きょうの気になるワード(ちゅうさん流の解釈)



新聞・テレビ・週刊誌・どこかの掲示板・電車の中吊りなど、オヤッと思ったワードや
フレーズをヒントに、筆者の体験や気づいたことを加えて毎日コメントしています。
2008年4月21日に開始、17年目に入りました。

2025年4月4日までは頁末でLINKしています。


2025.8.21 『移住』

生活様式の向上を目指して地方に移住する人が増えている。移住先の自治体にとっては人口増になることから、 双方にメリットがある。各自治体ではこぞって移住のPRをし、移住者に対する優遇措置を広報する。 自治体の中に移住対応の専門部署を設置しているところも多い。人口統計の数値では、各自治体では人口減、東京都だけは人口増。 東京都は狭い土地に人間がひしめき合っている。移住はいいが、仕事は有るのだろうか?子育て中の若い夫婦の関心はそこにある。 いつまでもリモートワークが続くわけではないから、通勤のことも考えなければならない。 筆者の場合は、今の自宅を建てる時、ライフワークのことを考え、定年後の暮らしを考えて今の場所にした。 通勤していた頃の多少の不便さは、今の暮らしを考えた時、お釣りが来る暮らしだ。


2025.8.20 『遺贈寄付』
日本財団では遺贈寄付を推進している。 お亡くなりになった方の財産を遺言書に基づき、本人が指定した団体に譲渡するという仕組みだ。 譲渡先が非営利の団体であれば免税措置を受けられる。自分が生きた証を公的団体に寄付することで社会貢献しよう、 というわけだ。日本財団では、遺贈推進のため、遺言書の作り方や寄付先をアドバイスする仕組みを市民に提供している。


2025.8.19 『リチウムイオン電池の回収義務化』
各地で相次ぐごみ処理施設での火災事故、本来は廃棄物に混ぜないで回収の必要があるのだが、一般ごみに混じって廃棄され、 ごみ処理施設で火災が発生、出火や発煙事故は年間2万件もあるという。 火災の場合、ごみ処理設備の修理・再開に数十億円が投じられる、というケースもあるという。その間、 ごみ収取にも大きな影響が出る。 こういったことを受けて来年4月の法改正で、モバイルバッテリー・携帯電話・電子式たばこはリサイクルが義務付けられ、 回収方法をメーカーが考えるというもの。メーカーは製造販売してそのあとは知〜らないだったのが変わる。 遅きに失した対応だ。


2025.8.18 『ヤオコーのチラシ 』
昨日の朝刊折込の、スーパー ヤオコウ のチラシ、好感の持てる内容だった。 いつものように、野菜・肉・魚などの記載は一切無し、防災に特化した内容だった。備蓄しておきたい品物リスト一覧、 これがヤオコウで売られているという。そしてそれらの備蓄品の使い方や、点検・チェックの仕方などが細かく表示。 9月1日の防災の日が近い、というより、全国規模で頻繁に起きる水害や土砂崩れなどの時にも、すぐに役立つ内容だ。 スーパーがここまでしてくれると、地域貢献しているなあ、と感じる。


2025.8.17 『オンラインカジノ』
国内では違法なオンラインカジノ、野球選手が大量に検挙された。スマホで手軽にそのアプリを入手、オンラインゲームをするように、 簡単に掛け金を動かすことができる。この流れのどこが違法なのか?、といぶかしがるが、賭博行為に当たるわけだ。 ちょっと小金があれば安易にその扉を開いてしまいそう。貧乏人ではなく、ちょっと小金を持っている人が危ない。 警視庁の発表では、国内の利用経験者は337万人、1兆2400億円が動いているという。その中でも依存症になっている人が6割だそうだ。 いつでも、どこでもスマホ1台さえあれば没入できるこの仕組み、元を絶つことをしないと、抜本的な解決にはならない。


2025.8.16 『登山』
登山は筆者の趣味のひとつ、3千メートル級の尾根を一人歩きし、景観を独占し、たどりついた山小屋で飲むビールの美味いこと、 今は3千メートル級はちょっと無理でも、低山の魅力を求めて、ハイキングプラス程度の低山に行く。 8月11日は山の日だった。新聞に特集された山の記事には、胸が高鳴った。
槍ヶ岳の頂上では、あのとんがった先に立った感動、 劒山では絶壁を登り切った先の山頂、穂高岳では左右が絶壁の決死の尾根越え、赤岳で見た夕焼けの濃いオレンジ色、 富士山の雲海とご来光は6回見た…いつ見ても美し過ぎる。いろいろな景色と思い出がよみがえる。 今は低山ばかりだが、高いだけが魅力ではないことがいろいろ発見できる。歩けること。歩いてそこに立った者しかわからない。 感動を求めて歩き続ける。


2025.8.15 『終戦記念日』
今日は80回目の終戦記念日、80年前の天皇の玉音放送でもって、日本敗北を決意、戦争行為を終えることを表明した日だ。 何度も何度も、皇居前広場にひれ伏して玉音放送に涙を流すシーンを見た。それまでの軍国主義をこの日を境に転換、 やがて進駐軍が日本を占領した社会の仕組みに変わって行く。310万人の犠牲者を出し、 最初から負けるとわかっていた戦争に突入した当時の軍部の意思決定経過などの検証が、次々に明らかにされる。 戦後80年たって、戦争を体験した人が6%しか残っていないことに、体験していない人が平和を語る危惧を言う人も居る。 法の支配よりも軍備拡張で分断を生む社会、危うい外交、これから日本はどこに向かって行くのだろうか。


2025.8.14 『ブランド米の収穫始まる』
茨城県で開発されたブランド米「一番星」の収穫が始まった、というニュースが有った。 道の駅ではその初売り販売が行われたそうだ。2キロ入りで2,000円から2,800円というから、安くはない。 今年の出来は、水不足の影響が有った新潟や宮城など、地域によってだいぶ差異があることだろう。 しかし、先日の農林省の発表で、需要が高かったことが高騰の原因、という安易な結論からすれば、 おそらく新米の価格は安くはならず、高めの推移をするのでは、というのが筆者の感覚的な判断だ。 稲刈りがそろそろ最盛期を迎える。さて、価格はどうなることか?


2025.8.13 『警察官による犯人でっちあげ、暴力、犯罪』
権力を手中にしている(と思い込んでいる)警察官の違法な捜査がこのところ話題になっている。 先日は警視総監が異例の謝罪会見を行った。防衛装備品の不正輸出の犯罪で、罪の無い民間会社の社長を逮捕、 裁判で冤罪として厳しく警察を叱責した。 何もしていない善良な市民が犯人にでっちあげられてしまう、というあってはならない憤りの事案だ。 裁判官が当事者の公権力利用による違法捜査を一喝した。警察官が手柄目当てに犯罪を偽装する、 市民の安全安心を守るはずの立場が市民の人権を奪う、憤りは計り知れない。また、大阪府警では取り調べの最中に、 警察官が被疑者に暴力をふるった、など何様かと思う行為だ。勘ちがい警察官、即刻辞めてもらいたい。 警察官が犯罪を犯す事案も多い。窃盗や強盗などをして上司が謝罪会見、携帯電話で盗撮、現場検証で被害者のお金を盗む、 飲酒運転をする、性犯罪…。普通の人でもあまりしないことをやってしまう。自覚が足りないダメお巡りさんが多い。


2025.8.12 『御巣鷹山の事故から40年』
1985年8月12日、今から40年前の夕刻の航空機事故は520人もの犠牲者を出した、航空機事故最大のアクシデントだった。 筆者は、2人の子どもたちと海辺のキャンプ場で夕食の支度をしている時に。ラジオからニュースが耳に入った。 そのことを今でも鮮明に覚えている。御巣鷹の尾根には今日も追悼登山をしている人たちが多く居ることだろう。 航空機事故はその後も相次いで発生しているが、いつも多くの犠牲者が確実に出て、その都度事故原因が検証され、 安全対策が施される。それでも事故は続く。確率としては相当に低いが…、と専門家は言うが、事故は有ってはならない。 犠牲者それぞれの40年間はさまざまな思いが交錯していることだろう。今日1日、できればその思いを受け止め、 事故の無いことを祈念したい。


2025.8.11 『夏の甲子園大会』
今年の甲子園大会は、日中の暑さを避けるために午前8時から2試合、午後16:15から2試合となっている。 選手や応援団にとっては熱中症の回避などの効果があるが、問題はその時間に終わらなかった場合の、 試合途中でのブレークタイムや、午後の試合が長引いた時のナイターでの試合継続などの措置だ。 順調に試合が消化できればいいが、先日は第4試合が始まったのが19時近かった。とっさに思ったのが、 遅い時間帯での応援団のやりくりなどが今までになかった対応が必要なこと、さまざまな課題が出ることだろう。


2025.8.10 『広島県知事湯崎英彦さんのスピーチ』
8月6日の広島での平和記念式典での、広島県知事のスピーチに感銘した。 80年の節目を迎えた記念式典は、被爆者が年々少なくなることに対する危機感、惨禍をどう伝えて行くか、 ということが大きく問われた。世界で相次ぐ戦争行為や、核が抑止力として使われることへの警鐘が言われた。 中でも広島県知事、湯浅英彦氏のスピーチは、むき出しの暴力が支配する社会は脆弱な土台の上にある繁栄であること、 力の均衡の上にある平和は不変の真理ではないこと、核抑止論は合理的判断が常に働くとは限らないこと、 核抑止力維持に使われている14兆円を安全保障に使えないか、という論旨は説得力が有った。


2025.8.9 『長崎原爆の日』
8月6日の広島原爆の日に続き、今日は長崎原爆の日。今年はウクライナとロシアを含む95か国を招待した記念式典を開催する。 昨日、各国の大使らが原爆落下地の記念碑に献花をした。昨年はウクライナとロシアを招待しなかったが、これに反発した、 米国や英国などの大使らが抗議の不参加となり、論議を呼んだ。 国際平和を求める式典に紛争当時国を招待をしなかった長崎県のやりかたに問題が有ったが、今年は違った。 被爆者が年々少なくなっているのは、広島と同様だ。伝承活動への誓いが今日の長崎平和祈念式典でも表明されることだろう。


2025.8.8 『コメ騒動』
農林省がコメの価格が高止まりしているのは、「コメの需要が予想よりも大きく、コメ不足が生じたため」と発表した。 “誰かが買い占めて保管しているのだろう”、“誰かが価格操作しているのだろう”といった令和のコメ騒動、 あっけない発表に、あの備蓄米放出で価格を下げよう、とした政策はいったい何だったんだろう? 新米が出回ったら安くなる、といった昨年秋の見通しは何だったんだろう?と農林政策のいい加減さにあきれてしまう。 ということは、今年のコメの作柄を考えた場合、ブランド米は大きく値上がりする、という観測が成り立つ。 いい加減なコメ政策に庶民も農家もやりきれない思いに違いない。


2025.8.7 『ダークパターン』
物の販売などで、規約などをわざとわかりにくく書いている、解約しようと思っても解約窓口がはっきりしない、 在庫残りわずか、カウントダウンで、「この価格はあと何分までです」と購買をあせらせる、クッキーバナーでクッキーを集める、 などなど、特にネット経由で物を購入する際に、購入者が不利になるような選択をしてしまうような誘導をすることを言う。 こういったページが最近特に多いような気がする。
・事前選択 高額なオプションが初期値として選択されている
・強制登録 会員登録しないと購入や問い合わせができない
・隠れサブスク 解約が難しい定期購入を、気付かないうちに契約させる
・階層が多い 解約やキャンセルなど、販売者に不利な選択肢がわかりにくい場所にある
などなど、こういったダークパターンについては消費者庁がチェックしているが、いたちごっこだ。


2025.8.6 『プール授業』
小中学校の夏の体育授業からプールでの授業が減っているという。子どもの頃、田舎の小さな学校だったので、 プールが無く、大きな学校でプール授業をする人たちが羨ましかった。筆者の子供の頃は、 近くの川で泳いでいた。授業を取りやめる理由として、プールの老朽化、指導教員が居ない、などの問題があるようだ。 学校ではプール授業ができなくても、水難事故に備えた授業や人命救助の授業に変えたりするところもあるようだ。 民間のプールを借りて、専門のインストラクターが教える学校もあるという。


2025.8.5 『空き家』
8月2日は空き家ゼロの日だったそうだ。調べによると、全国の空き家は900万戸もあるという。 これは、総住宅数の13.8%に当たるそうだ。確かに、近所にも、立派な家だが、玄関周囲が草ぼうぼうの家がある。 明らかに空き家、とわかる。傾向としては、人口が少ない市町村の空き家率が高い、高齢化率の高いところの空き家率が高い、 ということが言えるという。我が家も、子どもたち2人は独立して、住宅を保有しているので、今の家を継ぐ人がいない。 すなわち、空き家になる可能性が高い。売却するにも売れるかどうか、壊すにもお金がかかる、固定資産税も考えなければ、 自宅の今後を考えると、課題が大きい。


