発表した。 いずれもその素材を厳選して高級具材を使うとのことだが、どのくらい売れるのだろうか。井村屋では、 この60年間で開発した肉まん・あんまんは600種類にも及ぶというが、その売り上げの70%はコンビニでの販売だという。 ネット販売なら、意外にも売れるのでは、と筆者は観測する。しかし、宅配便で配達になるだろうから、 配達便の利用で、CO2排出問題では気になるところだ。


2024.11.16 『バーベキューでバナナ炭』
バナナの加工販売大手「ドール」は、今まで廃棄して来た規格外のバナナを活用した「バナナ炭」を商品化するという。 バナナからつくった炭は木炭よりも火が付きやすいことから、この商品を来年春からバーベキュー用に売り出すことを目指す。 皮にキズが有ったり、サイズが多きすぎたりしたら、販売しづらいことから、年間2万トンを廃棄して来たという。 今までにもドールは、お菓子や飲み物に活用して来たというが、バナナ炭はその一環だそうだ。食品ロスが減って、 世の中の役に立つことなら、大いに結構な話だ。


2024.11.15 『マッチングアプリ被害』
マッチングアプリ活用で騙される被害が後を絶たないようだ。7日のニュースでは、住所不定無職の女を警視庁が逮捕したが、 90人の男性から1億円を騙し取り、カジノやホストクラブで使っていたというから、すごい犯罪だ。 SNSで安直にひっかかり、数千万振り込む、という被害者も被害者だと思うが。こういったマッチングアプリ被害、 2018年度は45件、2023年度は1017件だったという。大学教授の解説によると、騙される男は、 「比較的経済力の有る中年男性」だそうだ。騙し取られたお金は多分戻って来ないだろう。


2024.11.14 『食用油』
てんぷらやとんかつ、さくっとした歯ごたえが味の秘訣だ。これに欠かせないのが揚げ油だが、この原料のほとんどは輸入だ。 この価格が2020年度に比べて44%上がっているという。他の原料に比べて変動幅が大きいようだ。上がる原因は、 人口の増加、バイオ燃料への活用などがあげられるそうだ。日本人の食生活の変化で脂質の摂取が増えていることも一因のようだ。


2024.11.13 『福島第一原発廃炉作業』
福島第一原発で発生した原子炉水素爆発事故、長い間地元民に示して来た原発の安全神話を覆す、 とんでも無い事故だった。原子炉内に溜まった燃料デブリという、とてつもなく危険な怪物を片付ける措置が始まった。 13年目にして初めて燃料デブリが3グラム回収できた。全部で880トンという量のわずか3グラムだ。 原子力発電の再稼働が始まっているが、ほんとうにこれでいいのか、という疑問にかられる。 確かに今の社会のニーズを満足させる電力を確保するには、原子力しか無い。二度とこういった事故が起きない、 という保障はどこにもない。ならば今の電力需要をどのように抑制して自然エネルギーなどの活用の方向に持っていくか、 の検討が必須なのだが。


2024.11.12 『2024流行語大賞ノミネート30』
11月7日(木)今年の流行語大賞ノミネートの30ワードが発表された。ズラー〜っと30語が並ぶが、 半分以上が筆者には知らないし、日常使うことのないことば。このコラムを書いているので、社会のことについては、 アンテナを高くしているつもりだが、"参ったな〜"という感想だ。筆者が使わないSNS、「X」・「FACEBOOK」・「Instagram」 などでは多く使われているのかもしれない。12月2日には、年間大賞が発表される。


2024.11.11 『お産の危機』
ニュースで知ってびっくりした。産婦人科医が少なくなっている、という話は聞いてはいたが、お産ができる病院が減っていて、 深刻な問題になっている、とは驚きだった。全国の市町村数は1,700余り、そのうち1300市町村で問題が有るという。 高知県ではお産ができる病院数が極端に少なく、出産を控える人が心配するほど深刻な問題になっている、という内容だった。 分娩難民ということばがあるそうだ。これが全国的な課題にまでなっているという。お産も安心してできないということになれば、 ますます少子化が加速しそうな気がする。婦人科の医師になる人が減っていることへの対策、産院を増やす対策、 婦人科の医師の待遇改善など、政治家が"票"にならないテーマに関して真剣に考えないことが大きな問題だ。



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