2025.8.4 『JR運賃改定』
JRで運賃改定(値上げ)が来年3月から運賃の改定を行うと発表した。JR、おまえもか!という値上げ、やりきれない。 “当社を取り巻く社会環境の変化が加速し、オンライン会議やテレワーク等の新しい生活様式の定着に伴って鉄道のご利用は減少しており、さらに昨今のエネルギー価格や物価の高騰による経費の増加、沿線人口の更なる減少や人材の流動性が高まる中での人材確保・定着に向けた待遇改善等、今後も厳しい経営環境が継続する見込みです。?”と発表文では言っている。何もかも値上げ値上げのラッシュで、 JRだけ“反対!”と言えない物価の仕組み。鉄道に乗らないわけにはいかないから、利用者の我慢で成り立つ。 通学定期などの値上げがないのがせめてもの救いだ。上げ幅はおおむね10パーセント前後、大きい。


2025.8.3 『戦後80年』
第二次世界大戦が終わって80年となる。節目の年に当たって、各地で平和に関する展示会やトーク、映画などが行われている。 今まで歴代の首相は、終戦にあたっての首相談話を発表している。村山首相の時の談話は、日本が犯した過ちを認め、 日本が平和を誓い。その実践をすることが発表された。石破首相は80年の節目にやらなければならない談話発表を取りやめるそうだ。 大事な節目に国を代表したステートメントを発表しないのは残念で仕方がない。参議院選挙で敗北して、 自身の総理の座が危ぶまれてる時に、保身に走ったことで取りやめ。あまりにもお粗末な決定ではないか。 権力の乱用で平和へのメッセージが出ないことの責任は大きい。


2025.8.2 『ええかげん論』
筆者は"ええかげん"が好きだ。“ええかげん”がだめで、何でもきちっとやっておかなければならない人も居る。 いろんな性格が有ってしかり、ええかげん、の加減もさまざまだ。 料理家の土井善晴さんは、“ええかげん”論を説いてまわる。 7月初めのNHKクローズアップ現代で“ええかげん”論を熱っぽく語っていた。料理で、レシピ通りにきちっと素材、 調味料、火加減などを行うよりも、“ほどほど”の妥協をしながらのほうが楽しいし、思いがけない結果になったりする。 きっちりやるのも良いが、“ええかげん”をわきまえたほうが楽しめる、という。 “ええかげん”は難しい。それぞれの人の性格がどこまでええかげんを許容できるか、に依るのだ。 でも、何も基礎が無いのに“ええかげん”は活用できない。ええかげんな知識や技術では、ええかげんができない。


2025.8.1 『旅の醍醐味』
北海道の旅に出掛けて来た。往復は航空機、旅先ではレンタカーを借りての気ままな旅だった。 出発日の羽田空港までのJR線でのこと、駅に行ったら乗るはずの電車が動かない。直前の人身事故で運行できなくなってしまった。 飛行機の出発に間に合うかどうかヤキモキ。ぎりぎりの時間で電車は動き、何とか間に合った。 旅の2日めの午後、カムチャッカ半島での地震で津波が発生。海岸沿いでは避難の指示。高速道路の閉鎖。 幸い、内陸に移動した後だった。避暑のために北海道を選んだのだが、連日の30度超えの気温。車で通りかかった、 予定にはなかった景色に感動タイム。旅ではいろんなことが突発的に起こる。これが旅の醍醐味。 事故も無く帰ってこられたことに感謝だ。


2025.7.31 『郵便事業廃止』
デンマークで国内の郵便ポストがすべて撤去されることが決まった。国内の1600か所にあるという。 今ヨーロッパではイギリスでは配達が半分になって民間委託に、フランスでは利用の少ないポストが撤去に、 ドイツでは郵便事業の大幅な人員削減、オランダでは配達に関わる人件費削減のため、配達時間の間引き、 などが積極的に行われている。電子メールの波及が郵便の利用を減らしているのは事実だ。 日本でも先ごろ大幅な郵便料金の引き上げが行われた。国内の郵便事業もヨーロッパ並みの改革に着手しそうな気がする。


2025.7.30 『英語学習』
若い頃から英語学習に何度も挑戦、しかしなかなかものにならず、もうあきらめている筆者の英語力。 「もっとまじめにやっておけばよかった」ともう、思っても遅い…、と思い込んでいる。 学習は年齢を重ねても続けるものだ、とは思うが、挫折感のほうが強い。岩波新書の「日本人の英語」 という本を上梓した米国人のピーターセンさん。昭和63年に出版され、今でも売れているという。目的を持った学習は、 ものになる、と言っている。確かに、ただ勉強するより〇〇したいから学ぶ、という姿勢がいいのだろう。


2025.7.29 『関電、原発の新設を発表』
7月22日、関西電力の森社長が「新原発の建設のための調査に着手する」と発表した。福島第一原発の事故以来、 原発の再開などにはタブー視する空気が有ったが、最近の政府の方針などが少しづつ原発依存に傾いている。 そんな背景から、思い切った発言となったものだろう。 筆者は原発には懐疑的だ。電力需要は際限ないものがあるが、果たして「電力を必要とする」、という前提がそれでいいのか、 経済成長をいつまでも続けるのではなく、限りある資源を活用する方法を考えることも大切。今の暮らしは、 あまりにも電力に依存した社会だ。電力ありきではない社会づくりのための知恵も出してもいい。それがSDG'sだ。


2025.7.28 『政治家』
国民の民意を負託された政治家、その政治家たちの動きを見ていると、 「本当に国を任せておいて大丈夫なの?」と思えるセンセイが多い。当選するまでは票集めに必死、当選してしまったら、 永田町の論理にどっぷり浸かって、その志やビジョンはどこかに行ったかのような振る舞い。権力を握ってしまえばこっちのもの、 と選挙の時だけ支持者拡大に走る、多くはこの構図だ。もちろん、まじめに清貧な活動をする人も居る。 選挙に大敗した責任は阿部総理時代の不透明な政治だ。石破さんはそれを引き継いだ結果、選挙で負けた。その安倍政権時代の政治家は、 今、石破下ろしと新総裁選びに目の色を変えて権力の座に就こうとする。その議員たちを選ぶのは私たちだから、 もっと我々が目利きにならなければと思うのだが。


2025.7.27 『性教育』
子どもへの性教育をどこまで行うか、悩ましい問題だ。筆者が小学校や中学校で性教育を受けたかと言えば、何も無かった。 それなりに物心ついた頃には興味が湧くことなのだが、親を含む大人からきちんとしたことを教わったわけではなく、 友人などから耳に入って来る情報などが便りだった。特に教わらなくても、「こんな感じ」といったところで知識が得られた。 今は文科省の指導要綱に入っていて、カリキュラムがある。タブー視しないで、子どもにきちんとしたことを教えたほうが良い。 ネットでさまざまな情報が得られるのだが、やはり教育の現場できちんと取り上げるべきだ。


2025.7.26 『正座』
筆者は正座があまり苦にならない。30分くらいは座っていられる。先日、NHKのアナウンサーが茶道にチャレンジ、 客として座っていたが、ものの10分くらいでギブアップしていた。そういえば、正座の機会は今の暮らしではほとんど無い。 筆者が子どもの頃は丸いちゃぶ台のまわりに、家族が正座してご飯を食べていた。 今、正座をするのは〇〇道、茶道・柔道などの伝統芸能や武術のしきたりに則る動作くらいだ。 正座は背筋がきちんと伸びて、良い動作だと思うが、膝が痛い人などには向かない。そういえば、 最近のホテルや旅館の和室宴会場は、テーブルに椅子を置いているところが多くなった。


2025.7.25 『マンションの終活』
相次いで都市部・都心部で開発される高層マンション、都内などでは1憶を超えるものも次々に売れて行く。 東京都内などは新築マンションの平均が8千万円くらいだが、それにしても普通の人には手がとどきにくい物件だ。 そのマンション、老朽化した建物が多く、建て替えするのに修繕積立金で賄えないとか、住民の合意が採れないなどで、 老朽化対応が難しいところが多いようだ。新しくできるマンションも、“終活”を見据えた管理が必要、と識者は訴える。 しかし、億ションを投機のために購入する外国人なども多いことから、終活への対応が急がれる。


2025.7.24 『参政党の飛躍』
参議院議員選挙で一挙に議席を増やした参政党。SNSを駆使した選挙戦で既存政党への期待ができない層の掘り起こしをしたという。 選挙後の分析を行う評論家の人たちがさまざまに意見する。参政党の今後の国政での活動がどんな方向に行くのか、党運営をどうするか、 興味を持ってウォッチしたい。一部の週刊誌には、その資金の出所、管理、政党としてのイデオロギー、 党首の人となり、過去などいろいろ書かれている。 しかし、政党として国民に納得の行く成果を発揮していくことで、その信頼度が高まる。一過性の人気現象であってはならない。


2025.7.23 『美容整形』
2020年の美容医療市場は4,050億円、2023年は5,940憶円、というデータを矢野経済研究所が発表した。 約3年で1.5倍という、すごい伸びだ。「もっと美しくなりたい」という願望に応える美容整形のコマーシャルも目につく。 美しくなるのはいいのだが、そのはずが医療事故となるケース、そして裁判になるケースもあとを絶たないという。 親からもらった身体に傷をつける行為については疑問だ。


2025.7.22 『大暑』
今日から大暑(たいしょ)。二十四節気の一つ。文字通り「大いに暑い」時期という意味がある。 二十四節気の中では12番目にあたり、「小暑(しょうしょ)」の次に来る。 立秋の前日までの期間を言い、この時期は、暑さを乗り切るために夏野菜を大いに摂るべし。 体を冷やし、スタミナをつけてくれる。 とうがん、ゴーヤ、なす、きゅうり、トマト・オクラ・ししとう、モロヘイア、果物ではぶどう・すいか・ウリなど。 下の写真は我が家の畑で採れる自慢の夏野菜。

2025年の夏野菜です。


2025.7.21 『烏賊』
スーパーの鮮魚売り場で烏賊(いか)を見なくなった。たまに有っても、高価だ。2014年には年間で15万トン有った漁獲量、 2024年には2万トンだったという。スーパーなどで売っていないことにも頷ける。 イカ漁の漁師や水産庁によると、地球環境の変化もあるが、周辺国の乱獲によることもあるそうだ。 もはや高級食材となった烏賊、食べられなくなってしまうのだろうか。そういえば、ビールのおつまみだった裂きイカは、 何年も食べていない。


2025.7.20 『クマの被害』
♪森のくまさん、という童謡がある。「ある日 森の中 クマさんに 出会った 花咲く森の中 クマさんに出会った〜」 と続くが、今各地で起きているクマの出没には、そんな悠長な風景ではない怖さがある。 人間様がクマ1頭におののいている、という状況だ。専門家によると、今まではクマの生息域と人間の居住域が、 きちんと分かれていたが自然環境の変化や人間の乱開発でその境界が無くなり、人間の居住域に出没するようになり、 餌をあさるようになった、ということらしい。カウベルでクマ避けをして登山、などは通用しなくなっているかもしれない。 1頭のクマに人間社会がおののくようなことへの対策、何とかならないだろうか。


2025.7.19 『証券口座乗っ取り』
証券会社を装ったメール着信が多い。「口座が凍結されています。ご確認は次のURLから行って下さい」とか、 「あなたの口座が海外からアクセスされています。下記のURLを至急ご確認下さい」といったもの。 そのURLをクリックすると、本物の証券会社サイトに似たページが表示され、そこに入力したIDとパスワードが盗まれる、 というものだ。国内でも数千人がこの被害に遭っているという。証券会社はその対応に乗り出し、二段階パスワードなるものを勧めている。 しかし、この二段階パスワードも巧妙に盗まれるという。早い話、こういった偽メールにあわててアクセスしないことだ。


2025.7.18 『悪石島の避難島民帰宅』
トカラ列島で続く地震、悪石島では、希望制の島外避難を7月4日から実施し、52人が鹿児島市などに避難した。 島には-島民18人が残っていたが、7月16日、鹿児島市に避難していた16人が帰島した。 村は「震度4が5日間ない場合」を帰島判断の目安としていたが、依然続く地震の中、その判断以前に帰島の希望者がいたという。 鹿児島に避難しても、何もすることがない、違った生活環境、食べ物、空気などなど、 あまりにも島とは違いすぎる生活しにくい環境だったのだろう。地震は心配だが、 身を寄せ合って助け合ったほうがいいとの判断、うなずける。 一刻も早い終息を願うばかりだ。


2025.7.17 『安青錦』
ウクライナ出身の安青錦(あおにしき)が新装なった名古屋のIGアリーナを沸かせている。初日には大関琴桜を破り、 3日目には豊勝龍を破る金星。入幕3場所目で前頭2枚目、早い出世と速い金星だ。21歳とまだ若い。 相撲の世界で若手が台頭している話題は先にもこのコラムに書いたが、名古屋場所も面白くなってきた。 安青錦は、自分の1勝がウクライナを元気づけられれば、と語っている。


2025.7.16 『外国人対策』
参議院議員選挙が公示された頃は、物価高対策などが主に報じられている印象だった。しかし、投票まで1週間を切ったここにきて、 外国人政策についての議論が各党で取り上げられている。政府は15日、省庁を横断する外国人対応の会議を急遽つくった。 各党は、その対応についてマニフェストを発表した。外国人労働者が増え、観光客が増加、 そこにスポットを当てた政策が考えられていなかったことが選挙戦で露呈したカタチだ。 国内に住む外国人の人たちの人権、福祉、教育、医療などを考えることが大切、そして犯罪などから守ったり加担しないような政策も大切、 グローバル化する日本社会にとって大事なことに今気が付いた。 選挙戦の行方を左右することが考えられるので、各党が真剣に考えだしたということだろう。これも選挙の一つの成果なのだ。


2025.7.15 『夏野菜』
なす、ピーマン、トマト、きゅうり、オクラ、モロヘイアなど、夏野菜が採れ始めた。毎日の食卓が色合いよく賑やかになる。 クッキングにもバリエーションが増えて楽しくなる。きゅうりやトマトなど、ものによっては一気に収穫、食べきれないものも出て来る。 そういう時は、ご近所や友人のところに嫁いで行く。こういった、一気にできるものを、収穫時期をいかに伸ばすかが、 栽培の妙味、芽欠きや整枝をしたり、採れたものを冷凍したり、いろいろ考えるのも楽しいものだ。


2025.7.14 『関税』
米国からの各国への関税が8月1日に発動される。日本には25%の関税がかけられる。各国、米国との関係事情に応じてその率が異なる。 ブラジルは50%と決められた。米国はブラジルに対して貿易黒字なのに、だ。ルラ大統領はこれに反発、 いわれもない関税の決め方に納得が行かないのは当然、トランプさんは各国への税率決定に根拠を示さない。 世界の経済に悪影響、それよりも米国がかけた関税分は、米国人が買い物で支払うことになる。自国にとっても利益は無いはずだ。 こうやって上から目線で横暴なふるまいをする国は、いつかしっぺ返しを食らうことになるだろう。


2025.7.13 『クルーズ船』
クルーズ船の旅の広告を多く見かける。ターゲットは、ある程度お金を持ったシニア層だ。友人の中には、夫婦2人で参加して、 リッチな旅を経験して来た人がいる。優雅な船旅は、非日常の毎日を提供してくれる夢の旅のようだ。 一方、毎日が非日常だと、みそ汁が食べたくなったり、庭仕事がしたくなったり、日常のなつかしさを感じることもあるようだ。 コロナが国内に広まったのは、2019年横浜港停泊の大型豪華クルーズ船からだった。人気だったクルーズ船は、 コロナ渦で利用者が3万人に減少、コロナ渦後は22万人まで回復しているそうだ。今月20日、日本郵船は5万2千トンの あすか3を就航させるという。乗客740人乗組員470人が乗れ、全381室からはすべての部屋から海が見えるという。 豪華客船ブームが再来するかもしれない。


2025.7.12 『万博折り返し』
大阪・関西万博が明日でちょうど折り返しの日を迎える。始まる前は前売り券の販売が芳しくなく、前評判いまいち、 パビリオンの工事が遅れている、などで先行きが心配された。始まってからも、パビリオンの予約システムの問題、 並ばない万博を標ぼうしたものの、待ち行列の問題、水上ショウの水質汚染問題、始まって見ての、目論見通りにいかに問題が 出た。しかし連日の報道を見ていると、各国のナショナルデーでの国際交流、要人来場での外交など、成果も出している。 残る半分、事故も無く掲げた目標が実現するよう願いたい。


2025.7.11 『田植え1回、収穫2回』
田植えは1回、収穫が2回できる稲作が研究されている。実現すれば農家の人出不足の解消と生産量アップになる。 こういった生産方式、実は地球温暖化の影響を逆手に取るものだ。筆者の自宅周囲は田んぼ、実はこの田んぼの刈り取りの後が、 ここ2,3年変化してきている。一度刈り取った切り株から2番穂が出て、またコメが実をつける。高さも50センチくらいと、 大きくなる。刈り取ったあとも高温の気候が続くことによるものだろう。筆者も、この2番穂でコメが採れないだろうかと思っていた。 品種の改良など進化すれば、この方式がコメ生産の切り札になることだろう。


2025.7.10 『バルト三国の防衛産業活況』
バルト海はよく聞く地名だが、どの辺だっけ?とあいまい。ヨーロッパ大陸とスカンジナビア半島に囲まれた地中海海域のことだ。 バルト三国という言葉もよく聞くが、この地域にあるエストニア、ラトビア、リストニアのことを言う。 この三国はテクノロジーに強みを持つ国のようだが、ウクライナ戦争で使う武器の製造で一儲けしているらしい。 なかでもドローンや無人機はウクライナ戦争の不可欠な武器として輸出、大きな利益を上げているという。 かつては日本も第二次世界大戦終結後、 1950年6月に勃発した朝鮮戦争で戦争資材の特需が米軍からあり、朝鮮特需と言われる。この特需を機会に、 戦後の日本経済の発展が有った、という皮肉な事実がある。今のバルト三国も同じだ。


2025.7.9 『通信簿が変わるかも』
小学校時代、学期末に担任から渡される通信簿、ドキドキしながら先生からもらった。 そーっと覗いて期待値に達してるか一喜一憂、担任が記入した生活や成績へのコメントにも、 自分がどう見られているのか気になったものだ。胸を張って親に渡せるとき、 言い訳を考えながら家に帰ったとき、いろいろあった。 その通信簿が文科省で改革の検討がされているという。 学期ごとの作成が学年末に1本化、小学校は3段階、中学校は5段階となっているのが、A/B/Cの3段階で評価、 など先生たちの働き方改革にも役立てようとするものだ。課題が多いが、子どもたちが将来の希望を持てる、 夢を育めるような通信簿に変えてもらいたい。


2025.7.8 『酷暑の選挙戦 』
連日の暑さの中で参議院選挙の論戦が展開されている。与党が改選前の半数に届くかどうか、野党がどのくらいの票を獲得するか、 世の中の興味は尽きない。この選挙は、今までの高齢者福祉、少子高齢化対策では票が獲得できないとばかり、 各党は物価高対策、消費税、年金、社会保険料で訴える。有権者もSNSを参考にしたりする、様変わりした選挙活動に、候補者も必死だ。 SNSにはフェークニュース、誹謗中傷のニュースが垂れ流される。 有権者の心眼が試される。20日にはどんな審判が下されるか、この国を安定させ、 国民が幸せになれるような施策をする政党に躍進してもらいたい。


2025.7.7 『大学スポーツ選手の大麻所持』
次から次に摘発される大学スポーツ選手の大麻所持。最近では、専修大学の柔道部員が逮捕された。 国士館大学柔道部の1〜3年生6人の逮捕、天理大学のラグビー部員2人の逮捕。 昨年は札幌大学の柔道部、その前は東京農業大学のボクシング部、日本大学のアメリカンフットボール部、早稲田大学の相撲部… などなど枚挙にいとまがない。どの案件もパワースポーツの類、何なんだろう。ネットで簡単に手に入れることができる環境がある、 と警察は分析しているが、周囲で暗躍する密売人が学生にアタックしている背景もあるのではないか。 勝利至上主義の大学スポーツの在り方もひとつの要因として問題だ。大学時代に逮捕、は一生を棒に振ってしまう。 本来の学生たらんとするスポーツ選手の姿をわきまえないといけない。


2025.7.6 『米国のDEI後退』
トランプ大統領のDEI(多様性・公平性・包摂性)に対する消極的な態度、 アメリカでここまで築かれて来た企業や公的機関での取り組みが後退している。 6月29日に開催されたニューヨークプライドマーチ(性的マイノリティの権利を訴える行進)では、 支援企業の25%が撤退したという。トランプ大統領への忖度が働いているのも一因のようだ。 一部企業の間には、今までのアメリカのDEI重視の政策があまりにも過度なために、企業が少し疲弊している、 との見方もあったようだ。しかし、実際は企業などでの取り組みは、影が薄くなったとは言え、 表立ってはいないが、継続されていて、寄付金などは減っていないという実態もあるようだ。 世界的に広がった人権運動は、トランプさんの一存では消え去ることは無いだろう。


2025.7.5 『万波中正選手』
プロ野球日本ハムファイターズの万波中正外野手、今年はリーグ上位で活躍するチームの中心選手だ。 万波選手、25歳。高校時代は横浜高校で活躍、3年連続で甲子園出場をしている。 なのに、2年生で寮を追い出され、練習にも参加しずらい環境下、人知れずの経験と努力をしたようだ。 2018年にドラフト4位で日本ハムに入団、4年目で芽が出て今の活躍になるまで、いろんなことを経験してきたという。 人それぞれの人生ドラマがあるが、夢を実現して来た万波選手、人間的にも違う側面を持っている。 今年の日本ハム、筆者も応援している。


2025.7.4 『九州で地震多発 』
鹿児島県のトカラ列島で地震が多発、震度6弱の大きな揺れがあった。島民は怖い思いをしているだろう。 居住者の島外移転が始まったが、これからの生活にも不安が残る。 筆者の住む茨城県は地震の巣、頻繁に起こる地震に、警戒はするものの、慣れっ子になって、揺れを感じながら 「…この程度だと震度3かな?」などと思ってしまう。警戒しなければならないのだが。 今年になってからはあまり地震が無い。地殻構造の変化か?などと思っていたら、 九州での地震の情報が頻繁にテロップで流れる。早く収束して欲しいと思うし、かなりの確率で予測されている、 日本海トラフ地震に結びつかないことを願っている。


2025.7.3 『コメ、連続値下がり』
コメの価格が連続して値下がり、すべての物価が上がり続ける中、昨年来以上な価格高騰をしたコメだけが下がってきている。 そもそも昨年に比べて売以上になった価格が、何故なのか具体的に解明はされていないが、モノそのものが無くなって、 不足した結果値上がりしたわけではないので、どこかの流通経路で意図的に吊り上がったとしか考えられない。 そういった暴利を目論み、一般市民の困った顔を見てほくそ笑む輩には、鉄槌を下さなければならない。 まだまだ値下がりは続くだろうし、今年の新米が出回る頃には、価格も平準化しそうな気がする。


2025.7.2 『農業の近代化 』
農業の近代化が進められ、従来のような人の力に頼った作業が自動機械やコンピュータを使ったものに置き換わって来ている。 農業機械の進歩が著しく、その機械も人が操作するのではなく、コンピュータで無人運転をしたり、 センサーを使って作業の度合いを調整する、ドローンを使った肥料や消毒薬の散布など、ITがその進歩に一役買っている。 こういった機器を使うとなれば、どうしても大規模な作業をする農業経営を行わなければならず、 従来の農業からの転換をして農業法人を設立しての経営が不可欠。農家の組織化なども課題となるが、 農業人口が減ってきている現状を救う対応として期待されている。


2025.7.1 『7月』
今年も半年が終わり、今日から2025年後半戦。7月はまたまた物価の値上げが目白押しのようだ。喜べない。 予定されているのが、食品を中心に2100種類、昨年同じ月の5倍の品目というから、やりきれない思いだ。 スーパーに買い物に行くと、ほんとうに“べらぼう”の世界、高い品物はバスケットに入れようとせず、 買いたいものをやめて安い代替品にしたりする。油代の高騰、人件費の高騰は、すべての商品に影響して来る。 今度の参議院議員選挙の争点は消費税や物価高にどう対応するか、だ。 それぞれの政治家の皆さんの手腕に期待したいところだ。 福祉や子育てでは、もう票にはならない。


2025.6.30 『道路の逆走対策』
相次ぐ道路の逆走、特に高速道路での逆走件数が多いように感じる。 高齢者や外国人の運転者が増えたせいなのだろうか。高速道路で逆走車に遭遇した時、 自分だったらどっちの車線に逃げるか、相手は左に行こうとするだろうから、こっちも左車線に逃げたほうが、 しかし左車線に急に進路を変えられるだろうか…。
2022年の逆走件数は220件、そのうち50件が事故になったというデータだ。 70%が65歳以上のドライバーだったそうだ。 国土交通省は物理的な逆走ミスに気付く仕組みを考え始めた。看板での誘導などでは、見落としが多い。 2029年までに、逆走車に衝撃を与える道路構造に改善する対策を完成させる計画だという。


2025.6.29 『ポール・モーリア』
ポール・モーリアさんは、言わずと知れたイージーリスニングの王者。1925年、フランスに生まれた。今年は彼の生誕 オリーブの首飾り、恋は水色、涙のトッカータ、エーゲ海の真珠、サバの女王、青井ノクターン……。多くの人々に親しまれた曲は、 イージーリスニングという呼び名は、1950年代から1970年代にかけて最も人気があったポピュラー音楽のジャンルのことを言う。 ラジオの放送プログラムとして、ムード音楽とか、現代クラシックとも称されることがある。 若い頃、エアーチャックと言って、カセットラジカセで毎日深夜0時から始まる、 FM東京のジェットストリーム をよく聴いたものだ。 そのカセットテープ、今でも持っている。


2025.6.28 『お弁当の宅配』
朝刊に折込みのチラシ、お弁当の宅配会社のものが結構ある。高齢者の一人暮らし世帯が増えているというが、 そういった方々にマッチしたサービスとして定着しているのだろう。生協、大手外食チェーン、などが1食500円から800円くらい、 5日分だと3000円くらい、メニューや色合いもなかなか考えられている。その多くは冷凍で届けられ、レンジでチンするものだ。 自治体の福祉サービスとしてお弁当宅配なども行うところがある。この手のサービス、高齢者の暮らしをサポートする大切なものだ。


2025.6.27 『高層階から子どもの転落』
各地で高層階のマンションベランダから幼児が転落する事故が相次ぐ。消費者庁の消費者安全調査委員会が、 転落事故の報告書を発表した。3歳くらいの幼児の転落事故が多いという。 保護者がちょっと目を離した隙に、という痛ましい事故のようだが、大人の“注意見守り”だけでは事故は防げない。 構造的な対策が必要なのはわかるが、さてどうしようかといったところだ。国土交通省は分譲マンションなどで、 手すりや補助錠などの設置に対し、100万円までの補助をしているという。都市部に高層マンションが増えているから、 マンションデベロッパーは、早急な抜本的対策を講じなければならない。


2025.6.26 『企業城下町』
NISSANの経営悪化で工場の閉鎖が検討されている。NISSANは20年前にも東京都武蔵村山市の工場を閉鎖、 広大な土地を持つ工場で3千人以上の従業員が働いていた。工場の周囲には生産を支える部品メーカー、 輸送企業など関連する企業が多かった。工場の閉鎖によって多くの従業員が仕事を奪われ、周辺の企業や商店などにも大きな影響があった。 今、横須賀市追浜の工場が閉鎖されるのでは、という瀬戸際にある。企業城下町は、業績がその土地の盛衰に大きな影響を及ぼす。


2025.6.25 『スイカ』
スイカの名産地といえば、関東地方では千葉県冨里市、全国で比較すると、国内4位の生産量だそうだ。 その冨里市で毎年6月に開催されるのが、「冨里スイカマラソン」筆者も20年ほど前に一度参加したことがあるが、 レース終盤のコースにスイカスタンドがあり、そこでランナーがスイカを好きなだけたべることができる、というもの。 今年は6月15日に終了した。これからがスイカのシーズン、夏本番だ。


2025.6.24 『都議選で48人の女性当選』
22日に行われた東京都議選、7月実施の参議院議員選挙の前哨戦と目されていた。自公の結果が振るわず、立憲民主党が議席を伸ばし、 国民民主党、参政党が議席を大きく伸ばした。127人の定数のうち、48人(37%)が女性議員だった、と新聞が報じた。 日本はSDG'sの国際比較でジェンダーギャップが大きく、118位と出遅れているというデータがあるが、 そういったことを意識すると、都議選結果は女性が頑張った、と言えるかもしれない。しかし、ジェンダーギャップ、 なんてことさら言わなくても、男と女と区別して考えず、どっちでも世の中が良くなればいいんじゃない? と考えれば男だ女だとことさら言うことは無いと思うのだが。 女性が進出できない制度や慣習があるなら、それを改めて行く方向性が望ましいが。


2025.6.23 『イラン空爆』
ついに禁断のイランへの空爆、トランプさんが不意打ちに、米国としてイラン本土への初の空爆を行った。 SNSで予告していた2週間以内に空爆の決断、というのを発表から2日後に行った。またひとつ紛争の火種ができてしまった。 これが日本の経済への影響も十分ありうる。国会でガソリン価格の値下げのための論戦をしたが、それなど関係なしに、 オイル価格が上昇するかもしれない。イランもここで黙ってはいないだろう。戦争が泥沼化するリスクが大きい。 権力者はなぜ問題の解決に戦争という暴力を行使するのだろうか。戸惑い、逃げ回るのは一井の市民たちなのだ。


2025.6.22 『自転車運転者の反則金』
自転車をスマホを見ながら運転、よくみかける光景だが、今後はそういう危険行為に対して反則金が課せられるという。 16歳以上が対象で、反則金は3千円から1万2千円だそうだ。スマホの“ながら”運転=1万2千円、信号無視=6千円、 指定場所一時不停止=5千円、2人乗りや並列運転=3千円、と来年の4月1日から厳しくなる。自転車乗りは、 道路交通法など考えないのが常、しかし事故が未然に防げるのなら当然の措置だろう。


2025.6.21 『あんぱん』
NHKの朝ドラあんぱん が良い視聴率で推移している。毎日見ている筆者も朝ドラファンで、いつも欠かさない。 今回のドラマは、見応えがある。放映時間に見られなかった時は、NHK‐PLUSで見逃し配信を利用している。 やなせたかしさんの人生と業績をテーマとするから、興味がつきないこともあるが、 ドラマの展開もおもしろい。「♪そうだ うれしいんだ いきるよろこび たとえ むねのきずが いたんでも〜」 というアンパンマンマーチの詩をよく読むと、平和と生きることへのメッセージだな、と気付く。 そういったことがドラマの中にたくさん散りばめられている。


2025.6.20 『理想の父親像』
転職サービス運営会社が今年5月に調べた『理想の父親像』、20代から60代まで264人にアンケートしたそうだ。 「対話を大事にする」が8割、「背中を見せて育てる」は3割だったという。昔のように背中を見せようとしても、 見られていないことになる。対話は大事だが、なかなかその時間や場所に苦労するのが実態ではないか。 この調査では、仕事と育児の理想のバランスについても聞いているが、69.7%が「仕事と育児を両立したい」と答えたそうだ。 なかなかいい結果が出ている。


2025.6.19 『女性トイレの行列』
新聞で女性トイレの行列が長いのは何故か、という特集があった。確かに女性トイレは、 駅のトイレなどで感じるが、入り口の外まで並んでいるのが常だ。これは何故か? 必要な使用時間に対して便器の数が少ないのが理由だという。 確かに、男子トイレは小の場合スペースが狭いので便器の数が多い。女性トイレはブースになっているので、 数は少ない。そんな中、知恵を絞ってこの問題に取り組む人たちがいるという。 国際的には、女性用3、男性用1というのが、1998年に国際赤十字が採用した数字だという。 日本では東日本大震災の教訓を生かし、内閣府のガイドラインにもこの割合が記載されているのだそうだ。


2025.6.18 『大谷選手の広告 』
大谷選手がコマーシャルによく出て来る。お〜いお茶、バンテリン、ダンロップ、 セコム、ファミマ…などなど。国内企業は16社にもなる。広告契約料は1件10憶円とも言われる。 10憶で16社160億、いや〜、想像がつかない金額だ。そのコマーシャル効果も大きいと感じる。 スーパースターは、このお金をどこに使うのだろう?なんて余計な心配をしてしまう。 昨日は久々の二刀流で出場、投打に活躍した。まだまだ伸びしろは大きい。


2025.6.17 『米国の軍事パレード 』
今朝の新聞には、「分断の1日」という見出しで米国の軍事パレードに対する米国民の受け止め方を取材していた。 あまり政情に詳しくない筆者でも、何でアメリカが軍事パレード?と訝しむ。これがアメリカファーストの体現した姿なのか? あまりにも貧弱な発想。しかも自身の79歳の誕生日に合わせたというから、公私混同も甚だしい。 国内の歳出削減に取り組む姿勢は偽物だったのか?自分の発想に異議を唱える人や団体、 これからの自分の進む道を阻む者を邪魔者扱いする、独裁者的分断の政治は長くはないだろう。


2025.6.16 『暑い! 』
6月というのに、真夏日。梅雨入り宣言したというのに、今日から1週間くらいは暑い夏日が続くようだ。 湿度が高いから、余計暑く感じるし、身体に応える。異常気象はとどまるところを知らない。暑い寒いは多少は許せるが、 災害などが無ければ、と危惧する。夏野菜なども今年は生育が早い。正常なスピードで育たないと、 大根にスが入ったり、菜っ葉類が硬くなったり、害虫が異常発生したり、困ったことになる。 路地物の野菜が出てきて、少し値段が安くなったこのごろ、また高値になって欲しくない。


2025.6.15 『ファクトチェック』
SNSメディアには多くのフェークニュースが溢れ、何が正しいのかを見極めるのが難しいことが多い。 誰でも瞬時に大量の情報を流すことができる情報過多の時代。冗談や悪意で流された情報の真偽を識別しないで、 それを拡散する人もいる。アフェリエイトという閲覧回数に応じた報酬に影響されている部分も大きい。 AIの進化で画像・映像・音声が簡単に作り出せる。これをよ〜く見分けないとマイナスの影響が大きくなる。 怖い時代だ。


2025.6.14 『トランプさんの天気』
お天気屋さんというのはこういう人を言うのだろう。イーロンマスクとの間がぎくしゃく、ぎくしゃくというより互いに敵視している。 政府効率化省のトップに抜擢、テスラの車に乗り込み愛想笑いをしていたと思ったら、役職から離し、敵にまわし、下品なののしりあい、 昨日の友は今日の敵だ。名門ハーバード大学に対するいやがらせ、カリフォルニア州に対しては、州知事の頭越しに州軍を派遣、 彼の頭の天気良しあしで、何でもあり、それも人々が喜ばない行動ばかり。人を不機嫌にする大統領は悪代官だ。 いつまで持つやら。


2025.6.13 『長嶋さん逝く』
往年の4番サードの代名詞が亡くなった。人に親しまれるキャラクターだった。世の誰もが惜しんだ。その葬儀が6月9日に行われた。 今の野球界の深いところまで関わっていたという。それは、彼がそうしたいと思ってしたことではなく、 周囲から長嶋さんに力を貸して欲しくて歩み寄り、耳を傾けたことなのだろう。松井選手、大谷選手の二刀流や米国での活躍など、 栗山監督に対して野球への情愛が伝わったものだろう。長く彼の功績が語り継がれていくことだろう。 出身地、千葉県佐倉市に有る長嶋茂雄記念館は、きっと展示品などが充実していくことだろう。


2025.6.12 『東京都、水道基本料無料に』
東京都は大胆なことをするもんだ。この夏の4か月間、水道の基本料金を無料にするという。 他の自治体、特に東京に隣接する神奈川・千葉・埼玉・山梨などの自治体からは、税収が潤沢な東京都だからできる、 ということで冷ややかな見方をしている。筆者もそう思う。日本の企業の本社機能が集中、税収が多いからできることなのだ。 都は経費368億円を予算措置しているという。小池さん、参議院選挙前に思い切った政策だ。


2025.6.11 『ゆうパック危機』
国土交通省は、相次ぐ運行管理規則を遵守しない日本郵政にしびれを切らした。度重なる酒酔い運転の荷物輸送車。 その都度、幹部が会見してアルコール検知を重点的に行う、との説明だが、一向に違反は減らない。 日本郵政の、郵政省時代からの規則に甘い企業文化、故のことだろう。全国の輸送車、軽トラックなど5年間2500台を凍結、 動かせなくなった。これからのゆうパックのビジネスに大きな影響が出る。


2025.6.10 『アベノマスク』
2020年4月、コロナ渦が深刻な中、阿部総理大臣は国民全員にガーゼマスクを配布することを決定、業者に発注した。 結果は知っての通り、相次いでメーカーからおしゃれなマスクが発売され、アベノマスクはあまり活用されることなく、 わずかに着用しているのは総理と一部の大臣だけ。 家に配布されたものは、筆者も一度も使っていない。その後、大量に余ったものを保管するコストも無駄遣いと批判された。 500億円という巨額を投じた、発注に至るまでの記録が存在しないことが裁判になった。 500億円を使うのに、発注までのやり取りがすべて口頭で、文書が無いなんて、だれが信じるものか。 裁判では常識通り、国の言うことを一蹴した。国はこんな常識外れのことをよく発言できるものだ。


2025.6.9 『ペットボトル 』
ペットボトルをリサイクル…などと環境にやさしいことを表現したコマーシャルがあるが、 リサイクル以前にペットボトルを作らなければいいのだ。プラスチックごみが海洋を漂うのも、 ペットボトルによる影響が大きい。さまざまなデザイン、大きさ、種類が多すぎる。 メーカーは作り放題、販売し放題、回収は自治体が税金で、どこかおかしい。 ペットボトルのリサイクル率は、85パーセント程度だという。 ペットボトルからペットボトルにリサイクルされるのは33.7%だそうだ。 今のような飲料の開発〜製造〜回収方式では限界が近いだろう。


2025.6.8 『白鵬問題』
あの大横綱、白鵬が日本相撲協会を退職することになった。現役時代は、好成績を残すものの、 相撲道精神に悖(もと)る土俵上の所作をしたことで、何度も物議をかもしたことがあった。 日本人とモンゴル人の文化的背景の違いから来るのがどうかはわからないが、その白鵬が日本相撲協会の中では、 多分組織の中での振る舞いが上手ではなかったのでは、並み居る古参方から受け入れられなかったのでは、 というのが筆者の感想だ。いろいろ探れば、協会の中にも問題が有るのは理解できるが、 やはりその中で自分の立ち回りを上手にしなければ、日本型の組織の中での動きは難しいだろう。 自ら退職の決意をしたというが、まだまだいろいろありそうだ。


2025.6.7 『刑務所の役割転換』
今までの刑務所の役割が見直されるという。今までは刑罰に対して受刑者を懲らしめるという考え方だった。これからは、 受刑者が社会復帰したときに生活能力を獲得できるような更生の考え方で接するという。 刑務所を出た人が社会復帰するには、生活力の問題、社会とのかかわり方の問題、娑婆の人たちの彼らを見る視線の問題、 いろいろな壁が大きく、出所にてもまた刑務所の生活のほうが楽だと言って、戻ってくる人が多いという。 入所者の今後の社会生活がし易い教育をするという方針は、受刑者の人権的に、そして税金で運営されている刑務所の経費削減に、 いいことだ。


2025.6.6 『価格高騰の原因はコメ政策のツケ』
コメの値段が上がり始めた昨年の夏の終わり、「新米が出てくれば、下がる」と発言する農水族の議員さんたち。 しかし豊作の割には市場価格が下がらない。今度は備蓄米を放出すれば価格が下がる、という大臣、 放出したが一向に下がらない。前の農林大臣の「コメは買わないでもらっている」発言で大臣が更迭されたら、 伸大臣が備蓄米を市場価格の半値以下で販売。 安い古米はいいが、今までのブランド米や最初に放出した備蓄米は安くならず、2千円の備蓄米を買いあさる人たち。 問題の根本が解決されないままに古いコメの安売り。今、農家が6割も減っていることや、生産調整で交付金を出しているのだ。 現実を変えないで、何も対策を講じない農水族の議員さんたちのコメ価格高騰の責任は重い。


2025.6.5 『宣伝しないのに売れるビール 』
札幌ビールのラガー、キリンビールのハートランド。この2種は宣伝しないのに売れ続けているらしい。 サッポロラガーは、1877年(明治21年)誕生、飲食店にしか販売しないそうだ。ハートランドは1986年(昭和61年)に発売。 日本で初めてエメラルドグリーンの瓶を採用、年々売り上げを伸ばしているという。 両方とも瓶ビールの良さが人気の秘密らしい。専門家は、2品ともブランディングに成功した例だ、と言っている。 ブランドというのはそういうもんなんだろう。長い時間をかけて熟成される。


2025.6.4 『インプラント治療』
歯の治療方法にインプラント治療というものがある。虫歯や歯周病で欠損した場合、ブリッジなどで義歯をいれるのではなく、 外科的手法であごに歯根を埋め込み、その上に義歯を入れる方法だ。あごの骨に歯根を埋めるのが外科的手術。 筆者は15年くらい前に歯科医から勧められるままに左下に1本インプラント治療した。その時の驚きは衝撃的だった。 麻酔をしてドリルで顎の骨に穴をあけるのだが、本当にドリルの音、ガガガガーギュルギュルーっと。 歯科医師がここまでやるの?という驚きだった。当時1本20万円くらいしたと思う。インプラント治療は保険適用にならないから、 1本数十万する。そのリスクとして、治療期間が他の方法と比べて長い、歯周病を発症させるリスクがある、 金属アレルギーを発症させるリスクがある、術後も定期的に歯科医院に通う必要がある、というこれらのことを考えて決断しなければならないのだ。


2025.6.3 『フキハラ』
セクハラ=セクシャルハラスメント、パワハラ=パワーハラスメント、モラハラ=モラルハラスメント、 などなど様々なハラスメントが人権の面からクローズアップされる。今度はフキハラという語が出てきた。 不機嫌ハラスメントのことだそうだ。なんだかんだと不機嫌になる出来事が多いが、 この不機嫌が家族や職場に与える影響もないがしろにできないらしい。言葉が社会的認知されると怖いのが、 「あの人、フキハラだ!」といった具合にそこに誰かを当てはめて考えてしまうことだ。 今まではあまり大げさに考えなかった不機嫌な人を、フキハラな人という具合にグルーピングしてしまう。 昔は学習障害など用語が無かったが、今はその事象に当てはめて誰かを「学習障害の人」と思ってしまう。これは怖いことだ。


2025.6.2 『川柳コンクール 』
第一生命保険が主催する川柳コンクール、全国から応募が有った5万2千通あまりの中から上位10句を発表した。 毎年、世相を表現した秀作に、感心する筆者だ。今回の1位は「AIの 使い方聞く AIに」、 2位「ひさしぶり 笑顔は出るが 名前出ず」以下「セルフレジ 母に店員 2人付く」、「妻描く 老後プランに オレ不在」 「何食べたい? 言った料理は 出て来ない」、「下がらない コメの値段と 血糖値」、「パスワード 恐る恐るの 3回目」 「いい値だね いいねと言えぬ 物価高」、「電気代 あまりの高さに 暗くなる」、「面くらう コメの高さに 麺食らう」
あるある、とニヤっとするもの、なるほどと思うもの、同感!と思うもの、よく詠んだものだ。


2025.6.1 『今日はダービー 』
♪これから始まる大レース ひしめき合っていななくは 天下のサラブレド4歳馬 今日はダービー目出たいな〜
1970年(昭和45年)ソルティ・シュガーズが歌った走れコータロー。今日はそのダービー、15時40分発走だ。 8000頭居る同期の競走馬の頂点を18頭の馬が目指す。開催地府中競馬場の最寄り駅、南武線府中本町は大賑わいだろう。 最近、馬にムチを当てることが動物虐待だという人もいるから、いずれ競走馬の世界も訴えられるかも。

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2025.5.31 『裏金問題』
5月27日、国会では阿部派幹部議員の裏金問題参考人招致が行われた。次から次に出る政治のスキャンダルに、 裏金疑惑の解明は少し遠くなりかけている印象だが、疑義を明らかにしてその責任を問わなければならないだろう。 一昨日は下村元文部科学大臣の参考人招致だった。元会計責任者の証言で、幹部の誰かが指示したことを明らかにしたが、 下村氏は“認識がない”という認識論でこの問題をかわした。またしても兵庫県知事と同じ“認識論”で逃げられた形だ。


2025.5.30 『除染土の行く末』
福島第一原発の爆発事故で出た放射線を浴びた土、表土をこそぎ取り放射線を封じ込めようとした。 その汚染された土が福島県大熊町・双葉町に保管されている。中間貯蔵施設という名で環境省が管理している。 問題は、この除染度をどうやって最終的に活用して行くかということだ。福島県から外に活用していかなければならないが、 国の各県へのアンケートでは“受け入れる”と回答した自治体は無いということだ。 14年たってもまだこういった問題が残っている。復興とひとことで言っても、そう簡単には物事が進まない。 いまだに東日本大震災後の原発の影響で、普通の生活がままならない人がいっぱいいる。


2025.5.29 『いまだ認識がない!』
いろいろと人騒がせな兵庫県知事、あのクールな顔にあきれ返るが、内部告発問題で辞職したにも関わらず再当選、 きな臭いことを背景に知事に返り咲いた。問題を明らかにするために100条委員会で審議したり、 第三者委員会をつくったりして、その結論は知事には不利なことばかり。ピンチになってもクールな顔で、 指摘されたことに対し、「認識していません」 の一点張り、本人が法令違反であると認識しなかったら違反にならないのか、よくもまあ、 のうのうと知事を続けられると思う。こういう人間は常識で物事を考えることは無理なようだ。 兵庫県の職員の人たちが可哀そうだし、まともな県政ができるわけがない。


2025.5.28 『一番いい季節』
朝陽に照らされた苗を植えたばかりの田んぼ、伝書鳩の朝の飛行運動が空を旋回、気持ちのいい心地よい風、 オオヨシキリがギシギシとさえずる。農道は自然の宝庫、そんな中を歩けることは幸せなことだ。 先月、ぎっくり腰になりしばらく歩くことができなかった。だから歩けるだけで幸せなことだと思える。 今の季節がいちばん良い、と思いながら歩を進める。 いつも会う人に会釈、こっちも向こうも同じ時間帯に家を出て同じコースを歩いているのだろう。 どんな季節でも、それぞれに良いのだが、特に今の季節が好きだ。


2025.5.27 『5キロ2千円』
政府が急に打ち出した備蓄米を5キロ2千円台で店頭に並べる、という施策。江藤農林大臣の問題発言での更迭、 その後の人事で小泉新大臣を起用、矢継ぎ早に新しい政策を出し、何と5キロ2千円台で小売店に並べる、という。 何で今まで長い期間価格が下がらないのを野放しにしておいて、急にそんなことができるのか。 実は7月の参議院選挙をにらんだ自民党の思惑が見え隠れするのだ。小泉さんは人気稼ぎにうってつけ、 備蓄米の随意契約の施策は自民内で腹案として有ったのだという。選挙のための人気挽回策がコメの値段とは…。 情けない。2千円台のコメはいつまで買えるのか、今までの5千円近いコメはスーパーでどう扱うのか。 いろいろ問題がこれから噴出する。


2025.5.26 『パソコンのトラブル』
3日ばかり更新できない日が続いた。実はパソコンのトラブルで更新措置ができない日々だった。 2017年購入のWindows10のパソコンが8年目、普通パソコンの寿命は5年といわれるが、 10数万円もするから、なだめながら使っていた。 今年10月からはWindows10のサポートが終了するというので、そろそろ買い替えかな?と思っていたが、 メールソフトのOUTLOOKが急に変調を来した。 起動が遅くなったりしていて、イライラも講じていたので、思い切って買い替えた。 その設定やら、今までのファイルの移行をしていたら、結構時間がかかってしまった。 やっと更新できるまでになり、ほっとした。 サクサクと動き、快適だが、まだ新しいのに慣れていない。キーの使い方など慣れるまでもう少しだ。


2025.5.25 『QRコード』
QRは Quick Response の頭文字。1994年(平成6年)に愛知県の自動車部品メーカーであるデンソーの開発部門 (現在は分社化してデンソーウェーブ)が発明したものだ。バーコードだと13文字程度しか表現できないのだが、 二次元コード化することで、バーコードの200倍もの文字数を表現できるようになった。 アルファベット・日本語の漢字・ひらがなを入れることも可能だ。 今では入場券への応用、テレビ画面で情報伝達に利用、スマホ決済への利用など用途が世界中に広がっている。 発明の中心者である原昌宏さんは、2014年にヨーロッパ発明家賞「Popular Prize」を受賞した。 筆者はノーベル賞ものの発明だと思っている。


2025.5.24 『人口の一極集中』
全国の自治体で人口減少が続く。そんな中でも東京は流入人口が転出人口を上回る。東京への一極集中が加速する。 政治・文化・経済の中心東京には人や金や文化が集中する。このネット社会で、バーチャルな空間でものごとが進んで行く時代なのに、 やはり東京でなければいけない理由は、人が集まるから、なのだ。いくら地方分散と言っても、省庁すらなかなか話は進まない。 文化庁が京都に有るくらいではないか。こういった現象は、お隣韓国でもソウルへの一局集中が激しいという。 何もかもソウル発でなければブランド価値が上がらないという。日本よりもICT技術に優れた韓国でも人の集中には叶わないようだ。 世界でも異例な日本と韓国の実情、弊害はわかってはいるが、対策が遅々として進まない。気づいたら対応不可、が将来目に見えている。


2025.5.23 『暑熱順化』
5月というのに、連日の夏日、天気予報でよく出てくる「暑熱順化」。人の体がまだ夏日に慣れていないのに夏日が来ると、思わぬ熱中症になるという。 熱中症にならなくても、だるくなったり、変調を来たす。遠くの山々は新緑で“もふもふ“としている時期、俳句の季語で山笑うと言うらしいが、全くの異常天気だ。 この調子で行けば、今年の夏も思いやられるのではという気がするが、長期予報では昨年よりも少し暑さが和らぐと言っている。少し期待したい。


2025.5.22 『大の里良い調子』
国技館で開催されている大相撲、今日は12日目、あと4日だ。大関大の里の全勝が続いている。優勝すれば、横綱になるという期待が膨らむ。 1横綱に2大関と、上のほうがもう少し番付に重みがあるといい感じだが、役力士以下の活躍が面白い。群雄割拠といった感じだ。 加えて40歳玉鷲、35歳高安の人気もすごい。マスコミの取り上げ方もニュースで流れるので、相撲人気が盛り上がっている。 俳優やお笑いタレント、大学教授などで相撲に詳しい人がテレビ番組に出てくる。相撲解説者も人気で、各地の後援会などで招かれている。 大の国が横綱になれば、すぐ近所の二所ノ関部屋が盛り上がる期待もある。優勝してほしい。


2025.5.21 『政治家の暴言』
自民党の西田参議院議員が沖縄のひめゆりの塔に関して、沖縄県民を冒とくするような失言、暴言を吐いた。 本人は後日、一部の発言を撤回したが、発言は撤回すれば問題が解決するとは思えない。発言するということは、しかも講演の壇上だから、 心底腹に無いことは言わない。失言では無いのだ。こういった人は、またどこかで同じことを言う。 本人の会見によると、事実を調べていなくて、〇〇のようだ、〇〇らしい、ろいったことを背景として言っているので、無責任極まりない。
江藤農林大臣は、米の問題で「私のところでは買っていない、支援者からもらった米が売るほどある」と講演で発言、今国民は米の価格が高くて大変なのに、 安くする施策を担う大臣の唖然とする発言、常識を疑ってしまう。今朝辞任したが、これは辞任ではなく、更迭だ。石破さんは任命権者として謝ったが、 総理もバカな部下を持つと、沖縄県知事に謝ったり、国民に謝ったり、火消しに大変だ。 政治家は、国民を代表している立場なんだから、人々が幸せになることを、もっと真剣に考えなければならない。


2025.5.20 『インドとパキスタンの武力衝突』
世界の各地で起こる国と国の武力衝突、国内の内戦。今度はインドとパキスタンの武力衝突だ。次から次に起こる戦争の前兆、 このところの世界情勢のバランスが崩れて来たことを背景に、世界の分断が更に深刻さを増して来た、冷戦時代の始まり、とも見える。 両方の国とも、抑止力の核武装をしている点が気がかりなところだ。判断を間違えると核弾頭発射のスイッチが押されてしまう。 こういった現象は、アメリカが世界の警察を自認して来たことを放棄し、自国の利益第一のディール外交に徹していることと、 大きな関連があることは間違いないだろう。バランスが崩れるのを回避するためには、将来を見据えた世界の平和を標ぼうする、 強力なリーダーシップが必要になるところだが、世界のリーダーたちは、オレがオレが、のスタイルしかないのが悲しい。


2025.5.19 『点検商法』
「お宅の屋根、少しひずんでいるので、雨漏りとか心配ですね」、「地震とか災害の時心配ですね」などと家主の心配を煽って、 高額な修理費を契約する悪徳商法がはびこっている。「点検商法」と言って、工事業者風な恰好で住宅地をうろつき、 カモになりそうな家のチャイムを鳴らす。玄関先に出た住人に、住宅の水回り、屋根の雨漏り、壁の塗装、耐震などを語って心配させ、 場合によっては家の中に入って点検をし、高額な工事費の契約をする。犯罪に巻き込まれる高齢者が増えている。 警察では、必ず合い見積もりを、と訴えるが、犯罪は減らない。押し切られたように契約書にサインしてしまうのだろう。 我が家の周囲もうろついている業者風の人が居る。団塊世代のリフォーム需要が多いこの頃、悪質なリフォーム業者から身を守ることが大切だ。


2025.5.18 『SNSは凶器(狂気)』
SNSを使った凶悪な犯罪があとを絶たない。SNSは、人類を便利で平和な社会にするための道具としての役割を果たすはずだったが、 便利さの裏側には、必ずそれを利用した悪の巣が関わって来る。今、世の中で起こっているさまざまな犯罪は、ほとんどがSNSを悪用した事件だ。 フィッシング詐欺、援助交際、自殺ほう助、闇バイト、クレジットカードの不正利用、インターネットバンキングの不正送金、 お金に絡んで人をだます手口がほとんどだ。騙されないように気をつけることがすべての解決策だが、 騙すほうがどんどん巧妙化して、「ちょっとしたスキをついて」騙しの手口にはまって、取り返しのつかないことになってしまう。 SNS社会がもたらす陰の部分、そこから身をかわして生きるには、「利用しないこと」しか無いのだろうか。 外国で話題になっている、青少年の利用制限措置、これは是が非でもやらなくてはならない。子どもたちがSNSを利用する前に、 もっと人間的なマニュアル社会を知ったり、体験したりするベイシックな体験こそ必要だ。 今日は、「凶器」に、「狂気」を充ててみたが、この文字でも今の世相に該当する。 警察では、これらの犯罪を「目下の治安上の最重要課題」と位置付けて取り締まりを強化している。


2025.5.17 『モンスターペアレンツ』
通学する子どもの問題であれこれ学校に因縁をつけるモンスターペアレンツがあとを絶たないという。学校の先生にとっては、 子どものすこやかな成長を促すのが本業だが、こういったモンスターペアレンツへの対応も結構な気遣い・ストレスの要因になっている、 ということを知人の教師から聞いたことがある。その悪質な例が、先に立川市で起きた学校への乱入事件だろう。 通学する子どものことで学校に相談に行った母親が、話がまとまらず、いったん引き上げたあと、知人の男性と学校に乱入し、 教室で先生をつるし上げ、暴行、ガラスを割ったりの乱暴をしたというもの。信じられない出来事だが、こういったことも有る、ということだ。 先生が本当の授業ができるような環境を社会がつくらなければならない。同時に、こういったモンスターたちへの対応を、 一部の教師や学校に任せておくことだけでは、何の解決にならない。


2025.5.16 『相撲の賞金』
2日続けて相撲の話題。力士たちが四股を踏む土俵の周囲を懸賞金の旗を持った呼び出したちがグルリと一周する。 旗にはスポンサーの名前や企業ロゴが描かれている。その枚数が力士の人気度に比例する。 何もない時も有れば数十枚出ることも有る。1枚7万円だそうだ。広告料としては安いのだろうか? 7万円の内1万円が相撲協会収入となり、6万円が力士に渡るそうだ。10本付けば、勝ち力士に60万円のボーナスが出る。 行司からもらう祝儀袋には1万円だけが現金で入っていて、5万円は力士の口座に振り込みだそうだ。 相撲協会がセキュリティーを考えてそういった措置をしているという。人気力士が勝ち続けると、凄い収入!になる。


2025.5.15 『相撲人気』
大相撲5月場所が中盤戦に差し掛かろうとしている。先場所優勝の大の里が2連覇すれば横綱、ということで、 綱取り場所として注目を集める。大の里のプレッシャーはいかばかりか、25歳のハートは重圧で大変な状態だろう。 身体は大きくても心は普通の人間だ。重圧に負けずに頑張って欲しい。2日目は高安戦だった。高安は地元茨城県土浦市の出身なので、 毎場所応援している。大の里は、二所関部屋がすぐ近くにある。両方応援しなければならず、どっちが勝ってもいい対戦だった。 大の里が勝って、まずは横綱の道を行くことに拍手をした。このところの相撲人気がすごく、横綱や大関人気も大事だが、 若い力士が台頭していることがその要因。若い人が駆け上がって行くのは誰でも応援したくなる。


2025.5.14 『米の作付け面積拡大』
米の価格が5キロあたり4800円、昨年の倍の価格で販売されている。令和の米騒動は、落ち着くどころか日に日に価格の上昇、 農林省やJAは何をやっているのか、備蓄米などの放出で価格の安定、なんて甘い施策をしたが、効果は全く無い。無いどころか、 価格上昇というマイナス効果。それでも減反政策は撤回しない。いったいどうなってるのか。近くの田んぼでは、 昨年作付けしなかった休耕田が今年は田植えが行われている、といったところが多い。 今年は田植え前から米の業者が田んぼごと買って、収穫前から米を押さえている、という話も有るが、 利益が出るとなれば作付け面積が増えるのも市場原理だ。まだまだコメ価格は下がらないだろう。 筆者の予想では、米騒動前の水準に戻るにはあと2年はかかると見ている。


2025.5.13 『マンションの老朽化』
1960年代後半からマンションが増え始めた。大都市では分譲マンションがどんどん増えた時代だ。1968年には5万戸だったのが、 2023年には704万戸に、築40年以上が104万戸になるという。そのうち56%の所帯主が70歳以上という。老朽化したマンションに高齢者、 という構図が、今問題になっている。維持管理や修繕の問題だ。マンションという共同体で資金の捻出や管理をどうやって行くか、 将来スラム化が進むのでは、という懸念も有るようだ。


2025.5.12 『生まれ変わったら』
「もし生まれ変わったら?」という面白い調査結果が朝刊に掲載されていた。「生まれ変わっても自分になりたい」 と答えた人が51パーセントだったという。 筆者も今の自分で良いと思っている。別の人間になりたいと答えた人は、「若い頃にもっと努力しておけば良かった」、 「異なる環境で育ちたかった」、「性格が嫌い」、「容姿が嫌い」と答えている。 「今の自分からひとつだけ変えられるとしたら」の質問に。「能力」、「性格」、「容姿」、 「職歴」、「育った家庭」、「パートナー」、「生まれた時代」、「学歴」、「性別」、「出生地」と答えている。 この世に生きられる今の自分が一番いいはずなのに、あまり意味の無い調査のような気がする。


2025.5.11 『米国出身の教皇』
コンクラーベが終了し、一昨日新しい教皇が決まった。ダークホースだった新教皇レオ14世、アメリカ生まれで、ペルーで長い間活動していたそうだ。 9日に協会の煙突から白い煙が出ると、教会前の広場を埋めた群衆から大きな歓声が上がった。コンクラーベの開催と共に、 テレビのニュースでは、どうやって白い煙と黒い煙を出すのか、コンクラーベの仕組みなどが次々にニュース映像として流れた。 教皇像に自分の顔をはめた写真を投稿したトランプ大統領は、無責任な行動を恥じるように、そのことには触れず、アメリカ出身の教皇を祝福した。 ディールまみれの情が浅く、信仰心の乏しい人間味に欠ける大統領に、教皇はこれからどう接するか楽しみだ。 出身がどこであれ、平和や人間愛を唱える教皇の今後に世界は期待している。


2025.5.10 『バイト』
気軽に労力を提供してお金を稼ぐアルバイト。そのアルバイトがスキマバイトや闇バイトなど、いろいろ社会に影響を与える形態に変化している。 スキマバイトは、スマホアプリの発達と共に、利用者のスキマ時間に手軽に短時間でお金を稼げるとして人気が出ているようだ。 アプリに登録して、1時間とか2時間で動ける仕事をマッチング、事務手続きや支払いはすべてアプリが行うというもの。小銭が稼げるのが魅力だ。 労働力不足から、福祉現場や保育現場にも浸透しているという。
闇バイトは、ブラックなバイトだから無くなるのが社会のためだが、高額な報酬に惹きつけられたお金に困る人が犯罪に巻き込まれてしまう。 簡単に高額の稼ぎなど世の中、そんな甘いはずは無いのに、結末は犯罪者としてアウトローになってしまう。お金は大切だが、 それに振り回される人生は、ゆとりの無い殺風景なものになってしまう。


2025.5.9 『宅配便の誤配』
宅配便の配送方式は、依頼者から配送先に個別に配送するのが原則だが、その配送方式だと、配送先が留守だった場合に、荷物を預かっておき、 もう一度訪問をする、というのが常。最近はその方式が「置き配」という仕組みを利用できるようになっている。 玄関先など、指定した場所に配達人が置くことで配送が完了する仕組みだ。ハンコやサインも必要としない。 コロナ禍以降この方式が急速に拡大したそうだ。 ところが、ネット通販の荷物などが間違えて置き配された時、警察に遺失物として届けられるケースが増え、警察が困っているという事例が多いという。 宅配業者もこの対策を始めたというが、ネット通販が拡大している折、早急な対応が必要だ。


2025.5.8 『悲惨な交通事故』
連日、悲惨な交通事故のニュースが流れる。傾向としては、今までには無かった事故原因だ。ドライバーのモラルというか信じられない運転によるものが多い。 事故に巻き込まれ、普通の幸せな日常が奪われる被害者が居る。高齢者の暴走、酒酔い運転車の暴走、自暴自棄になった運転手の子どもへの殺傷、 高速道路の逆走、などなど通常では考えられない悲惨な事故があとを絶たない。その都度警察は事故が起こらないような啓発や道路の物理的な対応をするが、 事故は増える。車が凶器にならないようなドライバーの育成はどうあったらいいのか。事故を防ぐような車の機能開発は進むが、 運転手の心をチェックする仕組みまでは難しい。


2025.5.7 『節約型の連休』
5月のゴールデンウィークが終わった。今日からは普段通りに通勤するサラリーマン、学校に行く子どもたちの生活が戻った。 今年の連休の過ごし方は、ニュースの多くが“節約”型の時間の過ごし方を取り上げた。お金のかかる海外旅行などよりも、子どもとキャンプ生活、 近場のレジャー施設、ハイキングなどに出かける姿を追っていた。中でもキャンプが人気だったらしい。車が横付けできて、電源コンセントが付き、 炊事道具やバーベキューセット一式が用意されていて、火をつけるだけ、といった至れり尽くせりのところも有った。キャンプと言えば、 非日常の不便な体験を工夫しながら楽しむのがいいのだが、日常生活の延長では、楽しみも薄くなってしまう。


2025.5.6 『祭り復活』
能登半島地震の影響で昨年は中断した石川県七尾市の青柏祭(せいはくさい)が4日に開催されたそうだ。高さ12メートル、 重さ20トンもある山車が繰り出し、大勢の人が牽く勇壮な祭りが、青空のもと賑やかに行われたニュースが流れた。 病の退散や豊かな暮らしを祈願する祭が開催できたことを喜びたい。国の重要無形文化財に指定されたいるそうなので、一度は見たい気がする。 祭を機に、復興が加速して欲しいと願う。


2025.5.5 『コンクラーベ』
ローマ法王庁の教皇が亡くなったことから、後任教皇の選出をする秘密選挙が7日からバチカンで始まる。71か国から集まる80歳以下の枢機卿、 135人の投票で決まるそうだ。3分の2を上回る票を獲得するまで、投票が繰り返されるのが秘密裏に行われ、決まると教会の煙突から煙がモクモク、 と出るという手順だそうだ。まさに根比べ(コンクラーベ)だ。
教皇選挙の前にトランプ大統領が、教皇写真に自分の顔をはめた画像をSNSにアップした。その前にインタビューで、記者の「誰が教皇になると思われますか?」 の質問に、「私が相応しい」と発言している。なんて常識知らずの無礼な大統領なんだろう。アメリカ大統領は情けない存在だ。


2025.5.4 『逆走』
4月26日夜、東北自動車道登り車線で1台の車が逆走、大きな事故になった。逆走事件があとを絶たないことから、国土交通省は有識者会議を設け、 その対策を強化、2029年までに事故をゼロにする目標を掲げているという。道路を調査し、視覚的な対策は95%完了しているという。 それでも事故が起こるのは、物理的対策(逆走しないような構造の道路にすること)が進んでいないのではと、筆者は感じる。 高速道路などは、上り線と下り線をセパレートしているので、物理的に入れないのが常。なのだが、今回の事件現場は、 インターの入口を入ったその先にで出口との合流ポイントがあり、矢印や看板の視覚表示のみだった。これでは、勘違いし易いのでは。 現状の対策が甘いことから、同様な事故がまたきっと起きる。


2025.5.3 『トランプさん100日』
トランプ大統領が就任100日のセレモニーを4月30日に行った。自らの業績を自慢する集まりに、支持者は熱いエールを送った。 素人目にも、尊敬できる人間には映らない。気まぐれで、高慢ちきで、思ったら考えずにすぐに発言し、将来よりも今を生き、 他人の迷惑など考えず、朝令暮改に周囲はウロウロ、情の機微をわきまえず、人権感覚無し、他人の良さを見るより悪いところを見る、 他人をけなす、洗い出したらキリがないほどの好きになれない条件ばかりだ。 いったい彼の支持層は、と考えるとどうも大統領と似たような顔と性格ではないかと、映像を見て思う。 アメリカ国民はそれほどバカでは無いと思うが、そういう人を大統領にしたのも国民だ。日本はそうなって欲しくない。


2025.5.2 『犬笛』
犬笛などと、訳の分からない言葉がネットを賑わせている。犬笛とは、もともとは犬の訓練用に使われる笛のことを指すようだ。 犬は人間と異なる可聴域を持っているが、犬笛は人間には聴こえないが犬には聴こえる音を発する道具で、この笛で訓練をしたり、 狩りに活用したりするそうだ。 政治家が特定の有権者を意識して暗号のような表現を使い、「人心を操る」政治手法のことを、「犬笛」戦術と呼ぶ。 米国では歴代の大統領が特定の市民層や特定の政党を攻撃するのに使われて来た隠語作戦だという。日本では、 「NHKをぶっ壊せ」と下品な言葉でマスコミ登場が多いNHK党の立花孝志が兵庫県知事選挙で使った奇妙な行為が、 背後に居る支持者への特定なメッセージじゃないか、などと勘繰ってしまう。あの人、よくわからない。


2025.5.1 『日本で大地震!香港の流言』
香港の旅行会社で扱う日本への観光客が減っている。日本に到着する航空機が間引かれてる。こんな現象に、調べて見たら、 香港で根も葉もない流言が飛び交っているという。SNにによるフェイクニュースがこういった行動にまで及ぶ怖い世の中だ。 香港の有名な風水師が流した「2025年7月までに大災害が起きる」という情報が拡散しているのだそうだ。 こういった科学的根拠のない情報がまことしやかに流れる現代社会、 人々は爆発する情報に何が真実かを見分ける嗅覚が鈍っているからにほかならない。 トランプさんが事実と異なる情報を調べもしないで無責任にSNSで流す、米が店頭から消え、価格が吊り上がって米の確保にやっき、 などもそのうちの卑近な例だが、危険な兆候だ。


2025.4.30 『新生児取り違え事件』
67年前東京都が管理する産院で生まれた人が病院側のミスで本当の親ではない人に手渡され、その親も子も、肉親として暮らしていたが、 血液型鑑定で、実の親子ではないことがわかった。原告の方は裁判で出自の真相を東京都に調査するように争っていたが、判決で東京都に対し、 調査を命じた。これに小池東京都知事が控訴しないことを決定、東京都は調査を開始するという。産院の新生児室を見ると、赤ちゃんの足や手に、 名前をマーキングしているが、このマーキングングの時点で、有ってはならないミスが起こりうる気がする。育ての父親は既に他界、 母親は認知症で高齢者ホームで暮らす。育ての両親も実の子を知らないのだ。調査の結果、取り違えられたもう一方の人の出自がわかることになり、 複雑な課題が出そうだが、今回の都の決定、スムーズに進むことを祈りたい。


2025.4.29 『銅線の窃盗』
郊外のあちこちで見られる太陽光発電の大規模なパネル、見晴らしの良い空き地があると、そこに大型のパネルが並べられ、 太陽光発電設備が完成する。その太陽光発電設備から大胆に太い電線をカッターで切って盗む犯罪が増えている。 その盗んだ銅線を買う業者が居るから犯罪者は凶行を繰り返す。4月23日には警視庁がベトナム国籍の男を銅線の買い取りを不法にした、 ということで逮捕した。何と犯行現場で盗んでくるのを待っていて売買していた、というあきれた行為。こういう輩は捕まえるしか無い。 警察は頑張ってほしい。  


2025.4.28 『日本郵便の不正行為』
次から次に出て来る日本郵便の不正行為。今度は配達員の点呼をきちんとやらず、いいかげんなままで長い間の慣習にしていた、というもの。 郵政民営化が成されて13年たっても尚、官営の堕落した雰囲気が蔓延しているということだ。その都度幹部は記者会見で頭を下げる。 一部に不正があったから調査したら…というのがいつもの切り出し文句だが、そんなもん調査などせずとも、企業内ガバナンスがしっかりしていれば、 会社幹部は把握できていることではないか!いかに企業内の風通しが良くなく、現場を知らない幹部が多いかということなのだ。 郵便料金の値上げなどより、マネジメントをしっかりして欲しい。もういい加減にしてくれ!


2025.4.27 『デブリ回収2回目』
東日本大震災で原発の水素爆発という未曽有の被害を出した福島第二原発。その爆発で燃料タンク内に沈殿した核燃料デブリ、 1号機から3号機まで合計830トン、このデブリの取り出し作業は、順調に行って2051年までかかるとされている。 膨大な作業量と経費がかかる。第二回目では3グラムというから、830トンにくらべれば、微粒子程度の比較となる。 あまりにも代償が大きい原発、政府はそれでも電力を原発に頼る政策を掲げる。


2025.4.26 『フランシスコ教皇亡くなる』
ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇が4月21日、88歳でお亡くなりになった。世界14億人の信者がその死を悼んだ。 キリスト以来、266代目という教皇は、「バチカン市国」というローマの中心部にある小さな国の元首だ。世界各国の首脳と会談したり、 世界各国を訪問したり、世界に対する影響力がある。サッカーの大ファンであった、ということでアルゼンチンやイタリアでは、 死を悼み、試合を延期して追悼した。教皇の葬儀が今日行われ、各国首脳らが出席。弔問外交の場ともなるだろう。


2025.4.25 『ミッフィー』
70年前のオランダ、一人の絵本作家「ディック・ブルーナ」さんがウサ子ちゃんの絵本を発表した。 その主人公はアメリカでミッフィーと名付けられ、日本でも人気のキャラクターとなった。 松坂屋銀座で5月12日までその生誕70年記念展が開催されている。ミッフィーが入ったタオル、歯ブラシ、洗面具、 ノートなどの文具、おもちゃ、バッグなどなどたくさんのキャラクター商品が販売されている。 これらのキャラクターを使う企業が「ブルーナ・クラブ」をつくってミッフィーを応援している。


2025.4.24 『ETC障害』
4月6日に発生した高速道路のETCシステム障害、その時の高速道路管理業者のあたふたとした対応が、 いかにリスク管理を前もって考えていなかったか、の良い事例だった。さまざまなインフラが、コンピュータシステム化され、 正常に機能することを前提として稼働している。正常に機能するのは当たり前のことだが、相手は機械だから、 当たり前が当たり前にならないことも、ままある。銀行のシステム障害で長時間利用できなかった、交通系のシステム障害で電車が止まった。 ネット系のトラブルで通信が不能になった、スーパーのレジが機能しなくなり、清算ができなくなった。 数え上げればキリがないくらいのトラブルがある。トラブルのリスクを最小限にするためのリスクマネジメントが一層大事になる。 ETCトラブルの際に未精算でゲートを通過した車に自己申告で後日代金を支払って下さい、などは最低の対応だ。 後日支払いに応じた人は4%しか居なかったそうだ。


2025.4.23 『街路樹』
美しい街路樹の景観を持つ都市がある。季節ごとに緑、ピンク、黄色などの色あいが私たちの心を魅了する。 ところがこの街路樹、いいことばかりではないようだ。老いた街路樹が倒木、枝が折れて歩道に落下など、 人や車を直撃して事故になることが有るという。この3年間で1700件以上、と国土交通省が発表した。 植栽を維持管理して景観を守って行くこと、老朽化した街路樹の管理、台風などの自然災害への対応など、課題が多い。 街路樹も生き物だ、という視点の管理がこれから大事になって来る。双方の両立のためにやることが多い。


2025.4.22 『大工さんが足りない』
世の中、労働力不足で、あっちでもこっちでも時給を上げたり、待遇改善したりで労力確保にやっきだ。 日本人が居ないなら外国人の労働力を、というので、コンビニの店員、建設現場、福祉施設などで外国人が労働者が増えている。 そんな中、大工さんが足りない、と住宅建設現場が悲鳴をあげているそうだ。大工の仕事は一朝一夕にできるのではなく、 徒弟制度で長い間かけて技術を育成して行くもの。その技術力で民間の注文住宅などが完成する。 建売住宅などは、工場で部材を標準化して組み立てるだけだから、ある程度の技術があればいいだろうが、 注文住宅になれば、そうもいかない。今まで住宅業界が「安く委託して人材を育てない」という流れをつくって来た。 そのツケが今になって露呈しているのだ。


2025.4.21 『備蓄米が流通しない』
農水省が発案して、米不足による価格高騰を抑えようとした政府備蓄米の放出、あては見事に外れた。「そう簡単には値が下がらないのでは」 と見ていたが、案の定下がるどころか、微妙に値上がりしている。識者は言う。「生産されている量は変わっていないので、 国内に有る量は一定のはず。誰かが抱え込んでいる」と。まさにその通り、不足しているという心理が、外食産業、米を使う事業者、 一般家庭などで眠っているのでは、と推理する。政府がいくら備蓄米を放出しても、小売店に並べる量が流通しない、というのは主に、 事業者がどこかに保有しているからだろう。流通が増えても、そう簡単には安くはならない、と推理する。これから農家は田植えシーズン。 この高値で、今までの休耕田が田んぼにならないか、とほのかに期待している。自然環境保護にもつながるからだ。


2025.4.20 『並ばない万博』
13日に開幕した大阪・関西万博、開幕と同時にテレビなどのマスコミ報道が多くなるに連れて、世の中の関心が高まって来た。 開幕までは、各パビリオンの目玉などの情報が余り出ず、事前チケットの売れ行きが芳しくなかったことから、 「万博大丈夫なの?」の声が大きかったが、博覧会協会もこの1週間を見て少し胸をなでおろしているものと思う。 「並ばない万博」を掲げて、スマホでの予約システムを活用して運営しているが、これには筆者は人間の心理を考えた時、 この構想は決していいものとは思わない。世の中、人気のあるものは並ぶのが常。並んでまでもそれを獲得する喜びというものがあり、並ぶ時間も 価値の内なのだから、すべて予約して…なんてのは行動心理に反することだ。タイパを考えての、 観客誘導だろうが、会場に入って時間を予約しながら見る、なんてのは何ともつまらない行動だ。おもしろそうなものがあったら、予定を変えてまでも、という心理のほうが面白いのだ。


2025.4.19 『公正取引委員会』
最近、公正取引委員会が取り上げる企業の独占取引や価格カルテルなどの事案が目立つ。 独占禁止法や下請け法の運用が法律に基づいて行われているかをチェックする機関が公正取引委員会だ。 GOOGLEがスマホ端末に搭載するオペレーティングソフトを寡占していることにつけこみ、 自社の画面や広告が優位に表示されるようにしていた、大手自動車メーカーが下請け企業に納品単価を牛耳っていた、 など優位に立つ企業が自社の利益が出るように力を行使する場面が世の中多い。これを監視しているのだ。 都内のホテル16社が価格を調整していた、など一般国民の利益にならない企業の目論見も告発された。 公正取引委員会、頑張れ〜。


2025.4.18 『夏野菜種蒔き、植えつけ』
ホームセンターに行くと、所せましと、夏野菜の苗が売られている。トマト、ナス、ピーマン、きゅうり、かぼちゃ、 レタス、などなど。 苗を植えるには天候が安定する5月連休(関東地方)あたりが最高だが、今年は暖かいので、もう定植してもよさそうだ。 売っている苗はまだ概して大きくない。我が家の菜園は苗を買うのではなく、種をポットに蒔いて大きくし、これを定植する。 苗の生産過程で、どんな土壌で育てられているのか、消毒薬は使っていないか、などが気になるところだが、種を自宅で蒔けば、 安心して栽培できる。ポットで苗をつくるのは、手間がかり、時間もかかるが、安心安全には代えられない。 それに、苗がものすごく高騰しているから、種で蒔いた方が安上がりだ。


2025.4.17 『人口減過去最大』
4月14日、総務省が発表した2024年10月1日現在の人口統計、14年連続で減少し、前年比89万8千人のマイナスとなった。 団塊の世代が75歳に達しているが、少子化と共に段階の世代の人が亡くなる人が増えるから、 これからはますます減少の一途だろう。国内に3か月以上滞在する外国人が34万人増えて350万6千人、 外国人の人口が日本人の減を補っているという数字だ。人口減は、今後国のさまざまな施策の見直しが迫られる大きな要因だ。 子育て支援、子育て支援とどこの選挙でも候補者が力を込めて言うが、子どもがいないのに支援はできない訳だから、 若い人が子どもを持ちたがる社会環境を整えることが肝要だ。


2025.4.16 『株の乱高下』
トランプ大統領の関税政策が朝令暮改の度に株価が乱高下、史上3番目の下落幅が有った2日後には市場2番目の上げ幅、 株投資家はこういった社会状況に一喜一憂してマネーゲームを繰り返している。何ともさもしい世の中だ。 株価は実体経済に伴って上がったり下がったりするのが当たり前なのに、物価高で低迷する社会状況をしり目に、 株取引が行われている。海外資本が流入していることも有るかも知れないが、画面を何台も見ながら、 一喜一憂している個人投資家もいる。世の中、金の価値だけでは無いはずなのに。とは言いながら、お金はやっぱり大事、 と思って資産形成も大切にする筆者だ。


2025.4.15 『睡眠』
睡眠は人間の身体にとって重要な行動だ。良く寝て、スッキリ目覚めはその日1日の行動を左右する。最近の睡眠の研究は、 住宅メーカーや食品メーカーなどで熱心に行われている。普通、成人では6〜9H、高齢者は6〜8Hだそうだ。 これより短くても、長くても、余り良くない、と睡眠研究者は言う。睡眠の質を左右するものに、光・音・室温・食事が有るそうだ。 寝る前30分はスマホを使わない、起きたらすぐに太陽の光を浴びるのがいいようだ。室温は夏で26度以下、 冬で18度以上が良いと言う。音は人によって違うが、クラシックか自然音がいいそうだ。食物繊維が多いものを食べる人は、 寝つきが良く寝ざめも良いという。


2025.4.14 『企業文化』
個々の企業には企業文化というものがある。社風と言ってもいいかもしれない。その企業文化があからさまに出るのが、 企業のスキャンダルが有った場合だ。フジテレビが社会からつるし上げられ、コマーシャルを各企業が辞退、 苦境に立たされている。第三者委員会の調査報告で明らかになったことは、一般社会では信じられない企業文化が有ったという。 ホンダと日産の合併交渉が決裂したのも両者の企業文化がどうにも融合できなかったからにほかならない。 内にこもった企業文化を持つと、企業は繁栄しているように見えても、社会と大きなズレが生じ、いつかは露呈、 大変なことになる。こういった社会とのズレを無くすために、社外取締役を設置する企業も有るが、 この社外取締役がお飾り程度の場合がほとんどのような気がする。


2025.4.13 『進化するコインパーキング』
コインパーキングをよく活用する。市街地などでは、ちょっとした空いた土地があれば。大手のコインパーキングに変容して、 デカデカと1時間100円、1日最大800円などと書かれた看板が立つ。そのコインパーキングの仕組みが日々進化している。 車が入庫すると、車下の板がせりあがって代金を入れるとフラットになって出られる、というのが普通だったが、 最新式ではこの板が無く、代わりにモニターカメラが監視しているものがある。客はゲートが無いので自己申告で代金を入れ、 そして出庫する。ほとんど代金の取りはぐれが無い、という。モニターカメラが車のナンバー情報を認識して追跡するのだという。 日本パーキングビジネス協会という組織があるが、ここの推計で全国に9万9千か所のコインパーキングが有るという。


2025.4.12 『顔パスの改札機』
顔パスといっても、顔が利く人をパスさせるのではなく、顔認証システムを使ったタッチレスの改札機のことだ。JR東日本が計画している改札の顔パス、そのための実証実験を上越新幹線の新潟駅と長岡駅で行う、と発表した。 定期券利用者には、利便性が高まることだろう。2026年春まで実験を子なうとのことだ。 今後10年以内にはこのシステムを本格稼働するという。JRに顔を登録することから、厳格な情報管理が求められる。


2025.4.11 『あずき』
筆者はあずきが好きだ。特にあんこ、粒あんではなく、濃しあんのほうだ。 あずきバーというのが有るが、これには粒あんではあるが、よく買って食べる。 好きが高じて菜園で栽培して、自家製の豆であんこをつくる。あずき豆と大角豆(ささぎ)豆があるが、あずき豆は栽培後、 虫が湧いてしまいいつもダメにする。なので、大角豆豆を使う。 両方とも大きさはほぼ同じ、ほとんど見分けがつかないが、あずき豆は、入っている白い線が短い。見分けるのが難しい。 あずきには、高血圧を抑える、骨の老化を防ぐ、腸の活動を活発にする、尿の排泄を促し、腎機能を活性化する、 などの効能があるという。


2025.4.10 『フォークソング』
昨日は4月9日ということで、ゴロ合わせでフォークソングの日だったそうだ。フォークソングが好きな筆者だが、 初めて知った。どうやら、最近できた記念日らしい。レコード会社とフォークソングの再来を願う人たちが、 記念日制定をしたそうだ。筆者が青春時代はフォークソング絶世の頃だった。その頃ギターを覚え、 お金をためてヤマハのフォークギターを買った。「GUTS」というフォークソング専門誌が有って、 この雑誌に掲載の譜面でジャカジャカ弾いたものだ。就職してからは、独身寮の寮祭などで出演したりもした。 その頃の曲はいい曲ばかりで、今もギター片手にうたっている。フォークソングは、生きる力が湧く曲が多い。


2025.4.9 『リフォーム』
家のリフォーム広告が多い。こんなにリフォーム業者が居るんだ、と思えるくらい、 朝刊に折り込みチラシが入っている。風呂・トイレ・キッチン・屋根・外壁塗装・水まわり・玄関扉… 写真と共に料金がディスカウント価格で掲載、ほんとうにこの業者大丈夫かな、と思えるものも有る。 我が家は7年前に少し大きなリフォームを行った。長いお付き合いのある工務店は我が家の家のお医者さんだ。 最近、リフォームに絡んだぼったくりの業者が居るらしい。注意したいものだ。


2025.4.8 『はきものをそろえる』
曹洞宗の総本山永平寺を訪れた。 お坊さんの修行では最も厳しいと言われる永平寺、その修行の場を拝観できる。いくつもの楼閣があるが、すべて繋がっていて、 拝観順路が決まっている。その最後の廊下に掲げてあったことば、身が引き締まった。

「はきものをそろえる」

はきものをそろえると心もそろう
心がそろうと、はきものもそろう
ぬぐときにそろえておくと
はくときに心がみだれない
だれかがみだしておいたら
だまってそろえておいてあげよう
そうすればきっと、世界中の人の心もそろうでしょう



2025.4.7 『世界情勢』
トランプ大統領の訳のわからない関税大統領令、アメリカが自国だけよくなればいい、と主張する政策。 たぶん、アメリカをダメにした大統領として歴史に残ることだろう。ミヤンマーの大地震、国際的な援助チームの活動や、 支援物資の投入が成される中、内戦の火の手は収まらない。人命救助をしながら空爆する、といったわけのわからない政治。 伊大統領の罷免騒ぎ、韓国の政治がダッチロールする中、日本に対する影響を心配する。イスラエルのガザ地区への空爆、 市民は行き場を失い、右往左往するだけ。生きる保障が何もない希望の無い毎日。ウクライナとロシアの平和を標ぼうするアメリカの姿勢、 当事者を抜きにしてロシアと交渉している、おかしいんじゃない?世界情勢は目まぐるしく変わり、 思考回路を変えていかないと理解できない複雑な状況になっている。日本もノホホンとしてはいられない。


2025.4.6 『網棚』
電車の座席上の網棚、先日新幹線に乗った時に気づいたことがある。何と網棚の上の天井部が鏡になっている。キャリー、バッグ、紙袋、 衣類…などなどいろいろな物を置く。その置いたものがその鏡に映って下から見えない部分が見える、という仕掛け。 網棚の奥に小物などが有る場合に、取り忘れが無くなる仕掛けだ。おそらく、鉄道会社が忘れ物が多いことに対応するために考えたアイディアだろう。 網棚に置いたバッグを忘れて下車してしまった、などよくあること。筆者は、網棚には極力物を置かないよう気をつけている。 傘を置いて忘れた、お土産の紙袋を忘れた、など何度かある。この網棚、新幹線などは更に進化していて、 停車駅に近づくと網棚付近の照明が明るくなって乗客に注意を促す機能が有るそうだ。 地下鉄などでは、忘れ物の防止と車内景観を重視して網棚を設置しない路線もあるようだ。


2025.4.5 『新聞の訃報欄』
全国新聞の地方欄の下、市町村別に訃報通知が掲載される。“〇さん□歳、▽町、30日、91歳。4月1日午前10時〇〇ホール、長男△さん” などと、故人の名前、住所、死亡日、年齢、告別式の日時、会場、喪主が記載されている。 実はこの記事を見て、その家に空き巣に入るケースが増えているらしい。今はほとんどが葬祭場で葬儀をするが、 その間自宅にはカギをかけて誰も居ないのが常。加えて親類などが前泊して荷物などを置いている。これを空き巣が狙う。 考えてみると、空き巣には、いいカモだ。訃報記事、良さそうで良くない現代だ。


2025.4.4 『入学式』
各地で入学式が行われているようだ。幼稚園や保育園は“入園式”。小学校以上は“入学式”いつの時代でも親は我が子の晴れ姿に目を細め、 育てる責任が無いジジババは、お祝いの金品を用意したりして祝う。入学式の前にはその一つ前の卒業(園)で別れを経験して、 今度は新たな出会いがある。『クラスの中でうまくやっていけるだろうか?』、『イジメなんかに会わないだろうか?』、 『悪い友達に出会わなければいいが』、『勉強も部活も頑張ってほしい』、『一人暮らしをうまくやっていけるだろうか?』 それぞれの年代でそれぞれの心配事が次々に出て来る親心。しかし、筆者のような年齢になると、そんなことも懐かしい思い出に変わっている。 一生懸命撮りためた写真など、もう見る機会も無く、押し入れの肥やしになっている。



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   ◆2023年9月10日〜2024年1月31日
   ◆2023年4月19日〜2023年9月10日
   ◆2022年11月19日〜2023年4月18日
   ◆2022年6月10日〜2022年11月18日
   ◆2022年1月20日〜2022年6月9日
   ◆2021年9月15日〜2022年1月19日
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